「川越style」

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川越を音楽で盛り上げたい、川越に音楽祭を根付かせたい。

その想いを胸に走り続けてきた3年。

気が付けば、人から人へ思いは伝わり、いつしか大きな輪になっていた。川越の輪でまちづくりを進めていく。

日々の活動の先に、一年に一度の集大成を見せるイベントでもありました。

2017年10月28日(土)に開催されたのが「おとまち小江戸秋まつり」

 

 

11:00~17:30
会場:ウェスタ川越 交流広場/ウニクス川越 にぎわい広場

いろんな楽しいことを詰め込んだイベント。
年々盛大に、そして内容が濃くなっているおとまち小江戸秋まつり。

ステージでは音楽やパフォーマンス、グルメや雑貨・ワークショップ、夕方にはハロウィンランウェイにイルミネーション点灯式まであり、音楽から広がった川越の魅力が一堂に、まさに「歴史の街を音で繋ぐイベント」だった。

主催である、川越の音楽シーンを引っ張ってきた「NPO法人おとまち小江戸」が発足してからちょうど3年。発足初年度から一大音楽イベント「おとまち小江戸夏まつり」を主催し、今年で4回目の開催。当初はえすぽわーる伊佐沼絵で、昨年から会場をウェスタ川越に移して開催しています。

 

これまでも、音楽が真ん中にあって、音楽から広がる魅力を一つに集めたイベントなっていたおとまちの音楽祭。

 

 

(第二回「おとまち小江戸夏まつり」えすぽわーる伊佐沼 2015年8月23日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12066001622.html

 

 

 

 

(2016年10月ウニクス川越・ウェスタ川越「おとまち小江戸秋まつり」)

おとまち活動3年、と一言で言っても、その道のりは平坦ではなく、いろんな荒波を乗り越えてようやく辿り着いた3年であるとも言えた。

ここまで来た原動力は、もうこの一言に尽きる。

「川越を音楽で盛り上げたい、音楽フェスを定着させたい」という信念。

最終的に強く、熱い気持ちが全て。

代表の細渕さんを中心にして、ミュージシャンなどの仲間たちで活動を推し進めてきました。

(NPO法人おとまち小江戸代表細渕さんとおとまちを応援し続けている鈴木さん)

今年の開催、2017年10月28日に至るまでには、おとまちらしくいろんな連携を経てここまで来ました。

先月は「川越Farmer's Market」とのコラボイベント。

2017年9月18日(月・祝)に川越の松江町のライブハウス「川越Rotom」にて開催されたのが、「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」

主催:NPO法人おとまち小江戸

『皆様のおかげで、おとまち小江戸も3周年となりました!3周年の宴会を開催します!!「川越食と音楽とともに」と題して、音楽も食も川越をお楽しみに下さい!』。

3周年パーティーもやはり、川越の音楽を聞いてもらうことをメインにして、提供する食事も川越産を強く意識。食部門は川越Farmer's Marketと連携して川越産農産物を使った料理を提供してより「川越」を感じてもらおうとしていました。

「川越Farmer's Market」

https://www.facebook.com/kawagoefm/

川越の農は川越Farmer's Market、川越の音楽はおとまち小江戸。

今回は「おとまち小江戸」×「川越Farmer's Market」というコラボで、川越Farmer's Marketとの連携もすんなり。というのも、川越Farmer's Marketというイベントを始める前に、ここ川越Rotomで「川越収穫祭」という名で開催していたパーティーがあり、今回の企画の趣旨とまさに同じものでした。

川越産農産物を使い、美味しい食事を仕立てる、今回は東松山市にある「月見や」三代目の砂生シェフが腕を振るってくれました。

 

 

(「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」川越Rotom 2017年9月18日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12311767150.html

上記記事の中で、この一年というかおとまちの3年を振り返っています。

ちなみにこの時のパーティーのステージにも出演した市川大樹さんと有梨さんは、おとまち小江戸秋まつりのKOEDO STAGEに登場しました。まさにおとまちを代表するアーティスト。

 

おとまち小江戸秋まつりの一週間前には、おとまちの代表細渕さんが、母校の尚美学園大学の学園祭「尚美祭」に、所属するHMC BANDで登場しました。この時も雨。屋外出店では尚美学園大学×川越Farmer's Marketの連携から生まれたブースの出店が予定されていましたが、中止に。HMC BANDのLIVEは室内会場で予定通り開催されました。

 

 

 

(2017年10月22日尚美学園大学「尚美祭」)

 

そして迎えた、一年ぶりの一大イベント、おとまち小江戸秋まつり。

この3年で各方面との連携も広がり、一緒になって街を盛り上げてきた。川越で人材がいればタッグを組めないか声をかけ、その積み重ねで川越の輪を大きくしてきました。

おとまち小江戸秋まつりには、これまでの月日の成果が広場いっぱいに現れていて、これがまさにおとまちの3年です、という形が広場に広がっていました。

川越の音楽大学 尚美学園大学、山野楽器丸広川越店、ウニクス川越・・・などなどの協力に、様々な会社が協賛に名を連ねて応援しています。

(ウニクス川越中尾支配人、スタートランド川合さん、ボランティアスタッフとして若手ミュージシャンをサポートしているノブさん。スタートランドさんはイベント初出店でした)

 

(山野楽器さんとタッグを組み、より音楽にしたしんでもらおうと楽器体験ブースが登場。初心者歓迎でフルート・トランペット・アコースティックギターの体験ができました。)

 

音楽ステージは屋外広場に全部で3ヵ所というフェスらしく大胆な展開。

3ヵ所ステージというのはウェスタ川越・ウニクス川越にとってもかつてないチャレンジだった。

3ヵ所はそれぞれが趣向を変えたステージで、時間差で次々にアーティストが登場していった。

雨で屋根がないステージは中止となりましたが、それでも2つのステージは雨中敢行。雨の中来場してくれた人みんなの心に届けとばかりに熱唱、熱演が続きました。

■ACOSAI STAGE

・11:35~夜襲スイートポテト

・12:00~山野楽器パフォーマンス

・12:50~玉村梨紗

・13:15~三上隼

・13:40~ゆうけい

・14:05~topaz

・14:30~山野楽器パフォーマンス

・15:10~有尾文也

・15:35~松本リョウスケ

・16:00~マサキアツシケンタ

 

 

 

 

 

 

■KOEDO STAGE

・12:00~FM SHOBI

・12:55~高田虎太郎

・13:20~市川大樹

・13:50~HEAVEN SOULS

・14:45~有梨

・15:20~川越CLEAR'S

・16:50~ハロウィンランウェイ

・17:15~イルミネーション点灯式

 

 

 

 

 

 

 

 

■otomachi STAGE(雨のため日中のステージは中止に)

・13:30~川越警察PR

・14:30~STUDIO PRIME

・15:00~菊原まりフラメンコ教室

・15:35~HALSHIP DANCE SCHOOL

・16:30~スタートランド

 

この週で3週連続週末が雨となった川越、しかし、川越まつりも雨の中で逆に盛り上がったように、おとまち小江戸秋まつりのステージも雨で逆にテンションが上がって盛り上がっていくようでした。

逆境を力に。

アーティスト同士、雨だからこその音楽祭を盛り上げようと一致団結し、一方で雨の中でもステージに観に来ているアーティストと観客の繋がり、場に集まった人がみな逆境でさらに絆を深めて会場の一体感が深まっていくようでした。

川越で頑張っているミュージシャン、それもこれまでおとまち小江戸の活動を支えてきた数々のミュージシャンたちがこぞって登場し、3周年を祝うように熱唱を繰り広げました。おとまちに関わってきたミュージシャンたちにとっては一番の晴れ舞台がおとまち小江戸秋まつり、歌声も自然と力強くなっていくようでした。

さらにヤマノミュージックサロン川越講師によるインストラクターコンサート、尚美学園大学のステージ運営と出演、ハロウィンを意識した衣装で舞台に臨むミュージシャンもいて、雨の中、華やかなステージが続いていきました。

 

おとまち小江戸秋まつりは、音楽というメインテーマの中に、様々なコンテンツを内包しているのが特徴。

今回もおとまち小江戸秋まつりを成す大きなキーワードが、アート。若手ミュージシャンを応援するのと同じように、若手アーティストを応援しているおとまち。イベントでアートとの連携はこれまでも見られ、アーティストたちによるライブペイントが行われてきました。

おとまちのイベントには欠かせないものになっている。

 

(第二回「おとまち小江戸夏まつり」えすぽわーる伊佐沼 2015年8月23日より)

今回、3回目にしてさらに発展させ、なんと各地から参戦した20人以上のアーティストによるライブペイントが行われました。

ウェスタ川越の広場の入口に展開したのが、その名も・・・「Painters STREET」。

 

 

 

 

アーティストたちが並んで一斉に制作に没頭する圧巻の光景は、他ではなかなか見ることができないものだった。

川越でもこうして若手アーティストたちの活動の芽が大きく育ってきています。

ライブペイントを主導しているのが、「Rotom Art Project@川越」。
https://twitter.com/RotomArtproject
おとまちの細渕さんが働く川越の松江町にあるライブハウス「川越Rotom」を拠点に、アーティストの蘭恵-Rankei-さんなどを中心にアート活動を展開している。

2017年10月1日には、川越Rotomの3周年イベントでは、音楽LIVEと一緒になって蘭恵さんはライブペイントを披露していました。

「Rotom 3rd aniversary」
■出演:SENBO・薗田うみ子・中野ハリセンボン・市川大樹・YUKIHO・ろーちゃん

ライブペイント:蘭恵

この時描いた作品は、Rotomの入口横の窓に嵌められています。

音楽とアートの融合、さらに内容も規模も発展させたのが、おとまち小江戸秋まつりの「Painters STREET」。

この規模は間違いなく川越初の試みで、今回注目の的でした。

アーティストたちの筆にも自然と力が入って力強い作品が出来上がっていきました。

 

 


