陳日君枢機卿を逮捕 国安法、バチカンに一矢 香港 | 中国情報ジャーナル ディープな香港・中国・台湾

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1997年7月1日に英国から中国に返還された香港。1997年から香港に駐在したフリーランスライターが現場取材をもとにディープな香港、中国、台湾の最新情報を書き尽くしていきます。

国安法、バチカンに一矢 香港
枢機卿逮捕、例外なき掟に
対中苦慮の教皇庁、正念場に


香港警察は11日、カトリック教会の香港教区トップの司教だった陳日君・枢機卿(90)ら5人を香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕し、即日保釈した。民主派の基金運営を主導した5人が外国勢力と結託し、国安法に抵触したとしてカトリック教会の司教経験者でさえも例外なく逮捕される衝撃にローマ教皇庁(バチカン)は対中交渉での動向を慎重に注視している。(深川耕治)

 

▲612人道基金の信託人となった左から陳日君氏、呉靄儀氏、許宝強氏、何韻詩


逮捕された5人は、陳氏のほかに歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏、元立法会(議会)議員で弁護士の呉靄儀氏、嶺南大学の許宝強・前客員副教授、何秀蘭元立法会議員(懲役14月で収監中)。許氏は香港国際空港で独フランクフルトに向けて出国する直前に逮捕された。

 

▲612人道基金の信託人となった左から陳日君氏、呉靄儀氏、許宝強氏、何韻詩


5人は2019年の抗議活動で逮捕された若者らを支援する「612人道支援基金」の運営に信託人として携わっていた。同基金は昨年10月末には解散しているが、親中派メディアからは「黒暴基金会」と繰り返し非難され、香港警察は「外国精力と連絡結託し、国の安全に危害を与えた」として逮捕に踏み切った。何秀蘭氏を除く4人は逮捕当日の夜に保釈されたが、海外逃亡の懸念から旅券を警察に提出するよう求められ、海外渡航が事実上、禁じられた形だ。

 

▲雨の中、保釈される90歳で杖をつきながら陳日君枢機卿は無言で去った


保釈時、雨の中、陳枢機卿は無言を通した。


陳氏は2002年から09年までカトリック香港教区の司教を務め、香港で最初の枢機卿となった胡振中氏に続き、06年に香港教区の枢機卿に就任。在任中から一貫して民主派を支持し、天安門事件の犠牲者を〝殉教者〟として追悼。中国当局が地下教会を徹底弾圧している状況を批判してきたことでも知られる。

 

▲2014年7月1日の民主化デモに参加して手を挙げて歩く陳日君枢機卿


国安法施行前まではカトリック教会としての組織ではなく、個人的に7月1日の民主派デモに参加し、信教の自由と一国二制度による民主化を求めていた。


カトリック香港教区の調査によると、香港の人口約740万人のうち、カトリック教徒は40万1千人(2021年8月末調査)。香港の私立幼稚園、小中学校などカトリック系の学校は249カ所あり、145875人の生徒が学んでいる。陳日君司教は、これらの学校法人の最高責任者でもある。2015年に単独インタビューした際は香港当局が「学校建設については管理運営の内容精査を厳しくしている」と答えていた。

 

▲2015年6月、単独インタビューに答える陳日君枢機卿
 

「枢機卿はローマ法王庁の法王に次ぐ王子の地位。法王の顧問であり、新法王選出の権限を持つ」(李道明・米ニューハンプシャー州立大学副教授)との見方もあり、逮捕劇はバチカンに与える宗教的影響が強い。

 

▲香港トップの林鄭月娥行政長官(左から2番目)とその家族

 

▲香港の李家超次期行政長官(右)と夫人
 

林鄭月娥行政長官、次期行政長官の李家超氏もカトリック信者。その香港教区の枢機卿の逮捕について林鄭長官は「香港は法治社会であり、年齢、性別、職業、背景、宗教を問わず、違法性があれば法の執行部門が行動する」と表明した。8日に警察出身の李家超氏が行政長官に選ばれ、国安法による摘発が再開され、一矢がバチカンに放たれた形だ。

