皆さま、こんにちは!
つい先日、新年を迎えたばかりだと思っていたのに
今週末で平成31年(令和元年)の上半期が終了。
仕事が忙しくてブログの更新が疎かになっちゃいました。
こんな時は遠くに旅に出かけたいのですが、次は8月上旬なのですよね。
九州を旅した先月の日差しが恋しい~!
さて今日は、3年前に訪れました
久大本線・豊後中村(ぶんごなかむら)駅の訪問記です。
この駅の見どころはズバリ駅舎!
全国的にも珍しい「藁ぶき屋根」を用いた駅舎でしたの。
ちなみに藁ぶき屋根を持つ駅は全国に2駅のみだそう。
もう一方は会津鉄道・湯野上温泉駅ですが、
テレビ番組でもたびたび登場する駅なので
ご存知の方も多いのではないでしょうかね?
当の豊後中村駅は昭和3年に開業した駅で、
現在の駅舎は平成22年に改築されたモノとのこと。
「豊後中村活性化交流センター」を備えた駅舎に代わったそうですよ。
駅舎をホーム側から見るとこんな感じですが、
車窓から駅舎の「藁ぶき」を見て
驚かれた方も多いのではないでしょうか?
ところで、豊後中村駅は九重町の玄関口ですが、
九重町の読みが「ここのえ」なのに対して
観光名所「九重山」の読みは「くじゅう」。
この看板を見て読みが違うことを初めて知りました。
これだけでもややこしいのに、九重山の反対側には
久住町(読みは「くじゅう」現在は竹田市の一部)があるらしい。
ところで、相撲部屋に「九重部屋」があり
大分市出身の力士が数多くいますが、それって偶然なのです?
ちょいと気になってました。
現役当時のウルフが大好きだったもんで。
豊後中村駅とまったく関係が無い話ですけど。
駅前の様子はこんな感じでした。
出歩く人が疎らに感じたのは雨天のせいかな?
閑散とした雰囲気ですけど交通アクセスは優れており、
500メートル先には大分自動車道の九重ICがあります。
九重町の長らく観光分野は「九重山登山」頼りだったそうですけど、
平成18年に新名所が誕生したらしい。
こちらでしたよ。
九重"夢"大吊橋です!
晴れてれば行ってみたかった…(自分、高所恐怖症なのにね)
日本一の高さを誇る「専用歩道橋」ですって。
高さは173メートルだというからビックリです!
過去に訪れた八ッ場大橋が高さ73メートルだから…
この高さの倍以上あるってこと!?
想像するだけで
チン〇ンがミニマムになっちゃうんですけど。
大分は別府ラクテンチ目的で再訪しますので
その節は絶対に立ち寄ります!
大井川鉄道・塩郷駅近くの吊り橋でもビビっていたのに、
無事に渡り終えられるかしら?
前置きが長くなりましたが駅舎に入ります。
かつては駅舎内に食堂があったそうで、
待合室にはその名残りのソファーとテーブルが置かれてました。
こんな居心地良い駅は他ではなかなか見れないかも。
豊後中村駅は特急「あそ」が停車する簡易委託駅です。
観光協会の方が快く対応くださいましたよ。
ホームに入ります。
豊後中村駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。
ここでは駅舎の対面側にあるホーム上屋が
島式ホーム対応型なのがわかりますでしょうか?
国鉄時代はこのホームは島式で、
この奥にも列車の停車が可能なホームがあったそう。
奥のホームは主に貨物列車の退避に使われていたみたいですね。
線路跡は現在、保線車両の留置と…
近所のおばちゃまの近道として使われているのかな?
無人駅巡りを楽しんでいるとよく遭遇する光景ですね。
豊後中村駅は無人駅じゃありませんけど。
最後はホーム側から見た「藁ぶき屋根」で〆ます。
ここでひとつ疑問が。
自分は豊後中村駅の藁ぶき屋根を
「懐かしいな~」なんて感じで見てたのですけど、
過去に藁ぶき屋根の駅舎って存在してたのでしょうかね?
藁ぶき屋根が民家に用いられていた時代と
日本で鉄道が発展した時代はかなり違うはずですけど。
訪問駅リスト(JR線)
久大本線(ゆふ高原線)
↑(久留米駅方面)
豊後中村駅(平成28年9月29日)
↓(大分駅方面)
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