「川越style」

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「2017アースデイ・イン・川越 昭和の街」宣言

1.私たちは、地球環境を守ってより良い世界を次世代に残すために、一人一人の努力と協力がもっとも必要なことを認識しています。

2.私たちは、今すぐゴミを減らし、エネルギーを節約する努力を始めます。そして、水と緑が豊かで、伝統を大切にするまち川越を育ててまいります。

3.私たちは、人類、民族、宗教をこえて世界の人々と互いに手を結び、争いのない平和で安全な世界を築く努力を続けます。

 

 2017年10月1日(日)に開催されたのが、「アースデイ・イン・川越 昭和の街」。

 

 

 

10時~15時 蓮馨寺、熊野神社、川越 昭和の街。
・マイせっけんをつくろう!
・ゴミひろい散歩でエコマネーをゲット!
・太陽光電力で遊ぼう!
・ボーイスカウト、ガールスカウトたいけん
・子ども食堂にあつまれ!などなど
『アースデイとは?』
1970年、アメリカ合衆国上院議員であるゲイロード・ネルソンが地球環境について考える日として4月22日をアースデイの日としました。
アースデイ・イン・川越の概要。
川越の自然の紹介をはじめ直面する地球上の生きもの、ゴミやエネルギーなどの環境問題について考え、地域に住む外国人との交流から国際理解を深めながら、「地球人」として世界の人々と共に、かけがえのない地球環境を守り、すべての人々と手を携えて平和で安全な世界を築くことを目的としたイベントです。
エコチャレンジイベントの認定。
アースデイ・イン・川越は川越市エコチャレンジイベントに認定されています。平成23年、平成24年と認定され、環境に優しい取り組みをしているイベントとして地球環境に貢献しています。

アースデイ・イン・川越は、今年で19回目を迎えます。川越の自然の紹介をはじめ、直面する地球上の生き物、ゴミやエネルギーなどの環境問題について考え、地域に住む外国人との交流から国際理解を深めながら、「地球人」として世界の人々と共に、かけがえのない地球環境を守り、すべての人々と手を携えて平和で安全な世界を築くことを目的としたみんなのイベントです。

川越のアースデイは毎年秋の恒例イベントとなっていて、かつては川越水上公園や旧鏡山酒造跡地(現・小江戸蔵里八州亭)を会場に行われ、近年では蓮馨寺を中心に立門前通りで、「アースデイ・イン・川越 立門前」というタイトルで続けられてきました。

(「アースデイ・イン・川越立門前2015」10月4日蓮馨寺・熊野神社・旧鶴川座・旧川越織物市場

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11632764077.html

立門前通りというのは、蓮馨寺から川越街道まで真っ直ぐ伸びる通りのことで、通り沿いにある旧鶴川座や旧川越織物市場も会場として開催されてきました。織物市場の改修工事などもあって使用ができず、さらに今の昭和の街のまちづくり活動の熱気も見過ごすことができないもので、立門前から範囲を広げて、「川越 昭和の街」を含めた広域を会場としていました。これによってアースデイの会場は、蓮馨寺、熊野神社、川越 商の街という3会場となりました。名称も今年から「アースデイ・イン・川越 昭和の街」となってリニューアル。

昭和の街の活気は、2017年9月9日に蓮馨寺及び周辺商店街で開催された「昭和の街の感謝祭」を見れば一目瞭然です。

(第四回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺及び周辺商店街2017年9月9日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12309616647.html

蓮馨寺をメイン会場にするなら、やはり川越 昭和の街との連携が欠かせない。


「アースデイ・イン・川越 昭和の街」参加団体
◆NPO法人ワーカーズコープ
◆大黒屋食堂
◆東洋大学総合情報学部 小瀬研究室
◆埼玉県ユニセフ協会

「ユニセフの活動の紹介。『私にできること』でSDGsの木に花をさかmせましょう。」
◆川越市国際ボランティア kerria
「リサイクル洋品および当会員の作製したアクリルたわしの販売。活動の一環として実施している外国籍の中学生等への高校進学始動の内容を紹介いたします。」

◆クリーン&ハートフル川越

「ゴミの出し方のマナー違反横行!住民の努力で改善の例」「ゴミがゴミを呼ばないきれいな街づくりに」「周辺道路と赤間川ゴミ拾い」

◆生活クラブ生協

「環境にやさしい生活のすすめ。石鹸と合成洗剤の違いや環境への影響などをパネル展示。『こねて作ろうマイせっけん』のワークショップも開催します」

◆西埼玉温暖化対策ネットワーク

「埼玉県西部地域の10市2町の環境市民団体で構成し、地球温暖化対策地域協議会として環境省に登録。長岡市が取り組んでいる生ごみガス化処理の視察結果を紹介」
◆新河岸川広域景観づくり連絡会

「ふじみ野市、和光市、朝霞市の市民団体活動報告と、川越市の赤間川と新赤間川の現状を、写真などで展示」
◆狭山太陽光発電クラブ

「太陽光発電の相談も受ける市民団体です。太陽光の力でおもちゃの電車を動かしたり、シャボン玉飛ばしなどもやって、自然エネルギーを実感します。」
◆YMCA川越センター

「世界を見つめ、地球に生きる様々な海外プロジェクトや体験を紹介。留学生などの故郷の写真なども展示。」
◆川越ワイズメンズクラブ
◆いもの子作業所

「作業所で、みんなで楽しく作った品物を並べました。手にとって見てください。」
◆芝浦工業大学 中口研究室

「留学生の自国のホーム風景を展示、生活習慣を紹介。」
◆川越焼き芋
◆昭和の街を楽しくする会
◆EM連絡協議会
◆NPO法人EMネット埼京

「活動紹介とリサイクル石鹸作りの体験」」
◆NPO法人地球足もみ健康法実践普及協会

「足の裏を刺激して健康を促進。足踏み参道入口の横で足揉み、疲れもとれてすっきりします」
◆かわごえ環境ネット
◆折り紙「夢工房」
◆ボーイスカウト
◆ガールスカウト
展示
◆荒川上流河川敷事務所
◆荒川下流河川敷事務所
◆埼玉県川越県土整備事務所
◆埼玉県西部環境管理事務所
◆埼玉県川越農林振興センター

「環境問題への埼玉県の取り組みを紹介、啓発グッズ配布。伊佐沼や用水路などの農業関係の環境改善事業の紹介。川越周辺の川の治水対策の改修工事や管理などを展示。」
◆あいアイ美術館
その他
◆エコキャップ回収BOX(蓮馨寺)
◆音楽パフォーマンス(蓮馨寺)
そして各団体が、テーマによってゾーン分けされた各会場に出展しているというスタイル。歩いて回ることで、街の様子を知るきっかけにもなりました。

《蓮馨寺会場》国際交流・環境啓発ゾーン
《蓮馨寺駐車場内》もったいないから ありがとう

《熊野神社》自然農業・健康ゾーン ボーイスカウト

 

川越には環境意識を持つ人、環境活動に従事している団体がたくさんある。

川越を中心にした出店団体は、それぞれが川越などで環境活動に従事していて、普段の取り組みの紹介や取り組みの成果を発表する場として、環境活動と市民を結ぶ場として、川越には「エコプロダクツ川越」や「かわごえ環境フォーラム」がありますが、アースデイも同様に啓発イベントとして重要な機能を果たしています。

屋外会場も積極的に使い、賑やかなイベント感を出しているのもアースデイならでは。室内で団体の活動発表会を催すのとはまた違う、屋外の開放感により来場者は気軽に活動のことについて訊くことができる利点がある。

「こういう団体の活動があるんだ」「こういう環境問題があるんだ」など、知るきっかけに寄与していました。

アースデイはそれぞれの活動の紹介も大事、しかし大人向けのイベントというより、いやむしろ、子どもたちにこそ楽しんでもらうことを念頭に置いている。

アースデイのチラシは、川越市内の小学校で配布されたこともあって、会場には午前中から子どもたちの姿が多数見えました。

蓮馨寺境内、様々な体験ブースに子どもたちが駆け寄る。環境問題などは固い話しになりがちですが、こうして楽しく体験しながら自然と学びに繋がる仕掛けになっているのがそれぞれのブースの特徴。

 

 

 

そして蓮馨寺講堂内に続々と足を運ぶ子どもたち。ここにアースデイと特徴付けるあるものが用意されていた。

受付でアンケートに答えると貰えるのが、エコマネー。アースデイを象徴するアイテムであり、これを目当てにやって来る子どもたちが毎年たくさんいる。エコマネーはアースデイが発行する地域通貨のことで、地域やイベントなど限られた範囲の中でのみ流通するお金です。単位は円ではなく「アース」。


イベントの趣旨である環境問題などについて考えることを促進するため、またエコマネーを利用してもらうことでたくさんの人と交流してもらい、川越の人と人をつなぐ架け橋となるツールになることが期待されています。
会場内の出展団体の催し、昭和の街や赤間川の「ゴミひろい散歩」などに参加することでもエコマネーを貰うことができ、貰ったエコマネーはアースデイ出展ブースと近隣のお店で使うことができる。

(蓮馨寺からゴミひろい散歩に出発!ゴミを集めて帰って来るとアースが貰える)

環境の取り組みに参加する意義だけでなく、社会体験であり、良い事をしてお小遣いが貰える労働と報酬を身をもって体験できる仕組みでした。無条件に与えられるお金ではなく、アクションを起こして貰える対価であることが重要。

一回で貰えるエコマネーはそう多くないですが、しかし塵も積もれば山となるで、あちこちのブースに参加してはエコマネーを集めていけば十分な額に。頑張れば頑張った分だけご褒美が増える仕組みは、子どもたちのやる気をどこまでも高めているようでした。

貰ったエコマネーは、埼玉県ユニセフ協会、自立の家、いもの子作業所、川越市国際ボランティアkerria、川越ワイズメンズクラブ、YMCA川越センターといったアースデイの出展ブースで使うことができました。

さらに・・・アースデイの出展以外にも、なんと川越昭和の街、大正浪漫夢通りなどの実店舗で使うことができるのがアースデイの凄いところ。

1アース=1円のお金として使うことができるのでした。アースデイの趣旨に賛同した周辺商店街の協力あってことの実現です。


エコマネーを使えるお店としては、
松山だんご店、まことや、花鐡、吉岡金物店、桜井商店、トミオカ靴店、轟屋zakka39saku、彩乃菓、おびつ玩具店、東屋精肉店、にび堂、富久屋、大野屋、謙受堂書店、シマノコーヒー大正館、味の店いせや、ヨシダデンキ、あさひ堂菓子店、伊勢源酒店、真南風、テイク松定、亀屋本店、信栄堂、マルデン、呉服笠間、大黒屋食堂、大黒屋米穀店、松津園茶舗、麻彦商店、トシノコーヒー、福々スタンド、ワインスタンドPON、黄門そば、川越らーめんこひや、という協賛店で使うことができ、商店街も一体となってアースデイを盛り上げています。


ゾーン分けされた会場を巡る。蓮馨寺からほど近くにある熊野神社では、野菜販売に加え、ボーイスカウト体験ができました。

《熊野神社》自然農業・健康ゾーン ボーイスカウト

 

 

 

・自然を大切に、お米や野菜の販売

・参道入り口の足踏みロード横で、健康足モミやってます

・川越市内のボーイスカウトが、キャンプ体験の活動を紹介

ボーイスカウトでは、飾り結びや牛乳パックを使った工作など、他のイベントでは体験できない凝った工作が体験でき、子どもたちが多数参加。さらになんと、境内には本物の巨大テントも立てられ、これにも子どもたちは興味津々です。

 

《蓮馨寺会場》国際交流・環境啓発ゾーン

・いろんな国際ボランティアのグループの活動紹介

・伊佐沼などに飛んでくる色んな鳥を写真で紹介

・太陽光によるシャボン玉が飛んでくる!

