「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える川越で最も有名な情報サイトです。丁寧な取材に基づく記事、川越の一大叙事詩、川越を深く伝え尽くす。過去記事もぜひどうぞ。


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「川越の素材で彩りたい」。

川越産に対する思いはどこまでも熱く、地域に密着したお店でありたいという願いはどこまでも深かった。

KOEDO×イタリアン。

まずその店名、KOEDOと冠するからには生半可な気持ちではないでしょう、二人の覚悟が表れているのが分かる。

 

2017年8月にオープンしたのが、「KOEDOイタリアン ルーチェ」さん。

お店があるのが、本川越駅から歩いてすぐのクレアモール。工事中の頑者さんの道を突き当たって左へ、餃子の王将さんの並び手前にあります。クレアモールでは珍しい個人店の新店のオープン。

 

 

 

 

 

 

「KOEDOイタリアン ルーチェ」 
川越市新富町1-1-11信富イハラビル1F
LUNCH 11:00〜15:00
DINNER 17:00〜24:00
土日祝11:00〜24:00
月曜日休み
席数14席(カウンター6席・4名テーブル2席)
TEL049-226-5688

・・・と分かりやすい経路でも、もしかしたら現場で通り過ぎてしまうかも。広い間口・店内のお店ではなく、通り沿いに派手な看板が掲げられているわけでもない。普通に歩いていたら見過ごしてしまいそうな佇まいですが、いや、それはあくまでクレアモールの他のお店との比較でそう見えるだけで、ルーチェの二人がやろうとしていることは、ここでもどこでも一貫していて、クレアモールだから派手に目立たせるという発想はない。きっとお店に来る人たちは、ここを目的として来るから関係ないのかもしれない。むしろ、目指して来る人が集まっているからこそ、他のチェーン店とは異質なまさに個人店ならではの雰囲気が店内に漂っている。

ルーチェさんがある新富町一丁目はマンションなどの地域住民も多く、近所の人が早速贔屓にして定期的にお店を利用しているという。

 

気軽にルーチェを体験するなら、まずはランチから。ランチセットには、数種類のパスタやオムライスが揃っています。

 

 

 

 

 

 

 

トマトソースに思わず惹き込まれる。これは・・・手作りしているトマトソースだ。
パスタのトマトソースは丁寧な手仕込み。手作りするお店というのは意外に少なく、個人店ならではと言えます。

それにルーチェと言えば、パスタはうにクリームパスタが特に人気。これを目当てに来る人も多く、今はルーチェを代表する看板メニューの一つになっています。

それぞれの素材へのルーチェの眼差し。

素材を活かし、素材をシンプルに調理して、美味しく頂く。
同じメニューであっても、農産物という素材自体は農家という人が作るもので、その時によって状態・味は変わっていく。それが自然であり、そういうものだと受け止めているルーチェの田巻さんは、農産物を見極め、活かし、その日の料理をアレンジしていくのも料理の楽しみであり腕の見せ所であると受け止めている。

農産物、農家へのリスペクトが感じられるシェフだた。

農産物に均質な同じものを求めているよりも、

全てが違うものなんだと受け入れている言葉に、

農産物とは一期一会なんだと臨む姿勢に、

農産物への敬意が伝わってきます。だからこそ、ルーチェの地元産農産物への想いは本物であると確信しました。

 


お店を始める時からルーチェの大事なコンセプトとして、料理には積極的に川越産農産物を使っていこうと決めていました。

そもそも店名に「KOEDO」を表記していることからも並々ならぬ意気込みが伝わる。
川越は観光客も多く川越に川越らしさを求めている人も多い、それに地元愛が強い川越ならではで川越産農産物もやはり人気。「川越Farmer's Market」があれだけ人気になっていることからも分かります。
ルーチェさんのメニューを見るともうあちこちにこれでもかと「川越産」という文字が踊る。

もちろん時季によって変わりますが、川越の利根川農園さんや鳴河農園さんの野菜に、卵は川越の江田養鶏場さん、豚肉は川越の大野農場さんの小江戸黒豚を使っています。ビールはもちろんCOEDOビール。
ルーチェさん曰く、「全部を川越産で揃えたい」。
野菜に関しては一年中全てを川越産で揃えるのは難しいですが、そうしたいのだ、と話すこの言葉から地元産への思いがいかほどか伝わるでしょう。良く知る人には分かりますが、小江戸黒豚をここまで使うお店というのも珍しく、お店の売り。
それから、イタリアンに欠かせないバジルなどハーブ類は川越Farmer'sMarketお馴染みの大河内さんのものも使用している。

(川越産トマトを手にするルーチェの田巻さん)

 

(川越の大東地区の田んぼ)

 

 

 

(川越の江田養鶏場の卵。ランチのオムライスはじめ、ルーチェの卵は全て江田さんのものを使用)

 

(川越の利根川農園さんのトマト)
最近の川越の新しいお店は、オープン当初から地元産農産物を積極的に使いたいと話す人が本当に多くなりました。今から3、4年前だったらこんなことはなかった、、、隔世の感があります。この動きはもう逆にはならない、さらにもっともっと地元意識は強まっていくことと思います。それが当たり前のような状況になっていくはず。
これまでは、飲食店の人が地元産を使いたいと思っても、地元の農家さんのことをどこで知ればいいのか情報がなく、つてもないのが普通だった。
新しくお店を開く人が、いきなり地元の農家とどんどん繋がっていくことは通常考えられない。

しかし今は、川越Farmer'sMarketがある。

要望に応えて橋渡しできるインフラがあります。
川越Farmer'sMarketの活動の浸透もあるのかもしれませんが、まさか「全部を川越産で揃えたい」と口にするお店が誕生するとは。

その言葉に衝撃を受けたのは、例えば、川越Farmer'sMarketが飲食店を開く・プロデュースするならこうだろうなという形をルーチェが体現しようとしていて、川越Farmer'sMarketよりも先に、たった二人で実現しようとしていることに驚きました。

農家さんが手塩にかけて作った農産物を使い、美味しい食へ昇華させるのがシェフの田巻さんの仕事。

 

 

 

 

ルーチェを切り盛りしているのは、田巻さんと福井さんという二人。

二人は一体どんな繋がり、そして共に飲食店を始めようと展開していったのか。

ルーチェのシェフである田巻さんは埼玉県朝霞市出身、ホール担当の福井さんは兵庫県出身。お互いに飲食業の経験は豊富である。

二人は以前、同じ居酒屋で働いていて知り合い、その後は、田巻さんは和食店をはじめ都内中心に飲食店を展開している「創コーポレーション」で7年働いていました。
「株式会社 創コーポレーション」
http://www.soh-corporation.co.jp/
渋谷区にある「門」、「八寸」、「温故知新」、「産直青魚専門 恵比寿 御厨」、「一献楽食 とら 渋谷道玄坂」、豊島区にある「炉ばたと鮮魚 千石」、新宿にある「比内地鶏専門 焼鶏 新宿 比内亭」、目黒区にある「餃子バル 大豊記」など様々な飲食を提案。
さらにゼックスのイタリアンでも働いていました。
 

福井さんは美容師の道へ進み、やはり飲食業の魅力に立ち戻っていった。接客業が好き、お客さんとの距離が近く、ダイレクトな反応が返ってきて、たくさんの人と出会える仕事として飲食店にやはり惹かれ、独立を決意。

その時に一緒にやろうと声をかけたのが・・・そう、かつて一緒に働いた、田巻さんでした。楽しかったあの時の雰囲気、また一緒にできたら、と。

お店を構える場所として、なぜ、川越だったのか・・・??

