すぐに人の意見になびいてしまう
反対意見が怖くて自分の意見を言えない
人目が怖くてつい自分を偽ってしまう
…そんな風に
自分軸を持てない悩みを抱える方は
とても多いと思います。
自分軸をテ-マにした投稿を
SNSで頻繁に見かけるのも
自分軸について悩み
迷っている方が多いからでしょう。
もしもこの記事をお読みのあなたが
自分軸を持ちたくても持てない
と考えて悩んでいるのなら
私は
自分は自分軸を持たない選択をしている
と考え直して見るのをお勧めします。
この考え方は
私が大好きな
アドラー心理学のものですが
自分の中の「xxしたくてもできない」
という葛藤を一瞬にして終わらせ
心をスッキリさせてくれます。
もう少し具体的に説明します。
アドラー心理学では
人間はある目的に沿って決断し、行動する
目的と行動に矛盾や葛藤は無い
と考えます。
例えば
ダイエットしたいのに、できない
という言葉の裏には
ダイエットはそれほど大切ではないので
別に必死にやらなくてもよい
という意図があります。
つまり、
ダイエットができないのではなく、
ダイエットはそれほど大切なことではないので
無理してまでやることはないと決め、
やらないことを目的として
色々な言い訳をしているだけ、
ということになります。
勉強したいけどできない
リラックスしたいけどできない
毎朝ジョギングしたいけどできない
これもみんな同じで
あなたが「やらない」と
決めていることに対し
時間がないとか
環境が整っていないとか
自分は三日坊主だからとか
色々な理由付けをしているだけです。
だって
勉強やリラックス、
朝のジョギングが
あなたの生死を決めるほど
大切なタスクであれば
あなたは万難を排してても
そのタスクに取り組むでしょう?
あなたの心のどこかに
そこまでしなくていい
それほど緊急度が高くない
という想いがあるから
あなたは「今はやらない」と
決めている。
だから
あなたの「想い」と「行動」は
実はちゃんと一致しているのです。
これと同じで
自分軸を持ちたいけど、持てない
というのも
自分軸を持たないと
自分で決めている
ということなのです。
なぜあなたが「自分軸を持たない」と
決めているのかというと
やはりそれなりの理由があります。
例えば
自分軸を持つことによって生まれる
人間関係の面倒さに向き合うより
自分軸を持たずに人に追従する方が
自分にとって楽だから
といった理由ですね。
自分軸を持つということは
自分の選択、行動、
意思決定の結果に責任を持つことでもあります。
そのためには
「これがいいのだ」と明言する勇気
「その点には合意できない」と言い切る勇気
「それはちがう」と人から反駁される覚悟
など、様々な勇気や覚悟が必要です。
時には
特定の人に嫌われたり
強い批判を受けたり
言葉を尽くして説明せねばならなかったり
自分の考えを取り下げたり
面倒で気恥しい場面にも
向き合わねばなりません。
だから
敢えて自分軸を持たずに
相手に合わせながら生きているというのも
ある意味賢い選択なのです。
言い換えると
あなたは
自分軸が持てないと言いながらも
自分軸を敢えて持たずに
上手に人生を渡っている人だったりするのです。
ですから
自分軸が持てないと
悩み迷う代わりに
自分はどんな目的/意図で
自分軸を持たない選択をしているのか
考えてみたらいかがでしょうか。
あなたなりの目的が
必ずあると思います。
そしてその目的は
今のあなたにとって
決して悪いものではないはずです。
自分軸を持たないのも
あなたが大切な自分を守るために選んだ
役立つ人生戦略のひとつです。
ですから
自分軸を持たないからと言って
自分を虐めることはしないでください。
それでもやっぱり
自分は人に追従ばかりしたくない
そう思うのであれば
少しづつでいいので
自分の意見を相手に伝え始めましょう。
周りの人全員
「抹茶なんちゃらフラペチーノ」を注文しても
熱い紅茶が飲みたければ
あなたは紅茶を飲めばいい。
みんなが二次会に行くと言っても
あなたにその気がなければ
そこで帰宅すればいいのです。
私個人としては
自分軸を持っていた方が
人生が面白く、
豊かになると思っていますが
上記の通り
人に従う生き方も
それなりのメリットがあるものですし、
勇気が持てない時や疲れている時は
我を張らない方が楽なこともあります。
大切なのは
自分軸を持っても持たなくても
それは自分の選択なのだ
ということを意識しておくことです。
あなたの人生を作っているのは
あなたである
これはアドラー心理学の創始者
アルフレッド・アドラーの言葉ですが
これを忘れずにいれば
それだけでも
立派な「自分軸」になると思いますよ。
最後までお読みくださり
有難うございました
それではまた!
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は35年目、現地日系商社勤務は32年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)認定講師
マインドフル・セルフコンパッション(MSC™)Trained Teacher
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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