・ペインターNo.001  蘭恵-Rankei-
川越生まれ川越育ち川越在住
毎回ノープラン、イメージペインティング
@monochro_glue
・ペインターNo.002  セレスティン坂本
東京芸術大学在学
様々な素材を使い毎回違った描き方に挑戦する
@celestineskmt
・ペインターNo.003  奥谷風香
楽しく過ごしたいです
https://www.instagram.com/buby001/ ;
・ペインターNo.004  tamaco
東京を主な拠点として全国各地でライブペイント活動中。
@meow_t9
・ペインターNo.005  NAOKI『墨絵師』
関東中心に活動中の墨絵師です。
作品は全て下描き無しの一点物になります。
HP
http://graffitikamikaze.wix.com/kamikaze ;
・ペインターNo.006  おおばさくら
川越育ちのお祭り大好きジオメトリクスアーティスト
Twitter @prnmgmg
http://feeeed.tumblr.com/ ;
・ペインターNo.007  高柳 基己
久しぶりの参加です。よろしくお願いします!
・ペインターNo.008  悟水晴 -Gosuisei-
漫画イラスト製作、ホームページ製作しています。川越在住。
アトリエライフワークス
http://life-works-super.com/wp/ ;
・ペインターNo.009  カドカワマホコ
女子美術大学在学
ライブペイントは遊ぶように、生き生きと。
一生懸命に描く。
@___a_to_o
http://cm170.tumblr.com ;
・ペインターNo.010  永本康治
川越生まれ久喜市在住 文星芸大大学院博士後期終了 日本画家 
https://www.facebook.com/kouji.nagamoto11
・ペインターNo.011  コルリ
かわいいものが大好きで、女の子の絵をよく描いています。
Twitter @cyane0u0
・ペインターNo.012  フリージア(freejia)
動物の姿かたちを借りて、多色を使い、言葉に出来ないイメージや心境をのせていきます。
http://www.art-meter.com/profile/?UserID=022763
・ペインターNo.013  monyoratti
川越のアブストラクトアーティスト
Twitter @monyoratti
・ペインターNo.014  冨波千愛
楽しんで描きます
http://www.facebook.com/chie1no9wa ;
・ペインターNo.015    GYOEN ROSSO198のToku Sanです。
ライブペイント 初参加です!
よろしくお願いいたします
@GYOENROSSO198
 https://m.facebook.com/MyRoomBarRosso/ ;
・ペインターNo.016  Nobu
東京を拠点に平面作品や立体作品など様々な素材を使って制作しているアーティストです。
リンク:Instagram
https://www.instagram.com/nobu_kirio/ ;
・ペインターNo.017  Marianne
フランス出身、世界を回ってから日本に定住。作品はその時の気分で決まる。
作品は静物、抽象的なテーマや幻想。
http://www.angstromart.com ;
・ペインターNo.018  片岡奈緒
生きることを描きたい, male nude
https://www.facebook.com/nao.kataoka ;

ペインターNo.019  午前宙
初めてのライブペイントです。感じたことを大切に描きたいと思います。
@gozenyoake
・ペインターNo.020  muutoto
千葉県出身
わくわくすることをし続けたい人
なにかを描いたりつくったりするのが好きです
@disneymmm3
・ペインターNo.021  けろ山まゆみ
川越出身。インコ飼い。アラサー。
@koha_mame_moco
・ペインターNo.022  Dake
色々描きながら過ごしてます。ライブペイント初参加です。
Twitter @am_chikuwabu
Instagram
https://www.instagram.com/torokeruchikuwabu/
・ペインターNo.023  Mao Kurihara
カラフルな世界
http://mmm.pink.pink  (Instagram)
・ペインターNo.024  このよのはる 
路上で似顔絵を描くこと、作った曲を演奏し踊ったりすること、路上で稼いだお金で生活することをパフォーマンスとして続けている。空間が大好き!
@konoyonoharu_
・ペインターNo.025  赤崎梨緒乃
油絵や水彩で女の子描いてます
twitter @riono_a
・ペインターNo.026  がい
チャレンジしてみたいと前から思っていました、よろしくお願いします。
twitter  @guaiinfo
Facebook @djguai
・ペインターNo.027  Natsuki Wakita
自然がテーマのアクリル画を製作・自作の絵柄のポストカードや生地を販売中
http://ameblo.jp/coraltree3 ;

作品がリアルタイムに出来上がっていく過程を見ることができるのがライブペイントの醍醐味。音楽ステージの合間にPainters STREETに確認に来て、少しずつ完成に向かっていく作品作りを後ろから見守っている観客。こうして音楽とアートを行き来することで、観客は自然と両者の融合を体験しているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さらにおとまち小江戸秋まつりのアートの展開は続く。
地面に巨大な白紙を広げ、自由に描いてもらう落書きアートも出現。
アーティスト東祐樹さんと一緒に好きなように描くことができました。

 

 


東さんは川越でシェアアトリエ「みらい畑」を主宰している人。
おとまちとはずっと繋がっています。

そして、「みらい畑」には、実は東さんの他に、ライブペイントを行っている蘭恵さんもアトリエを構えているという繋がりがある。

シェアアトリエは出入り自由のオープンな場所であり、自身の制作過程を見せることは二人は普段から自然体で行っている。

 

 

(「アトリエみらい畑」川越の若手アーティストたちのシェアアトリエ ほとばしる表現欲

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12266278012.html



音楽にアートに、欠かせないのが食。
広場には美味しい食ブースがずらりと並んで、音楽に浸りながら食事と共に過ごすことができました。「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」で食事を担当した砂生シェフも広場に出店して盛り上げました。

 

 

 

珈琲の出店は、シンプルローストさんにトシノコーヒーさん。飲み比べるのも楽しいもの。
さらに、ウェスタ川越・ウニクス川越から歩いてすぐの所にあるコーヒーストップ「344」さんがトシノコーヒーさんのブースに顔を出していて揃い踏み。

 



 

(「344 COFFEE STOP」川越駅西口テイクアウト専門の小さなコーヒーストップ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12285606461.html


ハロウィンらしく?「何々、今年のおとまちのイベントはハロウィンにちなんだ催しもあるんだって?」と小江戸バットマンがおとまち小江戸秋まつりに颯爽と登場。
やはり「あの」キャラクターが気になるようで、ブースに話しかけていました。
小江戸バットマンとの奇跡のツーショットが実現。


実はこの日は、小江戸蔵里で「小江戸蔵里キャラクター祭り」が開催されていて、雨で急きょ室内に場所を移して開催していた。小江戸バットマンも登場していて、その後、ウェスタ川越に移動してのおとまちと小江戸秋まつり参戦。「人気者は引っ張りだこで辛いぜ」と漏らしながらも、多くの来場者と記念写真を撮っていました。さすが、川越の裏三大ヒーローの一角をなすキャラクター。
ワークショップにはカービングのARUNADAさんが出店。
ハロウィンをテーマにカボチャのカービングが体験できました。

 


降り続ける空を恨めしそうに見上げる一同。

本当なら、音楽フェスらしく、青空の下で演奏したかっただろうミュージシャンたち。

それでも歌声で雨雲よ去れとばかりに熱唱を続けてきました。

夕方になっても雨は止むことなく、屋根がある舞台はまだしも、屋根がないotomachi STAGEはほとんどが中止に追い込まれていましたが、それでも、出演者たちの熱意の火は消してはならないと、予定されていたスタートランドのパフォーマンスは、ウニクス前のホールに急きょ場所を移して行われました。

ハロウィンランウェイ、イルミネーション点灯式も無事に開催。

雨だからこその盛り上がりで、第四回目のおとまち小江戸主催のイベントは幕を閉じたのでした。

 

 

 

 

3年をかけてここまで川越の輪を広げてきたNPO法人おとまち小江戸。

これからも各方面との連携を深めて、一体となって川越を盛り上げていく。

2018年1月21日のウェスタ川越の川越Farmer's Marketでもコラボ予定で、イベント後に川越Rotomで後夜祭を開催予定。

「おとまち小江戸」×「川越Farmer's Market」を再び見ることができます。

川越で音楽祭を根付かせる。

これからも街を駈ける速度は加速していく。

 

2017年10月28日ウェスタ川越・ウニクス川越

「おとまち小江戸秋まつり」

 

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川越の音楽シーンを引っ張ってきた「NPO法人おとまち小江戸」が発足してからちょうど3年。

節目の3年を迎えるタイミングで企画されたのがこのイベント。設立当初のマグマのような熱気から早いようであっという間の3年の間に、おとまち発の活動により確実に川越の音楽文化は豊かになり、音楽が身近なものに、そして一番の目的である川越を拠点にして活動するミュージシャンも増えている。みんなで支えてきた3年という時間を噛み締めて語らい、さらに4年目、5年目に向けた決起集会にしようとしていたパーティーでした。

音楽に食事にそれに人、全てが川越というテーマを共有しようとしたパーティーは、これまでとこれからをみんなで再確認する場でもあろうとしていました。

 

川越の松江町にライブハウス「川越Rotom」にて、2017年9月18日(月・祝)に開催されたのが、「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」
■時間:19:00~21:00
■会場:川越Rotom(川越市松江町2-4-5)
http://www.kawagoe-rotom.com/
■会費:3000円
料理付き90分飲み放題。基本的には、立食パーティです。
主催:NPO法人おとまち小江戸

『皆様のおかげで、おとまち小江戸も3周年となりました!3周年の宴会を開催します!!「川越食と音楽とともに」と題して、音楽も食も川越をお楽しみに下さい!』。

3周年パーティーもやはり、川越の音楽を聞いてもらうことをメインにして、提供する食事も川越産を強く意識。食部門は川越Farmer's Marketと連携して川越産農産物を使った料理を提供してより「川越」を感じてもらおうとしていました。

「川越Farmer's Market」

https://www.facebook.com/kawagoefm/

川越の農は川越Farmer's Market、川越の音楽はおとまち小江戸。

今回は「おとまち小江戸」×「川越Farmer's Market」というコラボで、川越Farmer's Marketとの連携もすんなり。というのも、川越Farmer's Marketというイベントを始める前に、ここ川越Rotomで「川越収穫祭」という名で開催していたパーティーがあり、今回の企画の趣旨とまさに同じものでした。

 

 

(2015年1月「川越収穫祭2015冬」開催)