実はシェフの田巻さんは朝霞出身で川越のことを良く知っているのもあるし、さらに飲食業に入る前に、本田技研工業株式会社の狭山工場に勤めていたことがあり、その繋がりから川越には身近な縁を感じていた。

川越にお店を開いてみると、ホンダ関係の人が続々と訪れてくれて、改めて横のつながりの大きさを実感している。

川越でお店を開くと決めた時から、川越の食材を調べていき、小江戸黒豚の美味しさに料理人として惹き込まれ、料理の想像が膨らんでいった。では川越の野菜は、では川越の卵は、と広がっていったのでした。

昼からしっとりの夜の時間へ。今日もルーチェにはワインと料理のマリアージュを楽しみにした人が集って来る。

親しい人たちでテーブル席に、また、一人でやって来てカウンター席でワインと料理を味わう光景というのもルーチェらしい。女性一人でも気軽に入れます。

ルーチェの真骨頂、川越産、という花が存分に咲くのがやはり夜の時間帯。

メニューにずらりと川越産が並びます。この時のメニューは・・・

アンティパストは、KOEDO野菜の自家製ピクルス、小江戸黒豚の冷しゃぶラタトゥイユ、川越産トマトのアボカドカプレーゼ、お肉屋さん(辻の吉野屋)のレバパテ、それいアンチョビ&オリーブ、市場直送!!本日のカルパッチョ、釜揚げシラスとオリーブのブルスケッタ、生ハムとサラミの盛り合わせ、イタリアンシャルキュトリーなどなど。

野菜は、川越産トマトとフレッシュバジルのサラダ、KOEDO野菜のバーニャカウダー、KOEDO野菜のチーズフォンデュ、

フリットは、川越ごぼうのフリット、カマンベールチーズのフリット、牛トリッパのフリット。

アラカルトは、川越卵のチーズオムレツ、チーズたっぷりラザーニャ、しらすと生海老のアヒージョ、小江戸黒豚のポルペッティーのトマト煮込み、あさりとムール貝のシャルドネ蒸し、小江戸黒豚のアローストなどなど。

パスタは、しらすとKOEDO野菜のペペロンチーノゴルゴンゾーラ クリームニョッキなど。それに人気のうにクリームパスタも夜も健在で外せないところ。

ドルチェにはジェラートとティラミスがあります。

メニューから立ち上ってくるこれでもかという川越。

川越野菜が舞い踊り、小江戸黒豚がどっしりと構える。オールスター川越食材と言えるような素材を駆使しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた、田巻さんがお勧めする極上のワインのお代わりを注いでもらい、酔いしれながら、改めてこのお店の川越的意義について思いを馳せるのだった。。。

 
 
 
 
 
 
 

近年の川越のクレアモールは、クレアモールを大動脈としてそこから伸びる脇道の先に個性的な個人店がお店を構える傾向が続いてきました。新興勢力は時を経てやがて熟成し、そんな裏道に広がる個人店カルチャーを「うらかわ」と称するようになって盛り上がってきました。

そこからまた段階が進み、裏から表へ、表舞台であるクレアモールに個性的な個人店KOEDOイタリアン ルーチェが登場したことが一つのターニングポイントになるかもしれなかった。

ルーチェのようなお店の広さのことを川越人が気にしないのは、川越市内の個人店に慣れ、個人店文化が浸透している証左とも言えるかも。

そしてやはりと言うか・・・

鋭敏なアンテナを張っている川越人のこと、ルーチェさんのことも目ざとく見つけ、「クレアモールに面白いお店が出来た」と早速話題にし、応援しようとしているのも川越人らしい気質。

むしろ、狭さを「この狭さがいい!」と逆に面白がるのが川越の面白いところで、狭さがまるで表にありながら「うらかわ」のような雰囲気に繋がっていると口々に話す。川越の個人店文化もここまで成熟してきました。

川越にはいろんな形態の個人店がたくさんある、裏道にある小さな個人店、古い建物を活用した個人店、そういうお店を面白がる、応援する風土があるのが川越の懐の広さでしょう。

川越人はルーチェのことをもちろん個人店文化の範疇で見ていて、それがクレアモールにあるという在り様にまた惹き込まれていくのでした。

さらにもう一つ面白い切り口があって。

川越市内ではなく各地からの資本のお店がしのぎを削るクレアモール上にあって、これだけ川越にこだわり、川越を深堀りしようとする新店というのが逆に新鮮に映る。しかも若者です。

ここまで地元産にこだわる飲食店というのが実は珍しく、それが観光エリアでもなく、うらかわでもなく、クレアモールで展開していることの意味は、きっとこれから大きくなっていく。

街の変化は、グラデーションのように少しずつ変わっていくものですが、ルーチェのオープン前後は色の違いがはっきりと分かるくらいの街の変化を示してくるよう。と、後々振り返ることになると思います。

 

農と商の繋がり。

ルーチェの二人の地元産への想いは、既に熱い行動となって表われています。オープン直後から川越の農家の現場を見たいというリクエストがあり、何人かの農家を紹介し、畑に伺っています。

ここに至るまでに川越的ダイナミックな展開、というか、川越らしい横の繋がりであっという間の展開だったのですが・・・

ルーチェで扱っている肉を卸しているのが、一番街にある肉屋「辻の吉野屋」さん。もちろん川越の肉屋と取引しようとしたわけですね。

「辻の吉野屋」- 川越一番街商店街

http://www.kawagoe.com/kurobuta/shop.html
そして、ルーチェの地元産への想いを聞いて辻の吉野屋さんが紹介した川越の農家が、利根川農園さん。

利根川農園さんから川越Farmer's Marketに連絡が来て、さらに川越の農を橋渡しするという展開になっています。紹介するのみならず、実際に畑の現場を見てみたいということで、ルーチェの田巻さんは鳴河さんと大河内さんの畑に赴いています。

川越の福原地区の人気農家、鳴河さんの畑へ里芋などの現場を見学に。この時はこれから本格的に収穫が始まろうとしているタイミングで、既にいい出来となっていました。

知識で知るのと、現場の畑は全く次元が違うもの。

農業ってこうだろうなという「想像」は、畑の現実を前にあっけなく崩れ去ります。この時もそうだった、田巻さんはリアルの農業に触れて、想像を超えた現実に圧倒されていました。そしてさらに、農に惹き込まれ、地元産農産物を深堀りしていこうと決意したのでした。

 

 

 

 

田巻さんは里芋をお店に持ち帰り、里芋を使った料理を提供。

これもまたアイディア溢れる一品で胸ときめく一皿。
刺激を受けるともっと知りたいと思うのが人情。
もっと川越を知りたい、もっと川越の農を知りたい、という田巻さんの積極性には驚きつつも、どんどん応えたいと思う川越Farmer’s Market。
大河内さんのハーブガーデンにも訪れていました。

 

 

 

 

大河内さんといえば、自ら手塩にかけるローズ・ハーブガーデンが何度も雑誌に取り上げられ、薔薇の最盛期には市内のみならず遠方からの人含め月に400人以上の見学者が来るという知る人ぞ知る川越の有名人。
2017年7月2日のファーマーズではハーブソルトのワークショップを開催してくれました。といういきなり大物に橋渡ししました。

 

(前編「川越Farmer'sMarket」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12290466838.html

 

 

 

 

 

 


田巻さんは、大河内さんが栽培する数えきれないほどのハーブに興味津々。一つ一つ香りを嗅いだり、どんな料理に使えるだろうかとイメージを膨らませているようでした。この日持ち帰ったたくさんのハーブは、ルーチェで料理に使われていった。

(鳴河さんの里芋や大河内さんのハーブ類が美味しい食に)
こうして川越の飲食店のシェフが、川越の畑に赴くことが活発になってきた今の川越。

農業をブランド化するために、商業者との連携は欠かせないものと考えていて、川越の飲食店に積極的に川越の農を紹介してきましたが、この数年のファーマーズの活動があって、いよいよ商業者の人の意識も本格的に変わってきました。地元産を使うのは当たり前で、地元の畑の現場にも足を運びたいと声を挙げる人が増えています。

農と商は連携することで相乗効果となり、結果、川越産農産物のブランドイメージの向上へと繋がっていく。農と商は常に一体として考えています。
田巻さんから、もっと見てみたい!という願いがあり、野菜農家の現場に足を運ぶ予定があります。
・・・と、ここまでの話しがあってお察しの通りですが、ルーチェさんは、次回2018年1月21日のウェスタ川越で開催される冬のファーマーズに出店が決まりました。

(「川越Farmer’s Market」14,000人以上の来場者で賑わう2016年12月4日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12226437606.html
イベントでは一体どんなメニューを出品してくれるでしょう。
冬までの間に川越を今よりもっと深堀りしているはずです。
2018年1月21日のイベントは、ありったけの川越ストーリーを詰め込んで、みんなで分かち合うパーティーのような場に。
なにより、全てにおいて質を追求した出店者しか登場しないというスペシャルな場を。
川越を発信するイベントは増えましたが、いや、川越はもっと魅力がある、もっと知られていいことがある、発信源となってきたファーマーズが、より深く、より大きく、川越を一つにしたい。
かけがえのない一日のために、数ヶ月という時間をかけて準備をしていきます。

