新体操レオタードの作り方⑦~生地の裁断2~ | レオタードのつくりかた

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新体操レオタード生地の裁断その2

1.生地の裏と表

特にパワーネット(肌色の部分に使う生地)は、裏と表が分かりにくいです。生地を広げてみたときに、切り端がクルンと丸まる方向があります。パワーネットや裏地などは、そこで判断すると良いです。トリコットなど厚みのある生地の裏表は、見るとすぐわかります。

<使用する生地のおさらい>上半身・パンツ:2WAYトリコット、スカー:トパワーネットソフト、肌色の部分:パワーネットソフト、裏地ストレッチ天竺 ※詳しくは、新体操レオタードの作り方⑥をご覧ください。 

 

↑端が丸まっている(こちらが裏となる)

↑端が丸まっていない(こちらが表となる)

2.前身頃・後身頃の裁断

まず、パワーネットを切り、次に裏地を切っていきます。

↑こちらは、パワーネットです。型紙を、生地の上に載せて切ります。途中で型紙がずれないように、私は書道で半紙を抑えるときに使用する「ぶんちん」を使用しています。切るものは、ロールカッターが良いでしょう。切り口がキレイ、生地に印をつけなくてよい、早く切れる利点があります。

前身頃と後身頃を切りました。次に、裏地を切っていきますが、ここでアイテムが登場します。それは、こちら↓スティックグルー!!

ズバリ生地用の「のり」です。何を隠そう。(いや、隠しても仕方ないが笑)これに出会ってから、作業効率がものすごく良くなりました。今まで、誰にも教えたことがありません。聞かれても、他のメーカーさんのを教えていました。これは、とあるファッションセンターの一角にちょこんとある手芸屋さんで見つけたのがきかっけで、使ってみると、とっても優秀!!何が優秀かというと、切り出した模様など、ミシンをかける前にこれで張り付けておくと、しっかり止まっていてくれて、ずれずにミシンをかけることができます。待ち針いらず。しかも、ミシン針にもベタベタくっつかない。人体にも無害。ただ、薄い生地だと塗りあとが見えてしまうことがありますが、そんなことは気にしない(笑)これは私の行きつけの手芸屋さんにはないので、唯一購入することができるお店へ定期的に通い、買い集めています。仕入れてくれなくなったら非常に困る。(ちなみに、こちらの販売元さんへメールしたことがあります。発送も可能のようでした)好きすぎて、長い説明になってしまいましたが(笑)他のメーカーさんのも数種類試してみましたが、私はこのスティックグルーが一番使いやすかったです。ブログを見てくださった方へ感謝の気持ちを込めて、このスティックグルーの情報をご紹介いたしました(*^^*)※この7年間、本当に誰にも教えたことがなかったのです(´艸`*)ぜひ、お試しくださいませ。優れものです。ベロアなどの滑りやすい生地もキぃ~とならず縫えます。

この、スティックグルーを、生地の裏に数か所塗り、裏地に貼ります。

↑貼りました。乾くまで、少し待ちます。ここでは、10~15分くらいで良いです。(模様を貼る場合は、30分以上乾燥させます)

乾燥させたら、裏地を切っていきますが、パワーネットより少し大きめに切ると良いでしょう。模様を縫い付けていく段階で、少しづつ縫った部分が裏地を引っ張っていくので、最終的にはちょうど良いくらいになります。前身頃、後身頃、同じようにそれぞれ切ってください。

↑前身頃、後身頃、切り終わりました。

 

次は、スカートの裁断をしたいと思います。

部活生がいると、土日は作業が進まない・・・ぼちぼちいきます。

 

 

※R3/6/5追記 生地を切るときのカッターマット | レオタードのつくりかた (ameblo.jp)