「川越style」

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2016年年末。静かな時を湛えていた川越織物市場。

長い時間同じ佇まいで在り続けた建物が、いよいよ生まれ変わる。

2017年度から始まった改修工事。

やがてここに、アーティストたちがアトリエを構え腕を競い合い、クラフト作品の競演が見られるようになっていく、はず。

川越織物市場がまた、食や音楽や灯りで彩られる日がきっと来る。

その時まで、活動の灯りは絶やさずに灯し続けていく。

REMIXという手法を用いて、新しい取り組みに挑んだアートクラフト手づくり市in織物市場でした。

 

川越の魅力的なスポットを活かし、食や音楽や灯りといったものと組み合わせ、再編集し、夜の新しい川越の姿を提示する試みが、2017年11月2日~5日に開催された「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」。
https://kawagoe-lightup.info/


交通規制:大正浪漫夢通りから川越日高線まで、立門前通り(蓮馨寺まで):2017年11月4日〜11月05日 13:00〜20:00

主催:食と音と灯りの融合実行委員会
川越市・川越商工会議所・公益社団法人 小江戸川越観光協会・株式会社まちづくり川越・NPO法人川越蔵の会・川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会・川越一番街商業協同組合・AMF(アマチュア・ミュージック・フェスティバル)実行委員会・大正浪漫夢通り商店街振興組合・立門前商栄会・連雀町繁栄会・川越中央商店振興会・アルテクルブ
『「食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX」は、2017年11月4日(土)〜11月05日(日)をメインとして、川越の大正浪漫夢通り、立門前通り、蓮馨寺、熊野神社の周辺を中心に、小江戸川越ライトアップ・KAWAGOE LIVE・川越蔵まちバル7を同時開催します。蔵まちバル7のみ2017年11月2日(火)より開催です。』

(「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」2017年11月2日~5日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12327141306.html
「食」と「音」と「灯り」をキーワードに川越の夜のまちの魅力を演出するイベントとして毎年11月に開催されて恒例行事となっている「Kawagoe REMIX」。

そして今年のREMIXは新機軸を打ち出し内容も充実。昨年とはまた違う切り口で川越の色んな魅力をREMIXし、今年ならではの新しい形となっていました。

そう、REMIXは同じことをやるよりもREMIXし続けることに意味があるのかもしれない。

「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)2017」

■小江戸川越ライトアップ

会期:2017年11月4日(土)〜11月05日(日)
コンセプトは『移ろう灯り』
夜の川越の賑わいを「移ろう」灯りで演出します。
時の鐘 ライトアップ 埼玉りそな銀行 ライトアップ 川越商工会議所 ライトアップ 大正浪漫夢通り 移ろう灯り 立門前通り 移ろう灯り 熊野神社 移ろう灯り

■KAWAGOE LIVE(カワゴエライブ)

地元川越に縁(ゆかり)のあるアーティストたちが、川越の街を舞台にライブパフォーマンスを繰り広げます。
会期:2017年11月4日(土)〜11月05日(日) 14:00〜19:00
場所:蓮馨寺境内 / 大栄パーク(大正浪漫夢通り)

■川越蔵まちバル7
食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX(カワゴエリミックス)期間中をメインとして、便利なチケットにて期間限定メニューを堪能することができます。

 

このイベントに合わせて、今年ならではの試みとして同時開催されたのが、2017年11月4日、5日の「アートクラフト手づくり市 in 織物市場 @連雀町」。

熊野神社と連雀町繁栄会通りにて二日間にわたって開催されました。

 

 

14:00~19:00、5日の熊野神社は13:00~19:00

『こだわりのあるアーティストの作品と美味しい食べ物、連雀町のオープンカフェで秋の一日を過ごしていませんか?』

主催:食と音と灯りの融合実行委員会/アートクラフト手づくり市運営:アルテクルブ

平成29年度 旧川越織物市場周辺エリア商店街にぎわい創出事業

 

「アートクラフト手づくり市」と言えば、毎年11月に開催されていることはお馴染みですが、毎回会場としていたのが川越織物市場でした。現在、川越織物市場は川越市所有で改修工事のため立入り禁止となっておりイベント使用は不可。今年のアートクラフト手づくり市の開催は中止も取りざたされましたが、「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX」とコラボすることで開催の糸が繋がりました。

会場は川越織物市場ではありませんが、織物市場から歩いてすぐのところにある「熊野神社」と「連雀町繁栄会」の協力により場所が確保。

急きょのコラボで、普段とは別会場という窮余の策だったかもしれませんが、実は、これはこれで川越的に新しく、熊野神社も連雀町繁栄会通りのどちらもイベント会場になることがほとんどないため、今までにない川越が見れるイベントになっていました。

Kawagoe REMIXらしく、見事に川越をREMIXして新しい価値を提示した、と言えるかもしれません。

会場が変わっても、川越織物市場を知ってもらうこと、織物市場の活用を提案することを主眼にした活動からの催しは、やはり、タイトルに「織物市場」を入れることにこだわった。

「アートクラフト手づくり市 in 織物市場 @連雀町」

アートクラフト手づくり市in織物市場は連雀町でやります、という宣言。ここに主催側の想いが籠められていました。

というか、織物市場の名称をタイトルに入れないとアートクラフト手づくり市にならなかった。

 

本川越駅から歩いて5分ほど、県道日高線を越えて、熊野神社がある連雀町繁栄会通りへ。(勘違いされますがここは大正浪漫夢通りではありません)

11月4日、5日は連雀町繁栄会通り、大正浪漫夢通り、立門前通りが歩行者天国となり、広々とした通りをゆったりと通行者が行き交う。

既に通りには出店者のテントが立ち並び、手づくり市の雰囲気が作られていました。

連雀町繁栄会通りにはクラフトの出店、熊野神社境内はフードの出店と区分けされ、二つのエリアを楽しめる作りとなっていた。そう、クラフトとフードを楽しめるという内容は、アートクラフト手づくりと同じものが形作られていた。場所が変わっても、やはり、アートクラフト手づくり市の優しい雰囲気は確かに出ている。

織物市場のすぐ近くで、織物市場のアートクラフト手づくり市の雰囲気が作られるなんて。

熊野神社という場所があったからこそ、もっと言えば、熊野神社境内を使うことができたからこそ、イレギュラーな形でも開催を決めたという経緯もあった。この場所が使えなかったら、今年のアートクラフト手づくり市は見送られていたでしょう。

古い建物である織物市場の雰囲気がアートクラフト手づくり市全体の雰囲気を作っていましたが、熊野神社境内という場所も手づくり市の雰囲気にぴったり。

会場の広さの違いこそあれど、会場に流れる空気感は織物市場と変わらないようでした。

連雀町繁栄会通りに出店していたのはクラフトの作家さん。やはり、人通りのある場所に、クラフト作品を。

織物市場をどう活用していくのかという問題意識から始まったアートクラフト手づくり市は、それもクラフト作品であった「織物」を扱っていた取引所でした。

川越織物市場の新しい時代の使い方として、新しい時代のクラフト作家さんたちの作品を提示することが、織物市場の提案に繋がるはずでした。

クラフト出店(4日、5日合わせて)、

・cometman
・KY
・TSUI
・UYUTO
・羊毛フェルトKemo
・Y.SERI
・and A.
・中村桜
・森田一世
・野々山養蜂園
・サニーサイドテラス
・woodworks季の木さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(TSUIさん)

 

(and A.さんと4日に出店していた野々山養蜂園さん)

 


(サニーサイドテラスさん)


クラフト作品を見て回ったら、熊野神社境内へ。フードブースがずらりと並んでいます。

境内にはテーブル・椅子も配され、食事と共にゆったりと寛ぐことができました。やはり、神社ならではの雰囲気に惹き込まれる、織物市場に通じる雰囲気に身を浸す参加者。

 

 

 

 

 


・やき菓子野里
・パティスリールアンジュ
・紅茶の時間
・食堂カフェ・ラパン
・備前屋
・RAG CAFE
・COUCOU
・トシノコーヒー
・白神天然酵母パン・WACCI
・パン工房BareBread

(パン工房BareBreadさん)


(RAG CAFEさん)

 

(パティスリールアンジュさん)

 

(トシノコーヒーさん)

 

(WACCIさん・・・ではなく、たまたまお店番をしていた実行委員長の草野さん)

 

また、熊野神社境内では13:00~、「ゴスペルクワイヤ スピリッツ オブ ソウル」さんによる演奏が行われました。音楽というのもアートクラフト手づくり市を成す大事な要素。

 

1ステージ:13:00~
2ステージ:14:30~
「Spirit of Soul ~We love GOSPEL!!~」
https://ameblo.jp/gospelsos55/
 

