機能性胃腸症/ディスペプシア、リーキガット症候群(胃もたれ、胃下垂、腹痛、下痢-軟便、吐き気)の | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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●ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院は「2年制整体学校」と「JHSC整体治療室」を運営しています。

機能性胃腸症(機能性ディプペシア=FD)
【総合案内】                                   

リーキガット症候群、上腸間膜動脈症候群など、原因不明の胃もたれ、胃下垂、腹痛、下痢-軟便、吐き気などの整体治療方法と、治験例紹介
 

 ● JHSC整体院の総合治験例はこちら



 
                                            記 事 項 目                                                           
①    機能性胃腸症-機能性ディプペシア(FD)とは…その長期化の理由について
②    当院の考える機能性胃腸症の原因(仮説)と治療方針
③    自然治癒力を回復-向上するFD整体テクニック!!
④    機能性胃腸症の治療期間と再発の可能性
⑤    患者さんにオーダーメイドの整体治療
⑥    FD治療例紹介…全46症例で治療方法が微妙に異なります‼                    




 ❶ 機能性胃腸症-機能性ディプペシア(FD)とは…

  その長期化の理由について         
・血液検査・X線・内視鏡検査などの精密検査によっても原因が特定できない、原因不明の胃痛、腹痛、食欲不振、悪心、軟便(下痢)、便秘等の消化器症状を、近年「機能性胃腸症-機能性ディスペプシア(FD)」と総称しています。

 

・以前は上記の様な症状を「慢性胃腸炎」と呼んでいましたが、内視鏡検査の普及によって当該患者の消化管を視診することが容易になり、その際に「炎症の確認」が出来ない症例が多い事が分かってきました。その結果、炎症も無いのに「慢性胃腸炎」と、「炎」をつけて呼ぶ事は相応しくない、として、従来「慢性胃腸炎」の範疇に入れられていた消化器症状の患者を、丸ごと、機能性胃腸症なる病名の範疇に入れるようになった、と言われています。

 

・当然、炎症や潰瘍、あるいは腫瘍等の病態が確認されれば、その疾患名で呼ばれるのは、言うまでもありません。
ちなみに、従来の「慢性胃腸炎」の定義と原因は以下の通りです。

 


◆慢性胃腸炎の定義…
・胃腸粘膜の炎症が1か月以上持続した状態で、その炎症状態は「急性胃腸炎」と同様とされ、それは胃腸の表層上皮細胞のびらん(皮膚や粘膜の表皮細胞が欠損し、下部組織が露出した状態で、表皮細胞以下の真皮や筋肉組織にまで欠損が及ぶ場合、潰瘍と呼ばれる)がある病態とされる。


◆慢性胃腸炎(現代風に言えばFD)の原因…
1.食生活の不摂生
2.暴飲暴食
3.重喫煙
4.アルコールの多飲
5.熱性・冷性あるいは刺激性食物の過食
6.薬物の影響
7.アレルギー/自己免疫機序
8.血行障害
9.神経障害
10.感染症
11.寒冷曝露
12.肝臓・胆嚢・膵臓・泌尿生殖器・他の他臓器の影響
13精神的ストレス
14.加齢
15.遺伝的体質
16.他

・以上のように、慢性胃腸炎(現在のFD)の原因には生活習慣的、化学的、生物学的、物理的、他臓器疾患の影響、そして精神的原因と、その原因は多岐にわたっています。そして現実的には、1~16のどれか「一つの原因」だけでFDが発症するというよりも、「複数の原因」が複雑に絡み合って発症する、と考えられます。この複雑性によって原因を特定する事が難しくなり、それが「機能性胃腸症は原因不明」とレッテルを張られる要因だと思います。


・言い換えれば、慢性胃腸炎(現在のFD)の治療には、まず当該患者が上記1~16の「どれとどれの原因」によって消化器症状が発症しているのかを鑑別し、その上でその原因に最適な治療法を選択する必要があります。つまり「抗炎症剤」や「整腸剤」が全FD症例で最適、とは言えないのです。

もし血行障害が主因であれば、その血行を回復する事が、また他臓器の影響であれば、その他臓器の治療をする事が、消化器症状の解消につながります。血行障害が原因のFD患者に、抗生剤や抗炎症剤の効果は期待できないでしょう、、、。