そう、そのストーリーにルーチェさんも新たに加わった。
この新たな出会いから何かが育っていきそうな予感。
 

KOEDO×イタリアン。

イタリアンは地元の食材を大事にし、シンプルな調理で美味しい食に仕立てることを大事にする文化であるように、ここ川越でも同じ意識で食に臨みたい。その気持ちが川越産農産物への眼差しであり、店名にKOEDOを冠していた。大仰なことではなく、イタリアンの本質と同じく、地元を見つめるという意味での、KOEDOでした。

 

二人とも、「お客さんの笑顔が自分の笑顔になることが飲食店の醍醐味」と口を揃える。

自分が幸せになるために、先にお客さんを幸せにすること。

 

お客さんと共に歩む、川越ストーリーが始まった。

 

「KOEDOイタリアン ルーチェ」 
川越市新富町1-1-11信富イハラビル1F
LUNCH 11:00〜15:00
DINNER 17:00〜24:00
土日祝11:00〜24:00
月曜日休み
席数14席(カウンター6席・4名テーブル2席)
TEL049-226-5688

 


 

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例えば、ある日のお店でのやり取り。

旬の食材を届けにきた生産者と料理人の会話。
「次の時期ならこういう野菜出てくるけどどうですか??」
「いいですね。サラダにしたいですね」
「今はこういう状態だけど、あと一週間したらちょうど良いかも」
野菜にまつわる細かい話し合い。

このお店では、生産者の方から野菜の提案されることが多いという。

そこまでの関係を築いていることがお店の一番の強みではないかと思った。


川越で大事に育てられた野菜が、

大事に料理に使われテーブルに並べられていく。

言葉ではすっと流れてしまう表現も、お店の裏側では、

食材の生産者と料理人の密な話しは言葉だけでは伝わらない

リアルなやり取りが確かにそこにある。
素材にこだわるお店の料理人ほど、生産者との関係を密にして、

普段から畑の状況、野菜の状態といった情報のやり取りを大事にしている。
野菜の状態を一番良く分かっているのは、もちろん作っている生産者本人。
その生産者とどこまでの関係を築いているか、

言い方を変えれば、
生産者とどこまでの関係を築こうとする気持ちがあるのか、

そこにお店の姿勢、真価が表れるのではないかと思う。


料理人の口から語られる、生産者との畑や野菜にまつわる日々のやり取りの話し。
その話しをじっくり聞いていて、

このお店は信頼できる、このお店は間違いない、と確信した。
こういうお店こそ知ってもらいたいし、

こういう生産者と密にやり取りするようなお店がもっと増えて欲しい。

カボチャ一つとってみたって、丸くて緑色でよく見るカボチャを連想しがちですが、
実はさまざまな品種があって、また時期によって採れる品種は変わり、

カボチャという表現はあくまで総称に過ぎない、ということを知る。
その時期にピンポイントで旬の野菜を提供しようと思ったら、

やはり農家さんに聞くのが一番なのだ。

料理人である原さんと、生産者である忍田さんや長島さん。

川越の畑を思い浮かべながら、生産者と料理人、三者のやり取りを追いかけた。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


川越駅東口からアトレとmodiに挟まれた三番町通りを東に向かい、
三番町交差点を越えてさらに進むとセブンイレブンが見える。

そこを道なりにさらに進むんでしばらくすると、左手に建物が見えた。

閑静な住宅街に現れるのが、イタリアンの「CUCINAとちの木」です。
2014年6月にオープンしたお店です。










お店の中は落ち着いた雰囲気で、場所柄近隣の住民の方が多く訪れることが多いという。

状況に応じ、カウンターで楽しむ、お昼のランチ会、夜のパーティー、いろんな使い方ができそうです。
メニューは、ランチセットなら

Aミニサラダセット、B選べる前菜セット、Cドルチェ・ドリンクセット、D前菜の盛り合わせセットとあり、

平日限定のレディースランチセットもあります。

どのセットにも焼き立てパンがつきお代わりもできる。

このパンがもちもちとしてとても美味しく特筆したいパン。

ピッツァは、

マルゲリータ
(モッツアレラチーズ、バジリコ)
メランツォーネ
(なす、ケーパー、オリーブ)
ボスカイオーラ
(色々きのこ、パンチェッタ、モッツァレラチーズ)
ミスタ
(イタリアンサラミ、ピーマン、オニオン)
トンノ
(ツナ、ほうれん草、オニオン、マヨネーズ)
ディアボラ
(チェリソー、ピーマン、オニオン、カエンペッパー)
ボルボ
(蛸、じゃが芋、ケーパー、パプリカパウダー)
ビスマルク
(色々きのこ、生ハム、オニオン、温泉卵)
ガンベロ
(海老、ルッコラ、じゃが芋、生クリーム)
ペスカトーレ
(その日入荷の魚介色々) などなど。


パスタは、
静岡県産釜揚げしらすとアンチョビ、キャベツのペペロンチーノ
川越産野菜を使ったガチ盛りアンチョビベースとのオルトラーナ
ツナとほうれん草、フレッシュトマトのオイルビアンゴ
産地直送!本日のイカとルッコラ、フレッシュトマトのオイルパスタ
北海道産大粒あさりを使ったボンゴレビアンコ
産地直送!本日のタコと長葱、小葱のペペロンチーノ
兵庫県産日本一こだわりの卵で作ったカルボナーラ
香草ローストチキンと色々きのこのクリームソース
スモークサーモンとほうれん草のタリアテッレ
たっぷりチーズの定番本気アマトリチャーナ
揚げナスとパンチェッタのトマトソース マスカルポーネ添え
ダントツ1番人気!バジリコとモッツアレラチーズのトマトソース
にんにくを効かせたトッリパ(牛の第2胃袋)のアラビアータなどなど。


