小学生の時から続く、えぐる様な原因不明の腹痛 (機能性胃腸症(FD)、リーキガット症候群 … | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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小学生の時から続く

原因不明のえぐる様な腹痛の整体治療

機能性胃腸症(FD)…リーキガット症候群 & 子宮内膜症の影響?!…
患者Mさん=17才-女性・高校生の症例

 

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①    Mさんの病歴・・・「小4の時から腹痛が治りません」
患者Mさんは中学3年生から自宅で寝込むほど生理痛が酷いそうですが、それとは別に小学4年生の頃(☚Mさんが初潮になる1年前)から原因不明の腹痛に悩まされていたそうです。従って現在は月経期間中も、そして月経が終了してもずっと腹痛が続き自宅で寝たきり状態が続いていて、高校を1年半も休学しているそうです。内科医院、総合病院、大学病院の画像検査、血液検査などでは全く異常が見つからず、機能性胃腸症(FD)と診断されたり、また別の病院では「リーキガット症候群」とも診断されていたそうです。どちらにしても現在のMさんに
特段の治療法は無い状態だそうです。病院以外には鍼灸、接骨院、漢方、整体、オステオパシー、ホメオパシー、心療内科など、ありとあらゆる治療を受けましたが全く効果は出ず、逆に治療後に重度の好転反応(☚治療による副作用)でさらに体調が悪化するという悪循環で、一向に改善傾向が見えない絶望状態だそうです。先述の様にMさんはこの腹痛だけでなく重度の生理痛をはじめ、その他に月経不順や重篤なアトピー性皮膚炎などと、心身ともに非常な疲弊状態にある為、高校に入学後しばらくしてから今までずっと休学状態になっているそうです。

 

 

 

 


②    Mさんの診察
・腹痛の部位は臍のすぐ下でソフトボール大の範囲だそうです。痛みの正常は持続性でえぐる様な痛みだそうです。それが朝から夕方まで(多少の波はありますが)ほぼ痛みが続くそうです。痛みが強い時は悪心が生じることもあるそうです。痛みが軽減した時に食事をとるようにしているそうです。
・食欲は普通だそうですが、食餌に関してはMさんのお母さんが消化の良い食餌を選んでいるそうです。肉類はMさん本人も食欲がわかないそうで、あまり食べないそうです。玄米食など、アレルギー等に良い食餌を選んでいるそうです。その他に、”各種愁訴に効く”とされる漢方薬やサプリメント、あるいは市販の健康食などをあれこれ選んで食べているそうです。
・発熱、微熱は無いそうです(☚いままであったかどうかは不明)。
・月経開始1-2日前から月経終了後1-2日くらいまで、下腹部の生理痛と相まって非常に重篤な腹痛になるそうです。
・一番痛む生理痛の部位は、下腹部から恥骨の上縁にかけての部位でテニスボール大の範囲が痛むそうです。また、右鼠径部の上方でも強く痛むそうです。会陰部や仙骨部はあまり痛まないそうです。時折、頭痛や悪心もあるそうです。
・以前に「子宮内膜症ではないか?」と婦人科医より言われてことがあるそうですが、しかしその時はエコーなどの画像検査でハッキリと確認はされませんでした。また、4か月ほど前に別の婦人科にて「卵巣嚢腫」と診断されたそうです。
・生理痛が悪化する頃から月経不順も生じ、月経周期は20日を超える事は無いそうです(頻発月経)。月経期間も長く、8日前後も出血が続くそうです。長い時は3週間以上、時には1か月も出血が続く事があり、どこまでが月経でどこからが不正出血かが分からないケースも度々あるそうです。そして出血が止まると数日もしないうちに次の月経が始まるそうです。
・2才の頃にアトピー性皮膚炎に罹患し、その後一旦は改善しましたが小学4年生の頃から極めて重篤化した状態で再発したそうです。同時期に花粉症も発症しているそうです。
・血液検査では特段の異常所見は無いそうですが、プロゲステロン値はかなり低いそうです。アレルギー検査ではダニやハウスダスト、そしていくつかの花粉などがアレルゲンだそうです。
・首前面、肘内側などにアトピー特有の皮膚所見がありました。特に顔面はやや赤紫色に変色し、色つやは無い状態でした。また、両頬部から下顎体にかけての広範囲に赤い膿疱様の挫創(にきび)が多数ありました。
・左右の側頭部から頬部-下顎体にかけての広範囲に赤い膿疱状-隆起状の発疹(ニキビ)が多数(左右で50個以上)生じていました。集族性ではありませんでした。
・血圧は不明です。脈拍は70台/分でした。めまいや立ちくらみはほとんど感じないそうです。両手と足に冷え性があるそうです。
・歯磨き時、歯肉出血がよくあるそうです。口腔粘膜や舌に炎症がよく生じるそうです。
・鼻汁や後鼻漏などは無いそうです。
・眼瞼結膜はピンク色で、眼球結膜は白色でした。眼脂はありませんでした。
・難聴や耳鳴りは無く、耳漏もありませんでした。
・喘息や喘鳴、あるいは咳-痰などはありませんでした。
・身長は161cmですが体重は41kgだそうです。今までの最高は中学2年生時の48kgだそうです。来院時での視診上、細くてガリガリの状態でしたが、頚部は太く見えました。甲状腺の腫脹や萎縮はありませんでした。
・食欲は普通だそうですが、体調(☚腹痛、生理痛など)により全く食べられない日があるそうです。
・やや便秘気味だそうです。便は軟便が多いそうです。また、ガスも多いそうです。
・胸部聴診上、呼吸音や血管音・心音に異常はありませんでした。
・胸部打診上、清音が全般的に聴取出来ました。    
・腹部聴診上、血管雑音-ハム音は無く、グル音は少し弱く聴取出来ました。
・腹部触診上、平坦でしたが左右ASISは突出して触れ、腰椎を容易に触診できるくらいのるい痩状態でした。腹部消化管全般にトーヌスが無く、所どころに緊張と圧痛がありました。右季肋部、十二指腸空腸曲部、臍下部、回盲部は特に著明な緊張と圧痛がありました。腫瘤感、抵抗感はありませんでした。肝脾腫はありませんでした。

