皆さま、おはようございます！
只今、北海道旅行の最中でした。
実は一昨日、小学校の運動会を撮影する仕事があったのですが、
カンカン照りの中でつっ立っていたら、熱中症になってしまいまして…
涼しい北海道に来れば、治りも早いと期待して来たのですけど、
昨日の網走市内は気温が24度まで上がったみたい。
暑い日は当分続くみたいですし、
皆さんもこまめに水分補給をして
この暑さを乗り切りっていきましょうね！
今朝は久大本線・筑後草野（ちくごくさの）駅の訪問記です。
旅行の前日に熱中症になる自分も不幸ですけど、
築後草野駅も、実はちょっとした不幸な歴史があるのですよ。
と言いますのも、筑後草野駅は
久大本線（当時は久大線）が開通した昭和３年に開業した駅で、
開業当所は大きな木造駅舎を持つ駅だったのですが…
昭和23年に撮影された航空写真より、国土地理院のサイトより転載。
その駅舎は白アリ被害によって建て替え（昭和30年代中頃？）され、
新たに建て直された駅舎も、
平成６年に不審火によって焼失してしまったんですって。
その後しばらくは駅舎が無い時代が続いたようですけど、
２年後、町の主導によって駅舎が再建されて、
現在は観光会館を備えた現在のモノに代わったそうですよ。
白アリ被害を受けた駅舎と言えば大村線・大村駅が有名ですが、
九州内では同様の被害を受けた駅舎が数多くあったみたいですね。
駅がある久留米市草野地区は
古くからの街並みが保存されてる地域だそうで、
古民家の他に、歴史資料館もあるみたいです。
街並みもすごいのでしょうけど、
ビックリしたのはこちらの駅前から延びる一本道。
車道がインターロッキング施工されてるのですが、お金がかかってます。
自分も作業したことがありますけど、
これ、ブロックを１個１個、手作業で並べていくのですよ。
駅舎の中に入る前に…
駅前には駅名標らしき看板が立ってました。
これは絶対に廃品を再利用したモノ。裏側を見ると
古い駅名標が隠れているに違いないと期待してみたのですが…
うむむ、世の中はそんなに甘くないのね。
駅舎は無人駅化後に再建されたモノのために集札窓口や改札口はなく、
広い待合室とトイレがあるだけの仕様でした。
観光会館…とは書かれてますが、人が常駐しているわけではなくて、
こちらのポスターが掲げられてるだけみたいですね。
筑後草野駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造です。
駅舎とは反対側のホームは、国鉄末期に一度廃止されたようです。
駅舎の再建と同時に復活したみたいですが、
同時に施された構内踏切の移設に合わせてホームが短縮された模様。
国鉄時代に使われていた長いホームの端部は撤去されることなく、
現在も姿を晒してました。
こんな部分に駅ファンは萌えちゃうのよね。
駅構内をひと通り見た後、
キレイに整備されたホームの花壇に目が留まりました。
近づいてみると「プリンセス雅子」の札が。
久留米市は椿の栽培が盛んな街だそうで、
生産量は全国トップクラスらしいですよ。
「プリンセス雅子」もその品種だと思いますけど…
皇室では眞子様の婚約発表があったばかりですし、
とってもめでたい感じです。
こちらは「青い珊瑚礁」。
「青い珊瑚礁」といえば松田聖子さん→娘の神田沙也加さん→結婚
ってことで、こちらもやはりめでたかったです。
筑後草野駅は全然不幸続きな駅じゃなかったみたいですぜ☆
駅舎に掲げられてる怪しげなイラスト、
久留米市のイメキャラ「くるっぱ」らしい。
久留米市は西日本で唯一、河童が生息していた地域だそうで、
久留米市北野町にある北野天満宮（筑後草野駅から東に約1.5キロ）には
河童の（手の）ミイラも保管されているんですって。
河童のミイラもすごいですけど、
もっと驚きの駅が筑後草野駅のお隣にあるのですよ。
長くなりましたので次回に続きます。
（続きもぜひチェックくださいね）
訪問駅リスト（JR線）
久大本線（ゆふ高原線）
↑（久留米駅方面）
筑後草野駅（平成27年７月28日）
↓（大分駅方面）
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