懐かしくも新鮮。
新鮮だけれどどこか懐かしい。
2018年6月3日(日)あけぼのホールで開催されたのが、「中世音楽まつり~吟遊詩人の宴~」。
中世音楽に特化した音楽祭。今回が3回目の開催で、昨年同様今回も川越で開催。中世音楽のイベントは多くなく、もちろん川越では唯一無二。
今の時代で「クラシック」と呼ばれるクラシック音楽よりさらに前の時代の中世に奏でられていた音楽。中世西洋の写本に残された楽譜から当時の音楽を再現。ハープやフィドル、シトール等、珍しい楽器を使います。
各地で活躍する中世音楽の演奏者は多く、中世音楽まつりたのめに演奏者たちが川越の集結した夢の一日。いろんな演奏者・楽器による中世音楽が披露され、コアなファンから初めて耳にしたという人まで幅広い観客が詰めかけました。
プログラム(プログラムに記載された曲目)
■Villa della luce (ビッラ・デラ・ルーチェ):小林 範子 (歌)、塚原 真里子(ハープ)、渡辺マリ(中世フィドル)
1)ああ軽薄な女に恋をして フランチェスコ・ランディーニ
2)眼には大粒の涙 フランチェスコ・ランディーニ
3)春が来た フランチェスコ・ランディーニ
4)麗しき美しさに フランチェスコ・ランディーニ
■ぷりずむくぷれ Duo:中山 千章 (リコーダー、コルネット)、中山 薫 (小型ハープ、リコーダー)
1)優しく麗しい貴婦人よ ギョーム・ド・マショー
2)私は幸福な人生を送れるはずだ ギョーム・ド・マショー
3)愛よ、この乙女を フランチェスコ・ランディーニ
4)春が来た フランチェスコ・ランディーニ
5)私はあなたを愛しています フランチェスコ・ランディーニ
■Super flumina (スーペル・フルミナ):高村 朗子 (歌)、岡本 恵 (歌、リコーダー)、高野 純子(歌)、塚原 真里子 ぴんちょ (歌、ハープ)、山本 仁志 あなぐま (歌、リコーダー)
1)恵み深い聖母よ/やめてよ、ロビン 作者不詳(14世紀、イングランド)
2)梢の小鳥 作者不詳(1300年頃、イングランド)
3)私は信じません ギョーム・ド・マショー
4)私が嘆き 呻くのも むりからぬところ ギョーム・デュファイ
5)よみがえられた主の復活祭が祝われている ラス・ウエルガス写本より(13世紀頃、スペイン)
■ぴんちょ[塚原真里子](ハーブ)
1)それは五月のこと モニオ・ダラス
2)ビーゴの海に立つ波よ マルティン・コダス、カンティガス・デ・アミーゴより
3)王の第4エスタンピー 作者不詳(13世紀、フランス)
4)ご、いち、じゅうさん、はち、きゅう ギョーム・ド・マショー
5)インチピット・ボーヌス・テノール・レオハルディ ヴロンツワフの写本より(15世紀、ドイツ)
■中村 会子(歌、シトール、笛)、原弥生(歌)
中村&原
1)アンティフォナ:今日開かれる ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
2)アンティフォナ:おお、緑茂れる小枝よ ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
3)アンティフォナ:神の御子による創造で ヒルデガルトフォン・ビンゲン
4)おお、輝ける乙女よ モンセラートの朱い本(14世紀、スペイン)
中村ソロ
5)サルタレッロ1番 作者不詳
6)私が新しい花を見つける時 作者不詳(13世紀、フランス)
7)聖母マリアを讃える歌 「聖母マリアのカンティガス」より(13世紀、スペイン)
■アマーレ:原 弥生 (歌)、あまね 伶 (中世ハープ、オルガネット)、渡辺 マリ (中世フィドル)
1)新しき賛歌で讃えん 「コルトーナのラウダ集」より(13世紀、イタリア)
2)歓びの国の女王より 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
3)サラスで脚が癒された男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
4)神の御母を崇めねばならぬ フランス国立図書館「fr.1005写本」より(13世紀、フランス)
5)太陽の衣を纏った美しき乙女よ ギョーム・デュファイ