数多くのイベントが開催される川越の中でも、市民に人気にあるものとして、川越Farmer's Marketと並んで評されるアートクラフト手づくり市。

「アートクラフト手づくり市」と言えば、「手づくり食市+めきき市」と合わせて、これまで川越織物市場で開催され続けてきました。

蓮馨寺から川越街道まで真っ直ぐ伸びる通り、立門前通りにある「旧川越織物市場」。

独特な雰囲気の中で錚々たる人気店が集結するイベントは、他のイベントとは比べようがない独自のポジションを確立していました。いや、イベントという言葉を使うと語弊が出てしまうかもしれません。アートクラフト手づくり市は、使われなくなった建物の「こんな使い方ができるのでは?」と活用提案をするというのが第一にコンセプトとしてあり、それはずっと変わらない。単に賑やかなイベントを開催しているのとは違うということです。

(「手づくり食市+めきき市in織物市場2016」2016年4月17日川越織物市場

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12151799067.html

そして、2017年度から工事に入った川越織物市場の建物。

これまでのこうした活用提案イベントの継続が功を奏し、織物市場はゆくゆくはアーティストたちのアトリエが集積する場になっていくことが決まりました。

近年は、落ち着いた立門前通りに突如出現する知られざる魅力スポット、という受け止め方をされることが多い織物市場でしたが、新しい施設として生まれ変わってオープンした時の川越的衝撃は想像を絶するものになる。

 

(本格的工事が始まった川越織物市場)

2017年度に入り、川越織物市場へ立ち入りができなくなると、しかし、アートクラフト手づくり市、手づくり食市の提案は続けていこうと、2017年4月には蓮馨寺に場所を移して「手づくり食市+めきき市2017in織物市場」が開催されました。

「手づくり食市+めきき市2017in織物市場」2017年4月16日 蓮馨寺に場所を移しての開催
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12267297427.html

蓮馨寺という場所が選ばれたのは、川越織物市場から近いということも大きな要因。織物市場は使えなくても、織物市場の近くで活用提案を続けていく。

それは2017年11月の今回も同じ考えでの、熊野神社・連雀町繁栄会通りでした。

 

これからの川越織物市場はどうあるべきなのか、活発な議論な既に始まっています。

若手アーティスト・クリエイターのインキュベーション施設として活用が予定されている川越織物市場、インキュベーション施設のこれからを考える連続トークセッションの第1回が、2017年10月8日(日)三番町ギャラリーにて開催されました。


Ⅰ『旧川越織物市場の現状』
講師:川越市都市景観課 担当者
Ⅱ『レジデンス経験者は今』
講師:康 舜香(かん すにゃん)さん
アーティスト ジュエリー作家
http://www.soonhyang.com/index.html
台東デザイナーズビレッジ卒業生
2002 東京藝術大学美術学部工芸科入学
2006.3 サロンドプランタン賞 受賞 
東京藝術大学美術学部工芸科卒業
2006.4 東京藝術大学大学院入学
2007.9 ドイツ
Burg Giebichenstein Hochschule fur Kunst 
und Design Halle ジュエリーコースに留学
2009.3 東京藝術大学大学院美術研究科鍛金研究室 修了

 

 

 

 

 

(文化創造インキュベーション施設として生まれ変わる川越織物市場)
市の担当者からは、川越織物市場の現状とこれからの話し、若手アーティストを育てるインキュベーション施設としての概要が示されました。
「文化創造インキュベーション施設」とは、アーティスト・クリエイターが創業支援を受けながら一定期間(最長3年程度)制作活動を行うための施設です。
運用ルールなどはまだ白紙でこれから詰めていく段階。
予定としては二年後の平成31年秋に入居者募集、平成32年春に入居スタートというスケジュール。作家さんには織物市場に3年ほどアトリエを構えてもらい、その後は市内の空き店舗を借りて引き続きアトリエを構えてもらえたら理想的で、まさに織物市場が作家を育てるインキュベーション(ふ化)施設になる。
では、作家目線ではどう思うのか、台東デザイナーズビレッジ卒業生の康さんの話しに一同惹き込まれました。作家としてどういう場なら作家活動がしやすいのか、広さ、音の問題、他の作家との交流、話しが具体的で真に迫り、市の担当者も真剣な表情で聴いていました。
市民が参加し考える川越織物市場の運動はもう始まっている。こうした一つ一つの回の積み重ねが、川越織物市場の運営の確固とした土台になっていくものと思います。
次回、連続トークセッション第2回は、11月26日(日)14:00~16:00川越市立美術館アートホールです。
テーマ『アーツ&クラフトで飯を食う』
講師:坂井直樹さん/金沢卯辰山工芸工房専門員
 

織物市場の持つ潜在力は一体どこまであるだろう。

川越駅・本川越駅周辺の商業ゾーンに、一番街周辺の歴史ゾーン、その間を繋ぐゾーンとして昭和の街や大正浪漫夢通りがあり、文化を感じさせる個人店が軒を連ねていることは知られています。川越織物市場が再オープンすれば、まさに文化の発信拠点になることは間違いなく、一帯が文化ゾーンとなることで、商業・文化・歴史ゾーンが縦に繋がることになります。

その時の川越はどんなに魅力的でしょう。

ゾーンを繋ぐ点として、織物市場と他のスポットを繋ぐ役割としてHILL PINE'S ESPRESSOのような新しいお店が中継地の役割を果たしていきそう。

 

一つの歴史的資産を保存し、活用していくことは本当に大変なこと。

織物市場一つを遺そうとするだけでこれだけの多大なエネルギーが注がれていて、そしてこの間にも、川越の歴史的建物の取り壊して各地で進んでいるのです。
菓子屋横丁から赤間川を渡り、石原町にある「古民家 恵比寿屋」さんの向かい、かつて旅館だった「しもくや」さんの建物が取り壊されることになりました。更地になり、コインパーキングになる予定。
恵比寿屋さん内に居酒屋スペースを作る工事をしていた会社としもくやさんを解体する会社が偶然にも知り合いだったため、恵比寿屋の溝井さんの橋渡しで一緒にしもくやさん解体前に特別に立ち入りさせて頂き、撮影させて頂きました。蔵と現代美術展の撮影に恵比寿屋に行ったら

(「第5回 蔵と現代美術展ー響き合う空間ー」2017年11月3日(金)~23日(木)https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12219553772.html)、

ちょうどこれから目の前で解体が始まるというタイミングで、なんとも不思議というか、引き寄せられたかもしれません。
通り沿いの建物外観からは窺い知れないほど館内は奥に広く、様々な広さ・様式の部屋が用意されています。


色んな話しをこれまでしていましたが、この建物はこういう使い方ができるんじゃ・・・などとはもう言いません。
記録として永遠にここに残しておきます。
以下の写真が、恵比寿屋内に新しく作られた居酒屋スペース。
しもくやさんから引き継いだ照明や引き戸、盆などを恵比寿屋で使うことになり、しもくやのDNAはここに受け継がれることになりました。


 

取り壊すのは簡単、遺し、活用するのは途方もない労力が必要になる。

同様の価値ある建物が市内には点在し、そして二つの道が目の前にある。

簡単な道を選んでしまうのか、大変でももう一つの道を選ぶのか。

市民も真面目にまちづくりを考えなくてはならないと思います。

そういう意味で、川越織物市場を遺そう、活用しようとしてきた会の活動が、とんでもなく価値あるものだということが伝わるでしょう。

川越織物市場も取り壊し、マンション建設が決定していたのです。

そこから署名活動を始め、保存運動に突き進んでいった。活動が実って市所有で建物が残ることになり、どう活かしていくのかという提案を、「アートクラフト手づくり市」、「手づくり食市+めきき市」を通して行ってきたこれまで。

こうした街の流れの中に、二つの提案イベントは位置しています。

 

日が暮れて、大正浪漫夢通りをメインにライトアップされる。

「食と音と灯りの融合Kawagoe REMIX」の目玉である、小江戸川越ライトアップが始まりました。

幻想的な光に浮かび上がる大正浪漫夢通り、そして。

ライトアップは、熊野神社境内でも行われていて、参道がほのかに照らされていました。

アートクラフト手づくり市はこれもかつてない試みでしたが、歩行者天国の時間に合わせて今回は19時まで開催されていて、ライトアップの中で出店を続けていた。

夜のアートクラフト手づくり市というのもなんともいいもの。

熊野神社境内のフードブース、連雀町繁栄会通りのクラフトブース共に19時まで出店していました。

 

 

 

今までにない形でしたが、アートクラフト手づくり市の灯りを保った今回。

織物市場が再オープンするまでの間は、こうしてその時の状況で場所や内容を変えながら開催が続いていくと思います。

川越のクラフト文化の拠点になっていくであろう、川越織物市場。

灯りを消さないことが、やがて織物市場の活用・活性化に繋がっていくはずです。

また、来年の開催をお楽しみに。

 

