こんにちは。火曜日担当のsariです。
2月ってこんなに暖かかったっけ?
という陽気が続いていますね
実家の梅の花も咲き始めました。
さて
前回のブログに書いた
字幕翻訳の課題。
険悪な関係の父親が
息子に向かって言う
「I wish I liked you more.」
「お前のことをもっと好きになれたら
いいのに」を7文字以内で。
悩みに悩んで
「お前が息子とは…」で提出しました。
どう評価されるでしょうか
実はコレ、判事の父親が
弁護士の息子に言うセリフ。
『ジャッジ 裁かれる判事』の1シーンです。
皆さんは法廷ものって観ますか?
「Objection!(異議あり)」ってやつです。
映画もドラマも本当に多いですよね。
ちょうど先日、学校で
アメリカの法律と法廷
という特別講義がありました。
映像翻訳を目指す者にとって
法廷ものは避けられません。
そこで、普段何気なく
耳や目にしていた似たような単語が、
まったく違う意味を持っていることを
改めて知りました(当たり前ですが)
例えば
評決と判決
陪審員が下す有罪か無罪かが評決
裁判長が下す量刑宣告が判決
留置場と拘置場
逮捕者・被疑者が一時的に入れられるのが留置場
被訴追者が刑の確定まで入れられるのが拘置場
これ、英語ではどちらも
a house of detentionと言うので、
状況を見極めて使い分けないと
誤訳になってしまいます
まったく意識していませんでした。
いや、意識していなかったと
意識できたのは良かったのかも。
もっと多くの作品を観て
まだまだ勉強しなければ
全分野に精通するのは不可能ですが
どのジャンルがきても対応できるよう
まずは自分が普段観ない系統の作品を
観るようにと言われました。
私は…軍事ものかな
ちなみに
日本の放送では被疑者ではなく
容疑者を使うそうです。
理由は、被害者との聞き間違えを
避けるため。正反対ですからね。
なるほど〜
今日はここまでです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
sari
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