オリンピック閉幕(8/22の結果も併せ)
今朝、帰宅しました。北京オリンピック終了してしまいましたね。。昨夜は高速バスでの移動ゆえ、閉会式も見られませんでした(><)
おととい23日の早朝から地元を離れての用事があり、私のオリンピック観戦は22日で終了でした。
この日は、陸上男子400mリレー、銅メダル
昔から「陸上が弱い」と言われてきた日本は、決勝に進出するだけでも快挙と言われていた中で(だいたい、こういうので活躍しているのは黒人の方々ばかりですからね)、本当に素晴らしい結果です。アナウンスによると「トラック種目では80年ぶり、男子短距離では史上初のメダル」との事。
初出場の塚原直貴選手(前大会に出場した、体操の塚原直也選手と名が似ている!)、エースとして活躍してきた末續慎吾選手、前回から名は聞いた事のあった高平慎二選手、すっかりお馴染みになったベテラン朝原宣治選手、今までの積み重ねがここで実ったという感じですね。おめでとうございます!
しかし陸上は今回、ジャマイカ陣が大活躍でしたね!トリニダード・ドバコという国は、初めて聞きました(^o^;
あと「50km競歩」では、初の入賞も果たしたとの事。
その後は(今日知りましたが)、星野ジャパン(野球)のメダルなし、シンクロ団体で初のメダル逃し(しかも井村中国に負け!)、男子マラソンも女子と同様の惨敗(こちらも1人が欠場、最高が13位でもう一人は完走者で最下位)・・・ソフトボールと上記リレーでの感動のままテレビ観戦を終えられ、かえって良かったのかもしれません(苦笑)
終わってしまうとあっという間です。
聖火リレーでの暴動など春頃からの中国の様々な事情に加え、事前の日本選手情報では、前回とほぼ同じメンバー(全盛期が当時だったとすると、今回はピークを過ぎているのではと思ってしまった)で新たな若手の話も聞こえて来ず、おまけに自身の目前の事柄に追われており、あまり期待も興味も持てないと思っていた開始時とは裏腹に、結局は楽しんでしまいました(^^;
表面上は特に大きな問題もなく、中国の人々の応援は少々力が入り過ぎている感もあったとはいえ、過去の大会に比べれば日本に不利な審判が行われる事もなく、全体としては無事に行われたのではないかと思います。
日本選手陣も、多くは予想以上の活躍と健闘でした!不満といえば、以下の3点ですかね。
・マラソンの責任者
男女共に欠場者を出し、出場者の結果も似たような感じ、
メダルどころか一人も入賞者が居ないのは初めてとの事。
選手の故障を責められないとはいえ、前に触れた 以上の
私達には分からない問題を抱えているかもしれません。
・柔道の責任者
男子の不振もそうですが、それ以上に
谷亮子を中心とした不透明な選考は、批判が多いです。
この件は既に書いた通り ですが、彼女に関しては、
所属会社や柔道界との裏の関係も噂されています。
最新ニュースによると、現役続行で「ロンドンを目指す」
と言っているようですが、以前の強さはない今、もう
後進の成長の妨げになるような事はしないで欲しい!
銅メダルを取った19歳の女の子は、谷がいるために
階級を一つ上げたと聞きますし、
ご自分も、過去の偉大な実績(性格面は別として)も
霞んでしまうような気がします。
・棄権や予期せぬ敗戦した選手への異常な中傷
日本人も中国人も(他国の人々もそうかもしれませんが)。
トップのアスリートとして、批判は仕方ないとしても、
その人の容姿や人格さえ否定するような罵倒まで
ネットでは見られました。
Yahoo特集中の選手応援コメント欄 は、途中で閉鎖されましたし。
先日の新聞では、選手のブログに関して触れられていました。
アメブロが、有名人ブログの批判投稿を削除している事も(苦笑)
建設的批判まですべて消されてしまうのも、異様ではあります。
あとは、野球やシンクロナイズドスイミングも、後味の悪さが残ります。
シンクロは、井村コーチやスペインのコーチなど、日本の技術が海外流出し、その国が日本を追い抜いていく。日本人としては嫌ですが、一応「教える」仕事をしていた者として指導者の立場を考えると、自身の最大限の技術をもって選手を育て成果を上げても、上からは相応の評価や待遇を受けられないのかもと思ったりもします。
野球は失礼ながら、プロ選手参加になってから魅力がなくなった気がします。それに、プロを起用してもの負けにも批判が集まっています。彼らは選手村ではなく、高級ホテル泊まりなどのVIP待遇だったとか!次回大会から外されますが、個人的に今度復活する時は、以前のようなアマ(大学・社会人)の出場を希望します。
他でも言われていますが、野球(ソフト)もサッカー
も、女子の方が活躍しました。柔道
やレスリングもかな。体操や水泳などは、男子の方が面白いです。
一方で、連覇(北島選手・女子レスリング・女子柔道の一部)や今大会初の快挙(フェンシング・ソフトボール・陸上男子リレー)などもありました。それらを含め選手達の健闘ぶりは、その都度書いてきた通りで、「誰が一番だったか」など決められないほどです。
フェンシングだけでなくトランポリンも今回、初めて競技がある事を知り、今後に注目していきたいですし、女子サッカーやバトミントンも更に期待出来そうです。
次も活躍出来そうな新星も現れましたし(^o^)体操の内村・柔道の中村(女子)・石井(男子)・フェンシング太田の各選手が代表どころでしょうが、個人的には男子卓球の19歳・水谷準選手なども強くなりそうかなと。
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10126202358.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127035404.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10127627417.html
http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10129275939.html
「勝つ事ではなく参加する事に意義がある」と言われていたオリンピックも、今や国民の期待や落選した選手などの思いも背負って出場するため(国によっては生活がかかっていたり)、もはやそうも言っていられなくなってしまった事を特に感じた大会でもありました。
それから、今大会は「平成生まれ初のメダリスト(柔道女子)」を始め、平成生まれの選手達も出場するようになり、時の経つ早さを思い知らされます(汗)これは、また別の機会に。
今日は選手団の帰国や名場面などが放送されていましたが、選手をはじめコーチ・監督、そして裏方で支えられた方々、お疲れ様でした(^o^)/