ちなみに、アートクラフト手づくり市に出店していた何店かは、2018年1月21日のウェスタ川越のファーマーズマーケットに出店します。もともと、アートクラフト手づくり市と川越Farmer's Marketは親和性が高いですが、ウェスタ川越でも手作り作品の温もりを、手作りの食べ物の安心を、ファーマーズらしい提案をします。ウェスタ川越に集結するというのも普段見られない光景になりそう。

・and A.
・中村桜
・森田一世
・野々山養蜂園
・サニーサイドテラス
・やき菓子野里
・パティスリールアンジュ

・RAG CAFE
・トシノコーヒー
・白神天然酵母パン・WACCI
・パン工房BareBread

例えば中村桜さんのワークショップは、

・「初めての陶芸体験〜粘土の小さなお家 or おやつのお皿をつくろう♪」¥800~(ナカムラ サクラ Clay Work Studio)

 

今から、3年後・・・

川越織物市場はどう生まれ変わっているでしょう。

その時。織物市場がある立門前通りはどんな姿になっているのか。

これからのまちづくりが期待されます。

 

 

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2017年の桜は例年になく長い期間楽しめるものでした。

4月中旬になっても、散るのを踏ん張るようにまだ辛うじて桜の花が残り、街に彩りを与えていた。川越の桜名所の一つ、蓮馨寺の桜も散り際の美学とばかりに美しさを湛えていました。

時折、境内に風が吹き抜ける、空を舞う桜吹雪に来場者はしばしイベントを忘れてうっとりと見上げていたのでした。

蓮馨寺の桜を見、通りで結ばれた川越織物市場を想う。

丁寧なものを、という共通点で一致していた出店者の食べ物や雑貨には、織物市場がまた賑やかに、丁寧なものを発信する場に生まれ変わるように、みなの願いが籠められているようだった。

 

 

川越織物市場という場が、新たな進路をとることになったのは、まさに草の根の市民の力が大きかった。その中でもこのイベントがこれまで提案してきたことが大きく寄与していて、言ってみれば、主催者・出店者・来場者みなの力で街の方向を変えたと言えました。

2017年4月16日(日)に蓮馨寺で開催されたのが、

「手づくり食市+めきき市2017in織物市場」。

10:00~16:00 主催:アルテクルブ

蓮馨寺を会場としながら、タイトルに「in織物市場」と入っているのは、

このイベントのこれまでの経緯、毎回来場するこのイベントのファンならすぐにピンとくるでしょうが、「手づくり食市+めきき市in織物市場」というのは、今まで毎年4月に川越織物市場で開催されてきたものです。

そして毎年11月には「アートクラフト手づくり市in織物市場」が開催されていました。

 

「手づくり食市+めきき市in織物市場2016」2016年4月17日川越織物市場http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12151799067.html
 

境内に出店しているのは、川越を中心に各地から集まったセレクトショップや飲食店。

 

毎年11月に織物市場で開催されていた「アートクラフト手づくり市」は、作家さんの出店が多かったですが、4月の「手づくり食市+めきき市」の特徴として、川越でお店を構えるセレクトショップが多く出店していました。「めきき市」という名前の所以はそこ。

川越などのセレクトショップが一堂に会し、セレクトショップの目利きで選び抜かれた物が各ブースに並んだ様子は、圧巻の一言。

これだけの人気店がよくここまで集まった・・・と思うのと同時に、川越にはこれだけの個人セレクトショップがあることに改めて驚きます。

暮らしを豊かに、と提案するセレクトショップたちの出店は、そのまま織物市場のこれからに通じるもので、織物市場に工房を構える作家たちに、暮らしを豊かにするものを制作して欲しいという意図も籠められていました。

雑貨部門の中でも注目は、まさかまさかのソコノワさんの出店でしょう。

これまでは、アートクラフト手づくり市や手づくり食市+めきき市の運営に携わってきたソコノワさんですが、今回は出店者としてブースを構えていました。ソコノワさんの目利きで選ばれた物、が境内にあるだけで、会場の雰囲気が上質になるよう。。。

 

 

(「ソコノワ3周年イベント 輪市」

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11957078008.html

 

それに、イベント出店は珍しいアトレのCircusさんも話題を呼んでいました。

(「Circus」ちょっといいモノが変える生活

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12128591997.html

 

一番街のサニーサイドテラスさんは、お馴染みの出店。3月25日の「小江戸川越 江戸の日」が盛り上がりに盛り上がったことは記憶に新しい。うん?一緒にいるのは・・・同じ道沿いにお店があるMimiDINERさんですね。

 

 

(「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html

 

めききと言えば、忘れてはならない、はるりKINUMOさんの存在。

 


(「はるりKINUMO」川越で一番の細道に好かれたお店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11428298010.html


 

(「Hamano-ya」ギャラリーと手しごといろいろ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12054035319.html )

 

 

(「tenori」の優しいものたち♪

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11530927908.html )

 

 

 

(「KONOHA」はながすきすぎる

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12116166208.html )

 

 

4月の「手づくり食市+めきき市in織物市場」と11月の「アートクラフト手作り市」、このプロジェクトのねらい。

主催の「アルテクルブ」は、旧川越織物市場の持つ空間特性に着目し、アート系インキュベーション施設の提案と活用実験のため、2008年よりインスタレーションの展示や手漉き和紙・鍛金・土絵ワークショップ等を開催し、また、2012年より5回にわたり「アートクラフト手づくり市in織物市場」を開催してきました。

この5回は、延べ201店の出店者と、10,300人あまりの来場者がありました。このことから、旧川越織物委tビアが、川越市における文化芸術の拠点として整備・活用されれば、北部商店街と各駅を結ぶ観光ルートの回遊性にも寄与できると考えられています。

このようなアートイベントの開催を通じ、若者たちが集い、賑わいのある界隈としての将来像を描く試みとして提案しています。

過去5年間は、広場空間活用の実験的な試みとして、旧川越織物市場を休憩所としオープンカフェ空間を創出し、交流の場としてきましたが、旧川越織物市場が修復工事となるため、今年度は蓮馨寺境内において、セレクトショップとフード店の出店により、市民の交流の場とし、芸術文化に関心を持つ人たち向けて、旧川越織物市場及びその周辺地域・商店街の存在を周知したいと考えていました。

(修復工事が始まる旧川越織物市場)

という、単に雑貨と食の賑わいあるイベントを行うことが主ではなく、「織物市場」という場を活かそうという提案が主としてあるものでした。

織物市場の工事が始まろうとしている今、開催自体をどうするのかという問題に直面していましたが、織物市場は使えなくても織物市場がある立門前通りの賑わい創出にはなるのではないかと判断し、開催の道を選びました。

場所としては、立門前通りで繋がる蓮馨寺を会場として開催。

 


逆に言えば、というか、蓮馨寺から伸びる立門前通り沿いに織物市場があるという言い方の方が正解かも。両者密接な繋がりがあるので、織物市場が使えないなら蓮馨寺しかなかったでしょう。

なお、立門前通りには、旧川越織物市場の他にも、「旧鶴川座(芝居小屋)」が存在し、街路整備を含め重点的に整備・活用の検討を待たれる地区です。

という経緯があったことから、イベントタイトルには、

「「手づくり食市+めきき市in織物市場」とin織物市場が入っていたのです。

川越織物市場という独特な雰囲気の中で開催されるイベントが好きだった人も多いでしょう。確かに、あんなに心地良い空気が溢れている会場というのは川越広しと言えどもなかなかない。

それに、市内外からこだわりを持ったお店が大集結する相乗効果で、たくさんのファンがいるイベントでした。

織物市場の雰囲気は良かったですが、織物市場で開催を続け、活用提案を行ってきたことで修復工事が決まった経緯もあるので、場所が変わるというのは残念というより喜ばしいことであるというのが本当。

会場を蓮馨寺にしたことで・・・
あの織物市場の独特な雰囲気が、会場が蓮馨寺になっても変わらなかったことが凄い。いや、蓮馨寺の落ち着いた雰囲気にも手作り市にはぴったりで、これも新たな提案のようにも見えました。

織物市場というのは、蓮馨寺から真っすぐの通り沿いではありますが、若干分かりにくい場所にあるため、そこを目的地として来る人がほとんど。故に会場には純度の高い一体感があって、それに多くの人が惹き付けられていました。

蓮馨寺は場所柄、観光客の姿も多数見られましたが、今まで織物市場に来ていたような人も数多く訪れていたようで、このイベントがどれだけファンが多いのかということが伝わってくるよう。

 

風がふっと境内を吹き抜けると、また、桜の花びらが宙をひらひらと舞う。時間が一瞬止まったかのように、イベントに夢中になっていた来場者が一斉に見上げ、桜吹雪に見惚れていたのでした。

食や農の出店も、こだわりを持つ個人店が大集結しました。

 

 

 

 

 

(「パティスリー ルアンジュ」小野塚さんの優しいケーキたち

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11583564773.html

 

