レオタードのつくりかた -2ページ目

レオタードのつくりかた

~レオタード製作の記録・子育て・日々のいろいろ~
*メルカリにて販売中/ぷりん[DEARレオタード工房]


7.装飾をする

装飾につては、みなさんの感性で進めてくださいませ!(^^)!私も、装飾が一番好きな工程です(*^^*)どんなに時間がかかっても楽しいです。特に、花のモチーフは好きで、色々形を変えながら楽しんでいます。

一部をご紹介します。

↑例えばこんな形は、どうやって作っているかというと。

↑このくらいに生地を切って

↑6つ折りくらいにして

↑このくらいにカットして

↑もめん糸でくしゅくしゅとしながら縫って

↑同じくもめん糸でレオタードに縫い付けます。同系統の色や、逆に差し色で違う色の生地など重ねるのも楽しいです。

↑今回は、ベルベットの生地も混ぜてみました。

※こちらの型紙は6サイズでメルカリで販売中です(*^^*) 

#花モチーフ型紙 #レオタードモチーフ で検索してみてください

↑同じくもめん糸で縫い付けます。伸びる生地なんだから、レジロンが良いのでは?と思いのそこのあなた(笑)レジロンは縫いにくいですよ~。すぐ絡まります。そして万が一、玉止めがほどけた時にレジロンはスルーっとほどけてしまう危険が。もめん糸だと、多少なりとも耐えてくれる?所説ありますが(^^)しっかり縫い付けてください。

↑パワーネットの部分も数か所、縫い留めていきます。お花をキレイに見せるためです。花びらが垂れ下がってはキレイに見えません。

↑装飾のデザインは無限大にできると思います。ぜひ、楽しんでください。私が最終的に気をつけているのは、全体のバランスです。ときどきハンガーにかけて、離れたところから見るなどすると良いです。完成図は、最後にお見せします。

 

8.パンツ部分の縫製

さて、いよいよ最後の縫製です。

↑股の部分を二重縫いをする

↑今回のパンツは、途中から生地は切り替わっているので、糸を途中で変える方法で進めます。

↑それぞれ、同じ色で下糸を作っておきます。今回は、裏表を逆にして縫いますので、下糸をウーリーにしてしまうと、縫い目が見える方にウーリーがきてしまいます。

↑ゴム入れの部分を縫っていきます。縫い合わせた部分から、おしりの方に向かって打ち始めます。

↑一周しました。

↑紫の部分から縫っていきます。表側の紫の生地がどこまできているか確認しながら針を落とします。紫の部分が終わったら玉止めをして、肌色に変えます。面倒ですが、全部肌色で縫ってしまうと、さすがに紫の部分は縫い目が目立ちすぎるかなぁ。目立たない色だったら、それでも良いかもしれません。

↑必ず、ゴムの入れ口を作るのをお忘れずに・・・

↑待ち針を打つ際に、裏地がはみ出ますが、そんなことは気にしません。出て当然なのです。あとから切ってしまえば良いです。

↑ゴムを通す前に、装飾の続きがあれば、ここでしてしまってください。

↑ゴムは、通す前にはカットせずに、印をつけておきます。なぜなら、通している間に抜けやすくなってしまうのと、最終的に短くないか?と思った時にも調整できなくなります。だいたい130サイズで33㎝くらいです。

↑1周したら、中のゴムを手でさわりながら、裏返ったりしていないか確認をします。

↑最後に、木綿糸で縫い付けて終了です。玉止めは、外側でしてあげると、着るご本人様も気にならないでしょう。パワーネットなので、案外ゴツゴツします。

さあ、完成しましたー(^_^)/

↑楽しかった~\(^o^)/1着完成です。こちら、後日メルカリにて販売します。

(デザインの複製はやめてあげてください)

 

先日嬉しいご依頼がありました。以前、ご購入くださった方が、その衣装を今もなお着用してくれていることだけでも嬉しいことなのですが、なんと製作のご依頼をくださいました。もったいのうお話ですが、今は地元の注文が多く、しかも仕事も始めるので、こなせるかどうか自信がなく、一度はお断りしました。ご希望では10月仕上げだったのですが、年内仕上げならどうでしょうかと。そ、そ、そんなに待っていただけるのっ(T_T)待たせるというのに、それでも私に依頼をしたいと思ってくださっているのっ(自意識過剰・・)お断りするときは、二度めのチャンスはないと覚悟をしてお返事をしているのですが、もちろんお受けしました。メルカリを利用させてもらうようになってから、どこかのお嬢様方とともに競技を支えている衣装たちを作るのがさらに楽しみになりました(*^^*)みなさん、ありがとうございます。
 
しかしっ、全然違う話になりますが。昨日、出品した商品のひとつが削除されました。なぜかというと、他のSNSへ誘導するような行為があったためです。それは、このアメブロのURLです。え~~~。誘導する行為だったとしても、別に何も販売しているわけではないのに~。ぶぶ~。わかりましたよと、プロフィールからなんかから全部消してやりました(大人げない逆切れ・・)ルール違反だったとはわかりましたが、ショックな出来事でした(-_-;)
 
では、次の衣装製作に入ります(*^^*)
 

 

 

 

 

6.首と袖のバイアスを縫う

↑肌色のパワーネットを伸びない方向に、それぞれ切る。袖は実寸値から-3cm、首回りは-7cm。

メジャーでそれぞれ図って計算をしてください。肌色パワーネットを伸びる方向にしかとれなかった場合は、それぞれのマイナス値を増やせばよいのですが、私はしたことがないのでどのくらいマイナスすればよいか分かりません。おそらく2~3cm?

