新体操レオタードの作り方⑥~生地の裁断1~ | レオタードのつくりかた

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新体操レオタード生地の裁断その1

1.使用する生地について

一般的に、レオタードには2WAYという、縦・横どちらにも伸びる生地を使用します。花のモチーフなど装飾の部分は、伸びる生地でなくても大丈夫です。私が、生地を仕入れる業者さんは2店舗あります。1店舗は、生地を購入すると型紙をつけてくださる業者さん。こちらには、肌色のパワーネットを注文します。白すぎず、濃すぎず、絶妙な肌色のパワーネットがあります。もう1店舗では、その他の2WAY生地を購入します。「Crista」というブランド生地です。生地に厚みがありしっかりしています。生地の種類も色も豊富です。以前は、パスワードをいただかないと、カタログを閲覧することができなかったのですが、現在はウェブサイトもバージョンアップされていて、カタログの閲覧も生地の注文もお手軽にできるようになりました。生地見本帖の購入もできます(以前は電話で注文していました)私は、実物を見て色合いの確認をしたい派なので、まず見本帖の購入から始まったのですが、注文ページでも見られますのでなくても大丈夫です。では、今回使用する生地を紹介します。上半身・パンツ<489>2WAYトリコットの44番、スカート<739E>パワーネットソフトの61番、肌色の部分<739>の40番・裏地1024ストレッチ天竺の4番 ※今回は、肌色も同メーカーのものを使用します。ここで「存じ上げませんでしたわポイント」→2WAYを取り扱っている生地屋さんはたくさんあるが、伸縮率はさまざま。私も詳しいことは分かりませんが(^^;)わりと色々な生地を手にすることがあるのですが、これは固め、これは柔らかめ、生地が薄いなど、ひとくちに2WAYとはいってもかなり種類があるなあと感じています。薄めの生地は、模様を切り出したときにクルンクルンになって縫うのに苦労します。「Crista」は初めての方にも扱いやすい生地だと思います。

2.生地の分量

おそらく、だいたいの方が1m、0.5m単位を基準に注文されるかと思いますが、半端に残ってしまうことはないでしょうか。次回、模様などで使用すれば良いと思いますが、衣装を作り続けているとハギレがたくさんになってきてしまいます。実際にどのくらいあれば1着ができるのか。参考までに、130サイズの型紙を測ってみました。

それぞれ、一番長いと思う箇所を測っています。130サイズだと前見頃だと最長35cm。生地の横幅はだいたい110cm(Cristaトリコットは113cmありました)130サイズだと、並べたらパンツ1枚分まで取れます。

残りのパンツの分を30cm足したとして、このデザインなら縦に70cmあれば足りることになります。ご参考になれば幸いです。

 

新体操レオタードの作り方⑦へつづく 今度こそ裁断していきます(笑)

寒くなってきましたね・・・

※R3/6/5追記 生地を切るときのカッターマット | レオタードのつくりかた (ameblo.jp)