横浜発 驢馬人の美食な日々

横浜在住の“ろば~と”が行くグラン・メゾンからラーメン屋さんまでのグルメなデータベース


テーマ:

「De Kas」(☆☆☆)
http://www.restaurantdekas.nl/

DeKas
 オランダの首都アムステルダムで最も予約が取れにくいレストラン。
 世界を食べ歩いている日本の駐在員をうならせるのは古い温室を改造した独特の店内で作られている野菜と花の料理。 
 日本をちょっと離れて、04年4月のオランダ・ベルギー旅行から1店。
 オランダとグルメはどうも別物みたいなのですが、この数年注目を浴びているようです。インターネットによると当時調べると3ヶ月待ちとのことでしたが、通貨がユーロに統一されてからは物価が以前の倍になったそうで、食事に出かける人も減ったとか。そのため幸いにもガイドが交渉して19時の予約で席が取れました。
 
住所:Kamerlingh Onnesaan 3
電話:(020)4624562
定休:土曜ディナー/日曜
営業:12時~14時/18時半~22時
 
DeKas01
 路面電車9番線のHogewegで降りるとすぐ目の前に緑と池に囲まれた公園が目に入り、温室もありました。歩いて1分でこのお店です。それまではいろいろ心配していたのですが、気苦労に終わりました。非常にわかりやすい場所にある。ダム広場からのって20分足らずの道のりでした。
 ほとんど花のない緑と池からなるフランケンダール公園の入り口に温室があります。1926年に建てられた年代物の荒れ果てた温室を改造し、増築して今のレストランの形になったそうです。そのため、ここは温室でハーブや花を育て、その食材を料理に活かすことをコンセプトにする店になったようで。
DeKas02

 早く着きすぎ、18時10分に入店。18時30分からだとは知らなかったのですが、快く迎えいれてくれて、二人がソファに座れる窓際角の一番良い席に案内してくれました。
 当然この時間では先客なし。30分を過ぎた頃からぞくぞくとお客が入ってきてにぎやかに。しかし、席がすべて埋まることはなかった。
DeKas03

 温室ですからほとんど全面ガラス張りで明るく、キッチンもオープン。ヨーロッパ独特のシンプルで洗練された家具で構成されています。天井の照明は花を模したガラスの傘の中央に色の変わる明かりというお洒落なもの。

 このお店のメニューは昼は4皿、夜5皿のコースしかありません。夜で46.5ユーロですし、ジュースや水を飲ん二人で102ユーロ程度でしたから思ったよりも高くはないでしょう。もちろん、ぼくらがお酒を嗜まないためでしょうが。

DeKas05

 パンは切ってあるもので。当時の記録はありませんが。
 

DeKas06
 かなり大粒のオリーブがゴロゴロと小皿でました。中には種が入ったままです。さっぱりした塩味の汁にわずかにつかっています。オリーブは苦手ですが、食べてみるとやや豆にも似た香りがし、素材の持つたくましい旨みが感じられる品。手はかけられていないように見えますが、正直絶品です!

 
DeKas04

 食前酒も薦められましたが、ここはオレンジジュースを注文。オレンジの実がたっぷり入った絞りたてが出てきました。美味しい~。

 
DeKas07

 鶏肉の寄せたものを中心にし、各種葉っぱとアスパラ、熟成チーズのスライスが盛られた逸品。キュウリのソースらしいのですが、オリーブオイルを中心としているソースにキュウリのいやな青臭さはなく、柔らかでとろける鶏肉とともに非常に美味しい。味のバランスが絶妙なのです。アスパラは太くしっかりしたヨーロッパの美味しいアスパラで、チーズの香りは熟成を感じる力強いもの。最初から強烈なパンチを食らったかのようなお皿でした。

 
DeKas08

 スープは小さなグラスにキュウリの冷たいスープが。一緒には、ビスケットのように小さなトーストの上にはまちと思われる魚のタルタル。
 スープはかなり塩味が強く、キュウリの青さも前面にだされていて、飲むのに非常に苦労する。これは他のお客の反応を見ていても同様でした。しかし、面白い!
 魚のタルタルは塩胡椒で味を調えられているもので、これまた絶妙な美味さ。ここまででかなり満足してしまっておりました。

 
DeKas09

 白身魚のムニエル、ハーブ入りバタークリームのソース。上にも小ぶりのメークインのようなジャガイモとたっぷりの葉もの。魚はやわらかく調理されていますが、骨はあえて残されているようです。骨際の最も美味しい実を味わってもらおうという趣旨でしょうか。きれいに実は取れるし、苦労することはありませんでした。葉っぱと一緒に食べると楽しくなります。バタークリームのソースはやや酸味がしましたが、酸味が苦手な自分も満足するさわやかなものです。

 
DeKas11

 骨付き鶏肉がバルサミコ酢ソースと大麦のリゾットの上にのせられて出てきました。その上には1本のネギ。ニンジン、エシャロットと謎の野菜が添えられています。鶏肉はシンプルな味付けで塩を振ってグリルしただけのように思えますが、これも十分に美味しい。リゾットは緑色をしていてハーブを絡めているようです。ただ、ネギだけは青臭さが際立ち、日本の美味しいネギを紹介したいという気にさせられます。ネギも野菜であるというコンセプトの上に作られたのでしょうか。

 
DeKas12

 サバランの上にカシスのシャーベット。ベリーの原型が残るジャムで彩られ、ピスタチオが添えられ、白いソースがかけられています。今までのメニューは赤を使っていませんでしたから、ここで彩りを整えるために赤いデザートを出してきたようです。これだけは普通の味でした。

 
DeKas10

 飲み物は自家製でないのはビンで。

 
 絶妙の味付けはそうそう出会えるものではありません。また、コンセプトも非常に気に入りました。ここに来ただけでも、オランダに来た甲斐があります。自分たちにとってはそれほどのお店でした。
 ちなみにるるぶには正装マークがついていますが、正装している方が浮くような雰囲気です。よほどおかしな格好をしていない限り、気軽に食べに行けそうです。
 また、行きの機内誌にもこのお店は掲載されていました。それほどの注目店らしい。
 帰りは20時15分ごろ。まだ明るかったので、タクシーを考えていましたが、またトラムで帰りました。

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