ひとりさんはこうおっしゃっています。
私はお弟子さんに対してでも
「これをしたらダメ」とかって言ったことがありません。
そもそも、神様はダメな人なんかつくらないんです。
たとえば、身内に問題を抱えた人がいるとします。
あなたから見たらその「問題を抱えた人」のことを
「ダメな人」と思うかもしれませんが、
「神様はダメな人なんかつくらない」という目で
その人のことを見てください。
そして、自分のできることで、
その問題を解決する方法を考えてみるんです。
すると、それがなぜかうまくいったり、
さらには同じような問題で悩んでいる人のために、
そのことを本にしたら売れたりすることだってあります。
大切なのは、
その問題を抱えた人を変えようとするのではなく、
自分のできることを考えることなんです。
そして、自分にとっての問題を
「イヤだ、イヤだ」というのではなく、
活かすことを考えればいいの。
「活かすこと」と「直すこと」は違います。
なにか問題があったときに感情と感情がぶつかると
怒りがわいてきますが、
「そうだよね、わかるよ」って言ってあげれば
ぶつかることもありません。
それで、問題を抱えた人が
その問題を直そうとするかどうかは
それは当人の問題なんです。
たとえばこの本でも、
「読んでみよう」と思ってくれる人は
救えるかもしれないけれど、
「読みたくない」という人は、
この本では救えません。
じゃあ、そういう人のことは仕方がないとか、
放っておくかというと、
そうではないんです。
その人は別の学びがあるから、
そこで必ず学ぶんです。
ひとりさんの著書
『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。』より抜粋
問題を抱えた人をみたときに、
「ダメな人」として見るのではなく、
自分がどうやったら、問題を解消できるかを考えるんですね。
それで、解消できる方法を
問題を抱えている人に伝えてみましょう。
問題を抱えている人がそれで解消できるかどうかは、
問題を抱えている人が直そうとするかしないかで決まります。
自分のできることを考えて、実行していきましょう!
最後まで読んでいただき、心から感謝します!
【ひとりさんの教え セレクション】
・不機嫌に玄米菜食するなら何でも感謝して食べて「上気元」がいい
・幸せとは誰かと分けるものではない 幸せとは、「自分の心で感じるもの」
・健康のありがたみ、親の七光りのありがたみ 持っている人は、それが、なかなかわからない
・「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」 あなたはどちらが大切ですか?
・「誰かを助けたい!」と思ったときに困っている状態から抜けられる
・病気を都合よく利用しているとズルズル引きずられていっちゃう
・"かっこ" ばかりつけるな、でなく、 "かっこ" ぐらいつける
・"押し出し" を始めると、「このままでは終わりたくない」と思い始める