　　　　肉体あって生きて生かされている間は、「これでいいや」では済まされねぇよ。　＃２　

　　　　
　　　　
世間は「夏休み」ということなので、例年なら新潟県内の海水浴場も　
昨日・今日あたりから賑わいを見せるはずなんだけど　
先日の海の日の地震以来の放射能汚染騒ぎで　
佐渡の宿泊施設も、新潟の海岸沿いのキャンプ場も
観光客の予約キャンセルが相次いだりして、
観光事業でメシを喰ってる人たちにしてみると　
参議院選挙どころではない。
それでも、俺が勤めさせてもらっている蔵元へ訪れる観光客のみなさんは
「今なら佐渡がすいている！」
という利口な人も多く、例年より梅雨明けが遅くても　
涼しい佐渡へ来て、それぞれの旅行を楽しまれている。
来るなら今がいちばんいい時期かもしれない。
（食い物に拘るなら冬のはじめがいちばんいいんだけど。）
ところが、俺の息子は、これから楽しい夏休みってときなのに　
「ボクはもう学校へ行きたくない」
とか云って泣いてたのが…おととい。金曜日の放課後だった…よな。
４月に義務教育一年生になって、５、６、７と、まだ４箇月弱なのに　
どうしたものなのか？　訊くと　
「もうずっと我慢してきたけど、べんきょうが嫌いなんだよ」
てなことで、休み時間と図工と給食の時間以外はイヤになったらしい。
「誰かヤなヤツでもいるのか？」
それを唐突に訊ねると、泣き出したので、そういうこともあると想定して　
俺と妻は一晩おいてから、本人の様子をみて　
どこにそんな諸問題が重なっていて、そんなことを言い出したのかを探ってみた。
確かに担任の算数の授業や宿題の取り組みには　
「おめぇよぉ、それじゃ普通に、大人だって意味がよくわかんねぇよ！」
と云いたくなることが多い。
受け持ちのクラスに一年生が10人しかいないのに、
なにがそんなに忙しいのか？　手抜きが目立つ。
酷い場合は、プリントに用意された問題の回答が、
明らかに間違っているのに、てきとぉ～な採点でマルがつけてあったりする。
既に、この何週間のうちに2回以上も、それがあった。
要するに、
「この範囲内でココとココができていればいい」という採点基準で　
問題の意味や答えの導き出し方を考えたり工夫していることを
可能な限り教師の立場で読み取る職務を怠っている。
んまぁ、余裕ないのかも知れないけど、
ただ単に教科書の一部を白黒コピーして
式と答えを順序よく書ける空欄を設けずに
問いの文章の途中のスグ横に手書きで、こたえ〔　　　〕と羅列して
問いの文末に、「しき」とだけ書いて、一瞬、その状態を見ると　
自然界の物事が「０」ではなく、
数字の「１」から始まっている世間常識の義務教育現場で　
まだ数字計算に不慣れな子供としては　
「意味わかんねぇ！」となってしまう。
いくら、カラーページ色鮮やかなデザインの教科書をよく読めという、
注意書きが下のほうに「ついで風」に書かれていても　
俺にはそれが“やっつけ仕事 ”丸見えなので、「今日こそは！」と想い、
その宿題のプリントに、
「このように問題を作ってください！」　
という注文を添えてやった。赤ペンで。　
さて、一学期終業式の月曜日。
それを見た担任は何を言ってくるのか？　
これも、おたの隅に。　
　　　　
そのほかにも、ほかの教科で、いろいろと
「もうちょっと丁寧にしねぇと、子供はついて行けねぇだろ！」
てなことが多い。非常に多い。なんで？というほど。
そんなことやってっから、子供の世界が見えなくなるんだよ。
現に、今日さっき、一緒に風呂へ入って　
「世の中には学校でも会社でもどこでも、ヒトが集まると
　『アイツ、イヤなヤツだなぁ…』ってことがあるんだよ。
　お父さんにもあるよ。子供のときもあったし、今でもある。
　誰か、そういうヤツがいるの？」
その問いかけに最初は、
「ボクはそんなのゼロにん！」
とかなんとか笑顔だったんだけど　
よくよく訊いてみると、
登下校中の通学路で仲よく歩く途中、別の通学班にいる生徒に　
俺の子供の頭を傘で殴ったり、学用帽を奪って、
クルマも通る道路の中央へ投げたりする上級生の兄弟がいるらしい。
「やめて！」「やだよ！」と訴えても、それが一度や二度ではなく　
何日もあった模様。
既に本人も自ら、教頭先生（メガネの女性）にまで明確に訴えているのに　
その、子供ながらに悪フザケな危険行為は止んでいない。
　　　　
ちゅうことで、そういうことが重なって　
「もう学校いきたくない」
という選択の要望に至ったわけだ。
妻に訊いてみると、その兄弟は母子家庭らしく、
母親は仕事が忙しいのか？　
つい最近まで一緒にいた父親と離れ離れになった５年生と３年生で　
いろいろと複雑な事情もある模様。
そこで、バカ親の俺はひらめいた！　
「その二人を誕生日にウチへ呼べ！」　
近所なので、ご招待！　
親の承諾を得てな。
明日、23日が７歳の誕生日なので、一緒に遊ばせようと想う。
なぜ特別にご招待するのか、すべてをその母親に伝えて、
今その二人が、どんな様子なのか？　
俺は一度みてみて、一緒に花火をしたり、ケーキ喰ったりしてみたい。
傘と帽子の件には触れずに。
　　　　
さて、これもどうなるか？　
うまくいくと（？）、それらの内容をすべて、
夏休み明けの家庭訪問（８月２日の予定）を皮切りに　
「おめぇらなにやってんだよ～」
ってことを学校側へ突きつけられる。　
いや、教育者を敵視しているわけではない。
世の中の、
「この範囲内でココとココができていればいい」という画一化教育が　
いかに社会と人間の歯車の噛み合いを狂わせている諸悪の根源…~~兇悪思想~~…　
そのひとつになっているのか！　それを徹底的に　
自分の生活の中で洗い正したいだけなんだよ。俺はな。
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　　

　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
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　　　　　～　出題：次の文にある●●の部分に最も適切な語句、漢字２文字をあてはめ、その内容を把握してください。
　　　バンソウコウ・ジュニアからのお知らせ！　http://ameblo.jp/badlife/entry-10023230233.html
　　　
　　　人間が生かされている絶対条件、基本的な人間の創られ方、みんなで正しく理解しよう！　
　　　自然界の道理　http://ameblo.jp/badlife/entry-10026826079.html
　　　

　月刊『育つ場所がちがう』2006年冬号　http://ameblo.jp/badlife/entry-10025653644.html
　　　　お医者さんは絶対に読まないで下さいシリーズ２　
　　　

　月刊『育つ場所がちがう』2007年春号　http://ameblo.jp/badlife/entry-10030419791.html
　　　　あなた人間やめますか、それともこの記事読みますか。　
　　　

　月刊『育つ場所がちがう』2007年夏号　http://ameblo.jp/badlife/entry-10039764750.html
　　　あなた、内臓あげますか？　それとも、人生なげますか？　
　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　
　　　　

“Mind Resolve” ～この国の人間の心がどこまでも晴れわたる空のように澄みきる日はもう訪れないのだろうか‥

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肉体あって生きて生かされている間は、「これでいいや」では済まされねぇよ。　＃２

肉体あって生きて生かされている間は、「これでいいや」では済まされねぇよ。 ＃２

　　　　肉体あって生きて生かされている間は、「これでいいや」では済まされねぇよ。　＃２　