・この事は、慢性胃腸炎、、、ではなく、現在では「機能性胃腸症」と呼ばれている患者さんに対しても、同様と思われます。従って、もし当該患者が適切でない治療法を続けている限り、本症が長引くのは当然で、それが機能性胃腸症が3年、4年、5年…と長期化しやすい大きな要因と考えられます。

・冒頭に申し上げた通り、機能性胃腸症の患者さんは、いわば「原因不明の患者さん」ではありますが、しかし逆に、精密検査を受けた機能性胃腸症患者さんには安心材料があります。それは精査で何も異常が発見されないのだから、「腫瘍などのリスクの高い病態の可能性は低い」という事です。ですから、機能性胃腸症の患者さんは、ある意味安心して整体治療ができます(油断はできませんが)。

・いくら「安心」とは言え、その病状の苦しさは日常生活に影響する様な尋常でないケースも多いので、何とか早期治癒の目安を立てなければなりません。何度も言う様に、機能性胃腸症は「原因不明」ですが、

しかし決して「原因が無い」のではありません。必ず、何らかの原因が隠れているはずです

確かに、それを見つけるのは容易な事ではありませんが、、。




❷ 機能性胃腸症の原因(仮説)と治療方針
・そこで当院では、当院なりの機能性胃腸症の原因を研究し、それに対応する整体治療法をFD患者さんに実施しています。
当院が考えるFD原因は大きく二つあり、一つは多くのFD患者に共通する「普遍的原因」と、もう一つは個人個人によって異なる「個人的原因」です。

 


当院の考える機能性胃腸症の原因(仮説)                                                
Ⅰ 普遍的原因=胃腸を構成している筋肉のコリ(疲労・緊張)がある…

  ほぐされていない事がFD原因!!
Ⅱ 個人的原因=個人個人で異なる原因がある…

    原因究明できていない事がFD原因!!                                                
上記Ⅰ、Ⅱの原因に対して、不適切な治療が続く事でFD症状が長期化する?!


 
当院の考える機能性胃腸症の治療方針                                                    
そこで当院ではⅠ、Ⅱの考え方に基づき、以下の様な治療方針で臨んでいます。


Ⅰ 機能性胃腸症の普遍的原因=「胃腸の筋肉のコリ(緊張)」を解放する!!
・多くのFD患者に共通する普遍的なFD要因は「消化管を構成する筋肉(平滑筋)の疲労と緊張」だと考えます。
簡単に言えば、消化管平滑筋が「
肩こりの様に凝っている」と言えます。
 
・ですから一番の普遍的な治療法は、この消化管平滑筋の疲労と緊張を解放する整体テクニック「平滑筋テクニック」が普遍的かつ効果的だと考えています。
実際、FD患者が訴える胃痛や腹痛部位には、必ずと言っていい程、著明な緊張-圧痛部があり、その部位を前記-平滑筋テクニックで解放していくと、色々なFD症状が緩和していく事が、数多く確認されています

 

 

 

・ただ残念なことに、世間一般では投薬治療が中心なので、なかなか「消化管平滑筋のコリ(疲労-緊張)」が改善されていない様に見受けられます。これが、機能性胃腸症が長期化する要因の一つになっているのでは、と考えます。

・幸い、この平滑筋テクニックだけでも、3年-5年と長期化している機能性胃腸症を、相当改善することが出来ています。しかし、前出の「慢性胃腸炎(現FD)の16の原因」のどれかが潜在しているケースでは、何らかのFD症状が残存する事があります。その様な場合には「平滑筋テクニック」以外に、個別の原因に対応する治療法を考えなければなりません。
それが、次の「Ⅱ 個人個人で異なる原因がある…原因が分かれば解決も早い ! !」の主題です。



Ⅱ 個人個人で異なる原因がある・・・原因が分かれば解決も早い ! !
・「消化管平滑筋のコリ(疲労-緊張)」以外のFD長期化の要因は、冒頭に申し上げた「慢性胃腸炎(現FD)の16の原因」が、FD患者に潜在しているケースだと思われます。


・逆の言い方をすると、整腸剤や漢方薬、消化促進剤…等を服用しても、FD症状に改善の兆しが無い場合、その様なFD患者さんたちは、前出の「慢性胃腸炎(現FD)の16の原因」の様な、別の原因を考え、それに適した治療方法を考える方が、理にかなっているのではないでしょうか(決して投薬治療を否定しているものではありません。それぞれに得手不得手があるという事です。)。

