非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦 -27ページ目

クローン牛の誕生

最近驚いたことは? ブログネタ:最近驚いたことは? 参加中

 クローン羊「ドリー」以来、他のクローン動物の誕生もちらほら聞きましたが、今回は、1993年死亡した「飛騨牛」のルーツの牛のクローンが誕生したとのニュースが入りました。うし丑年(うしどし)の始めには、タイミング良い記事ですね(笑)


最初は「食肉目的か?」といったニュアンスの情報も流れましたが、以下の記事によると、その計画はないとの事で、それについては安心しました(個人的には、クローン動物を作り過ぎるのには、あまり賛成出来ませんが)。遺伝子解析が中心となるようです。

「マンモスなど絶滅動物の遺伝資源の再生に期待が持てる」と書かれていますが(他者の記事でも)、いくらマンモス等の遺伝子解析が叶っても、これらの動物の再生は不可能というのが分かってきていると聞いているのですが・・・遺伝子(を含む核)が用意出来たとしても、その核をどの種の動物の細胞に移植するのか、更に、それをどの動物に受胎させるのか?マンモスになるように遺伝子を発現させる環境を与えられるのはマンモスの細胞や個体であり、それがなければ無理だそうです。

なので、かつては一部で見られていた「ジュラシック・パーク」の夢も破れているのだとか。

私も近年は、研究からすっかり離れてしまっているので、不適切な表現等があれば申し訳ないですが、少し前にある勉強のために受けた講義で、上記のような内容がありましたので。


今回の技術で画期的なのは、テレビでもやっていましたが、十数年前に死した動物の冷凍細胞、しかも冷凍技術が進んでいなかった時に、条件の悪い中で保存していた細胞にて成功したという点との事。

「特殊な培養液で培養したところ」がミソのようですが、この方法をもう少しに知りたいところです。



飛騨牛・元祖のクローン牛誕生 死後13年の冷凍細胞で

2009年1月9日3時1分

 岐阜県産の飛騨牛ブランドの元祖の種雄牛(しゅゆうぎゅう)「安福(やすふく)」号の冷凍細胞から、安福と同じ遺伝子を持つクローン牛を誕生させることに成功したと、近畿大と岐阜県畜産研究所が8日、共同発表した。安福は93年9月に老衰で死んだが、精巣だけ冷凍保存されていた。長期保存の体細胞を使ったクローン牛の誕生は世界初とされる。

 肉は食用に利用する計画はない。だが、近畿大によると、安福の生存当時は不可能だったおいしさを生む遺伝子情報の解明や、マンモスなど絶滅動物の遺伝資源の再生に期待が持てるという。研究成果は同日付の米オンライン科学誌に載った。

 会見によると、最初のクローン子牛は07年11月30日に誕生。「望安福(のぞみやすふく)」と名付けられた。昨年7月までに4頭が生まれたが、2頭が死んだ。死因は一般的な感染症とみられるという。

 農林水産省によると、受精卵ではなく体細胞を使ったクローン牛は国内で557頭生まれたが、いずれも生きている牛の体細胞が使われた。

 これに対し、今回は死後13年の安福の冷凍保存細胞が使われた点で画期的という。同大生物理工学部の佐伯和弘教授によると、安福の埋葬前に精巣を取り出し、零下80度の冷凍庫で保存した。世界初の体細胞クローン羊「ドリー」誕生が公表された97年より4年も前で、細胞保存のための凍結保護剤も一切使われていなかった。

 近畿大と畜産研は04年から共同研究を本格化。精巣の一部を切り刻んで特殊な培養液で培養したところ、染色体に異常のない生きた細胞を取り出すことができた。それらの細胞から核を取り出し、16個の胚(はい)をつくり、メス牛に移植。5頭が受胎して、4頭から子牛が生まれたという。

 安福は80年に兵庫県で生まれ、翌年、種雄牛オークションで当時最高値の1千万円で岐阜県が落札した。安福の精液で生まれた子牛は約4万頭。約68万頭の日本の黒毛和種の30%が血を引くという。(中沢一議)


クローンは悪魔の科学か―食糧・医薬・生命力 人類を救うバイオの先端科学/軽部 征夫
¥1,680
Amazon.co.jp

クローン、是か非か
¥2,940
Amazon.co.jp

幹細胞とクローン―カラーイラストでよくわかる 全能性のしくみから再生医学まで/仲野 徹
¥4,095
Amazon.co.jp

第二の創造―クローン羊ドリーと生命操作の時代/I.ウィルマット
¥3,360
Amazon.co.jp

2009年、深まる雇用(経済・生活)不安と人の心

2009年を大胆予想! ブログネタ:2009年を大胆予想! 参加中

 そろそろ暫く(冬の間)更新休止に入ろうと思いますが、これは書く事にします。
既に述べてきたように、派遣」を中心に「職の不安」がクローズアップされた昨年 でしたが、先月には「派遣切り」などが話題になり、大量の失業者を生む事となってしまいました。。私と非常に歳の近いブログ読者仲間の方もその対象者に選ばれてしまった と、ご自身のブログで書いておられました。
これも何度か書きました が、「第二次ベビーブーム」とやらで人口は最も多いのに関わらず、新卒の時期には「就職氷河期」と重なり、あまり回復する事もないまま、我々やその前後の世代は、自分勝手な上層部の年代によって良いように使われて切られている感が否めません。自分の身の回りやニュースを見ても。テレビ

新年早々、そうして職を奪われたと思しき人達が、強盗やホームレス襲撃などを犯しました。これらの行為は許せない反面、こうした社会背景が原因と思え、犯人達そのものを責められない気持ちです。職や生活の危機は、ここまで人の心をすさませてしまうのだと。
経済情勢の悪化と共にますます深まる雇用不安。今度は「正社員切り」の声も聞こえてきますし、今年は更なる雇用や生活の悪化と、それに伴う犯罪などが増加するのではと危惧しています。

一方、突然の失業で年末に路頭に迷われた人々のために、寝床の場や食事などの提供の場である「年越し派遣村 」が開設されました。私学非常勤講師をしているネット知人は「明日は我が身と居ても立ってもいられなくなった」と、年始に現場を訪れカンパをしてきた そうです。
この「かねごん」さん 始めサイト開設している教員方も書いておられるように(そして私も何度もここで)、最近は教員募集も正規雇用の「専任教諭」での募集は皆無で、私達のような(名目上は)授業だけ行う「非常勤講師」、そして専任と同じ仕事量と内容で給与は低く保障もない「常勤講師」ばかりです。そして1~3年位で切られますから、学校では既に「派遣切り」みたいな事は行われていた というわけです。実際「教員派遣会社 」もありますし。
なので、上述の「雇用悪化の煽りを最も受けている世代」である事に加え、こうした職業柄からも、私自身も「他人事ではない」という思いが非常に強いです。手を差し伸べて下さった派遣村の方々には、何も出来ないとはいえ素直に心から感謝の気持ちです

 しかし、派遣村関連の記事へのコメントを見ると、「甘やかすな」「自業自得」「働いていない者が食べる資格ない」「能力がないから仕方ない」などの意見とそれらへの賛同者が多く、悲しくなりました。何と冷たい世の中になったのかと!しょぼん
また「派遣を続けてきた自分の責任」「なぜ正社員になろうとしなかったのか」などのコメント、そしてブログ仲間の方の記事にも同様のご意見もありました。
確かに、少し上の世代の方々にとっては、そういう感覚なのかもしれません。実際「本当に働く気があるのか」と発言した大臣もいるそうですし。

小さい頃に父が、テレビや道で見かけるホームレスの人を指して「なぜ、こういう風になったのか分かる?それは、真面目に働いてこなかったからだよ」とよく言っていた事も思い出されます。しかし近年は、ホームレスになる方々も、突然リストラされて家に帰れなくてそうなっていったとニュースで見た事もあります。
かつては「真面目に勉強して一流大学に入れば、将来は明るい」と言われ続け、私自身もそうした大人達の言う事を聞いて勉強し、苦労しながらも一応世の中では「難関」と言われる大学・大学院を卒業したのに、まさかこんな惨状になるとは夢にも思っていませんでした。ショック!講師仲間達だけでなく、そういえば大学時代の同期(遅れて再入学した自分より5~6歳下)や上級生も、定職に就けていない人が目立ちましたね。
少し前そして先日も、東大法学部卒の無職男性(25歳や30歳)が、ネットでの殺人予告で逮捕。彼らはその極端な例のように思います。
このように、かつての「常識」はいっさい通用しませんし、「非正規雇用に甘んじている」のではなく「定職に就きたくても就けない」のが現状なんです。バブル時代を謳歌した世代の方々にはお分かりにならないのでしょうが。上述の通り、これから正社員も切られる恐れがある今、派遣村とそこに集う人々を非難している方々も「明日は我が身」かもしれませんよ。

もちろん、こういう人々が仰せのように、派遣切れでない者も紛れ込んでいる可能性も否定出来ないです。でも、解雇されて仕事が見付からず本当に苦しんでいる人もいるのですし、そういう時に出来る範囲で助ける事って、素晴らしいではないですかビックリマーク失意の中、そうした温かさに触れ「生きる希望が沸いた」というのは、分かる気がします。毎年1年で契約解除が続いて精神的打撃を受け、一時は仕事をする意欲を失った 自分としては。
それに、こうした思いやりは、今度自分が本当に困った時に必ず返ってくるものです。
深刻な経済と雇用状況が危機で苦しむ中、悲しい事件が増える一方で、「助け合いの精神」という光が見えたのは嬉しく、こうした温かな心が広がる年がればという思いであり、自分もそう心がけていくつもりです。
そしてこれを機に、あらゆる分野での労働問題がクローズアップされ雇用条件の改善がなされていく事を願っています。

