今日の記事は
昭和世代のおばさんの
つまらないつぶやきですが
もしかしたら共感頂けるかも知れないという
かすかな望みを持って書きました。
よろしければお付き合いください。
・・・・
近年、少子化が進んで
家庭の中の子どもの数が減り
それにつれて
親(特に母親)と子どもとの関係が
良くも悪くも「密」になったように思います。
そのせいか
大切な子供に
失敗をさせないようにと
過干渉になる親御さんが
とても多いですし
大切な子供が求めるものなら
何でも与えたい、
そう考える方も多いです。
もちろん私も
私が体験したような失敗や
物質的な不足感を
私の娘に
あえて味わわせたいとは思いません。
ですが私は
大きな事故にならない程度の
日常的な失敗や
欲しいものが手に入らない悔しさや
寂しさ、欠乏感と向き合うことは
人間にとって
とても大切な成長の糧だと思うのです。
失敗経験や
手に入らないものがあるからこそ
どうしたら上手くいくだろう
どうしたら手に入るだろう
…と、
自分の頭で
考え工夫することができるからです。
私は昭和41年生まれで
子どもの頃は
携帯電話なんてありませんでしたが
電車やバスで手持無沙汰になり
つまんない
やることがない
という事態になっても
ひとりであやとりをしたり
窓から見える景色に一人色々な空想をして
なんだかんだ自分の力で
自分を楽しませる工夫をしていました。
遊んでくれる友達がいない時は
家の周りで虫を探して遊んでました。
今でもよく覚えているのが
お正月の凧揚げの経験です。
私が小学生だった頃
西洋凧が流行り始めました。
「簡単に高く上がる」が売り物の
西洋凧のテレビCMで見る度に
欲しいなあって思ってましたが
父親は買ってくれない。
仕方なく
普通の奴凧をあげるんですが
悔しいほど高く上がっている西洋凧と
同じくらい高く上げるにはどうしたらいいか
骨を調整したり
糸の長さを変えたりして
何度も挑戦したのが
ものすごく楽しかったのです。
つまり
今の自分の出来る範囲で、
自分の持っているもので、
それなりに工夫して遊ぶのが
当たり前だったんですよね。
ポ-ランド出身の
私の旦那が子供のころは
東京生まれの私より
物質面ではもっともっと厳しく
共産主義時代には
大きな食料不足を経験しています。
本当に物がない時は
一週間に一度だけ配給される肉類である
一本のソ-セ-ジを
定規を使って測り
家族一人一人に切り分けていたそうです。
そんな時代ですから
当然おもちゃなどありません。
なので旦那は
天然の池でプレイする
アイスホッケーのスティックを
森の中の木を伐り出し
自分で作っていたとのこと。
また
ガットの部分が糸ではなく
小さな穴が沢山あいた
木製のテニスラケットも
自作したことがあるそうです
穴の部分は糸鋸で丁寧に切り出したらしい
そんな時代を生きてきたからなのか
旦那も私も
何か問題が起きた時
人のせい/社会のせい/環境のせいと
全てを自分の外部に責任転嫁したり
特定の誰かを非難するより
じゃあどうしようか
と考える習慣があります。
特に旦那は
厳しい社会環境で育ってきた分
環境を変えることができないなら
自分が行動すればいい
という考え方が
身に沁みこんでいて
自発的に、
ものすごく粘り強く、
目標や解決に向かって
行動し続けることができます。
私も粘り強く頑張れるタイプですが
旦那にはとても敵いません。
私の大好きなアドラ-心理学の創始者
アルフレッド・アドラーの言葉に
人は自分の人生を描く画家である
というものがあります。
大切な自分の人生を自分で描くのに
絵筆がないとか
これじゃ色が足りないとか
画用紙が白くないとか
そんなことを言っていては
何も始まりません。
環境や人に責任転嫁する前に
絵筆がないなら
代替品がないか探す
色が足りないなら
色を混ぜてみる
画用紙が白くないなら
その色を背景にできる絵を描く
などなど、
いくらでも「自分で」
工夫することができます。
昭和生まれの私には
失敗することや
必ずしもすべてが手に入らない環境が
こういった「工夫する力」を育てる栄養だと
思えるのです。
モノは豊かであればあるほどいい。
確かにそうなのかも知れません。
ただ
豊かであり過ぎること
与えられすぎることで
学び損ねることも
あるんじゃないでしょうかね。
さてあなたは
どう思われますか?
最後までお付き合いいただき
有難うございました
それではまた!
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東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は35年目、現地日系商社勤務は32年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)認定講師
マインドフル・セルフコンパッション(MSC™)Trained Teacher
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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