◆FDの隠れた原因例…                             
例1)    炎症でないのに「抗炎症剤」を服用しても、効果はそれほど無いでしょう。
例2)    血行不良が原因なのに、「抗生剤」を服用しても、効果は期待できないでしょう。
例3)    他臓器の病態がFD原因なのに、「整腸剤」を服用しても、的外れになるでしょう。 

・FDの原因は多岐にわたり複雑ですので、FDの原因が分からないまま、当該患者に適切でない治療法がなされていると、上記の様になると思われます。


・特に例3)については、女子に関して強く言えると思います。なぜなら子宮や卵管-卵巣などの婦人科臓器が、消化管などで目一杯に充満している腹部に内蔵され、消化管と直に接しているからです。事実、婦人科臓器の病態による消化管への影響が、FDの隠れた原因になる事は少なくなく、例えば

月経血の腹腔内への逆流卵胞液の腹腔内への露出経膣性の腹腔内細菌感染」などが消化管などを刺激し、腹痛や下痢・他のFD原因になったりしてます。
この様なケースでは整腸剤・他は的外れとなり、婦人科的な診察-治療をしないとFDは治癒しないでしょう。

 



婦人科疾患が関係するFD実例紹介…                 
・下記の二つの症例は、子宮筋腫の癒着を剥がす整体治療で、FDが治癒した治療例です。

Mさんは13診かかりましたが、Yさんはわずか4診で、数年前からの機能性胃腸症がほぼ解消した症例です。

▲「
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)=心窩部の疼痛と食欲不振の整体治療
  患者Yさん=30才-女性-会社員の症例
▲「
心窩部痛-胃もたれ(胃下垂or機能性胃腸症)と下痢便の整体治療
     患者Mさん=38才-女性-無職の症例


・この様に、原因が特定でき、その治療法が適切だと、機能性胃腸症は意外と早期に解消する疾患かもしれません。
従って当院では、個別の原因を特定する事から始め、その原因に最適の整体治療法を施術する事で、FD患者の早期治癒に努めています。ですから、最後に紹介する「
❻ 当院の治療例紹介」では、FD患者の全てに普遍的に使用される「平滑筋テクニック」を除いて、その全症例のFD治療テクニックは微妙に異なっていて「全く同じ治療法はほとんどない」と、言っていいくらいです。

・次項❸では、そのFD整体治療例を紹介する前に、当院で使用している様々な病態に対応する整体テクニックを、ご紹介していきます。




❸ 自然治癒力を回復-向上するFD整体テクニック!!
・当院ではⅠ,Ⅱに対応すべく、二つのポリシーでFDに臨んでいます。
Ⅰ…消化管平滑筋の疲労と緊張を回復・向上させる「平滑筋テクニック」を治療に取り入れる
Ⅱ…機能性胃腸症の数々の個別原因にそれぞれ対応できる種々の整体テクニックを準備する

 
 

【全てのFD患者に普遍的に施術する整体テクニック】

1. 消化管平滑筋テクニック
・FD患者の腹痛や下痢等の普遍的な原因となっている消化管平滑筋の緊張と過労部を直接施術-回復し、胃痛-腹痛や下痢-便秘などのFD症状を緩和-解消します。また、消化管同士の癒着を解放し、消化管の分節/蠕動運動を活性化します。この平滑筋テクニックだけでも、多くのFD症状が緩解する事が期待できます。

 



 

【FDの原因に応じて個別で施術される整体テクニック 2~15】
2.  腹腔動脈解放テクニック
3. 上腸間膜動脈解放テクニック
4. 下腸間膜動脈解放テクニック
5. 脾動脈解放テクニック

・上記2~5のテクニックは、胃-十二指腸-小腸-大腸などの消化管と、そして膵臓や脾臓、肝臓、胆嚢などへの血液循環の回復-向上を目的としたテクニックで、血行不良が原因するFD症状に効果的です。
 

・具体的には、血流回復により胃腸の粘膜細胞の修復(ターンオーバー)を促進し、消化・吸収機能を改善します(☚リーキガット症候群にも有効!! 症例1症例2症例3症例4)。また、膵臓の動静脈循環を改善させ、膵液による消化機能の改善を図り、軟便-下痢や慢性疲労を緩和・解消します。さらに、肝血流を促進し、全身的なデトックス効果を高め、体調不良-慢性疲労を改善します(肝臓は人体最大のデトックス臓器です)。



6. 腸間膜根解放テクニック

 


