学校非常勤講師はつらいよ―安定した職と収入が欲しい! | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

学校非常勤講師はつらいよ―安定した職と収入が欲しい!

【クリスマス企画第一弾】サンタさんに、何をもらいたい? ブログネタ:【クリスマス企画第一弾】サンタさんに、何をもらいたい? 参加中

 記事のタイトルの中に、ブログ名を入れてしまいましたよ(^^;

 ようやく、地獄のような(?)1週間が終わりました。
前回 も書いたように先週は、2学期末試験返却(高2と高3が別の日)・成績データの入力と最終確認(これも別々の日)・3学期授業開始で、週5日出勤を強制され(週6コマ分の給与で!)、体はかなりきつかったです。
特に、土曜の授業(ビデオを見せて感想等を書かせる―これを含め授業で行う事は学年で統一している)では、操作で失敗してしまったりなど、本当に体も思考力も限界にきていました・・・ショック!
しかもこの日は、今後の実験に使用する測定を行わせたものの提出日で(実験補助等をして下さる事務員さん がいらっしゃるとはいえ)この科目で唯一出講日だった自分は、放課後(お昼過ぎ)次々に来る生徒の対応にも追われていました。あせる

そのような中でこの土曜の帰り、Edyカード(買い物のため数千円をチャージしたばかり)や高額(長年利用していて10万近く)貯まっていたヨ○バ○カメラのポイントカードの2枚を紛失してしまい、それもショックで。。ガーン
昨日はとある模擬試験、今週は生徒が修学旅行のため、ようやく休めます。夕方は急に気分が悪くなって、しばらく寝ていました。

 それにしても、毎度ながら学校非常勤講師は、コマ数分しか給与がもらえないのに、授業準備・必要に応じての生徒指導・提出物の点検・試験作りや採点など、時間外にせねばならない事が多いです。
ある程度は仕方ないとしても、今回の勤務校は成績の扱いがかなり厳しく、講師の出講日をあまりにも考慮してくれずに多くの処理を日程に余裕もなくさせるのには、いくら生徒のためとはいえ、きつ過ぎで腹が立っています。
定時で帰れる事務員の方が割が良いのでは、などと羨ましくさえ思えてしまいます汗

 ここ最近、ニュースでは「派遣切り」を始めとする非正規雇用者(労働者の3分の1だそうです)の労働問題を再び、そして大学生の「就職内定取り消し」(「就職氷河期再来」などと書いてありますが、我々は正にその時代の人間でしたよ!)をよく聞きます。自分も他人事ではなく、本当に自身の将来が不安でなりません。
一方で「医師不足」も話題になっており、「来春から医学部 の定員増加」という記事も見ると、複雑な思いがします。病院私達の受験時代は「医師過剰」などと言われていましたから。

他学部も様々な大学が、少子化のために受験生を呼び込む企画が多く、受験戦争の時代の自分達の頃とは正反対だと思うと「今までの苦労は何だったのか」などと思ってしまいます。
「あの時、志望大学に受かっていれば」などと思ったり・・・汗
高校講師をしていると、進学に関しては否応なしに耳にしますから(今回は大学付属とはいえ、そろそろ進路に向けた説明や志望調査を行うようですし、過去の勤務校の生徒達の事も浮かんだりして)、余計に受験の事が思い出されます。本

浪人時代に、通っていた予備校が校内生向けに当時出版していた雑誌の12月号で、ある投稿者が
クリスマスプレゼントがロボットおもちゃだった子供の頃が懐かしい。今じゃ一番欲しいものが『志望大学の合格証書』。さすがにサンタも無理だろう
と投書していたのが思い出されます。クリスマスツリー
ああ、私も今更ながら、当時の第一志望 の合格証が一番欲しい!(苦笑)桜なんせ、資格に直結した学部でしたから。
次に欲しいのが「安定した職」次いで「お金¥」ですかね。
上記の投稿者の言葉通り、サンタクロースも無理でしょうが、やはり今は何よりも欲しいのです。夢がなくてスミマセン。プレゼント


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