 なお、その他では、来年が冬季オリンピックという事で、この冬そして今年終盤には、スキーやスケートが盛り上がるのではないでしょうか?スキー

 個人的には「希望の進路成就」や「結婚」などと言えれば良いですが、その可能性は低そう・・・(苦笑)
いずれにせよ、厳しい情勢の中でも、皆がその中を強く生き抜き、明るく過ごせる1年であって欲しいです。キラキラ

コメント返信―箱根駅伝に関して

アケオメブログを書こう ブログネタ:アケオメブログを書こう 参加中

 ここ連日、カウンターのアクセス数が上がりっ放しです。アップ3日連続4桁の訪問者数なんて初めてでしょう。アメブロランキングも、遂に「学び・教育」カテゴリー でベスト10入り、総合 でも3ケタ(1000番以内・・・これって一昨年夏以来かな)に入りました。

箱根駅伝 」(2~3日実施)の反響がいかに大きかったかを思わされます。走る人

[総合ランキング]
649位/4001031人中
ランキング一覧
[ジャンルランキング]
6位/10861人中
学び・教育

複数の方からコメントも頂き、ありがとうございました。色々なご意見が出ましたので、記事にします。「あけおめブログ 」は既に書いていますが、相互読者様の場合、個別の新年ご挨拶がまだの方もいらっしゃいますので、ご挨拶も兼ねてという事で。


ただし、不快な書き込みが複数入り、年始も過ぎましたので、コメント欄は再び閉じさせて頂きました。批判的意見も構わないですが、あまり無礼なものばかりです。既に申し上げている ように、その際には、まともなHNにてご自分の身分を名乗った上で、何に異議があるのかを丁寧に指摘して欲しいのです。特に反対意見の場合、それだけで相手も嫌な気分になりますから、より言葉遣い等を丁寧にせねばならないと考え、私自身はそうしています。それが出来ない者は迷惑コメントとして対処し、IP拒否や公開を行いますので、ご承知おき下さい。

加えて以下の事情から、アメーバメッセージも暫く拒否にさせて頂きます。他の皆様には、ご不便・ご不快な思いをおかけして申し訳ないですが、どうかご了承お願い致します。

本ブログは言いたい事を批判でも何でも書くので、非難もたまにあれど、支持して下さっている方もいらっしゃいますし、自分の気持ちは曲げたくないので、このままいくつもりです。このような私ですが、改めて本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m

まずは、迷惑コメントの紹介と返信。(しかし、これではクチコミ評価は「もの言い」だろう・・・汗



HN「酷いよ」(IP:220.145.160.134、ホスト:ntsitm055134.sitm.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp)へ。

 「酷い」のはどちらだ?初めての相手に、そんなHNで「頭ふるいんじゃない」などと無礼な口調で言っているあんたの方では?


HN「教育に携わる資格なし」などと言っている者に関して。

(IP:122.25.129.177、ホスト:p2177-ipbf1003souka.saitama.ocn.ne.jp)

 まず、上記のHNで「いつまでもこんな所で子供みたいにダダこねて」とか「同じ教育に携わる者としてあなたは恥」などと書き込んできました。私が反論しコメント拒否にすると、今度はわざわざアメーバID「sentimental3(だいすけ)」を作ってまで、私に脅迫めいたメール(アメーバメッセージ)をよこしてきました。件名にて「IPを公開されたどちらかのもの」とだけ名乗っていますが、アクセス解析でこちらなのは明白です。 (しかし、昨夜~今日で合計170回近くのご訪問、ご苦労様です(笑)

http://ameblo.jp/sentimental3/

じゃあ、あんたは「教育に携わるに相応しいお方」なのか?その無礼なHNとコメント見る限り、決してそんな風には思えませんが。

本ブログは、あくまで私個人の意見や情報を発信しています。「こういう考えもある」という事を知って頂きたいだけです。なので、そんな風に言われる筋合いはない。

もちろん、自分は人として未熟ですし、まして教育関係者として至らない点は多いのは認めます。また人間ゆえ、悲しい時や怒る時もあり、醜態をお見せしてしまう事もあるかもしれません。でも、直接相手に接する時は、(たとえネット上でも)それなりの礼儀はわきまえているつもりですし、真っ当な批判やご指摘には耳を傾ける心づもでおります。不快と思われる場合、もう少し言い方があるのではないでしょうか?

ご自分の身分も明かさず、人を侮辱するようなHNで陰から他人を攻撃する。これって、最近問題になっている「生徒のネットいじめ」と同じ姿勢ではないか!?こういう大人まして先生(それさえ疑わしいですが)がいるから、子供が真似するのでしょうねぇ。匿名で執拗に嫌がらせをするする貴方こそ、卑怯だし教育に携わる資格がないのでは?こちらこそ、もしあなたが本当に教員なら、同業者としてあなたを恥ずかしいと思いますし、少なくともあなたに人の事は言えないと考えます。

なお、IP公開についてですが、レンタル掲示板等でも、荒らし防止のため投稿者のホストが表示される設定もあります。それが嫌なら、最初から相手を不快にさせないHNと表現を心がけるべきです。あなたこそ甘く見ないで下さいね。


    

以上、暴言ごめんなさい。では以下に、皆様への返信を書かせて頂きます。


>どこの学校でも、一人、二人の悪事のためにスポーツから学校まで非難的にされてしまう、、、この現状は悲しい限りです。
カズゴンさん(コメント欄に返信したものをこちらに移します)、今年もよろしくお願い致します。富士山

今回に関しては、世の中では「一人の悪事と他の選手達は全く別」と考えられているようで、優勝は皆が絶賛しています。批判をしているのは、私だけのようで・・・(汗)
ただ個人的には、チーム競技にて学内の「同じ部の者」が犯したのだから、処分を受けないのには疑問を感じるのです。

もちろん、同じ大学でも学部・学科も色々で、学生数も多いですから、大学全体を一くくりにすべきではないですし、自身とは無関係な所属の学生の不祥事で学校全体が非難されて嫌なのは当然です。
自分の出身大も、何かと色々言われますし(苦笑)
私の専攻は、大学内でも非常にマイナーゆえ、サークルなどで他学部生に「そういう学科があるんですか!?」などと言われた事があります(^^;


>僕はむしろ、何か不祥事が起こるたびに連帯責任や組織全体の姿勢が問われる日本のこの体質こそが問題であると思うのです。
>それもそれが公平ならまだ理解できるけれど、一部の権力支配団体の一部の強権的な人間の犯した不祥事なんて簡単に見逃され、もみ消されている...。

>不祥事は不祥事として肩をつけ、競技や学問、研究にその域を負わせないことこそ、学校のあるべき場ではないかと僕は思います。
kohhei1970さん、出場肯定的な立場からのご意見ありがとうございます。多数の人は恐らく、貴殿と同じ考えなのではと察します。今回の出場そして絶賛の声も、それゆえと考えています。
「一部の権力支配団体の一部の強権的な人間の犯した不祥事は簡単に見逃され、もみ消されている」と言われれば、そうですね。。こういう事を考えればキリがないでしょう。
不公平は嫌で問題すが、かと言って「ではすべての不祥事を見逃しましょう」となっては、ますます不祥事への抑止力がなくなってしまいそうです。不祥事を減らしていくためにも、見付けた所から「悪い事は悪い」と勇気を持って声を上げていく必要があると、逆に自分は考えるのです。

学問・研究に関してまで同様に考えるのは確かに無理があります。ただ「スポーツ」というのは、精神面をも鍛えねばならない場のはずですし、個人競技なら当人の責任で良いとは思いますが、まして今回は団体競技なので・・・たとえ「頭が固い」と言われようと、この勝利にはどうしてもしっくりいかないのです。すみません。

今年は出場に関して処分を受けて来年出直せば水に流せました。失敗のリベンジはその後でも遅くないかと。


>東洋の出場に関しては、、私個人としては頑張って練習をしてきた子達が出場することが出来てよかったんじゃないかな。とも感じますが、難しい問題ですね。
>本来なら辞退するべきでしょう。。
>主人は陸上競技をやっていた人なので、やはり同じ部の中で不祥事が起きていながら出場している事に納得がいかないと話しておりました。。
CHIHARUさん、あけましておめでとうございます!鏡餅

色々な考えの方がいらっしゃり、おっしゃる通り本当に難しいと思います。

ただ、実際に陸上をされていたという旦那様がこのようにおっしゃるなら、やはりそうあるべきではと考えます。

とはいえCHIHARUさんもおっしゃるように「頑張った学生が」とお考えの人は多いでしょうし、個人的には「出場はOKにしても、公式記録に残るのは個人成績のみで、大学全体の総合成績は参考記録(つまりシード権もなし)」とするのがベストの歩み寄りですかね。

早稲田偏重の報道には、卒業生の自分も嫌でさほど応援はしていなかったのですが、やはり浪人して入学した生徒は立派でしたね!ちなみに実は、あの瀬古さんも、1浪して早稲田に入学されているのですよ(^^


whiteさん、はじめましてビックリマーク最近は小学校の非常勤講師も増えているようですね。本ブログは確かに「非常勤」「非常勤講師」で検索されていらっしゃる方が多いようです。本ブログも本来、教育中心の内容のつもりですが、スポーツやニュースも扱っていますし、特に年末年始ゆえこちらの記事が多くなってしまった感じです。

どうぞよろしくお願い致します。

それにしても、同様のお気持ちであるとの事、嬉しく思います(^o^) 

あの歌手にもついても、彼女をいつまでも批判している人間への批判として「普通の女性なら、あの発言がデタラメと分かるから怒らない」と言いますが、問題は内容の真偽ではなく、一定以上の年齢層の女性への侮辱と取れる発言を「女性が」したからだと。もっと誠意ある反省し長く謹慎していれば、ここまで不愉快ではなかったかもしれません。

