今年もいつものように劇場で鑑賞した新作映画のランキングをつけました。

 

ただし、一年間に観た映画を振り返ることが目的なので、順位の方は余興です。ご了承くださいませ。降順です。

 

なお、2016年に最初の公開版を観ている『この世界の片隅に』の別ヴァージョンである『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、これだけを1本の映画として評価することが難しいので(『この世界の片隅に』は2016年のマイ・ランキング1位)ランキングからは外してあります。殿堂入りということでw

 

 

52. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(タイトルを隠してあります)

51. 雪子さんの足音

50. ダンスウィズミー

49. レゴ(R)ムービー2

 

48. ねことじいちゃん

47. カツベン!

46. グレタ GRETA

 

45. ミスター・ガラス

44. サスペリア

43. マレフィセント2

42. X-MEN:ダーク・フェニックス

41. COLD WAR あの歌、2つの心

40. メリー・ポピンズ リターンズ

39. ターミネーター:ニュー・フェイト

38. ライオン・キング

37. パドマーワト 女神の誕生
 

36. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

 

35. スパイダーマン:スパイダーバース

34. アス

33. 紅花緑葉(原題)

32. ガルヴェストン

31. キャプテン・マーベル

30. ワイルド・スピード/スーパーコンボ

29. アクアマン

28. ビール・ストリートの恋人たち

27. 映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!

26. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

25. 新聞記者

24. シャザム!

23. ふたりの女王 メアリーとエリザベス

22. ある女優の不在

 

21. アナと雪の女王2

20. コレット

19. バンブルビー

18. ガリーボーイ

17. ファイティング・ファミリー

 

16. ロケットマン

15. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

14. アラジン

13. アベンジャーズ/エンドゲーム

12. 女王陛下のお気に入り

11. i-新聞記者ドキュメント-

 

10. バジュランギおじさんと、小さな迷子

 9. グリーンブック

 8. 運び屋

 7. クリード 炎の宿敵

 6. 真実(通常公開版+特別編集版)

 5. ブラック・クランズマン

 4. ファースト・マン

 3. ジョーカー

 2. トイ・ストーリー4

 1. ROMA/ローマ


一部ちゃんと感想が書けなかった作品もありますが、以前書いた寸評でご容赦ください。

 

最下位の作品については、面白くなかったからではなくて、映画の中で描かれたある事柄に非常に憤りを覚えたので抗議の意味も込めて。

 

1位の『ROMA/ローマ』はとても素晴らしい映画だったのですが、ただNetflix作品のため日本国内ではいまだにソフト化されていないし(海外ではどうなのか知りませんが)、今後もされるかどうかもわかりません。※追記:その後、ブルーレイが発売。DVDはない模様。

 

『ローマ』に関しては映画館で上映してくれたから僕は観られたのだし、そのために尽力してくださったかたがたには感謝もしているけれど、でも映画館では観ていなくてこれからこの作品を観たい人はネトフリに加入してなきゃ観られないんですよね。僕も加入していないから、再度映像ソフトで観返すこともできない。

 

それはやっぱり納得いかなくて。

 

『ローマ』の感想にも書いたように、僕個人としてはどこの会社がお金を出して作ってるとかいうのはどうでもよくて、「映画館で観られるかどうか」が重要なのです。映画館で観られず、おまけに気軽にDVDで視聴することもできないのなら、その作品は僕にとっては存在しないのと同じ。

 

僕は未鑑賞ですが、マーティン・スコセッシの『アイリッシュマン』もNetflixの製作で、やはり劇場で期間限定公開はされましたが『ローマ』と同様にソフト化はされないんでしょう。だから多分、この先も僕が観ることはない(※追記:その後、20年の2月に劇場で観ました)。

 

スター・ウォーズのスピンオフ・ドラマで、人気キャラのボバ・フェットのような“マンダロア兵団”の装甲服を着たガンファイターが主人公の『マンダロリアン』もNetflixと同じく動画配信サーヴィスのディズニーデラックスでやってますが、これだって映画館でかかることもなければTVの地上波やBSで普通に放送されることもなくDVD化もされない(?)んだったら、気にはなってても結局観ることはないだろうし。

 

そりゃ、いろんな事情から映画館に行けない人もいるでしょうし別に動画配信サーヴィスそのものを否定する気はさらさらありませんが、でも僕の選択肢の中からは真っ先に除外される種類の映像作品たちですねぇ。時間もお金も限られているので、なんでもかんでも片っ端から観まくる、というのは到底無理だし、特定の会社と契約していなければ観られないなんて、そんなのを「映画」とは呼びたくもない。

 

僕は今後も(映画館での上映という形態が続く限り)、あくまでも劇場公開映画を観ていきます。

 

 