 

 



③    治療目標と整体治療…消化管粘膜や平滑筋の疲弊を改善する !!
 
 ⑴    様々な漢方やサプリ、健康食などの摂取により疲労が蓄積している小腸-大腸の粘膜や平滑筋および壁内神経叢の疲弊状態を回復させる
  ⑵    重度のアトピー体質により過剰反応を来している可能性のある回腸-バイエル板/リンパ節の緊張を解放する
  ⑶    リーキガット症候群/BT(下記-注1,2参照)を想定し、消化管-上皮細胞の再生を促進させ、局所免疫力の回復を促す
  ⑷    卵巣や子宮周辺の腹膜(子宮広間膜)の内膜組織による癒着を解放する
  ⑸    膀胱と子宮の間(☚膀胱子宮窩)、あるいは膀胱から正中臍ヒダ(尿膜管索)にかけての腹膜(子宮広間膜)の内膜組織による癒着を解放する
 

    (☚6診目より追加)
  ⑹    子宮筋、膀胱筋の筋力の回復を促進する (☚6診目より追加)
・平滑筋テクニック
・上-下腸間膜動静脈解放テクニック
・十二指腸空腸曲解放テクニック
・回盲部解放テクニック
・腸間膜根解放テクニック
・門脈解放テクニック
・子宮底テクニック
・子宮動静脈解放テクニック
・卵巣解放テクニック
・膀胱平滑筋テクニック
(☚6診目より追加)
・膀胱解放テクニック (☚6診目より追加)
・正中臍ヒダ(尿膜管索)解放テクニック (☚6診目より追加 / 下記注)3参照)

 

 

 



④    経過と結果・・・12診目で改善、18診目で集中治療終了 !!
・初診施術中のMさんは、
一緒に付き添って来院されていたお母さんの手を握って「イタイ、イタイ」と、手技をしている部位の圧痛をずっと訴えていました。しかし施術終了直後には「(治療前まであった)えぐれるような腹痛はほとんど感じません、スッキリとしています」とMさんは仰っていました。帰宅時はMさんの笑顔も見られ「身体が楽になりました」と言って、喜んで帰られました。
 