駅伝に関しては、ごもっともです。しかも未だに、この大学の選手(事件と無関係なのは承知でも)を「山の神」などと讃えているニュースが出てくるのには、異様とさえ感じます。もしかして、この大学こそ権力によって・・・とさえ失礼ながら思えてしまったり。やはり、不祥事のないチームが優勝した方が素直に讃えられる決まっています。

そういえばこの大会は、関東甲信越の大学限定ですね。関西にお住まいだと、盛り上がりとかいかがなのでしょうか?我が家では、父が(九州出身ながら)よく見ていましたし、近所が経路という事もあって身近です。だからこそ、今回の結果には残念でした。

明後日から仕事始めなのですね。私は出勤曜日の関係から9日からです。


>スポーツ推薦も ん??と思うことがありますね。
>体育系の学部であればよいんでしょうが、法学部や文学部など、本人の興味関心とかけ離れた学部に所属することもあるみたいですから

part time teacherさん、これには同感です!大学は本来「学問を行う場と」考える自分は、やはり学びたい学部学科に入学してもらいたいのが本心ですので、確かにスポーツで生きていくつもりの人が、関係ない学部に所属というのは「?」と思う事があります。

おっしゃる通り、学校スポーツの中でも高校野球と箱根駅伝は、宣伝効果大だと思います。

個人的には「国公立など学校名で(世間では「優秀」と注目される)大学は、勉強で頑張って」という気持ちなのですが、今大会では、初出場の上武大とか、数年前の初出場から頑張っている城西大、久々の出場となった青山学院などは、縁なくても陰ならが声援を送りたくなりますし、この健闘に素直に感動します。あと、地元横浜市内なので、神奈川大学も(恐らくここも、全国的には駅伝で知られたのではないでしょうか)。

また、留学生に関しては、私は構わないと思っています。1大学1~2人くらいであれば、そういう国の若者への支援にもなるでしょうし、相乗効果はあると考えます。それを行って成功したのが山梨学院ですが、ここも駅伝があったからこそ、名が知られたわけですから。



 また、ある読者様から新年のご挨拶メッセージを頂いたのが、心の救いとなりました。更にただ今、読者仲間のrin-1015さんからプレゼントと温かいお言葉を頂きました。皆様のお心遣いに心から感謝致します。ありがとうございます。


アメーバプレゼントショップより

第85回箱根駅伝 復路―不祥事起こした大学の総合優勝

テレビを見る時は内容? 出演者? ブログネタ:テレビを見る時は内容? 出演者? 参加中

 年末年始のアクセス数が悲惨で「もう本ブログも潮時かな」などと思っていたら、昨夜に箱根駅伝(往路)の記事 を書いてからのアクセスが驚異的に上昇!アップ叫び特に今日は、カウンターで1000を超え、これは忍者ツールを導入してからは初めてかもしれません。


 まず「お題」に答えると、年末年始に限らずテレビを見る時は、やはり内容重視です。テレビ特に好きな芸能人(著名人)がいるわけではないですし。

ただ歌番組は、出場歌手(や歌われる曲)によって決める場合もありますね。カラオケあと、比較的好きな内容の番組でも、嫌いな芸能人などが出る場合は、見るのを止める時もたまにあります(^^;



 さて、箱根駅伝復路は・・・こんな事を言っては不快な思いをされる方々も多いかもしれませんが、正直、一番勝って欲しくない大学が優勝 してしまいました。。昨日の往路も優勝 でしたが、総合で他校が逆転してくれれば往路優勝は霞められると思い、それを期待していたのですが・・・

しかも、そんな東洋大学 を絶賛する声ばかりです。「逆境を乗り越えてよく頑張った!グッド!」とか、いや、その不祥事さえ無かった事にされているほどの持ち上げぶり!叫び被害者やその周辺の方々の事を考えると、この傾向には疑問を感じずにいられないです。こういう事件さえなければ、伝統校の初優勝を喜べるはずなのに・・・


多くの方々は「たった一人のために、真面目に頑張ってきた他の選手達がかわいそう」とのご意見のようです。

しかし、個人競技ならともかく、駅伝はチームプレイ。「仲間との襷をつなぐ」などとよく言われている以上、こうしたチームメイトの不祥事も真摯に受け止め責任を取るべきでは、と思うのは間違いでしょうか?

一時は出場が危ぶまれたそうですし、本来ならば出場停止あるいは自ら辞退して欲しかったのが本音です。

そう某所で書いたら「もし出場出来なかったら、5区の選手らの才能も埋もれるところだった」との返答が返ってきて、こういう方々の言い分も分からなくはありません。

でも、この大学のこの部から逮捕者が出て、被害者もおり世間をも騒がせイメージを悪くしたのは事実です。こういうチームがペナルティもなく、何も問題を起こしていない他大学と同等に出場出来る、まして最高の栄誉を手に入れ、来年ものうのうと出場資格を手に入れるというのは、やはり納得いきません。

本当は「予選会から出直せ!プンプン」と言いたい。

ここの選手は1~2年生中心 との事なので、来年以降も巻き返しは可能ですし、それだけの実力があるなら、予選会からでも十分に勝ち上がれるのではないでしょうか。学年が問題ではないのは承知ですが。

辞退が気の毒というなら、せめてオープン参加にするとか。


いずれにせよ、昨夏の高校野球(常葉菊川)似たような状況 になってしまいました・・・いや、優勝してしまった分、そして批判の声すらない分、甲子園より酷い。

あの時も繰り返し述べてきた「スポーツさえ出来れば、何をやっても良い」という風潮がますます強まってしまった感じです。まあ、教育的要素が強い高校までに比べ、大学は個人の自主性や責任が問われるので(ほとんどが成人ですし)、同様に扱うのは正しくないかもしれません。

でも「学校学校」というものは、勉強やスポーツ等を通して人間性をも磨く、つまり社会に出て恥ずかしくない人となるための鍛練の場と考えますし、大学でも特に体育会系は「その大学の模範たれ」との指導もあると聞きます。

今まで箱根駅伝を見てきた中で、これほど後味の悪い結果は初めてでした。不本意でなりません。


 一方、昨年の優勝校・駒澤大学は、まさかのシード落ち ・・・ダウン近年「箱根駅伝の強豪校」と言えば、駒澤や山梨学院を連想するほどなので、残念です。。

また、近年登場した城西大が9区を目前にして途中棄権 、沿道で携帯のテレビにて知り、選手の泣き声が痛々しかったです。

一方、33年ぶりの出場という青山学院が、最後まで襷を繋いだ と当時の棄権の無念を晴らし、

初出場の上武大も、順位は下の方ながら夢の舞台に立って完走し、すがすがしさを感じたのが救いでした。走る人

また、早稲田の9区走者 は、浪人して受験して入学、4年生にて初めて走者に選ばれたそうです。スポーツスポーツ推薦が多い中で、こういう学生のガッツは好感が持てます。

その他、大東文化 大や明治大学 の健闘も光りました。キラキラ


 それから、瀬古利彦氏の解説は大不評でしたね。。母校である早稲田寄り過ぎのコメントが醜いとの事ですが、あれは、この大学出身者にとっても不愉快です。アンチも増えて迷惑ですね。むっ報道姿勢も併せると、プロ野球の某球団と同じに思え、自分も出身大とはいえ、あまり応援する気になれなくなってしまうのです(苦笑)

加えてご自身の過去の栄光をひけらかし選手達を上から目線で見過ぎている態度も、感じ悪かったです。選手時代は偉大だっただけに、がっかりです。。


 以上、文句ばかりぶちまけて失礼致しましたが、学生の部活や大会のあり方を、関係者の方々にはぜひとも考えて頂きたいと切に願います。

最後に、本日の生観戦で撮影した写真を紹介します。カメラやはり、選手は一瞬で通り過ぎてしまい、撮影は難しいです(>_<)汗


非常勤講師はつらいよ-中継車


非常勤講師はつらいよ-山梨学院

非常勤講師はつらいよ-神大



昨年の記事(復路は写真アリ)

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063481403.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063636898.html


一昨年の模様は↓(写真アリ)。

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022662926.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022666921.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022888602.html



箱根駅伝公式サイト

日本テレビ 箱根駅伝サイト

スポーツナビ 箱根駅伝



箱根出場の東洋大部員が痴漢で逮捕/陸上

2008.12.2 17:07

 電車内で女子高生の体を触ったとして、警視庁高島平署は2日までに、強制わいせつの現行犯で、東洋大経済学部2年で陸上部所属の小林和輝容疑者(20)を逮捕した。

 調べでは、小林容疑者は1日午前8時20分ごろ、東武東上線の電車内で女子高生の体を触った疑い。女子高生本人が取り押さえ、東京都板橋区の成増駅で駅員に引き渡した。

 東洋大によると、小林容疑者は1日、埼玉県川越市の自宅から都内のキャンパスに通学途中。陸上部は1日付で小林容疑者を退部処分にしたという。陸上部の川嶋伸次監督は「被害者の方にご迷惑をかけ、心からおわびする。部員の指導を徹底する」とのコメントを出した。



東洋大 箱根駅伝は条件付きで出場OK

http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20081206-00000015-dal-spo&s=created_at&o=desc


1:2008年12月6日 10時41分 10点
記念大会だから処分が甘くなったのもありそうだ


2:2008年12月6日 12時16分 15点
「シード権内に入ってもシード権無し」っていうのも条件に加えたらいいと思う。


3:2008年12月6日 12時33分 5点
(2)駅伝補助金(各校一律二百万円)の支給停止
って、この200万円を痴漢した学生の親が補填することになるのかなぁ。
自分が親なら負担せざるをえないと考えるだろう。
親にとっても気の毒な話。


4:2008年12月6日 13時2分 18点
成人男性が犯した犯罪だから問題なのではないでしょうか?痴漢は犯罪と知りながら行っているのだから。通常自主辞退を行い1年間活動停止が当たり前なのではないでしょうか?被害者の高校生がかわいそう。過去他の事件よりかは犯罪軽視している判断でしょう。


5:2008年12月6日 14時58分 7点
駅伝は団体競技。一人の力が結果に大きく影響を与える。処分は甘すぎ。記念大会だから目をつぶったとしか思えない。


8:2008年12月6日 16時32分 33点
連帯責任の意味が分からない。成人した人間の個人犯罪である以上、親の責任でも所属する大学(企業)の責任でもないと思う。連帯責任という考え方が、責任の所在を曖昧にした無責任な考え方ではないでしょうか。ただ、痴漢犯罪に対してはもっと刑を重くすべきだと思う。


9:2008年12月6日 19時21分 3点
東洋大が出れるようになったのは良かったと思う。
でも、自分の応援している大学(出身大学)は
東洋大に負けるな!


