「鮨 陸」@六本木(☆☆彡)
https://www.instagram.com/sushi_riku_hiroo

 「水谷」の後に「すぎた」で研鑽し、天才と呼ばれる大将の戸田陸氏の鮨屋。まだ35歳と若いのに「鮨 いちづ」@バンコクではOADアジアランキング鮨部門1位を獲得した実力。カウンターに立ち、鮨を握り、客のあしらいも魅力的。出されるものはどれもひとつひとつ納得の美味さで財布に余裕があれば通いたい〜!!
 
住所:港区西麻布3-13-1 2F
電話:不詳
定休:不定休
営業:17時〜/20時〜
 
 西麻布の交差点から広尾方向に南下し、脇に少し入ったビルです。

 専用の階段の入り口は時間にならないと開きません。縦格子の引き戸で、中は2階に上がる階段。間接照明が美しい。

 上に上がると左の木の扉。突き当たりはお手洗いになっています。

 中に入ると白木のL時型のカウンターで席は8席だけ。壁には大きな木の看板で店名の鮨陸の文字。

 黒い塗りのランチョンマットに寿司屋的な魚の漢字が書かれたカラフルなナプキン。

 

26年10月27日夜の来訪。

 予約をお持ちの力ある友人に呼んでいただき、食べ歩きの盟友大崎さんとお初になる令和の虎の茂木哲也さんとで男子4人会です。
 

 突き出しに枝豆。硬めの食感で塩気がしっかりしていて美味しい。
 

 藻塩とおろしたての山葵と酢橘、それに醤油が出ます。

 続いて刺身。
 マツカワガレイとミル貝です。
 ゴリゴリしたミル貝は素晴らしく美味。
 マツカワガレイも良く、素材の良さだけではない、その切る技量や大きさのバランスも好みでした。上にはエンガワも。
 

 ガリがまた美味い。食べやすい小振りの切り方、甘酢の塩梅などとても良いものです。
 

 続いてヅケカツオ。感嘆するほど美しい。エロスさえ感じる艶かしさ。
 アサツキのペーストを添えてあります。
 おお、美味すぎる。
 

 イワシの巻物。ガリと万能ネギと合わせて巻いてあります。酢で締めてあるイワシはその甘みが良かった。
 

 ウマヅラハギの肝と小さめに刻んだイカに刻んだ万能ネギを散らしています。下にはシャリ。イカの食感と甘みにとろけるキモの旨みで凄いことになっています。
 

 佐渡のズワイガニの茶碗蒸し。上にはズワイガニのほぐし身の餡。その下の茶碗蒸し自体も卵の黄身が濃厚で、チーズの香りもして素晴らしい美味しさ。中には百合根。
 

 シンプルにあん肝。甘味のあるタレが良かった。
 

 ここでこの店のシグネチャーメニュー、フカヒレの天ぷらです。

 通常の天ぷらというよりもベニエだと思います。衣がすごし厚いのに軽く、サクサクチャキチャキとした食感が心地よい。ここにかかっているのが松茸の餡。その松茸の香りの芳醇さたるや驚くほどでした。実に美味しい!
 
 ここから握りです。

 最初はコハダの握り。これまたその美しさに嘆息。肉厚で締め具合も良い。シャリは赤酢と米酢を使い分けているそうですが、米酢のように白いシャリです。口にれた時の分量の素晴らしさよ。
 

 スミイカの握り。塩ではなく煮切りです。歯の入り方が心地よい。
 

 フエダイの握り。旨みがすごい。どの握りも良かったのですが、これが一番かも。
 

 カスゴダイの握り。
 

 中トロの握り。脂が乗りすぎず、そのバランスがすごく美味しい。
 

 赤身のヅケの握り。シャリの握りが写真で見えますが、米粒一つ一つが大切にされています。
 

 ボタンエビの握り。酢橘に塩でしょうか。溢れるほどのボタンエビで口の中が満たされ、生のエビの旨さに酔いしれます。素晴らしい。
 

 赤貝の握り。大ぶりで肉厚。ザクザク美味しい。赤貝たるものこうあってほしい質と仕事。
 

 明石のサワラの握り。皮が藁で炙ってあり、香りも食感も良い。脂が乗っています。
 

 北海道浜中産のウニの握り。崩れやすいので手渡しです。ウニがまた濃厚で美味しい。
 

 穴子の握り。ツメで。トルンと柔らかな仕上がりの穴子でした。
 

 アサリの味噌汁。味噌は最低限でお吸い物に近い。アサリの旨みがよく出ています。
 

 締めの玉子焼き。密度の濃いカステラのような感じです。白身魚を練り込んでありそう。

 