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11981759677.html

川越産農産物の販売、川越産農産物を使った料理、川越の農家さんによるトークセッション、川越のミュージシャンによる演奏という内容で、地元の農産物に改めて参加者の口から「川越にこんな農家がいたなんて!」という驚きの声が挙がり、川越には知られざる魅力がたくさんあるのだと一様に感銘に浸っていたあの表情。あの室内イベントが発端となって場を屋外に移し、蓮馨寺で始まったのが川越Farmer's Marketです。今回の3周年パーティーは主催ではなく協力という形ですが、原点を確認するという意味で、積極的にサポートしようと関わっていました。ファーマーズにとっても久しぶりの室内イベント。2016年11月にシボネボルケで開催した「実りのごはん会」以来です。

3周年パーティーに使う野菜は、川越の農家、利根川さんと忍田さん。そしてこれを調理して見事に料理に仕立てるのもスペシャルゲストシェフ、東松山市にある「月見や」三代目の砂生さん。

農と音楽というのは、改めて考えるまでもなく繋がり合っているもので、「祭り」が五穀豊穣を願い、収穫に感謝する祭事であり、そこにはお囃子などの音楽ももちろん一体として在り続けてきた。農の祭りを現代的に解釈したのが川越Farmer's Marketで、音楽を現代的に解釈しているのがおとまち小江戸、お互いに共鳴し合う関係でもあります。

 

川越を音楽という側面から盛り立ててきたおとまち小江戸、代表を務める細渕さんのこれまでの3年を振り返ります。

おとまち小江戸の細渕さんが、当時も今も熱く胸に秘めていること、それが。

「川越で音楽祭を開催したい」。
その想いから誕生したのが「HMC BAND」であり「おとまち小江戸」。
プロとして活躍するミュージシャン4人が、川越で音楽の祭典を開くことを目的に結成したのがHMC BAND。これまで、一番街や川越modiをはじめ川越で音楽を演奏する場作りに動いてきました。

HMC BANDの4人とは、テレビ番組「爆笑レッドカーペット」などで芸人として活躍し、鍵盤とトランペットの同時演奏をする『こまつ』、
川越出身でB'sや倉木麻衣らが所属するレコード会社Beingから
ギタリストとしてデビューした『細渕真太郎』、
ドラマーとしてCM音楽やリュ・シウォン等のレコーディングに参加する『大野達哉』、
女性らしい見た目とは裏腹に、男勝りなベースで魅せるベーシストの『萩原みのり』の4人からなるバンド。

細渕さんが声をかけ、2013年3月に結成されたHMC BANDは、インストゥルメンタル楽曲を中心に、枠にとらわれない独特な音楽性が魅力で注目を集めています。

その圧倒的な演奏力は、川越のどの場所で披露しても「カッコいい!」と多くの人の足を止めさせ、夢中にさせてきました。通行人だった人が、たまたまHMC BANDの演奏に遭遇し、音楽に聞き惚れて、ライブが終わった後には「ファンになりました!」とメンバーに声を掛けている光景は、本来は奇跡のような瞬間でも、HMC BANDでは日常的な光景でもあります。

 

(2014年4月クレアモールにある「川越modi」前ライブ)

HMC BANDの細渕さんの「川越で音楽祭を開催したい」という決意は、一過性のお祭りを開催するという意味ではなく、人づくり、場づくり、街づくりまで含めた壮大なビジョンによって発せられた言葉だった。まず取り組んだのが、場づくり。
ライブハウスでもなく、リハーサルスタジオでもなく、ストリートでもなく、
川越の街の中で、音楽演奏する場を開拓していくこと。

そのために自分たちがまず先頭切って川越各地で演奏し、演奏力で誰をも納得させ、演奏する場を創ってきた。
彼らの思いの根底に常にあるのは、単にHMC BANDを魅せるだけでなく、川越でミュージシャンが演奏する場を作り、人に見てもらう場を増やすこと。
その後、細渕さんを中心に「おとまち小江戸」というNPOを立ち上げ、その想いに共感した街の人たちが年代問わず協力に集結してきた。

細渕さんは、おとまち小江戸の代表に、今回の3周年パーティーが行われたライブハウス「川越Rotom」の副店長という立場でもあり、日々ここを拠点に活動しながら、おとまちとして年に一度のお祭り「おとまち小江戸秋(夏)まつり」を主催してきた。2014年・2015年はえすぽわーる伊佐沼、2016年はウニクス川越、ウェスタ川越で開催しました。

 

 

 

 

(2016年10月ウニクス川越・ウェスタ川越「おとまち小江戸秋まつり」)

 

「川越で音楽祭を」。

その想いは、2014年のおとまち発足当初から熱く、あれから3年経ってもぶれることなく全く変わりがない。

その想いはいろんな方面に飛び火して下地が出来上がっていて、きっと今街中に張られていっている伏線が、やがて一大音楽祭という大きな果実となって結実していく日が来るでしょう。

3年という時間をかけて人の輪を広げてきたおとまち小江戸。

主催イベントだけでなく、川越で行われるイベントには積極的に協力することで、おとまち小江戸を浸透させ、音楽祭の賛同を得る活動を続けてきました。それにより今では、川越のイベントで音楽を担当と言えば、すぐにおとまち小江戸に声がかかるようになっている。

 

(2014年12月「フェイスブック小江戸川越祭」カワゴエン×小江戸なでしこ広場×おとまち小江戸

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11965281121.html

毎月、ウニクス川越で行われている「にぎわいマルシェ」ではステージをおとまちが担当。2017年9月9日、10日にウェスタ川越で開催された「矯正展」では、同時開催だったにぎわいマルシェの音楽ステージ担当+おとまち小江戸として飲食ブースも出店して盛り上げました。おとまちブースの食を担当していたのも、3周年パーティーと同じく砂生さん。

 

 

 

(2017年9月ウェスタ川越矯正展、ウニクス川越にぎわいマルシェ)

ウニクス川越とは縁が深く、2017年4月に開催された「2017年世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」、細渕さんも実行委員会のメンバーとして名を連ねていて、音楽ステージを担当しました。

 

 


(「2017年世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」2017年4月2日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262975510.html

また、こちらの伏線もやがて合流する時が来るかもしれない音楽祭が、尚美学園大学の「けいおん夢まつり」。

細渕さんの母校である尚美学園大学の恒例イベントとなっている、今年で4回目を迎えた高校生バンドたちの熱き音楽甲子園「けいおん夢まつり」は、もとを正すと細渕さんが立ち上げに関わっていたものでした。

 

 

 

(第4回「けいおん夢まつり」尚美学園大学パストラルホール2017年6月25日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12296254144.html

 

おとまち小江戸の活動が街に知られると同時に、代表の細渕さんの熱意に共感する人が増え、話しを聞かせて欲しいという依頼も増えている。2016年7月19日に「NPO法人武蔵観研」主催で開催された「2016年 川越みがき」では、各分野で活躍しているそうそうたる4人のゲストの一人として細渕さんが招待され、おとまち小江戸の活動を説明しました。

■シーラ・クリフ氏 十文字学園女子大学教授

■山野清二氏 埼玉大学名誉教授

■ベーリ・ドゥエル氏 東京国際大学教授

■細渕真太郎氏 おとまち小江戸 代表理事

 

 

(「2016年川越みがき」2016年7月19日NPO法人武蔵観研 湯遊ランド手古舞

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12183354762.html

さらにサイドストーリーとしては、川越Rotomは「彩の国カレーなる闘い」に毎回のように出店していて、前回、2017年5月の第三回大会では、今回の3周年パーティーの料理でも腕を振るった砂生シェフによる渾身の「芋と小江戸黒豚の恵み〜トロッと極上さつまいもカレー」で見事に審査員特別賞に輝きました。審査員特別賞というのは、ある意味最も難関な賞でもあり、冷静に吟味する鋭い舌の審査員たちを唸らせました。

エントリーNo.13 川越市代表
ROTOM 

 


★〜芋と小江戸黒豚の恵み〜トロッと極上さつまいもカレー★川越名産のさつまいもを使用し、サツマイモの甘み、小江戸黒豚のコクと旨み、そこにスパイスを見事にハーモナイズした逸品です。

(賞状を受け取る砂生シェフ 「第3回彩の国カレーなる闘い」ウニクス川越・ウェスタ川越 第三代チャンピオンの栄冠はどのお店に

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12275757324.html

『「お待たせしました。結果が出たので発表します。まずは、審査員特別賞の発表から始めたいと思います。審査員の評価が最も高かった審査員特別賞は・・・川越Rotomさんです!!」』

会場からどよめきが起こる、なによりRotomさん自身が驚いたようで、おおー!!と雄たけびを挙げました。意気揚々とステージに上がって実行委員長より賞状が授与されました。

やはり、代名詞となっているさつま芋の力は大きかった。。。

審査員を唸らせるだけでなく、投票所では、さつま芋のカレーに一票入れたいという声が多かった。改良を続けてきたカレーが見事に結果に結びつきました。

 

まさに激動の3年。
川越市内、それまで点で頑張っていたミュージシャンを線で繋げ、東京に行かなくても川越で頑張れる場所があるんだ、そう自信を持てる場を増やす。川越だったらいろんな場がある、むしろ川越を目指そう、というくらいの逆流を起こそうとしているのがおとまち小江戸。
街の中で演奏し街の人に聞いてもらう経験を通して、自分の世界観と街をどう繋ていけばいいか、自らを考えることができ、さらに音楽性を深めていくことができる。自分の音楽ありきで終わるのではなく、街にどう自分の音楽を届けられるか、聞いてもらえるか、その意識を磨いてもらう。
川越中に場を作りつつ、その「場」は簡単に出られるものにせず、出演までの階段を設けて頑張って目指す場とすることも大事にしていること。それによってミュージシャンの努力を促し、お互い切磋琢磨し合う関係を作る。細渕さんの熱い想いは、若手ミュージシャンが特に反応し、高校生や大学生がおとまちに期待を寄せて、積極的に関わっているのも特徴です。
川越で音楽祭を作りたい。

そのために結成したHMC BANDとおとまち小江戸。
「自分たちがぶれちゃいけないし、折れちゃいけない。川越で音楽祭実現するまで頑張ります」と決意を新たにする細渕さん。
音楽が身近に鳴っている街、
音楽家が生きていける街、
それが街の豊かさになるはず。
彼らが目指す音楽祭は、どういう形で実現するでしょう。
「初雁球場でやりたい」なんて語り合っていますが、それが実現したらサザンオールスターズが初雁球場でライブやって以来の川越の伝説になるかもしれません。

