- 秋の田の かりほの
庵 の苫 を荒み わがころも手は露に濡れつつ 天智天皇 /後撰集 秋 302- 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原四兄弟） / 大化の改新の黒幕 / 「元慶寺」の歴史
- 秋の田の かりほの
- 春すぎて 夏来にけらし白たへの ころもほすてふ あまの香具山
持統天皇 /新古今集 夏 175- 関連：「元慶寺」の歴史
- あしびきの 山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
柿本人麻呂 /拾遺集 恋 778- 関連：－
田子 の浦に うちいでて見れば白たへの 富士の高嶺に雪は降りつつ山部赤人 /新古今集 冬 675- 関連：富士の高嶺に…
奥山 に もみぢ踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき猿丸太夫 /古今集 秋 215- 関連：－
- わが
庵 は 都のたつみ しかぞ住む 世を宇治山と人はいふなり 喜撰 法師/古今集 雑 983- 関連：－
- わが
- 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
小野小町 /古今集 春 113- 関連：をとこありけり / 系図で見てみよう（桓武天皇御後）
- これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも
逢坂 の関 蝉丸 /後撰集 雑 1089- 関連：蝉丸のにおい
- これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも
- わたのはら
八十島 かけて漕ぎいでぬと 人には告げよ あまの釣舟 - 参議
篁 （小野篁）/古今集 覊旅 407 - 関連：藤原の兄弟たち（権力者選抜編）
- わたのはら
- あまつ風 雲のかよひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ
- 僧正
遍昭 （良岑宗貞 ）/古今集 雑 872 - 関連：系図で見てみよう（桓武天皇御後） / 「大徳寺」の歴史 / 「元慶寺」の歴史
- つくばねの 峰より落つる みなの川 恋ぞ積りて淵となりぬる
陽成院 /後撰集 恋 776- 関連：藤原の兄弟たち（後見人憂懼編） / 「元慶寺」の歴史 / 系図で見てみよう（光孝源氏）
- みちのくの 忍ぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに
河原左大臣 （源融 ）/古今集 恋 724- 関連：スミレとウメのタフガイ / 「本願寺」の歴史
- きみがため 春の野にいでて若菜摘む わがころも手に雪は降りつつ
光孝 天皇/古今集 春 21- 関連：蝉丸のにおい / 系図で見てみよう（桓武天皇御後） / 藤原の兄弟たち（後見人憂懼編） / 「元慶寺」の歴史 / 系図で見てみよう（光孝源氏）
- たち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む
- 中納言
行平 （在原行平 ）/古今集 離別 365 - 関連：藤原の兄弟たち（後見人憂懼編）
- ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
在原業平 朝臣/古今集 秋 294- 関連：大きな塔の下で / 系図で見てみよう（高階氏） / をとこありけり / 藤原の兄弟たち（権力者選抜編）
- すみの江の 岸による波よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ
- 藤原
敏行 朝臣/古今集 恋 559 - 関連：系図で見てみよう（藤原南家）
- なにはがた 短きあしの ふしのまも あはでこの世を すごしてよとや
伊勢 /新古今集 恋 1049- 関連：蝉丸のにおい
- わびぬれば 今はた同じ
難波 なる みをつくしても あはむとぞ思ふ 元良 親王/後撰集 恋 960- 関連：－
- わびぬれば 今はた同じ
- いま来むと いひしばかりに長月の
有明 の月を待ちいでつるかな 素性 法師（良岑玄利 ）/古今集 恋 691- 関連：系図で見てみよう（桓武天皇御後） / 「大徳寺」の歴史
- いま来むと いひしばかりに長月の
- ふくからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を嵐とい言ふらむ
文屋康秀 /古今集 秋 249- 関連：－
- 月見れば ちぢにものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど
大江千里 /古今集 秋 193- 関連：女流歌人の親戚たち
- このたびは ぬさも取りあへず たむけ山 もみぢのにしき神のまにまに
菅家 （菅原道真 ）/古今集 覊旅 420- 関連：系図で見てみよう（桓武天皇御後） / スミレとウメのタフガイ / 四十年サイズの怨念服
- 名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで来るよしもがな
- 三条右大臣（藤原
定方 ）/後撰集 恋 700 - 関連：蝉丸のにおい / 系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺） / 系図で見てみよう（醍醐源氏／代明親王） / よそ人の矜持
- 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
貞信公 （藤原忠平 ）/拾遺集 雑秋 1129- 関連：系図で見てみよう（藤原北家／藤原摂関家） / 四十年サイズの怨念服 / よそ人の矜持
- みかの原 わきて流るる泉川 いつ見きとてか恋しかるらむ
- 中納言
兼輔 （藤原兼輔）/新古今集 恋 996 - 関連：蝉丸のにおい / 系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺）
