こんにちは。火曜日担当のsariです。
ゴールデンウィークが終わりました。
連休を満喫した方も
いつもと変わらない日々だった方も
お疲れさまでした。
私はこの連休中に
念願のノートパソコンを購入!
今まで仕事用はデスクトップPC
オンリーでしたが
最近は自宅にいることが減り
どこでも仕事や課題作成が
できるように買っちゃいました。
Surface Pro 6
タッチペンにはまだ慣れてませんが
いろいろできそうでワクワクしてます🤗
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さて、今回は出版翻訳についてです。
どうやったらなれるんですか?
そう質問されることがあります。
経緯は人それぞれだと思いますが
私の場合はどうだったのかについて
綴ってみます。
少し長くなりそうなので
数回の連載にしますね。
翻訳した書籍が初めて出版されたのは
ちょうど10年前でした。
ジャズレコードの
ジャケットデザインに関する
アート本です。
LPレコードと同じサイズで
なかなか凝った装丁。
依頼主は
ドイツに本社のある出版社です。
ドイツ語翻訳をやっている友人から
英→日の翻訳者を
探しているので紹介していい?
と訊ねられたのがきっかけです。
はっきり言って迷いました。
ジャズにもデザインにも
精通しているわけではありません。
翻訳会社に勤めた経験はありましたが
自分の翻訳をきちんと評価して
もらったこともありません。
自信はまったくありませんでした。
もし下手な翻訳をしてしまったら😣
レビューで本が酷評されてしまったら😖
不安は尽きませんでした。
でも
やってみなければ何も始まりません。
経験しなければ
実績は積めないんですよね。
思い切って
「やってみたい」と返事しました。
初仕事だったので
数ページ訳した文章を提出し
先方のチェックを受けました。
そしてOKサインが出たので
正式に契約書を交わし
いざ翻訳!
当時は
常勤の仕事をしていたので
帰宅後の時間や休日を使い
3か月ほどで仕上げました。
調べることも多くて
かなり厳しいスケジュールでしたが
常勤の仕事をしているなんて
依頼主には関係ありませんからね。
この出版社は
チェッカーを別に立てていたので
翻訳者の仕事は
訳文を提出したらほぼ終わりです。
完成本が送られてきて
初めて手にしたときは
いやぁ~嬉しかったです😊
そして重かった!
LPレコードのサイズで
厚さ約4センチ、500ページ弱。
写真が中心とはいえ
よく新人に依頼したなぁ😅
以後、その会社からは
翻訳やチェックの依頼がくるようになりました。
音楽や美術の本がほとんどです。
常勤仕事をしながらは
さすがに辛くなったので
思い切って仕事も辞めてしまいました。
フリーランスになったのです。
私の転機には
この「思い切って」が
重要な要素のようです。
いや、「思い切って」やったことが
転機になったのかもしれません。
そして
きっかけをくれた友人に
感謝です!
次回は
「フリーランスの翻訳者になった私が
まずやったこと」などを。
こんなことが知りたい
などあれば
ぜひお知らせくださいね。
sari
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