「川越で本当の音楽祭を」。

途方もない夢かもしれない、普通に考えたら誰も出来るとは思わない、しかし。今年思い立って今年やろうという衝動的な思いではなく、時間をかけてネットワークを広げながら、いつの間に、もう初雁球場でやった方がいいんじゃないと自然と雰囲気が出来上がっているような長期的な視野で計画していること。

川越密着のミュージシャンが一堂に出演して、初雁球場で音楽祭。
夢見てきた人は数多くいたと思いますが、彼らは本当に実現してしまうかも。これからも一歩一歩進んでいきます。

 

祝いのおとまち3周年のパーティーには川越産農産物を使った料理を提供したい、それも野菜をふんだんに使った料理をと考え、必然的に川越Farmer's Marketと繋がった。

 

 

 

(川越の忍田農園さんの畑)
パーティーのため山盛りの忍田さんの野菜を川越Rotomに届け、すぐに砂生シェフが腕によりをかけて調理していきました。
忍田さんの畑からはオクラ、ツルムラサキ、金時草はおひたしに、バターナッツはポタージュに、すくなかぼちゃは煮物に。
それに茄子とじゃがいもは利根川農園さんのものを使用し、パスタなどに仕立てる予定。一体、どんな料理になるのでしょう。
ちなみに、忍田さんも利根川さんも、2018年1月のウェスタ川越のファーマーズに出店する予定ですので、そちらも期待してください。

 

開演時間を迎え、まずはおとまち小江戸3周年おめでとう!と乾杯し、これまでの3年という道のりをみんなで振り返っていた。

 

 

食事を楽しみつつ、川越の農家さんのお話しを聞き、川越のミュージシャンの演奏を聴く、おとまちらしい内容になっていました。

テーブルに並んだ川越産農産物の料理たち。砂生シェフが一つ一つの料理について、野菜を見極めどう調理したのか解説します。

 

 

 

 

 

立食形式で箸をすすめる参加者。

「忍田さんの野菜、めちゃくちゃ美味しいです!」「バターナッツのポタージュ美味しい!」など参加者から感嘆の声が溢れる。

素材の味を生かしながら、ひと手間加えてさらに美味しいものへ高めていく、さすがは砂生シェフ。おひたしには月見やで使用している鰹節を用意し、スペシャルおひたしになっていました。

 

 

 

食事を味わい、ここで川越の農家、利根川さんが壇上に。トークセッションが始まりました。

農家が農産物を語り、シェフが調理を語る、考えればなんとも贅沢な時間です。

川越Farmer'sMarketの活動のことや利根川さんの普段の仕事のこと、野菜のこだわり、野菜への愛などを話してもらい、参加者が話しに聴き入る。

大事にしていたのが、単に農産物を使った料理を提供するだけでなく、それを作った本人がこの場に来て、その人の話しを聞くこと。こういう体験を通して地元の農のリアルな現場を実感してもらおうとしていました。農家さんが直接話すことのインパクトってやっぱり凄いのです。農業というのは、周りから入ってくる情報、あるいは想像しているものとは全く別物です。農を仕事にし、土にまみれ土を耕して農産物を作る現実の話しは、土から遠く離れた一般的な情報・想像を遙かに凌駕して心に迫ってきます。そして、そのリアルな農の話しが、また面白いのです。自然の作用の偉大さ、天候の気まぐれ、それに向き合って美味しい作物を作ろうとする人の力、全てのバランスが整って出来上がる一つの野菜。なんていう感動的な営みなんでしょう。川越Farmer'sMarketでもこうしたトークセッションを行いたいところですが、ただ、お話しをしっかり聞こうとしたらこうした室内イベントがいいだろうし、こういう場も大切にしたい。

トークセッションでも話題になった利根川さんの茄子とじゃがいも。

この素材を使い、いよいよ、砂生さんが仕立てた料理が提供されました。じゃがいもの旨味、茄子の甘味、川越の農をしっかりと感じられる逸品でした。

 

 

そして、おとまち小江戸と言えば、音楽。

川越のミュージシャン、ダイキさんと有梨さんが登場して、3周年に花を添える演奏を披露しました。二人ともおとまち小江戸を語る上では欠かせないミュージシャンであり、この場に立つにふさわしいミュージシャンだった。これまで数えきれないほどおとまちのステージに出演してきました。

 

 

 

 

特に有梨さんは感慨深いものがある。。。

それは、おとまち小江戸が発足して、えすぽわーる伊佐沼で開催した2014年8月の「おとまち小江戸夏まつり」のことだった。

あのイベントのステージは、主催側が招待した出演者だけでなく、オーディション枠というものがあり、予選を勝ち抜いた二組が、えすぽわーる伊佐沼の野外ステージで演奏することができるという制度も設けられていた。

一次予選、二次予選は川越Jammin。そして最終予選が、川越Rotom。川越Rotomの最終予選の日がなんとおとまち小江戸夏まつりの当日、そう、最終予選を勝ち抜いた二組はその場からそのままえすぽわーる伊佐沼へ急行し、演奏するというドラマチックな流れになっていたのです。

川越Rotomの最終予選、今か今かとその時を待ち構えている店内。
熱気が充満し、どのミュージシャンの表情にも「自分こそが」という決意に溢れていた。
川越Rotomには、これまでの予選を勝ち抜いてきたミュージシャンが集結していた。
「ここが最後の砦。ここを抜ければあのステージが待っている。。。」
今まで想像もしていなかった舞台が、もうすぐ目の前まで迫っている。
始めの一次予選、予選オーディションには3日間16組のミュージシャンが出場し、選ばれた者でさらに二次予選、準決勝が行われ、勝ち抜いた7組がこの日川越Rotomでの決勝の舞台に立とうとしていました。
今日二組に選ばれれば、ゴールであるえすぽわーる伊佐沼のステージで演奏することができる。

11時。最終予選の出演順が発表されると、「よし!」「やるぜ!」みな自分の出番を確認し騒然となる。さらに表情が引き締まっていく面々。決勝ももちろん大事だけれどここはゴールじゃない、あくまで目指すはこの先のえすぽわーるのステージ。そこでのパフォーマンスこそ大事なのだ。決勝を通過したら、すぐに店内を飛び出して伊佐沼に向かう準備はみんなできていた。

長い期間に亘って行われてきた、おとまち小江戸夏まつりオーディション。
予選が進むごとに一人減り、また一人減り絞られていく。
人が減っていくのと反比例するかのように出場者間の繋がりは強くなり、落ちた人が受かった人に「俺たちの分も頑張って!絶対伊佐沼に行ってくれよ!」と思いを託していた。まるで高校野球の球児たちのような関係があったのかもしれない。
勝ち抜いていくことは、人の思いを背負うことでもある。
優勝したみのるさんは、決まった瞬間川越Rotomの舞台上で涙を流した。
「落ちていった人たちのことを思うとつらい。。。」

そして、もう一人の通過者が、有梨さんだった。
出場者全員の思いを受け止めて、決勝の舞台からすぐに伊佐沼に移動。えすぽわーる伊佐沼のステージに臨んでいました。

 

 


予選を戦った仲間たちとは、繋がりが深まった。なんと、川越Rotomに出場し残念ながら最終予選に落ちたミュージシャンも一緒に伊佐沼に駆けつけ、二人の応援に来ていました。

有梨さんは、予選の日々の中で川越をテーマにした曲「川の向こうに」を制作。この時に披露しました。

そして、この歌はその後もライブで歌い続けていて、この3周年パーティーのステージで歌ったのも、この曲だった。

 

農に、食に、トークに、音楽に、川越を共有したイベント。

おとまち小江戸は節目の3周年を無事に迎え、これからますます音楽で川越を活気付かせていく。疾走はさらに加速していきます。

おとまち小江戸が次に迎えるビッグイベントが、2017年10月28日(土)ウェスタ川越・ウニクス川越で開催する、年に一度の主催事業「おとまち小江戸秋まつり」。

いろんな川越の魅力を音楽で繋ぐ。今年の祭りも盛大に行われるでしょう。

やがて幕を開ける一大音楽祭に向けて、一歩一歩前に進んで行く。

 

「おとまち小江戸」

https://www.facebook.com/otomachikawagoe/

 

「川越Farmer’s Market」

https://www.facebook.com/kawagoefm/

 

 

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質の高い音楽を聴いてもらいたい、レコードの良さを体感してもらいたい、

楽しい音楽空間を共有したい。
「Magic Matilda」。

ライブハウスでもなく、クラブでもなく、

普段はパンケーキが美味しいカフェで行われている音楽イベント。

このお店で、これだけの質の高い音楽イベントが開催されているなんて、

いや、このお店の雰囲気だからこそ、他にはない、今までにない、ものが創れているのかも。


大人の上質な音楽空間が川越にあります、それが・・・カフェ マチルダ。

言わずと知れた大人気店、お店は本川越駅から歩いて5分ほどのところ、

駅前交差点から北に進み、

武蔵野銀行向かい、一階にカフェ・マチルダさんがあります。




拡幅工事がもうすぐ終わりそうで、完成して道路が広くなれば

本川越駅から一番街までの人の流れが変わりそうな予感です。

ちなみに、マチルダが入る建物の二階には「カフェ&キッチン ラフテル」さんがあって、

一階と二階、それぞれに人気店が入っているという魅力的な建物。

(「カフェ&キッチン ラフテル」本川越駅近く フレンチトーストと美味しい洋食のお店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12168527816.html