そして、とちの木の野菜を堪能したいなら、ミニサラダセットがお勧め。

それは、ミニという域を超えたボリュームのある、色とりどりの野菜が詰まったボウルが提供されます。








パスタはトマトソース、クリームソース、オイルベース、和風で各種類豊富に揃え、

ピッツァもトマトソース、チーズベース、デザート系で各種取り揃えている。

単品アラカルトも数多く用意しています。


メニューや壁に掲げられたボードにも野菜の生産者として書かれているのが、

忍田さんと長島さんという川越の二人の農家さん。とちの木を語る上で欠かせない存在です。

例えばある日の本日のおすすめボードには、忍田さんのキャベツを使った、

温キャベツ・釜あげシラス添え、

茎ブロッコリーのガーリックソテーカラスミがけ、

じゃが芋とピリ辛チョリソーのチーズ焼き、といったメニューが書き込まれていた。


また、現在ランチで提供しているボウルいっぱいに盛られたサラダは、

今の時期だと根菜が豊富で、人参、大根、カブ、また、サニーレタスなども含め

ボウル内の野菜100パーセントを忍田さんと長島さんが作った野菜で構成されている。

とちの木の原さんが、そのくらい信頼をおいている生産者です。


その信頼は料理の一品からも見てとれる。

ペペロンチーノというと、具材が少ないイメージがありましたが、

とちの木のペペロンチーノは、忍田さんと長島さんの野菜がふんだんに使われ、

具材たっぷりの一品となっています。

「このペペロンチーノは、二人の野菜しか入ってないんです」

と自信を持って語る原さん。



忍田さんは川越南文化会館近くで主に西洋野菜を作られている農家で、

川越で一般に手に入れようとしたら、ウニクス南古谷にあるヤオコーで買うことができます。

そして、料理人と生産者の邂逅、原さんと忍田さんが繋がったきっかけが、

そのヤオコーの地場野菜コーナーでもあった。


そのコーナーでは、他では手に入らないような紫のカリフラワー、黄色いカリフラワー、

黄色いブロッコリー、白いブロッコリー、カリフローレ、紫の水菜、

紫の紅芯大根、紫大根、緑の大根、黒大根、紫のほうれん草、スイスチャード、

カラフルトマト(黒、白、紫、黄色、赤など)店頭のレイアウトも綺麗に並べられている光景に心踊り、

書かれた名前から、忍田さんという方が作っていることを知る。

季節によって変わる野菜を買い求め、忍田さんの野菜を頻繁に使うようになっていったという。


昔から料理するのが好きだった原さんは、ずっと飲食店に携わり、

今から5年ほど前のこと、当時東松山のイタリアンに勤めていて、

そのお店も地域の素材を使うことにこだわり、

東松山地域にも、川越の忍田さんのように珍しい野菜を作る人がいたんだ、と

楽しそうに振り返る。

また、そのお店で忍田さんの野菜を使った料理も提供していたそう。


以来、自分でお店を開くなら、と譲れないものとして心に刻んでいたのが、

「ヤオコーに卸しているあの人に野菜お願いできないかな」ということだった。

その時はまだ、名前だけを知るのみだったのが、

あるきっかけから忍田さんと対面を果たすことになる。

そのきっかけの一つが、

今もお店で扱っている長島さんとの偶然の顔合わせだった。


数年前のあの日、いつものように地場野菜コーナーで忍田さんの野菜を買い求めに行った時のこと。

時の季節の野菜はナス、棚に並んでいた忍田さんの珍しいナスを

それこそ全部というくらいカゴに入れていた原さんの様子を、

ちょうどイチジクを卸しに来ていた長島さんが見かけて声をかけたのだという。


「そんなにいっぱいナス買って、何に使うの?どうやって使うか分かるの?」


あ、これはお店で使うんですよ、と原さんは返答し、

気さくな長島さんは「うちのオクラやモロヘイヤも使ってよ」と会話が弾んだ。

そこから「珍しい野菜ばかり買ってるけど、忍田さんの野菜が好きなの?」と問われ、

そうなんですよ、と忍田さんに話しを繋いでくれたのだという。


「忍田さんの野菜を全部買っていった人がいるよ。直接取引したいんだって」


長島さんの口添えもあって、忍田さんから連絡を貰い、対面を果たした原さんは、

直で取引できるようになっていった。


(今お店に届く忍田さんの野菜の様子を見せてくれた)


もちろん今でもウニクスのヤオコーに行けば忍田さんの野菜は手に入りますが、

とちの木にしか卸していないものもあり、もっと言うと、

とちの木のためにオーダーメイドで作っている野菜も多数ある。










(忍田さんの野菜畑)


二人の話し合いは、とちの木で野菜のカタログを広げ、

「こういう野菜もあるけどどうかな?」
「この野菜珍しいですね」

「試しに作ってみるから試食してもらえますか??」といったように進む。

カボチャのページには、今まで見たこともないようなカボチャの品種がずらり。

中には見た目がスイカのようなカボチャもあり、見ているだけでも面白い。


ナスのページを見ても、ゼブラ柄のナスとか珍しいものが並んでいます。

野菜の中でナスが好きと語る原さんが特に好きだというのが、白ナスだという。


「皮が硬いんですが、焼きナスにすると中がトロトロになって凄く美味しいんです。

煮込んだりしてもあまり変色せず、皮の食感が残る」


一般的なナスももちろんいいが、そこにプラス個性を出したい時に

トマトソースに白ナスを使うことで皮の食感が残り、上にバジルを散らせばイタリアンカラーにもなる。


また、個人的に「和のハーブが好き」と話す原さんは、
カルパッチョにみょうがを添えたり、パスタに大葉を使用したり、と

西洋野菜だけでない和の魅力も積極的に取り入れている。


生産者と直にやり取りしている強みは、
まさにオーダーメイドのようにして自店に合わせた野菜を作ってもらえることにあり、

「オーダーメイドのように」という関係まで築いているお店はそうそうない。


一般的には西洋野菜を使用するお店(イタリアンでも)はそれほど多くなく、
「今度これを作ろうと思うんですがどう思います?」

生産者の忍田さんからの提案が多いというのは、逆の言い方をすれば、

それだけ使ってくれるお店があることが作るやりがいにも繋がっているのだと思う。

今までは、新しいもの珍しいものにチャレンジして作っても反応が得られないこともあったが、
とちの木の原さんと繋がり、積極的に使ってくれるお店の存在が改めて作るモチベーションになっている。

お店を通してお客さんの反応を知れるのもやりがいになっていると話します。


ふと。


原さんが声を上げた。

「あ!長島さん、ちょうどいいところに来ました!」

そう、話しをしている最中に、

とちの木にさまざまな野菜を卸している一人長島さんがちょうど今、

収穫した野菜をお店に届けに来たところに遭遇した。
そこからは急遽、長島さんを交えての川越野菜談義に花が咲いた。


原さんの話しを聞いていたまさに直後だったので、

地場野菜コーナーで初めて長島さんと遭遇したあの様子を体感したような感じになりました。


山田の農家さんである長島さんが特に力を入れて作っているのが、イチジク。
収穫は8月のお盆過ぎから、11月の10日前後まで。
このイチジクも時期によって味が変わり、

これまたイチジクという名称は単なる総称に過ぎないことを教えてくれた。


イチジクは、夏は水分が多く瑞々しい爽やかな状態から、

寒さを増していく中で濃厚な味へと変化していく。
人が均一な味にしようとしないイチジクは、季節に合わせて甘さ、果肉の食感を変え、

別のフルーツといえるほどにゆっくりと姿を変えていく。

その変化する生物感こそ、

本来全ての野菜やフルーツに当てはまるものなのだと再確認させてもらいました。
イチジクは、旬の時期にお店でレアチーズやコンポート、

生ハムとイチジク、イチジクとゴルゴンゾーラのピッツァなどに使用していたそうです。


長島さんがメインで作っているのがお米で、とちの木で使用しているのは長島さんのお米です。

実は川越の地酒「鏡山」の酒米である『さけ武蔵』を作っているのが長島さんでもある。
川越市内の7人ほどの米農家が鏡山の酒米を作っているそうですが、

その一人が長島さんだという事実をこの時知りました。

野菜の話しはどこまでも楽しい。

長島さんの話し、また、長島さんと原さんのやり取り、ずっと聞いていたくなります。


地域の土地で、地域の生産者が作る野菜を使用する、

それはお店のこだわりでもあるけれど、いや、それが普通なんではないですか、と原さんは話す。


「昔は、家でもお店でも地域の畑で採れた素材を使うことが当たり前だった。

今川越産の素材を使おうとするお店が増えたり、買い求める方が増えているのは、

こだわりではあるけれど、それが普通のことなんですよね。原点に『戻った』とも言えますね」


料理を作っている人や買い求める人にとって、

野菜を作っている人の顔や人柄を知っていることの安心感。

どこか遠くの地で加工されているのでなく、近くの畑であの人が丁寧に作っているということの安心感。

今、原点であり理想的な姿に戻ってきているように思う。


目の前で原さんと長島さんが野菜の話しを続ける。

「コールラビが今美味しいよ」

「ホントですか!楽しみだな」

「芽キャベツももうすぐできるよ」


生産者と直接こういう話しができることが楽しいと話す原さん。
自分のお店にやって来る野菜の生育が生産者の口から直接伝えられる、

やって来るのがいつも待ち遠しくて仕方ない、と。
まるでわが子の成長を見守るようだという。


さらに、自店に合わせて、

締まってるのがいい、開いているのがいい、大きさは、など

細かいオーダーにも応えてくれる二人の生産者にも心の底から感謝している。


「コンポートだから煮込むので硬めがいい」

「それなら今収穫したものがちょうどいいかも」

「生ハムに合わせるものは熟したものがいいですね」

「それじゃあ、もう少し収穫待ってみよう」


そこには、料理人だけがお客さんのことを考えているのではなく、

生産者も一緒になって、お客さんに提供する素材を考えている二人三脚がある。
こういう繋がりを作れていることは本当に凄いことなのだ。
そして長島さんも、自分の野菜を使ってもらって「ありがたいことです」と話し、