↑それぞれ、バイアスの中心には切れ目をいれておいてください。縫ったあとでも大丈夫です。目印となります。

↑パワーネットのみは縫いづらいので、トレーシングペーパーごと縫ってしまうのが良いです。

↑両袖、首のバイアスを全部縫ってしまいます。

↑脇の部分には縫い合わせた部分、肩にはバイアスの中心部分を合わせ待ち針で留める。

↑直線3mm幅で身頃に縫い合わせます。

↑ミシンのアーム部分を利用して、針を落としたまま、手前に引いて整えると縫いやすくなります。

※モザイクが気になるかと思いますが、あまりにも手がカサカサでしたのでお見せできず(>_<)

↑バイアスを倒し、ジグザグ3mm幅で縫います。

↑肩や脇の部分の厚い部分は脱線しやすいので、なるべく端をぬうように進めるとうまくいきます。

↑両方縫い終わりました。ゆるいかなあと思ったら、もう一度ほどいて、バイアスを短くして縫い直せば良いです。

↑次は首のバイアスを縫います。背中側にバイアスの縫い目を合わせます。縫い代は左右に割ります。

↑前身頃もあわせます。

↑待ち針が抜けやすいので、2~3本で留めると良いです。

↑袖と同じように縫い合わせます。ここでミシンを直線縫いに直します(^^)

  私、ここでお決まりのジグザグで始めてしまう(^^)

↑針を落としたら、ピーンと引っ張って肩を待ち針で留めます。おおざっぱで良いです。そんなに影響は出ません(*^^)v

↑あー、やってしまった。織り込んでしまいました。こんな時は、前後をほどいて、もう一度直線をかければ良いです。

↑縫い終わりました。首は少しゆるめに見えますが、実際に着ると、良いくらいになります。

↑首はあまりキツイと、着る時におしりあたりで引っかかります(^^;)

さて、次回は装飾です(^_^)/

 

しかし、雨が降り続きますね(>_<)梅雨前のすごい暑さが、今は秋か?というくらいの気温です。

我が地域では、8/2より新型コロナワクチンの広域接種センターが開設され、随時予約が取れるようになりました。今のところ広域接種センターのワクチンはモデルナのみです。家族分の予約を進めていたところ、先ほどまで空いていなかった枠に空きが出ている。リアルタイムで更新がなされているのかな。それとも見間違いだった?ともかく、早くさっきの予約をキャンセルして、なるべく早い日の方へ予約を入れ直して完了。キャンセルも、再予約もしやすい。ありがたいです。JK2と私と夫は8/7に1回目。噂には聞いていたが、その日のうちに3人とも腕の痛みと微熱。翌日にはなんとJKは39度。大人は、37.5度。いつものように、冷蔵庫から食材を出す際に、うっかり左手で持った時には、あいたたっとなりました。JKは翌朝にはすっかり熱は引いていました。腕の痛みはやがて筋肉痛程度になり3日目くらいにはなくなりました。そして、8/15に、次男が接種。その日は、痛みも熱も大したことなく、翌朝いつもどおりに会社へ行きました。数時間後、38.6まで上がり早退。3日目も微熱。2日も休んでしまった(>_<)次女より状態が重そう・・・。日曜日しか休みがない次男は、次も日曜日に接種。2回目のワクチンはどうなってしまうのであろう。思ったより副反応のダメージが強いと感じました。

 

3.土台を縫う つづき

 

さて、前回は待ち針でとめるところまで書きました。続いてミシンがけです。ミシン針は、#9薄生地用を使用します。上糸はレジロン、下糸はウーリーというどちらも伸縮性のある糸をつかいます。両方レジロンでも良いのですが、切れやすいという結果がありました。ウーリーは柔らかくなじむ性質があるのでレオタードには向いています。アイロンの熱に弱いようですが、レオタードにアイロンはまずかけないので大丈夫です。

※ウーリーは肌色カラー103番だけあれば良いです。レジロンは、生地の色に合わせて揃えてください。肌色はカラー91番が良いです。濃い肌色でも明るい肌色でもだいたい合います。

↑こちらが、#9薄生地用のミシン針です。

↑糸調整は、ジグザグも直線も3mm幅くらいが良いです。

↑縫い始めも、終わりにも、トレーシングペーパーを下に挟んでおくと良いです。薄い生地なので、返し縫をする際に生地がくしゃっとよってしまうのを防げます(*^^)v

↑キレイに縫えました。あとは、びりッと破けば良いです。

↑白の〇の部分のように、先端を縫う時のコツです。

↑先端まできたら、右側に針を落としたまま、くるっと生地を回せばキレイに縫えます。

↑前身頃のここのパンツのラインは二重縫いをしておいてください。のちほど、この部分の肌色パワーネットの裏地は切ってしまいます。念のため、二重縫いが安心です。

4.スカートの裁断・縫い付け

次にスカートを裁断します。こちらも、土台の裁断と同様に、型紙の線を濃くすることから始めます。

↑パワーネットを上に重ねれば、カットする線が透けて見えます。生地を型紙ごときってしまうのが簡単な方法だと私は思います。

↑今回は色を変えて2枚重ねのスカートにするので、計4枚を裁断します。

↑今回は、左右の脇部分どちらも肌色パワーネットを見せるデザインなので、この段階で前後ともスカートの縫製を完結できますが、スカートが一周している場合や、どちらかがつながっている場合は、

身頃を縫い合わせてからスカートを縫い合わせると良いです。

↑前後とも縫い終わりました。そうしましたら、ここで裏返してパンツの裏地をカットしていきます。

↑身頃を縫い合わせる前に裏地をカット

↑写真では、先に身頃を合わせてしまい、しかも模様までつけてしまった段階ですが(>_<)