■中世ルネサンス音楽合奏団 Toca Toca (トッカトッカ):柏葉 敦子 (パーカッション)、立野 政幸 (リュート、ギター)
1)処女なる御母を賛美せん 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
2)輝ける星よ 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
3)サラスで腎臓結石が取れた男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
4)ユダヤ人の金貸しとキリスト教商人 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
5)サラスで脚が癒された男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
6)イエスキリストの母 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
■全出演者
夏が来た 大英図書館「ハーリー978写本」より
中世音楽まつりを主催したのが、古楽ユニット「アマーレ」さん。
アマーレは、中世音楽を愛し演奏することが歓びの三人による古楽ユニット。
2014年に原 弥生(歌)とあまね伶(中世ハープ、ライアー、サンフォーニャ)の2名で結成、2015年から渡辺マリ(中世フィドル、中世ハープ)が参加し現在に至る。
使用楽器は上記のほか、クラヴィシンバルム、ポルタティフオルガン、ルネサンスギターなど。
レパートリーは中世ヨーロッパの12~14世紀頃の歌、セファルディ民謡、イギリス民謡など。
2016年2月に『第1回中世音楽まつり~吟遊詩人の宴~』を主催し好評を博す。
東京・神奈川を中心に関東圏でボランティアやライブ等で活動中。
・原 弥生 ソプラノ プロフィール
石川県出身、神奈川県在住。
イタリアの詩と演奏の解釈を佐竹 淳氏に師事。
トマティス・メソッドによる発声法を取り入れている。
2014年に古楽ユニット「アマーレ」を結成し、東京・神奈川を中心に関東圏で活動中。
レパートリーは中世から初期バロック(12~17世紀頃)の歌曲やセファルディ民謡、イギリス民謡、日本の抒情歌など。
中世音楽まつりのことは、会場のことにも触れたいと思います。
川越で、中世音楽まつりに合う会場(規模・雰囲気)というのはなかなか見当たらず、この場所があったからこその、中世音楽まつりin川越とも言えました。
ちなみに昨年の中世音楽まつりの会場も同じくあけぼのホール。
2017年4月16日 (日) 「中世音楽まつり」。
出演者(五十音順)
◆アマーレ:原 弥生(歌)、あまね 伶(中世ハープ、ライアー)、渡辺 マリ(中世フィドル、中世ハープ)
◆3月の野原:大澤 修(リコーダー、太鼓、鐘)、Sally Lunn(プサルテリウム 他)、渡辺マリ(中世フィドル、サンフォーニャ)、原 弥生(歌)
◆Super Flumine:高村 朗子(歌)、岡本 恵(歌)、塚原 真里子 ぴんちょ(ハープ)、山本 広志 あなぐま(パーカッション 他)
◆ズボラ・カントールム:塚原 真里子 ぴんちょ(ハープ)、高野 純子(歌)
◆中世ルネサンス音楽合奏団 Toca Toca:柏葉 敦子(パーカッション)、立野 政幸(リュート)
◆ぷりずむくぷれ Duo:中山 千章 (リコーダー)、中山 薫 (小型ハープ、リコーダー、パーカッション)
◆ペッパーミューズ:阿部 等(クルムホルン、パーカッション 他)、池田 修(ツィンク、ランケット 他)、伊澤 賢(セルパン、ランケット 他)、大喜多 陽子(ショーム、ルネサンスギター他)、加藤 正史(ルネサンスフルート、ラウシュプファイフェ他)、坂本 妙(クルムホルン、リコーダー)
前回、今回と中世音楽まつりの会場となったのが、川越の新宿町にあるホール、あけぼのホール。
会場:あけぼのホール 川越市新宿町5-21-6
「あけぼのホール」
http://akebono-hall.com/access
あけぼのホールがあるのは、新宿町の住宅街の中。