一階のカフェ マチルダさんといえば、パンケーキがお馴染みであり楽しい雰囲気のお店で、

連日たくさんの人が詰めかける大人気店。







ご存知の方も多いと思いますが、マチルダのことはオープン直後からよく記事にしていました。

さらに、マチルダを会場にして開催していた「ドリカムパーティー」は、

川越を盛り上げようとする川越人の交流の場を作ろうと発案したもので、

意気投合したあの現場から数々の川越のお店同士のコラボ企画、

川越のイベントが立ち上がっていきました。

街の底に流れるマグマが渦巻いていたパーティーでした。



「ドリカムパーティー@カフェ・マチルダ」縁を繋いで円になる

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11916896680.html


カフェ・マチルダ、あれから特に変わったことといえば、

店内をよく見ると、隅に音楽機材が置かれるようになり、

椅子も壁面がベンチにプチ改修されていました。

実はこれは、わざわざ機材を収納するためにベンチにしたもので、

音楽のための空間を作ろうと手が加えられていました。

そう、実は今、マチルダでは毎月音楽イベントが開催されていて、

いろんな趣向のDJ、LIVEが繰り広げられているんです。

その名も、「Magic Matilda(マジック マチルダ)」。

https://www.facebook.com/magicmatilda/

そのイベントの日は16:30までの営業で、18:00からはイベント仕様になります。

料理もイベント用の特別メニューになって盛り上げます。


カフェ マチルダでのMagic Matildaは、2015年9月に第一回をスタート、

以来、月に一度開催してきて、隔月でDJイベント、LIVEを交互に展開しています。

この音楽イベントの企画運営に携わっているのが、

Magic MatildaにレジデントDJとして登場する川越在住のAki(朗)さんと岸邦夫さん。

それにマチルダの拓朗君を合わせた3人が、Magic Matildaの運営サイド。

Akiさんと岸さんは、二人ともいろんな場所で活躍しているDJで、

AkiさんはDJであり時にアクセサリー作家であり、多方面で活躍している。

Magic Matildaには二人がそれぞれの伝手を使って様々な顔触れを呼んで毎回趣向を凝らしています。

実はマチルダでの音楽イベントは、Magic Matildaに至る前に

マチルダステーションという音楽イベントを開催していて、

内容をより充実させたMagic Matildaになって着実に回を重ね、2016年7月で節目の10回目を迎えました。

もともとは、マチルダの拓朗君から

「うちでDJイベントやってもらえませんか」という提案から始まったもの。



(Magic Matilda ♯2 2016年10月25日開催)



(Magic Matilda ♯5 2016年2月21日開催)

毎回質の高い音楽を聴かせようと意識しているAkiさんと岸さんは、

呼ぶゲストも本物に来てもらおうと苦心し、「プロ」を呼ぶことにこだわっている。

「質は絶対に落としたくない」。

月によってテーマを変え、内容もゲストもがらりと変わる。変えようと意識している。

だからMagic Matildaでかかるレコードはジャンル特定ではなく、オールジャンル。

DJにしても演奏者にしても、Magic Matildaにやって来る(呼ぶ)ゲストは皆、

ただただ純粋に音楽が好きで、音楽を追究しているような人が多い。

一言で言うと、真面目な人たち。

もちろん、マチルダもAkiさんと岸さんのその方向に賛同し、

わざわざプチ改修までして応援しています。

他にも機材提供など、「街の人の協力があって実現できているもの」と話すAkiさん。


川越のお店で音楽イベントが企画されることはありますが、

これだけの質を維持しながら、しかもそれを毎月開催し続けているというのがMagic Matilda 。

二人のコネクションと情熱が成せるものです。

いわゆる、「DJ」と聞くと、イケイケノリノリの雰囲気をイメージするかと思いますが、

Akiさんと岸さんがMagic Matildaで意識しているのは、大人の音楽空間。

いい曲を知ってもらう、じっくりとレコードの音を聴いてもらう、それをみんなで共有する、

音楽好きだけでなく一般の人にも音楽・レコードの良さを体感してもらうことを第一に考えたイベントで、

だからクラブではなく、ライブハウスでもなく、マチルダだったのです。

あくまでマチルダで開催しているイベントで、

マチルダの親しみある雰囲気、マチルダの食との相乗効果があって、

他にはない大人の音楽イベントにしたいと思っているのがMagic Matildaです。

もちろん、プロのDJが来るだけあって、玄人でも思わず唸る素晴らしさがあります。


DJイベントなどの音楽には機材は欠かせない、

・・・と、ここである機材のことを思い浮かべます。

川越で創られている、あの世界最高峰音響機器のことです。

そう、パイオニア川越事業所で創られている、TADです。


(「TAD試聴会」2016年6月12日小江戸蔵里八州亭

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12168872496.html
このTADのスピーカーを使って、Magic Matildaで、

CDではなく、レコードをかけたら・・・とんでもない音楽体験になりそう。

マチルダとパイオニアを橋渡ししたいと動いています。


そもそも、Magic Matildaというイベントはどういう経緯で始まったのか?

なぜAkiさんとマチルダは繋がったのか??

それを紐解くと、かなり前からの繋がりがあることが分かる。

DJ Akiさんは小さい頃からレコードに囲まれていた生活で、

自身が人前でDJをやるようになったのは大学生の頃から。

所沢のライブハウス音楽喫茶MOJOなどでもDJをしていました。

マチルダのイベントは、マチルダにお客さんとして来ていたのが大きいですが、

実はMagic Matildaの前に、このような趣旨のイベントを別の場所で行っていたんです。

それが、ふじみ野にある大人気カレー店「jam3281」さんで開催されたDJ&LIVEイベント

「遊々ランド@jam3281」。

(2011年4月開催「遊々ランド@jam3281」)
AkiさんもDJとして参加していて、

そのことをマチルダの人たちも知っていた。そこからの繋がりだったのです。

Jam3281さんは、カレー店らしからぬ?楽しい展開をするお店で、

Akiさんのアクセサリーも展示販売したり、店内LIVEも積極的に開催している。

遊々ランド@jam3281は2011年まで開催していて、

その後川越でこのようなイベントを開催したいという想いを抱いてところに、

マチルダの拓朗君から提案があった。


ちなみに、Jam3281の店名にすぐにピンと来る川越の人もいると思いますが、

時の鐘から細道に入った先にあるJam3281は川越店です。



(「Jam3281川越店」カッコいいカレー屋さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12113702895.html

ちなみに上記お店の記事の中でもMagic Matildaのことに触れていて、

そうそう、確かにあの時にJam3281川越店でフライヤーが置いてあったのが、このイベントだった。

(Magic Matilda ♯1 今見返すと記念すべきだ一回のMagic Matildaのフライヤーが置かれていたんです)

Jam3281の瀬谷オーナーも、Magic Matildaに遊びに来たことがあり、

今でもマチルダやAkiさんとは親交があります。


そしてこの4月にマチルダで開催されたのが、

「Magic Matilda ♯7」。

2016年4月24日open/start18:00 ¥2000(1ドリンク付)

ゲストDJ」小尾隆、いちご、ユー子リン

そしてレジデントDJとして、Aki(朗)、岸邦夫

この月はビッグゲストの招聘に成功、

音楽評論家の小尾隆さんがマチルダにやって来ました。

小尾さんはPUB ROCK界の第一人者で、多くのメディアに記事を寄稿していることでも知られる大御所。

(小尾さんの著書)
小尾さんに、都内からの女性DJを加えた豪華メンバーが顔を揃えることになりました。


日が暮れたマチルダの店内にはターンテーブルが用意され、
Magic Matilda ♯7が緩やかにスタートしていました。
























そして翌月、2016年5月29日のMagic Matilda、

♯8のゲストは「Indus&Rocks」さん。














2016年7月3日のMagic Matilda ♯9のゲストは「DJフクタケ」さん。


と、Magic Matildaは毎月続いています。
上質な音楽空間を川越に定着させる。

「これからもマイペースに続けていきたい」と話すAkiさん。

マチルダを拠点にして、今後も毎月イベントを創っていきます。


「Magic Matilda(マジック マチルダ)」

https://www.facebook.com/magicmatilda/

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本番を目前にして、最終確認が行われていた蔵内。

音を確認し、響きを確認し、緊張感がさらに高まっていく。

構想から半年の時間を経て、いよいよ、この時を迎える。。。
川越に新しい風が立ち上がろうとしていました。

2016年4月17日小江戸蔵里八州亭で開催された音楽イベントが、

「KOEDO♪NOTE KAWAGOE(コエドノート カワゴエ) vol.1」。

『小江戸川越の、歴史ある酒蔵を改修したレストランで織り成される、
ちょっとオトナでちょっとほっこりな音楽空間 』をテーマにした今までの川越になかった音楽イベント。
OPEN 17:00
START 18:00
出演:LiLo(Vo&Gt) / 飯田理乃(Vn.)/ 野津昌太郎(Gt.) /糸永衣里(Vla.)


出演するアーティストの共通点としてはまず、みな川越在住であること。

もちろんみな、川越LOVEなことは言うまでもない。

このイベントを企画したLiLoさんに飯田さんという名前を見れば、

川越Farmer's Marketの・・・とすぐにピンとくる人も多いでしょう。

川越ではこれまで、川越Farmer's Marketなどのイベントや

川越のお店に招かれて店内ライブを開催する事が多かったLiLoさんですが、

ついに自身発の音楽イベントを川越に立ち上げることになりました。

野津昌太郎さんと糸永衣里さんという音楽家に声をかけ、

川越で唯一無二のこの空間で、大人の音楽イベントを始めます。


LiLo(リロ) Guitar,Vocal

1983年埼玉県生まれ。
輸入木材営業マンと二足のわらじを履くシンガーソングライター。
『LiLo』は川越にあった古着屋『LiLo』の名前を、同店閉店時に受け継がせていただいたもの。
従ってLは大文字がこだわり。
中学、高校時代と『ヒットチャートを賑わす音楽』『CMで流れている音楽』『ハードロック』を食べて育つが、次第に『オシャレな音楽』に影響され、手を染め始める。
中学3年生からギターを始め、同時に作詞作曲も行う。現在まで独学で音楽と付き合ってきている。
就職後も学生時代の仲間と社会人バンドで活動するが、活動の時間が合わずに解散。
当時『1人でも成立する音楽』『末長く、おじいさんになっても楽しめる、楽しんでもらえる音楽』を考慮して、今のアコースティックギター、指弾き弾き語りのスタイルに到達。
さわやかな楽曲と前向きな歌詞で、日曜の朝が似合う音楽と形容されるが、
プロのギター講師をして『あのギターを弾きながらあの歌は歌えない。。』と言わしめるような、以外に高難度な弾き語りギタープレイと、実はちょっとオトナな表現の歌詞が一部コアなファンの心を捉えて離さない、らしい。
2009年下北沢LIVE BAR BIGMOVTHではじめてLiLoとして音楽活動を開始。毎月ブッキングを組んでいただき大変お世話になる。
2011年に同ライブバーのレーベル『h.a.p.p.y.Records』より、自身初となるCD『LiLorchestra(リロケストラ)』をリリース。
2011年、2012年の島村楽器HOTLINE 北関東 埼玉エリアファイナルに出場。
2013年、結婚を機に川越に住んでからは地域密着で音楽活動を続け、これまでに川越のカフェ、バー他、『川越イドバタユニオン』『旧織物市場クラフト市 食市』『川越Farmer's Market』などの野外イベントで演奏を行っている。
現在は川越で出会った飯田理乃とアコースティックギター、バイオリンのデュオ演奏のライブ形式を基本としてライブ活動中。
2015年には飯田理乃と二人でレコーディングした3曲入り音源『サガシモノ』をリリースしている。
様々なご縁を大切に、感謝の気持ちを持って活動中。
2016年4月、初の自主企画ライブ『KOEDO♪NOTE KAWAGOE vol.1』を行う。
HP:
http://www7b.biglobe.ne.jp/~bigmouth/lilo/
Facebook:
https://www.facebook.com/LiLokawagoe/
twitter:
@LiLorchestra