 

▲ローマ法王と謁見する陳日君枢機卿
 

香港教区は旧約聖書の聖句「主はわが牧者であって、わたしには乏しいことがない」(詩編23章1節)を引用し、「陳日君枢機卿の安全状況を注視し、祈祷している。香港基本法が継続して宗教の自由を守ると信じている」とコメント。バチカンも「憂慮し、今後の状況展開を注意深く見守っている」と表明している。

 

▲講話する陳日君枢機卿
 

バチカンと中国政府は9月に司教任命問題の協議を行う見通し。この微妙な時期に枢機卿が逮捕されたことは司教任命問題にも影を落としかねない。逮捕後、すぐに保釈されたことでバチカン内での中国融和派と牽制派の対立が表面化しないまま、一筋縄では行かない協議に向かうことになりそうだ。

 

香港カトリック教区の陳日君枢機卿に聞く
中国の宗教弾圧、改善せよ
天安門事件犠牲者は“殉教者”


香港カトリック教区の陳日君枢機卿(名誉司教)は単独インタビューに応じ、香港の一国二制度の問題点や中国内の宗教弾圧、バチカンと中国の国交正常化に向けた中国司教の任命権問題など信仰の自由と民主化について実情を訴え、天安門事件の犠牲者を“殉教者”として追悼すべきだと述べた。(聞き手・深川耕治、写真も=2015年6月30日インタビュー再録)

 

――中国政府が提案する香港行政長官の普通選挙改革案が6月18日、香港立法会(議会)で否決された。否決を支持する立場から、香港にとって今回の選挙改革案にどんな問題点があるのか。


民主派としては自分たちの尊厳を保つことができた。われわれは真の普通選挙が実現することを望んでいる。指名委員会で民主派候補の立候補を排除するニセの普通選挙は望まない。その点、反対し、否決されたことは良かった。


――現役の枢機卿時代、香港では7月1日の返還記念日にビクトリアパークで香港の民主化を願う集会を行い、香港のあるべき姿を伝えてこられた。今後、香港は中国の一党独裁に対して、どんな取り組みをすべきか。

 

中国最高指導者だった鄧小平氏が考え出した一国二制度は、中国政府が香港を統治するのには良い制度だった。とくに高度な自治と権利を与えたが、現在の選挙制度は真の普通選挙を実現するのではなく、毎回、法律を変えて中国共産党にとって都合の良い方向に修正しようとしてきた。たとえば2004年、07年、10年の時はそのような動きだった。その都度、ご都合主義を止めるよう声を上げてきた。


――中国の全国人民代表大会(全人代)は7月1日、台湾や香港に対しても国家主権や領土統一を守ることを義務付けた「中国国家安全法」を採択し、施行された。同法は「中国の主権と領土保全に対する侵犯は決して許さない」とし、国家主権と領土を守ることは「香港、マカオ、台湾の同胞を含む全ての中国国民の共通義務だ」と規定している。現時点で同法が香港で適応されるわけではないと説明し、実際の適応には香港基本法(ミニ憲法)第23条(国家安全条例の制定)を使って新たな立法措置が必要になる。梁振英行政長官は「関連法案を提出する計画は当面ない」としているが、言論や政治活動の自由が制限される恐れはあるのか。


 

1点だけ言っておきたいのは、香港基本法23条に反対する立場ではなく、手続きの方法に反対しているだけだ。基本法は完全ではないので、改善すべき部分はたくさんある。中央政府が強硬に中国の国益優先で変更しようとしていることに反対し、不満を持っている。香港の現実を直視すると、差し迫って基本法第23条は必要があるのか。緊急性はない。香港が中国本土を転覆させるようなことはありえない。しかも非民主的な手法で基本法第23条を使って国家安全条例を策定する手法には断固反対だ。


――バチカンと中国政府との国交正常化に向けて香港教区は関与しない意向を示しているが、中国政府が官製聖職者組織「愛国協会」を通してバチカンの指示と違う司教を任命し、管轄し続ける動きは、今後の中国国内のカトリック信者にとってどんな障害をもたらすか。