川越駅西口から徒歩15分。川越駅西口正面をまっすぐ進み、16号を越えて市立川越高校手前の交差点を左折。ヤオコー新宿店の手前、米屋を右折(看板あり)して路地3軒目、左手奥に進むとあけぼのホールがあります。
バスでは、最寄のバス停から徒歩3 分。川越駅西口、本川越駅より「今福中台ゆき」で、市立川越高校前か旭町2丁目下車
川越駅西口より「南大塚駅南口行き」「新狭山南口行き」でも、市立川越高校前か旭町2丁目下車。
川越では稀少な民間運営によるホールで、コンサートなどの会場として一般に利用することができます。
運営しているのが、ウェスタ川越で「こども川越コンシェルジュ」を企画していた、NPO法人アートバーブズフォーラムの小林さんです。
(川越style「こども川越コンシェルジュ」英語で川越を案内 ウェスタ川越
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12383411362.html)
『川越にあるグランドピアノ常設で響きの美しいホールです。
地域にもみんながコンサートを開いたり聴いたり、またリハーサルや録音ができる場所があるとよいなと思い、父が残してくれた各種学校を再生してあけぼのホールと名付けました。2005年のことです。40年前は1000人近い規模の珠算教室として愛された学校を、大切に現代に私なりの方法で活かしていきたいとおもっています。
音楽活動に重要な条件の中に、響きの良い空間があります。そこで防音と残響を双方から研究工夫して、響きのよい、アコースティック音楽のための空間をつくりました。またフロアーの下に炭をはり、居心地の良い空間にしました。
そんな響きも豊かな40帖の空間にグランドピアノを常設したあけぼのホールは、防音性能が高く、自由な音楽&アート空間を演出します。キッチン付きの休憩室、10台ほどの駐車スペースも備えています
テーブルを囲み、お茶付きで音楽を楽しむこともでき、演奏会や発表会、大人のちょっとお洒落なコンサートを開くのに最適な空間として、みなさんにも利用していただけたらと思っています。
また、文化のビオトープ、コミュニティづくりをめざし、音楽をはじめ様々なイベントや講座を開催します。』
2018年3月11日には、「おとのわ」主催で地元を愛する音楽家が八人(組)集まったチャリティアフターヌーンコンサートが開催されていました。
(2018年3月11日「おとのわ」主催チャリティアフターヌーンコンサート)
あけぼのホールの管理・運営のみならず、小林さんは自身も音楽家として活動し、今回の中世音楽まつりでは、Villa della luce (ビッラ・デラ・ルーチェ)の一員として歌で参加していました。
中世音楽をテーマにしたコンサートは、各地で開催されており、最近では、
2018年5月20日、日暮里サニーホール コンサートサロンで「フェスタ ディ ファミリエ」。
ルネサンスからバロック後期までの歌曲がテーマの発表会。
アーチリュート:橋口淳一
チェンバロ:矢野薫
ヴィオラ・ダ・ガンバ:坪田一子
5月27日には、中世音楽まつりに出演していた中世ルネサンス音楽合奏団TocaTocaの主催する「中世・ルネ小さな音楽の祭典」が開催。
同じく5月27日には、横浜市長浜ホールにて「第10回よこはま古楽まつり」が開催されました。
「よこはま古楽まつり」
https://ameblo.jp/yokohama-kogaku
2018年7月21日には、中世音楽まつりを主催したアマーレの原さんや同じく中世音楽まつりに出演したぷりずむくぷれDuoが登場する、「イギリスの歌と踊りの昔旅~音楽と珈琲の店「笛」第三土曜日コンサート」が鎌倉市で開催される予定です。
16:30開演
音楽と珈琲の店「笛」(JR北鎌倉駅 徒歩15分、明月院から365歩)
鎌倉市山ノ内 215 Tel.0467-24-9756
チャージ 2,000円
15:30までにご来場いただければ美味しいコーヒーを飲んでいただくことができます。
演奏中の飲食はできません。
原 弥生(歌)
ぷりずむくぷれDuo :中山 千章(笛、鳴り物)、中山 薫(ハープ、笛、太鼓)
♪ 夏が来た (作者不詳、13-14世紀頃)