 

 

(「野々山養蜂園」川越の絶品蜂蜜の現場へ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html


 

 

(「パン工房Bare Bread」石原町の住宅街に新しいパン屋さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12132582445.html )

 

 

 

(「トシノコーヒー川越店」一粒の珈琲豆のポテンシャルを最大限に引き出す

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11962215471.html )

 

 

 

(「やき菓子 野里」自分を大事に。人を大事に。八幡通りにある焼き菓子専門店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11573146131.html )

 

 

 

(「BANON」喫茶とあれこれ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11997590488.html )

 

 

 

(「Terroir(テロワール)-cafe & wine-」川越のオーベルジュのような、休息の場所

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12127461269.html )

 

 

場所が変わっても相変わらずの人気イベント、終始人で賑わっていました。
この日のイベントは、色んな人が川越Farmer’s Marketの雰囲気に似ていると口にしていましたが、同じように優しい雰囲気に包まれていることは、確かに似ていました。
手づくり食市+めきき市 in 織物市場には、2017年7月2日の川越Farmer’s Marketに出店する出店者もいて、またここで、再会できると思います。今度はどんな目利きで、雑貨を料理を、提供してくれるでしょう。

川越織物市場は、これから修復工事に入ります。数年の工事ののち、新しい装いとなって生まれ変わる予定。

修復後の姿としては、織物市場の建物の中を区切り、手作り作家たちにアトリエを構えてもらう案。アルテクルブが提案した形が採用されて実現していきそうです。

織物市場が再オープンしたら、そこは日常の工房であり、観光スポットとしての側面も持つ。また、時にハレの日で賑わう日もあるでしょう。

そう、これまでのアートクラフト手づくり市のようなイベントがきっと開催されていくはず。

こういう使い方いいな、とアートクラフト手づくり市で提案し続けていたことが、ここに工房を構える作家たちを巻き込んで開催されていく。

そのことを考えると、織物市場取り壊しの話しから市民が立ち上がって保存運動を起こし、活用提案を続け、ここまで来た壮大な物語に、ただただ感嘆とするばかりです。。。

 

 

 

新しくなる川越織物市場。

再び人が集うその日まで、しばしのお休みです。

 

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蓮馨寺の山門から真っ直ぐ、今の時期恒例の鯉のぼりがはためく大正浪漫夢通りを越え、

川越街道まで続く立門前通り。

普段は落ち着いた通りですが、春と秋に特に人で賑わうイベントがある。

立門前通りにある旧川越織物市場で開催されている、

春の「手づくり食市」と秋の「アートクラフト手づくり市」。

川越織物市場は、川越の人でも存在がまだまだ知られていないと思いますが、

というか川越の人なら歴史を含めて知っておきたい場所。

2015年11月のアートクラフト手づくり市が終わって半年、

暖かい季節になれば、川越織物市場は次の賑わいを迎える。

2016年4月17日に開催されたのが、「手づくり食市+めきき市in織物市場2016」です。




アートクラフト手づくり市がものづくり作家さんの出店が多いなら、

春のテーマは食。川越でお店を構える飲食店が出張出店。

プラス、物という点では作家個人ではなく、

お店を構えているセレクトショップが出店を連ねていました。

ショップがどういう目利きでものをセレクトしているのかがテーマになって、

それゆえめきき市と名付けられていた。

川越のセレクトショップ、かつて川越でお店を構えていたお店も揃い、

この顔触れが一堂に会するのは実は画期的。

ショップ:
tenori、

KIKONO、

KONOHA、

CO-、

Cotofog、

HAMANO-YA、
バナナブラウン、

Utakata、

プティット・アフリケーヌ、

Greencraft、
サニーサイドテラス、


フード:

川越ベ-カリー楽楽、

加藤牧場、

Miles Away、

Patisserie L'ange
COUCOU、

紅茶の時間、

ア・ポワン、

RAGCAFE、

やき菓子 野里
デイリースタンドコポリ、

ほどほど屋エイト、
Terroir(テロワール)-cafe & wine-、

tobibako、
パン工房Bare Bread、

BOULANGERIE WACCI、

株式会社備前屋、
トシノコーヒー、

ミオカザロ、

pizza‼︎pizza‼︎pizza‼︎、

cafe Banon、

福原ファームクラブ。


一つ一つ意味とストーリーがあるこだわりのものしかなく、美味しいものしかない、

心地よくないわけがない空間。

お店と来場者の交流だけでなく、お店同士の交流が場の雰囲気を作っていて、

お店の人がいろんなブースを回って楽しんでいるのがこのイベントならでは。

川越の飲食店、川越のセレクトショップがこんなに一堂に集まり、

お店同士歩いて行ける距離にありながら、

お互い意識してギスギスした感じにならないのが川越の街特有かも。

「川越ってなんか盛り上がってるよね」とイメージを持たれると思いますが、

その実体がこの場に来るとよく分かると思います。充満する柔らかい空気感に、ついつい長居している。

(Greencraft)




(「KIKONO」カゴと帽子、ときどき雑貨。KIKONOの世界は広がっていく

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12011070379.html




(「田中博之 川越人物ストーリー」株式会社タナカ 田中博之さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12059064984.html




(「二升五合市 小江戸川越江戸の日」一番街商店街2016年3月19日~26日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12147276726.html



(「Hamano-ya」ギャラリーと手しごといろいろ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12054035319.html



(「tenori」の優しいものたち♪

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11530927908.html




(「KONOHA」はながすきすぎる

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12116166208.html





(デイリースタンドコポリ)


(ルアンジュ)







(「ほどほど屋エイト」懐かしい寄り合いのような場 大切に育てられた野菜とともに

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12103180419.html



(RAG CAFE)




(「パン工房Bare Bread」石原町の住宅街に新しいパン屋さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12132582445.html



(福原ファームクラブ 前編 第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12124147126.html




(「トシノコーヒー川越店」一粒の珈琲豆のポテンシャルを最大限に引き出す

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11962215471.html




(「やき菓子 野里」自分を大事に。人を大事に。八幡通りにある焼き菓子専門店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11573146131.html



(川越ベーカリー楽楽)




(「BANON」喫茶とあれこれ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11997590488.html



(「Terroir(テロワール)-cafe & wine-」川越のオーベルジュのような、休息の場所

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12127461269.html





(「tobibako」日々変わる。想像力を楽しむ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11935719225.html



一つ記しておきたいのは、この2016年4月17日というのは、

川越としてとても興味深い試みが意図せず偶然にも行われていました。

この日は小江戸蔵里をメイン会場とした「川越ハンドメイドの雑貨市」二日目も開催されていて、

蔵里と織物市場という歩いて行ける距離圏に、川越の人気イベントが同日開催されていました。

(「川越ハンドメイドの雑貨市」2016年4月16日、17日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12151079128.html

両イベントは申し合わせたわけではなく、

お互い開催日が決まってから同じ日だということに気付いた形ですが、

偶然のバッティングがなんだかこれからの川越の進路を暗示させてもいて、

川越ハンドメイドの雑貨市が今たくさんいる作り手の受け皿になる規模感を出し、

手作り食市+めきき市は厳選したものを提供するという、

二つは別の切り口で補完し合っているようなところがあった。

だからどちらに行っても別の楽しみがあり、

雑貨市のスタンプラリーでは、

川越織物市場近く大正浪漫夢通りのMiZU-AMEさんが会場の一つになっていて、

相乗的な盛り上がりがあった。


川越はそれこそ毎週のようにどこかでイベントが開催されている街です。

個人の発案で次々にイベントが企画され、

しかも川越ならそこそこの集客は見込めるから企画も立てやすく、

新しいイベントがまた生まれるという循環。

しかし、川越の中で近年言われるようになっていたのは、

いろんなイベントがあるけれど点々としていて、把握しづらい、

いっそ同じ日だったら両方行けるのにという声、

集約してより大きな規模を出せばより盛り上がるという声。

川越はそろそろ次の段階を考える時が来たのかも、と誰もが思っていたところに、

偶然にも川越を牽引する二つのイベントが同日に開催された。

もちろん趣旨が合うイベント同士でないと意味がないですが、

今回は織物市場にハンドメイドの雑貨市のフライヤーを置いて紹介していて、

お互いうまく連携して別会場を一緒に盛り上げていくというのは、川越のテーマになっていきそう。


他のどのイベントも単に賑わいを作るだけでなく目的があるように、

アルテクルブが中心となり川越織物市場で開催している

秋のアートクラフト手づくり市も春の手づくり食市も、一つの目的に貫かれています。

それが、この川越織物市場という場所の活用提案。

建物は保存が決まった、しかし、そこに在るというだけでなく街としてどう活用していくのか、

その提案として開催していたのが、春と秋のイベントだったのです。
提案から数年、いや、保存が決まってから14年。

そして・・・ついに。

川越市は旧川越織物市場をかつての姿に修復した後、
若手アーティストやクリエーターの創業を支援する
「文化創造インキュベーション施設」として貸し出す方針を発表しました。
独立を目指すアーティストやクリエーターが一定期間、

