皆さま、こんにちは!
6月の九州旅の際に、久留米の街に行ってきました。
自分、久留米と聞くとチェッカーズを思い浮かべる世代です。
高校の頃は、誰もかしこも前髪垂らしてたっけ…
ちなみに自分はもみあげ青ぞりのテクノカットでした。
近代的な駅だらけの久留米市近郊ですが、
中にはこんな木造駅舎の駅もありましたよ。
久大本線・南久留米(みなみくるめ)駅です!
おおおっ、威風堂々とした風貌がなんとも素晴らしい!
こちらの駅舎ですが、久大本線が開通した昭和3年に建造されたようです。
それを示す建物財産標が貼られてました。
それにしても隣りに貼られている「蟻」とはなんざんしょ?
シロアリ対策が施されている駅舎ってことかな?
古風な木造駅舎の南久留米駅、
周辺もさぞ、ソレに見合う古風な街並みなのかと思いきや…
背後にでかいまんそんが…いずい。
ちなみに「いずい」は宮城県の方言で
「違和感がある」とか「ぎこちない感じ」を意味します。
南久留米駅を正面から見た姿はまさにそんな感じでしたっけ。
南久留米駅の駅舎自体も元々はこの大きさではなく、
駅舎東側(正面より見て左側)には事務室があったようです。
現在は駅舎の西側に出札窓口がありますが、
こちらは駅舎改築の際に新設されたものではないかと。
窓口にはこんなコーナーがありましたよ。
もちろん南久留米駅では「ななつ星in九州」の客扱いはしない
運転停車のみですけど、
そんなタイミングでもファンの誘致に結びつけようとする心意気が
本当に嬉しく感じました。
最近、多くのJR九州の駅巡りを楽しみましたが、
このようなコーナーを持つ駅が多いのには本当にビックリです。
嬉しかったといえば、こちらのポスターもね。
まさか南久留米駅で福島のポスターが見られるとは思いませんでした。
しかも南国(スパリゾート・ハワイアンズ)推しのポスターですよ。
ここは南国・九州だってのに。
南久留米駅のホームは盛土上にあり、
こちらの地下通路を伝って入ることが出来ます。
南久留米駅は島式ホーム1面2線構造でした。
かつては貨物の取扱駅で構内には側線もあったようですが、
現在は取り払われ空き地に変わっておりました。
駅南側にゴルフ練習場がありますけど、この建物もいずいわ…
駅前には400本近くのクルメツツジが植樹されてるらしい。
花が咲く春先の南久留米駅の光景は、さぞ美しいのでしょうね。
さてさて、冒頭に背後のマンションがいずいと書きましたけど、
よくよく考えると、行き交う列車はこんなハイカラな車両ですし…
この辺りは住宅密集化の著しい地域であるために街の景色も急変、
むしろ、南久留米駅自体の取り残された感の方が強く感じたかも。
地域の人口増加に伴ない
南久留米駅の両隣りには、平成12年に久留米大学前駅が、
平成21年には久留米高校前駅が開業しております。
これだけ人が増えれば、駅裏にもマンションぐらい建ちますわね。
いずいとか言って本当に申し訳ありませんでした。
心で反省しながらも、トイレでこれを見て
最後はやはりいずいと感じた南久留米駅でした。
「え」の字が居心地悪く感じるのは自分だけかしら?
訪問駅リスト(JR線)
久大本線(ゆふ高原線)
↑(久留米駅方面)
南久留米駅(平成27年7月28日)
↓(大分駅方面)
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