・こねて作ろう!マイ石けん

・近隣の大学の環境やまちづくりに関する研究発表

・新河岸川の景観を写真展で再発見

・「昭和の街ツアー」&アンケート・なつかし写真館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このゾーンでは、最後の項目、「昭和の街ツアー」&アンケート・なつかし写真館をピックアップ。


昭和の街の感謝祭同様、アースデイ・イン・川越 昭和の街でも東洋大学との連携が実現し、東洋大学地域活性化研究所(総合情報学部 小瀬博之)による「ツアー&アンケート」が行われました。

http://www.toyo.ac.jp/site/irvs/334209.html
これも参加すればエコマネーを貰うことができ、ツアー&アンケート全て参加するとなんと1800円分のエコマネーをゲットできるという大盤振る舞いをしていました。

「昭和の街」の昭和らしさと魅力を発見!
『川越「昭和の街」は、埼玉県川越市の蔵造りの町並みで有名な一番街商店街のすぐ南側にある、昭和の風情を残る商店街です。地域活性化研究所では、2014年度からこの地域における地域活性化に関する研究を実施しています。
2000年から開催されている今回で第19回、「昭和の街」界隈での開催が10回目となる「アースデイ・イン・川越」が、毎年10月第1日曜日に開催されています。このイベントに出展して、9月9日の昭和の街の感謝祭と同様、来場者の方に昭和の街のツアーとアンケートを実施して、「昭和の街」の昭和らしさと魅力を発見していただきたいと考えております。多くの方の参加をお待ちしています。』
(その1)お店めぐりツアー

 


会場や近隣店舗で使えるエコマネー800円分進呈
ガイドと一緒に昭和の街へ。街をめぐりながらアンケートに答えていただきます。
所要時間:1時間弱
受付・集合:蓮馨寺講堂(川越市連雀町7-1)
第1回:11時00分出発(10時50分集合,12時00分終了予定)
南半分の飲食店・食料店18店舗
第2回:13時00分出発(12時50分集合,14時00分終了予定)
北半分の飲食店・食料店19店舗
人数:各回10名(10時00分から先着予約受付)
1人で各回参加可能、開始10分前集合
(お子さまも保護者同伴で参加いただけます。)

(その2)アンケート


会場や近隣店舗で使えるエコマネー200円分進呈
昭和の街の町並み・建物・店舗の写真を見ながらアンケートに回答してもらいます
所要時間:2種類のアンケート各10分程度
場所:蓮馨寺講堂(川越市連雀町7-1)
1.「昭和の街」の景観に関するアンケート
2.「昭和の街なつかし写真館」アンケート
人数:各アンケート50名
1人で2つのアンケートに回答可能
(お子さまも回答いただけます)

お店めぐりツアー参加者は、東洋大学の小瀬先生の先導で、今回の趣旨である昭和の街の「飲食店」を中心に巡っていく。

 


蓮馨寺を出発した一回目のツアーは、真っ直ぐ立門前通りへ歩いて立門前商栄会のお店を見て行く。この通りも飲食店が多く、昔から続くお店に、近年は新しい飲食店も増えて活気づいている。個性的な個人店しかないという特異な通りを形容することができます。「彩乃菓」さん、「肉の東屋」さん、「そば処 冨久屋」さん、「小江戸っ子うどん」さん、「小江戸カントリーファームキッチン」さんなどのお店を見ていく。

じっくりと歩いてみるとこんなに飲食店が多い通りなんだと参加者から驚きの声が挙がる。そう、立門前通りは知る人ぞ知る名店が多く、帰りに寄ってみよう、今度来てみようという声も聞かれ、ツアーがお店発見のきっかけにもなっていました。

 

(「彩乃菓」四季の彩りと菓子の彩り 新しく誕生した川越の和菓子店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12154132751.html

 

 

 

 

(川越立門前通り「小江戸っ子うどん」武蔵野&讃岐のハイブリッド 自家製熟成うどん 

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12182612732.html

 

(「小江戸カントリーファームキッチン」立門前通り野菜たっぷりバイキング 飲食店でありこだわり八百屋

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12264285913.html

 

 

 

 

(「麺屋MANI」熊本・博多ラーメン、そして川越醤油ラーメン 立門前通り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12307425342.html

 

余談ですが、蓮馨寺山門横にあった「おもちゃのおびつ」さん。

 

(「おもちゃのおびつ」昭和7年創業のおもちゃ屋さん 85年の歴史から新しい時代へ

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12295734823.html

おびつさんは、ここ立門前通りに移転しています。このツアーの最中も話題に挙がり、飲食店ではないですが、やはりおびつさんはみな気になって立ち寄っていました。「呑龍」さんの隣に移転しても帯津さんは元気そうに再営業をスタートさせています。

立門前通りを折り返して、蓮馨寺から南へ、中央通り二丁目商店会のお店へ。ここも昔から営むお店が多い通りでありつつ、新しいお店が出来てきて、これからを感じさせる通り。

 

 

飲食店を隈なく回り、蓮馨寺に戻って来るというツアー行程。アンケートを記入し、これでエコマネー800アース貰えるとあって、参加者は街の発見とエコマネーと両手に花で大喜び。続けて二回目の回に参加することもでき、ツアー&アンケートトータルで1800アースになるという内容でした。

《蓮馨寺駐車場内》もったいないから ありがとう

・フードバンク関係と食品ロス対策

食品ロスの理念を学ぼう

フードバンクと困窮者支援について理解

フードドライブに協力しよう

子ども食堂について学ぼう

・あいアイ美術館の展示

・初雁賞受賞者の展示

このゾーンでは、子ども食堂の取り組みに注目。

「子ども食堂」、その取り組みをさいたま子ども食堂さんが境内で説明していた。

「子ども食堂」って何?

「子ども食堂」

http://kodomoshokudou-network.com/
こどもが一人でも安心して入ることができて、地域のみんなと美味しいごはんを、わいわいしながら食べられる。
そんな場所を地域に生み出す「こども食堂」という取り組みが、日本全国に広まりつつあります。

子ども食堂の名付け親は、近藤博子さんという「気まぐれ八百屋 だんだん」東京都大田区にある小さな八百屋さん店主。

彼女が「子ども食堂」の呼び名を使い始めたのが2012年。

それ以前にも同様の取り組みはありましたが「子ども食堂」という概念はここから生まれました。

2016年6月時点で全国に360ヵ所(朝日新聞調査)。2017年にさらに増加しているので全国で400ヵ所に及ぶと言われています。

増加している理由として、マスメディアに取り上げられる機会が増えブーム化している、取り組みやすい内容、行政主導ではないのでボランティア感覚で取り組め自主運営が可能、子どもの貧困についての意識が高い、などが挙げられます。

子ども食堂は全国に広がるネットワークですが、「さいたまこども食堂」の代表・本間さんのお話しを紹介します。

「さいたま子ども食堂」

http://saitamakodomoshokudo.ai-kenchikukoubou.jp/category/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

『ひとりで食事する子どもをなくしたい。
全国に広がる「こども食堂」のネットワークが地域につながりを生む…そんなテレビ放送を1年前に見て、私も参画したい!私にできないかな?そんな気持ちになりました。
さいたま市でも、埼玉県でもきっとこんな思いで頑張って楽しんで活動されている方がいらっしゃるんじゃないか?とも思いました。
けれど都内に比べ埼玉県内はほとんどその活動の様子が伝わってきません。必要とされていないんじゃなくて、形になっていないだけ…そう感じました。だから、初めてみようと思いました。
私は8人兄弟の長女として育ちました。みな年子でとても珍しい家族でした。貧乏であったのは言うまでもありません。
1回の食事に一升焚きの炊飯器では足りないくらい、みんなよく食べました。おかずはから揚げだけとか餃子だけ(100個の餃子)であとはお味噌汁とお漬物しかありませんでした。
けれど、朝と夜のごはんには両親と子供たち10人がみんなで食卓を囲むので、にぎやかで楽しい時間でした。
お箸を並べる係、ご飯をよそう係、座卓テーブルをくっつけて食卓を作る係、麦茶やコップを並べる係…一日の大切な時間が食事でした。
さらに、地域の方々も顔を出してくれて、差し入れをもってきてくれたりとたくさんかわいがってもらって育ちました。
親だけで子どもを育てていくのは大変なことだし、きっと地域のおじいちゃんおばあちゃんにとっても、何かしてやんなきゃと思うつながりがあったと思います。
その後、豊かになったはずの現代ですが、家族で食事することが少なくなった不思議な時代です。
地域によっては、ご近所同士のつながりや多世代の関わりが生まれにくい場所もあります。人とのつながりを持てず、孤立してしまう人もいて、新たな課題を生み出す要因にもなっているように思います。
こども食堂は、とてもシンプルな取り組みです。
根底には貧困家庭の子どもの救済という大きな課題がありますが、そこに集うのは貧困だけでなく子どもだけでなく、みんなにとって嬉しくて楽しい「美味しいごはんをたくさんの人と食べる」ということだと思います。そこから新たな地域のつながりを生み出していけたらと考えています。』

 

では、川越の子ども食堂の実態は・・・??