制作活動を行うアトリエ、ギャラリー、展示スペースとして使えるよう整備する。

川越織物市場は、今後、来年度か再来年度には工事が始まり、2019年度のオープンを目指しています。

2棟の建物には、11人11の工房を構えることができる。

ここが若き職人たちの拠点、日常の仕事場となり、

お互いに刺激し合って良い作品を生み出す場になっていくでしょう。

かつて日常的に取引が行われていた織物市場に、

一日限りのイベントではなく日常な仕事風景が戻ってくる。

そして時に、ハレの日として

アートクラフト手づくり市や手づくり食市のようなイベントが行われる日があるかもしれない。

日常と非日常、その両面こそ、生活には大事なのだ。

まさかこんな日が来るなんて。。。

2002年に保存が決まって、川越織物市場の会やNPO法人川越蔵の会の活動、

そしてアルテクルブの草野さんが中心となって

アートクラフト手づくり市や手づくり食市を定期的に開催し活用提案してきた賜物です。

手づくり市で、以前「いつか織物市場がこういう使われ方がされたら」と夢を語っていた段階から、

回を重ねるごとに織物市場の再活用の話しが具体的になっていき、

いよいよ話しがまとまったと昨年耳にした時は、こんなことが現実に起こるなんて、と

市民が興したまちづくりの力を思いました。

取壊しマンション建設から一転、クリエーターたちの活動の場へ、

川越の街の人が、自らの力で選び掴み取った未来と言えるのではないでしょうか。

以下年表で見て欲しいのは、マンションを建設する計画が発表されて次の日すぐ、

「旧川越織物市場の保存再生を考える会」が設立されているという行動力。

同時に署名運動も開始しています。そして一ヶ月経たないうちに1万人以上の署名が集まっている。

一ヵ月半後には泊り込み開始。

川越の人の、ここを残すんだという熱が、数字が並んだ年表からでも伝わってくると思います。

一年後に、逆転保存まで漕ぎつけたのだった。


川越織物市場は、明治43年に開場。

織物の問屋、取引所として、月に6回ほどここで定期市が開かれていました。

大正8年に市場としての機能を終了しますが、ここから歴史の荒波に揉まれていきます。

閉場後は長屋と住居として使われます。

今で言う・・・アパートです。11所帯あった。

平成になるまでここに人が住んでいたことがそうで、全部の部屋が埋まっていた。


織物市場が盛んだった地域、例えば桐生や秩父、八王子、足利でも、

同じような織物市場が建てられましたが、

川越織物市場は長い年月の風雪に耐え、住居として使われていたにもかかわらず、

窓も木戸も明治に建てられた当時のままで、

完全なそのままの形で残っているのは全国でも川越だけです。

取り壊しの話が出ても人が住んでいるからできず、

この形のまま残った側面があります。

その後、時を経て、今から13年前に突如急展開が訪れます。


2001.11.02 旧織物市場を解体し、マンションを建設する計画が発表される


2001.11.03 「旧川越織物市場の保存再生を考える会」が設立


2001.11.10 署名運動を開始したことが新聞各紙で報道


2001.11.29 保存を求める陳情署名13449名分を川越市に提出

(最終署名者数は20314名となり、翌年一月末に川越市に提出)


2001.12.08 マンション業者と地域住民の初会合

マンション業者側に織物市場の文化財としての価値を説明


2001.12.14 織物市場「敷地」について、川越市が地権者との間で

売買予約契約を締結し、仮登記


2001.12.17-18 川越市の委託を受けた協同組合伝統技法研究会による

建物現地調査(→旧織物市場の文化財的価値が確認される)


2001.12.19 さいたま地裁川越支部、市場棟解体禁止で仮処分

監視のための泊り込みを開始(翌年6月まで)


2002.03.23 講演会「川越織物市場 文化遺産とまちづくり」を開催


2002.04.24 織物市場の本来の所有者(川越織物工業小組合)によって、

処分禁止仮処分がなされ、建物の取壊しが法的に不可能に。


2002.04.28 川越市制施行80周年記念事業の「小江戸DEモード」において

「小江戸ベストマッチ団体賞」を受賞


2002.08.22 川越市と、川越織物市場の場所にマンション建築予定業者との間に

事実上の合意が成立。川越市土地開発公社は、8月22日、理事会を開催し、

土地を買収する議案を可決。


2002.11.14 川越市・川越市土地開発公社が旧川越市織物市場のマンション建設予定業者との間で、

川越市土地開発公社が敷地を購入し、建物はすべて川越市が寄付を受ける旨の契約を締結


2002.11.20 旧川越織物市場の建物の所有権に関する訴訟は、

本日、すべて和解により終了


2002年に保存が決まってめでたしめでたしではなく、

本当の闘いはそこがスタートだった。では建物を残して、どう使っていくのか??

次の段階に進んで、さらにエネルギーを注いでいくことになる。

これまで、川越織物市場の会、NPO法人川越蔵の会がいろんな活用を行ってきました。

また、織物産業が共に盛んだった川越と群馬県桐生市が手を組んだイベント、

「川越織物市場 買場紗綾市(かいばさやいち)」が2013年5月に開催されていたり、

川越のイベントでも利用されてきた川越織物市場。

川越style


川越style

群馬県桐生市本町一丁目二丁目と川越の一番街周辺は、

どちらも「伝統的建造物群保存地区」に指定されている共通点もあります。

2013年6月には、「第3回茶あそび彩茶会」の会場の一つとなり、朗読茶席でもてなしていました。

川越style


川越style


川越style

(2013年6月「第3回茶あそび彩茶会」朗読茶席より)


毎年開催されているアースデイ・イン・川越立門前でもここはお馴染みの会場。


「アースデイ・イン・川越立門前2015」10月4日蓮馨寺・熊野神社・旧鶴川座・旧川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11632764077.html


そして、手作り市や食市、

あくまで出店者が主役、とNPOアルテクルブの草野さんは前に出ることを控えますが、

草野さんたちのこれまでの長年の活動があったからこそ、この建物の再活用が決まったのは事実で、

その功績はきちんと評価されるべき。

2016年2月、かわごえ環境ネットの「第14回かわごえ環境フォーラム」で基調講演を行った草野さんは、

まちづくりに対する想いも語っていました。

草野さんは川越出身・在住の建築家。

(株)草野建築設計事務所を営む傍ら、

NPO法人川越蔵の会の活動は約20年、

アートサポートを行うNPOアルテクルブ事務局の活動も約19年になり、

川越のまちづくりに取り組んできた女性の代表のような存在です。


(「第14回かわごえ環境フォーラム」2020年に向けて 川越を知ろう・語ろう・伝えよう

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12131127755.html

この時の話しは普段の仕事の中から、

さらにまちづくり活動の話しへと入っていきました。

川越蔵の会の事業として一番街の歴史的町並み保存、活用提案事業に、

NPOアルテクルブが行ってきたアートイベントの紹介がありました。

2008年に行った「あるってアート」は、海外から5名、国内の作家20名を招聘し、

市内のオープンスペース、公園や小学校、お寺・神社の境内で行ったワークショップでした。

そして、旧川越織物市場のこれまでの経緯の話しへ。

(明治43年開場当時の織物市場の写真と2001年撮影の様子)

取壊しから保存が決まった後、

川越織物市場という場所は街の中でどういう意味を持つのか、

どういうことが地域で可能なのか、ワークショップを開催して探ってきました。

(2003年のワークショップで作った模造紙)



(上の写真は、川越織物市場で開催した手漉き和紙カード作りのワークショップなど)

草野さんは講演の中で、

「街の『困った』はいろいろありますが、

私達の努力と発想で素敵な風景に変えていくことは可能だと思います。

でも、まちづくりにはゴールはありません。

いつの時代も、その時代の解決方法があるし、

時代が変われば以前の方法は次の時代には不適合かもしれません。

その時代、その時代に合わせたまちづくりを考えていかなければならないと思います」

と話しをしていました。


春の食市、秋のアートクラフト手づくり市というイベントは、突然始まったのではなく、

また、単にここが古い建物で趣きがあるからイベントやりたい、ではなく、

そこはどういう意味を持つのか、どういうことができるのか、という

これまでの思考と取り組みの積み重ねの先に生まれたものであることに思いを馳せたい。

目の前にあることは偶然や突然にそこにあるのではなく、

そこになくてはならない、と行動してきた先人がいたからあるという想像力、

今そこにあることの意味を、川越市民は知らなければなりません。

川越style

(2012年11月川越織物市場アートクラフト手づくり市)


川越style

(2013年11月川越織物市場アートクラフト手づくり市)