飯田理乃(永田理乃)~violin~

岐阜県出身、川越市在住。
4才からバイオリンを始める。
幼少の頃から、曲の練習より即興で遊ぶことを好む。
大学時代、先輩の誘いで「ROCKY CHACK」森のオーケストラに参加し、POPSの世界へ。
2000年頃から数年間、作曲家きだしゅんすけ氏率いるPOPSストリングスユニット「LPchep3」のメンバーとして、全国のライブハウス、カフェ、路上等でのライブや、
3枚のアルバムリリースをする。
sax奏者・三四郎を中心としたユニット「クリオネ」のメンバーとしても、
ライブやアルバムリリースなどで活動。
ソロでは、フジテレビ「ポンキッキーズ」の「爆チュー問題」にバイオリンネズミとして参加。
琴奏者・保坂由佳による音楽プロジェクト「J・DNA」のサポートメンバーとして活動を共にする。
その他、ボサノバデュオ「サパトス(三四郎&木村純)」、阿久延博をはじめ、多くのアーティストのライブ・レコーディングに参加。
結婚出産を機にしばらく活動を控えていたものの、2014年に川越でLiLoと出会いライブに参加したのをきっかけに、家族のサポートを得ながら緩やかに活動再開中。


糸永 衣里 Viola&Violin

大分県別府市生まれ。ピアノとヴァイオリンを3歳から始める。
Violaに転科し東京音楽大学へ入学。
在学中、大坂国際コンクール特別賞、 万里の長城杯奨励賞を受賞。
2003年、同大学卒業。 その後、イタリアのカリアリ国際音楽アカデミーに参加し、
ヴィオラ奏法の研鑽を積む 。帰国後、ヴィオラによるジャズへのアプローチに興味を持つ。
2008年、米国サンフランシスコのスタンフォード大学におけるジャズワークショッ プに参加。 2010年、 アジアワールドスカラシップ奨学生として、
米国ボストンの Berklee College of Music へ留学。
ジャズを Matt Glaser、Rob Thomas、Darol Angerに師事。
在学中は、Ron Carter、Ivan Lins等、世界的なプレ ーヤーのサポート共演の機会を得る。
2012年、帰国。 帰国後の現在は、独自のライブ、サポート演奏また東京国際フォーラムに置ける ラフォルジュネ 2015 「渋さ知らズ」公演にゲスト参加する他、
2015年4月 埼玉県川越文化芸術振興審議委員にも選ばれ、
川越市を中心に小学校やまちづくりイベントの演奏など音楽をもっと身近に感じてもらうため音楽活動の幅を広げている。


野津 昌太郎 guitar,voice,etc

ギター時々声その他。
作詞作曲企画。
1986年神戸に生まれる。
十代よりギタリストとして、音楽活動を開始する。
ありとあらゆる音楽分野、サウンドアート、ときにそれらを凌駕(放棄)しながらもノラクラと貪欲に気まぐれに二十代を送る。
これまでの共演は音楽家のみならず 身体表現者、映像作家、詩人、また虫や鳥、滝など数えきれず八百万。森羅万象にお世話になりつつ今日も一歩前進中。
現在はピアニスト日吉直行とのDuo、
作曲家/ピアニストの谷川賢作との「のづけん」
杉本ゆみオーケストラ など、
多数のグループやセッションで活動中。

すべてのlive schedule・詳細は
http://snuliveinfo.blogspot.jp/


小江戸蔵里の八州亭(はっしゅうてい)というレストランはなにより、

大人の雰囲気の音楽演奏にぴったりの空間。

川越に誕生したこの音楽イベントに何かを感じ取り、惹かれ、多くの人が詰めかけて

見事に満員御礼となっていました。。
店内のテーブルでは開演前からゆっくり食事を楽しむ光景が広がり、

それこそ、ライブハウスとは違うこの空間でやることにこだわった

LiLoさんたちの思いが形になっていました。


演奏者の一人、糸永さんはリハーサルでは先ほどから装いを変えて、

こちらは大人の雰囲気を醸していた。

先ほどというのは、面白いことにこの日ここから少し歩いた場所に、糸永さんの姿があったのです。

時計の針を少しだけ巻き戻します。

4月17日同日の日中、川越織物市場で開催された

「手づくり食市+めきき市in川越織物市場2016」。

美味しい食やこだわりの物がぎゅっと詰め込まれた会場は、ゆったりとした時間が流れ、

糸永さんはヴィオラの演奏で参加していて、川越織物市場を音楽で満たしていました。

「手づくり食市+めきき市in織物市場2016」2016年4月17日川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12151799067.html

そして、演奏を終わると会場に遊びに来ていたLiLoさんを呼ぶ糸永さんの声が。

招かれて演奏場所に揃ったLiLoさんと飯田さん、

「これから蔵里の八州亭で音楽ライブをやりますのでそちらもよろしくお願いします」。

そう、ここからすでに伏線は張られていたのでした。

この後3人は蔵里へ向かい、野津さんと合流し開場までの時間リハーサルを重ねていた。

糸永さんは昼と夜の二つのステージをこなしていました。


多彩、と言うべきこの4人のアーティストたちは、

一体どのようにして繋がってイベントを立ち上げるまでになったのでしょう??

経緯を紐解くと、まず一つの出会いが、やはりあの川越織物市場だったんです。

今から半年前のこと、

2015年11月川越織物市場で開催された「アートクラフト手づくり市」。


(「アートクラフト手づくり市in織物市場2015」11月14日15日旧川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12096482650.html

この時に野津さんとLiLoさん&飯田さんが織物市場で演奏していて、

お互い初対面でしたが意気投合。

糸永さんとはさらにそれより前、今はなき古本カフェAgostoでLiLoさんと飯田さんがライブを行った後、

デイリースタンドコポリで打ち上げていたところに糸永さんが偶然居合わせ、意気投合した。


(「LiLo live in Agosto」2015年6月14日の様子

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12040318265.html

川越の中で、繋がるべくして繋がったようなアーティストたちは、

川越を盛り上げたいという思いでも共通していました。

「川越で音楽イベント立ち上げたいね」

あっという間にKOEDO♪NOTE KAWAGOE vol.1の話しが進んでいきました。

その会場として選んだのが、小江戸蔵里の大正蔵レストラン八州亭。

ここがなければこの音楽ライブは誕生していなかったかもしれない、

いや、大袈裟ではなく、ここがあったらこそLiLoさんは

「この空間でやりたい」と準備に突き進んでいきました。


ライブハウスとは違う、他の飲食店とも雰囲気が違う、八州亭にしか出せない空気感がある。

2015年秋、LiLoさんと共に蔵里の担当者に会いに来た時に、

LiLoさんはすぐにこの場が気に入ったようで、具体的にライブのイメージを膨らませている様子を見て、

やはり思った通りだと納得した。

八州亭というのは、蔵里のちょうど真ん中にある酒蔵、

今は天井が抜かれて吹き抜けとなった開放的で広い空間は、

レストランとして利用され親しまれています。

蔵造りの建物が数多く残る川越でも、これだけの広さがある建物、

しかも中が飲食店になっている蔵は川越に他にありません。

蔵里の担当者とは以前からこの空間の可能性を語り合い、

この場だからこそ活きるイベントを模索してきた。

音楽ライブなら、この場所らしく食事を楽しみながら大人の雰囲気のライブができるだろうし、

例えれば、川越のブルーノートのような場所になれるのではないか、と話し合っていた。

一つの実験としてパイオニアの世界最高峰音響機器TADの視聴会を開催、

その大成功に、やはり八州亭は川越で広がっていく場所だと確信し、

音楽演奏の展開としてまっ先に挙がったのが、LiLoさんの存在だった。

もちろん、何でもいいというわけではなく、この場は内容を選ぶ。

いろんなアイディアを吟味した上で、この空間を生かしきってくれる人を考え抜いた結果、

うん、やはりLiLoさんでした。

連絡してみるとLiLoさんもすぐに乗り気になって、八州亭の様子を見に行き、

蔵里の担当者に会いに行った。

橋渡ししてから半年、着実に準備を進めてきたLiLoさんたちは、見事にライブ当日を迎えました。


17時の開場から八州亭の席は埋まり、食事を楽しむ光景が広がる。

開演までの時間を1時間とっていたのは、ライブ前の食事の時間を考えてのことでした。





八州亭という場所がイベントで使われるようになり、

今までの川越になかった雰囲気の音楽などのイベントが根付き始めている。

まだ小さい芽が、これから川越で広がっていくだろうな、と区別することにかけては自信がありますが、

間違いなく八州亭は、これからいろんなイベントで会場となっていくでしょう。

今、その先端の時期に立っていると思います。

そもそもLiLoさんとの出会いも、もう今から2年前のことで、

当時は川越駅前で路上ライブを毎週のように行っていたんです。

他にもたくさんのミュージシャンが演奏している中で、

聴いた瞬間、この人は川越で広がると確信していました。

(2014年4月)

それは自分だけでなく、川越のいろんな人がそう思い、彼を後押しするようになっていく。

先端的な意識の「うらかわ」のお店の人たちが、LiLoさんLiLoさんと口にし出していたのもこの頃でした。


(「うらかわプロジェクト」第一弾企画 スタンプラリー当選者発表!

