横浜発 驢馬人の美食な日々

横浜在住の“ろば~と”が行くグラン・メゾンからラーメン屋さんまでのグルメなデータベース


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「みかわ是山居」(☆☆☆)
横浜発 驢馬人の美食な日々-MikawaZezankyo
 こだわりの自宅にある天麩羅カウンターで名人に天麩羅を揚げていただく。

 素材ごとに異なる揚げ方で熟達した職人の凄みを感じますが、それを気持ちよく食べさせる雰囲気を早乙女氏と常連の方々で作る空間と時間。

 一人客にも優しく、3階のギャラリーで名人相手に食後の時間を過ごすのも至福の時かもしれません。
 
住所:江東区福住1-3-1
電話:03-3643-8383/0066-9670-15049(予約専用)
定休:水曜
営業:11時半~13時半/17時~21時
 
 門前仲町の駅からだと結構歩きました。通りの角地に不思議な一角があり目立ちます。
 緑があちこちから伸びる円形に配された木の格子が細長いビルの前面に。
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 それが側面までのび鉢植えの緑が置かれ、窓のように見える陶器のパネルに描かれた絵も。

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 その先に入り口があります。わざと変形して割れ中から緑が映えているような大きな壺が置かれています。上には木の板に是山居の文字。ガラガラと開ける和の引き戸です。
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 入ってすぐは暗いエントランス。掛け軸のかかる床の間のような棚が前面に。ここの向かって左にはトイレと上に上がるための階段にエレベーター、右は1階のカウンター席への入り口です。
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 靴を脱いで上がり、天麩羅のカウンターへ。緑の壁に小物が置かれたスリット。先ほどの外がここからだと見えます。
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 カウンターの上には木の盆。塩を盛った皿に、水分を切った大根おろしが最初からセットされています。左には本日のメニューが水墨画で描かれた紙。通年通してのもので、この時期にないものには×がしてあります。
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 カウンターの上には金色の換気扇。大将の帽子を模しているのだとか。
 

10年8月1日夜の来訪。

 博多からの帰り際に東京のお店で食べようと思っていたのですが、先日「あまから手帖」の方に教わったお店に早速行ってみることに。
 予約はこの日13時に電話したのですが17時からの予約で入りました。
 他のほとんどのお客さんも17時~17時半には集まっていらっしゃいます。さすが休日です。
 
おまかせ 15000円
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 おまかせコースしかありません。松茸はプラスアルファかかり、20000円前後になったと思います。
 
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 つきだしは3品の盛り合せ。
 右から穴子とごぼうの煮物。香りがすると思っていたら山椒の実も入っていました。
 中央はだだ茶豆。良い茹で加減。「タモリ倶楽部」で枝豆の茹で方をやっているのを見てからというもの、茹で方にはうるさくなってしまっているのです(笑)。これは完璧です。
 左はわさび漬け。酒呑みではないので、これは好きではないかも。

 
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 飲み物は烏龍茶を。この湯飲みに惚れますね。良い氷も使っているので普通の烏龍茶も美味しく感じます。
 
車海老
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 最初は車海老の尻尾付の身から。その中のレアな身の加減と旨味の凝縮の両立は素晴らしい。サックリした衣も美味しい。海老の天麩羅たるものかくあるべきと言う見本のような車海老でした。
 これが丸まらずにしゃんと身がのびています。海老をのすのだと大将が言われていました。ホテル系の出身の天麩羅屋さんの職人はそののし方、天麩羅の粉の溶き方も知らないと言われていました。
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 次は2匹目です。こちらの方がより火が入っているように感じました。2匹あるので熱の加え方をちょっと変えているのでしょうか? 実は尻尾までバリバリ食べられました。
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 そしてその頭と足。カリッとしていて海老らしくて香ばしく、海老の旨味が詰まっていました。
 
きす
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 少し厚めの衣で水分を飛ばし旨味を凝縮させているほくほくの鱚。
 塩で食べたり、大根おろしで食べたりといろいろ楽しみました。
 