10:2008年12月7日 19時3分 5点
高校の運動部より、大学の体育会の方が責任軽いことに疑問感じます。
連帯責任があるから構成員の個人の犯罪の抑止力たりえるのだと思います。一度ユルイことしてしまうと元には戻らないよ!
箱根を穢すなよ!

年末年始の番組と第85回箱根駅伝往路

年末年始に楽しみなテレビ番組は? ブログネタ:年末年始に楽しみなテレビ番組は? 参加中

 昨年末は、NHK紅白歌合戦を初めて最初から最後まで見ました(もちろん「ながら」です)。某1名 が登場の時だけチャンネルを変えましたが(苦笑)

「人気低下」と言われたり批判も多く、自分も「最近は盛り上がりに欠ける」と思っていたものの、何だかんだ言って「年末は紅白だな」を再認識させられた感じです。テレビ


同じく年末の歌番組として人気の高かった日本レコード大賞は、いつの間にか30日に移行。しかも、受賞者もあらかじめ決まっている「出来レース」とか、某社の力が強く「そこ所属の歌手が優遇されている」といった批判の方が(紅白より)高いようです。

確かに今回についても、最優秀新人賞のジェロは大いに納得ですが、候補として青山テルマやperfumeなども挙がるべきではと思いました。大賞の方は、EXILEは目立った活躍をしていたものの、イマイチしっくりこない。他の候補がパッとしなかった。Mr.Childern等も挙がって良かったのではと思うし、逆に世の批判通り、たいしたヒット曲は出していないのに、某社の力で選ばれたと思しき歌手 がノミネートさえていたり・・・


また、近年「年末裏番組」として注目度が上がっていた格闘技系も、盛り上がりに欠けてきたし・・・

あるサイトでのアンケートを見ても、「年末に見る番組」で圧倒的に多かったのが紅白でした。嗜好の多様化ゆえ、昔のような高視聴率は期待出来ないものの、様々な年代・ジャンルの歌手達が一同に会し歌や応援に団結する、というスタイルは、この機会ならではと思います。音譜


今回については、某失言歌手 やデビューして約3ヶ月という「ガールズ・ネクスト(?)」とかいう良く知らないグループの出場には文句が多かったようで、私も「彼女らではなく他に出るべき人はいたのでは」とこの点は不満であったものの、終わってみればおおかた好評 だった感じです。

事前に批判の多かった「トリを務める歌手」についても(紅組は別として)、白組(大トリ)の氷川きよしさんは、「一生懸命さが伝わった」と好感度は高く、「大トリは年配」の発想を変えたNHKを評価する声も多かった印象を受けています。

しかし、羞恥心ら「ヘキサゴンファミリー」 が登場した際に、フジテレビのマークのTシャツを着たアナウンサーらしき女性が出てきた のには、時代も変わったなと思ったものです(^^;



 年始に毎年楽しみにしているのが箱根駅伝走る人子供の頃から、父が良く見ていた影響で、いつの間にか自分もハマっていました。芸能人が出演する下手な新年番組よりはるかに面白い!

考えてみれば、自分が好きなスポーツ(もっぱら観戦)は野球・相撲・駅伝で、これってすべて父が好きだったものばかりですね(^^;

そして家の近くを通るので(テレビではあまり中継されない地点ですが華の2区!)家、毎年のように、その時間になるとそこまで行って応援しに行っています。旗
また子供の頃は、あまり大学名も知らないので、これによって覚えた学校は何校かありますね。
大東文化、中央学院、そして、数年前から強豪の1つとなった山梨学院大ビックリマーク近年では城西大、そして今回、上武大が初出場ですね。両校とも何気に名前を見た事はありますが、ほとんど知らなかった大学です。
このように、この大会は大学の宣伝にもなっていると思います(^-^)


いよいよ今日、第85回大会の往路が行われました。今回は、初出場の上武大に加え、青山学院も本大会で見るのは珍しいと思います。今年は、例年より出場校が多いように思います。

「今年こそスタートからテレビを見よう」といつも思いつつ、今日もまた出来ず・・・しかも、目覚めたのが9時半で(いつもは生観戦に出かける時間)、慌てて家を出たものの、もう人だかりがすごくて、前の方で見られず、しかも先頭グループは既に過ぎてしまったみたいで、がっかり・・・汗

撮影はほとんど出来ませんでしたが、下の写真を良く見ると、応援旗の下に小さく、先週の体の一部が見えます。ユニフォームから恐らく、駒澤大ではと思います。

非常勤講師はつらいよ-駒澤

帰宅してのテレビ観戦でも、最後の方はウトウトしてしまい、記憶になくなってしまったのですが、東洋大 が往路優勝とか。しかし、この大学陸上部員が年末近くに不祥事を起こしましたよね!!昨夏の高校野球 と同様、こういう学校の出場が認められ、しかも好成績を収める というのは、申し訳ないですが伝統校とはいえ素直に喜べないものです。明日の復路では、他の大学に期待してしまいます。

2区では、ダニエル選手(日大)の史上初20人抜きと、すっかりお馴染みになっていた モグス選手(山梨学院) の区間新記録、3区では、陸上選手として北京オリンピックにも出場した竹澤選手(早稲田)の区間新や、1年の時から名が知れていた 佐藤悠基選手(東海大) の健闘などが印象に残りました。あと、1年生選手の活躍も目立ちましたね。


往路順位

 優勝:東洋大(初)

 2位:早稲田大
 3位:日本体育大
 4位:中央学院大
 5位:山梨学院大
 6位:国士舘大
 7位:明治大
 8位:日本大
 9位:大東文化大
 10位:帝京大
 11位:中央大
 12位:東京農業大
 13位:関東学連選抜
 14位:専修大
 15位:駒澤大
 16位:神奈川大
 17位:拓殖大
 18位:順天堂大
 19位:亜細亜大
 20位:上武大

 21位:東海大

 22位:青山学院大

 23位:城西大


昨年の記事(復路は写真アリ)

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063481403.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063636898.html


一昨年の模様は↓(写真アリ)。

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022662926.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022666921.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022888602.html


箱根駅伝公式サイト

日本テレビ 箱根駅伝サイト

スポーツナビ 箱根駅伝


東洋大陸上部不祥事:箱根駅伝出場認める 関東学生陸連

 東洋大の陸上競技部に在籍した2年生の元長距離部員(20)=1日付で退部処分=が、電車内で女子高生の体を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕された問題で、関東学生陸上競技連盟は5日、特別審査委員会を開き、東洋大の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、来年1月)への出場を認めた。東洋大は同日夜、関東学連の裁定を受けて協議し、箱根駅伝へ出場することを決めた。

 関東学連は東洋大に対し、今大会の出場校に支給される補助金(200万円)の停止、集団応援の制限、学生指導に関する改善策の提出を科した。

 出場を認めた理由について同連盟は、裁定文で「一部員の不祥事によって、真摯(しんし)に勉学とトレーニングに励んだ部員諸君がその成果を発表する機会まで失うことは誠に不憫(ふびん)」と説明。部の活動中や集団での行為でないことなども考慮した。東洋大は「教育的配慮を重視した裁定を重く受け止め、真摯に対応することで出場させていただくとの判断に至った」とのコメントを発表した。【石井朗生】

毎日新聞 2008年12月5日 20時22分(最終更新 12月5日 23時03分)


東洋大が初の往路優勝、早大は2位…箱根駅伝

 第85回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は2日、東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町までの5区間108キロのコースで往路レースが行われ、東洋大が5時間33分24秒で初の往路優勝を果たした。

 東洋大は、1区の若松(4年)で8位スタート。2区で14位に後退したものの、3区の大西(4年)が区間3位の力走で、9位まで押し上げた。

 圧巻は、1年生ながら山上りの5区を任された柏原。9位でたすきを受け取ると、首位の早大・三輪(4年)との4分58秒差を20キロ付近で覆し、1時間17分18秒の区間新でゴールした。

 早大は2年連続の往路Vを逃したが、トップに22秒差の2位。北京五輪代表でエースの竹沢(4年)が、3区で区間新の快走を披露した。

 3位以下は東洋大、早大、日体大、中央学院大、山梨学院大と続き、総合連覇を目指す駒大は7分55秒差の15位と大きく出遅れた。

 往路順位は以下の通り。

 <1>東洋大<2>早大<3>日体大<4>中央学院大<5>山梨学院大<6>国士大<7>明大<8>日大<9>大東大<10>帝京大<11>中大<12>東農大<13>関東学連選抜<14>専大<15>駒大<16>神奈川大<17>拓大<18>順大<19>亜大<20>上武大<21>東海大<22>青学大<23>城西大

2009年1月2日14時14分 読売新聞)

 「史上最強留学生」の称号に違わない力走だ。4年連続で2区に登場したモグス。2キロ手前でトップに立つと、あとはひたすら己との勝負になった。目標の5分台は達成できなかったが、最後まで小気味良いピッチ走法を維持し、1時間6分4秒で2年連続の区間新記録を樹立した。
 最上級生になり、これまでに比べ「チームのために」という姿勢が強くなった。練習で1年生のコスマスが集団を飛び出すと、追いかけて注意することも。今大会も自身の記録より「最後の箱根はみんなで優勝したい」という思いが強かった。
 「箱根は応援がすごくて楽しい。4年間やってきてよかった」。その笑顔は「史上最強」だけでなく、「史上最も駅伝を愛した留学生」ということも証明していたようだ。(行場竹彦)

あけましておめでとうございます!!