・気になる好転反応(副作用)ですが、お母さんから「(好転反応が)全くありません!?」と驚かれた様なメールがありました。むしろ、整体治療によりえぐる様な腹痛が解消していた事で「普段より活動的になっていました」との事でした。しかし、その効果も2日くらいしか持続せず、3日目から元の状態に戻っていたそうです。

それから5診目までの状況は、Mさんの他の愁訴(アトピー性皮膚炎、体臭-口臭、にきびなど)の大幅な改善と相まって、原因不明の腹痛も(波はありましたが)着実に改善傾向にありました(☚50%前後)。しかし、一日の内の何時間かは腹痛が強くなり、寝込むことがあったそうです。
 

・そこで改善傾向の遅かった生理痛の件と相まって、6診目来院時に改めて排尿痛の有無や血尿、残尿感などの膀胱に関連する問診をしてみたところ、最初は「何もありません」とMさんは回答していました。しかし最後に「1年前の婦人科での検査の前に排尿をしましたが、検査を始めると先生から”膀胱にかなりオシッコが溜まっていますよ、でも何とか検査してみますね”と、言われました。私は全部(オシッコを)出したつもりでしたが、、、」とMさんは仰っていました。そこで改めて6診目より上記「治療目標と整体治療」の⑵の「膀胱-子宮間の癒着の解放」などの整体治療を追加しました。この「残尿」に関しては、「今までに一度も残尿感を感じた事はありません。」と、Mさんは仰っていました。
 

・7診目来院時、「朝はだるくて起きにくいですが、えぐる様な腹痛はほとんど感じなくなっています。痛みは半分以下になっていますが、昼過ぎからは1/10程度まで改善します。便は2-3日出無いですが、出た時は硬い便が出るようになりました。肉も美味しく感じる様になり、食べても(腹痛-下痢など起こらず)大丈夫です。最近では少しずつ増やしています」と仰っていました。
 

・8診目来院日の直前に、整体治療開始後2度目の月経が始まったそうです。しかし今回は前回と違って不正出血は無く、また月経痛も軽いものしかなかったそうです。さらに月経期間は5日間でしたので、前回より3日間も短縮していたそうです。出血の仕方も「いつもは8日間前後もダラダラとした出血ですが、今回は3日目から量が増えて5日で終わり、普通の生理に近づいている気がします。」と、Mさんのお母さんから報告がありました。また、「今日は少しだけ腹痛と頭痛がありますが、学校に行くことができたのも大進歩です。」とも仰っていました。
 

・9診目来院時、整体治療開始後3回目の月経は、前回の2回目月経から20日目に来ました。頻発月経の改善はそれ程ありませんでしたが、しかしこの間は原因不明の腹痛はほとんど無く、13日目に排卵痛があったものの体調は概ね良好で、勉強にも集中できる事が出来ていたそうです。生理痛もほとんど無かったそうで、「今まで全く立ち歩く事も出来なかったのに、外に出歩く事も出来ていました!!」と、お母さんから報告がありました。
 

・上記から1か月後の12診目来院時、「この間、一度も(原因不明の)腹痛はありませんでした。」と仰っていました。学校にも、ほぼ休むことなく通学が出来ていたそうです。生理痛も全く無かったそうです。この段階で、Mさんのお腹の状況はかなり回復しているものと推測され、そろそろ集中治療の終了時期を検討する段階に入ったのでは、と思われました。しかしMさんとお母さんは、急に治療を終了した場合の症状の再燃を心配されていたので、この後も月に二回程度の整体治療を続けていました。
 

・12診目以降、再燃防止の為の定期的な治療(月に二回)を継続していました。その間に多少の症状の波はありましたが、改善傾向はしっかりと維持でき、学校にも通学できるようになり、症状の安定性が出てきたので、今後は時折、メンテナンス的な治療をする事とし、18診目で今回の集中治療を終了することにしました。

 






⑤     今回の症例の概説、、、
◆ 原因不明でも、必ず隠れた原因がある !!