川越では、霞ヶ関の「にこにこ食堂」などで例がありますが、残念ながらまだまだ街に広がっていないのが実情。今回、子ども食堂に協力の手を挙げたのが、昭和の街にある「大黒屋食堂」さんでした。

大黒屋食堂さんでは、普段から一汁三菜のご飯を大事にしていて、ほっとできる定食として常連客が多数いるお店。
店内は、飲食店という枠にとどまらず、様々なイベントが開催されている楽しいお店。また、彩の国エコぐるめ協力店にも名を連ねて、食の取り組みにも積極的。埼玉県が実施している彩の国エコぐるめ事業は、食品ロスや食品廃棄物を減らす取組を実施している事業者をサポートしている。
そして、今回の子ども食堂にも真っ先に名乗り出てお試し版として、子ども食堂がどういうものか体験してもらおうと開催したのでした。

こうした街中で実施されるのは初めてのこと。と言う以上に画期的。

新しい突破口を切り拓いている川越昭和の街らしい積極性。先鞭をつけることで街に具体的な形として提案していました。

参加は300円。子ども一人でも参加OKで、中学生まで参加することができました。二階の畳の部屋が子ども食堂の会場。

大黒屋食堂の岩澤さんは、普段お店で提供している食事を子どもたちに味わってもらおうと、大黒屋食堂らしいご飯におかずにけんちん汁を用意。おかずは、豚肉とピーマンと人参と玉ねぎとケチャップ炒め、マカロニサラダ、切り干し大根。

子どもたちは自分で食べられる分だけご飯などをよそり、お行事よく座って、「いただきます」をして美味しそうに食べていました。

こういう場だと残さず食べようとするから不思議。みんな食欲旺盛でぺろりと完食していました。中にはお代わりをする子もいて、すっかり場に馴染んでいたよう。

 



 



今年は例年以上に盛り上がった今年のアースデイ。

タイトルが「アースデイ・イン・川越 昭和の街」となって川越 昭和の街との連携を深め、これからも環境や様々な問題について発信していくイベントとして続いていきます。

 

「アースデイ・イン・川越 昭和の街」
http://www.geocities.jp/earthdayinkawagoe/

 

 

 

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今の川越の着物・浴衣熱の聖地と言えるほどになっている蓮馨寺。

毎日のように着物姿の人が参拝し、川越きものの日ともなればさらに境内にたくさんの人が訪れる。

この日は待ちに待った18日のきものの日。と、さらに。

講堂の周りでは「川越昭和の街」による手作り市が開催されて、着物姿の人がこれから始まるショーに胸ときめかせながら、雑貨などを見て回る光景が広がっていました。

2017年8月18日、「川越きものの日」6周年を記念して開催されたのが、「川越ゆかたファッションショー」。

 

 

毎月8日・18日・28日は「川越きものの日」。

特に川越きものの日が誕生した「8月18日」は毎年周年イベントが開催されるのが恒例ですが、昨年に引き続き、今年も蓮馨寺講堂内にてファッションショーが行われました。

川越きものの日には、川越市内に着物・浴衣姿の人がより多くなりますが、6周年という節目を祝うイベントだけに、いつも以上に街に浴衣姿の人が歩いていました。

ショーの事前募集には応募が殺到し、60人ほどの人が参加。当日は自慢の浴衣を、想い出の詰まった浴衣を披露しようと意気込んでいた参加者でした。所有している浴衣だけでなく、もちろんレンタル着物で選んだ気に入った浴衣での参加もOK。

 

講堂内には特設ランウェイの赤絨毯が敷かれ、その周りを埋め尽くした来場者が見守る。観覧は自由で、来場側にも着物姿の人が多く見られたのが特徴的。川越氷川神社の「縁むすび風鈴」から街歩きをスタートし、こちらのショーを楽しみにして来たという人も見られました。

特に今年印象的なのは、全国の中でも着物で町おこしが成功した川越の事例を参考にしようと他の自治体の視察が多く見られたこと。これだけ着物・浴衣で盛り上がる川越は、他の街も興味津々なのだ。

日中は蓮馨寺周辺の川越昭和の街のごえんの日や手作り市を楽しんでもらい、落ち着いた16時に始まった川越浴衣ファッションショー。

司会のマイクを握るのはお馴染み、小江戸川越観光親善大使の阿里耶さん。

川合市長や蓮馨寺住職で(公社)小江戸川越観光協会粂原会長、川越きものの日実行委員会栗原会長の挨拶があり、いよいよ、ファッションショーがスタート。

次々と浴衣姿の人が登場していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、こちらには、一番街にお店を構える「Te’PAN  Le OMUS」の兎川シェフも参戦していました。

一番街のお店の人がファッションショーに登場するというストーリーもまた面白いし、川越らしい。こういう街の現場の一つ一つが、今の川越の着物熱を作り上げてきたと言えるかもしれない。

兎川さんは、「着物の似合うシェフを目指す」とやる気満々の表情。

お店には、一番街という場所柄、着物姿の人も多く来店し、着物の人向けのエプロンなどのサービスも用意している。着物には日頃から強い関心を持ち、のみならず自らも着物が似合うシェフを目指そうとする気持ちが熱い。

兎川さんが颯爽とランウェイに登場すると、駆けつけたお店のスタッフたちから「シェフー!!」とひと際大きな声援が挙がりました。

 

(「Te'PAN Le OMUS(テッパン ル オムス)」一番街で上質な食体験 鉄板焼きの店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12240317583.html

ファッションショーにエントリーするほどの人は、それぞれが着物が好きで、着物を広めたくて、川越を盛り上げたくて、という想いがやっぱり深い。

華やかなショーは、この後も引き続き色んな人たちが登場していきます。

 

ゆかたファッションショーと聞いて、あのイベントを思い浮かべた人も多いでしょう。そうです、この日から遡ること一ヶ月半ほど前、2017年7月30日川越百万灯夏まつりの日に開催された、川越浴衣まつりの「浴衣ファッションコンテスト」です。

 

 

(第4回「川越浴衣まつり」2017年7月30日川越百万灯夏まつり本川越駅ステージ ×「月がきれい」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12297752383.html

「浴衣ファッションコンテスト」はコンテスト形式で、各部門・グランプリを決めるという趣向のイベントでしたが、一方で今回の「川越ゆかたファッションショー」は、ファッションショー形式でそれぞれが浴衣姿を披露し合うということに主眼が置かれたイベント。

両者は別のイベントで、別の団体が主催しているものですが、「浴衣ファッションコンテスト」に川越きものの日実行委員会の村川さんが審査員を務めるなどがっちりと連携している。

あの時のコンテストの壇上でも、川越きものの日の紹介、8月18日の「川越ゆかたファッションショー」の告知をしていました。

さらにどちらのイベントも阿里耶さんが司会という共通点。

お互い目指すことは同じでも、違う進め方で盛り上げようとするそれぞれのイベント。

それにしても・・・

今の川越は着物・浴衣姿の人が街を歩く光景が日常的になりましたが、のみならず、コンテスト・ファッションショーといった非日常イベントも多いというのが一方で面白い。

なので、7月のコンテストに出場した人が、今回のファッションショーにも参加している人がいて、参加者が重なっているのも特徴。

着物にまつわるいろいろな催し・サービスが充実し、着物・浴衣好きな人にとっては、こんなに楽しい街はないんじゃないかという今の川越です。

川越の着物・浴衣姿の現場の熱気溢れる様子は、懇意にしている、
Instagramの「@powered_papa」の原さんによる♯小江戸川越浴衣美人が最もその空気を捉えているでしょう。

 

 

 

 

 

(Instagram @powered_papaさんの♯小江戸川越浴衣美人より)

ご存知の通り、もともと川越はイベントが多い。行政や企業主催だけでなく、個人・民間団体による自発的イベントが多発している街で、毎週どこかしらで何かのイベントが行われている状況。

大小の差こそあれ市民はみな川越LOVEで、「川越を盛り上げたい」という想いを抱いていることから、これまでいろんな方向で川越を盛り上げるイベントが開催されてきました。(少し散漫な感もありましたが、川越市民が立ち上がったルネサンス期であったと今振り返る)。

そこからこの3年くらいでしょうか、和や着物にまつわるイベントが集中するようになって街の個性が際立ってきたように見ています。

川越で着物を着ているのは観光客では?と思うかもしれませんが、着物=観光と単純なものではないんです。少なくとも今の川越の着物熱を盛り上げてきたのは地元の人で、地元の人が積極的に着物を着て、発信し、広めているというのが川越独特の特徴。

川越は着物文化が息づく街。

歴史を支えてきた老舗呉服店に、今や市内に点在しているレンタル着物店、和雑貨店など着物文化がすぐ身近にある。

着物は着るのが目的ではなく、着物姿で街に出掛けて楽しむのが主だとしたら、まさに川越は着物姿の恰好の場所。

風情漂う蔵造りの町並みは着物姿でこそ散策したいもので、まるで過去にタイムスリップしたかのような感覚を楽しめるでしょう。

「着物」や「和」に合わせたイベントも活発で.、これまで数多くのものを取り上げてきました。

・「小江戸川越七福神めぐり」2017年1月8日川越の街にきもの姿を増やす会

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12237632059.html
・「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html
・「袴deご朱印集め!&ゆりりんの吉貯金講座!in 川越♪」2017年5月27日きものdeサルコ♪
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12280114445.html
・「古民家 恵比寿屋 溝井家から留学生リーちゃんへ舞子風体験プレゼント」2017年6月3日
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12283877554.html
・「野澤松也 創作浄瑠璃 弾き語り 小江戸川越“蓮馨寺”ライブ」2017年3月17日
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12257998056.html
・「川越フィールドスタディ お寺でまちおこし」2017年5月29日アーユス仏教国際協力ネットワーク
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12283299955.html
・「ウェスタ川越 春の地酒まつり ~埼玉の銘酒に酔いしれて~」2017年5月14日(日)
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12276732584.html

上記の出来事は、今年に行われた主だったものだけです。

どれもが、「川越らしさとは」も意識され、一つ一つ良い催しだったと感じています。

さらに、川越は街ぐるみで着物文化を推し進める街であり、毎月8日・18日・28日の川越きものの日」には、着物姿だと市内の協賛店で色々な特典を得ることができる取り組みを行っている。

市内協賛店の数はなんと、今や120。

着物姿の人に対してこれだけの厚いサポートをしている街は全国でも珍しい。

市内協賛店とサービス内容はこちらから。

「(公社)小江戸川越観光協会」
http://www.koedo.or.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E6%97%A5/

また、きものの日には蓮馨寺講堂内で無料着付け・着付け直し、仲町の観光案内所で和の体験があったりし、着物体験がより楽しい。

 