 

・腸間膜根とは、腹膜の根っ子に当たるヒダ状の部分で、その内部を十二指腸の一部と小腸および大腸の一部を支配する「動静脈・リンパ管・自律神経」が貫通する重要な部位です。各部への栄養やO2の補給路として、また消化管で吸収した栄養分の肝臓への供給路として、大切な役割を担っています。この腸間膜根が何らかの理由で硬化/絞扼すると、前出の動静脈の循環が停滞し、十二指腸-小腸-大腸の消化吸収機能が大幅に減退します
 

・腸間膜根解放テクニックは、同部の硬化/絞扼を解放して循環機能を回復し、十二指腸-小腸-大腸の消化吸収機能を活性化させ、そして消化管から吸収された栄養分を肝臓に運ぶ機能を向上させます。


7. 網嚢解放テクニック
8. 肝円索-肝鎌状間膜解放テクニック
9. 肝胃間膜/肝十二指腸間膜解放テクニック

・上記7~9は腹膜に施術するテクニックです。腹腔臓器の多くは腹膜によって包まれていますが、その中には胃痛-腹痛や悪心などのFD症状の原因となりやすい腹膜部位が幾つもあります。その代表が上記7~9の腹膜部位で、同部の腹膜が何らかの理由で過緊張すると痛みが生じ、FD症状の原因となります。
これらのテクニックは腹痛などのFD原因となる腹膜の緊張を解放し、FD症状を改善します。


10. 頭蓋仙骨療法
11. 交感神経幹解放テクニック
12. 迷走神経解放テクニック

・自律神経失調的な原因が関係するFD症例に使用するテクニックで、中枢および末梢の自律神経を回復し、胃腸の自律神経機能を健常に戻す整体テクニックです。

13. 胆嚢の内臓整体
・胆汁の排出障害などによる胆嚢の腫脹も上腹部痛などのFD原因となります。胆汁の排出機能を改善させ、脂肪の吸収機能を改善します。

14. 心理療法
・機能性胃腸症の原因として、心理的な影響が強いと考えられるFD患者さんに対しては、必要に応じて、心理分析・心理療法を行います。
 

 15. その他の整体テクニック
・上記1~14以外にも、子宮内膜症テクニック子宮筋腫テクニック十二指腸空腸曲解放テクニック横隔膜脚解放テクニックなど、FD症状に使用される整体テクニックを、多数用意しております。




❹ 機能性胃腸症の治療期間と再発の可能性
・それでは、機能性胃腸症の治療期間についてご紹介します。
その前に「集中治療」と「メンテナンス治療」についてご説明します。


◆集中治療とは…
・初診治療開始時から治療間隔を詰めて集中的かつ効率的に施術する事で、患者さんの自然治癒力が元の健常なレベルにまで早期回復し、症状の発現をほぼゼロの状態にまで解消していく治療過程です(例:週に2回、あるいは3回の通院治療etc)。
そして症状の改善に伴い、治療間隔を次第に開けていきます(例:週に1回、10日に1回、1か月に1回…)。
最終的な集中治療の終了は、専門医での精査による確認や、あるいは患者さんご本人との相談の上で決めています。

・遠方から来院される方の場合・・・
遠方から来院される方の場合、時間的にも交通費/滞在費的にも負担がかさみますので(例:交通費が治療費の数倍になる様なケース)、この様な場合、一度の来院の度に2回分の整体治療を施術する事で効率性-経済性を上げ、集中治療の効果が減じない様に配慮し、早期改善に向けています(但し、治療費は2回分になりますので、悪しからずご了承ください)。


◆メンテナンス治療とは…
・集中治療の終了後、健常な自然治癒力を維持し、再発を防止する為に、適当な間隔で通院/施術する治療過程です(例:1か月に1回or3か月に1回、あるいは半年に1回etc)。 このメンテナンス治療は、患者さんの個々の状況によって異なりますので、患者さん自らに判断して頂いています。

◆治療期間…最短ケースと最長ケース
・治療期間は、機能性胃腸症のグレードや罹患期間、FD原因の種類とその数、あるいは合併症の有無などの個人差があり、一度診させて頂かないと正確なところは申し上げにくいと思います。そこでここでは、今までの治療例から、最短で集中治療を終了したケースと最長のケースを下記に記しますので、ご参考ください。