♪ 恵み深き聖母よ/ドゥ・ウェイ・ロビン (作者不詳、13世紀後半)
♪ 茂みの中の鳥 (作者不詳、13世紀頃)
♪ グリーンスリーブス (イングランド民謡)
♪ スカボローフェア (スコットランド民謡)
♪ サリーガーデン (アイルランド民謡) ほか
https://amare-harayayo.amebaownd.com/posts/3992858
中でも、各地から多彩な顔触れが集結する川越あけぼのホールの「中世音楽まつり」は、大きな注目を集めるまさに中世音楽のお祭り。
ちなみに、出演者のSuper flumina (スーペル・フルミナ)の一人は、リコーダーのアンサンブルはつかりーなの一人としても活動していて、川越Farmer’s Marketのステージに出演していることでも知られます。次回の川越Farmer’s Marketは2018年7月1日(日)蓮馨寺、もちろんアンサンブルはつかりーなも登場します。
(後編「川越Farmer’s Market」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12291300979)
(川越style「川越Farmer’s Market」2018年7月1日(日)蓮馨寺など
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12377862357.html)
川越Farmer’s Marketの柔らかい雰囲気と中世音楽は実は雰囲気が合うものと考えていて(ゆえにアンサンブルはつかりーなにも出演を打診している)、今後川越ファーマーズと中世音楽を繋げたいと考えています。
中世音楽には、音楽、というものの根源を見るようでした。
今の時代の世界の「音楽」は、細分化されそれぞれのジャンルで確立されて、同じ音楽という分野の中でも、簡単にお互いが行き来できないほどの別個の世界を作り上げて、境界線は高い壁のごとくそびえ立っている。(例えばJ-POPとクラシック音楽はまるで別の世界であると捉えられている)
多種多様な音楽がある今の時代は、百花繚乱と言うべき音楽の文化が花開いて、かつ、ネットを介せば世界中の音楽に瞬時にアクセスすることができる。
音楽の大輪と言うべき今の時代から、では、この花から枝葉を遡ってみるとどうでしょう。
50年、100年、くらいではまだ音楽同士の壁は厚い。では、200年、300年、いえもっとこの大木を遡ってみると、だんだんと周りの風景が変わってくる。
枝を遡ると同じ幹から伸びて、一本の大木から始まって花開いていることに行き着く。大きな時代で考えれば音楽は(も)一本の大木に似ているよう。
中世時代の楽器から鳴る音は、素朴で、親しみやすく、より自然に近いところにあるような音色。
日本から遠く離れた国の楽器で数百年も前の楽器なのにどこかで聴いたことがあるような感覚さえある。懐かしささえ感じさせるのはなぜだろう。。。DNAレベルで普段眠って押されないボタンが抑えられるような感覚になり、自分の中に潜まれていた自分を発見するよう。
さらに言うなら、古い日本の童謡などの唄に似ていると錯覚するヨーロッパの中世時代の調べもあり、それをどう説明すればいいのか。西洋も東洋もない、ルーツは一つ。根底で世界は繋がっている、と感じずにはいられない。
初めて聴く人にとってもどこか懐かしい中世音楽の祭典、中世音楽まつりが開演しました。
プログラム(プログラムに記載された曲目)
■Villa della luce (ビッラ・デラ・ルーチェ):小林 範子 (歌)、塚原 真里子(ハープ)、渡辺マリ(中世フィドル)
1)ああ軽薄な女に恋をして フランチェスコ・ランディーニ
2)眼には大粒の涙 フランチェスコ・ランディーニ
3)春が来た フランチェスコ・ランディーニ
4)麗しき美しさに フランチェスコ・ランディーニ
■ぷりずむくぷれ Duo:中山 千章 (リコーダー、コルネット)、中山 薫 (小型ハープ、リコーダー)
1)優しく麗しい貴婦人よ ギョーム・ド・マショー
2)私は幸福な人生を送れるはずだ ギョーム・ド・マショー
3)愛よ、この乙女を フランチェスコ・ランディーニ
4)春が来た フランチェスコ・ランディーニ
