宮城県の墨廼江酒造さんの「墨廼江 特別本醸造 本辛」。

税込2,200円の酒です。

墨廼江酒造さんもそうなのですが、まっとうな酒蔵さんは、全国でその酒のうまさが有名になり、名だたる居酒屋に酒瓶が並ぼうとて、やっぱり地元の飲兵衛の為のお酒を醸し続けるわけです。

 

その1本がこちら。

何度も言いますが、なんたって、税込2,200円。

味、値段、手にはいりやすさ、その3本がそろってこその「地元酒」。

 

逆にいえば、東京でこういった酒を手に入れるのは難しく、真摯な酒屋さんのおかげで、我々東京のノンベイもそのご相伴に預かれる訳です。

こちらは、練馬区の大塚酒店さんで購入。

年末のお墓参りの途中での、おもわぬ「めっけもの」です。

 

お味ですが、これが本醸造?というぐらいすっきりきれいなお酒。

まさに、普通の夕ご飯といっしょに飲むのに最適なお酒です。

 

酒の肴はマグロの漬け。

漬けって、すごい調理法。マグロが至高の酒の肴に。

 

墨廼江酒造さんの他のお酒:

「魚の旨い飲み屋に行きたくなる酒「墨廼江 五百万石 純米吟醸」」は、こちら

「高い酒の味「墨廼江 吟星四十 大吟醸」」は、こちら

シブ過ぎる秋の酒「墨廼江 特別純米 ひやおろし」はこちら

石巻からのクリスマスプレゼント「墨廼江 すみのえ 特別純米 ささにごり 生酒」はこちら

春の訪れを待ちながら「墨廼江 特別純米 中汲み」はこちら

魚と飲みたい秋の酒「墨廼江 特別純米 ひやおろし」はこちら

ホワイティーな師走「墨廼江 特別純米 ささにごり生酒」はこちら

 

 

 

 

秋田県の天寿酒造さんの「鳥海山 美山錦 純米吟醸生」。

天寿酒造さんのお酒は大好きで、この鳥海山ブランドも酒屋さんでみかけるとついつい手にとってしまうのですが、今回の酒は特に気合がはいっています。

 

アルコール度数14%と、少し低め。

シュッと筋のとおった辛口の酒です。食事に抜群にあう。

冷やで飲むのが良いのですが、食事がすすむうちに盃に残った酒も自然とぬるまって、その時に初めて感じる、すっごい後ろにあった爽やかな香りとかそけき旨味。

 

かなり大人の酒とおみうけしました。

ラベルには「この地でできる最高の酒を目指して」とありますが、真の地酒感が「この地」っていう言葉に表現されているのだと思いました。

 

酒の肴や、大根と手羽元の煮物。

冬の我が家の暖房器具、暖炉で時間を味方にして、ただ煮込んだだけ。

愚直に美味い。

 

 

