失敗したことがない人など
この世にひとりもいません。
私も今までの人生で
子育ては勿論、仕事でも
数えきれない程の失敗をしてきましたし
今日も明日もこれからも
ずっと失敗をし続けるでしょう。
もしかしたら人生最後の日にも
何かしらの失敗をするかも知れません
人間ですから。
こんな風に
私たちがほぼ毎日経験する
「失敗」ですが
よくよく考えてみると
それは単に
自分の期待と違う結果になっただけ
ではないかと思うんです。
人まで緊張せずに話すことを
自分は期待していたのに
いざとなったら
しどろもどろになってしまったら
これは「失敗」とされますし
合格しよう/できると期待して
テストに挑んで
不合格になれば
それも「失敗」とされますよね。
私たちは習慣的に
自分の期待を裏切ることや
上手くいかなかったことを
ほぼ自動的に
「失敗」と解釈する傾向がある
そんな気がします。
ですが私は
期待を裏切った結果=失敗
と単純に決めつけることは
とても勿体ない
と思うんです。
なぜなら
あくまでも「失敗」は
起きたこと対する
あなたの解釈であって
起きたことを
「出来事」として捉えた方が
あなたの心が軽くなり
より多くの選択肢が見えてくるからです。
例を出して説明します。
例えば
あなたが会社で
大切なプレゼンテーションをしたとします。
あなたは上がってしまって
途中からしどろもどろ、
スライドの順番に不備もあり
聞き手は混乱しました。
あなたの頭の中は
失敗しちゃった…
最悪…
上司に怒られる…
同僚に笑われる…
みたいなモノローグで一杯になります。
失敗だ
失敗だ
失敗だ
そう思えば思うほど
あなたはしんどくなりますよね。
ですが
このプレゼンを
「失敗」と捉えるのではなく
純粋に「起きたこと」(事象)としてみると
どうなるでしょうか。
あなたに起きたことは
こんなことでしたね:
話し始めたらドキドキして
言葉がみつからなくなった
4枚目と5枚目のスライドの順序が
逆になっていた
結果的に聞き手が混乱した
問題だったポイントは、
これだけです。
失敗だ失敗だと考えると
人生詰んだみたいな
袋小路に追い込まれた気持ちになりますが
よく考えてみれば
起きたことそのものは
結構シンプルだったりします。
また
事実は事実、
出来事は出来事として、
失敗のレッテルを外した上で
客観的に眺めると
次に何をしたらいいのか
改善点はどこかが
明確に見えてきます。
この例の場合は
上がらないで話すために
何ができるか
プレゼン資料の不備を排除するのに
何ができるか
それを考えて
対策を実行すればいいだけですよね。
実にシンプルです。
そして
ここまで考えられれば
あなたの「今回の失敗」は
「最悪の事態」ではなく
「次の成功への準備」になりますね。
このように
何か自分の期待と違う結果、
上手くいかないことが起きた時
「失敗」というレッテルを貼って
自分を責め
状況をドラマ化するより
起きた事実に注目し
冷静に対応策を考える方が
ずっと建設的なのです。
私も会社で
数々の失敗をかましますが
ウジウジと
自分を責めたりしません。
そんなことをしている暇があれば
心を優しく見つめ直し
現状分析と対策に時間を費やすべきだから
いわゆる「失敗」は
誰にとっても心地の良いものではありません。
ただ
上手くいかないことがあったということは
そこに
改善点があり
伸びしろがあり
より良い未来の種がある
ということ、
そしてあなたには
自分責めに時間とエネルギーを注ぐ代わりに
成長と学びに努める選択肢があるということ、
この2つを忘れないでいてください。
今日ご紹介した
現実をドラマ化しないスキルは
マインドフルネス、
失敗から対応策を考える未来志向は
アドラ-心理学を使っています。
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失敗など怖くなくなります
ぜひあなたも
あなたの「失敗」を
成長と学びの糧にしてくださいね!
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は35年目、現地日系商社勤務は32年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)認定講師
マインドフル・セルフコンパッション(MSC™)Trained Teacher
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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