こんにちは。火曜日担当のsariです。
2日連続の登場ですが
どうぞお付き合いください。

先週、アーツ千代田3331で開催されている
シド・ミード展に行ってきました。


映画『ブレードランナー』の世界を
デザインした方です。
”ビジュアル・ヒューチャリスト”が描く
未来の乗り物、建築、都市・・・
展示品を見ていると
想像の翼がすこーーーしだけ
広がった気がします。

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火曜日のブログを読んでいる方は

お気づきでしょうが

私はかなりの音楽好き、ロック好きですグー
訳書も音楽関係が多いです。

特にハードロックやヘヴィメタルドクロ
パンクは大好物ドンッ

今回は、そんな私に舞い込んだ
夢のようなお仕事の話です。

出版翻訳の場合
仕事を受注するために
試訳を提出して先方(出版社)の
チェックを受けることがあります。

初めて出版翻訳の仕事を受注した

ドイツの出版社がそうでした。


オーディションを受けることもあります。
出版予定の原書の指定された部分を
オーディション参加者が翻訳。
その訳文を比較検討して
出版社が翻訳者を選びます。
これがなかなかハードルが高いあせる
不合格が続きますあせるあせる

某出版社のオーディションを
受けたときのことです。
残念ながら合格できませんでしたが
私の訳文を推してくれた編集者から
後日、連絡がきました。
経歴書を見て、音楽関係の翻訳に
携わってきたと知ったのでしょう音譜

「こんな本に興味ありますか」と
添付されていたファイルが
メタルバンドのベーシストの評伝ビックリマーク

 

オーディションの訳文を読んでいたので
私がOKであれば決めるとのこと。
「やりたいです!」と二つ返事で
引き受けましたチョキ

納期は厳しかったですが
なんとか仕上げて
出版にこぎつきました。

その翌年
また同じ編集者から連絡がありました。
「次はこれを出そうかと・・・」
貼り付けてあったリンクに飛んで
きゃーーーーーっ!と叫んだ私ドキドキ

高校時代、大好きだったギタリストの
評伝だったんですラブ

 

来日公演を楽しみにしていた矢先
不慮の事故で亡くなってしまいましたえーん
この人の本が翻訳されるなら
訳者は私しかいない!

とさえ思っていました。

まさか向こうからやってくるとは。
運命です(←勝手に決めつけ)
納期はさらに厳しかったですが
もちろん「ぜひ!」と引き受けました。

およそ2か月半
楽しかったアップ 苦しかったダウン

無我夢中でしたキラキラ

それまで知らなかった事実に
「へぇ~~」とうなずきながら照れ
事故の詳細が書かれているところは
涙ぐみながら汗
もうひたすらで乗り切りました。

こんなお仕事に巡り合えるなんて
私はとても恵まれています。

皆さんには

これをやるのは私しかいない!

と思えることありますか?

思い込みでもいいんです。

 

私の場合、この訳書に関わったことは

翻訳を続けるうえで、今でも

モチベーションとなっています。

 

 

長文お付き合いくださり
ありがとうございました。

4回にわたってお届けした

翻訳出版に関するお話しは

一旦ここまでとします。

 

翻訳に関して

こんなことが知りたい、

あれはどうなってるの?

などありましたら

ぜひコメントをお寄せください。

 

 

sari

 

 

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