川越きものの日が始まって6年。6年という道のりは立ち上げた関係者にとってはとても長いものだと思いますが、一方でたった6年で川越の街の風景がこんなにも変わったことに驚く。

川越きものの日の発足が川越の分岐点だったと後年の人は振り返るのは間違いありません。

今から6年前の2011年8月18日、川越は城下町で着物が似合う街、もっと着物を広めたいと、市内の7つほどの団体が手を結んだ川越きものの日実行委員会が始めたのが、川越きものの日。
きものの日発足に最も尽力した「川越のおかみさん会」は、川越にある商店のおかみさんが加入している団体。お店でも積極的に着物、浴衣を着て接客にあたっている。
「川越の街にきもの姿を増やす会」の小杉さんは和裁士。
川越市から任命された小江戸川越観光親善大使でもあります。
平成12年に会を立ち上げ、独自にさまざまな企画を行ってきました。
着物姿で川越七福神巡り、春の桜まつりに参加、百万灯夏まつりの打ち水会などなど。小杉さんが会を立ち上げたのが平成12年5月。GWの蓮馨寺でのイベントで『せっかく着物があっても着ていくところがない』そんな声を聞いて会を作ることを決めた。着物を着ると別人格のようになる。着物にはそういう力があるんですと話します。

ちなみに小杉さんは、この日のファッションショーにもお孫さんと参加。お孫さんは7月の浴衣ファッションコンテストで、数多くの出場者の中から「月がきれい」特別賞に輝いています。

他にも「川越きもの散歩」、「イーグルバス」など各方面の有識者が集まった実行委員会。
川越きものの日は当初は、「商店の人に着物を着てもらって接客してもらう」というところが主でしたが、やがて、街に着物姿を増やすために着物のお客さんにサービスをする、蓮馨寺で無料着付けなどを行うなどを行うようになり、目覚ましい発展を遂げてきました。

そして、川越きものの日が誕生した日を祝して、実行委員会により毎年8月18日には周年イベントが開催されていることも試みの一つ。

これを振り返ると、川越きものの日が川越内で年を経るごとにうねりが大きくなってきたことがよく分かる。

3年前の2014年8月18日には、蓮馨寺にて3周年イベントが行われていました。

(2014年8月18日「川越ゆかたコンテスト2014」より)​

当時はコンテスト形式でしたが、今はファッションショー形式となっています。当時は屋外で、鐘撞堂を舞台として開催していました。

さらに年を経ると、蓮馨寺境内には雑貨・ワークショップの出店もあり、大きなイベントになっていった。昨年の5周年イベントの2016年8月18日は残念ながら雨になりましたが、日を改めた2016年12月18日に蓮馨寺講堂内でファッションショーが開催されました。

 

 

(第1回「小江戸川越をきもので楽しむ日」2016年12月18日川越きものの日5周年記念イベント

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12230547477.html

川越きものの日実行委員会によるイベントはファッションショーに限らず定期的に開催されていて、2017年1月には「着物で初詣バスツアー」。こういう草の根的な催しも大事にしている。

着物姿の参加者たちはバスで川越の名所を巡るツアーで、蓮馨寺に集合し、喜多院、川越氷川神社、そして小江戸蔵里の八州亭でランチをするという内容。川越で着物に関係する人のみならず、
川越以外、長崎、横浜、都内、所沢、東松山、蕨などからの参加者もいて、着物で繋がったいろんな人が参加していました。
ツアーの冒頭では川合川越市長も参加者の見送りに来て、川越の着物文化をアピール。

 

これまでの様々な取り組みによって川越の着物は広く浸透してきました。

しかし、川越きものの日実行委員会だけでここまで盛り上がったというより、街ぐるみでというのが正解。

きものの日の三日間は、8日は蓮馨寺で呑龍デー、18日は川越昭和の街でごえんの日、28日は成田山川越別院で蚤の市、と着物の日に市内では催しが定期開催され、着物と相乗的で盛り上がっています。

特に、「川越昭和の街」との連携は、着物熱を街に広く波及させる効果が大きかった。

毎月18日は、蓮馨寺周辺の川越昭和の街で「ごえんの日」が行われていて、昭和の街のお店で食事や買い物をすると、五円玉の「ご福銭」が貰えるサービスを合わせている。

それに、蓮馨寺境内では「手作り市」が開催されている。着物を着てどこに行くのか、何をするのか、というのが大事なのだ。

この日も多くの出店と来場者で賑わっていました。

 

 

 

昭和の街にある蓮馨寺が川越の着物の聖地のようになっていて、きものの日を意識して18日に設定している昭和の街の「ごえんの日」と「手作り市」。
五円玉福銭というのは、単にお店にある五円玉を渡しているのではなく、そこにはまず地域ならではのストーリーがあり、そこから生まれたものであり、
街の歴史から生まれた、この地域でしか出来ないものでもある。
さらに商店街が手間を注いで行っているもので、いろんなストーリーが籠もっている福銭なのでした。
連雀町にある熊野神社は、毎日多くの人が参拝に訪れる由緒ある神社で、新年の初詣も多くの参拝者で賑わいました。
境内入り口の足踏み健康ロードはすでにお馴染みで、練雀町道灌の山車が展示されている神社でもあります。
そして、銭洗弁財天を目当てに来る人も多く、水でお金を清める光景もまた定番。

 

 

 

(「ごえんの日」毎月18日は川越昭和の街 ごえんの日 福銭サービス

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12239801771.html

18日に福銭サービスを行っているお店は、昭和の街を歩けばすぐに分かります。店先に五円玉の大きなオブジェが下がっているのが目印。

 

 

 

 

 

 

 

 

着物姿で昭和の街を歩き、福銭を貰うというのがセットになって浸透してきた今。こういうところにまちづくりをより感じます。

・・・と、ここにも、福銭を貰いに・・・??

昭和の街で静かに寛いでいた人が、いや、妖怪でしょうか。

あ、もしかしたら他に人には見えていないのかも。。。偶然にも写ってしまいました。

この方もファッションショー出場予定者で、この時は始まる前に休憩しに来たようでした。

 

ここは、シトロンの車が目印の「La Foire(ラフォアー)」。

「ぶらり途中下車の旅」でも取り上げられていたのを見た人もいると思います。

「La Foire(ラフォアー)」川越昭和の街に出現したシトロエンのホットサンド専門店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12292480828.html

この妖怪さんは実は、昭和の街にあるレンタル着物店「きものや沙羅」さんのスタッフ。沙羅さんチームがファッションショーに参加しているのも実は恒例で、昨年は12月開催ということでクリスマスをテーマにした装飾を身にまとい、来場者の度肝を抜いていました。

(2016年12月小江戸川越きものファッションショーより)

そしてこの後、講堂内のファッションショーにお店の人と登場し、夏ということで今年は妖怪をテーマに(あの有名妖怪アニメをテーマに)したショーを魅せたのでした。

 

 


チーム沙羅はいつも面白いことを考えますね。

そうそう、チーム沙羅は2017年6月10日ウェスタ川越で開催された「第2回 英語でニッポンを語ろう!コンテスト in 川越」でも、徹底的に楽しいパフォーマンスに徹して日本の伝統である着物文化を英語で伝えていました。

(「第2回 英語でニッポンを語ろう!コンテスト in 川越」2017年6月10日ウェスタ川越
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12285023934.html

 

川越ゆかたファッションショーでは、次々と華やかな浴衣姿の人が登場していく。

こちらには、紺色の浴衣を着た男性が。そして、紺と白のコントラストがどこかで見たことあるような・・・とピンと来たら相当な川越LOVE。

紺と白と言えば、あの町内です。

なぜ、この色を選んだのかというと・・・意外な答えが返ってきました。

「岸監督がこの色の浴衣を着ていたから」。

7月の川越浴衣まつりの浴衣ファッションコンテストで、スペシャルコラボしていたのが、アニメ「月がきれい」。

TOKYO MXで4月から6月まで毎週木曜24:00~に放映され、人気を博しました。

「月がきれい」オフィシャルサイト

https://tsukigakirei.jp/#!/TOP

「川越浴衣まつり」×「月がきれい」として、岸誠二監督と主人公・水野茜役声優、小原好美さんが特別審査員として登壇。「月がきれい」特別賞を選ぶと共に、浴衣コンテスト終了後には、舞台上でトークショーを行いました。

岸監督はあの時、何度も取材に訪れていた連雀町の祭り衣装を仕立てて着ていたんです。

 

(第4回「川越浴衣まつり」2017年7月30日川越百万灯夏まつり本川越駅ステージ ×「月がきれい」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12297752383.html

あの衣装を意識して、自分も紺色の浴衣を着ようと選んだのだという。

こういう意識が川越的ストーリーを大事にしようとするなんとも川越人らしい。

こうして参加者による自発的行動により、7月「浴衣ファッションコンテスト」と8月の「川越ゆかたファッションショー」は繋がっていたのでした。


講堂内のゆかたファッションショーの華やかさは後半も引き続き。

街歩きはもちろんのこと、浴衣姿の出場者はこうして人前で披露する楽しみも味わっているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎月8日・18日・28日は川越きものの日。

誕生から6年が経過し、川越の街はがらりと変わりました。

これからますます川越は和・着物の重要性が増していくことでしょう。

着物の似合う街、川越へ。

 

「川越きものの日 (公社)小江戸川越観光協会」
http://www.koedo.or.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E6%97%A5/

 

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暖かい空気が桜の木を撫でる。境内の桜の木々の蕾もだんだんと膨らみ始め、

いよいよ川越にまた春がやって来ようとしています。

2017年3月17日蓮馨寺で開催されたのが、

「野澤松也 創作浄瑠璃 弾き語り 小江戸川越“蓮馨寺”ライブ」。

『小江戸川越〜和文化の根付く街並み〜で、
野澤松也の浄瑠璃を聞きにいらっしゃいませんか?』

会場の蓮馨寺は, 室町時代に創建された歴史ある浄土宗のお寺です。趣のある佇まいは感動的で浄瑠璃にもぴったり。

 

会場となった蓮馨寺には、山門から左手に二階建ての講堂があります。そこが今回の舞台。

 


歌舞伎の義太夫三味線方として活躍の三味線奏者、野澤松也師匠が川越に帰って来た。

1年ぶりの川越でのライブ、今回で三回目となりました。

一回目は小江戸蔵里のレストラン八州亭で行われ、昨年が二回目、そして今年、と回を重ねてきました。川越で上質な和の音色を聴くことができると毎回好評です。

時間:15:30〜17:00 (15:00 開場)   
<演目>

①古典『本朝廿四孝〜奥庭狐火の段』
(ほんちょうにじゅうしこうおくにわきつねびのだん)   
②創作浄瑠璃『雛祭春乃夜夢如』
(ひなまつりはるのよゆめのごとし) ・浄瑠璃のお話
・三味線のお話