(2014年11月川越織物市場アートクラフト手づくり市)




(「アートクラフト手づくり市in織物市場2015」11月14日15日旧川越織物市場

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12096482650.html


草野さんは、アートクラフト手づくり市の会場で、いずれこうなって欲しいという姿を語っていた。

「川越織物市場のイベントには二つの想いがあるんですね。
こだわりのある物作りをしている若い作家さんを応援しようというのが一つ。
それからここは文化財に指定されていて、空間の活用の提案をしたいというのが一つ。
アートクラフト手づくり市のような活用の仕方を見てもらえれば、
一般の人にもこの空間の特性が具体的に目に見えるように分かってもらえんじゃないか、
という提案なんです。実験的な試みとして」
織物市場には、3軒全部で11所帯があって、
一つ一つのブースに若い作家さんに入って頂いて、
アーティストinレジデンスとしてやって頂きたい。

川越でやっているチャレンジショップみたいな、チャレンジ工房をここでやっていく提案をしています。
ここに作家さんが住んで、時にハレのイベントが行われるという。
そうすればこの織物市場にまた活気が戻ってくるんじゃないかな」。


草野さんは作家がここに住む、というアーティストinレジデンスを掲げていましたが、

実際の計画では住居機能は持たせず、工房という線に落ち着いた。

今川越市内に「チャレンジショップ」というお店がいくつかありますが、

あれを集合させたような場所になっていくのでしょう。

東京オリンピック前年の2019年度の川越・・・

きっと若い世代の作家たちが、織物市場という唯一無二の建物を良い方向に活かしていくはずです。
もちろん、人任せではなく、自分たちが主体的に考えなければならないことで、

織物市場の活動はこれからずっと続いていく。

工事が始まるのはまだ先のことで、

次回のアートクラフト手づくり市in織物市場も2016年11月にまたここで開催されます。

どんな一日になるでしょう、いや、絶対楽しい一日になる。

未来は常に、みんなの手の平の中にある。



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前日に設営の準備にとりかかるため、旧川越織物市場に集まった面々。

いよいよ明日。。。この時の天気予報では土曜日は雨でしたが、

そんなことはお構いなしに明日に迫ったイベントを楽しみにしているスタッフたち。

普段は立ち入り禁止となっている静かな旧川越織物市場。

11月13日13時に中に入り、テーブルや椅子などイベントに必要なものの設置を行っていきました。




手伝いに来ていたのは、NPO法人川越蔵の会に、

イベントの出店者、イベントをサポートしているソコノワの高田さんといった顔触れで、

もう慣れたものでてきぱきと準備を進めていく。

明日は軒下にずらりと並ぶ予定の出店者、

その一ヶ所一ヶ所に必要な数のテーブルや椅子などを置いていきます。

設営が進むごとに明日への期待が高まっていく。

イベントの準備はまさに嵐の前の静けさで、

明日になればここにたくさんの作家さんやお店が出店する、たくさんの人がやって来る、

今はまだ静かなこの場所が人で賑わう様子をイメージするのが楽しい。

(前日搬入に来ていた作家のandA*さん)


3時間かけて設営した会場は、もういつでもイベントを始められるような体制が整っていた。

お疲れ様!ということで、飲み物とお菓子でささやかな打ち上げを。

「明日楽しみだね」とお茶で乾杯しました。



翌、11月14日は予報通り朝から雨がしとしとと川越に降り注ぎ、日中は降り続きそうだった。

この雨の中でも通りに掲げられたアートフラッグは元気良くはためいていました。

蓮馨寺山門向かいから真っ直ぐ続く立門前通りの空にアートフラッグが掲揚され、

雨や風に耐えながらも、高らかにイベントをお知らせし続けてきた日々も

この日と明日で最後となっていました。





このアートフラッグは、2015年10月4日(日)

「ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう」と題したイベントで、

会場:川越市立美術館 創作棟、
講師:木谷安憲(美術家)、
子どもたちとアーティストが一緒になって作ったもの。
これもアートクラフト手づくり市の恒例で、

今回もたくさんの子どもたちが一生懸命Tシャツに絵を描いていました。

面白いのは、子どもたちが描くアートフラッグは、

アートクラフト手づくり市の出店者をテーマにした絵だったのです。

出店者は、美味しい食べ物にお菓子に素敵な雑貨に、音楽に、

子どもたちにとっても描くことが楽しい題材でもあったようです。



(2015年10月4日「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!」

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12082260955.html

この時に作ったアートフラッグはしばらくしたのち、11月始めからイベント当日までの2週間、

立門前通り沿いに掲げて作品展示と同時にイベント告知として盛り上げました。

アートフラッグは通り沿いで風にはためき、歩く人たちが見上げていました。








あ、これはMilesAwayのハンバーガーだね!

これはルアンジュのケーキだ!

これはピザだね!この楽器はLiLoさんかなあ?

アートフラッグを見上げながら、子どもたちの自由な発想を楽しむ。

次の一枚は・・・tobibakoさん?

その横はなんだろう・・・??

そうして一枚一枚見て行きながら、いつの間にか織物市場へとたどり着いていた。

ミュージアムロードto織物市場と名付けられた通り、子どもたちの案内によって、

普段だと場所が分からないと言われることもあるあの場所へと、自然と足が導かれていました。

立門前通りから大正浪漫夢通りを横切り、さらに進んでいくと賑やかな雰囲気に出会った。


会場の入口に立った瞬間から、

あ、ここには楽しいことが詰まっているはずと、期待させるような雰囲気が流れ出ていて、

入る前から胸が高鳴る。遠くから音楽の音も聴こえてさらに期待が高まります。


2015年11月14日、15日、旧川越織物市場で開催されたのが、
毎年秋に開催して4回目となった「アートクラフト手づくり市in織物市場」。

今回の出店は二日間で延べ、

クラフト28店、フード21店、音楽が4グループと、過去最大の規模になりました。


二日間、たくさんの素敵な出店者と出会えるこのイベントは、

川越の中でも特にファンが多い大人気イベント。

会場は二棟の長屋が残る独特な雰囲気の旧川越織物市場ですが、

実はあの場の中だけのイベントではなく、いろんな催しが併催されていて、

当日に至るまでの伏線も何本もあるのがこのイベントの特長。

このイベントの全体タイトルは

「ミュージアムロードto織物市場&アートクラフト手づくり市in織物市場」というタイトルで、

3つの催しからなります。

●ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!

子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります

●アートガイド《まちアート発見!》ツアー

川越のまちを歴史をアートの視点で歩いてみよう!

●アートクラフト手づくり市in織物市場

この一つに、あのアートフラッグ制作があり、

アートガイド《まちアート発見!》ツアーは川越蔵の会が担当し、

そして、川越織物市場での盛大なアートクラフト手づくり市がありました。


初日は朝から生憎の雨でしたが、

雨にもかかわらず朝からこれだけの人が来ていたことに驚きます。
イベントは雨になると集客ががくんと落ちるのが通常ですが、

アートクラフト手づくり市は楽しみにしている方が多く、ちょっとの雨ではまったく関係ない。

雨でも賑わっているだろうなと思った通り、織物市場は人で賑わっていました。

入口には食のブースが並び、奥に進んでいくにつれクラフトゾーンへ。

織物市場建物の軒下には、たくさんの手作り作家がずらりと出店していました。












古い建物に新しい作家・物があるから古いこの建物が引き立つようで、

それは主催の草野さんも狙っていたこと。

若い人は光。

その新しい感性の光が織物市場という場所に当てられ、建物が光って見えた。

このイベントは川越織物市場という場の活用提案で、

作家がここに集い時に市を開くという理想の先取り実現でもありました。

羽工房(木工)、
KY・吉田康平(鍛金)、
アトリエ倭(木工)、
中村桜(陶器)、
旅する服やさんメイドイン、
木谷安憲(アンケングッズ)、C
olorful earth (手漉き和紙)、
中津箒、
ミツメ(ネックレス、箸置き、バッジ)、
andA*(アクセサリー、
蜻蛉玉 Fe、
荻野 善史(陶器)、
ichika(和小物:14日のみ)、
RIRITEXTILE、
靴工房Cacica、
齋藤悠子(トンボ玉)、
d'ici peu(生花)、
紙風景(立体紙造形)、
ひつじ小屋(フェルト)、
彫紙アートカラーズ、
Hanagokoro(生花)、
commetman(金工)、
靴工房 Cacica、
NIMU(フェルト)、
UYUTO(金工)、
西村順子(服・小物)、
和蝋燭 haze、
川西硝子(硝子ペン等)、
うるし劇場 加藤那美子、
Boulanger Lunettes(パン)、
COUCOU(カフェ)、
やき菓子野里(焼き菓子)、
自家焙煎珈琲店 Tango(コーヒー)、
Rag cafe(カフェ)、
トシノコーヒー(コーヒー)、
もののめ堂(ごはん)、
Pizza Pizza Pizza!(窯焼きピッツァ)、
ほどほど屋エイトさん(和食)、
tobibako(ごはん)、
パティスリールアンジュ(洋菓子)、
パン工房BareBread(パン)
紅茶の時間、
野々山養蜂園、
岡野園 茶、
WACCI(パン)、
デイリースタンド コポリ、
狭山茶 備前屋
俵木栄一(野菜)