そうです、カットのし忘れです(^^;)少々いびつですが、まあ、これでも大丈夫ですが、スカートを縫い合わせてすぐにカットするほうがキレイです。

↑前後ともスカートをつけたあとに、カットしてください。ここを、どうしてカットするかというと、パンツのゴム入れの部分を縫い合わせる際に、生地が重なりすぎて縫いづらいからです。裏地+パワーネット+トリコットの3枚分になります。しかも、股の部分は前後の6枚分になってしまいます。着るご本人もゴワゴワしすぎて気持ちが悪いでしょう(>_<)それと、どうしてスカートを付けたあとがよいかというと、スカートの縫いつけた部分より上の裏地はカットしないほうが安心なので、スカートを縫いつけたあたりからカットするのがちょうどいいです。

5.模様の裁断・縫い付け

今回のデザインは、ウエスト部分と背中に少しだけシルバー生地でアクセントをつけています。今回は、前から後ろへ続いている模様がありますので、まずは別のトレーシングペーパーに、模様を写し取る作業をします。

↑まず、前後とも番号をつけます。そうしないと、途中でどこまで写し取ったのか分からなくなりイライラします。模様が後身頃へ続いている部分は、同じ番号にしておきます。

※③番で解説をします。

↑別のトレーシングペーパーに、前身頃の3番を縫い代の部分まで書き写します。

※実線ごうし→実線どうし

↑前身頃の③番を、後身頃の③番に重ね合わせる。この時に注意することは、縫い代は無視をして実線どうしをつなげることです(*^^)vこれを、繰り返すだけです。

※シルバーの生地の裏

↑写し取ったら、生地に転写させてカットしていきます。今回は生地裏が白かったので、そのまま鉛筆のあとを転写させました。

↑トレーシングペーパーを重ねて、位置を確認しながら、貼り付けると良いです。この時も、手芸用スティックグルーを使うと楽に作業が進みます。

↑スカートにかかる模様は、これくらいならスカートごと縫い付けてしまって良いですが、これ以上に広範囲になる場合は、スカートを身頃に付ける前にスカートのみに縫い付けた方が良いでしょう。

スカートの待ち針は、縫っている間に生地がたわんだりしないためです。こうしておくとキレイに模様を縫うことができます。

↑前後身頃を縫い合わせる前に、この模様まで縫ってしまわないように、内側に待ち針でとめておきます。前後身頃を縫い合わせてから模様をつけては?と思いのそこのあなた(笑)それでも良いです。ただ、縫い合わせると型紙どおりの位置に模様をおくのが難しくなります。そう、私は型紙通りにならないと許せないタイプ(笑)前身頃できっちり場所を作っておけば、あとは後ろ側だけなので苦労が軽減されます(*^^)v良い方法を選んでください。

↑待ち針でとめて、肩、両脇を塗っていきます。3ミリ幅で良いです。パワーネットの部分は少し手前に引きながら縫うとキレイに縫えます。よってくるときは、一度ミシンの押さえを上げて、整えてから縫うと良いです。

↑ロックミシンがあるかたは端処理をしてください。ないかたは、二重縫いをしておくと安心です。

股の部分はあとから縫います。なぜかというと、このあと装飾に入りますが。ストーンなどを縫い付ける際に、裏側で玉止めをする作業が何回もあります。その時にここが開いていると作業がラクになります。いや、どうしても先に縫ってしまいたい!!と思われる方は、縫ってしまっても大丈夫です(^^)

↑模様の続きを縫います。この時に、裏側の縫い代を倒す方向に気をつけてください。後身頃側に倒すと良いです。

↑左右どちらも縫い終わりました。

次回は、バイアスを縫います(*^^)v

 

 

 

 

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もうすぐ夏休みも終わりますね。(我が地域では8月26日が始業式です)宿題終わったの?なんて言っていた頃が懐かしいくらい、我が家の子育ても終わりに近づいています(末っ子JK2)手はかからなくなるが、マネーがかかりだすお年頃。数日前に、部活仲間とプールに行きたいと、水着を買いにあちこち回り、いざ計画の日。どっぷり雨で休園(屋外プール)あの1日を返してほしいわ(T_T)今後その水着は出番があるのか?来年はそれどころでないでしょうに。長女も今年から進学のため県外へ。次女もその可能性は少なくない。そろそろ、仕事を始めようと母は就活を開始。いまは、求人もアプリでする時代なのですね。ドキドキしながら、応募ボタンをポチリ。すぐ電話があり、決まりました。便利な世の中~。いやいや、それより夏休み中にやりたいことがいっぱい。母の宿題が、終わらないのであった・・・。

 

「全身一体型レオタード」の作り方

近頃のレオタードの形は本当にさまざま。中でも、脇下から太ももの部分までラインを見せるデザインが流行のようです。足長効果ですね(*^^)vということで販売用に作ってみました。

※「全身一体型」という呼び名で合っているかどうかは分かりませんが(笑)

↑今回は、こちらの作り方をご紹介します。これまでに書いた「袖なし・丸首レオタードのつくりかた」ほど、詳細には書きませんが、一体型レオタードのほうが作り方は簡単ですのでご参考になれば幸いです(*^^*)

1.型紙をつくる

型紙のサイズを決める時は、トルソーで見極める

↑こちらは、既製品の型紙をトレーシングペーパーに写したものです。少しだけ、バスト部分を細めあります。これまでの経験だと、バスト回りは細めのお子さんが多く、ウエスト、ヒップは多少大きくても、それほど支障はありませんが。バストはういていると見た目もあまりよくないのでそうしています。