5)私はあなたを愛しています フランチェスコ・ランディーニ
■Super flumina (スーペル・フルミナ):高村 朗子 (歌)、岡本 恵 (歌、リコーダー)、高野 純子(歌)、塚原 真里子 ぴんちょ (歌、ハープ)、山本 仁志 あなぐま (歌、リコーダー)
1)恵み深い聖母よ/やめてよ、ロビン 作者不詳(14世紀、イングランド)
2)梢の小鳥 作者不詳(1300年頃、イングランド)
3)私は信じません ギョーム・ド・マショー
4)私が嘆き 呻くのも むりからぬところ ギョーム・デュファイ
5)よみがえられた主の復活祭が祝われている ラス・ウエルガス写本より(13世紀頃、スペイン)
■ぴんちょ[塚原真里子](ハーブ)
1)それは五月のこと モニオ・ダラス
2)ビーゴの海に立つ波よ マルティン・コダス、カンティガス・デ・アミーゴより
3)王の第4エスタンピー 作者不詳(13世紀、フランス)
4)ご、いち、じゅうさん、はち、きゅう ギョーム・ド・マショー
5)インチピット・ボーヌス・テノール・レオハルディ ヴロンツワフの写本より(15世紀、ドイツ)
■中村 会子(歌、シトール、笛)、原弥生(歌)
中村&原
1)アンティフォナ:今日開かれる ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
2)アンティフォナ:おお、緑茂れる小枝よ ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
3)アンティフォナ:神の御子による創造で ヒルデガルトフォン・ビンゲン
4)おお、輝ける乙女よ モンセラートの朱い本(14世紀、スペイン)
中村ソロ
5)サルタレッロ1番 作者不詳
6)私が新しい花を見つける時 作者不詳(13世紀、フランス)
7)聖母マリアを讃える歌 「聖母マリアのカンティガス」より(13世紀、スペイン)
■アマーレ:原 弥生 (歌)、あまね 伶 (中世ハープ、オルガネット)、渡辺 マリ (中世フィドル)
1)新しき賛歌で讃えん 「コルトーナのラウダ集」より(13世紀、イタリア)
2)歓びの国の女王より 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
3)サラスで脚が癒された男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
4)神の御母を崇めねばならぬ フランス国立図書館「fr.1005写本」より(13世紀、フランス)
5)太陽の衣を纏った美しき乙女よ ギョーム・デュファイ
■中世ルネサンス音楽合奏団 Toca Toca (トッカトッカ):柏葉 敦子 (パーカッション)、立野 政幸 (リュート、ギター)
1)処女なる御母を賛美せん 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
2)輝ける星よ 「モンセラートの朱い本」より(14世紀、スペイン)
3)サラスで腎臓結石が取れた男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
4)ユダヤ人の金貸しとキリスト教商人 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
5)サラスで脚が癒された男の話 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
6)イエスキリストの母 「聖母マリアのアンティガス」より(13世紀、スペイン)
■全出演者
夏が来た 大英図書館「ハーリー978写本」より
第三回中世音楽まつり、心洗われるような音楽に身を委ね、閉幕の時には来場者は穏やかな表情になっているのが印象的でした。素朴だが大きな安心を与える中世楽器と中世音楽。
今の時代にあってその音楽の価値が、じわじわと認識され浸透し始めています。
川越でも、いや、歴史ある川越だからこそ、街との融合も見られていくはずです。
懐かしくも新鮮。
新鮮だけれど懐かしい。
「中世音楽まつり」
https://amare-harayayo.amebaownd.com/