【クリスマス&お正月キャンぺーン第四弾】2009年の目標は? ブログネタ:【クリスマス&お正月キャンぺーン第四弾】2009年の目標は? 参加中

 年明けて2009年となりました。今年もよろしくお願い致します。鏡餅(実は今、年賀状を印刷したりしています(^^;)

昨年は「職の不安」が更に大きくなり、失業してしまった状態で年越しされた方も結構おられるようですね。。特に、住む所さえも奪われた人はどのような思いでこの年を迎えたのかと考えると、何とも言って良いか言葉が見当たりません。
自分も他人事ではなく、最近は今後への不安を抱えながら生活してきました。このような現状から脱却すべく、色々模索した割には収穫は得られませんでしたが、このような現状を考えると、たとえ1年限りの非常勤であっても、仕事があることが有り難いと思わねばならない状況かもしれません(首を切られても、年度末の3月までは勤務ですし)。
とはいえ、今年こそいい加減に色々な意味で落ち着きたく、それを引き続き目指していくつもりです。アップ

その事と関連して(おまけに仕事もあるし)、1~2月は特に慌ただしくなるため、新年早々にまたブログを休止する事になりそうです。明日あさっては好きな箱根駅伝があるので、その結果だけはupするつもりでいますが・・・(^^;もし気になるニュースがあれば、それをリンクのみするかもしれません。

いずれにせよ、この冬は、こちらにはほとんど顔を出せなくなりますが、今後も更新の際にはお付き合い頂けると嬉しく思います。
最近は忙しさ等を理由に、一方的な発信のみでコメント欄を拒否にする事が多く申し訳ありませんでしたが、早く一段落して、お読み下さる方々との交流ももっと大事にしていきたいと考えています。
実生活でもネット上でもお心かけて頂いた方に、昨年の感謝をすると共に、今年のご挨拶とさせて頂きます。
皆様にとっても良い年となりますように・・・
世の中は不況等で厳しい状況ですが、明るい日が来る事を願いつつ、乗り切っていきたいですねビックリマーク

2009年 元旦

 ある読者様からです(今回も「ナイショ」設定のため、お名前は非公表にします)。プレゼントかえってお高いものを頂いてしまった感じで申し訳ないです。ありがとうございました。

1/3更にお二方から頂きました。ありがとうございますビックリマーク
来舞~ラブ~さんから


クチコミ冬キャンペーン

2008年ニュース ベスト10―「食」から「職」への不安へ

2008年は○○な年でした ブログネタ:2008年は○○な年でした 参加中


 今年最後のエントリーは、例年と同じく、今年に印象に残ったニュース(全般)のベスト10で締めたいと思います。

昨年 は「食への不安」をトップとしましたが、今年はショクはショクでも・・・

2006年ニュース ベスト10

2007年ニュース ベスト10


1位:「派遣」をはじめとした雇用問題
 昨年から「ワーキングプア 」という言葉を耳にするようになりました。
 今年は5月に秋葉原にて無差別殺傷事件が起き、
 その犯人が25歳の派遣社員という事で、若者を中心とした
 派遣や非正規雇用の取り巻く厳しい環境も取り上げられました。
 状況はますます深刻になり、今月には「派遣切り」が相次ぎ、
 そして大学生等の就職内定取り消しまで起こるようになり、
 「就職氷河期の再来」と言われたり、失業者も増えています。
 インタビューを受けた「失業者」は、職だけでなく住居まで奪われ、
 その日の生活さえどうなるかという状態。。
 自分とっても他人事ではないゆえ、最も気になり不安な問題であります。

2位:無差別殺傷・ひき逃げなどの殺人事件
 上述の秋葉原無差別殺傷だけでなく、「誰でも良かった」などと
 他人の命を奪う残虐な殺人がいくつも報道されたように思います。
 ひき逃げして被害者が亡くなってしまう事件が複数あったり、
 終盤には、元厚生事務次官宅襲撃事件が悲惨でした。
 その他、女子高生殺人事件(愛知&京都)や
 成田幸満(ゆきまろ)ちゃんなど幼い子が被害に遭ってしまった
 事件も、何とも胸が痛く思いました。

3位:日本人研究者ノーベル賞ラッシュ
 物理学賞で3人独占(1人は米国籍となってしまったが)、化学賞で1人
 というかつてない快挙に、悲しい事件ばかりの日本を明るくしてくれました。
 特に、独特のキャラクターと「英語が全く出来ない」という
 益川敏英教授のインパクトは大きかったですね。
 一方その裏で、今の日本は優秀な研究者が
 育ちにくい環境にある事も問題になっています。

4位:北京オリンピック

5位:大相撲界での度重なる不祥事
 これも何度も触れていますが、複数の事件が一気に噴出しか感じです。
 そして、1年で6人の現役力士(うち3人は幕内)の解雇も衝撃でした。
 昨年起きた時津風事件 にて、犯人達の逮捕&兄弟子の裁判・解雇

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10071002319.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10179860624.html

 ロシア出身力士の大麻問題

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10129275939.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10134790506.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10136915312.html

 加えて、八百長裁判なども大きく報じられました。


6位:福田首相の辞任と麻生内閣誕生
 大不況の中、政界も厳しい状況に立たされています。
 昨年 に続く突然の政権交代ですが、「またか」感もありますが、
 福田前首相の言葉「あなたとは違うんです」が流行したり、
 自民党総裁候補は5人と、今までになく大人数だったのが印象的でした。

7位:相次いだ大麻事件
 上記の大相撲力士に始まり、有名大学の学生達(法・慶・同志社など)や
 著名人では、加勢大周、エンセン井上、男子プロテニス選手、声楽家、
 その他一般人でも様々な専門職を持つ人など、多くの者が逮捕されました。

8位:「食の安全性」が危機
 昨年 は1位に挙げた項目が再び・・・です。
 昨年の食品偽造で営業休止していた船場吉兆が再開して間もなく
 「客の食べ残し使い回し」が発覚し、信用をすっかり失って廃業・・・
 餃子を始めとする中国製の冷凍食品から毒薬が発見されたり、
 事故米や、産地等の偽装が相変わらず起こったりなど、
 食への不安はますます高まるばかりです。。

9位:アメリカ合衆国大統領選
 次期大統領選は、予備選も含め昨年末から注目となっており、
 先月の本選投票までほぼ1年間の長丁場だった事、そして、
 史上初の非白人系大統領誕生に、米国内のみならず、
 我が日本や他国も沸いた事からも、今年のビッグニュースでした。
 ただ、日本にとって良い大統領となるのかが未知数です。
 我が国にとっては、共和党の方が有利らしく、マケイン氏にも頑張って
 頂きたかったが、あの副大統領候補の女性がマイナスだったな。
 とはいえ、ヒラリー・クリントン女史を避けられたのはホッとした。
 バラク・オバマ氏の今後の手腕に期待したいです。

10位:大分県教員汚職
 大分県教員採用試験にて、金銭授受や縁故によって、
 不正な採用が行われていた発覚、教育界に衝撃が走りました。
 複数の管理職が逮捕されるのは当然ながら、
 不正合格者の採用取り消しは、当事者さえ分からなかったり、
 逆に不合格にされた人が特定出来なかったりと、受験者のみならず
 その教え子達の将来にも大きな影響を与えてしまった罪は重いです。

次点として、三浦和義社長の再逮捕と死を挙げておきます。
1981年の「ロス疑惑」と呼ばれる事件で、アメリカのロサンゼルスにて、三浦氏の当時の妻が殺害され、その容疑者として同氏が現地で逮捕されたのだと思います。当時は小学校低学年ながら、「ロス疑惑」「三浦和義」そして奥様の名前はニュースでよく耳にしており、小さい頃の数少ない強烈な記憶となっていました。
証拠不十分で保釈となっていた三浦氏が、今年になって突然サイパンで逮捕、そして秋にロサンゼルスに送られて間もなく亡くなる・・・自殺とされていますが、真相ははっきりしていないようです。
あと、1989年頃の幼児連続殺人宮﨑勤に死刑が執行されました。
このように、自分が子供時代に衝撃を受けた大事件の犯人や容疑者が亡くなったというのも、一つの時代が終わったような気持を覚えました。