原さんは二人のことを「凄く協力的だし、あったかい人たちなんですよ」と笑顔で話している。


両者のやり取りの成果がお店で出される野菜一つ一つであり、
このお店で食べることは、

川越の大地で育まれた野菜が一番良い状態まで育てられ、

一番良いタイミングで収穫され、

一番良い状態で使われる、

その畑から続くリレーのバトンを受け取るということなのだ。


原さんは、なにより嬉しいことが、

お客さんから『この野菜どこで買えるんですか?』と聞かれることだという。

野菜を口にして美味しさに感動し、川越産と書いてあるので自分で買ってみたいと思い訊ねる。

そういう反応が最高に嬉しいんです、と話していました。
お客さんからそうして訊かれたことは忍田さんや長島さんにも伝えるようにして、

二人もお客さんの反応に喜んでいる。

それはお客さんから生産者への逆のリレーであり、

生産者から料理人へのリレーは、お客さんから生産者に戻って環になっているのだ。


原さんに話しを伺って、改めて川越の農の豊かさを思った。

これだけ田んぼと畑が多い街なので、こだわり農家さんも多数いることを改めて知りました。

繋がりがまた一つでき、

忍田さんや長島さんの畑には今度ぜひ見に行ってみるつもりです。

また、できれば今年開催予定のファーマーズマーケットの出店にも繋げたい。


生産者と料理人、強い繋がりがここにある。


「CUCINAとちの木」
川越市仙波町3-10-16
平日11:00~15:00 17:00~21:00(L.O.20:00)
土日祝11:00~21:00 L.O.20:00)
定休日不定休
049-227-3967
川越駅東口/ひつじ幼稚園近く
駐車場13台


「サニーレタス、もう少し待つ??先週より少し大きくなったよ」

「それじゃあ、そろそろですかね。楽しみにしています」


旬の中にある一番の旬を見極め、

今日も明日も、鮮度のいい新鮮な野菜がお店で提供される。

その安心感に任せてみる。



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「生地が命」

生地が美味しくないと全体が美味しくならない。

美味しい生地のためには、その日の気温や室内温度を頭に入れたうえで、

『彼ら』がしっかり仕事してくれるか見極めなければなりません。

小さな彼らの仕事とは、発酵。
それをコントロールする作業は、

まさに生き物を相手にしているようでした。。。

食べ物の話しを伺っていても、
そう、なんだか生物の話しのようにずっと感じていました。
同じように作っても、
その日によって焼き上がりが違って、一日一日個性が違う。


この日もまた、しっかり「いい仕事」がされたぷっくりした生地が、

常温で2時間掛けて自然解凍されました。

いよいよ、準備万端です。。。♪

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



今日も釜に火が入る。

お店が始まる数時間前に火を入れ、

じっくり時間を掛けて釜内の温度を上げていきます。

そしてお店オープンの18時。

釜は450度になりました。ナポリピッツァを焼く温度です。


素材を釜の火で直接焼く、なによりそのシンプルがいい。


釜に入れて1分半で焼き上がったマルゲリータは、

湯気以上に香ばしい香りを放ち、

素材の味をそのままいただいているシンプルがありました。


生地の小麦粉、トマトソース、食べるだけで明るい気持ちにさせてくれる、

イタリアの食材には、人をそんな気分にさせる力があるのかもしれない。

噛みしめるごとに、陽気な気持ちになっていくようでした。。。

シンプルな素材を、シンプルに調理するだけでこんなに美味しくなる。

こうこうと顔を照らす釜の火。

火を見ながら食材が焼き上がるのを待ち、火を見ながらピッツァをいただくのは、

原始的でどこか懐かしい時間でもありました。。。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


「ピッツェリア ダ・アチラン」があるのは、
川越駅西口からロジャースに続く道を進み、

デニーズとセブンイレブンがある五差路の交差点から、ロジャースに行く道沿いです。
建物が立ち並び、車の往来も多いので見過ごしがちになりますが、
暖かみのある建物が目に飛び込んできます。

ピッツァにこだわったお店として、ダ・アチランは2013年7月オープン。



ドアノブに手をかけふと横を見ると、
通りに面した窓から、そのタイル貼りの胴体が少し覗き見えました。
ガチャ、扉を開けて中に入るとすぐに大きな窯が目に飛び込んきます。
ここで、ピッツァを焼き上げている。
店内には懐かしくなるようなレトロな音楽が流れています。

店内は一階と二階があり、

ランチ営業の時は二階のみの使用、

ディナーは一階のカウンター席も座れます。

カウンターの目の前に大きな焼き釜。

この釜を見ながら食事したいために、

カウンター席にあえて座りたいという方も多くいるそう。


一階から階段を上がって二階に行くと、

温かみのある色に溢れた雰囲気が落ち着きます。

隅々に配された小物が可愛らしい♪




こちらは二階席。

席に座り、メニューに目を落とします。

用意するピッツァはスタンダードなものが多いです。

ランチセットはこちら。

ピッツァの中ではやっぱり人気はマルゲリータ。
クワトロも人気があるそうです。


ランチにつくワンプレートは、

サラダにフリッタータ、イイダコの柔らか煮、ピクルスが丁寧に彩られています。
イタリア料理で定番のイイダコは、

トマトで煮込むだけというシンプルな調理法。

噛みしめるとタコの旨味が広がる。。。

ピクルス、ドレッシングも全部手作りです。


そして、まずは定番のマルゲリータをいただきました。


もちもちとした生地、シンプルだけど自然な旨味、甘みが口に広がります。

美味しい!


ダ・アチランがこだわるのが、

出来るだけナポリピッツアァを提供したい。
ピッツァの中でも、
「ナポリピッツァ」と名乗っていいのは、
実はルールが厳格に決められています。


これまで世界中にピッツァが広がってきたなかで、

各地域でその土地なりにビッツァが変容され、

本来の姿とはかけ離れているものも出てきた。

そこで、間違ったものが広まらないよう、粗製乱造を防ぐため、

ナポリピッツァの形はこうだと明確に決められています。

生地に使っていいのが、

「水」と「小麦粉」、「塩」、「酵母(ビール酵母など)」。
(砂糖は入れません)
シンプルなこの4つから成り立っています。


それぞれの分量も決まっていて、
材料も、作る工程も、使う道具も、作業時間も、

ピッツァの大きさ、中心とふちの厚さも細かく決められています。
ここまでクリアしないとナポリピッツァとは名乗れない。
水と小麦粉を混ぜるミキサーもこういうもの、と決められ、
こねてからまず一次発酵させます。

最初の1次発酵は30分くらい。
そのあと丸く成形したものを常温で4~5時間置いて発酵させてから、冷蔵庫で一晩寝かせる。


翌日、発酵が進んだ生地を、お店がオープンする2時間前に冷蔵庫から出し、

自然解凍で常温に戻してからピッツァとして使います。

生地に手間をかけるのがナポリピッツァで、生地がなにより命です。


季節や気温によって発酵時間は変わるけれど、

常温で4~5時間発酵させる時のベースの温度は、25度。

気温の高い夏は発酵が早く進むし、

(こねるだけで生地の温度が高くなってしまい、発酵時間に影響します)
冬はゆっくり進む。
温度に気を使いながら、生地という生き物を観察し発酵の進み具合を確認します。

そうして、ピッツァにちょうど良いタイミングで生地を常温に戻しても、

使えるのは6時間。
それ以上外に出して置くと再び発酵が進んでしまう。
生地は使い回せないし、

一度常温に戻したものはその日に使い切らないといけない。

その日のものはその日のうちに。
生き物相手の手間がここにあります。


窯は450度くらいに設定されて、
注文が入ったら、手早くピッツァを作ります。

トマトソースももちろん、ナポリピッツァならでは厳格な決まりがあり。
それはシンプルな決まりごと。
曰く、
「トマトを手で潰して塩だけを加えること」であること。
ダアチランでは、イタリアのトマトを使ったソルレオーネのトマトソースを使用しています。

大理石の上で手で生地を伸ばし、トマトソースをまぶし具材を乗せたら、
すぐにパーラで生地を窯の中へ。

あっという間の素早い手つきの中にも、

美味しいピッツァになるよう極意が隠されていました。

トマトソースは均一に乗せるより、まばらにする。

食べた時にトマトの味の変化を分かるようにするためだそう。

それもナポリピッツァの醍醐味です。
そして食材と同じく、

使う道具もイタリアのものにこだわっていました。


次々と窯に生地が入り、

熱々のピッツァになって出てきます。。。♪





ピッツァは熱いうちが美味しい、
窯から出したらすぐ食べて欲しい、そう話します。


窯の中全部が同じ温度というより、

窯内の各所で微妙に温度が変わります。

その違いを利用して、素材によって焼き方を変える。
ピッツァにしても一品料理にしても、
窯内の火の対流を見極めて位置を変えていました。

入口付近でさっと焼くのか、奥でじっくり焼くのか、

火の当て方を変えている技術がありました。


成田さんは、窯には特別な思いがあります。
ピッツアァを焼くのは電気ではなくガスで。

オープン前に捜し求めたこの窯。

バタバタと準備に追われる中で、

手作業で窯の外側にタイルを一枚一枚自分たちで貼って装飾した窯です。

その真剣な職人技と、

大きくカラフルな可愛らしい窯との対比。

ピッツァが窯の中に入ると同時に、

同じように窯の中の火を覗き込みました。
ビッツァは1分半であっという間に焼き上がる。
成田さんの瞳はその時間、ずっと窯内を凝視し、
合間に中からピッツァを引き出し焼き色を確認し、焼き上がりを決めています。