いか
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 極厚のイカ。棒のようです。ザックリした食感。

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 これが2本来ます。
 
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 ここでお椀、海老しんじょうです。
 さっぱりしたお吸い物。和風の出汁が実によい塩梅。たたいて丸めた海老しんじょうも良い味わいです。
 
うに大葉巻き
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 薄めに衣をつけて揚げた大葉。2枚の間にサンドイッチされて雲丹が挟まっています。
 とろける雲丹と言うよりもほっくりした雲丹になっていました。
 「てんぷらみかわ」からこちらに移られて、あれもこれもと増えてしまった品の一つらしいです。
 
谷中生姜
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 メニューにはありませんでしたが谷中生姜だと思います。初夏の風物詩とのことですが、ぼくははじめてたべました。
 葉付の生姜で先端だけに衣をつけて先端のみをいただく。さっぱりしていて美味しい。
 
あゆ
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 初夏の旬の品はこれです。
 まるで泳いでいるかのように揚げられた稚鮎。これが2匹です。
 ほろ苦い鮎のすべてをバリバリいただく。
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 添えてあるのは大根おろしに摺り下ろした蓼。酢をきかせて蓼酢の代わりにつけていただく。
 
めごち
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 鱚よりも肉厚な雌鯒。その分ほっくり感よりも白身魚のしっとりした上品な美味しさを感じます。

 
穴子
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 ざっくりと中央で割られた穴子。この大きさでないと穴子は穴子本来の美味しさを味わえないのだと言われました。少し厚めの衣の中は穴子らしい淡泊でも力強い味がします。
 
松茸
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 採算があわないと言うくらいに高い松茸。さすがに国産ではないとのことですが、それを1本丸まる揚げて半分に割っています。今年初松茸。酢橘を搾っていただく。実に薫りよく味が濃い。
 
松葉独活
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 アスパラガスです。松葉独活というのですね。
 これは最初から半分に切ってあげられているよう。
 素材の固さなどで上げる時間を調節している達人技をここでも感じられます。
 その中はとてもジューシー。
 
薩摩芋
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 薩摩芋の甘さを十分に引き出した天麩羅。
 
はし羅かき揚げ
 天茶か白いご飯か天丼かと聞かれるので天丼でお願いしました。
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 味噌汁付。
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 小さな重箱に入っています。小柱は何とも堂々とした大きさ。ただ、サックリというかき揚げを想像していたのですが、つゆに浸されていてしっとりしています。賛否両論別れそうですが、ぼくは失敗したと思いました。常連さんは白いご飯で注文されていましたので、そうすれば良かったようです。「近藤」の天茶がとても美味しかっただけに、画竜点睛を欠いた気がして残念。
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 それと、説明がなく気がつかなかったのですが、外した上の蓋も箱になっていて、そちらには漬け物が入っていました(笑)。最後に漬け物だけいただく。
 
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 甘味は黒く大きな豆。甘く煮てあり、パウダーシュガーがかけられていました。
  
 ところで、トイレです。入り口入って反対側にあるこちらはカウンター席と同じ壁の塗り。手洗いも変形した陶器の皿がシンクに。
 客層はとても良い。皆社会的地位もあり、見知らぬ人間のぼくににも話してくださる方ばかりです。
 
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 最後に3階のギャラリーを見させていただきました。食べ終わって時間のある方がいらしています。大将もここで煙草を吸われていました。業界の裏話をたくさん聞きました。
 そのときにいただいた手作り京金平糖。手間のかかった本物ですっきりしてサラッと甘みを感じる素晴らしく美味しいものでした。

 

 ところで、ネットで書かれている煙草ですが、早乙女氏が1階で吸うことはありませんでした。入る前に吸われていたようですが。そのあたりは改善されております。

 手伝いの男性は留学して暗いの中国人の俊英ですが、名人の天麩羅に惚れ込んで中国で天麩羅の店をすることが夢なのだそうです。最後の天丼の仕上げが彼によるものなのかな~とちょっと思ってしまいますが、頑張って欲しいものです。

 

みかわ是山居 天ぷら / 門前仲町駅越中島駅清澄白河駅
夜総合点★★★★★
5.0

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