 

中国政府は香港に対し、宗教については特に弾圧したりしていないが、(香港で多くの小中高校を運営するカトリック教会にとって)学校建設については管理運営の内容精査を厳しくしている。中国大陸では地下組織は認めていないし、表面で現れている教会活動は信仰に基づく真の自主権がない。唯一、残念なことは中国本土での宗教弾圧の現状をバチカンに正確に伝えて説明しても理解してもらえず、楽観視し過ぎている点だ。中国では宗教の自由は得られておらず、真の自由には程遠い。


――中国大陸の司教は最初のキリスト教殉教者である聖ステファノのような勇気をもって教会の教義をとるべきだとの立場だが、中国大陸の司教が行うべき牧職行為とは何か。



 

カトリック教会の規則があるので、地下教会は真っ向から中国政府の司教の任命権について反対している。しかし、表向き、中国の愛国教会から指名される司教は銃や刃物で脅されれば仕方なく従うしかない現状がある。そういう一部の人は受任し、譲歩して受け入れたか、心の中では拒絶しながら受け入れたか、現状のままで良いと妥協する人もいる。いろいろな状況がある。



 

カトリック側としては迫害され、仕方なく宗教上、認めた場合は黙認するしかない。中国政府のやり方に内外ともに受け入れて良いという場合はバチカンとの関係が絶たれることを意味する。それは断固として妥協できない。つまり、一番目は本当の信仰の自由を得るためには中国政府の任命した司教を受け入れない厳格なバチカンの立場がある。二番目は譲歩して面従腹背で表向きだけ受け入れる立場。三番目は表向きだけでなく心から中国政府の司教任命を受け入れる立場。四番目は三番目の立場に立つ人たちに罰を与える立場だ。


――1989年6月4日の天安門事件をどう評価するか。中国政府の主張する動乱を鎮圧する行為だったのか。犠牲者を追悼し、事件の再評価を求める香港での動きは進展するのか。


 

宗教上の殉教者は信仰のために命を犠牲にすることだが、一般的に社会の理想のために自らの命の犠牲にすることも殉教者だと思う。天安門事件の場合、学生たちが中国の民主化のために運動を行い、人民解放軍によって数多くの貴い命が虐殺され、迫害された。迫害された彼らのために支援しなければならない。まずは中国政府が天安門事件で行った武力弾圧の非をを認めてなければならない。謝罪するまで何度も何回も闘い続ける。事件で迫害を受けた中には海外に亡命した人もいるし、投獄されて長期間、自由を奪われた人もいる。親、兄弟、親族まで監視され続けて不自由な生活を送るケースもある。中国政府が正式に謝罪を認めなければ、再び天安門事件のような武力弾圧が起きる可能性があることになり、安心できない。再び天安門事件のような政府による弾圧を行わないということを保証、約束してほしい。そのために徹頭徹尾、活動を続けている。


――故郷である上海に戻ったり、台湾を訪問しているが、今後の中国と台湾の関係はどうあるべきだと思うか。


 

台湾は民主制度が導入されて定着しているが、中国大陸では民主制度はまったくない。台湾が民主制度を捨てて中国に統一されることは避けるべきだ。民主制度は存在しないよりは存在した方がはるかに良い。中国は香港で導入された一国二制度を台湾に取り入れようとし、中国側は経済、貿易を中心に中台(両岸)関係をさらに円滑にしようとしているが、昨春の台湾のひまわり学生運動のように海峡両岸サービス貿易協定の早期発効を願う中国に対してNOを突きつけた。つまり、経済協定で民主制度を犠牲にしたくない明確な意志を示した。香港の一国二制度もそれほどうまくいっていない。台湾も香港の一国二制度の状況を見ているので、一国二制度は暫時的な制度に過ぎないと言えるだろう。台湾は香港の現状を見れば、こんな一国二制度を簡単には受け入れることはないはずだ。