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11846363876.html


初対面から半年、川越Farmer'sMarketの前身の川越収穫祭というイベントを始める時、

川越で優しい雰囲気の収穫祭をやる、そこに音楽があるならLiLoさんだろう、とすぐに繋がりました。

そこから川越Farmer'sMarketに至るまでに、

川越の田んぼに行こうと誘うとこれもすぐに即答で興味を示してくれて、やはりLiLoさんだと思った。


(「川越収穫祭2015冬」開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11981759677.html




(「2015年川越のお米作り」川越の田んぼにやって来たLiLo&飯田さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12047037937.html



(③「川越Farmer'sMarket 」2015年7月12日蓮馨寺

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050657019.html


そして川越Farmer'sMarketに来ていた商店街の人に誘われ、

商店街主催のイベントにも出演するようになり、と街の中でどんどん飛び火していった。


(第2回「昭和の街の感謝祭」2015年9月12日(土)

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12074677258.html


川越で広がっていくだろうと思ったあの時から2年、

想像を超えるほど川越で広がっていったのは、LiLoさん自身の行動力と川越愛です。

彼はいろんな川越を見てきたからこそ、

川越にこんな音楽イベントがあったらいい、という選択も絶妙。

『小江戸川越の、歴史ある酒蔵を改修したレストランで織り成される、
ちょっとオトナでちょっとほっこりな音楽空間 』

2016年4月17日小江戸蔵里八州亭18時、

「KOEDO♪NOTE KAWAGOE vol.1」開演しました。

一曲目が4人での『花が見た夢』。
その後、LiLo&飯田理乃で
『風向きoverture』、
『ナタリー』、
『サガシモノ』、
『化石』、
『カレンダー』、
『LiveLove』、

野津さん糸永さんの演奏が続き、
最後はまた4人での
『空想グライダー』
『ランドリー』というセットリストでした。

























途中に曲当てクイズがあったり、楽しい内容のKOEDO♪NOTE。

無事に第一回を開催し、充実感溢れる4人の表情でした。

来場者の「次はいつ?」という声に、4人はすぐさま次の展開を語り合い、
次回vol.2は2016年秋口~ を予定しています。

唯一無二の場をホームグランドとして、川越らしい音楽イベントをこれから広めていきます。


「KOEDO♪NOTE KAWAGOE vol.2」をお楽しみに。



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小さな風が、街のうねりになっていくまでの道のり。

ふとしたきっかけで目にしたところから始まった物語。

一ヶ月以上見てきて、

このうねりは、熱は、まだほんの一端に触れただけで、

これから川越で拡がっていく、確信のような感覚がありました。

この記事は一つの集大成であり、序章に過ぎない。

彼らの物語は、これから本格的に始まっていくはずです。。。

 

まだ肌寒い日が続いていた頃、2016年2月13日、

 

この日は寒さも少しばかり緩んで、自然と気持ちが浮き浮きしてくるような気候でした。

川越駅から歩いて5分のところにあるウニクス川越は、

日曜日ということもあり、この日もたくさんの買い物客が行き交っていた。

第二日曜日というと、恒例のにぎわいマルシェが開催される日ですが、

1月31日に一大イベント「小江戸川越農産物と食のまつり」を開催したばかりで、

この日は農産物や飲食の出店はなし。

その代わり、エスカレーター横のスペースには特設舞台が設営され、

スペシャルライブが行われようとしていました。

椅子に座り、今か今かと待ち構えている人たち。

初めて聴く多くの人の脳裏には、いくつもの「?」があったと思う。

いもの子作業所の人たちが演奏?

しかもロックを??

どんな演奏をするのだろう、興味津々の様子でした。

時間になると、メンバーたちがステージに上がる。

固唾を飲んで見守っていた聴衆を前に、

楽器を手にすると簡単な挨拶の後すぐに演奏を始めたのだった。

IMO楽団による、ウニクス川越ライブがスタートしました。



 

 



曲が始まると、自然と体が揺れるような楽しい曲調、前向きな歌詞に引き込まれていく。

沸き起こる手拍子、これがこの日三回目のステージでしたが、

開放的な屋外演奏で、なにより演奏しているメンバーたちが楽しそうだった。

そして、ハッと思い至ったのは、ある種の偏見を抱いていたのだということ。

障害者だから落ち着いた曲なのだろうとどこかで思い込んでいて、

ロックという音楽が結びつかなかったのですが、

周りを見れば、観客として来ていたいもの子の人たちが体を動かしてノッていました。

楽しい曲は誰だって楽しい気持ちになる、

障害を持っていたってロックが好きな人はいるし、ロックを演奏したい、歌いたい人ももちろんいるのだ。

「笑顔いっぱいありがとう」

https://www.youtube.com/watch?v=twM5rjaninc

いもの子のバンドという最初の先入観はすぐにどこかで吹き飛び、

楽しい曲に、ただただ音楽の楽しさに、引き込まれていきました。
しかも、全てオリジナル曲というのが凄い。

それだけ、伝えたい思いがあるということでもあり、

メッセージ性のある曲、歌詞が多いのがIMO楽団の特長。

この回も盛況で、惜しみない拍手を送られたIMO楽団。

ここにまた、川越に軌跡を残し、街に少しずつ確実に、風を吹き込んでいきました。

 

川越の「IMO(アイエムオー)楽団」というバンドを知っているでしょうか。

 

川越いもの子作業所の利用者、職員から成るロックバンドで、

メインで活動するメンバーに加え、演奏者やボーカルはその時によって変わったりし、

いもの子のいろんな人が参加しているバンドです。

オリジナル曲は、人前で演奏するもので15曲ほど、CDもこれまで5枚制作しています。

曲は主に、川越いもの子作業所所長の大畠さんが作っているのだそう。

IMO楽団は、最近では川越のイベントに誘われることも多くなって、

街の中で見かけることも多くなってきました。

この日のライブも、ウニクス川越の支配人たってのオファーがあってのものでした。

演奏を重ねるごとにその楽しい曲が話題になり、

今川越ではちょっとしたIMO楽団旋風が沸き起こっている。

川越いもの子作業所、という名前は、

川越の人ならどこかで目にし、耳にしたことがあるだろうし、馴染みのものだと思います。

川越の笠幡にある社会福祉法人皆の郷が運営する「川越いもの子作業所」は、
障害を持った仲間たちが働く作業所として1987年に生まれました。

『障害の重度、軽度または種別を問わず、埼玉県川越市の地域の中で、
労働・生活・文化・経済、その他あらゆる場面で機会を得て、
障害者も1人の人間として自立していけるよう支援していく」という理念のもと、
各事業の運営を行っています。




【生活介護】
生活介護事業が必要な利用者に対し、
木工作業やリサイクル作業、公園清掃、花販売、製袋作業等を行い、
その人らしく生き生きと楽しく働けるように支援します。
【就労継続B】
就労や生産活動の機会を提供します。木工作業やリサイクル作業、清掃、花販売、製袋作業を通して、生産活動に必要な知識や能力の維持向上を図り、たくましく豊かな人生が築いていけるよう支援します。
【就労移行支援】 (20名)
一般企業への就職を希望する方に対し、必要な知識・能力を養いその人らしく働くことのできる職場への就労・定着を図ります。
給食施設を利用した周辺地域への給食の提供および配食サービス、

また市や大学、入所施設の清掃・メンテナンスなどを行います。

【生活訓練】
障害に関わらず地域生活に移行できるように、段階的に通所、訪問を組み合わせ支援を行います。食事・排泄・更衣などの日常生活動作、洗濯・掃除・炊事などの家事動作、買い物・金銭管理・公共交通機関の利用等、日常生活に必要なスキルの獲得を支援していきます。

【施設入所支援】
【短期入所支援】




 

1985年頃、当時の川越市は障害を持った人たちの働く場がほとんどなく、
特に重度の障害を持った人たちは、学校を卒業してもどこも行き場がありませんでした。
「どんなに障害が重くても働きたい。生まれ育ったこの街で暮らしたい。」という願いのもと
「川越いもの子作業所」は誕生しました。

 

1986年2月川越いもの子作業所をつくる会発足。
1987年4月無認可障害者小規模作業所「川越いもの子作業所」を川越市下松原に開所。

木工作業を開始。「川越いもの子作業所をささえる会」に名称変更。
11月廃品回収、缶プレス作業開始。

第1回チャリティバザー開催。
1988年4月東田町の市有地に移転。
7月第1回チャリティコンサート。
1989年 9月 建設候補地決定 国に認可施設申請書提出。
11月反対運動起こる。
1990年2月住民の同意得られず、建設候補地断念。
7月笠幡に建設地決定 認可の内示おりる。
9月「3千円1万人運動」開始(1991年5月目標達成)。
1991年3月社会福祉法人「皆の郷」認可。
6月 「川越いもの子作業所」開所。

木工作業とアルミ缶のリサイクル作業を始める。

 

川越いもの子作業所は現在、第1、第2、第3作業所まであり、

仕事としては、会社の下請けだけだとノルマに応えられないことも多々あるし、利益も小さい、

自分たちが主となって仕事をしなければと展開して、

設立の場所である笠幡では木工やリサイクルなどの仕事、

今成にある第2作業所は煎餅やうどんなど、

東田町にある第3作業所は手漉き和紙制作など、とそれぞれに特色があります。

ウェスタ川越のパン屋も連日人気で、川越のイベントに出店することも多い。

 

(第4回「福島復興まつり」川越市民会館大ホール

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11999760644.html

 

(第一回「昭和の街の感謝祭」昭和を満喫する一日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11926846372.html

 

いもの子作業所の定番となっているイベントといえば、

「チャリティバザー」や「いもの子夏祭り」がありますが、

忘れてはならないのが、「チャリティコンサート」。

チャリティコンサートは川越いもの子作業所誕生とともに始まり、

以来毎年開催しているもので、28回を数えます。

コンサートでは音楽演奏を通して、

障害を持った人たちの働く場所、暮らす場所が少ないことを訴えてきました。

これまで、上條恒彦さんや夏川りみさんなど、

錚々たる顔触れがいもの子を応援しようとチャリティコンサートの舞台に立ってきました。

実は、IMO楽団を結成する前も、いもの子の利用者と職員は

このチャリティコンサートで音楽演奏を披露していたのです。

毎年のように新曲を作り演奏してきたので、総オリジナル曲数としては28曲にもなる。

つまり、IMO楽団を紐解くと、28年の音楽演奏の歴史があることが分かる。。。

IMO楽団誕生に辿り着くのに大きなきっかけとしてあったのが、

2013年にいもの子作業所内で、

絵や歌やダンスで自分を表現する表現活動の場「Studio IMO(アイエムオー)」を立ち上げたことでした。




Studio IMOはいもの子内で制作するのみならず、外に出ていくことに積極的で、

2015年6月29日から7月5日まで、川越駅前アトレ川越6階武州ガス・ビーポケットにて
「川越いもの子作業所 仲間の絵画展」を開催。
二回目の絵画展は、
2015年9月9日~27日いも膳一乃蔵で「川越いもの子作業所 仲間の絵画展」を開催してきています。