・Mさんの原因不明の腹痛を始めとする様々な愁訴(アトピー性皮膚炎、重度の生理痛、月経不順と不正出血、体臭と口臭、他)は、頑張って入学した高校にほとんど通学できないほどの重篤なものでした。その休学期間は1年半以上だそうです。また大学病院など、他の様々な医療機関を受診してもその原因は分からず、逆にどの様な治療にも重度の好転反応(☚治療による副作用)が生じるなど、ご本人やご家族の方からすると全く打つ手の無い、絶望的な状況でした。
 

・しかし、当院では(原因不明の)腹痛の治療は得意としている分野なので、こんなMさんの症例でも比較的早期に解決できるのでは、と予想していました。実際、(自慢に聞こえるようで恐縮ですが)当院の似たようなケースでは、2-3診目頃には少なくとも半減、あるいはそれ以下に改善しているケースが大半でしたので。
 

 

◆ Mさんの隠れた原因とは、、、健康食の過剰摂取による消化管の疲弊が根底にある ?!

・そこでMさんの「原因不明の腹痛」の原因ですが、以下の様に推定して治療計画を立てました。
  ⑴    様々な漢方やサプリ、健康食などの摂取により疲労が蓄積している小腸-大腸の粘膜や平滑筋および壁内神経叢の疲弊状態を回復させる
  ⑵    重度のアトピー体質により過剰反応を来している可能性のある回腸-バイエル板/リンパ節の緊張を解放する
  ⑶    リーキガット症候群/BT(下記-注1,2参照)を想定し、消化管-上皮細胞の再生を促進させ、局所免疫力の回復を促す

・平滑筋テクニック
・上-下腸間膜動静脈解放テクニック
・十二指腸空腸曲解放テクニック
・回盲部解放テクニック
・腸間膜根解放テクニック
・門脈解放テクニック

今回の様に「原因不明の●●」といった愁訴の患者さんに対応する際は、この様に原因を推定するしかなく、結局Mさんの場合も同様の段取りで進めました。

 

 

◆ 消化管の疲弊以外の隠れた原因がある、、、それは膀胱にあった ?!
・しかし、上記④「経過と結果」でも記した様に、5診目まで半分程度の進展はあったものの、「何か他の隠れた腹痛の原因があるのでは…」といった観が否めませんでした。
ですから回復の遅れている生理痛の件と相まって何とかしなければならない状況になっていました。そこで色々と考えて改めてその原因を探ると、その原因部位は少し意外な部位・・・「膀胱にあるのでは?!」との考えに行きつきました。おそらく、何らかの膀胱の異常が膀胱筋膜から正中臍ヒダ(尿膜管索)を緊張させて、その緊張が回腸やその周辺の腹膜などに波及して、腹痛の原因の一つになっていたのでは、と考えました。

 

膀胱筋膜から伸びる正中臍ヒダ(尿膜管索)

 

 

◆ 膀胱が腹痛に関係している根拠とは、、、腹膜が媒介している ?!

・その様に考えた理由ですが、当初の診察でその生理痛の主な部位は子宮体のやや上部、と認識していましたが、その部位の痛みが整体治療で軽減すると、改めて恥骨の上縁からその下方深部にかけての部位に痛みが集中しているようでした。つまりこの事が「その痛みの主部位は子宮と膀胱の間=膀胱子宮窩ではないのか」と考えた理由です。
 

・そこで6診目来院時に、この仮説を確認するために膀胱関連の問診をした訳ですが、しかし最初は心当たりになる様なMさんの回答や所見が何も出なかったので少し行き詰まり、「次の手は、、、」と考えざる負えない状況になりました。しかし改めてもう一度確認するとMさんは、「1年前の検査の時に…全部排尿したつもりがかなり膀胱に尿が溜まっていました…」といった趣旨の事をようやく思い出して頂けました

「これでハッキリした!」、と思いました。一般的には逆流した月経血-内膜組織は卵管、卵巣は当然ですが、そこから直腸子宮窩(ダグラス窩)方向に漏出していくケースが多い、と考えられていて、Mさんのケースもその様に思いました。しかし結果的には膀胱方向にも漏出していたのかもしれません。

 

膀胱と子宮の隙間=膀胱子宮窩と膀胱尖から伸びる正中臍ヒダ(尿膜管索)

 

 

◆ 膀胱子宮窩に浸潤した逆流月経血が原因している ?!