トルソーは、前身頃と後身頃を足したものがトルソーです。型紙で一番重要なのは、ここです。大きすぎると股の部分があまってしまうし、短いとくいこみます(>_<)ですので、トルソーが計測値に近い型紙を選んで、バスト・ウエスト・ヒップはあとから直せば良いです。但し、成長期のお子さまはここが一番変わります(^^;)身幅はそうでもないのですが、トルソーだけが数センチ伸びる。ですので、成長期真っ只中の場合は多少余裕を見た方が良いです。

↑続いて、スカートの型紙を作ります。ベストな長さは、だいたいパンツ部分の縫い代が隠れるくらいのラインです。今回は2枚重ねをしたいので、ギザギザを多少ずらしながら、2枚分つくります。トレーシングペーパーは重ねても、下のラインが見えるので楽につくれます。

↑うしろスカートも同様の作りかたです。

↑私は、右半分を書いたら、半分に折り、左半分に写しとっています。

 

2.生地を切る

(1)肌色のパワーネットと裏地の裁断

↑私は、型紙の上に生地を置いて切りますが、上でも下でもどちらでも良いです(笑)

↑裏地を切る前に、生地用スティックグルー(のり)を、パワーネットの裏面に数か所に塗ります。生地の裏面とは、生地を平らな場所に置き、端がくるんと上向きになっているほうが裏面です。ま、でも肌色のパワーネットはどちらも大した色もかわりませんし、間違えても支障はほとんどないです。

※スティックグルーは、成分は無害で、ミシン針にもつきません。個人的な検証ですが、洗濯をすれば溶けました。生地の色落ちもしませんでした。塗ったあとは、しばらくあとがありますが、ミシンをかけたり装飾をしている段階で自然と見えなくなります。

↑裏地に重ね、軽くおさえる。のりを使用しない場合は、糸で縫い合わせる過程が必要になってきますが、この布用スティックのりを使えば、あらま簡単(*^^*)模様を縫い合わせる時も、バラバラにならずに済みます。

 

(2)土台の生地を切る

私は、身頃の生地を土台と呼んでいます。今回は、紫のトリコット生地を使用します。土台を裁断する前に、ひと作業。型紙に書いたラインをチャコペンでなぞります。

※チャコペンですが、芯の固いものだと付きが悪いものがありました。クローバーの水溶性のものは、ばっちり付きます。

←型紙のオモテ

←生地型紙ともウラ

↑土台となる生地に、型紙を裏返して置いたら、先端の丸いものでなぞり、生地にチャコペンを移らせます。※このなぞっているペン型のものは、名前がわかりません。おそらくネイル用だと思います。先端は細くて、丸みのあるものが良いです。  

↑このように、うつります。この方法簡単でしょー(*^^)v

↑ロータリーカッターを使用して裁断。もちろん裁断ハサミでもOKです。前後身頃を裁断します。

↑パンツの部分の縫い代ですが、土台のほうは、ほぼ直角に書いておくとよいです。斜めも試しましたが、直角が一番縫い合わせやすいです。後見頃も同じです。

 

3.土台を縫う

土台を縫う前に、またひと作業(^^)今度は、型紙のデザインを黒ペンでなぞります。
↑全部をなぞるのが面倒なときは、先端部分だけでも良いです。この作業は、なぜするかというと次でわかります。
↑じゃじゃん。なんと、型紙の上にパワーネット&裏地を重ねても、ラインが透けて見えるのです(*^^)v
基本的におおざっぱな私ですが、デザインがズレたり、生地がよれたりするのは絶対に許さない(笑)
これだと、重ねる位置は絶対にずれません。
↑また出ましたっ。布用スティックグルー。特に先端にはしっかりめに塗ります。他は、ところどころで良いです。ただし、パンツ部分は端のみにしてください。この部分は、のちに肌色のパワーネットをカットしますので、のりづけの必要はありません。
↑縫ったあと、30分くらい乾燥させます。わたしは、この間に後身頃の裁断をします(*^^)v

↑待ち針でとめます。ミシン掛けをしている間に、どうしてもはがれていくことがあるので念のためであるのと、やはり縫っている間に生地の中心あたりにたわみが出てきてしまいます。縫い終わったあと、ゆがんでいたり、ふくらんで見えてしまうことが(>_<)私は、それは絶対に許さないので(笑)身頃の中心部分にもしっかり待ち針をうちます。待ち針は、薄い生地用の細くて短い待ち針を使用します。長いと何かとミシンがけの際に邪魔です。

さて、いよいよ縫製に入ります。次回へ、つづく。

 

<今回使用したアイテム達>

・トレーシングペーパーA3・・・こちらの地域では100円ショップにあります

・ロータリーカッター・・・Clover ロータリーカッター28mm

・カッターマット・・・OLFAカッターマットA1

・生地用スティックグルー・・・ミササスティックグルー

・待ち針・・・Cloverシルク待ち針耐熱22-735

・チャコペン・・・Cloverチャコペル「水溶性」

 

 

 

 

 

 

 

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小学生、中学生の試合が落ち着き、この全身一体型レオタードの製作に入ることができました。最近は嬉しいことに、ブログを見ています(*^^)というコメントをいただけるようになりました。ありがとうございます。でも、きっと一体型を作っていらっしゃるだろうなあと思っておりましたので(勝手な想像)、夏休みギリギリセーフで更新ができそうで良かったです。

 

シリンジの使い方

衣装をラインストーンなどで装飾をする際にあると非常に便利なシリンジ。これがあると、うそのように仕事がはかどります(*^^*) シリンジとは「注射器」のことをいいます。そして注射器の先端に使用する針先を「ニードル」と呼ぶようです。(サイトによっては、インジェクターと呼んでいるところもあります)シリンジを使って、装飾をしている様子をご紹介します。