いもの子の利用者の人たちは、ずっと以前から絵を描いたりしていた人はいた、

でも発表する場を外に作ることで、いろんな人の目に触れ、評価され、

描くことがまた楽しくなる。それが社会との接点で、やる気にもなっていくのだという。

Studio IMO発足を契機に、今までバンド名を付けずに演奏していた音楽の集まりに、

正式に、「IMO楽団」という名前が付けられたのでした。

 

「Studio IMO」と「IMO楽団」はお互いにリンクしていて、

リンクすることで、IMO楽団のCDジャケットのイラストをStudio IMOのアーティストが描いたりして、

そこにも仕事が発生するようにしている。

IMO楽団は発足から月日を経るごとに各地に呼ばれることが多くなって、

今では月に一、二度は出演しているそう。

市内のみならず、例えば、忍町に行われている「忍町アートギャラリー」での演奏も毎回恒例です。

最近では特に大舞台だったのが、

2015年12月5日、彩の国さいたま芸術劇場での

第6回「埼玉県障害者アートフェスティバル」出演だった。

近藤良平と障害者によるダンス公演
構成・振付 近藤良平(コンドルズ)
出演 ハンドルズ
ゲスト出演 IMO楽団

 

12月の公演の後、IMO楽団が次に意識し、そこに向けて一致団結していたのが、
2016年3月19日(土)に開催する

「川越いもの子作業所 春一番コンサート おかん×IMO楽団」でした。

会場:川越市やまぶき会館

OPEN 12:00 / START 13:00

IMO楽団と共演するのは、

大阪城ホールの単独ライブに7000人を動員した関西の人気ロックバンド、おかん。

「家族で聴いてもらえる唄でありたい。人と人を繋ぐバンドでありたい。」をモットーに、

全国で活動する男性4名のグループです。

彼らの楽曲から発せられるメッセージは聴く人々の気持ちをつかんで離さず、
世代を超えて多くの人々の”人間賛歌”となっています。

■おかん 「あなたは、あなたで大丈夫。」(大阪城ホール単独ライブ)
http://youtu.be/j4Te-pptO5Q
■ロックバンドおかん公式サイト 

http://www.rockband-okan.com/

 

川越いもの子作業所の春一番コンサートは、

 

災害弱者である障害のある人たちの地域理解と連携を深めるコンサートとして、

毎年春の火災予防週間に川越いもの子作業所で行ってきました。

昨年2015年3月7日の春一番コンサートは、「カイマナふぁみりー」さんを迎えての開催。
今回はおかんの力を借り、やまぶき会館にて

IMO楽団との二部構成のコンサートを開催することになったのです。
春一番コンサートは、出演するのみならず、いもの子の人たちが運営も支えています。

なぜ、関西の人気ロックバンドが川越に??

そこには、いもの子と深く関係ある人が、

群馬県で行われたおかんのライブに偶然参加したことから始まったのだという。
その人は自閉症の息子さんのことで思い悩んでいた時で、
おかんのDAIさんの心に響く歌声、特に「あなたは、あなたで大丈夫。」という曲に涙していた。
息子さんも揺れながら穏やかに聴いていたそう。
「こんなバンドがいる事をひとりでも多くの方へ伝えたい・・・」
様々な悩みで苦しんでいる人たちにも、

おかんのライブを生で聴いてもらい、元気になってもらいたいと願い、

おかんに川越に来てもらおうと動いていきました。

おかんもいもの子のことを知り、IMO楽団と同じステージに立つことを楽しみにしていた。


IMO楽団のメンバーたちの本番に向けた練習は熱を帯びていく。

やまぶき会館の舞台をあと一週間後に控え、

練習は週に2回、一度の練習が6時間にも及ぶものになっていった。

まだ肌寒さを感じるこの日、

入間川が流れる初雁橋の袂にある川越市のさわやか活動館に集まった面々は、

3月19日の演奏を意識して、本番さながらの段取りで練習を重ねていました。

IMO楽団の曲は、何度聴いてもいい。

覚えやすいメロディーに、ストレートな歌詞、

その歌詞というのが、心の底から出てきた言葉たちで、

伝えたい、訴えたいという気持ちから生まれた言葉たちは、

耳で聴く、頭で聴くよりも、心の内側にストンと入ってくる感覚になる。

歌詞にメロディーに声に、全てがストレート、

聴いていると時折ぐっと込み上げてくることがありました。





 











熱気溢れる練習が繰り広げられ、最終確認を行ったIMO楽団。

 

この練習の二日後には、3月13日、ウェスタ川越多目的ホールで行われた

Peaceやまぶき主催「福島復興まつり」で、IMO楽団はゲスト出演していました。

 






この時、外のウニクス川越の広場で開催されていたのが、にぎわいマルシェ。

 

マルシェには第2いもの子作業所のうどんカーが出店していました。


今や、自然な形で川越の街のあちこちに溶け込んでいる川越いもの子作業所。

いろんな展開はなにより、働く場を創るということ、この街で暮らすということ、

表現することで生きがいを見出すこと、貫かれた信念で突き進んできた30年近くです。

 

2月のウニクス川越のライブから一ヶ月。

IMO楽団を知ってからまだわずかな月日ですが、

曲を聴くごとに、これは川越で広がっていくはず、という確信が深まっていった日々でした。
ついに迎えた2016年3月19日、やまぶき会館。

IMO楽団のこれまでの集大成となる演奏を魅せる時が来た。

 




12時の開場から続々と人が入場する。

IMO楽団のファンのみならず、おかんのファンが各地から駆け付けていました。

やまぶき会館の500席は見事にソールドアウト。

ロビーではいもの子の人たちが作った木工作品や煎餅などが販売され、

開演を待つ間人だかりがずっとできていました。

その時楽屋裏や舞台上では、リハーサルを終え、そわそわしながら

「いよいよだね」と本番を待ついもの子の人たち。





13時、開演のブザーが鳴る。

「川越いもの子作業所春一番コンサート おかん×IMO楽団」の幕が上がりました。

先に登場したのが、IMO楽団。
・「18の春」は、学校を卒業したけど、行き場がなかった、

でも社会の中で働きたい、暮らしたい、純粋な気持ちが詰まった曲。

・「働いているんだ!うれしいよ」

働くことの嬉しさをストレートに歌った曲で、

川越いもの子作業所で毎朝みんなで歌っている社歌のような曲。

・「この街で暮らしたい」は、

『働く場が欲しい』『わが子の暮らす場が欲しい』『わが子の幸せな姿を見たい』『それが親の願い』

障害を持つ子の親目線の歌詞が散りばめられた曲。

・「Say Ya!」

『彼はいもの子で働いていた。唯一動く右手でドリルのレバーをひいて木に穴をあけた。

彼は、生き生きと作業所に通った。

その母は喜んだ。

彼の生活を支えていたのは母と父だった。そんな時母は亡くなった。後を追うように父も亡くなった。』

・「青い屋根の家」

・「君の夢、君の思い」

『学校を卒業して長く家にいた仲間がいもの子に入ります。

働きたい。この街で暮らしたい。彼女が欲しい。結婚したい。そんな願いや夢が、語られるようになってきました。』

・「20歳の胴上げ」

『知的障害と全盲の障害を持っていた彼は児童施設に入所していました。

18歳になって生まれた川越に戻りました。そして彼の20歳の成人式をみんなでお祝いしました。』

・「うつむかないよ!僕たちは」

・「笑顔いっぱいありがとう」

・「たくましく、のびらかに」

・「雨ニモマケズ」
・「君の声が聞きたくてどんなときも」

・「ありのままに、夢を歌にのせて」

ラストソング・「川越ここがわたしの街」




 











 







1時間のステージを無事に終えたIMO楽団に満場の拍手喝采でした。。。!

 

続いて、IMO楽団からバトンを引き継いだおかんが登場。

IMO楽団の演奏を舞台袖で見ていたおかんのDAIさんは、その演奏に感極まっていた。

演奏が終わって袖に帰ってきたいもの子の面々と握手を交わし、

「幸せな気持ちになりました」と声をかけていました。

その思いをしっかりと受け取り、おかんのメンバーが舞台上に現れ魂のライブが始まりました。




 

「川越いもの子作業所春一番コンサート おかん×IMO楽団」、

 

川越ではいろんな音楽のいろんなコンサートが行われていますが、

その中でもこんなに熱気に溢れたコンサートはなかなかない、

二つのバンドが見事に融合し、調和し、今までにないコンサート空間を創り上げました。

障害云々ではなく、ロックバンドとしてIMO楽団は世に知られていくはず、

その物語の始まりの瞬間がこの舞台だったのかもしれない。。。

川越いもの子作業所所長の大畠さんは言いました。
「障害のあるなしに関わらず、表現するというのは、

自分の気持ちを出すということができるということで、

発表する場があることはみんな嬉しくて仕方ないんですよ」
全身を思い切り使って表現する姿、

表現すればするほど元気になっていく、まさにその通りの舞台でした。。。


精一杯歌い、踊ったコンサートが終われば、

また、日常の生活に戻っていく。

 

今日も、回収してきた空き缶などのリサイクルの仕事などに精を出すいもの子の人たち。

 



 

StudioIMO、IMO楽団、そしていもの子の人たちの大事な日常が始まっていく。

 

仕事があること、働くということ、この街で、暮らすということ。

社会福祉法人 皆の郷
「川越いもの子作業所」
〒350-1175
埼玉県川越市笠幡後口4063-1
TEL:049-233-2940 FAX:049-234-2940
http://www.imonoko-1.jp/index.html






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