・つまり膀胱子宮窩に逆流した内膜組織が沈着-増殖-溶解し、それが癒着の原因になり、この恥骨裏側でこの様な一連のパターンが月経周期ごとに何度も繰り返されて重篤な生理痛が起こるという、膀胱子宮窩を震源地とする典型的な子宮内膜症の悪循環に陥っているのでは、と仮説を立てた訳です。
 

・もう少し具体的に言うと、「膀胱子宮窩-膀胱-正中臍ヒダ(尿膜管)-恥骨から臍(下腹部)の腹膜」の範囲に、月経血の逆流による内膜組織の残渣が伝播し、それによって内膜症性の炎症や癒着(緊張)が生じ、それが下腹部腹膜の閾値の低下(過敏性増強)を招き、(原因不明の)えぐる様な腹痛原因の一つとなっていた可能性が考えられました。
 

・ひょっとすると、「膀胱とその後方の子宮との間」、あるいは「膀胱とその前方の恥骨との間」で上記癒着が少しずつ何か月もかけて進行していき、その癒着のせいで膀胱の収縮力も次第に制限されていく事で膀胱内の尿が全て排尿されず、少しずつ残尿が増えていく様になっていったのでは、と推定します。何か月~何十か月という単位で非常にゆっくりと残尿が増えていく訳ですから、その極めてゆっくりとしたタイムスケジュールでMさんの膀胱の知覚神経も慣れていき(☚順応)、残尿があってもその残尿を感じにくい様になっていたのかもしれません。
 

・そこで下記の様な治療計画を、6診目より追加する事にしました。
 
⑸膀胱と子宮の間(☚膀胱子宮窩)、あるいは膀胱から正中臍ヒダ(尿膜管索)にかけての腹膜(子宮広間膜)の内膜組織による  
  癒着を解放する
(☚6診目より追加)
 ⑹子宮筋、膀胱筋の筋力の回復を促進する (☚6診目より追加)
・膀胱平滑筋テクニック (☚6診目より追加)
・膀胱解放テクニック (☚6診目より追加)
・正中臍ヒダ(尿膜管索)解放テクニック (☚6診目より追加 / 下記注)3参照) 

 

 


 

 

◆ 膀胱と腹膜の整体治療で状況が一挙に好転しだした !!

・結果的にこれらの治療法を追加する事で大きな治療効果が上がりました。つまり上記の整体治療で「膀胱子宮窩-膀胱-正中臍ヒダ(尿膜管)-恥骨から臍(下腹部)の腹膜」の内膜組織の残渣(☚炎症の原因)や、それによる癒着(緊張)が取れ、腹膜等の過敏性が軽減していく事で腹痛が軽減-解消していったのでは、と考えます。Mさんに関しては、他の隠れた原因の存在を否定できませんが、かなり改善したので、概ねこの仮説で良かったのでは、と思います。



注1)    リーキガット症候群
「腸漏れ症候群」とも呼ばれ、何らかの原因で肉眼的には見えない微細な「穴」が消化管に生じ、そこから消化管内の消化産物=糞便が消化管外に文字通り漏れてしまう病態。

注2)    BT(バクテリアル-トランスロケーション)
  消化管内に生息する腸内細菌が何らかの理由によって周囲組織に浸潤したり、あるいは血行性に他臓器や場合によっては全身に浸潤する病態。様々な腹部疾患や免疫力低下などで生じると言われているが、これら病的な状態が無く健康な状態でも生じるケースもある。

注)3 正中臍ヒダ(尿膜管索)
   尿膜管とは、胎生期の初期に膀胱頂と臍の間を縦に連絡する管状組織だが、その後次第に退縮し、出生時にはその
遺残として残存するひも状組織を尿膜管索と呼び、それを包む腹膜のヒダを正中臍ヒダとよぶ。

 

 

 

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