 お茶もいただきました。

  

 追加で干瓢の細巻きを。山葵を効かせて干瓢が美味しい。
 

 最後にシャインマスカット。これも質の高いものでした。
 
Hanaahu Kusawakaba 1600円

 HanaahuTeaはティーペアリングのためのお茶です。
 Kusawakabaは若葉の香りとレモングラスのような柑橘の香り。おくゆたかという茶葉の香りらしいのですが、この香りが良い。露地栽培のきらり31が旨みと渋みのためにブレンドされているそうです。
 
Hanaahu Aomomiji 1600円

 いずみ、青心烏龍、つゆひかりをベースにした青茶。二番茶のみなみさかをブレンドし、純然としたお茶の印象が強めか。
 
Hanaahu Akizakura 1600円

 玉露の茎だけを使った玉露ほうじ茶と焙煎ウーロン茶のブレンド。青心烏龍にさやまかおりなどをブレンドして飲みやすい焙じ茶といった印象。
 
Hanaahu Fuyutsubaki 1600円

 焙煎ウーロン茶、深煎り玄米茶、深煎り茎ほうじ茶のブレンド。焙じ方が半端ない香りの焙じ茶です。「緒方」@京都の焙じ茶を思い出しました。

 会計は55440円。
 その一品一品に確かな美味しさがあり、最高峰の鮨と呼びたくなります。価格帯的になかなか食べに行けませんが。

 

鮨 陸 (寿司 / 広尾駅、六本木駅、乃木坂駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5

「すしのいずみ」@藤沢(☆彡)

 湘南のグルメな奥様推薦の1軒です。

 ストレートに美味しく美しい鮨です。

 優等生的な良さがありますが、壊れ気味に尖った味が好きなぼくには面白味にかける印象も。

 美味しかったけど、満足感が低いという不思議な感じでした。
 
住所:藤沢市鵠沼石上1-2-18 京町家レジデンス 102


電話:0466-52-8583


定休:日曜


営業:12時〜14時10分/17時半〜23時半
 

 京町家レジデンスは、通りからすると裏手にあります。
 黒い木の格子に白い暖簾の前面。和の面持ちで、中に入ると9席のL字型の白木のカウンターです。

 間接照明も美しい内装。

 

26年7月11日夜の来訪

 18時半で1名予約してありましたが、東海道線が遅れてちょっと遅れました。
 
おまかせコース 21000円
 高いコースもありますが、標準のこれで。
 

 レタスとトマトと焼きなすのおひたし。上品な仕上がりです。トマトはしっかりした果実感あるもので、焼きなすは皮を剥いて香りよく、レタスはし浸っていてもシャキッとした食感が楽しめます。
 

 天然のヒラメ、佐島のタコ、北海道産甘エビの軽い昆布じめ。山葵は緑が強く辛味が強い。タコはレア目で実に良い。ヒラメもネットリして旨みがしっかり。塩でも醤油でも美味しい。
 

 北海道産オスのズワイガニ。瀬戸内レモンを絞って。すべてからを剥いて身を纏め味噌を絡めています。しっかりした蟹の旨みが実にストレートで良い。
 

 マゴチと新生姜の煮凝り。素晴らしい弾力に旨味。
 

 天然マフグの白子。玉ねぎポン酢で。ストレートにどれも美味しいなぁ。
 

 出汁。新生姜と万願寺とうがらしに白身魚。旨味、甘味、塩気のバランスが良く、生姜の辛味が引き締めてくれます。白身も皮と脂身にえんがわのような身が良いものです。
 

 円形の美しい緑の皿に甘めのガリ。ここから握りです。
 

 ヒラメの昆布締め。旨みが濃く美味しい。シャリは白く米酢なのかな。
 

 天然本鮪赤身の握り。ヅケで、上に和芥子。
 

 中トロの握り。滑らかな脂のノリがとても良い。
 

 東京湾のコハダの握り。少し強めの酢の締め方は好み。
 

 真鯵の握り。張りのある身が素晴らしい。上に生姜。
 

 愛知県産平貝。軽く炙ってあります。薄くスライスしてあるので、これはそれほど良いと思わなかった。
 

 北海道産バフンウニの軍艦。海苔で巻いていて味は濃い。
 

 穴子。炙りたてでツメが垂らしてあります。
 

 玉子焼きは高密度なカマボコに近いもの。かなり味わいが深い。
 

 アラ出汁の味噌汁。海苔とネギを。
 

 干瓢巻きも追加。優等生的な仕上がり。
 

 最後に甘味。温めた饅頭。粒がちょっと入るあんこ。
 
 会計は23800円でした。

 