ライブブース:大澤加寿彦さん、野津昌太郎さん、Lilo+飯田さん、糸永 衣里さんです。


川越にできたばかりの和ろうそくのお店「haze」さんはアートクラフト手づくり市初出店。

和ろうそく専門店という全国的にも稀有なお店は、

新しい感性のおしゃれな和ろうそくを日々生み出しています。

主催の草野さんは、お店がオープンしてすぐにアートクラフト手づくり市出店の打診にいったほど。

先日のテレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず」川越編でも取り上げられたお店です。



(haze 同じ火には、二度と会えない。 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12073133563.html


アートフラッグ制作の講師を務めたアーティストの木谷さんは、

この日は出店者としてポストカードを販売。




この場で過ごしてもらおうと、食も充実している手づくり市。

RAG CAFEさんのカレーやほどほど屋エイトさんの汁なしラーメンなど、

美味しいものしかない手づくり市です。




今回初出店となったのは、今年オープンしたばかりのお店、ピケニケさん。





(「Coffee&winestand pique-nique-ピケニケ」住宅街のオアシス的カフェ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12075529697.html


トシノコーヒーさんは、心も体も温まるコーヒーを提供。



(「トシノコーヒー川越店」一粒の珈琲豆のポテンシャルを最大限に引き出す

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11962215471.html


紅茶の時間の及川さん。


11月3日に開催されたお菓子の一大イベント、

第一回「小江戸川越お菓子マルシェ」に出店して大盛況だったやき菓子野里さんも織物市場出店。

ビックイベントに立て続けに招待され、引っ張りだこのお店です。




(第一回「小江戸川越お菓子マルシェ」2015年11月3日(祝)蓮馨寺で開催
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12080821308.html





もののめ堂さん。


野々山養蜂園さんとルアンジュさんは隣同士の出店。

これはリアルの繋がりをそのまま再現したかのようで、

ルアンジュさんで野々山さんの蜂蜜はお菓子に使用され、

蜂蜜の店頭販売もしているという繋がりがあります。






(野々山養蜂園 川越の絶品蜂蜜の現場へ 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html


去年のアートクラフト手づくり市からのドラマが続いている出店が、MileaAwayさんです。


この日も安定の美味しさのハンバーガーを提供したMileaAwayさんは、

実は去年の出店が、川越イベント出店ラストデーになるはずだったのです。

その最後の日をお疲れ様!とイベント終了間際にドッキリ的に訪れて

花と手紙を渡したのがミケさんとクロミでした。


(「Miles Away」川越ラストデー。そして・・・

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11954698632.html

あの時に、お店は川越じゃなくなってもまた来てねと草野さんに誘われ、

赤いワーゲンバスではなく、テント出店で今年も引き続き川越にやって来てくれました。


感慨深い出店だったのが、彫紙アートCOLORSさん。




実は今から一年前小江戸蔵里のイベントでお会いしたCOLORSとその作品は、

一目見て川越にぴったりだと思いました。

(2014年12月21日「Kirari Work&Shop」小江戸蔵里

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11967931439.html

一枚一枚それぞれのパーツごとに紙を彫り、紙を重ねていくことで全体の絵が出来上がる。

その紙の手仕事は川越に合うものだと思ったし、きっと街に広まっていくはずだと確信して、

川越のイベントで繋げられないかとこの時から探っていました。

合うイベントと思い浮かんだのがこのアートクラフト手づくり市。

織物市場はなんだか、場所に合うものを引き寄せる力があるようで、

この時に、彫紙アート作品が織物市場に展示されている風景がすでに見えていました。

草野さんに紹介したところ、やはり共感してくれて、

2015年の織物市場に出てもらおうと話しは進んでいった。

あれから一年・・・ようやくここに実現できたことにほっとしました。

来場者の中には、彫紙アートの体験教室に申し込んでくれた方もいたようでよかったです。


さらに、andA*さんも今回の織物市場に繋ぐことができた作家さん。





素敵なアクセサリーはこの日も人気で、12月の川越Farmer’s Marketでも話題になりそう。

(一ヶ月を切った「川越Farmer’s Market」12月13日蓮馨寺で開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12095639698.html


そして、会場を音で温めていたアーティストが、
大澤加寿彦さん、野津昌太郎さん、Lilo+飯田さん、糸永 衣里さんです。




雨にもかかわらず、たくさんの来場があり、このイベントの力をまざまざと感じられました。

そして、この建物でイベントを開催する意味として、

上の世代の人たちの熱意を受け取り、

今度は私たち世代が語り部として引き継がなければならないという想いから、

再び川越織物市場という建物にまつわる経緯をここに記します。


川越織物市場は、明治43年に開場。

織物の問屋、取引所として、月に6回ほどここで定期市が開かれていました。

大正8年に市場としての機能を終了しますが、

ここから歴史の荒波に揉まれていきます。

閉場後は長屋と住居として使われます。

今で言う・・・アパートです。11所帯あった。

平成になるまでここに人が住んでいたことがそうで、全部の部屋が埋まっていた。


織物市場が盛んだった地域、例えば桐生や秩父、八王子、足利でも、

同じような織物市場が建てられましたが、

川越織物市場は長い年月の風雪に耐え、住居として使われていたにもかかわらず、

窓も木戸も明治に建てられた当時のままで、

完全なそのままの形で残っているのは全国でも川越だけです。

取り壊しの話が出ても人が住んでいるからできず、

この形のまま残った側面があります。

その後、時を経て、今から13年前に突如急展開が訪れます。

2001.11.02 旧織物市場を解体し、マンションを建設する計画が発表される


2001.11.03 「旧川越織物市場の保存再生を考える会」が設立


2001.11.10 署名運動を開始したことが新聞各紙で報道


2001.11.29 保存を求める陳情署名13449名分を川越市に提出

(最終署名者数は20314名となり、翌年一月末に川越市に提出)


2001.12.08 マンション業者と地域住民の初会合

マンション業者側に織物市場の文化財としての価値を説明


2001.12.14 織物市場「敷地」について、川越市が地権者との間で

売買予約契約を締結し、仮登記


2001.12.17-18 川越市の委託を受けた協同組合伝統技法研究会による

建物現地調査(→旧織物市場の文化財的価値が確認される)


2001.12.19 さいたま地裁川越支部、市場棟解体禁止で仮処分

監視のための泊り込みを開始(翌年6月まで)