※以前にも、ご紹介したことがありましたが、付け加えたいこともあったので更新版です(*^^)v

↑準備するものは、こちらです。

<接着剤>

E6000は糸の引きも少なく、ゆっくり乾いていくので扱いやすいです。粘度があります。

<シリンジ(注射器)>

5mlのシリンジが、手の大きさに関係なく、平均的に扱いやすいと思います。

<ニードル(針先)>

16Gサイズのニードルが、使用しやすいです。ラインストーンのSS16サイズを主流として使用する場合は、このサイズが丁度良いくらいの量が出るので使いやすいです。SS16サイズ以下もよく使用するなら、尚こちらがおすすめです。

※14Ga・・・内径1.7ミリ、16Ga・・・内径1.37ミリ

※Gaの内径の表記は、業者により誤差がある場合があります。

<ワックスペン>

先端がワックスで出来ていて、粘着によりラインストーンがピタっと付きます。なんのワックスかはわかりませんが(笑)いろいろなものを試してみて、こちらは断然ストレスもなく使いやすかったです。ラインストーンの付きが悪くなったら、紙のうえで少しこすると良いです。吸着が復活します。

<ハギレ>

はぎれは絶対必需品です。生地の種類は何でも良いです。

 

シリンジの使用方法のご紹介

↑まず、シリンジに接着剤を入れます。ニードル(針先)は先に付けておいても良いです。ここでは、あとからつけます。

↑接着剤を入れる際に注意することは、空気の通り道になる先端までふさがないように接着剤をいれることです。ふさいでしまうと空気が抜けなくなります。(もし、ふさいでしまったら注射器を縦に持ち、シリンジをトントンと叩いて、接着剤が下に流れていくまで待ちます)

↑ゆっくり、ピストンをおしていくと、簡単に空気が抜けます。

↑ほぼ、抜けました。


↑ニードル(針先)をつけて、準備完了です。

↑接着剤は2mlくらいがちょうどいいです。これ以上入れても良いのですが、ピストンを押す位置が遠くなるので、親指がつりそうになる場合があります(笑) 私は、10mlのシリンジにガンガンいれますが(笑)小さめの手の方にはこのくらいが良いでしょう(*^^*)

↑装飾したい場所に、接着剤をおとしていきます。ストーンの間隔は、だんだん慣れていきますが、初めての方は少しづつ付けて様子をみてください。

↑ワックスペンでストーンをおいていきます。


↑これがもう、おもしろいくらいに、トントン進みます。ワックスペンを作ってくださった方、天才!!

ワックスペンがない方は、ピンセットでも大丈夫です。先に、接着剤がおとしてあるだけで、かなり作業スピードが違います。

↑ここが、前回の記事になかった部分です。装飾中のシリンジはどうするか。横に寝せておくと、いつのまにか接着剤がトローンと針先から出ていることがあります。オーノー!! 私は、ハギレで針先をはさんで、しっかり押さえこんで進めます。出てくるな~っと(笑) ハギレは、ときどき針先を拭いてあげないと糸をひいてくるために、ニードル(針先)を拭くための役割でもあります。写真のように、私は、左手でシリンジを持ったまま、右手でストーンをトントン置いていきます。

※シリンジを一旦置きたい場合は、ピストンを少し引いておくと、空気が入って流出が止まります。

 

<オマケ>

曲線状に、ラインスト―ンをつけたいとき

パウダーチョークで印をつけます。つけたあとに、ふっと息をふきかけて、印を薄くしたぐらいが良いです。接着剤をつけたあとに、余計な粉が残ってしまいますと、白い粉が見えて汚く感じます。

↑印はこのくらいの薄さで良いです。

↑あとは、同じようにトントンとつけていきます。自由自在に装飾ができます(*^^)v

↑ちなみに、1年以上使用したワックスペンです。ここまでくると、相当使いにくいです。ラインストーンをひとつだけ拾いたいのに、この太っちょの回りの部分に数個ついてきてしまいます。ずいぶん使い込みましたが、やっと新調しました(*^^*)

 

<補足> 使用したシリンジは、翌日まででしたら何とかまだ使えました。中に接着剤が入ったままの状態で、針先をハギレで巻いてなるべく乾かないように。針先の中で少し固まっていましたが、待ち針で取り除けば、多少の抵抗はありましたが何とか使えました(温度と湿度にもよるかもしれません)シリンジの中で固まってしまったものは、使用不可です。E6000は固まっていく段階でゼリー状になるみたいで、運よくピストンと一緒にポンと出てくることもあります。それなら、使用可能です(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ニードル(針先)は、17Ga(内径1.2ミリ)と21Ga(内径0.6ミリ)が入っています。

 

 

 

↓こちらは、シリンジのみの商品です。ご自身でニードル(針先)を探す必要があります。

 

↑私は現在、こちらのシリンジと、16Gaのニードル(海外から輸入)を使用しています。

ニードルは国内でも探せばあると思いますので、探してみてください。(検証してみていないので、ここではご紹介ができません。すみません・・・)

 

 

♪お知らせ♪

こちらの記事でご紹介した、ワックスペンを、自分用に購入した分から、少量ですが販売いたします。

メルカリ ぷりん[DEARレオタード工房]で出品しています。

ワックスペンセット 新体操パーツ

で検索してみてください。売切れたら終了ですm(__)m

 

(お詫び)シリンジ・ニードルは、販売許可がないと販売できないルールであったたため、販売しておりません。ワックスペンについては、在庫がある限りは販売しています。

 

6月、7月で、新体操8着、バトントワリング2着を製作しました。ありがたいことにピークでした(゜-゜)昨年は、この当たり前がなかったので、今年は本当に楽しんで製作させていただいております(T_T)。選手の皆さん、毎日暑い中頑張っていらっしゃいますね。身体に気を付けてファイトです。送迎されている皆さんも、毎日お疲れ様です。私も応援させて頂けることで、元気が出ます(*^^)v 試合会場にいくと血が騒ぐ私・・・。

さて、急ぎのリメイクが1着入りましたので頑張ります。なんと7/31が試合。待ってろよ~Yちゃん!!任せとけっ!!