すしのいずみ (寿司 / 藤沢駅、石上駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5

「アユタヤ」@船橋(☆彡)
https://www.ayuthaya.info/

 千葉の船橋にある人気のタイ料理屋さん。

 旨味の洪水ともいうべきグリーンカレーに感心するだけではなく、飲み物もサイドメニューも納得の美味しさ。あまり食べに行かないタイ料理ですが、近所にあれば毎週通いたいクオリティです。
 
住所:千葉県船橋市本町3-36-34 石井ビル 3F
電話:047-424-3139
定休:月曜
営業:11時半〜14時半/17時〜23時
 

 繁華街から少し離れて人気がなくなってきている場所にあるビルの3階です。

 エレベーターはなく、向かって左側の階段を3階まで登ります。

 ガラス張りの扉に鯛の雰囲気のあるものを廃棄した入り口。中も東南アジアのトゥクトゥクを連想させるような小物がいろいろある賑やかな空間です。

 

26年10月24日夜の来訪。

 通夜が終わって「独歩」に行くも、完売終了していました。もう一軒と考えていたこちらに移動し、入ることができました。
 
レモングラスティー 330円

 すごくレモングラス。美味しいです。これはどこのお店にあっても人気でそう。
 
ナンガイトーッ 550円

 カリカリの鶏皮。暑いのと薄いの色々。
 
ゲーンキョウワーン 1180円

 ココナツミルクベースのグリーンカレーは旨味の洪水。鶏もも肉と茄子がよく煮込まれていて美味しい。

 ご飯はあちらのものでしょうが、ベッタリとくっついているので好みではない。この辺りは感覚の違いなのかも。

 

アユタヤ (タイ料理 / 京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5

「らーめん処まるは」@船橋(☆彡)

 まるは流竹岡式らーめんを売りにした船橋のラーメン屋。

 濃い醤油のスープに玉ねぎでしっかり美味しい仕上がり。
 
住所:千葉県船橋市本町1-7-2
電話:047-433-3700
定休:火・水曜
営業:11時〜15時/17時〜23時

 

 白い看板に◯はのロゴ。短く赤い暖簾にらーめんの文字。

 中に入ると厨房に面したL字型の赤いカウンターテーブルで、ラーメン屋らしい空間。入って右にすぐ券売機。水のカップ入り口にあり、卓上に氷入りの水のピッチャー。

 

26年10月24日夜の来訪。

 21時でちょうど入れるほどのお客の入り。
 
味玉ラーメン 1050円

 竹岡式はスープを作らず、チャーシューを煮込んだ醤油ダレをお湯で割るだけのスープに乾麺が特徴だったと記憶しています。
 油の浮いた黒い醤油スープは確かに竹岡式のそれのようで、物足りなさはなく美味しい。
 一方、麺は「梅乃屋」のような乾麺でゆるゆるのそれではなく、しっかりした生麺のようです。スープとあっていて美味しい麺です。
 上にはフカッとした食感で脂がと溶けるチャーシュー3枚に、刻んだ玉ねぎ、めんま、薄めの海苔。味玉は結構醤油誰が染み込んだものでよかった。
 「梅乃屋」を改良したような感じで良かったのですが、乾麺をブラッシュアップさせても欲しかった気もします。

 

らーめん処 まるは (ラーメン / 京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5

「うなぎ割烹圭すけ」@水天宮(☆☆)
https://www.instagram.com/unagi.keisuke/

 鰻の刺身が食べられて、鰻のコースが堪能できる店が水天宮に。今までは「川昌」@松伏しか知りませんでしたが、時代は新しい世代の台頭が始まっています。
 和食で培われたベースに洋の技法を取り入れ、鰻を中心としたコースの組み立ては見事。刺身も白焼も食べに来る価値のある仕上がりです。