天寿酒造のお酒

ラベルの色は秋田の山の紅葉の色「鳥海山 ひやおろし純米吟醸」はこちら

今年の新米の新酒「鳥海山 即詰生原 初しぼり純米吟醸」はこちら

鳥海さんって誰なの?「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒48」はこちら

春のにごり酒「鳥海山 純米吟醸生にごり原酒」はこちら

春のピンクは気分があがる「鳥海山 春宵一刻 純米吟醸生原酒」はこちら

キリリと確かに爽快ですわ「鳥海山 爽快辛口 純米吟醸生酒」はこちら

シンプルにただただ旨い酒「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒 48」はこちら

青い色の果実が香る酒「鳥海山 秋田酒こまち 純米吟醸生」はこちら

秋の味覚の最強タッグ 栗ご飯と「鳥海山 純米吟醸酒ひやおろし」はこちら

よくできた生酒「鳥海山「即詰生原」初しぼり純米吟醸 無濾過生原酒」はこちら

秋田県の両関酒造さんの「花邑 純米吟醸 美郷錦 生酒 」。

美郷錦という酒米は、美郷錦(みさとにしき)は山田錦、美山錦の両者を父と母に持つ、秋田県の渾身の「いいとこどり酒米」。

そしてこの両関酒造さん、山形の高木酒造さん、なく子も黙る「十四代」の酒蔵さんが、この花邑を醸す為に技術を惜しみなく教えたという「物語性」も抜群なお酒だそうです。

お味ですが、最近飲んだ中では一番好きかも。

最近、辛口の酒に戻りつつあったのですが、本当に良い「旨口」の酒を飲むと、こういうのスキだぁぁ、と思います。

 

吟醸感はかなり抑えめ。

香りは華やかで、ともするとばたくさくなりそうですが、そこは吟醸生酒っぽく絶妙なバランスですっきりと落としてます。

 

このお酒の美味しさは十四代のハロー効果不要の美味しさだと思います。

 

酒の肴は、まぐろのぬた。

お刺身のまぐろが安く手に入ったので、ダンナくんの好きなぬたにしてみました。

子供の頃からぬたが好物だったそうです。

どんな子供?

 

 

両関酒造さんの他のお酒:

フューチャリング 高木酒造「純米酒生 花邑(はなむら)陸羽田」はこちら

美味しい酒はシリーズ買いしたくなる「純米吟醸生 花邑 雄町」はこちら

弘前市の三浦酒造さんの「豊盃 Winter 純米吟醸 生酒」。

こちらは、看板ブランド「豊盃」の名前を冠した、豊盃米という酒米で醸したお酒。

新酒が出るこの時期だけ、生酒が楽しめるとの事で、冬の限定酒です。

名前にもWinter。

ジャケも弘前の冬景色をイメージしたのか、銀世界。

スタイリッシュな冬酒ですね。

お味ですが、酒米の味なのか、醸し方なのか、かなり独特。

特に口開けの一番最初の一口は「おっ?」となります。

今っぽい生酒では感じられない、癖のあるアタック。悪くないですが、ちょっとびっくりします。

 

冷蔵庫でしばらく置いておくと、丸くなってふわっとする旨味が強くなります。

時間の経過で随分と味変。

 

酒の肴は、これまた富山県の冬の味。

かぶら寿司です。

かぶらの間に鯖や鰤をはさんで麹で発酵させた郷土料理。

 

お正月のご馳走に、ふるさと納税で南砺市から送ってもらった本場の味です。

小さい頃はこの麹が苦手だったのですが、今では大好物。

大人ってすごい。そして酒に抜群にあう!

 

 

三浦酒造さんのお酒:

夏の弘前。地元酒堪能旅 「豊盃 純米吟醸 豊盃米」はこちら

弘前の春を待つ「豊盃 純米しぼりたて生原酒」はこちら

 

 

 

秋田県の日の丸醸造さん「純米大吟醸一度火入れ原酒 まんさくの花 亀ラベルGOLD」。

通称「金亀」、我が家の2023年の新年酒。

 

ジャケも金。盃に浮かべる亀の形をした金箔つきの限定酒、なんともお正月らしい。

 

もう1本は、群馬の龍神酒造さんの「尾瀬の雪どけ 新年御用酒 純米大吟醸」。

新年ぐらいは少しはりこんで、大吟醸をという気分にぴったり。

「新年御用酒」と大書されているのも好感。

 

お味ですが、大吟醸のオゼユキよりも金亀のまんさくさんのほうが、華やかさがあるような。オゼユキのほうは、どっしりした感じ。

甘味も控えめかな。

 

こちらが我が家のおせち。

昨年からダンナくんがおせちを手作りするようになり、好きなものしかつくらない、量は年相応にちょっぴりと、がコンセプト。

 

 

今年の大ヒットは、大分で買ってきたいりこをつかった「ごまめ」。

すごく地味ですが、好きな味です。

 

 

日の丸酒造さんのお酒:

「7月のまんさく酒米めぐり「純米一度火入れ原酒 まんさくの花 巡米 雄町70」」は、こちら

さぁ行こう!酒米を巡る旅「まんさくの花 山田穂70」は、こちら

日本酒好きの「キュンです」のツボをわかりすぎてる「まんさくの花 巡米シリーズ」は、こちら

大定番酒のひやおろし「特別純米一度火入れ原酒 うまからまんさく ひやおろし」は、こちら

美味しい理科実験「純米吟醸一度火入れ原酒 まんさくの花 杜氏選抜ピンクラベル」は、こちら

新酒、はやっ!「純米吟醸 まんさくの花 槽しずく」は、こちら

呑み手も、造り手も、みんな愉しく!それが「特別純米生原酒 うまからまんさく番外編」はこちら

日本一のブラック酒蔵疑い「純米一度火入れ原酒 まんさくの花 百田70」はこちら

かれこれ酒飲んでますが初めての酒「純米吟醸生原酒 まんさくの花 責めどり」はこちら

酒、巡りまくり、まんさくの花、咲きまくり「巡米 まんさくの花 秋田酒こまち70」はこちら

まんさく番外編「純米生原酒まんさくの花 十文字」はこちら

フレッシュ、ちょいシュワ「特別純米生原酒 まんさくの花 直汲み」はこちら

春も酒の旅に出かけよう「まんさくの花 巡米70 亀の尾」はこちら

限定酒の鬼 「純米大吟醸一度火入れ原酒 まんさくの花 超限定」はこちら

まんさくマイレージに執念を燃やす男「まんさくの花 巡米 星あかり70」はこちら

師走に飲む宝石の雫「まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸」はこちら

 

山形県の亀の井酒造さんの「くどき上手 しぼりたて生原酒 純米大吟醸」。

税込3,300円。

亀の井酒造さんのお酒といえば、「ばくれん」も「くどき上手」。いずれも上品な辛口酒の代表格。

東北らしいお米の味、旨味がきちんと感じられる、大人の呑助(のみすけ)御用達酒。

 

年に1回、夏から秋にかけて設備を整え、最初につくる特別な酒、それが生原酒の大吟醸、だそうです。

お味ですが。山形の辛口番長が醸す、実に華やかで、いつもよりも旨味の強い酒。

コスパ、最強です。

 

そうはいっても、最近の「華やか系」「きらきら系」の日本酒と比べれば、純米大吟醸(50%精米)なのにすっきり感が、段違い。

後味がとても良い酒。

 

酒の肴は、肉どうふ。

普段の夕食は、この肉どうふの、茶色くて甘しょっぱい豚肉が唯一のたんぱく質だったりします。あとは野菜中心の地味系おかず。

そういう夕食にあう、実直なお酒が、最近のお気に入り。

 

今日は、お正月様のお酒を買いに、練馬の大塚屋さんに。

開店と同時に、練馬ダンディの熟年男性がたくさん、ゴージャスなお酒を買い求めてらっしゃいました。

我が家も少し張り込んでお正月用のお酒を買い求めました。

 

年末ですね。

 

 

 

亀の井酒造のお酒

コスパ抜群の旨口大吟醸「虹色ばくれん 超辛口大吟醸」はこちら

白ばくれんとよばれる、めっぽう出来の良い酒「ばくれん 超辛口吟醸」はこちら

新年からうますぎるだろっ「純米大吟醸 くどき上手 しぼりたて生酒」

はこちら

満を持しての赤ばくれん「くどき上手 ばくれん 超辛口吟醸」はこちら

赤ばくれん 白ばくれん 黒ばくれん「ばくれん 超辛口醸造」はこちら

酒の未来を創る米「くどき上手 酒未来 純米吟醸」はこちら

夏の虹「虹色ばくれん 超辛口大吟醸 生詰」はこちら

この時期だけの超辛口限定酒「白ばくれん 超辛口吟醸 山田穂」はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山形県の冨士酒造さんが醸した「栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来」。