リヴァイヴァル上映(鑑賞順)
パルプ・フィクション(午前十時の映画祭)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ エクステンデッド版(午前十時の映画祭)

ロボコップ ディレクターズ・カット版

未知との遭遇 ファイナル・カット版(午前十時の映画祭)

E.T.(午前十時の映画祭)

ゴッドファーザー(午前十時の映画祭)

ニュー・シネマ・パラダイス(午前十時の映画祭)

ひろしま

ローマの休日(午前十時の映画祭)

ブレードランナー ファイナル・カット(IMAXレーザー2D版)

マトリックス(4DX版)

ベニスに死す(午前十時の映画祭)

民族の祭典

時計じかけのオレンジ(午前十時の映画祭)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト

レオン 完全版(午前十時の映画祭)

ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』(爆音映画祭)

テルマ&ルイーズ(午前十時の映画祭)

サウンド・オブ・ミュージック(午前十時の映画祭)

ウエスト・サイド物語(午前十時の映画祭)


DVD視聴(少なっ^_^;)
ロッキー4/炎の友情

アラサー女子の恋愛事情

 

 

「午前十時の映画祭」が今年度で終わりということで意識して観にいったので、例年よりも本数が多かったです。その分、新作の鑑賞本数は去年よりも減ったけど。旧作でもこれまで観たことがなかった作品が何本かあったし劇場での鑑賞は初めてのものもあって、映画館で観る、ということの楽しさ、醍醐味をあらためて実感しました。ただ「観るだけ」ならDVDで充分だろうけど(でも最近はDVDほとんど観てませんが。今年も観たのは上記の2本のみ)、これからもできるだけ映画はスクリーンで観たい。観られる本数は限られていても、その1本1本をできるだけ丁寧に味わいたいと思います。

 

あと、これは余計なことですが定期的にお断わりを入れておこうと思います。

 

僕はこのブログを、自分が観た作品についてその時どう感じたか、何を考えたのか書き留めておきたくて続けています。

 

ですから、そこには当然ながら批判的なものも含まれるし、場合によってはほとんど罵倒に近い口調になることもあります。そのことで不快な気分になるかたがいらっしゃるかもしれませんが、無論、人を不快な気持ちにさせたくてブログの記事を書いているわけではありませんし、自分の意見が絶対に正しいとも思ってはいません。あとになって評価をコロッと覆すこともあります。その程度のものだと思ってお読みいただければ。読まない自由もありますし。

 

ただ、「文句言うだけなら誰にでもできる」「自分で映画を撮ったこともないような奴が偉そうに」といった類いのあたかも作り手側にでも立ったかのような、あるいはまるで観客を牽制してくるような物言いが僕は大嫌いでして(映画を撮ったことがあろうがなかろうが映画を観て感想を述べる自由は誰にでもあると思いますので)、そういう主張には大いに反発を覚えます。

 

「批判すること」自体を毛嫌いする風潮にスゴく抵抗がある。こちらは、自分にとっては理由があるから批判しているんだから。これは映画に限ったことではありませんが。

 

たかが映画の感想だって「発言の自由」や「表現の自由」の一つであって、それを「言葉を慎め」的に抑えつけようとする者は“表現”というものをナメてると思う。

 

いろんな意見があって、さまざまな価値観がある。その中で時には自分が思いもよらなかった視点からの感想に触れて刺激を受けたり反発を覚えたりする。人の感想を読む楽しさって、そういうところがあるんじゃないかな。観客なんだから、お互い「観客」として堂々と感想を述べりゃいい

 

今後もこのスタンスで感想を書いていく所存です。ご清聴ありがとうございます。

 

それと、別に僕はその作品が「お薦め」かそうじゃないかジャッジするためにブログを書いてるのでもないんで、このブログの感想を読んで「人の評価はアテにならない」などと愚痴られても、そんなん知らんし、としか。それは各自ご自身の判断で作品を選んで評価してくださいよ。

 

俺はこう感じましたよ、っていうただの例に過ぎないんですから。

 

まぁ、僕だってしょっちゅうそうやって人の感想や評価にケチつけてますので、今言ったことはそのまんまブーメランになって返ってきて全部自分の脳天にブッ刺さってますが滝汗

 

いつも多くのかたがたのブログ記事を読ませていただいていますが、なかなかコメントもできず、ほとんど「いいね!」のみで申し訳ありません。

 

こちらのブログを訪れて記事を読んでくださったり「いいね!」やコメントをくださった皆さん、本当にありがとうございます。大変励みになります。

 

さて、今年もまもなく終わりますが、皆さんのランキングはいかがでしたでしょうか。

 

来年もまたステキな映画と出会えますように。どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

↑もう一つのブログでも映画の感想等を書いていますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします♪

 

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