2002.03.23 講演会「川越織物市場 文化遺産とまちづくり」を開催


2002.04.24 織物市場の本来の所有者(川越織物工業小組合)によって、

処分禁止仮処分がなされ、建物の取壊しが法的に不可能に。


2002.04.28 川越市制施行80周年記念事業の「小江戸DEモード」において

「小江戸ベストマッチ団体賞」を受賞


2002.08.22 川越市と、川越織物市場の場所にマンション建築予定業者との間に

事実上の合意が成立。川越市土地開発公社は、8月22日、理事会を開催し、

土地を買収する議案を可決。


2002.11.14 川越市・川越市土地開発公社が旧川越市織物市場のマンション建設予定業者との間で、

川越市土地開発公社が敷地を購入し、建物はすべて川越市が寄付を受ける旨の契約を締結


2002.11.20 旧川越織物市場の建物の所有権に関する訴訟は、

本日、すべて和解により終了



川越のお店や作家同士の繋がりは他の街ではありえないくらい強い。

若い世代の新しいお店がどんどん誕生しているこの街では、

普通お店を営業していると、なかなか他のお店に顔を出して交流するのは難しいものですが、

一方でイベントがそれこそ毎週街のどこかで開催しているくらいの頻度であり、

お店同士一緒にイベントを作り上げることで競合より仲間のような感覚になって仲良くなっていく。

この日も、イベントの合間を見つけて他のブースを覗きにいく出店者の姿があちこちに見られ、

その様子は、出店者が一番このイベントを楽しんでいるんじゃないかと思わせるくらい。

いや、それは実はとてもいいことだと思います。

出店者が楽しんでいるイベントは、来場者も巻き込まれるようで、やっぱり雰囲気がいいのです。

織物市場に流れていた柔らかい空気は、今の川越を象徴し、

友達というよりやはり「仲間」(微妙なニュアンスですが)という関係性から生まれていると感じる。

そして、出店はしていないけれどその出店者と仲の良いお店の方も多数遊びに来ていたりと、

川越の素敵なお店の方が続々と足を運んで、もうそれはオールスター的な様相に。

ほどほど屋エイトさんを訪ねていたKIKONOさん。





(「KIKONO」カゴと帽子、ときどき雑貨。KIKONOの世界は広がっていく

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12011070379.html


ブーランジェリュネットさんでパンを買っていたのが、栗原造園さん。

いよいよ今度の日曜日がマーケット開催です。


(「栗原造園オープンガーデン2015」

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12028474630.html


最後に、cotofogの田中さんとソコノワの高田さんのツーショット。

cotofogさんは出店していませんが、知ってる出店者も多く交流を楽しんでいました。


(「田中博之 川越人物ストーリー」株式会社タナカ 田中博之さん

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12059064984.html


アートクラフト手づくり市in織物市場2015。

初日が終わり、二日目は見事に晴れて、1000人以上の来場があったそう。

今年も多くの人で賑わったイベントとなりました。


ここにあるものは、

心をこめて作った料理で、美味しくないわけがない、

心をこめて作った物で、素敵でないわけがない、心が満たされる空間でした。

お店同士の繋がりを見ていると、

こういう繋がりを大事にする街なら、若い世代が織物市場という唯一無二の建物を

きっと良い方向に活かしていくのではないか、そう思わせてくれるようでした。
もちろん、人任せではなく、自分たちが主体的に考えなければならないことで、

きっと良い方向に進んでいけるはず。

光を当て、新たな価値になることを期待します。

「アートクラフト手づくり市in織物市場2015」

11月14日15日開催 旧川越織物市場






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2015年11月14日、15日、旧川越織物市場で開催される
「アートクラフト手づくり市in織物市場」。いよいよ開催が間近に迫ってきました。

次回出店は二日間で延べ

クラフト28店、フード21店、音楽が4グループと、過去最大の規模になります。



今年で4回目の開催となるこのイベントは、川越の秋の恒例イベントとなり、

昨年は二日間でそれぞれ1000人以上の方が来ていました。
織物市場では秋がアートクラフト手づくり市で、春には手づくり食市が開催されています。




(2014年11月アートクラフト手づくり市2014より 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11953890056.html

二日間、たくさんの素敵な出店者と出会えるこのイベントは、

川越の中でも特にファンが多い大人気イベント。

会場は二棟の長屋が残る独特な雰囲気の旧川越織物市場ですが、

実はあの場の中だけのイベントではなく、いろんな催しが併催されていて、

当日に至るまでの伏線も何本もあるのがこのイベントの真の姿。


このイベントの全体タイトルは

「ミュージアムロードto織物市場&アートクラフト手づくり市in織物市場」というタイトルで、

3つの催しからなります。

●ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!

子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります

●アートガイド《まちアート発見!》ツアー

川越のまちを歴史をアートの視点で歩いてみよう!

●アートクラフト手づくり市in織物市場

という全体像からなる。


「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!

子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります」

というのもこのイベントの恒例で、イベントの一ヶ月ほど前に

たくさんの子どもたちにTシャツに絵を描いてもらうという催し。

そして11月に入ってからイベント当日までの2週間ほどの期間、

立門前通り沿いに掲げて作品展示と同時にイベント告知として盛り上げようというもの。

昨年も蓮馨寺前から真っ直ぐ伸びる立門前通りの両側には、

たくさんの子どもたちのアートフラッグが通り沿いで風にはためいていて、

歩く人たちが見上げていました。


そして、なにより面白いのは、

子どもたちが描くアートフラッグは、

アートクラフト手づくり市の出店者をテーマにした絵なのです。





(アートクラフト手づくり市2014のアートフラッグ掲揚の様子)

11月には入り、土日ともなると立ち止まってTシャツを面白そうに見上げている方も多くいて、

また、描いた子ども本人も気になって見に来るのも毎年の光景。
「あ!あった!ここに下がってるよ!」
昨年も男の子がTシャツを指差して叫んでいた姿がありました。
こうしてアートフラッグに導かれながら通りを進んでいくと、

旧川越織物市場にたどり着く、という導線になっている趣向が楽しい。


そして、今年も11月のアートクラフト手づくり市当日に向けて、

10月始めにアートフラッグワークショップが開催されました。
2015年10月4日(日)

「ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう」
子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります。
第1回 9:30~12:00 第2回 14:00~16:30 
人数:各25名(小・中・高生)
会場:川越市立美術館 創作棟
講師:木谷安憲(美術家)


実はこのイベントには、何人か作家さんの出店の橋渡しをしたこともあり、

(彫紙アートカラーズさん、アクセサリーのandA*など、昨年は野菜や ながのさん)
当日のイベントの様子だけでなく、アートフラッグワークショップという伏線から伝えようと思いす。


10月4日、川越市立美術館創作棟では、午前中から子どもたちが大勢集まり、

賑やかに制作に取り組んでいる光景がありました。






(上はピザの絵とパンの絵。ピザは「Pizza Pizza Pizza!」さんの写真を見ながら

美味しそうに描いています♪)


子どもたちが座る前にTシャツが置かれ、傍らにはアートクラフト手づくり市の出店者の画像写真。

冒頭に掲載したアートクラフト手づくり市のフライヤーの出店写真を参考にして、

熱心に覗き込みながら、

想像力を膨らませて自由な発想でTシャツというキャンバスに絵を描いていく子どもたち。


絵がだけを見たら、本当に手づくり市の出店者の絵?と思うかもしれませんが、

子どもたちはもう真剣そのもの。

中央にあるお菓子の絵はもともとあったようですが、

右に置いたケーキの写真を見ながら、周りにケーキやいちごなどの絵を描いていく。

とても上手で、そしてとっても美味しそう。

ケーキといえば、そう、パティスリーの出店です。

これは西武新宿線南大塚駅にある「パティスリールアンジュ」さんの絵を描いているところでした。

(パティスリールアンジュ http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11729844168.html

もちろんこのTシャツも後日、アートフラッグとなって立門前通りに掲げられます。


アクセサリーの「andA*」さんをテーマに描いた子は、自分でアレンジしてネックレスにしていました。



こちらでは、「紅茶の時間」さんの写真を見ながら一生懸命描き上げている子。


紅茶の時間さんはアートクラフト手づくり市お馴染みの出店で、

2015年5月の栗原造園のオープンガーデンにも出店していて、美味しい紅茶を提供していました。

(2015年5月栗原造園オープンガーデン http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12028474630.html


子どもたちの間を縫うように行き交い、声をかけている講師の方は、

絵が描きこまれたつなぎの服を着こんでまさにアーティストの雰囲気を漂わせている。

その顔はつい一ヶ月ほど前にもお会いしたばかり。

講師を務めていたのが、木谷安憲さん。

木谷さんといえば、主宰する描く詩人の会の展覧会を先月開催したばかりで、

あの様子を記事にしたことを憶えているでしょうか。

2015年9月5日(土)、6日(日)三番町ギャラリーで二日間に渡って開催された

「第2回描く詩人の会展覧会」。



(「第2回描く詩人の会展覧会」 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12072754771.html

会の人たちの作品をまとめた展覧会で、アートの可能性を広げ、今年も大盛況の内に幕を閉じました。

これが終わると、木谷さん自身アーティストとして活動を進め、

今年のアートクラフト手づくり市には、出店者として参加することになり、

そしてこうしてアートフラッグ制作の講師も毎年務めています。


真剣な眼差しでキャンバスに向かう姿、写真を見ながらこちらでじっくり時間をかけて描いていたのが・・・




雑貨のNIMUさんの絵でした。


子どもたちの発想は本当に面白い。アートクラフト手づくり市は、

その名の通りクラフト作家さんがたくさん出店しますが、音楽演奏も欠かせない要素の一つ。

もちろん音楽の出演者の紹介も、子どもたちは絵で表現しています。




音楽は全部で4組登場します。



こちらで出来上がった絵は、とても分かりやすくて上手なろうそくの絵。

和ろうそくの出店者の絵でした。和ろうそくといえば・・・

川越にできたばかりの和ろうそくのお店「haze」もアートクラフト手づくり市に出店することになりました


(haze 同じ火には、二度と会えない。 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12073133563.html


一目見てすぐに分かったのが、このミツバチ。。。

これはすぐに出店が分かりますね。



(野々山養蜂園 川越の絶品蜂蜜の現場へ http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html


こうして、「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!」
午前の部が終了しました。

一人で何枚も描く子もいたりして、みんな楽しそうに取り組んでいました。

午後の部と合わせ、出店者の絵が描かれたアートフラッグが完成。









2015年11月14日、15日、旧川越織物市場で開催される
「アートクラフト手づくり市in織物市場」。

子どもたちのアートフラッグが蓮馨寺から旧川越織物市場までの立門前通りに掲げられるのは、

11月1日からイベント当日までの2週間です。

子どもたちの力作をぜひご覧ください。




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