 

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前身頃と後身頃の模様をつなげたい時

通常の製作過程では、前身頃と後身頃の模様は、それぞれ別々に縫い付けてから、脇を縫い合わせるのが一般的ですが、模様と模様がうまく合わなくてイラっとしたことはないですか。例えば、下のようなデザインの場合、山の部分がピッタリ合っていないと格好が悪くなります(>_<)

 
 
 

↑前身頃    ↑後身頃

ここっ!山がピッタリ合っていないと絶対にイヤ(>_<)(>_<)(>_<) しかし、身頃をミシンで縫い合わせる際に、一回でここをピッタリにするのはまず難しいです。仮縫いもしてみましたが、やはりずれる。なぜなら、この部分は、裏地+パワーネット+トリコット×2(前後)で、6枚生地が重なっている部分。う~ん。さて、どうしたものか・・・。で、考えついたのが、まず土台を縫い合わせて、あとから模様を縫う案。

↑型紙で、縫い代の印の部分が頂点になるように山を書き、生地を裁断します。

↑前・後身頃それぞれ、途中まで縫い合わせておいて、脇部分を縫い合わせます。縫い合わせたら、あとは、縫い残しておいた部分を合わせて縫うだけです(*^^)v

↑重ね合わせました。

↑縫い終わりました。

あとから、縫った部分なんて、ほとんどわかりません。脇の縫い合わせにもピッタリあわせられるし、ずれるストレスもないし我ながら良い案だと思っています(*^^*)ぜひ、お試しください!!

 

ここで、やはり活躍するのは、布用仮止めスティックグルー。こういう時こそ、活躍してくれます(*^^*)

 

 

 

 

 

 

生地を切るときのカッターマット

生地を切るときのロータリーカッターは以前にご紹介していましたが、カッターマットのことは書いておりませんでした(>_<)ここで、ご紹介します。手芸屋さんには、生地用として「クローバー」社製のものなどがありますが、私は一般的なものを使用しています。それは、がっつり大きいマットにしたかったためです。クローバー製は、特大で600×450×厚さ1.5mm。私が今使用しているのは、620×900×2mmです。ロータリーカッターの刃のためには、手芸用のカッターマットが良いかと思いますが、なにせ身ごろを1枚を一回で切ってしまいたい。生地に印をつけてから切るような細かい作業はしたくないので(面倒くさがりなだけ・・)型紙を生地の上に置いたら、そのまま動かさずにさっと切ってしまえるサイズがこれです。最近の衣装は肩から股まで肌色が入っているものが多いですが、900mmもあれば、大人のサイズでも一回で切れます。今後も衣装を作る予定のある方は、1枚持っていると便利です。今回限りの方は、生地と型紙ごと待ち針で留めて切ると、印をつける手間はなくなると思います。今のところ、ロータリーカッターの刃の消耗は気になるほどではありません。ただ、手芸用の「クローバー」のマットも使用したことがあるのですが、確かにすっと力を入れなくても切れる印象です。マットの硬さが違うと思われます。良い方を選んでください。

 

↑私は、これを2枚つなげて使用しています。レオタードだけでしたらはこんなに必要はありません。

1枚で十分です。

 

↓両面使えます。

 

 

 

↓以前、ご紹介したロータリーカッターはこちらです。

 


 

はやくも6月。ありがたいことにレオタード作りも8月まではピークです(*^^*)こちらのブログも、5月くらいから閲覧数が急激に増えてきました。ありがとうございます(*^^)v皆さん試合前にせっせと作っておられるのでしょうね。ファイトです!!素敵な1着を!(^^)!

さて今回は、ネオンカラーのラインストーンを使用した際に気づいたことを書きます。ご参考になればと思います。

ネオンカラーラインストーン

今回作ったお衣装は、黄色ベースで、ネオンカラーの黄色とピンクのラインストーンを使用した明るめのお衣装。はて、最近は蛍光色?のようなラインストーンがあるの?色々なサイトで探してみましたら、結構あるある。ほう、流行している(^^)蓄光タイプもありましたが、暗がりで衣装を着るわけではないので(笑)蓄光ではない、ネオンカラーというものにたどり着きました。あるサイトで黄色のラインストーンを購入。いざ、生地にのせてみる。ん?イメージと違うぞ。はっきりとした色味になっていない。黄色の生地にのせたら透明に近くなってしまう。ダメだ~これじゃない(>_<)違うサイトでも購入してみる。あった、これこれ。しかし、なぜこうも光り方が違うのだろう。それは、ラインストーンの裏面にありました。最初に購入したものは、裏面が黄色。あとから購入した方の裏面は白。これだ~。最初のラインストーンは生地の色を吸収したような現象になっていると分析(^^;)無事に、黄色とピンクを購入しなおして完成しました。色味の違いを各色の生地に実際にストーンをのせてみました。

↑黄色系の生地。裏面が白いタイプの方が発色がキレイです。

↓ちなみに、肌色パワーネットにのせてみると。

やはり発色が違う。

勉強になりました~。はっきりとした色味で仕上げたい方は、裏面が白いものを使用すると良いでしょう(*^^)v

↑衣装にのせた様子です。

<オマケ>

ピンクは最初から、裏面が白いものを購入しましたので検証はできていませんがご参考までに。

さらに、紙の上だとどうなるか(しつこい・・・)

