こんにちは。火曜日担当のsariです。
はっきりしない天気が続いていますが
みなさんいかがお過ごしですか?
今年も半分を過ぎました。
今週末は七夕です
私が住んでいるマンションでは
毎年エントランスに笹が飾られます。
数年前、こんな短冊を発見!
この子のお願いが
いつまでも叶っていますように
今日は映画のお話です。
7月1日は映画の日だったので
行ってきました岩波ホール!
お目当てはこちら。
この図書館は大好きな場所で
NYに行く際は毎回立ち寄ります。
またマンガ話ですが
『BANANA FISH』好きにとっては聖地
映画『セックス・アンド・ザ・シティ』では
主人公がここで結婚式を挙げようとしました。
実際に結婚式やレセプションなどで
使うことができるんです。
ステキですよね~~
さて、岩波ホールは
・毎月1日だけがサービスデー
・当日もらう整理番号順の入場
さらに、この映画は
平日週末問わず、連日満席とのことで
早くいかなきゃ売り切れる
初回上映1時間前着を目指しました。
到着した時点ですでに
百人近い行列…
なんとか無事に初回のチケットをゲット。
映画のために並ぶのは久しぶりでした。
映画は、ナレーションなし
いわゆる「ノーナレ」です。
だからでしょうか
登場する人たちの言葉が
とても力強く響きます。
「図書館は本の倉庫ではない。
学びたいと思う人たちが主役」
その主役である人たちに
何ができるのか、何を提供できるのか
地域にどう貢献できるのか。
幹部の会議や、スタッフのブレストが
延々と続くのですが、その内容の濃いこと。
図書館で行われている企画やイベントは
読書会や講演会はもちろん
シニア向けのダンス教室、
子ども向けのプログラミング教室、
就活支援にまで及びます。
視聴覚障害者のために
点字本やオーディオ本を充実させたり、
さらには情報社会から
取り残された人たち救済のため、
モバイルwifiルーターの無料貸し出しまで!
知りたい学びたい要求に
常にアンテナを張っています。
この図書館は公立ではなく
公共図書館(Public Library)です。
官民協働で、公的資金と寄付金によって
運営されています。
予算をどう活用するか。
紙か電子か、ベストセラーか研究書か。
またまた話し合いは続く…
濃密な講義や会議に
参加しているような気分になりました。
図書館関係者や役所勤めの方はもちろん
学生はじめ多くの人に観てほしいなぁ。
長いですけど!
上映時間が3時間40分(途中休憩10分)で
始まる前にアナウンスがあったとき
「えっ?!」と声を出したおじさんは
最後まで観られたでしょうか。
岩波ホールでの上映は今週末までですが
いま公式サイトを見たら
上映館が増えていました!
都内ではアップリンクや
恵比寿ガーデンシネマでも
これから公開されます。
お時間のある方「知の世界」に
どっぷりつかってみてはいかがですか?
sari
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