純米大吟醸で税込3,326円。

コスパの良い大吟です。

最近、めっきり地味な普通の夕ご飯にあうように辛口の、香り抑えめ、甘さ抑えめ、しみじみ旨い酒にひかれているので、久しぶりの華やかな、派手目な純米大吟醸です。

グラスについだときの香りが最近、我が家の冷蔵庫を席巻している「シブシブ、シオシオ系辛口酒」とは違います。

ふわっと香る果実。

ファーストクラスで、CAさんがしずしずと、冷やしたワイングラスにそそいでくれるやつや。。。(あくまでイメージのみです)

 

酒米は、山形県の至宝、あの十四代を醸した高木酒造さんが育てた「酒未来」という酒米。

日本酒の未来を思った山形の漢(おとこ)達の酒は意外な程、華があってたちのぼる香りで、気分があがるようなつくりでした。

 

酒の肴は、手作りの焼売。

大きな木のせいろでしゅんしゅん蒸した焼売。

ダンチューに掲載されていたレシピで、市販のしゅうまいの皮を3枚重ねて大きなつくりにすると、ボリューミーで中の肉汁がジュンとしみだして、美味いです。

 

 

 

冨士酒造さんの他のお酒:

「ひとあし早過ぎる秋の訪れ「栄光冨士 純米大吟醸 熟成蔵隠し(ひやおろし) 」」は、こちら

「東京オリンピックを眺めつつ、ゆるゆる飲む酒「栄光冨士 辛口純米 逸閃 風刃」」は、こちら

「七夕に飲む酒「栄光冨士 星祭 純米大吟醸無濾過生原酒」」は、こちら

無濾過で秋酒?「栄光冨士GRAVITY(グラビティ)純米吟醸 無濾過生原酒」は、こちら

ハイパーなジャケ「栄光冨士 純米大吟醸無濾過生原酒 極超新星 HYPER NOVA」はこちら

雪の結晶 冬酒です「栄光冨士 辛口純米 Silky Snow Time アスタリスク」は、こちら

白なのか黒なのか「栄光冨士 純米大吟醸 ZEBRA ~Black or White~ 無濾過生原はこちら

山形酒造組合の底力を見た「栄光冨士 龍吟虎嘯 純米大吟醸 無濾過生原酒」はこちら

超限定の純米大吟醸「栄光冨士 極超新星 HYPER NOVA 純米大吟醸無濾過生原酒」はこちら

秋の限定酒がめっぽう旨い山形の酒蔵「栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 闇鳴秋水」はこちら

 

 

山形県の亀の井酒造さんの、この時期だけの限定酒。

「白ばくれん 超辛口吟醸 山田穂」

ジャケに「超辛口吟醸」と記載されていますが、この時期だけの白いばくれん。

辛口でならしてる亀の井さんのあまたの辛口酒の中で「辛口番長」を名乗る、白くてにくいあんちきしょう。

 

お味ですが「辛い」というよりは、すっごくシャープな味わい。

キレキレ吟醸酒。

でもここだけの話、昨年もこの時期にこの白ばくれんを飲んだのですが、その時の感動よりは、いささかトーンダウン。

 

昨年はこの時期の限定酒の中でも、一番旨い!と勢いこんでこのブログを書いていたのですが、今年はその感動に比べたら、少しレベルが下がっているかもしれません(あくまでも個人比較)

 

青森の田酒、西田酒造さんも田酒の出来は年によってばらつきが大きく、地元ノンベイの間では「今年のハイオク(田酒)の出来はいいなぁ」などと、実は年による出来不出来がある事は折り込み済と、友人の津軽ダンディ(ケンミンShow風)に聞いた事があります。

 

こちらのばくれんも同様の出来不出来があってこその限定酒なのかな、と思ったり。

 