 今年は、ますます暗い事件が多かったですが、そのような中で24日、元タレントの飯島愛さんが亡くなったとのニュースが入りました。
若い頃はあまりに「性」を強調しで売り出しており(Tバック姿とかも汚らしい感じがして・・・)、その後も言動などからあまり好きではなかったのが正直のところです(欽ちゃんの仮装大賞で、彼女のファンという参加者に暴言を吐いていたのを見てしまったもので)。ベストセラーとなった自叙伝「プラトニック・セックス」にも嫌悪感を抱いた程でしたし。
しかし、昨春の芸能界引退に関しては、歳の近い者としても色々思う事があり、というか共感さえ覚えるほどでした。ちょうど自分も、今春は現職への失望から意欲を奪われ仕事を辞めており(今は一応復帰し、まずまずやっていますが)、当初は怒りと不安で精神的にも乱れる事が時々ありました。次元は違えど彼女も、病気だけでなく様々な不安を抱えていたのではと察していたのです。
また元気になって新たな道で頑張ってもらいたいと密かに願っていただけに、かなりの衝撃です。しかも死後1週間も経っており、発見がクリスマスイブというのも、余計に痛ましさを感じます。
死因も未だ特定されていません。引退理由が病気との事なので病死なのか、あるいは、精神的にも不安定だったようですから自ら・・・という両方の可能性が考えられていますが、外傷がない事から前者の可能性が強そうです。

大袈裟で勝手な思い込みかもしれませんが、飯島さんの死は、ちょうど雇用問題で最も煽りを受けている私達同世代の不安を象徴するかに思えてしまうのです。
飯島さんは一時代を築いて成功したとはいえ、この世代(いわゆる「第二次ベビーブーム」「受験戦争」「就職氷河期」)の厳しい環境の中で育ち、がむしゃらに生きてきたが疲れて仕事を失い、生活苦(?)や病・孤独の中で寂しく命を閉じた・・・自身を始め今の社会を見ていると、私達も、いつこうなってもおかしくないという窮地にあるような気がしてしまうのです。
このような、ちょうど働き盛りであるはずの人々に「職への不安」が感じられた今年の終わりに訃報というのも、何とも皮肉に感じます。ご冥福をお祈りすると共に、そんな私達にも明るい未来が訪れる事を願うばかりです。


 また、私自身にとっては、自分の将来を模索して動いてきた割には、収穫を得られずあっという間に過ぎてしまった感じです(苦笑)とはいえ、ここ数年行ってきた学校教員から離れて違う事に挑戦出来たという点で、まあ良しとしますか(^^;
来年は早々に、また正念場が訪れます。

それでは皆様、今年もありがとうございました。どうぞ良いお年をお過ごし下さいませ。鏡餅
来年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
(今夜から1/3頃まで、コメント欄を開きます。)

2008年のスポーツ

 本ブログでは、毎年年末に「その年を振り返る」記事を書いており、今年も既に書いていますが、昨年 と同様スポーツについても触れたいと思います。


まずは、印象に残ったスポーツ界の出来事。自身の都合からベスト10まで出すのはしんどいので、3大スポーツニュースを順位をつけずに挙げます。


北京オリンピック走る人

 開催前には色々な問題・騒動が起こっていましたが、

 無事に開催され、今大会も数々の感動を与えてもらえました。ラブラブ

 新たなヒーロー&ヒロインも誕生しましたね。アップ

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10130449826.html
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10126202358.html
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127035404.html
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127627417.html
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10129275939.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10130449826.html


大相撲、数々の不祥事

 昨年の17歳新弟子暴行死事件 について、

 関与した前時津風親方と兄弟子3人が2月に逮捕

 秋には兄弟子らの裁判が行われ有罪判決、同時に解雇されました。

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10071002319.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10179860624.html

 8月には、ロシア人若手幕内力士・若ノ鵬大麻所持が発覚し逮捕、

 これを受けて行われた検査において、ロシア出身の兄弟関取である

 露鵬白露山に陽性反応、間もなく3人は解雇され、理事長も交代。

 6人の現役力士(うち3人は幕内経験者)が解雇とは、前代未聞です。

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10129275939.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10134790506.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10136915312.html

 また、この時期に八百長裁判も行われ、現役横綱である朝青龍までが

 法廷で証言をするという前代未聞の出来事。

 前出の若ノ鵬は、相撲協会に残りたいために「八百長があった」と証言

 するなど、複数の不祥事が大きな騒動に発展してしまった感じです。

 なお若ノ鵬の後、若者を中心に様々な分野の人が大麻所持で逮捕され、

 今年の大問題の1つとなってしまいました。。

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10158555953.html


プロ野球、大物監督&選手の引退野球

 ソフトバンク・ホークスの王貞治監督が、体調面から今季限りで退任。

 十数年間指揮してきたホークスでの監督辞任だけでなく、

 約50年間のプロ野球人生に幕を下ろした事になり、球団を超えた

 野球ファン、いや多くの国民が惜しみました。しょぼん

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10143897361.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10152036600.html

 また、PL学園高校時代から「KKコンビ」として知られた桑田真澄

 (巨人→大リーグ)&清原和博(西武→巨人→オリックス)の両選手、

 そして、ドラフトで8球団が競合したほどの実力者で、

 日本人メジャーリーガーの先駆けとなった野茂英雄投手なども、

 相次いで引退しました。本当に1つの時代が終わった感じです。

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10117681750.html

 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10145237128.html


個人的には、高校野球に関しても色々思う事が多かったです。不祥事校が複数出場による部活の在り方、自身や知人に縁ある(あった)高校の甲子園出場など。

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10120480052.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10122400242.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10123359133.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10129158194.html

http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10171172271.html



また今年は、オリンピックを含め多くの選手達が活躍したり、選手生活を終えたりしましたので、印象に残った選手・スポーツ関係者も以下に挙げていきます。(敬称略)


1位 王貞治(野球)
 長年、日本の野球界を支えて下さった事への感謝と敬意を表し、
 改めて心から「お疲れ様でした」と申し上げたいと思います。野球
2位 上野由岐子はじめ女子ソフトボール日本代表(ソフトボール)
 北京オリンピックでは、多くの選手達が健闘しましたが、
 中でも五輪最後の大会にて、日本に悲願の初金メダルをもたらし、
 日本中に感動を与えてくれました!クラッカー

3位 石井慧(柔道)
 オリンピックにて惨敗の続いた男子柔道において、
 最重量の100kg超級にて金メダル柔道
 優勝後インタビュー等でのユニークな言動にも注目が集まり、
 スポーツ界を超えて「今年の顔」の一人と言っても過言ではないです。
 こうしたキャラばかりが取り上げられましたが、オリンピック後の
 NHK番組にて彼のドキュメントを見た際に、
 欧州勢に広まって様々な変則技が生まれてしまった現在の柔道(JUDO)
 において、どうしたら勝てるかを熱心に研究してきた姿勢が伺えました。
 格闘技への転向を宣言しましたが、
 もう少し柔道で頑張って欲しかったのが本音です。

4位 朝原宣治他リレーメンバー(末次高平塚原)(陸上)
 オリンピック陸上の400メートルリレーにおいて、銅メダル!クラッカー
 日本の陸上トラック競技において、史上初のメダルをもたらした事も、
 ソフトボール同様の感動を呼び、この大会を感動で締めくくってくれました。
 朝原選手は長年、日本陸上界を支えてきた功績と翌月9/23の大会での引退
 という事で、特にクローズアップされましたが、実力派として名を馳せている
 末次慎吾選手らの力や他2選手の貢献も大きいと思っています。スポーツ
 
5位 太田雄貴(フェンシング)
 北京オリンピックで銀メダル獲得ビックリマーク
 五輪フェンシング初のメダルに、今まで国内では関心の低かった
 この競技への注目度が一気に上がりました!アップ
 大会後も様々な番組にて、頻繁に彼を見かけましたね。テレビ

6位 北島康介(水泳)
 オリンピックでは、前大会の金メダルに引き続き、今北京大会でも
 個人で2冠、リレーで銅に貢献するなど、日本選手最大の活躍ぶり!!
 「何も言えねー」の言葉も流行(?)しました。
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127035404.html

7位  高橋尚子(マラソン)
 2000年シドニーオリンピックでの女子マラソン金メダルにより
 一躍、国民的アイドルとなった「Qちゃん」。走る人
 次のアテネ五輪でも期待されたものの、選考は難航した揚句
 代表には選ばれず、今年の北京も叶いませんでした。。
 (今北京大会が惨敗だったし、代わりに出て欲しかった思いです。)
 そんな逆境や一時期のバッシングにもめげず、走れる限り現役続行の
 意向を示していた彼女が、秋に突然の引退を表明しました。。
 年の近い者としても、励まされたり共感する面もあっただけに寂しいです。

8位 清原和博桑田真澄(野球) 
 かつても述べた 理由から、この2人のアンチでしたが、
 とはいえ、日本の野球を支えてきた名選手であり、
 高校野球時代を含め、自分が小学生の頃からイイ歳になるまで
 見てきた選手であり、私の野球観戦史に欠かせない人達ゆえ、
 大きい重しを取られた気分ではあります。野球
 この2人が同じ年に引退したのも、因縁を感じます。
9位 安馬改め日馬富士 (相撲)
 昨年から不祥事続きの相撲界。
 しかも今年は、複数の悪いニュースで頻繁に取り上げられ、
 厳しい目が向けられていた中で、今年最後に大関昇進を果たし、
 角界に唯一(?)明るい光をもたらせた感じです。流れ星

10位 クルム伊達公子(テニス)
 かつては日本女子テニス界の第一人者でしたが、絶頂期に突然 
 引退してしまったのは、当時は残念に思いました。
 しかし今年に電撃復帰を決め、復帰戦でも好成績を収めるなど、
 周囲を驚かせ、注目を集めました。テニス

その他では、夏季オリンピックで最も好きな種目の1つである男子体操にて、冨田洋之選手の引退も寂しいものです。前アテネ大会で団体金メダルに貢献し、今北京大会では日本チームを引っ張ったエースは、演技の美しさだけでなく、寡黙な姿勢も人気がありました。
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127035404.html