最短ケースのHさんは、病院を数十件以上受診しても全く原因が不明で、最終的に機能性ディスペプシア(FD)と診断された方です。それでも有効な治療法-薬は無く、「大学病院を紹介してもいいですが、結局同じですよ」と担当医に言われ、途方に暮れていた患者さんでしたが、隠れた原因が分かり(☚脾静脈の血行不良の疑い)、その整体治療で、わずか5診でFD症状が解消した症例です。
(2~3診で早期完治したFD症例もありますが、本格的なFD症例で、短期間で完治したのは、本症例となります。)

最長ケースのMさんは、長年月に渡りFDと診断-加療されていましたが、リーキガット症候群との指摘もあり、また子宮内膜症などの婦人科的な影響もあり、高校を休学するほどの重篤なFD症例でしたので、18診もかかる、相当長引く整体治療例となりました。しかし幸い、高校に復学するまで、FD(リーキガット症候群および子宮内膜症)が改善した症例です。

・尚、心理的影響が強力であるFD症例については、心理療法を適応します。この様な症例は、心理療法期間も含めると、約1年ほどの治療を要した、特別な症例もあります。


最短のケース…わずか5回の施術で完治した症例
▲「5年間治らない腹痛と、重度便秘=機能性ディスペプシア(FD)=機能性胃腸症
   患者Hさん=27才-男性/会社員の症例


最長のケース…18診要した、リーキガット症候群&子宮内膜症が関連するFD症例
▲「小学生の時から続く、えぐる様な原因不明の腹痛(リーキガット症候群の可能性? or子宮内膜症の影響?)と整体治療
     患者Mさん=17才-女性・高校生の症例

 

特殊なケース…心理療法を適応したFD症例
▲「逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニアとバレット食道および機能性胃腸症(機能性ディスペプシア=FD)・萎縮性胃炎…身体表現性神経症の疑いと心理療法
    患者Mさん=28才-女性-主婦/会社員の症例



◆再発の可能性について
・患者さんからよく質問される一つに「再発しますか?」というものがあります。
感染症は「一度感染すると二度と感染しない(例外もあます)」と言われていますが、機能性胃腸症や逆流性食道炎の様な、いわゆる生活習慣・他が関係する疾患は、再発の可能性はあります。
前出の「慢性胃腸炎(現在のFD)の16の原因」に記したような原因を、当該患者が繰り返していると、そのリスクは当然増します。
ですから改めて「慢性胃腸炎(現在のFD)の16の原因」をご覧になり、注意して頂くことが、再発防止の第一だと思います。
また、上記「◆メンテナンス治療とは…」もご参照ください。




❺ 患者さんにオーダーメイドの整体治療
・以上の様に、機能性胃腸症の原因は多岐にわたるので、本症患者の実際の治療では、その全ての症例でFD原因は異なり(☚消化管のコリ-疲労/緊張以外)、当然細かな治療方針-整体手技も、その患者さんに合わせて微妙に異なってきます。中には整体手技ではなく、心理療法で治療した症例もあります。
 
・機能性胃腸症の治療経過中に胃潰瘍や十二腸潰瘍などに移行したり、あるいは様々な器質性疾患が合併する事も、無いとは言えません。そして動脈瘤や悪性腫瘍など、生命に関わる原因が隠れている事もあるかもしれません。また他医(例:脳外科医、循環器医、腫瘍専門医、歯科医、その他の専門医)へ紹介すべき症例もあるでしょう。従ってその整体治療には慎重を要します。ですから我々整体院でも、可能な限りの診察をした上で「よし、これなら整体で治療できそうだ」、あるいは「むしろ整体の方が効果的だ!!」といった症例について治療をするように心がけています。
 
・もし万が一、上記の様な疑い例を発見した場合には、直ちに専門医へ紹介する準備をしていますので、ご安心ください。

 (今までの紹介例…循環器医、脳外科医、歯科医、大学病院など)

 



❻ 当院の治療例紹介

    54症例=全症例で原因と治療方法が異なります‼           
・それではいよいよ、腹痛、下痢-軟便、吐き気などのFD治療例を紹介します。
尚、症例数が多いので、ご自身の「
症状-年齢-性別などと似通っている、、、」と思われる症例を選び、ご参照ください。
また当院では、
眼や鼻、口腔などの頭顔面の愁訴の治療から、胸部・腹部、あるいは婦人科領域そして足先までの様々な愁訴に対応していますので