- 山里は 冬ぞ寂しさまさりける 人目も草も かれぬと思へば
- 源
宗干 朝臣/古今集 冬 315 - 関連：系図で見てみよう（光孝源氏）
- こころあてに 折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花
凡河内躬恒 /古今集 秋 277- 関連：－
有明 の つれなく見えし別れより 暁ばかり うきものはなし壬生忠岑 /古今集 恋 625- 関連：系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流）
- あざぼらけ
有明 の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪 坂上是則 /古今集 冬 332- 関連：－
- あざぼらけ
- 山川に 風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ もみぢなりけり
春道列樹 /古今集 秋 303- 関連：－
- ひさかたの 光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ
紀友則 /古今集 春 84- 関連：－
- たれをかも 知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに
- 藤原
興風 /古今集 雑 909 - 関連：－
- 人はいさ 心も知らずふる里は 花ぞ昔の香に匂ひける
紀貫之 /古今集 春 42- 関連：－
- 夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ
清原深養父 /古今集 夏 166- 関連：賀茂祭落馬落冠事件
- 白露に 風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
文屋朝康 /後撰集 秋 308- 関連：－
- 忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の惜しくもあるかな
右近 /拾遺集 恋 870- 関連：系図で見てみよう（藤原南家） / 四十年サイズの怨念服
浅茅生 の小野 のしの原 しのぶれど あまりてなどか人の恋しき- 参議
等 （源等）/後撰集 恋 577 - 関連：－
- しのぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと人の問ふまで
- 平
兼盛 /拾遺集 恋 622 - 関連：清少納言の居場所 / 系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流） / 女流歌人の親戚たち / 系図で見てみよう（光孝源氏）
- 恋すてふ わが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか
壬生忠見 /拾遺集 恋 621- 関連：系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流）
- ちぎりきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波越さじとは
- 清原
元輔 /後拾遺集 恋 770 - 関連：賀茂祭落馬落冠事件
- あひ見ての 後の心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり
- 中納言
敦忠 （藤原敦忠）/拾遺集 恋 710 - 関連：四十年サイズの怨念服 / やんごとなき異母弟
- あふことの 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも恨みざらまし
- 中納言
朝忠 （藤原朝忠）/拾遺集 恋 678 - 関連：系図で見てみよう（宇多源氏） / 系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流）
- あはれとも 言ふべき人は思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
謙徳公 （藤原伊尹 ）/拾遺集 恋 950- 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / コウメイの罠 / 系図で見てみよう（醍醐源氏／代明親王） / よそ人の矜持
- ゆらのとを 渡る舟人かぢを絶え 行くへも知らぬ恋の道かな
曾禰好忠 /新古今集 恋 1071- 関連：－
八重 むぐら 茂れるやどの寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり恵慶 法師/拾遺集 秋 140- 関連：－
- 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを思ふ頃かな
- 源
重之 /詞花集 恋 211 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／小一条流）
- みかきもり
衛士 のたく火の夜はもえ 昼は消えつつ ものをこそ思へ 大中臣能宣 朝臣/詞花集 恋 225- 関連：系図で見てみよう（高階氏）
- みかきもり
- きみがため
惜 しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな - 藤原
義孝 /後拾遺集 恋 669 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / 系図で見てみよう（醍醐源氏／代明親王）
- きみがため
- かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを
- 藤原
実方 朝臣/後拾遺集 恋 612 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / 系図で見てみよう（藤原氏／小一条流）
- 明けぬれば 暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな
- 藤原
道信 朝臣/後拾遺集 恋 672 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / やんごとなき異母弟
- なげきつつ ひとりぬる夜の明くるまは いかに久しきものとかは知る
- 右大将
道綱 母/拾遺集 恋 912 - 関連：女流歌人の親戚たち / トロフィーワイフの自慢日記
- 忘れじの ゆくすゑまでは かたけれは 今日をかぎりの命ともがな
儀同三司母 （高階貴子 ）/新古今集 恋 1149- 関連：系図で見てみよう（高階氏） / 女流歌人の親戚たち / 人づてに聞く春ぞ悲しき
- 滝の音は 絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
- 大納言
公任 （藤原公任）/千載集 雑 1035 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / よそ人の矜持 / 登竜門「蔵人頭」への道 / 草の庵を誰かたづねむ / 「四納言」の妻たち
- あらざらむ この世のほかの思ひ出に 今ひとたびの あふこともがな
和泉式部 /後拾遺集 恋 763- 関連：「光明寺」の歴史 / 女流歌人の親戚たち / 道長四天王「藤原保昌」のウラ事情
- めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし夜はの月かな
紫式部 /新古今集 雑 1499- 関連：系図で見てみよう（高階氏） / 漢学の女 / 「大徳寺」の歴史 / 系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺） / 系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流） / 女流歌人の親戚たち / 越前雁行和歌旅情
- ありま山
猪名 の篠原 風吹けば いてそよ人を忘れやはする 大弐三位 /後拾遺集 恋 709- 関連：系図で見てみよう（高階氏） / 系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺） / 女流歌人の親戚たち
- ありま山
- やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな
赤染衛門 /後拾遺集 恋 680- 関連：女流歌人の親戚たち / 人づてに聞く春ぞ悲しき
- 大江山 いく野の道の遠ければ まだふみも見ず あまの橋立
小式部内侍 /金葉集 雑 550- 関連：「光明寺」の歴史 / 女流歌人の親戚たち / 道長四天王「藤原保昌」のウラ事情 / 「四納言」の妻たち
- いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
伊勢大輔 /詞花集 春 29- 関連：系図で見てみよう（高階氏） / 女流歌人の親戚たち
- 夜をこめて とりのそらねは はかるとも よに逢坂の関は許さじ
清少納言 /後拾遺集 雑 939- 関連：漢学の女 / 清少納言の居場所 / 女流歌人の親戚たち / 系図で見てみよう（藤原氏／藤原道長周辺） / 賀茂祭落馬落冠事件 / 小白河といふ所は / 清涼殿の丑寅の隅の / 草の庵を誰かたづねむ / 人づてに聞く春ぞ悲しき
- いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで言ふよしもがな
左京大夫 道雅 （藤原道雅）/後拾遺集 恋 750- 関連：系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺） / 系図で見てみよう（藤原氏／小一条流） / 人づてに聞く春ぞ悲しき
- あさぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる瀬々の
網代木 - 中納言
定頼 （藤原定頼）/千載集 冬 420 - 関連：女流歌人の親戚たち / 道長四天王「藤原保昌」のウラ事情 / 「四納言」の妻たち
- あさぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる瀬々の
- うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ名こそ惜しけれ
相模 /後拾遺集 恋 815- 関連：女流歌人の親戚たち
- もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし
- 大僧正
行尊 /金葉集 雑 521 - 関連：系図で見てみよう（藤原氏／小一条流）
- 春の夜の 夢ばかりなる
手枕 に かひなく立たむ名こそ惜しけれ 周防内侍 /千載集 雑 964- 関連：女流歌人の親戚たち
- 春の夜の 夢ばかりなる
- こころにも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき夜はの月かな
三条院 /後拾遺集 雑 860- 関連：系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺） / 道長四天王「藤原保昌」のウラ事情 / 系図で見てみよう（藤原氏／小一条流）
- あらし吹く みむろの山のもみぢ葉は 竜田の川の にしきなりけり
能因 法師（橘永愷 ）/後拾遺集 秋 366- 関連：女流歌人の親戚たち
- さびしさに やどを立ちいでて ながむれば いづくも同じ秋の夕暮
良暹 法師/後拾遺集 秋 333- 関連：－
夕 されば 門田の稲葉おとづれて あしのまろ屋に秋風ぞ吹く- 大納言
経信 （源経信）/金葉集 秋 173 - 関連：系図で見てみよう（宇多源氏） / 系図で見てみよう（光孝源氏）
- 音に聞く たかしの浜の あだ波は かけじや袖の濡れもこそすれ
祐子内親王家紀伊 /金葉集 恋 469- 関連：系図で見てみよう（藤原南家）
高砂 の をのへの桜咲きにけりと 山のかすみ立たずもあらなむ- 権中納言