住所:中央区日本橋箱崎町32-8 塚田ビル 1F
電話:03-6264-8070
定休:日曜
営業:17時〜22時半
 
 水天宮前から程近い場所にある4階建てのビルの1階です。
 白い暖簾がかかる入り口の右は横縞の格子の壁で、左は石壁のような落ち着いた雰囲気。

 中に入ると障子のある通路。

 個室もありますが、厨房に面した全6席のL字型のカウンターでいただきました。

 最初に鰻を見せていただいています。
 

26年10月2日夜の来訪。

 鰻の刺身を出すうなぎ割烹がMAKUAKEでクラファンしていたのでポチってしまった。 

 
おまかせコース 20790円
 MAKUAKEのクラウドファンディングで申し込んでいます。
 
先付)本鮪

 つるむらさきと長芋。黄身醤油。マグロの中トロのヅケ。
 鰻の店出身ではなく和食の店で研鑽された大将らしい和の先付けで好ましい美味しさ。
 
椀物)河豚白子

 お椀です。
 肉厚で良いアワビタケと海老芋に、白子のツミレ。このツミレが美味しい。白子そのままの方が嬉しいけど。上には姫ネギです。
 
造里)鰆

 宮城県産のサワラ。皮はあぶっています。上にレモンジュレとスプラウトに花穂紫蘇。酢橘を添えています。
 
向付)鰻刺

 これ、これです。これを食べに来ました。
 鹿児島の卵うなぎ。メスの鰻だそう。大豆イソフラボンでメスにするのだと。
 血液に毒があるというので、水圧で血と神経を抜いてあるそう。津本式という魚に用いる方法を鰻に使用。
 3日熟成させ、昆布で漬け込んであります。上にはアオサ海苔のソース。これがコリコリした食感の白身で実に美味しい。まさに、ここに食べにくる価値があります。
 サイドにはおろしワサビとマイクロハーブ三種。
 
揚物)鰻真蒸 揚げ出し

 鰻真蒸です。まさに鰻だけだと。
 ここに松茸の餡。松茸の出汁と香りが出ていて良かった。
 
焼物)白焼 守破離仕立て

 日本の茶道や武道、芸道における修業や学びの3段階を示す言葉守破離。
 その3段階を表す白焼3種です。塩と山葵。
 基本の型からを表す白焼は皮がパリッとしていて美味。
 型無しになるのはその白焼に木の芽と山椒に味噌のソースをかけたもの。
 型破りはノイリー・ソースを併せています。ベルモット酒に生クリーム、薄口醤油、味醂、カボスのソース。白いペンタスにマイクロハーブを合わせています。
 刺身だけではなく、白焼もとても良い。
 
温物)鰻素麺

 鶏白湯と鰻の骨の出汁を合わせたスープがベース。甘味があり生姜も効いて美味しい。刻んだ鰻の身とネギに素麺です。
 
強肴)津軽鴨と鰻天麩羅

 津軽がもは小ぶりな鴨ロース。その上に鰻の天ぷら、ディルやベビーリーフ。かけられているソースはすき焼きのタレを煮詰めたものです。
 
凌ぎ)煮鰻と雲丹の手巻き

 有明の海苔にシャリとに鰻。上に根室のウニを乗せています。
 包んで食べるとウニがよくわからなくなったのは残念。
 
酢物)ズワイガニ 天使の海老

 漬けた大根ズワイガニと天使のエビを巻きこんだ酢の物。
 柿のジュレを添えています。

 温かい焙じ茶です。
 
食事其の一)鰻丼

 正統派の鰻丼です。地焼きの鰻でパリッとしていて美味。ご飯との間には玉ねぎのスライスと大葉。 

 追いダレと山椒がつきます。使いませんでしたが。

食事其の二)鰻トリュフ御飯

 こちらは炊き込みのご飯の上に蒸し鰻で、オータムトリュフを削りかけています。

留椀)味噌汁

 仙台味噌の味噌汁です。具は仙台麩と宍道湖のシジミ。
 きゅうりの浅漬けと奈良漬がつきます。

水菓子)巨峰シャインマスカット

 巨峰は皮が剥いてあります。シャインマスカットは美しい飾り切りで。この辺りは技量が見れて良いですね。
 
甘味)日向夏と酢橘のシャーベット

 酸味が良いシャーベット。
 
モンターニュドール 1000円

 フレーバーティーです。マンゴーとライチの香り。

 

うなぎ割烹 圭すけ (うなぎ / 水天宮前駅、茅場町駅、人形町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0