 

<野澤松也プロフィール>
野澤松也(広島県出身)
『重要無形文化財総合指定保持者。1974年 国立劇場第1期文楽研修終了。野澤松之輔の内弟子となる。同年4月、国立劇場文楽公演で初舞台。1979年より歌舞伎の三味線方として現在に至る。2004年「創作浄瑠璃の会」、2016年「三味似粋人ジャパン」設立。松竹歌舞伎で舞台を務める傍ら、ライフワークとして、昔話や民話、土地に伝わる話等を浄瑠璃風にアレンジした作品に作曲し、弾き語りで伝えている。』

1955年 広島市生まれ
1969年 母の勧めで三味線を始める(当時一四歳)
1972年 国立劇場第一期文楽研修生になる
1974年 研修終了。野澤松之輔の内弟子となる

同年四月、国立劇場文楽公演で初舞台
1979年 松竹歌舞伎に入る

国立劇場『仮名手本忠臣蔵』で歌舞伎の三味線方として初舞台
2004年 『創作浄瑠璃の会』設立

創作浄瑠璃の弾き語り活動開始
2016年 『三味似粋人ジャパン』設立
現在、松竹歌舞伎(東京 歌舞伎座、国立劇場、新橋演舞場、京都 南座、、大阪 松竹座、名古屋 御園座、福岡 博多座、等)で演奏。
同時に、国立劇場研修生講師、学習院大学非常勤講師を務めるなど、演奏家、講師として活動中。
<創作浄瑠璃>
『広島咲希望花カンナ』、『友情泣赤鬼物語』、『送り拍子木』、『役者演閻魔大王』、『降積雪六傘地蔵』、『おいてけ掘』など。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Matsuya Nozawa
『Kabuki Gidayu shamisen performer . As Takemoto renchu (Takemoto company). Preservers of Important Intangible Cultural Properties by Minister of Japan.
As his lifework , Matsuya Nozawa compose and arrange and create the Japanese folk tales and Japanese folk stories as Joruri , convey by singing playing Gidayu shamisen . (as a storyteller) 』


「創作浄瑠璃」について。
今から13年前 2004年に行われた、「後の月の会」にヒントを得て創作浄瑠璃は作られました。古典の義太夫は時間が長く、詞の意味が分かりにくく、母音のオン使いが複雑でストーリーが分かりにくい為、敷居が高いと敬遠されがちです。

これでは、これからの日本を背負って行く子ども達に日本の伝統文化を分かって貰う事は難しいと思い、誰でも知っている、昔話や土地に伝わるお話を浄瑠璃風に書き下ろし、節を付けて弾き語りする事にしました。(15分以内)これが創作浄瑠璃です。

歌舞伎の舞台で三味線を弾く野澤松也さんは、もっと沢山の方に、歌舞伎や文楽、浄瑠璃を親しんでいただきたい、との思いで、ライフワークとして全国各地で公演をし、学校や幼稚園、老人介護施設などでも演奏をしたり、実際に三味線に触れて頂いたりしています。

 

松也師匠が2016年に立ち上げた「三味似粋人JAPAN」のコンセプト。
『日本の伝統文化を、広く子ども達や一般の方に知っていただき、海外には無い日本の魅力を発信していく』

そして、スローガンとして掲げているのが・・・

 

「日本の伝統文化は地球を救う!」
“ Shaminist Japan” , which slogan is Japanese traditional culture save the earth !!

 

大それた言葉と思われるかもしれませんが、いや、よくよく考えてみると、本当にそうかもしれないと思わされる昨今。

世界的な空前の「和」ブームは、ここ川越でもひしひしと感じること。

蔵造りの街並みの一番街では、外国人観光客を見ない日はないというくらい押し寄せていて、着物をレンタルして街歩きを楽しむ外国人の姿も増え、着物を着て、和菓子を食べ、お茶を飲む、外国人の姿もまた川越の日常風景になりつつあります。

音楽も邦楽を習いたいという外国人は多く、

和は単に一過性のブームというより、世界に今求められているもの、行く末のヒントにしているようなところがあるのかもしれない。

自然観、相手を思いやる、和特有のバランス感覚、どれをとっても確かに今の世に必要とされているものばかり。

また、三味線の音色も「1/fゆらぎ」と言われていて、聴いているだけでリラックス効果、癒しに繋がります。
1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ)は、蝋燭の炎の揺れ方、月光の揺らぎ、人の心拍の間隔、小川のせせらぐ音、木漏れ日、蛍の光り方などが例として挙げられます。

松也師匠も話していたように、老人介護施設などで演奏すると、聴いている人たちが演奏が進むにつれて生気を取り戻し、表情が紅潮していくことがあるという。

音に影響され、心も身体も活性化していく、

そんな現場を間近に見て、さらに各地へ赴く演奏ツアーにも一層力が入るのでした。

 

歌舞伎の舞台の合間を縫って、自身の活動にも積極的な松也師匠は、

川越ライブの日に至るまでに、全国各地で弾き語りライブを開催してきました。

2017年2月19日は福岡福岡市にある「松楠居(しょうなんきょ)」での弾き語りライブ。

ライブでは、演奏以外にも浄瑠璃のお話しや実際に触ってもらっての体験なども大事にして毎回恒例となっている。

 

 

(松楠居の弾き語りライブ)

 

2月26日には京都市にて「創作浄瑠璃弾き語り“如月 京町家”ライブ」
<演目>
古典『花競四季寿〜鷺娘』 
創作浄瑠璃『友情泣赤鬼物語』。

 

(創作浄瑠璃弾き語り“如月 京町家”ライブ)


3月11日(土)には兵庫県西宮市にある「極楽寺」での「野澤松也 創作浄瑠璃弾き語りライブ in 西宮“極楽寺”」。

 

(極楽寺での野澤松也 創作浄瑠璃弾き語りライブ in 西宮“極楽寺”)


3月14日江戸東京博物館ホールにて行われた 『「伝統って新しい」〜三味線皮の新素材を弾いてみませんか!』。
第一部 プロによるカンガルー皮の三味線演奏
第二部 体験タイム
第三部 シンポジウム(新素材の研究発表)

 

 

 

そして迎えた3月17日、川越ライブ当日。

川越は、都内など関東演奏ツアーの一つとして位置づけられていました。

一年ぶりの川越ライブを待ちわびていた人たち、

開場時間になると、続々と参加者が講堂に集まってきました。着物姿の人も多く見られ、川越らしい。

川越のライブ開催では、川越の人たちが縁の下で支えていたことも大きい。

川越ライブの世話人を務めていた工藤さん、

2014年8月の川越のミュージカルカンパニー「すてっぷ1」(飛翔ひかるさん主宰)の「ハムレット」で共演した仲間の須賀さんをはじめ、飛翔さんなども応援していた。

また、受付などイベント運営を手伝っていたのが、一番街にあるレンタル着物店の「れんたるきものや 寛kan」の大島さん。

 

 

(「れんたるきものや 寛kan」着物をもっと身近に 川越で着物を着て街歩きを楽しむ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12256234476.html

いろんな人が、松也師匠の川越ライブ実現に向けて動いて実現していた。

川越で三味線?歌舞伎??と思われるかもしれませんが、川越の状況は昨年来新たな局面を迎えています。大きな転機となったのが、2015年川越駅西口にオープンした「ウェスタ川越」。

1700隻収容の大ホールでは、これまで川越では上演されることのなかった公演が行われるようになり、そう、歌舞伎もその一つ。

まさか川越で歌舞伎が観劇できる時代が来るなんて。。。以前と比べたら隔世の感があります。

2016年9月1日には大ホールにて「松竹大歌舞伎 中村芝雀改め 五代目 中村雀右衛門襲名披露」上演、

今年は、2017年4月1日に「市川海老蔵 古典への誘い」が上演予定となっています。

街の中で歌舞伎に触れる機会が増え、三味線への注目も広がりつつある。

川越の街を見渡せば、和の文化が昔から根付いていて、今また大きな注目を集めるようになっていることはご存知かと思います。

着物、和菓子、河越茶、落語、盆栽、蔵造りの町並み、骨董市・・・歌舞伎に繋がる和の素地は既に至るところにあり、歌舞伎や三味線が入っていてもなんら不自然ではない。

また、今回の会場が蓮馨寺というのがなんとも因縁深いということが挙げられます。

蓮馨寺という場所自体がまず三味線の音にぴったり、周りの「昭和の街」の雰囲気にも実によく合う。

ちなみに、昨年の松也師匠の創作浄瑠璃弾き語りライブ会場が、蓮馨寺からすぐ近くの「大黒屋食堂」さんで、今年はさらに多くの人の参加が見込まれたことから、蓮馨寺を会場としました。

 

 

(「大黒屋食堂」ご飯の美味しさに改めて感じ入る 昭和の街と共に歩んだ3年間

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12191160127.html

そして、蓮馨寺で外せない話しといったら、「旧鶴川座」の存在です。

蓮馨寺山門から伸びる立門前通りにある古い芝居小屋は、現在は立入り禁止になっていますが、かつてはそう、歌舞伎も巡業していた場所でもあります。

明治時代に建てられた鶴川座は、幾多の時代の波に揉まれ、近年は廃墟同然となっていましたが、市民の手によって館内が綺麗に掃除され、映画の上映会も行われるまでになった。

いや、あの映画を上映するために綺麗にしたと言った方が正確かもしれない。

それが、2013年11月30日、12月1日旧鶴川座」で上映された「映画 中村勘三郎」です。

映画は、歌舞伎役者の中村勘三郎さんが亡くなるまでを追ったドキュメンタリーで

芝居小屋再興に尽力した勘三郎さんを称え、この映画を川越で、鶴川座で上演したいという市民が立ち上がって企画されたものでした。

鶴川座という場所でこの映画が上演されたという事実は、川越的に大きな意味を持ちます。

川越style

 

川越style

 

川越style

 

川越style

(旧鶴川座で「映画 中村勘三郎」上映会 ここで演じてもらいたかった。。。

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11716658206.html

 

川越的ストーリーがたくさん内包しているこの日のライブ、

いよいよ開演すると、世話人の工藤さんの挨拶に続き、
日本文化研究家 萩本摂子先生の解説によって演奏作品の理解を深めます。

 

 

「野澤松也 創作浄瑠璃 弾き語り 小江戸川越“蓮馨寺”ライブ」

<演目>

①古典『本朝廿四孝〜奥庭狐火の段』
(ほんちょうにじゅうしこうおくにわきつねびのだん)   
②創作浄瑠璃『雛祭春乃夜夢如』
(ひなまつりはるのよゆめのごとし) ・浄瑠璃のお話
・三味線のお話

 

まずは、創作浄瑠璃『雛祭春乃夜夢如』

 

 

 

 

そして、演奏だけでなく三味線のお話しを交えて場内一体となる雰囲気を作っていきました。

 

 

 

二曲目の演奏は、古典『本朝廿四孝〜奥庭狐火の段』。

この選曲には、松也師匠のちょっとした粋な計らいが潜まれていました。

狐をモチーフにした曲は、蓮馨寺という場所を意識してのことでした。

蓮馨寺で狐と言えば・・・??