匡房 （大江匡房）/後拾遺集 春 120 - 関連：女流歌人の親戚たち
- うかりける 人を初瀬の山おろし 激しかれとは祈らぬものを
- 源
俊頼 朝臣/千載集 恋 708 - 関連：系図で見てみよう（宇多源氏） / 女流歌人の親戚たち / 系図で見てみよう（光孝源氏）
- ちぎりおきし させもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり
- 藤原
基俊 /千載集 雑 1026 - 関連：－
- わたの原 漕ぎ出でてみれば見れば久方の くもゐにまがふ沖つ白波
法性寺入道前関白太政大臣 （藤原忠通 ）/詞花集 雑 382- 関連：雲居にまがふ沖つ白波
- 瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ
崇徳院 /詞花集 恋 229- 関連：ＭＹ「崇徳上皇」人物考 / 雲居にまがふ沖つ白波 / 「六勝寺」の歴史
- 淡路島 かよふ千鳥の鳴く声に いく夜寝覚めぬ須磨の関もり
- 源
兼昌 /金葉集 冬 270 - 関連：－
- 秋風に たなびく雲の絶え間より もれいづる月の影のさやけさ
左京大夫 顕輔 （藤原顕輔）/新古今集 秋 413- 関連：ことはなのさやけさ
- 長からむ 心も知らず黒髪の 乱れて
今朝 は ものをこそ思へ 待賢門院堀河 /千載集 恋 802- 関連：－
- 長からむ 心も知らず黒髪の 乱れて
- ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ
有明 の月ぞ残れる 後徳大寺左大臣 （徳大寺実定 ）/千載集 夏 161- 関連：ことはなのさやけさ
- ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただ
- 思ひわび さても命はあるものを うきにたへぬは涙なりけり
道因 法師（藤原敦頼 ）/千載集 恋 818- 関連：系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流） / 女流歌人の親戚たち
- よのなかよ 道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
皇太后宮大夫俊成 （藤原俊成 ）/千載集 雑 1151- 関連：－
- ながらへば またこの頃や しのばれむ うしと見し世ぞ今は恋しき
- 藤原
清輔 朝臣/新古今集 雑 1843 - 関連：ことはなのさやけさ
- よもすがら もの思ふ頃は 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり
俊恵 法師/千載集 恋 766- 関連：系図で見てみよう（宇多源氏）
- 歎けとて 月やはものを思はする かこち顔なるわか涙かな
西行 法師（佐藤義清 ）/千載集 恋 929- 関連：系図で見てみよう（藤原氏・秀郷流）
- むらさめの 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる秋の夕暮
寂蓮 法師（藤原定長 ）/新古今集 秋 491- 関連：－
難波江 の あしのかり寝の ひとよゆゑ 身をつくしてや恋ひわたるべき皇嘉門院別当 /千載集 恋 807- 関連：－
- 玉の緒よ 絶えなば絶えね長らへば しのぶることの弱りもぞする
式子内親王 /新古今集 恋 1034- 関連：系図で見てみよう（後白河天皇御後） / 紫野の賀茂上人
- 見せばやな
雄島 のあまの袖だにも 濡れにぞ濡れし色は変らず 殷富門院大輔 /千載集 恋 886- 関連：系図で見てみよう（後白河天皇御後） / 系図で見てみよう（藤原氏勧修寺流）
- 見せばやな
- きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに ころもかた敷きひとりかも寝む
後京極摂政前太政大臣 （九条良経 ）/新古今集 秋 518- 関連：系図で見てみよう（一条家曖昧さ回避／中御門流）
- わが袖は
潮干 に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾くまもなし 二条院讃岐 /千載集 恋 760- 関連：系図で見てみよう（藤原氏／紫式部周辺）
- わが袖は
- よのなかは 常にもがもな なぎさ漕ぐ あまのを舟の綱手かなしも
- 鎌倉右大臣（源
実朝 ）/新勅撰集 覊旅 525 - 関連：－
- み吉野の 山の秋風さ夜ふけて ふるさと寒くころも打つなり
- 参議
雅経 （飛鳥井雅経）/新古今集 秋 483 - 関連：－
- おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つそまに墨染の袖
前大僧正 慈円 /千載集 雑 1137- 関連：「知恩院」の歴史
- 花さそふ 嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
入道前太政大臣 （西園寺公経 ）/新勅撰集 雑 1052- 関連：系図で見てみよう（一条家曖昧さ回避／五摂家）
- 来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くや
藻塩 の身もこがれつつ - 権中納言
定家 （藤原定家）/新勅撰集 恋 849 - 関連：系図で見てみよう（二条家曖昧さ回避／御子左流）
- 来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くや
- 風そよぐ ならの小川の夕暮は みそぎぞ夏のしるしなりける
従二位 家隆 （藤原家隆）/新勅撰集 夏 192- 関連：－
- 人も
惜 し 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 後鳥羽院 /続後撰集 雑 1202- 関連：－
- 人も
- ももしきや 古き軒ばの しのぶにも なほあまりある昔なりけり
順徳院 /続後撰集 雑 1205- 関連：－
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