大船も繁華街から少し離れた場所に素敵なエントランスの和食店がありました。
豆腐屋さん直営という珍しい由来で、空間が大船としてはとっても素晴らしい。
住所:鎌倉市大船2-17-43
電話:0467-44-1682
定休:日祝日
営業:11時半~14時半/17時~22時
奥に深い民家で、一見すると手前に入り口があるように見えるのですが、これは裏口。
建物の横に木の板を壁にし、塗り壁の横の軒の下を歩くエントランスがあります。
暖簾のかかる入り口から入るとカウンター席。
左にテーブル席があって、背の高い椅子、照明、窓から見える緑など、割烹としては最新のデザインであることがわかります。これはちょっと意外でした。
奥には座敷席が二つ。創業が慶応元年と書かれている手作り豆腐の店直営であるためか、置かれている箪笥も趣があります。
店内にかかるのはジャズ。このあたりも最近の店らしい。
09年10月7日昼の来訪。
昼食は1時間200円で停められる駐車場の横にある店に。
日替わりランチ 1000円
大根は甘い味付け。
ランチには切り干し大根、自家製の豆腐の卵とじ、つけもの、茶碗蒸し、おそばがついてきます。
お蕎麦自体は手打ちの蕎麦でなかなかに美味しいと思いました。ただし、揚げ玉が余計です。からりとしておらず、印象を悪くしました。これは家内からも最初に上がったことです。
切り干し大根は甘めの味付け。
自家製の豆腐には小海老が入っていました。これ、美味しいので、娘がぼくから奪って食べてしまいました(笑)。
茶碗蒸しは滑らかな仕上がりでなんとマツタケの小片が入っていました。具は小さな鶏肉とシンプル。
本日のメインは小柱のかき揚丼です。こちらは揚げたてで三つ葉と小柱が入るかき揚げがなかなか美味しい。
最後にデザートはサイコロ状のプリンです。少し固めでこれも自家製のよう。
松花堂弁当 1300円
家内のために注文。刺し身中心とのことです。厚切りのカンパチみたいでした。
中央にはマグロの煮付け。
煮物はどこかで味わった独特の風味がついていました。なんでしたか??
それに白和えの栗。
ご飯は白米にゆかり。
娘に注文。
木を組んで作られたざるに手打ちの固めでしこしこした蕎麦。
そばつゆは醤油が辛めで旨味は少なめ。蕎麦は良いけど、つゆはもう少し研究してみた方が良いかと思いました。
薬味は葱と山葵、それに刻み海苔が付いています。
蕎麦湯はほぼ透明なもの。
総評は☆(一つ星)ですが、価格の割りに良いものを食べられるお店だと思います。揚げ玉とそばつゆが良くなれば雰囲気がよいのですぐに☆☆に上がりそうです。
庄 北の鎌倉 大船総本店 (割烹・小料理 / 大船、富士見町)
★★★☆☆ 3.0