そうです、狐たちのお祭り、「狐宵祭(こよいさい)」がこの境内で12月に行われています。

蓮馨寺で演奏するなら狐が面白い、茶目っ気のあるチョイス、

それに河越藩の狐たちも引き寄せられて、陰で聞き入っているようでした。

 

 

 

(第三回「狐宵祭」蓮馨寺2016年12月11日関東狐の年越し準備大合わせ祭

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12229574845.html

 

古典『本朝廿四孝〜奥庭狐火の段』。

 

 

 

 


今回のライブは、松也師匠のライブに初めて来たという人も多く、また、浄瑠璃を初体験したという人も多かった。

終演後には三味線体験等してもらい、松也師匠との交流も楽しんでいました。

川越の街に響く三味線の音色、回を重ね、これからさらに広がっていくことでしょう。

 

各地で引っ張りだこの松也師匠の怒涛の関東ライブツアーは、川越の翌日からも続いていきました。

翌、3月18日には「野澤松也 創作浄瑠璃 弾き語りチャリティライブ in “バー&グリル銀座スイス築地店”」。飲食店までも会場にしてしまう柔軟性。
古典『曽根崎心中~天神森の段~』
創作浄瑠璃『雛祭春乃夜夢如』

このライブは切り絵の神様「百鬼丸」さんとのコラボレーションでした。

 

 

(野澤松也 創作浄瑠璃 弾き語りチャリティライブ in “バー&グリル銀座スイス築地店”)


さらに翌3月19日には、表参道Sansanにて「やってみよう!伝統芸能ワークショップ」開催。

新しく楽しい試みで「浄瑠璃」に迫っていこうとしました。
松也師匠の創作浄瑠璃ミニライブから始まり、演目は「天晴桃乃鬼退治」(あっぱれもものおにたいじ)。桃太郎の話しです。
参加者全員で「創作浄瑠璃 浦島太郎」を創り、浄瑠璃の世界に親しんでもらったのでした。

 

 


(やってみよう!伝統芸能ワークショップ)


3月20日には台東区にある蔵前4273で
「浄瑠璃にゅうもん!〜野澤松也・創作浄瑠璃弾き語りライブ〜」開催。

『浄瑠璃や歌舞伎への興味を深めよう
情景や人物描写、感情を「音楽」で表現する魅力に迫る60min。』
・花咲爺さん「白狗心繋花咲翁」
(しろいぬこころつながるはなさかおきな)
・ひな祭り「雛祭春乃夜夢如」
(ひなまつりはるのよめのごとし)

 


(浄瑠璃にゅうもん!〜野澤松也・創作浄瑠璃弾き語りライブ〜)

 

また来年・・・川越でのライブに乞うご期待!

 

「三味似粋人ジャパン  Shaminist Japan」

https://www.facebook.com/nozawamatsuya/?fref=ts

 

「日本の伝統文化は地球を救う!」

“ Shaminist Japan” , which slogan is Japanese traditional culture save the earth !!

 

 

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本川越駅から北へ直進、現在拡幅工事が行われている中央通りを進んで行く。

県道と交差する連雀町交差点まで来ると、町並みの雰囲気ががらりと変わることに誰もが気づく。古い建物が残され、昔にタイムスリップしたかのような感覚に。
そこが、川越の昭和の街。

「川越中央通り『昭和の街』を楽しく賑やかなまちにする会」が発足して今年で3年。
今、いろんなところで耳にするようになり、また、会が主催する催しに遊びに来たことがあるでしょう、昭和の街。確実に川越に浸透してきた取り組みです。

このお店を伝えることは、お店の枠に収まるものではなく、

「昭和の街」自体を伝えるものになるはずだった。
昭和の街に2014年2月にオープンしたのが、「大黒屋食堂」さんです。

蓮馨寺を越え、さらに進んだ左手に見えてきます。

 

 

街の定食屋さんという雰囲気を漂わせながら、素材の吟味は怠りなく、安心して食べられる。

お昼のメニューは、日替わりで様々な顔ぶれが登場。

また、魚の定食が大黒屋食堂のうりでもあり、

大き過ぎず小さ過ぎず、脂の乗りが良い中くらいの大きさを吟味し、旨味がたっぷり感じられる魚にこだわる。これも日替わりで内容が変わっていくので、今日はどんな魚だろう?メニューを見るまでのお楽しみ。

ある日の魚定食は・・・


 

とにかくご飯とお味噌汁が美味しいお店で、食べるといつもホッとするような気持ちになる。
ガス釜で炊かれたご飯はふっくらと美味しく、ご飯が美味しいと感じる感性の日本人でよかったと感じ、お味噌汁を一口すすって、はぁぁとホっとするような息を吐くと、さらに和食の深みにいざなわれていくよう。

魚の身を口に運べば、シンプルに調理された焼き魚の旨味に感動し、

付け合わせの野菜の漬物やお浸しにもまた、ご飯が進む。

そしてまた、お味噌汁のお椀を手に持ち・・・ご飯を箸ですくう、と

和食ならではの、和食だからこその楽しみは続いていきます。

お料理は素朴だけれど、身体の中にすっと入ってくるような自然さがあって、

肩肘張らず、安心して普通に食べられるということのありがたさがありました。

気取らずシンプルだから、「改めて感じる」、ということが多いお店。

改めて、ご飯ってこんなに美味しいものなんだ、

改めて、お味噌汁ってこんなに美味しいもの!?

え!あじの開きって、何この感動的な美味しさ。

一つ一つに、改めて感じる、がありました。
ご飯を中心にして、ご飯を美味しくいただくために周りのおかずが考えられていて、一汁三菜という日本が生んだ発明的食の黄金バランスがここにあります。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、それは決して格式や敷居の高いものではなく、こうした気軽に食べられる日本食こそ、世界に誇る日本の文化なのではないかと思います。

甘味、酸味、塩味、苦味、うま味、このバランスが和食なのだなと感じ入りながら、また次の逸品に箸が進む。

 

別の日には、トマト煮込みを。

安定の美味しさ、こうした煮込み料理だってお手の物なのです。

一年中同じものがあるよりも、その時ある素材を使って調理するのもまた、和食らしい。

そう考えれば毎日日替わりのなんと楽しいことか。明日は何が出るのだろう。

そうそう、バランスというのは、味覚のことだけでなく、量のことにも触れないといけない。

それだって和食の心得のはず。

大黒屋食堂さんの食事の量は、がっつりとした山盛りの量ではありません。

提供者が、初めから廃棄を前提とした量を用意するのではなく、お客さんが食べきれるだろう量を考えて用意する。一粒残らず食べるという、日本人が昔から大切にしてきたもの、慎ましさがある。

大黒屋食堂さんは、埼玉県が推し進めている食品ロスや食品廃棄物を減らす

「彩の国エコぐるめ事業」

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/eco-gourmet.html
の協力店に登録しています。

そうした話しを伺いながら、そうか、と気付いたのです。あの茶碗に盛られたご飯のことを。

全体の量のバランスが良いのは、あのご飯が要だったんです。

食べきれる量のご飯が盛られ、その分量に合わせて付け合わせの量も決められている。

中心のご飯から広がったバランスによって成り立っていた定食だったのです。

やっぱり、ご飯が扇の要なんだ。

大黒屋食堂の隣にあるのが、奥様の実家、大黒屋米穀店。

中央通りが開通した昭和8年からお米屋さんを営んでいます。大黒屋食堂のご飯は、お隣の大黒屋米穀店から。米屋の厳選したお米を使用しているのもうり。

そうそう、大黒屋米穀店では、昨年面白い試みとして、現代美術とのコラボレーションも行っていました。

昔ながらのお米屋さんと現代美術・・・斬新な組み合わせでした。

 

(「プレ・蔵と現代美術展2016」2016年11月13日(日)~23日(水・祝)

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12219553772.html

 

大黒屋食堂は、定食だけでなく、手作りスイーツや14時から登場する、生地から手作りのピザにも注目したい。

 

 

夜になれば、これまた日替わりで、その日だけのメニューが登場します。

今日はどんなメニューかな、それは行ってからのお楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、大黒屋食堂さんがご飯屋さんという枠組みにとらわれていないことは、
お店で様々な雑貨販売や教室を開催していることでも伝わります。
ご飯屋さんでこれほど広い展開をしているお店も珍しい。。。

 

 


毎月、店内でニットカフェ「minamiwaニットカフェ」が行われているのはお馴染み。

 

 

 

minamiwaさんと言えば、ニットの祭典「KAWAGOE Knit Park」にも講師で来ていて、

今は川越では大黒屋食堂さんを拠点にしている。

 


(「KAWAGOE Knit Park」編み物フェスティバル2015年10月3日開催
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12080529627.html


さらに、第一金曜日14時~17時は、占い師ゆきのいずみさんによる占い鑑定の日。

大黒屋食堂で飲食すると、オラクルカード・たとっろカードを10分1000円で鑑定してくれます。

 

そして、(意外な新事実かもしれませんが!)実は大黒屋食堂さんの二階の部屋も教室の会場に様変わりする日があって、陶芸教室、ヨガ教室などが行われいるんです。
階段から上がるとそこには、The昭和の畳の部屋、時間の流れ方がゆったりする和室で、陶芸教室が行われています。

 

 

 

 

 


岩澤さんの奥様は実は陶芸家という顔を持つ人であり、あの大黒屋食堂の食事を支えるのは、全て手作りからなる食器たちだという事実も忘れてはならないこと。

さらにお店には自身作の陶器コーナーもあって、気に入った焼き物を家に連れて帰ることもできる。

 

 