FD症状以外の愁訴でお悩みの方は、そちらもよろしくご参照ください。
 

 

FD整体治療例

● 胃もたれと多発性胃ポリープの整体治療…多発生胃ポリープが消失した症例

 患者Kさん=36才-女性-会社員の症例

● 5年前から続く重度の胃痛(上腹部痛)と吐き気(悪心)…上腸間膜動脈症候群(SAM)の整体治療
  患者Kさん=23才-女性・学生(休学中)の症例

● 4年前から続く胃痛(機能性胃腸症=FD)と大量で臭い放屁(過敏性腸症候群=IBS-ガス型)の整体治療
 患者Sさん=28才-女性・会社員の症例

● 20年以上前から続く二か所の慢性腹痛(胃もたれ?  機能性胃腸症?)
  患者Sさん=46才-女性-事務職/主婦の症例

● 機能性胃腸症(FD)、胃食道逆流症(逆流性食道炎)と倦怠感、集中力低下の整体治療
  患者Aさん=61才-女性-主婦の症例

● 腹痛

 患者=33才・女性・会社員の症例

● 機能性腸閉塞(重症例は不可)

 患者=3才・男性・94cm/14.5Kgの症例

● 虫垂炎(重症例は不可)

 患者=22才・女性・会社員の症例

● 慢性疲労、腹痛、下痢便、腰痛…リーキガット症候群=LGS(腸管壁浸漏症候群)

 患者Mさん=26才・女性・会社員の症例

● 「毎朝の出社の時に気分が悪くなる」患者さんの症例研究

 患者Kさん=27才・女性(独身)・会社員の症例

● むち打ち症による嘔吐

 患者=48才・女性・会社員/主婦の症例

● 「逆流性食道炎!、と思いきや?」…みぞおちに1cmのしこりがある患者さん、、、触ると激痛が…

ドキュメント

治療解説

 患者Dさん-51才-男性-自営業の症例

● 下腹部痛と整体治療

 患者=Sさん-33才-女性/主婦の症例

● 急性膵炎?! みぞおちから左季肋部の腹痛と左肩の激痛の整体治療

 患者Yさん=58才-男性/自営業の症例

● 腹痛の整体治療

 患者Yさん=75才-女性/主婦・自営業の症例

● 腹痛、下痢とウエスト矯正の整体治療

 患者Rさん=22才-女性/鍼灸師の症例

● みぞおちから臍~恥骨に縦方向に走る腹痛と整体

 患者=Tさん-32才-女性-主婦の症例

● 5年間治らない腹痛と重度便秘=機能性ディスペプシア(FD)の整体治療

 患者Hさん=27才-男性/会社員の症例

● 3日間続いている腹痛と背中痛の整体治療 (食道裂孔ヘルニア? 急性胃炎?)

 患者Sさん=40才-女性/会社員の症例

● 吐き気(悪心)と整体治療

 患者Mさん=41才-女性-主婦/会社員の症例

● お腹の冷えと大量のガス(オナラ)、残留便(宿便)、軟便の整体治療

 患者Nさん=41才-女性-主婦/会社員の症例

● 軟便(泥状便)の整体治療

 患者Hさん=57才-女性-主婦/看護師の症例

● 交代して生じる腹痛と腰痛の整体治療

 患者Sさん=52才-男性-会社員の症例

胃もたれと多発性胃ポリープの整体治療…多発性胃ポリープが消失した症例

 患者Kさん=36才-女性-会社員の症例

重度の慢性疲労-眠気の整体治療・・・リーキガット症候群の可能性(?)

 患者Mさん=39才-女性-主婦/公務員の症例

● 下痢-軟便-残留便とウエスト矯正の整体治療

 患者Rさん=42才-女性-主婦の症例

● 機能性胃腸症(?)、過敏性腸症候群(!)、消化管アレルギー、リーキガット症候群の疑い?)の整体治療

 患者Yさん=28才-女性・会社員の症例

● 胃下垂(?)による胃もたれ(機能性胃腸症-?)と整体治療

 患者Yさん=39才-男性-会社員の症例

● 右わき腹の刺すような痛みと整体治療

 患者Sさん=40才-女性-会社員/主婦の症例

● 心窩部痛-胃もたれ(胃下垂or機能性胃腸症)と下痢便の整体治療

 患者Mさん=38才-女性-無職の症例

● 糖尿病と慢性表層性胃炎の整体治療

 患者Mさん=41才-男性-会社員の症例

● 機能性胃腸症(?)…二つの原因が関わる(?)急性の胃の激痛と整体治療

 患者Tさん=40才-女性-主婦の症例

● 心窩部から右季肋部痛(機能性胃腸症/FD)と上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)の整体治療