↑どちらも、左端のラインストーンが、裏面が黄色いものです。

 

実際に購入したものが、こちらです。 裏面が白いタイプです。

 

 

※アマゾンでは同じものはみつけられませんでした。

 

さてさて、衣装作りに戻ります。夜な夜な、衣装作りに励んでいらっしゃる皆さん!!寝不足で体調など崩されませんように(^^)私は、昼間に作業ができるので睡眠はとれていますが、ミシンの前に座ること9~10時間。こ、こ、腰が。せ、せ、背中が死ぬ・・・(゜-゜)好きだから出来ていることですが。

夕方1時間の愛犬との散歩で少しほぐしてはいますが。たまらず、夫にアレ買ってきてと頼んだものが。どこかのホームセンターでみた、水色のボコボコしたクッション。なんていうんだっけ。ハチの巣みたいなやつ。見かけた時は本当に効くのか?なんて思っていたが、今はなんでもいいからすがりたい気持ち。で、買ってきてもらったものは、ゲルクッションというもの。以来、少し和らぎました。ピークの痛さより治まってきている。ただ、時々正座をしたくなる私は、その上に座ってしまう。よっこいしょと椅子から降りた時に、あのボコボコが足にくっきり( ゚Д゚)き、き、気持ち悪い~。しかし、むくみがひどいな。降圧剤は飲んでいるけど。ま、いいか。

先月は、新体操&バトントワリングの衣装製作を数着させて頂き、ようやく納品ができました(*^^)vぎりぎりで完成できましたが、両競技とも直前で開催中止になったようです(>_<)仕方がないとはいえ、そこに焦点を合わせて練習してきた選手の皆さんと支えているご家族の方を思うと・・・。モチベーションをさげさせないようにも、衣装製作は気合いを入れて進めていきたいと思っています(^O^)/

生地全体を染色する

さてさて、本題に戻ります( *´艸`)

最近の衣装は、染色ありきのデザインが大変多いです。参考資料としてご提供いただくイメージ画もほぼ染色があるものばかり(^^;)特に、海外の衣装は美術画のようです。

今回は、一般的に販売されている生地とは違った色合いを出したい時に、布用えのぐ(アクリル絵の具)を使って染色する方法をご紹介します。

 

今回は、「緑色」の生地を染色して、ダークグリーンのように暗めのグリーンに染める挑戦。既製品として販売されている「緑」の生地は、おりがみにあるような明るめの「緑」。ベロア生地ならダークグリーンのような色の生地はあるのですが、トリコットは見つけられませんでした。やはり染色しか方法がない・・・。まずは、筆を使って塗っていこうと思いましたが、ムラができてしまいボツ。エアースプレーも使ってみましたが汚い感じになってしまいボツ。染色粉を使って染めるしかないかーと思って、探してみましたが、なんとポリエステルは染められないとの表記(゜-゜)むむむ・・・。布えのぐを水で溶かして、生地をひたしてみようとなりました。

 

↑使用した布えのぐは、緑と黒。分量は目分量です(^^;)生地はあらかじめカットしています。(土台のトリコットと、スカートになるパワーネット)水は絵具に対し10%~20%と表記してありましたが、えのぐを計ることできますか?え~い、水も目分量(笑)ま、ほどほどってことです。入れすぎると薄くなるだけだし、濃すぎるとひたらないし、ってことで50㏄弱くらいです。えのぐは、3~4㎝くらい。黒はそれより少なめです。目指す色に近づけたら、えいっと生地をひたします。全部一緒で大丈夫です。生地量が多いときは、分けた方が良いかもしれません。その際は同じ色を出すため、分量をメモしておくと良いでしょう(^^)

↑ひたしました(^^) 数枚重ねてひたす場合は、しっかり染みわたるように生地をぎゅうと押し込んでください。  ※途中経過は、手がえのぐで濡れていたため撮影不可でしたm(__)m

↑干しました。2~3時間で乾きます。

↑こちらは、パワーネットですが、このくらいトーンが変わりました。

(左が染色した方、右は元の色です)

↑このような衣装になりました( *´艸`) ※まだ試合前なので、チラ見せですm(__)m

 

↓こちらは、別の衣装ですが、筆を使って影のようなものを描いている様子です。

最初は、失敗したらどうしようとドキドキしますが、だんだん慣れてきます(*^^)v

ハギレなどで、一度試し描きをして乾かしてみてから、作業を進めると良いです。水分量によりますが、乾くとだいぶ薄くなります。かすれ感を出したい場合は、ハギレに筆のえのぐをしみ込ませてから

、生地に筆を押し付けすぎないように描くと良いでしょう。思い切って、いろいろ試してみてください。あらー、あの色の生地どこに売っているのだろう・・・という個性のある衣装になるでしょう(*^^*)

 

↓今回使用した布用えのぐは、アマゾンで購入しました(*^^)v

↓単品でも購入可能です。

 

 

↓楽天市場でも同じものが購入できるようです。

 

 

 

 

3月は長女の進学のための引っ越しを済ませ、色々手続きをしながら、4月は新体操2着、バトントワリング3着(どちらも装飾まで)を製作。ノンストップで進めて完成。次は、中体連と学童に向けて衣装製作に入ります。がんばるぞー。

 

髪飾りの作り方(輪タイプ)

こんにちは。レオタードの注文が一旦落ち着いたので、久しぶりの投稿です(*^^*)今回、レオタードと一緒に髪飾りを作ってほしいとの依頼がありましたので作ってみました。今どきは、髪飾りもOKなのね~。色々画像を調べてみましたら、かわいいじゃん( *´艸`)ということで、小学生のお子さまでも装着しやすく、なるべくズレないようなデザインで、かつ作りやすさを合わせて考えてみました。簡単にできますので、ご紹介します(*^^)v