確かに、そういえば・・・と後になって気付くのは、

食べている最中ではなく、食べ終わった後のことかも。

空になった食器になって初めて、ああ、味のある食器だったのだな、とそこで分かる。

食べる前でも、食べている時でもなく、食べ終わった後に気づく良さというのが、なんとも良く、食器という存在の本質的な立ち位置を表しているよう。

決してそれ自体が目立つわけではありませんが、でも、

しっかりとお料理を受け止め、静かに支え、和食の美味しさに大きく寄与している食器たち。

きっと、何年、何十年経っても使い続けられるだろうし、そういう意図のもとに作られた食器だということに気付きたい。

 

 

 

 


また、別の日には二階ではヨガ教室も開催されています。

各教室の詳しい内容はお店にお問い合わせください。


しかし、いろんな展開を見せる大黒屋食堂は、どれもこれも緩やかに繋がっているような統一感があって、それが大黒屋食堂の良さ。

ご飯屋さんという枠に収まらないのは、きっと、二人の素顔が関係しているはず。

大黒屋食堂の岩澤夫妻のことを一言で紹介するなら・・・

「クリエーター夫妻」と言えばいいでしょうか。。。

それぞれが作家であり、独自の世界観を確固として持っている。そんな二人が一緒にお店を始めたなら、それは、普通のお店になるはずもなく。。。新しいスタイルのご飯屋さんがここにある。

その片鱗は、例えば、あの陶器コーナーからも察せられ、

また、お店に置いてある本棚を一目見れば、並んだタイトルに只者ならぬオーラを感じると思います。

 

このタイトルを選ぶというのは、相当な眼力の持主のはずだった。

大黒屋食堂の二人を掘り下げると・・・

奥様は生まれも育ちも大黒屋米穀店で、陶芸の道を志し、陶芸教室を主宰し、自身の作品作りも熱心に行っていた。

大黒屋食堂を開いてからも、教室の会場をこの二階に移して開催し続けています。

 

夫岩澤勝己さんは、実は、驚くかと思いますが・・・日本シナリオ作家協会会員の脚本家としても知られ、これまで手掛けた作品は、

脚本「新・極道(やくざ)渡世の素敵な面々2/きりとりブルース」1999年10月23日 / 映画
脚本「借王(シャッキング) ナニワ相場師伝説」1999年7月24日 / 映画
脚本「平成金融道 裁き人」1999年3月27日 / 映画
脚本「借王(シャッキング) THE MOVE/沖縄大作戦」1999年2月20日 / 映画
脚色「新・極道(やくざ)渡世の素敵な面々〜女になった覚えはねぇ!」1998年11月7日 / 映画
脚色「借王(シャッキング)3」1998年7月4日 / 映画
脚色「借王(シャッキング)4」1998年7月4日 / 映画
脚色「実録 新宿の顔2 新宿愚連隊物語」1997年3月15日 / 映画
脚色「実録 新宿の顔 新宿愚連隊物語 第1部」1997年3月15日 / 映画
脚色「Morocco 横浜愚連隊物語」1996年5月4日 / 映画
脚色「Morocco 横浜愚連隊物語2」1996年5月4日 / 映画
脚本「マネーギャング 極楽同盟」オリジナルビデオ
脚本「借王(シャッキング) 狙われた学園」オリジナルビデオ
などで知られる。今でも、週に一度シナリオの専門学校で教鞭を執っています。

お店では、映画をテーマにしたイベント、「映画夜話in大黒屋食堂」を開催していて、
お料理やお酒を楽しみながら、映画のお話をしましょう、というイベント。
第一夜は2016年7月23日19時~(お料理とワンドリンク付き)
話しのお相手は岩澤さん、取り上げた作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。
11月20(日)に開催された「映画夜話in大黒屋食堂」第二夜、テーマ作品は「シン・ゴジラ」でした。

(2016年9月、「昭和の街の感謝祭」より)

岩澤さんはもともと、大学時代に自主映画を制作していたことから、将来は映画監督になりたいと夢見ていた。大学卒業後、書き溜めたシナリオを持ってビデオ制作会社に就職。

会社としては企業向けのビデオを多数作り、順風満帆な生活を送っていましたが、それでも、胸の内では「映画を作りたい」という思いがふつふつと沸き上がっていた。

退職後、シナリオライターとして独立。日本シナリオ作家協会会員となり、知り合いの縁から、映画・ドラマ・オリジナルビデオのシナリオに携わるようになっていきました。


しかし、不思議に思うのが、シナリオライターから一転しての、大黒屋食堂開店。

一体なぜ・・・??

奥様の実家が米屋という繋がり、現大黒屋食堂の場所が空いていたという事情、いろんな要素がありましたが、一番大きかったのが、お店の前、中央通りの道路問題で会議に参加していたこと。いつの間にか自分が主導するような立場になっていたことから、

「この場所でお店を開けば地域の問題にも取り組める」

大黒屋食堂をオープンさせたのでした。


大黒屋食堂さんがある昭和の街は、2014年6月に「川越中央通り『昭和の街』を楽しく賑やかなまちにする会」を発足させ、以上の経緯から岩澤さんが初代会長に就き、様々なまちづくりの取り組みをしてきました。

大黒屋食堂が2014年2月オープン、

昭和の街の会が2014年6月発足、歩を合わせるように同じ時期に誕生し、両者は切ってもきてない関係にあります。

岩澤さんは、ずっとエンターテインメントの世界で生きてきた人なので、楽しいことをしようという熱意、行動力が飛び抜けている。

会として、定期的にイベントを開催しようと始めたのが、毎月8日の「呑マルシェ」で、

確かにあのイベントは、昭和の店々の軒先に雑貨・ワークショップなどが出展した光景は、画期的でした。これからの川越は昭和だ、昭和の街にスポットライトが当てられる時が来たことを喜び、期待が膨らんでいった時期でした。

その後、呑マルシェはなくなり、毎月18日の「ごえんの日」へ受け継がれていきましたが、

呑マルシェの功績というのは大きかったことは忘れないでおきたいこと。

2014年6月8日、記念すべき第一回呑マルシェの時の様子をあえて載せておきます。

 

 

 

 

(「川越昭和の街 呑マルシェ」川越の昭和で毎月8日にマルシェ開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11876626727.html

こうして振り返って思い出しましたが、第一回の時は、大黒屋食堂さんで音楽LIVEも開催されていたのでした。この時に現場を駆け回っていた会の会長である岩澤さんと初対面し、

昭和の街を盛り上がていきたいと語るその熱意に、圧倒されたのを昨日の事のように憶えています。

この前話した時も、そういえば一回目の呑マルシェの時に話したねとお互い振り返っていました。

以来、呑マルシェは毎月開催を続けていった。
昭和の街がここまで広まったのは、その積極的な発信の姿勢だったのだと思う。
川越で既に定着している毎月18日は、「川越きものの日」。それに合わせて昭和の街は毎月18日は「ごえんの日」と定め、昭和の街のお店で食事・買い物をしてくれた人に五円玉の「福銭」とプレゼントしています(先着順)。もちろん、大黒屋食堂さんはごえんの日参加店なので、18日に食事をすると福銭がもらえます。

 


(「ごえんの日」毎月18日は川越昭和の街 ごえんの日 福銭サービス

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12239801771.html


また、一年に一度、「川越中央通り『昭和の街』を楽しく賑やかなまちにする会」の主催による、昭和の街で盛大に行われる一大イベントと言えば、「昭和の街の感謝祭」。

もちろんこのイベントも、岩澤さんは会長として中心的に動いています。
今の時代のお洒落な雰囲気のイベントにあえて背を向け、昭和というテーマをもとにしたイベントは、会場には赤提灯が下がり、ビールにおつまみ、蓮馨寺境内は巨大野外ビアホールと化していました。Tha昭和!!

 

 

(第三回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺と周辺商店街 2016年9月10日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12199339321.html

 

昭和の街の取り組みは各方面から熱い視線が注がれるようになり、

まちづくりの事例として岩澤さんはシンポジウムなどに呼ばれて話す機会もあります。

 

 

「小江戸川越初雁フェスin HATSUKARI STADIUM」9月22日川越青年会議所

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12204021257.html

その時の様子から一部抜粋。『ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局』でお馴染み、みかねぇとのやり取りです。

岩澤「江戸、明治時代を感じさせる一番街と、大正浪漫夢通りの大正時代。

うちの街の昭和の街は、親しみある街として広まっていって欲しいと思います」。
みかねぇ「昭和の街は観光地としてはこれから発展していく場所ですよね。

この前番組で取材させてもらった時に、若い力がどんどん出てきていますね」。

岩澤「ええ、そうなんです。若い人がお店をどんどん開いていて、カッコイイお店も多いんです。オンボロな街だけどいいお店は多いんですよ(笑)」。


大黒屋食堂さんは、蓮馨寺で川越Farmer’s Marketを開催する時には毎回、川越産お野菜を使ったスペシャル野菜定食を提供してくれていて、きっと今年も用意してくれるでしょう。
蓮馨寺境内のフード部門が完売しても、こうして周辺のコラボ店でスペシャルが食べられるので、今年は積極的に紹介していきたいと思います。
さらに、夏のファーマーズでは、昭和の街を巻き込んだある企画が水面下で持ち上がっていて、
あれは実現したらとてもわくわくするものになるでしょうね。
 

3年になる昭和の街の取り組みと岩澤さんの動きを振り返って、

また大黒屋食堂に帰ってくれば、あの温かいご飯が待っていてくれる。

 

川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会は3年、

大黒屋食堂も3年、街を変えてきたこの3年。

この先、一体どんな展開が見られるのか。

岩澤さんの胸の内には、昭和の街でお店を開きたいという人を支援していく体制作りなど、

様々なアイディアが去来している。一つずつ確実に。

 

さあ、次の3年もまた、昭和の街は動いていくことでしょう。
 

「大黒屋食堂」

川越市仲町5-2(西武新宿線本川越駅 徒歩10分)
11:00~21:00
定休日水曜日
049-227-3290

 

ふっと、次はなににしようと迷いながら、

野菜の漬物に箸を伸ばす。

じわっと広がる味を噛みしめ、

また、ご飯が進む。

 

食べ終わると現れる、素朴な小皿。

やっと出会えた優しい小皿。

うん、ここまで味わって、大黒屋食堂の食事なのだと感じ入る。

全て食べ終えて静かに箸を置く、それは感謝なのか祈りなのか、

静かな感情が湧き上がって、

自然と言葉を発している。

 

ご馳走様でした。

 

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この日だけ、店々の店先に下げられる五円玉、いや、ご縁玉。
それを目印に、街歩きを楽しむ人たち。
ご縁をキーワードに、昭和の街が新たな試みを始めています。