酒の肴は、蕪の柚子塩和え。

モロッコの伝統調味料と言われる塩レモンの柚子バージョン。

ペースト状の柚子を、塩をまぶしたカブにあえたら、あっという間に、酒の肴。

 

 

 

亀の井酒造のお酒

コスパ抜群の旨口大吟醸「虹色ばくれん 超辛口大吟醸」はこちら

白ばくれんとよばれる、めっぽう出来の良い酒「ばくれん 超辛口吟醸」はこちら

新年からうますぎるだろっ「純米大吟醸 くどき上手 しぼりたて生酒」

はこちら

満を持しての赤ばくれん「くどき上手 ばくれん 超辛口吟醸」はこちら

赤ばくれん 白ばくれん 黒ばくれん「ばくれん 超辛口醸造」はこちら

酒の未来を創る米「くどき上手 酒未来 純米吟醸」はこちら

夏の虹「虹色ばくれん 超辛口大吟醸 生詰」はこちら

 

 

 

秋田県の天寿酒造さんの「鳥海山「即詰生原」初しぼり純米吟醸 無濾過生原酒」。

最近、からくち酒のブームがきていたので、久しぶりの生酒。

生酒らしくフレッシュ感がありますが、それ以上に生酒と思えない程、手の込んだ酒の味。

お米の甘みもありつつ、キリキリに冷やせば、生酒というより純米吟醸っぽさがより強くでて、スッキリ。

バランスの良いよくできた酒です。

「普通のおうちの普通の夕ごはんにあう酒」が、最近飲みたい気分なので、生酒のチョイスは、レア。

でも「鳥海山」だけは別。

ここんちのお酒は、何飲んでも旨い。

ショーケースにあるのをみつけると、ついつい手がのびてしまいます。

 

酒の肴は、富山県は氷見産のアジの塩焼き。

近所のスーパーで1匹340円で売っていたので、豪勢に(?)1人1本。

うちの猫2匹も、物欲しそうに、食卓のまわりをうろうろしてます。

青魚の塩焼きって、酒の肴として、完璧だなぁ。

 

 

天寿酒造さんの他のお酒:

天寿酒造のお酒

ラベルの色は秋田の山の紅葉の色「鳥海山 ひやおろし純米吟醸」はこちら

今年の新米の新酒「鳥海山 即詰生原 初しぼり純米吟醸」はこちら

鳥海さんって誰なの?「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒48」はこちら

春のにごり酒「鳥海山 純米吟醸生にごり原酒」はこちら

春のピンクは気分があがる「鳥海山 春宵一刻 純米吟醸生原酒」はこちら

キリリと確かに爽快ですわ「鳥海山 爽快辛口 純米吟醸生酒」はこちら

シンプルにただただ旨い酒「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒 48」はこちら

青い色の果実が香る酒「鳥海山 秋田酒こまち 純米吟醸生」はこちら

秋の味覚の最強タッグ 栗ご飯と「鳥海山 純米吟醸酒ひやおろし」はこちら

 

 

 

秋田県の山本酒造店さんの「白瀑 純米酒「ど辛。」」

税込2,400円。

最近、ぐるっと一周まわって、辛口の日本酒に戻ってきてしまいました。

意識している訳ではないのですが、秋のひやおろしがいまいち「これはっ!?」というものがなかったあたりから、予感はあったんです。

 

華やかさとか、芳醇さとか、果実の香りとか、普通の家の地味な夕ご飯に必要?という事に思い当たってしまった。

 

お味ですが「ど辛」をお酒の名前にしているだけの事はあります。

辛口ですが、キリッキリのきつい辛さではなく、軟式辛口(テニスか?)的な。

吟醸ではないので、お米の自然な甘さがふうわり残っているのかも。

 

酒の肴は、大根と厚揚げの煮物。

回帰とか、難しい事なしに、地味な家の夕ご飯にあうお酒がやっぱり良いのかもしれません。

あるいは、家のごはんが年齢とともに、どんどん地味になっていったのか。