第85回箱根駅伝 復路―不祥事起こした大学の総合優勝

年末年始のアクセス数が悲惨で「もう本ブログも潮時かな」などと思っていたら、昨夜に箱根駅伝(往路)の記事
を書いてからのアクセスが驚異的に上昇!特に今日は、カウンターで1000を超え、これは忍者ツールを導入してからは初めてかもしれません。
まず「お題」に答えると、年末年始に限らずテレビを見る時は、やはり内容重視です。特に好きな芸能人(著名人)がいるわけではないですし。
ただ歌番組は、出場歌手(や歌われる曲)によって決める場合もありますね。あと、比較的好きな内容の番組でも、嫌いな芸能人などが出る場合は、見るのを止める時もたまにあります(^^;
さて、箱根駅伝復路は・・・こんな事を言っては不快な思いをされる方々も多いかもしれませんが、正直、一番勝って欲しくない大学が優勝 してしまいました。。昨日の往路も優勝 でしたが、総合で他校が逆転してくれれば往路優勝は霞められると思い、それを期待していたのですが・・・
しかも、そんな東洋大学
を絶賛する声ばかりです。「逆境を乗り越えてよく頑張った!」とか、いや、その不祥事さえ無かった事にされているほどの持ち上げぶり!
被害者やその周辺の方々の事を考えると、この傾向には疑問を感じずにいられないです。こういう事件さえなければ、伝統校の初優勝を喜べるはずなのに・・・
多くの方々は「たった一人のために、真面目に頑張ってきた他の選手達がかわいそう」とのご意見のようです。
しかし、個人競技ならともかく、駅伝はチームプレイ。「仲間との襷をつなぐ」などとよく言われている以上、こうしたチームメイトの不祥事も真摯に受け止め責任を取るべきでは、と思うのは間違いでしょうか?
一時は出場が危ぶまれたそうですし、本来ならば出場停止あるいは自ら辞退して欲しかったのが本音です。
そう某所で書いたら「もし出場出来なかったら、5区の選手らの才能も埋もれるところだった」との返答が返ってきて、こういう方々の言い分も分からなくはありません。
でも、この大学のこの部から逮捕者が出て、被害者もおり世間をも騒がせイメージを悪くしたのは事実です。こういうチームがペナルティもなく、何も問題を起こしていない他大学と同等に出場出来る、まして最高の栄誉を手に入れ、来年ものうのうと出場資格を手に入れるというのは、やはり納得いきません。
本当は「予選会から出直せ!」と言いたい。
ここの選手は1~2年生中心 との事なので、来年以降も巻き返しは可能ですし、それだけの実力があるなら、予選会からでも十分に勝ち上がれるのではないでしょうか。学年が問題ではないのは承知ですが。
辞退が気の毒というなら、せめてオープン参加にするとか。
あの時も繰り返し述べてきた「スポーツさえ出来れば、何をやっても良い」という風潮がますます強まってしまった感じです。まあ、教育的要素が強い高校までに比べ、大学は個人の自主性や責任が問われるので(ほとんどが成人ですし)、同様に扱うのは正しくないかもしれません。
でも「学校」というものは、勉強やスポーツ等を通して人間性をも磨く、つまり社会に出て恥ずかしくない人となるための鍛練の場と考えますし、大学でも特に体育会系は「その大学の模範たれ」との指導もあると聞きます。
今まで箱根駅伝を見てきた中で、これほど後味の悪い結果は初めてでした。不本意でなりません。
また、近年登場した城西大が9区を目前にして途中棄権 、沿道で携帯のテレビにて知り、選手の泣き声が痛々しかったです。
一方、33年ぶりの出場という青山学院が、最後まで襷を繋いだ と当時の棄権の無念を晴らし、
初出場の上武大も、順位は下の方ながら夢の舞台に立って完走し、すがすがしさを感じたのが救いでした。
また、早稲田の9区走者
は、浪人して受験して入学、4年生にて初めて走者に選ばれたそうです。スポーツ推薦が多い中で、こういう学生のガッツは好感が持てます。

加えてご自身の過去の栄光をひけらかし選手達を上から目線で見過ぎている態度も、感じ悪かったです。選手時代は偉大だっただけに、がっかりです。。
最後に、本日の生観戦で撮影した写真を紹介します。やはり、選手は一瞬で通り過ぎてしまい、撮影は難しいです(>_<)
昨年の記事(復路は写真アリ)
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063481403.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10063636898.html
一昨年の模様は↓(写真アリ)。
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022662926.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022666921.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10022888602.html
電車内で女子高生の体を触ったとして、警視庁高島平署は2日までに、強制わいせつの現行犯で、東洋大経済学部2年で陸上部所属の小林和輝容疑者(20)を逮捕した。
調べでは、小林容疑者は1日午前8時20分ごろ、東武東上線の電車内で女子高生の体を触った疑い。女子高生本人が取り押さえ、東京都板橋区の成増駅で駅員に引き渡した。
東洋大によると、小林容疑者は1日、埼玉県川越市の自宅から都内のキャンパスに通学途中。陸上部は1日付で小林容疑者を退部処分にしたという。陸上部の川嶋伸次監督は「被害者の方にご迷惑をかけ、心からおわびする。部員の指導を徹底する」とのコメントを出した。
東洋大 箱根駅伝は条件付きで出場OK
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20081206-00000015-dal-spo&s=created_at&o=desc
1:2008年12月6日 10時41分 10点
記念大会だから処分が甘くなったのもありそうだ
2:2008年12月6日 12時16分 15点
「シード権内に入ってもシード権無し」っていうのも条件に加えたらいいと思う。
3:2008年12月6日 12時33分 5点
(2)駅伝補助金(各校一律二百万円)の支給停止
って、この200万円を痴漢した学生の親が補填することになるのかなぁ。
自分が親なら負担せざるをえないと考えるだろう。
親にとっても気の毒な話。
4:2008年12月6日 13時2分 18点
成人男性が犯した犯罪だから問題なのではないでしょうか?痴漢は犯罪と知りながら行っているのだから。通常自主辞退を行い1年間活動停止が当たり前なのではないでしょうか?被害者の高校生がかわいそう。過去他の事件よりかは犯罪軽視している判断でしょう。
5:2008年12月6日 14時58分 7点
駅伝は団体競技。一人の力が結果に大きく影響を与える。処分は甘すぎ。記念大会だから目をつぶったとしか思えない。
8:2008年12月6日 16時32分 33点
連帯責任の意味が分からない。成人した人間の個人犯罪である以上、親の責任でも所属する大学(企業)の責任でもないと思う。連帯責任という考え方が、責任の所在を曖昧にした無責任な考え方ではないでしょうか。ただ、痴漢犯罪に対してはもっと刑を重くすべきだと思う。
9:2008年12月6日 19時21分 3点
東洋大が出れるようになったのは良かったと思う。
でも、自分の応援している大学(出身大学)は
東洋大に負けるな!
10:2008年12月7日 19時3分 5点
高校の運動部より、大学の体育会の方が責任軽いことに疑問感じます。
連帯責任があるから構成員の個人の犯罪の抑止力たりえるのだと思います。一度ユルイことしてしまうと元には戻らないよ!
箱根を穢すなよ!