 

 


毎月18日は、川越昭和の街「ごえんの日」。
川越の中で特別な日として定着してきました。
昭和の街は、本川越駅から北へ真っ直ぐ進んだところ、
連雀町交差点から仲町交差点までの中央通りを昭和の街として地域を挙げてまちづくりをしています。
昭和の街では毎月18日をごえんの日と定め、
この日に昭和の街のごえんの日参加店で食事や買い物をすると、「福銭」がもらえるという取り組みをしています。昨年から始まったもの。
(福銭は毎月数に限りがあり、先着順、なくなり次第終了となります)

昭和の街のイベントと言えば、毎月8日に行われる蓮馨寺の呑龍デーに合わせて、
8日に呑マルシェを以前開催していましたが、現在はこれをやめ、
毎月のイベントを18日に、名前をごえんの日として開催しています。
ちなみに、昭和の街のイベントとしては、年に一度の集大成、毎年秋の「昭和の街の感謝祭」があり、

 

(第三回「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺と周辺商店街 2016年9月10日

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12199339321.html
そして毎月の行事として、ごえんの日がある。という形になります。
18日は、川越の人なら、また、着物が好きな人ならすぐにピンとくるであろう「川越きものの日」と同日であり、
着物との相乗効果も今後発揮されていきそう。
きものの日とごえんの日、
2016年12月18日には、川越きものの日5周年イベントである「」とコラボして開催し、
きものの日とごえんの日双方が組み合わさって盛大に盛り上がりました。

 

 


(第1回「小江戸川越をきもので楽しむ日」2016年12月18日川越きものの日5周年記念イベント
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12230547477.html
街にはレンタル着物店も増え、普段着でふらりと川越に来て着物姿に変身して散策する、
川越を着物姿で歩くというのは日常風景と言っていいほどになっています。
今後の18日も、例えば、着物姿で川越の街を歩き、きものの日協賛店で特典を受けながら、
さらに昭和の街のごえんの日参加店で福銭をもらうこともできる。ダブルでお得になるのです。

(きものの日協賛店の目印)
ごえんの日参加店の方は、着物姿に関係なく福銭がもらえます。

ご利益ある福銭をもらいたい、
ごえんの日参加店は、昭和の街の通りを歩いていればすぐに分かります。
18日には参加店の店先に、ごえんの日の福銭オブジェが下げられて目印になっています。
蓮馨寺にお参りして待ち歩きをスタートすると、山門向かいのお店、「レレレノレコード」さんの福銭目印を発見。

 

 

 


さらに、立門前通りに、ごえんの日の目印が下がっていることにすぐに気付く。
和菓子店「彩乃菓」さんです。ここで和菓子を買ったり、二階のカフェを利用すると福銭がプレゼント。

 

 


「福銭をどうぞ」
手渡された福銭は、いかにもご利益がありそう。
蓮馨寺の中央通りを北に進んで行くと、あ、ここに!こっちにも!といくつかのお店に福銭オブジェを見つけることができる。
可愛らしいオブジェが下がっている光景自体が可愛らしく、それを写真に撮る人の姿もよく見られる。
お店でもらった福銭は、縁や福を呼び込む御守りとして大切にとっておきたい。
そう、お守りとして。

さらに中央通りを進んでいくと、「福々スタンド」で福銭を発見。(!)

 

 


五円玉福銭というのは、単にお店にある五円玉を渡しているのではなく、
(おそらくそう思っている人も多いと思いますが。自分もそうだった)
そこにはまず地域ならではのストーリーがあり、そこから生まれたものであり、
街の歴史から生まれた、この地域でしか出来ないものでもある。
さらに商店街が手間を注いで行っているもので、いろんなストーリーが籠もっている福銭なのでした。
連雀町にある熊野神社は、毎日多くの人が参拝に訪れる由緒ある神社で、新年の初詣も多くの参拝者で賑わいました。
境内入り口の足踏み健康ロードはすでにお馴染みで、練雀町道灌の山車が展示されている神社でもあります。
そして、銭洗弁財天を目当てに来る人も多く、水でお金を清める光景もまた定番。




銭洗弁財天の参詣の仕方は、

まず、左の社、厳島神社(弁財天)にお詣りしてから、ザルに金銭を入れ、

竹のスノコの上に乗せ杓子で御神水をすくいかけるか、そのままザルを宝池に入れるかして、洗い清めます。

 

 

 

昭和の街では、ここで五円玉を清め、ご縁に恵まれますようにと紐で結び、福銭として18日に店々で配布しているんです。


五円玉は、商売人が店々で商売に使っている五円玉でという、そんなストーリーもまたいい。

 

 

 

(トシノコーヒーさんにて)

 

18日のごえんの日ではまた、福銭サービスと合わせて、蓮馨寺境内で「手づくり市」が開催されています。
呑マルシェの時から、ハンドメイド作品の出展はあり、形を変えて継続されています。
講堂前には出展がずらり。

 


毎月のごえんの日手づくり市は、きものの日5周年イベントのような周年イベントならではの規模感はありませんが、
作家さんによるハンドメイド作品の出展があり、その時にしか出会えないものが並んでいる。
着物姿で訪れる光景もよく見られます。

出展者の顔ぶれはその月により変わり、

今回は、ウニクス川越のにぎわいマルシェでお馴染みのW+chuckleさんが初出展していました。

 

 

 

 

 

 


ちなみに、蓮馨寺講堂室内では、きものの日に一環として、
無料着付けや着崩れ直しが受けられます。
他にも、川越唐桟の展示や無料休憩所などもあるので、きものの日には立ち寄りたい場所。

今月のきものの日は各種サービスはお休みでしたが、
代わりに開催されたのが、

川越きものの日実行委員会による「着物で初詣バスツアー」が開催されていました。

「きもので初詣」2017年1月18日(水)日帰り
○集合場所/時間: 蓮馨寺 10:00(集合)
○定員: 先着45名様
○参加料:お一人様¥2,500- (ランチ代・税 込)
※お土産に、紅赤茶(定価650円)を差し上げます。
○交通機関: 貸切バス
蓮馨寺・・・喜多院・・・川越氷川神社・・・小江戸蔵里 八州亭(ランチ)  解散 
※・・・バス移動
※喜多院・川越氷川神社では、集合写真撮影後自由行動
このような情報は、小江戸川越観光協会の川越きものの日のページにアップされるので、
ぜひチェックしてみてください。
「川越きものの日」

http://www.koedo.or.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E6%97%A5/

着物姿の参加者たちはバスで川越の名所を巡るツアーで、蓮馨寺に集合し、
喜多院、川越氷川神社、そして小江戸蔵里の八州亭でランチをするという内容。
川越で着物に関係する人のみならず、
川越以外、長崎、横浜、都内、所沢、東松山、蕨などからの参加者もいて、
着物で繋がったいろんな人が参加していました。
ツアーの冒頭では川合川越市長も参加者の見送りに来て、川越の着物文化をプッシュ。

 

 

ツアーから帰ってきた着物姿の人たちは、昭和の街で食事や買い物を楽しみ、福銭をお土産として大切にしまっていたのでした。
着物姿の人にも福銭サービスは好評で、きものの日と同日に合わせた効果は今後だらに大きくなっていくはず。

ちなみに、「きもので初詣」に参加していた人の中には、

2017年1月8日の小江戸川越七福神めぐりに参加している人もいて、

着物を着る人はとてもアクティブ、というか、着物を着るといろんな場に出かけたくなるのかも。

 

 

(「小江戸川越七福神めぐり」2017年1月8日川越の街にきもの姿を増やす会

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12237632059.html
きものの日とごえんの日、18日同日になったことでこのような相乗効果が生まれるようになりました。

昭和の街、この一帯は、本川越駅周辺と一番街のちょうど間に挟まれた地域で、
いい意味で再開発されずに昔のままのお店が残り続け、個人店だけが軒を連ねているという奇跡的な地域。
蓮馨寺を南北に中央通りが開通したのが昭和初期、その時に通り沿いに商店が立ち並んで商店街を形成し、
昭和の高度経済成長を迎えた時には、大変な賑わいで川越の中心地となっていた。
時代が移り変わり、商業の中心は川越駅・本川越駅へ、観光の中心は一番街へ、
周囲の状況が目まぐるしく変化していく中でも中央通りは変わらずに営々と在り、
気付けば、昭和の街は、
長い長い時間に醸成されて、独特の雰囲気をまとう地域へと新たな変貌を遂げていました。

建物の築年数で言うと、80年以上経っているものがたくさんある。

生活が商店街で完結し、生活の全てが揃う通りで、「商店街」の本来の姿が残ります。

単に建物が残っているだけでなく、創業当時のまま営業を続けている貴重さ。
 

平成時代もだいぶ時間が過ぎて、昭和の影が遠く薄くなってきた頃に、
もしかしたら、中央通りの雰囲気は人を呼ぶ資源になるのでは・・・
そんな意識が商店街を中心に生まれ、商店主が中心となって、

『中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』を発足させた。

再び賑わいのある通りにするため、

通りに人を呼ぶためにはどうすればいいのか、何度も話し合いを重ね、

達した結論は、ここに新たに何かを作るというのではなく、

すでにある町並みやお店という遺産を見直して、

どう生かしていくか、どう見せればいいのか、ということ。

このままの状態をこのまま見せる。

会では、古くからあるお店、建物が立ち並ぶ中央通りを「昭和の街」と命名し、

8日の境内の呑龍デーに合わせて、昭和の街で呑マルシェを開催始めたのが、2014年6月8日でした。

そして、蓮馨寺で年に一度「昭和の街の感謝祭」を始めて、大きく発信してきたこれまで。

地域には新しいお店も増えて、かつての活気を取り戻しながら、

新しい雰囲気の街に発展していきそうな昭和の街。

 

また昭和の街を歩いていると、福銭オブジェが目に入ってきます。
そろそろお昼御飯にしようか、せっかくだから福銭のお店で、
福銭オブジェに誘われるように扉を開いたのが、大黒屋食堂さん。

 

 



 

 

 

18日は昭和の街のごえんの日として、これからも続いていきます。
2017年2月と3月の18日は、なんと両月とも土曜日となっているので、さらに多くの人で賑わいそうです。

 

8の日は他の川越の行事と重なっていて、改めて整理すると、
・毎月8日、18日、28日→川越きものの日
・毎月8日→蓮馨寺の呑龍デー
・毎月18日→昭和の街ごえんの日
・毎月28日→成田山川越別院の蚤の市

 

今年はどう発展していくのか、ごえんの日をお楽しみに。

 

 

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