また、フィギュアスケート もますます活気に満ち、テレビ中継も頻繁になってきたと思います。
女子では、浅田真央選手が女王に上りつめ、彼女を筆頭に実力者達がひしめく熾烈な競演。その中で新たに、鈴木明子という選手を発見。約6年ほどの体調不良を乗り越えての復帰との事ですが、フリーの演技など魅せられました。
男子の方は、昨夏の謹慎を経て復帰した織田信成選手 が見事に復活ビックリマーク今度は現在の第一人者・高橋大輔選手が怪我で欠場となってしまいましたが、織田君にとってはそれが追い風になっているかも。小塚崇彦選手も頭角を現し、今後ますます楽しみであります。音譜

2008年の顔

今年一番活躍した芸能人は? ブログネタ:今年一番活躍した芸能人は? 参加中

 本ブログを始めて迎えた最初の年末であった一昨年から、その年を振り返る企画を行っています(ニュースベスト10一般スポーツ )。
加えて昨年は、「今年の顔 」として注目された(と私が思った)人物も挙げていきました。
今年も同様の記事を年末に予定していましたが、この類のクチコミネタが締切となっているため、少し早いですが、2008年に活躍&話題になった有名人を「お騒がせ」と「ブレイク」の2部門について発表したいと思います。
芸能人でない人も含まれており、ブログネタの趣旨に沿わない部分も一部ありますが、ご了承下さい。スポーツ選手はまたの機会にと、今回は除外しました。
今回も、良い方(活躍)は後から行います。


今年お騒がせした人
 どちらかというとマイナスの事柄で世の中を騒がせた人々。(敬称略)
 昨年は犯罪者をいっさい挙げませんでしたが、今年は社会的な問題と
 なった件もあり、その重大さを認識する意味も込めて、他人に凶悪な
 危害を及ぼしたものでなければ、逮捕者もランクインしました。

1位 泰葉(タレント、歌手?)
 昨年の金屏風での離婚会見に始まり、今年初め頃も元夫である
 春風亭小朝との争い(?)がワイドショー等で取り上げられていました。
 そして秋の「金髪豚野郎」発言で騒動が大きくなってしまいました・・・
 さすがにこの時は見ていて痛々しかったですが、元夫にも問題が
 あったと思い、今までの我慢が爆発してしまったのではないでしょうか?
 個人的には泰葉さんは嫌いではないですし、
 ああいうキャラを通されて良いのではと考えます。
 しかし、ハッスル参戦には参りました(^^;

2位 若ノ鵬(元大相撲力士)
 今年の春頃に初めて名を聞いた力士でした。
 それが夏には、大麻所持で逮捕そして解雇と、現役幕内力士
 としては、史上初の事態を引き起こしてしまいました・・・
 これを契機に、他の2力士も解雇、そして八百長問題まで
 及び、相撲界が大騒動になっただけでなく、
 その後に、様々な分野の人が大麻で次々に逮捕されたのを
 見ると、彼が大麻問題の先駆けとなってしまった感じがします。

3位 福田康夫(前首相)
 印象の悪い人々と共に挙げるのは失礼かもしれませんが、
 9月の電撃辞任には驚き、しかも「あなたとは違うんです」の
 発言も流行語大賞のトップ10に入り(受賞辞退されましたが)
 今年話題になった一人という事で、投票させて頂きました。
 
4位 小室哲哉(音楽プロデューサー)
 多額の詐欺容疑での逮捕には、多くの人々に衝撃を与えました。
 ただ、この人は、全盛期から女性関係が乱れがちだったりと
 相手の女性を傷つける事もあったりして、
 音楽活動での業績は認めても、人間的には信用出来ず
 「いつか大問題を起こすだろうな」とは感じていました。
 しかし、あれだけ日本文化において一時代を築いた人が、
 このような結末を迎えるとは寂しいものです。。
 
5位 倖田來未(歌手)
 1月だか2月に、妙齢の女性達を傷つけるような発言 をし、
 謹慎になったと思ったら、たった2か月か3か月で復帰しよった!むかっ
 しかも「ベストジーニスト」やら「ネイルクインーン」等で
 賞を取ったり、しかも紅白にも出演するとは!?叫び
 (こいつの代わりに、矢島美容室あたりに出て欲しかったよ!)
 彼女へは批判の方が多いのに、のうのうと
 出てきているのには本当に腹が立つ!プンプン
 あれ以来、歌や姿が出てくると不快でチャンネルを変えてしまう。
 ファン対象にコンサートを行うのは構わないが、
 テレビからはホント早く消えてくれ!パンチ!

6位 加勢大周(俳優)
 今秋から波紋を呼んだ大麻事件の中で、この人も逮捕。
 自宅で栽培していただけでなく、高校時代から薬をやっていたそうですね。。
 織田裕二吉田栄作と共に「トレンディドラマ御三家」と言われていた
 若い頃から、芸名騒動で揉めるなど良い印象ではありませんでしたが、
 「御三家」の他の2人(彼らもかつては好きでなかった)が良い形で
 年を重ねていく中、この人だけは堕ちてしまいましたね・・・
 芸能界を引退するとの発表がありました。

7位 加護亜依(歌手、タレント)
  昨年もランクイン しましたが、その時は「事実上の芸能界引退」と
 言われながら、今年に何と復帰!!
 そして、Yahooやアメーバのニュースでも頻繁に取り上げられ、
 話題作りに必死、今年最もイタイ人のように感じます。
 しかし「メニエール病」と告白しながら「実は疲労だった」
 というのには、「ふざけるな!むかっ」と言いたいです。
 そういえば、上述の「豚野郎」氏と2人芝居をするとかビックリマーク

8位 藤川優里(八戸市議会議員)
 今年初めの方で「美人すぎる議員」と話題になっていましたが、
 最近は後援会長とのトラブルが取り上げられています。
 確かに、タレント気取りの勘違いな行動が多いように見受けられます。
 議員にしては若くてかわいく美人ですが、良く見ると口元が下品で、
 一般のタレントには敵わないように感じます。
 きちんと「市議」としての仕事を全うして欲しいです。

9位 山本モナ(アナウンサー、タレント?)
 結局この人は何者だったのでしょう?
 元アナウンサーのタレントという認識でいますが。
 以前のスキャンダル(?)からようやく復帰した矢先に
 巨人・ニ岡智宏との不倫疑惑で番組降板、再び謹慎・・・
 あ、でも復帰するらしいですね!彼女も早過ぎ!!
 それに、こういう人はまた同じ事を繰り返すでしょう。
 そういえば、そんな二岡も遂に、あの球団からトレードされる事になりましたね(苦笑)

10位 リア・ディゾン(グラビアアイドル?)
 名前を聞いた事があった程度であまりよく知らなかったのだが、
 確か缶コーヒーのCMに出ていた子ですよね?
 秋にできちゃった婚をし、その時の会見での態度や発言、そして
 旦那が一切表に出て来ない事も含め、かなり叩かれました。
 「ポイしないで」の迷言も印象に残っていますが、多くの人と同様
 「応援していた人達をポイしたのはあんただろ!むかっ」って感じです。


今年ブレイクした人
 おおかた良い意味でデビュー又は注目を浴びた人。(敬称略)

1位 上地雄輔(タレント)
 「クイズヘキサゴン」から誕生したユニット「羞恥心」の一人として、
 他のメンバーであるつるの剛士野久保直樹と共に、
 歌にバラエティに引っ張りだこでした。
 歌や衣装も結構良く、私達が子供だった'80年代を彷彿させるものがあった。
 この羞恥心に加え、女子陣では、里田まいスザンヌ木下優樹菜も併せ
 「おバカタレント」がブレイクした年でした。
 また彼は、ドラマ出演も複数、更にはブログの閲覧数は、著名人の中で常に
 トップを保ち、ギネスにまで選ばれるなど、
 今年ブレイク&活躍した人物として最もふさわしいでしょう。
 http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10119433919.html
 
2位 エドはるみ(お笑い芸人)
 今年初め頃に「レッドカーペット」なる番組で初めて見ましたが、
 確か、その時に大賞を受賞だったかと。
 少々古風な品の良い中年女性がいきなりはじけ出すというギャップが
 面白く強烈な印象を受けました。(徐々に飽きてきましたが)
 40過ぎて、これまでのキャリアを捨ててお笑いの道に入って成功した、
 というエピソードも、いわゆる「アラフォー世代」の心を捉えたかもしれません。
 以後、テレビ出演も増え「グー」のフレーズは、流行語大賞にも選ばれる。
 (個人的には、大賞には他にふさわしいものがあったと思いますが。)
 ブレイクした今年にいきなり、24時間テレビのマラソンランナーに選ばれたり
 など、文句なく今年の芸能界を象徴する一人でありました。

3位 はるな愛(タレント)
 松浦亜弥の口パク芸でブレイクしたニューハーフタレント。
 色々な番組で頻繁に見かけました。
 結構かわいいし芸達者で、元男性である事をネタにされても
 「言うよね~」と明るく笑い飛ばしてしまう。
 少々それますが、昨年から「ニューハーフ女子大生モデル」として
 売り出している椿姫彩菜も、更にテレビ出演が増え、本も出版するなど
 MtFの人々が活躍した年でもあったと思います。

4位 益川敏英(京都産業大学教授)他ノーベル賞受賞者
 今年のノーベル賞は、日本人が物理学賞で独占し(1名は米国籍ですが)、
 化学賞も併せ4名の先生方が受賞されるという快挙であり、
 悲しい事件が多い中で日本中を明るくしてくれました。
 先日の受賞者講演に続き、今日は授賞式が行われました。
 本当に敬服し、改めて祝福致します。
 特に益川教授は、独特のキャラクターなどからマスコミにも多く取り上げられました。
 この教授の場合、英語が全くお出来にならないのに
 ここまで成果を挙げられた事も素晴らしかったと思います。
 
