秋田県の日の丸醸造さんの「特別純米生原酒 うまからまんさく番外編」。

税抜金額2,970円。

私は取り憑かれたかのようにここの酒蔵さんの酒を飲みまくっているのですが、今回は、日の丸さんのホームページに紹介がありましたが、とびきりの辛口の新酒!だそうです。

こちらのお酒は「ダイヤモンドドロップ」に代表されるように、甘露のような酒を作らせたら日本一の酒蔵だと個人的に思っているのですが、新酒で、かつ辛口という意表のつきっぷり。

 

お味ですが辛口、骨太。

新酒なのに芯がビシッっととおった酒です。

好み的には、もう少し旨味が強いのが好きなのですが、それでも酒蔵さんの意図はよくわかります。

 

今回、ヘレン・ケラーが井戸水、それが「ウォーター」なんだっ!と、点と点がつながった時ぐらいの天啓をうけたのがこの酒の裏ラベル。

『呑み手も、造り手も、みんな愉しく!』

 

実はこの酒蔵さんが出している、巡米酒と呼ばれる、同じ製法で異なる酒米を使い醸す酒をほぼ毎月リリースしているシリーズが大好きなのです。

でも、ITドカタばりのこのリリーススケジュールを見て、呑兵衛には幸せなこの企画、造り手さんにとってはブラックな企画ではないかと、心より心配していたんです。

でも、まんさくの花の

『呑み手も、造り手も、みんな愉しく!』

のメッセージを見た瞬間、ヘレンの「ウォーラーッ!」になった訳なんですよ。私にとっては。

 

実は、前回の巡米酒シリーズ百田の時に、Twitterで、ブラック酒蔵懸念を書いたら、秋田『まんさくの花』醸造元 日の丸醸造株式会社(公式)様からお返事を頂いたんです。

 

「大丈夫、当社は酒造り期間も週休2日、残業代は1分単位で支給ですよグッド!

 

ひ〜〜汗

 

そう、愉しく造られているからこその旨い酒なんですよね。

サーセン。

 

という事で、ウチの猫もうまからまんさくを宣伝しつつ、手をついてごめんなさいポーズを決めております。

酒の肴は蕪とベーコンの塩炒めです。

もう少し、辛口の酒にあわせた渋めの酒の肴があれば良かったのですが。

 

 

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