窯から香ばしい香りが吹き出します。
窯から出されたピッツァは、黄金色に変身して香りや湯気を立ち昇らせている。
最後にオリーブオイルを回しかけ、
素早くカットされたら、さあいただきます。


自然な味わい、食べることは幸せになること、

シンプルなナポリピッツァに人生の大事なことを教えられるよう♪




夜になるとダ・アチランは本格的な釜焼きの時間。

一品料理も豊富にあり、

カウンター席に座ると目の前に釜。

窯から漏れる熱で、居るだけで顔がポカポカしてきます。

垣間見えるゆらゆら揺れる火に、

なんだかほっと癒されるようです。。。



せっかくだから窯焼きを。

メニューにはいろんな窯焼きがあって、
ポテトに鶏肉、ソーセージが人気だそう。

ソーセージなら窯焼きは4、5分。
強い火で焼くので、カットして開いた状態で窯に入れます。
そうしないと、せっかくの素材が中まで火が通らず、表面だけ焦げてしまう。

ダ・アチランのソーセージはなんと、

3日間かけて熟成させた手作りなんです。

窯内で位置を変えながら、

じっくりと焼いていきました。



ポテトは窯の入口付近の低めの温度で焼き上げます。

燻製の塩でいただきました。


イタリアワインは全て成田さん自身が試飲して決めたもの。

白はシャルドネ、赤はランブルスコが定番人気。

お店では、デキャンタで飲む方が多いそう。


微発砲の赤ワイン、ランブルスコと共に窯焼きポテトをいただきます。

シンプルで奥深い釜焼きに乾杯♪


成田さんが、窯で焼き上げるお店をやろうとしたのは、
食を大事にしたいという思いがありました。
家庭で簡単に、出来合いのもので済ませられる今の時代の食事。
だからこそ、手作りにこだわり家庭では出来ないものを、と

450度の窯で焼き上げる美味しいものにこだわりました。

生まれも育ちも川越の成田さんが、

食の世界に入ったのは和食からでした。

そこからイタリアンへの転身、そのきっかけとなったのが・・・

ある一皿との出会いがあったと振り返る。

それが、魚のカルパッチョ。


刺身にバルサミコ酢をかけた一品に、

雷に打たれたような衝撃を受けてしまった。


「刺身は和食だと醤油で食べるけれど、

イタリアンは刺身に、塩やレモンにオイル、いろんな食べ方がある。

いろんな可能性があることに衝撃を受けました」


そこからイタリアンの世界に舵を切り、ずっとイタリアンで働いてきました。

イタリアに行った際に食べた現地の食に改めて衝撃を受け、

素材の味を大事にしてシンプルな調理で食べる、

それが抜群に美味しいことに気付かされてしまった。

改めて、イタリアンを極めたいと決意を新たにしたのでした。


イタリア料理に携わり、一番強い影響を受けたのは、

飯能市にある「Torattoria Primavera」で働いた経験だといいます。

そこは、薪で火を起こし、ピッツァを焼くことにこだわったお店。

Primaveraはナポリではなくローマピッツァです。

ローマピッツァはサクサクとしてクリスピーな生地が特徴。


成田さんは、独立を考えた時に都内に出すことも考えたが、

生まれ育った川越の良さも知っていた。
川越は、大通りから一本入った脇道に個人店が多くあり、
古い街並みと新しく生まれるものが混在するこの街のことをずっとだった。

川越でナポリピッツァのお店を出そうと決意した。


ローマではなくナポリにこだわったのは、

ナポリピッツァは450度という高い温度が必要になります。

他ではなかなか味わえないので、強みになるはずだ、と。

そして、クリスピー生地と違って、

ナポリピッツァの生地は発酵の仕方によって生地が変わるし、

丁寧に発酵させるからこそ、生まれるもちもちした食感を楽しんでもらえるはずだ、と。
川越はイタリアンのお店は多いけれど、
ピッツァを押して売り出すお店は少ないし、
窯が店内にあるお店は数えるほどしかありません。
この大きな窯はダアチランの強みです。

「厳格に言うと、ナポリピッツァとして認められているのは、

マルゲリータとマリナーラだけなんです」


この二つだけがナポリピッツァと呼ばれるものだそう。


これ以外のピッツァは、ナポリピッツァと名乗っていてもあくまでナポリ風ピッツァ。
都内のナポリピッツァの有名店では、

メニューにマルゲリータとマリナーラしか置いていないお店もあるそう。

マルゲリータはお馴染みのもの。

マリナーラ・・・??

そう、それこそ、特にお勧めは??と伺った時に

成田さんがぜひ食べてもらいたいというピッツアァでした。


ワインをいただきながら、

ダ・アチランのマリナーラが焼き上がるのを待ちます。

マリナーラは、マルゲリータと似ているのですが、

最も生地の味をダイレクトに味わえるピッツァです。

モッツァレラチーズが乗っていなくて、

パルミジャーノ・レッジャーノとニンニクが乗り、トマトソースがメインのもの。

マルゲリータよりももっともっと昔に出来た原始的なもので、

ピッツァの始まりとも言われるもの。

窯の火で、トマトソースメインのシンプルなピッツァをいただく、

この原始的な素材と食べ方が気持ちいい♪




これがいくらでも食べられそうな美味しさでした。。。

たったこれしか、という素材たちなのに

なんでこんなに美味しいんだろう。


豊かな食材、ミネラルたっぷりで元気になる素材たち。
イタリアの食材には、人を明るくする成分が入っているに違いない。
この釜から焼き上がるピッツァを食べたら、

他のものは食べられなりそうです。

ナポリピッツァに決まりごとが多いといっても、
複雑なことではなく、それはみんなシンプルな考え方ばかりです。
生地には、小麦粉、水、塩、酵母、
トマトソースはトマトを手で潰して塩だけを加えたものであること。

イタリアでもそうであるように、
背伸びせず、大衆食として気軽に食べられるのがピッツァの魅力。
シンプルなものをシンプルな調理でシンプルにいただく。
それが食の原点なんだと、

改めてイタリアに教えてもらったように思いました。。。

窯の火を眺めながら、マリナーラの最後の一切れを頬張る。

トマトソースの甘みが口いっぱいに広がって、

陽気な気分が体に湧き上がってきます。。。


美味しいピッツァのお店が川越にできました。


「ピッツェリア ダ・アチラン」

川越市東田町7-64

11:30~14:00(ラストオーダー)

18:00~22:00(ラストオーダー)
月休

駐車場はないので、近くのデニーズのコインパーキングへ
持ち帰りも可です



「ナポリピッツァはこれだけ厳格に決められていても、

焼き上がったものはその日によって違う。

それだけ、生地作りは生き物相手だということなんです」




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みなさん!こんな経験ありますよね・・・??