――キリスト教に限らず、宗教者の中国国内での迫害、弾圧はいまだに厳しいものがある。キリスト教ではプロテスタント、カトリックに関わらず、地下活動で厳しい取り締まりを受け、気功集団の法輪功は邪教として弾圧されている。中国内での宗教者の政治迫害についてどう見るか。


 

中国政府は宗教をコントロールしようとしている。憲法では信仰の自由を保障しているし、宗教を認めている。とくに仏教に対しては政府が支援していて関係が良好だ。香港政府も、ある仏教の集まりに対しては大きくサポートしている。なぜ、中国政府はカトリックをコントロールしようとしているかを見ると、カトリックはリーダーがバチカン法王庁の法王一人だけで、仏教のように各宗派によってリーダーが至る所に分散しているわけではない。政治と宗教は別なので本来は、良い国民でありながら良い信徒にもなれる。バチカンでは良い国民は良い信徒になることができている。


――昨秋、オキュパイ・セントラル(香港金融街の中環を占拠する)運動が大学の教員や牧師を中心として始まり、さらに学生組織が取って代わって雨傘革命運動を展開した。79日間の持久戦で結局、強制排除され、その後、香港大学生連合会(学連)のような学生組織は分裂し、弱体化しているように見える。今後、香港の若者たちはどのような方向へ動くべきか。

 

青年たちが自分たちの将来や利益を捨てて香港の自由、民主化に向けて闘っていることに感心している。海外メディアでも大きく報じられ、香港の若者が香港の自治、民主化のために立ち上がったことを高く評価しているが、青年たちは自分たち単独では何もできない。当初、学生たちはオキュパイ・セントラル運動を指導した3人(戴耀廷香港大学副教授、陳健民香港中文大学副教授、朱耀明牧師)の指導を受けて一緒に行動していたが、その後、だんだんと学生たちが先に立って話を聞かなくなった。デモの手法についても経験不足でどうすれば効果的に行えるか、指導を受ける方法がなく方向性を見失った。良かった点はオキュパイ・セントラル運動で平和と愛を強調していたので、小競り合いはあっても大きな暴力行為は発生しなかった点だ。若者が何度も討論して経験のある教授陣のアドバイスを受けながら、戦略的に次に何をするかを熟慮し、行動していかなければならない。普通選挙の改正案が否決され、2017年までに何か新しい活動方法を考えて展開していけば良い。オキュパイ・セントラル運動を指導した3人や学生組織が連携して新しい同盟を作ってこれからを準備していかなければならない。

 

 

【陳日君】


1932年1月、上海生まれ。上海のサレジオ会修道院に入り、国共内戦の避難のため香港に移動後、トリノのサレジオ大学卒業後、61年、司祭に叙階。マカオサレジオ中学校長、香港仔工業高校院長を経て96年、香港カトリック教区司教、06年には教皇ベネディクト16世から枢機卿に任命される。09年に香港教区司教を退任し、名誉司教となる。04年、上海を訪問し、13年1月、台湾を訪問。今年7月1日の民主化デモにも参加している。

 

【取材メモ】


人口700万人の香港でキリスト教信徒は約13%でカトリック信徒はカトリック系の学校に通う生徒も含めて約40万人。曾蔭権(ドナルド・ツァン)元行政長官や李柱銘(マーチン・リー)民主党元主席、唐英年(ヘンリー・タン)前政務官らはカトリック信徒で香港政治にもカトリックは大きな影響を与えている。中国内では政府が認めるカトリック愛国会の信徒数が500万人、プロテスタント系が1800万人で、バチカンの影響下にあるカトリック教会は非合法組織として地下活動するしかない。陳日君枢機卿が海外メディアの取材を受けることは極めて少ない。過去18年、陳枢機卿の動向を取材し続けてきたが、香港カトリック教区司教時代、03年7月1日の民主化デモスタート直前のカトリック祈祷会では民主化を強く訴えかけ、中国共産党の一党独裁による宗教弾圧を批判し、党派を超えて民主化の連携を続けている。毎年、老齢ながらも猛暑の中、7月1日のデモに必ず参加し、若者たちと共に心身ともの汗を流している姿は深い印象を残している。

 

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