5位 ジェロ(歌手)
 2月頃に「初の黒人演歌歌手の誕生」と聞き、最初は
 「どうせ話題作りだろう」と気に留めないでいたら、なかなか歌は上手いビックリマーク
 ファッションセンスも良く、母も気に入っています。
 持ち歌だけでなく、他の歌手の曲も歌いこなす「本物の歌手」だ。音譜
 若い人達が演歌に興味を持つきっかけになってくれればと思います。
 *12/30追記 !!日本レコード大賞新人賞!クラッカー

6位 大橋のぞみ藤岡藤巻(歌手?)
 今夏にヒットした宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」がヒットし、
 その主題歌も出だしは、多くの人々の耳に残りました。
 当然、これを歌った女の子と中年男性2人組も出番が多かったわけで・・・
 不思議な組み合わせですが、それがまた良かったのかもしれません。 

7位 バラク・オバマ(アメリカ合衆国次期大統領)
 日本人でも芸能人でもありませんが、次期大統領選は
 予備選も含め昨年末から注目となっており、先月の本選投票まで
 ほぼ1年間の長丁場を戦ってきたという点で、今年の話題の人物でした。
 そして、史上初の非白人系大統領誕生に、米国内のみならず、
 我が日本や他国も沸きました。クラッカー
 ただ、日本にとって良い大統領となるのかが未知数です。
 我が国にとっては、共和党の方が有利らしく、マケイン氏にも頑張って
 頂きたかったが、あの副大統領候補の女性がマイナスだったな。
 とはいえ、ヒラリー・クリントン女史を避けられたのはホッとした。
 オバマ氏の今後の手腕に期待したいです。

8位 DAIGO(タレント?) 
 突如現れ、最初は「何者?」と思いましたが、故・竹下登元首相の孫
 という血筋とユニークなキャラクターで人気を集めました。

9位 狩野英孝(お笑い芸人) 
 「僕イケメン」のフレーズとあの風貌がすっかり定着し、ブレイクが
 昨年だか今年だか分からなくなってしまいましたが、昨年の顔 には
 登場していませんから、今年という事で入れておきます(笑)

10位 嵐(アイドルグループ)
 このグループやメンバーの一部の名は、以前から耳にはしていましたが、
 昨年に二宮和也次いで櫻井翔を知り 、今年は他のメンバーの活躍も
 目にするようになり、全員の顔と名が一致するようになりました。
 一人は某疑惑が晴れないままでしっくりしない気持ちではありますが・・・
 某携帯のCMや24時間テレビでの司会、メンバー各個人でも
 ドラマ出演があったりと、グループ全体が飛躍した年になった気がします。


 その他では、かねてからの人気ドラマ「相棒」が映画化したのもきっかけとなり、主演の水谷豊氏が再ブレイクしたと思います。歌手活動にも力を入れ、今年の紅白歌合戦にも出場決定ビックリマーク

EXILEというグループは、名前しか聞いた事がありませんでしたが、今年はCMでも見かけたり、アルバムの売上などでも注目を集めた感じです。なお、前作のNHK朝ドラ「 で、元伝説のダンサーであるKENを演じたのも、このメンバーの一人なんですよね。

あと個人的には、今年の芥川賞受賞者である中国籍の楊逸(ヤン・イー)さんは、日本語を母国語としない初の受賞者という事で、文学界に新風を吹き込んだと感じています。本

NHKドラマ「フルスイング」

ちょっといい話教えて ブログネタ:ちょっといい話教えて 参加中

 ブログ読者仲間の方(差出人「ナイショ設定」になっているため、匿名にさせて頂きます)から、プレゼントを頂きました。プレゼント紹介が遅れてごめんなさい。
アメーバポイント(アメゴールド)消費させる目的のこの機能は使わない主義だったのですが、期間限定で無料アイテムもあるのですね。それに、こうして頂くと嬉しいものです。ニコニコありがとうございました(^o^)ビックリマーク
私も他の読者様達にも差し上げたいと思いつつ、150人近くの方に登録頂き、多くの方にご覧になっている関係で、全員に送るのは厳しい(><)

アメーバサンタさんからも届きましたビックリマーククリスマスツリー

 ところで、昨日まで3夜連続で、NHKにて「フルスイング」というドラマが放送されました。テレビ1月に放送されたものの(全6話)アンコールだそうで。そういえば以前NHKで、高橋克実主演の野球系学園ものの宣伝をやっていた気がしますが、その時は興味を持てなかった上(ありきたりの学校モノには飽き飽きだった)、土曜夜は毎週決まって見ているものがあったため、気に留める事はありませんでした。
しかし今回、反響に応えて再放送に加え、この作品のモデルとなった人物のドキュメントも紹介するとの事でした。
プロ野球の打撃コーチとして(選手としても4,5年プレイ経験あり)、多くの名選手を育ててきた高畠導宏氏(ドラマでは姓をもじって「高林」)が、還暦間近に高校教師に「転身」した物語。学校

コーチを務めていた球団での契約打ち切りを言い渡された主人公・高林氏が、大学通信過程にて教職も取得出来る心理学を学んでいた事もあり(選手育成にあたって足りない部分を探究するため)、先輩の紹介で58歳で福岡の高校にて教育実習を行う事に。
2週間の実習生ながら、担当学年全員の生徒を覚えたいと、将来の夢を聞きながら生徒達の写真を撮りカメラ、必死に理解に努める。そして、両親の蒸発により心を閉ざし、誰に話しかけられても全く口をきかなかった生徒の心をも開いていきました。
そして翌年59歳にて、その高校に正式に教諭として赴任し、本気でぶつかっていく。悩みや問題を抱える生徒に対しても、数々の問題に自信を失いかけた同僚に対しても、誠心誠意徹底的に寄り添い励まし、解決していく。その際に、各先生方の本来の良さや優しさを引き出していくんです。こうして、どこか重苦しさ漂っていた学園内に明るさや活気が生まれていきます。アップ
しかし、徐々に体調に不安が生じ、その年度の終わり頃にはすい臓癌と診断される。。初めての教え子を卒業式で送り出すと、東京に戻り入院し闘病生活を始めますが、虚しくも5ヶ月後にこの世を去ってしまいます・・・

ドラマ化にあたって多少は脚色しているでしょうが、実話が基となっているだけに、一つ一つの話や言葉に説得力があって感動し、泣けるほどでした。しょぼん
一方、一応は私立中高教員をしてきた者としては、学校生き残りの厳しさをも感じてしまうのです。

物語の学校は、福岡に実在する私立高校 がモデルとなっています。本ブログでも何度も触れている通り、中高一貫教育人気で私立志向が強い東京・神奈川でさえ、私学は経営が厳しく、古くからの一流校や伝統校を除いては、進学実績を急激に上げる或いはスポーツで名を馳せようと、かなりの無理をしている学校が多いです。ゆえに、講師を中心とした教員の雇用問題も絶えないです。
まして、首都圏以外の公立が優位と思われる地域では、尚更でしょう。
ドラマを見た限り、こうした学校宣伝に必死な部分はいくつか見受けられましたし、中でも教頭が、よくある私学の身勝手な上層部を象徴していると感じました。校長はすべての先生方を信じて見守っておられましたが、実際の学校によっては逆に校長が横暴な場合が多かったりします。

本作の例では、女子剣道部顧問の若手女性教諭は、志していた教職に就いたばかりの頃は情熱を持って臨んでいたものの、学校から期待されているのは「女子剣道全国制覇」の業績である事に気付き、加えて生徒に隙を見られる事を恐れ、いつも表情がこわばっていた。そして、エース部員の骨折により、部員が減った事で教頭から小言を受けたり、他の生徒達からも非難され、自信を失ってしまう。
教頭は、野球部監督に「次の大会で実績を残せねば解任」を言い渡したり、
後輩を殴った生徒に対し推薦取り消し処分を下したベテラン教諭を、その生徒の両親らからの辞任要求を受けて、校長に解雇を進める一方、
この主人公に対しては「元プロ野球の名コーチ」という事で、外部にも大げさに宣伝している。

主人公と同期の新人教諭が「あっちは週8コマで、僕は週18コマなのに、同じ給料なのか」などとボヤくと、別の教員が「あちらの方が高い」といった返答をしていました。この高林(高畠)先生も学校の広告塔として、少ないコマながら高額の給与で迎え入れられた感は否めません。
嫌な見方をしてしまいますが、その結果、こうして全国放送されて学校も広く知れ渡る事になったと思います。

とはいえ御本人は、そうした損得感情とは無縁の所で、「学校教師」としてはおぼつかない部分もあれど、縁の下から支える事も厭わず、どんな状況にも誰に対しても精一杯の情熱を傾け、関わる生徒や教師を元気付け心を救っていく
(妻子を東京に置いて単身で福岡で生活する事になり、そのため自身の息子に寂しい思いをさせてしまった部分もありましたが・・・)
それだけでも、私達にも多くの感動を与えてくれますが、就任1年余り後にはこの世の人でなくなってしまった事もまた、余計に涙をそそるのだと感じます。

同時に、自分は、そこまですべての生徒達を思いやっていたか、と反省の気持ちも湧きました。多くの生徒のためを思ってやってきたつもりでも、扱いにくい生徒に対しては、どこか敬遠していなかったか、とか。
現実問題として、教員は勤務時間外の任務も多く、常に一杯一杯の状態ですが、どのような生徒達にももっと気を配れるよう努め、たとえ1年限りの非常勤講師であっても(高畠先生も結局は1年だったわけですし)、担当した教え子達の心に残るような教師を目指したいという気持ちになれました。あそこまで偉大になるには程遠いにしても。