レストランの

期間限定メニューを見かけた。

お店に行って頼もうとしたら、

あ!その期間が過ぎていた!もうない!と。


さあ、こんな時にどうしますか??(-^□^-)

普通なら、「終わっちゃったかあ」と諦めますよね。。。



「今日も、いろんなオーダーがあった。。。」



このお店の二人は、今夜を振り返って、

きっと楽しそうにそう噛みしめているでしょうね。。。( ̄▽+ ̄*)


通って通って、そして知るようになるお店の秘密、

今日はこっそりと?大胆に教えちゃいます。♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



地元に根深く密着したイタリアン食堂の厨房は、

今日も創作意欲に溢れていました。


「こんな感じにしようか」


あれこれ考えるのは、いろんなお客さんがいるから。

通い慣れたお客さんほど、

このお店の「本当の使い方」を熟知しているんです。(*^o^*)


お店に通えば通うほど、

懐深くいろいろ融通してくれる事を知る。♪


レストランではなく「食堂」と言いたくなる雰囲気、

地元の人が気軽に使っているお店です。

使い倒している、と言ってもいいくらいですね。(*^o^*)



川越style




川越style


地元に密着しているからこその厨房の風景。

それは、お客さんから、

好みの味にカスタムして欲しいとの要望が多いんです。

お任せもとても多いお店。


「トマト系で何かパスタ作って」


「今日は塩系がいいな」


メニューを見ないで、

二人との話しで料理を決めるお客さんが多い。

メニューはあってないようなもの。


お客さんそれぞれの声に応えるのは

大変な事だと思うけど、


「夜のお客さんだと、7割が常連で、

カスタムのオーダーは、5割くらいいってますよ(笑)」


二人は楽しそうに話していました。

忙しくはあるけど、

一人一人のお客さんに応えられる充実感がある。



駅から離れ、観光地からも微妙に離れている、

こういう土地でお店をやる必然で、

徹底的に地域密着を考えているお店なんです。!


融通が利くお店には、やっぱりというか、

川越の地元色の強いお客さんが集まり。(*^o^*)

ある意味、濃い川越人に会うならここかも。。。(笑)


「どれだけお客さんの要望に応えられるか」


楽しくお店を切り盛りしている

二人の姿を見てください。♪



さて、今日はどんなオーダーしようかなあ。

あ、もちろん、メニュー見ないで

カスタム・・・いやお任せで頼むつもり。(-^□^-)

どんな料理作ってくれるかな。♪



・・・と、お任せピッツアの様子は後ほどのお楽しみとして、

その前に、

ランチメニューを普通に注文した様子を

始めに紹介します。



~ランチセットのピッツァ マルゲリータより~


川越style




川越style




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川越style




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川越style




川越style




川越style




川越style



焼き上がったピッツァは、すぐにお客さんの元へ。

メニューにあるピッツァもパスタも、

もちろん美味しいですよ。♪



川越style



二人の笑顔、記事の最後に載せようかと思いましたが、

お店の感じを伝えるならここ、と、

ここに載せます。(*^o^*)


「torattoria giorno(トラットリア ジョルノ)」。


常にお客さんと双方向を楽しんでいるお店。

こういうお店の楽しさを知ると、

地域に根ざしてるお店っていいなあと思うんですよね。



川越style



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



お店の場所は、川越市役所の近くです。

一番街にある札の辻の交差点から、

市役所方面に進み、通り沿いにあるのが


「torattoria giorno」です。♪


川越style




川越style




川越style




川越style




川越style


もうまったくと言っていいほど、敷居が高くないお店。

赤のタータンチェックのクロスを見ただけで、

気軽に入れるのが分かりますね。(-^□^-)


肩肘張らずに使える、

カジュアルな雰囲気のイタリアン食堂。♪


ここは、駅からも遠いし、

観光客もたくさんは来ない場所なんですよね。

地元の人が多くて、パーティー利用が多いお店でもあります。

14人くらいから貸切OK。


歓送迎会に各種会合に、ちょっとした集まりに、

老舗が多い雰囲気の中、

気軽に集まれるお店です。♪


この近辺で、夜遅くまでやっているお店は少ないので貴重。

カウンター席もあるので、

一人で来る常連の方も多いそう。!



料理のカスタムの様子を伝える前に、

スタンダードなランチメニューを紹介。!


川越style

ランチセット¥850

ドルチェセット¥1000

ランチプレート¥1000


セットのメインは、パスタかピッツア。

パスタ2種類は、日替わりで変わります。♪

この日は、

・キノコとベーコンのトマトソーススパゲッティ

・長ネギと豚肉の塩スパゲッティ


例えば別の日のパスタだと・・・


・ソーセージと枝豆のトマトスパゲティ

・エビとキャベツの塩スパゲティ


・舌平目とキャベツの塩スパゲティ

・アサリと枝豆のトマトスパゲティ」「自家製ボロネーゼ


・ソーセージとキャベツのトマトスパゲティ

ベーコンとブロッコリーのクリームスパゲティ


・ブラックオリーブとキャベツの塩スパゲテ

・トマトソースのカルボナーラ



といった感じで変わっていきます♪


川越style

(以前頂いたトマトソースパスタ)



ディナーは、メインが¥900くらいで、

ワインもボトルが¥1400~、グラス¥350~

まさにイタリアン食堂と言える安さ。(*^o^*)


「料理のお供に、気軽に飲んで欲しいです」


との事で、ワインはかしこまった感じより、

気軽に飲めるのがいいですね。



川越style
(ディナーメニューです)



giornoは、二人の笑顔から分かる通り(*^o^*)、

気さくで楽しいお店。


2012年10月にオープン。

「カジュアルで面白いお店をやろう」と、

二人で立ち上げたお店です。

店内の内装は、ほとんどが自分達で行った。


面白いっていうのは、例えば

店内の壁にあるイラストがあるのですが、

東洋大学の学生さんに描いてもらったものなんです。


「お店に絵を描いてもらおう」と、

面白がるのがgiornoでもある。(*^o^*)


お店の外の

でっかいピッツァの絵も描いてもらったもの。!


川越style




川越style




川越style

↑ここに小窓があって、外から中の様子が見えます。

持ち帰りもやっているのですが、

お店に居る時に、

通りの人が小窓を開けて、予約を入れる様子がありました。

イタリアンのお店でなかなか見かけない風景。。。

どれだけ気さくなお店なんだろう、と。。。(笑)


夜の7割が常連って、

一年でここまで常連の方がいるのは、

「メニュー表は、

終わりではなく、単なる始まりで入口」

まさにこういう事なんでしょうね。


ここは、地元密着で、通えば通うほど

良さが分かるお店です。


毎回カスタムのお客さんもいるし、

夜のオーダーの半分はカスタムだという。。。

「トマト系で何かパスタ作って」

「今日は塩系がいいな」


そして、冒頭で紹介した話し・・・

期間限定メニューを食べに来たら、

もう期間が過ぎていた!

そういう注文にも、


「材料があれば提供できますよ」


さらっと言います。(笑)

そういうお客さんも多いという。。。


ランチのメニューを食べたいけど、お店には夜しか来れない、

そんなお客さんに

夜にランチメニュー出すこともあったりして。


こういう体験したお客さんが、

「メニューにないもの食べた!」と人に話して、

ここのカスタムが、

口コミで広がっていってるんだと思います。(-^□^-)



お客さんがいろいろ頼むっていうのは、

giornoの二人が積極的に

お客さんとコミュニケーションとるからなんですよね。

双方向だから、お客さんも言いやすいんです。


「こんな野菜入れたんですけど、どうですか??」


と、提案したり、

お客さんの会話から好みを判断して、

塩味、スープ感あるもの、など味を提案したりしている。

「なんで好み分かったの??」

驚かれる事がしばしばです。(-^□^-)


そして・・・


究極のカスタムと言えるのが・・・


このパスタです。。。


川越style
メニューにはない、スープに入れるこのパスタは、

「変わったものが食べたい」という

お客さんのために用意しているパスタ。


普段からメニューに出してたら「面白くない」。

「変わったものを食べたい」と言われた時に、

変わったものを出せるように、

そのためだけに用意してるパスタ。(*^o^*)


giornoは、ここまでカスタムなんです。



そして、いよいよカスタムピッツァ頼みますよ~♪

今回は、完全にお任せで頼みました。

どんなものが出てくるんだろう。。。

ワクワクしながら待ちます。!


と、待っていてもいいのですが、

そのお任せピッツァが、どのように作られるのかまで

伝えたいと思います。(*^o^*)


giornoのピッツァは手ごね生地。

お任せピッツァが焼き上がるまでを。。。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




川越style




川越style




川越style




川越style
まずチーズが乗ったようです。!




川越style

次に、タマネギとベーコンが乗りました。!




川越style




川越style

オーブンに入りましたよ。♪




川越style
あっという間に焼き上がりました。


うん??


これで終わり・・・かと思いきや・・・



川越style
なんとサラダ乗せです。!




川越style



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



という

お任せピッツァ出来上がりました。♪

メニューには載っていない、オリジナルのピッツァ。



川越style




川越style
味噌ベースのドレッシングです。!