↑準備するものは、こちらです。フェルト(お好みの色)、細めの黒いひも(フリンジまたはリリアンなど)、ボンド、装飾するもの(ストーンなど)、チャコペン、糸、はさみ、ピンセット、ピンチなど。

と、ごめんなさいっ。黒の平ゴムを載せるのを忘れました(>_<)6mm幅くらいの平ゴムが必要です。

※フェルトは、洗えるタイプと洗えないタイプがありますが、どちらでも良いと思います。なるべく、厚そうな方が良いでしょう。

※1cm方眼のマットの上に置いています。

↑まずは、型紙を作ります。今回、オモテ&ウラの2枚合わせで製作します。トレーシングペーパーまたはコピー用紙なんでも良いです。この時、実際に使用するストーンを並べて作成するのがコツです。バランスなどを見ながらデザインすると良いでしょう。ご覧のように、オモテは形があり、ウラは細長いだけですが、これには意味があります。のちに説明します。それと、オモテの方が、少し長いのがわかりますでしょうか。(斜線を書いてある部分)これにも意味があります(*^^)v長さは、これくらいで良いです。お団子のサイドまでくる長さでした。

オモテ・・横16cm 縦3cm  ウラ・・横15cm 縦3.5cm

↑オモテの赤い線は、ひもを縫い付ける位置です。2~3箇所あれば良いです。ひもとは、Uピンなどで髪飾りがズレないように留めるためのものです。

↑型紙を作り終わったら、生地(フェルト)を切っていきます。今回、フェルトを選んだのは、仕上がりにある程度の厚みをもたせたかったのと、切りっぱなしでも良いためです。

↑オモテ・ウラ どちらも切ります

↑ひもを縫い付ける位置を、チャコペンで印をつけます。

↑今回は、フリンジの残りがあったのでこちらを使用しています。リリアンや、細めの髪ゴムでも良いと思います。抜けないように、ひも自体に針を刺して縫い付けます。

↑3箇所縫い終わりました。

↑ボンドでストーンを貼っていきます。一度貼ると、貼り直しが効かないため、ここは慎重に貼ってください。一発勝負です。(フェルトは毛羽立ちがあるためか、剥がすのが困難で、剝がれたとしても非常に汚くなります)

↑ボンドでしっかり貼ってあれば、縫わなくても良いと思いますが、念のため縫っています。(縫い付けタイプのビジューは必ず縫わないと気が済まない私) 小さいストーンなので、回りを装飾するとさらにかわいいです。この場面で、一緒に貼り付けてしまうと良いでしょう。

↑さて、次はウラ生地の作業です。6mm幅くらいの黒の平ゴムを縫い付けます。両サイド3cmほどを縫います。画像では、たまたまフェルトとゴムが同じ長さなのですが、縫い付ける部分を除くと9cmが輪になる部分になります。お団子の大きさによりますが、この輪の部分を小さくすることは、あとからでもできるので、このくらいで良いと思います。

↑このように、待ち針で留めます。ミシンで、ジグザグ3mmくらいで縫い付けます。ミシンをお持ちでない方、出すのが面倒な方は手縫いでも大丈夫です。

↑このように、輪になるように縫い付けます。

↑縫い終わりました。

↑いよいよ、オモテとウラを貼り合わせます。この時、先ほど平ゴムを縫い付けた面に中心線を書いてください。

↑オモテ生地の裏面に、ボンドを念入りに縫ります。結構、たっぷりめが良いです。乾いたあと、しっかりとした固さになってくれます。

↑ボンドを塗りましたら、中心線に合わせて貼ります。この時、端を合わせることにも十分気を付けてください。半面貼ったら、下のように丸く形を整えながら貼り合わせていきます。

↑ここが一番重要な部分です。ひもを付けた部分がズレているとキレイに見えません。そして、貼り直しも効かないため、全集中でお願いします(^^)ま、多少のズレならあとから切り揃えてしまっても良いですが・・・。

↑貼り合わせたら、オモテの生地に合わせて切ります。どうしてあとからこの作業をするかというと、同じ大きさのものを重ねると、丸くした時には内側と外側の円周が違うので、ズレが出るからです。オモテ側が短くなってしまうと、縫い付けた平ゴムが見えてしまうなど面倒なことになるので、あとから合わせて切るが一番簡単だという結果になりました。平面でオモテとウラを合わせて、あとから丸くするのはどうか・・・やはりつっぱりが出ます(^^;)

↑オモテ生地を、ウラより長くした理由はここ。ウラの平ゴムを縫い付けた部分は見せたくないので、わざと長くなるように計算しています。はみ出した部分は、ここで切ってしまいます。

↑端の部分を、念のため縫います。これで完成です(*^^*)

デザイン、色など、お好みで作られてみてください(*^^)v

↑ひもの部分に、Uピンかアメリカピンを通して、お団子に留められるようにしています。

↑お団子の大きさはそれぞれなので、大きかった場合は、もめん糸で一針縫って小さくすれば良いでしょう。

 

今回のご注文(上の写真のものではありません)は、あまり派手ではなく、手具によって衣装も変えるので、どの衣装にも合わせやすいデザインでとのことだったので、土台は黒で作りました。自分たちでも装着しやすいように、ゴムで輪タイプにしました。万が一、Uピンができなくても、輪になっていれば、大丈夫だろうと思います。試技会で実際につけて不具合を確認されてくださいね(*^^)v

 

だいぶ、春めいてまいりましたね🌸今年は、試合がたくさん入ってきているとのことです。がんばれガール、負けるなボーイ。