 患者Mさん=31才-女性/会社員の症例

 機能性胃腸症(?)、過敏性腸症候群(!)…原因不明の下腹の違和感-腹痛と下痢・食欲不振及び側彎症(消化管アレルギー、リーキガット症候群の疑い?)の整体治療

 患者Yさん=28才-女性・会社員の症例

● 機能性胃腸症…お腹の張り、慢性疲労、体重減少(るいそう)の整体治療

 患者Mさん=49才-男性-会社員の症例

● 一日中痛む心窩部痛(機能性胃腸症=FD/萎縮性胃炎)とうつ病の整体治療

 患者Tさん=40才-男性-会社員の症例

● 機能性胃腸症(吐き気、腹部膨満感、心窩部痛)の整体治療

 患者Sさん=37才-男性-会社員の症例

● 8年前からの心窩部の吐き気、腹部膨満感と機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の整体治療と心理療法

 患者Rさん=27才-女性-主婦の症例

● 1日に50~60回に及ぶ排ガス(オナラ)と整体治療

 患者Mさん=41才-女性-主婦の症例

● 腹部のしこり(腫瘤)と胃痛の整体治療 上腸間膜動脈症候群(SMAS)の疑い

 患者Aさん=24才-女性-主婦の症例

● 機能性胃腸症(FD)、ひょっとしたら逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニア(?)の整体治療

 患者Sさん=25才-女性の症例

● お腹の冷え症と整体治療

 患者Kさん=55才-女性-主婦/パートの症例

● 逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニアとバレット食道および機能性胃腸症(機能性ディスペプシア=FD)・萎縮性胃炎の整体治療

 患者Mさん=28才-女性-主婦/会社員の症例

● 吐き気・心窩部痛と体重激減…機能性胃腸症(FD)と逆流性食道炎の整体治療

 患者Kさん=16才-女性の症例

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)=心窩部の疼痛と食欲不振の整体治療

 患者Yさん=30才-女性-会社員の症例

● 20年前から続く慢性腹痛(機能性胃腸症?or下腸間膜静脈閉鎖症?)の整体治療

 患者Tさん=55才-女性-主婦の症例

● 逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニアとバレット食道および機能性胃腸症(機能性ディスペプシア=FD)・萎縮性胃炎/身体表現性神経症の疑いと心理療法

 患者Mさん=28才-女性-主婦/会社員の症例

● 小学生の時から続く、えぐる様な原因不明の腹痛 (リーキガット症候群の可能性? or子宮内膜症の影響?)と整体治療

 患者Mさん=17才-女性・高校生の症例

● 逆流性食道炎と機能性胃腸症(機能性ディスペプシア=FD)の整体治療

 患者Yさん=29才-女性-主婦/パートの症例

● 中学生の頃からの胃下垂の整体治療

 患者Mさん=30才-女性-主婦/会社員の症例

● 数年前からのリーキガット症候群(機能性胃腸症:FD)の整体治療

    患者Mさん=36才-女性-主婦の症例

● みぞおちの痛み(心窩部痛)=機能性胃腸症(FD)とリーキガット症候群の整体治療と心理療法
  患者Rさん=15才-女性-学生の症例

● 機能性胃腸症(?)…原因不明の上腹部の違和感と吐き気の整体治療 (胆道ジスキネジーの疑い)

    患者Yさん=32才-女性/会社員の症例

● 機能性胃腸症(FD)=右わき腹の痛みの整体治療 腹部自律神経の整体治療で、3診目で改善した症例の解説です

  患者Mさん=33才・女性-会社員の症例

 

なお、当院の総合的な他の治験例をご覧になりたい方はこちらへ。

 

【関連整体コラム】

● 皮膚が白くなっていった患者さん・・・慢性膵炎・胃下垂・遊走腎と整体治療

「食べる」・・・食事は肉体労働 ? ! 「その一 消化液を作る肉体労働」

「食べる」・・・食事は肉体労働 ? ! 「その二 食べた物を動かす肉体労働」

● 「食べる」・・・食事は肉体労働 ? ! その三 「結論! 食後、しんどくないですか?」

● 「歩く木」

 

 

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