川越style
サラダ乗せピッツァ、めちゃくちゃ美味しかった(-^□^-)

サクサクとモチモチ、

あっさりしていて食べやすい。♪

手ごねらしい、モチモチの生地もいいですね。


こういう感じで、気軽にカスタムを頼めるお店で、

こういう事がgiornoの本当の楽しみ方かも。


お店の裏メニューって聞くと、

よっぽどの常連じゃないと出してくれないんじゃ・・・?と

思うのが一般的なイメージですよね。


でもここは、初めて行っても

気軽にどしどしカスタムOKです。(*^o^*)

二人と話しながら、その時だけの

自分だけのものを作ってもらう、

そのワクワクの体験を楽しんでください。


お店とお客さんが一体の、イタリアン食堂でした。。。♪

giornoは、

いろんなイベントに出店するの積極的なので、

イベント出店情報お知らせします。!


10月~11月はイベント目白押しで、

10月19日、20日の川越まつりは両日店頭にて

限定メニュー販売、

26日、27日の川越産業博覧会出店、

11月の蔵街ばる参加、

川越マラソンの会場にも出店します。!


楽しい雰囲気でお待ちしていますよ~♪



「torattoria giorno(トラットリア ジョルノ)」

川越市元町1-8-2

平日ランチ/11:00~14:30(14:00)OL
平日ディナー/17:00~22:00(21:30)OL

土曜日ランチ/11:30~15:00(14:30)OL
金・土曜日ディナー/17:00~23:30(23:00)OL

禁煙


川越style




川越style




川越style



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「コポリ」がこの9月で、1周年を迎えました♪


1周年記念で行われた金・土・日のイベントには、

たくさんの方が訪れていましたね~。


18時からのスタートから、どしどし人がお祝いに訪れ、

最後まで人が途切れない。

店内に収まりきれないと、外で楽しむ人でごった返してました。(*^o^*)


小さなお店だけど、

みんながここを「自分の居場所」と思っていて、

改めて、多くの人に愛されているお店だなと思いました。


川越style


コポリ、1周年おめでとうございます!!

1周年記念イベントを伝えつつ、

コポリの激動の一年を、ちょっぴり振り返ってみたいと思います。♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



場所は

マルヒロ裏の八幡神社がある通りから、

ミドリヤの所を曲がります。

洋服、雑貨の「ソコノワ 」さんの隣。

隣というか庭?

(コポリの住所は川越市南通町16-5ヨシダビル1F庭)

本当に『庭』なんです。(-^□^-)


コポリに行くと、

「え!こんなに美味しくてボリュームもあって、

それがこんなに安くていいの??」


といつも驚かされます。(笑)

こういう個人の個性的なお店が

川越に増えているのは嬉しいなあ。


クレアモールっていうメインストリートだけじゃなく、

そこから伸びる細道に、

おもしろいお店が増えていってるのが

今の川越の新しい魅力ですね♪


街の幹(クレアモール)から

枝葉(細道)が伸びて、

実(お店)をつけていく生長はワクワクします。(*^o^*)

美味しい実が豊作。


「裏川越」っていう言葉が定着してきた?くらい、

裏道に素敵なお店が多いのが、今の川越。


裏川越の一つとして、人気なのがコポリです。♪


夜の顔だとお店の建物が分からないので、

昼間の顔を。。。(*^o^*)




川越style




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お店はカウンターのみの小さなお店。

一人でも気兼ねなく入れるお店です。!

もちろん女性一人も全然大丈夫。(-^□^-)

実際、そういうお客さん結構いますよ~。


コポリの染谷さんは、

川越生まれ川越育ち。


表参道などのイタリアンレストランで修行してきて、

去年9月、27歳でこのお店をオープンした方なんです。


修行時代から

いつかは自分のお店をと思っていて、

トータルで勝負したいと、

料理だけでなくホールにバリスタにソムリエに

いろんな経験積んできたんです。(-^□^-)


染谷さんの想いは、

料理は本格的だけど

気軽に立ち寄って欲しいという事なんですね。


本人の言葉で言うと

コンビニ的にフラっと立ち寄れるお店。


だから店名のcopoliに

デイリースタンドって言葉を

付けているんですよ。


レストランでもカフェでも

バールでもバルでも、

ここはその人なりの使い方をして欲しい、

そんな気持ちだそうです。



コポリ1周年イベントは、

この前の金・土・日の3日間行われました。♪


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イベントは食事と飲み物で¥2000.。

飲み物は、ビール、赤白ワイン、コーン茶、オレンジジュース。

お1人様4杯くらいめどに。

「くらい」めどに。。。

これを3日間もやってしまう。

と、とんでもないサービスですね。!


この辺の所が、コポリだなあと思います。(*^.^*)



食事も凄く美味しかったです。


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ひっきりなしにお客さんが、お祝いに訪れています。

愛されているなあ。

一年でここまでの広がりって、なかなかないですよね。


・・・と、ここで。


ワインの酔いに身を任せつつ、

コポリのこの一年を、

僕なりにちょこっと振り返ってみたいと思います。。。


それではどうぞ。。。♪


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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



2012年9月。


川越に新しいお店ができたというので、

初めてコポリに行ってみたんです。

脇道の先にある、隠れ家的な感じにワクワクした。


あの時は、店内に木を香りが漂っていて、

ピカピカのオープンしたてという雰囲気だった。


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小さなお店だけど、染谷さんとの距離感がいいなと思ったんです。

すぐ目の前で調理している姿を見られる。

その姿が、頑固な職人のようで、繊細で柔らかい感じもあって、

彼のお皿に向かう姿が、

見ていて楽しいと思ったんです。

第一印象から、いいお店だなって思いました。




2012年11月。


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行くと結構ボーダーを着ている事が多くて、

その事を話しのネタにしてたりしましたね。(*^o^*)


「コポリ」といえば

ご存知の方多いと思うけど、

魔女の宅急便のトンボ♪

トンボの本名がコポリという名前なんです。


あのコポリが、店名の由来にもなったという・・・

それでボーダーがユニフォーム??なんてね。(*^▽^*)

でもやっぱり似てる。(笑)




2012年12月。


「ソコノワ」さん主催で、月に2回、

ソコノワマルシェというのが開かれているんです。


コポリの前で、

「tack farm」の無農薬野菜の販売が行われるんですね。

(これは今でも月2回開かれています♪)
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ニンジンを買って・・・

これをそのままコポリに持ち込みました。!


「染谷さん、これで何か作ってくれませんか??」


そんな無茶ぶりにも

快く受けてくれて。(-^□^-)


・・・正確に言うと、

このマルシェで買った野菜をコポリに持ち込んで、

料理作ってもらうという事もやっているんです。♪

これも今でもやっています。



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ワクワクしながら待っていると・・・



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ニンジンスープの出来上がり!

自分で買ったニンジンが、

目の前でスープになっていく、

その様子を見守るって、ワクワクしますよ。




昼コポリだけだったけど、ちょうどこの時期に、

初めて夜コポリにも行ったのでした。♪


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メニューは、2012年12月のものだけど、

良心的な価格だと思いませんか??(*^o^*)

手造りチョコテリーヌが、

ワインにめちゃくちゃ合いました。。。




2013年3月には、

ラジオぽてとの「ラジぽてバル」にも協力してもらい、


・イタリア田舎料理とワイン「Daily Stand copoli(デイリスタンドコポリ)」

自家製豚肉パテとお任せワイン1杯

セット価格¥898


というセットを用意してもらったり。




2013年4月には、

ランチに新たにカレーを始めたというので、

それを紹介させてもらいました。

コポリのカレーは、かなりレベル高いです。


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2013年5月26日。

「第2回川越パンマルシェ」ではコポリも出店し、

パンと共に楽しんでもらいたいと、

カレーなどを出品していましたね。♪


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川越ベーカリー楽楽さんと。!




そして、2013年9月。

コポリ1周年。

振り返ってみると、だいぶコポリの事書いてるなあと思い、

やっぱり僕も、「ここは自分の居場所」と思ってるんですよね。(*^o^*)


場としても魅力だし、

なにより染谷さんのキャラクターですね。

みんなに可愛がられて、聞き役になって、頼りにされて。


この場、この店、染谷さん。

全部の化学反応で、素敵な空間が創られていると思います。

このお店は、川越でオンリーワンですね。



これからも、それぞれにとって自分だけの居場所として、

お店続けていってくださいね。!


コポリ染谷さん、

改めて1周年おめでとうございます。!!



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