これぞお正月のお酒!という1本が欲しくて、練馬区関町にある大塚屋さんに買い出しに。

 

改装前のシブいお店の時から、ご店主の酒への愛、特に熱燗ラブな感じが素晴らしく、目新しいお酒を開拓したい時にはザックを背負って足を伸ばす東京屈指の日本酒酒店です。

ここのご主人の名言は「おそれずに(熱燗の温度を)あげよ」。良い酒程、熱に強く、本来の味を高温で開花させるそう。

我々はこっそり日本酒マスター・ヨーダと呼んでおります。

 

お正月用の酒とは別に、珍しいお酒を発見。

秋田県の日の丸醸造さんの「純米吟醸生原酒 まんさくの花 責めどり」。税込3,520円です。

同じショーケースに同じまんさくの花の「荒ばしり」もあったのですが、「荒ばしり」は見かけますが「責めどり」というのは初めて。

 

お味は、辛口ですが、熟れた果実のような濃厚な香りが、後からふわっとくる二段構えのお酒。

何よりも、アルコール度数、かなり強め感があって、大人の酒です。

お料理と一緒に楽しむというよりは日本酒と素朴な酒の肴1つぐらいで、じっくり飲むタイプの酒かな。

 

日の丸さんのWEBを見ると、『責めどり』は希少部位(?)で1つの仕込みから取れる数量が少ない為、出荷のタイミングで酒米や酵母が異なるそうです。

確かに、酒飲んで幾星霜。かれこれ酒飲んで何十年ですが、初めて聞きました。

さすが日の丸酒造さん、責めてるわ〜。

今日はお正月用の日本酒と、おせち用の食材を買い出しに。

昔みたいに、お正月にどのお店も閉まってしまい、おせち以外に食べるものがない、なんて事はもうない時代です。コンビニも空いているし、駅前のセイユーは年中無休。

でも、いそいそとお正月の料理の為の食材を、メモを手に買いに行くのはいいものです。

 

酒の肴は、白菜ときゅうりの浅漬。

富山のおぼろ昆布を混ぜてあっさり、さっぱりと。

 

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