皆さま、おはようございます!
一昨年の夏、
久大本線の豊後中川(ぶんごなかがわ)駅を訪れました。
ピッカピカの駅舎を持つ駅ですが、この時、
豊後中川駅は新駅舎が完成した直後だったみたいで(平成27年3月竣工)。
真新しい駅舎が見れたのは嬉しかったですけど、
古い駅舎好きとしては、ちょっぴり損した気持ちもあったりして。
もう少し早い時期に訪れるべきでしたわ。
建て替えによって解体された駅舎は
昭和9年の駅開業時に建てられた木造駅舎を
昭和59年の無人駅化に合わせて建て替えした二代目駅舎。
店舗(Aコープ)を併設した駅舎だったそうです。
その後、店舗が撤退したことから
駅舎部分だけを残したミニ駅舎だったみたいですね。
駅前はこんな感じ。
そこそこ交通量が多い国道210号線が横切っていて、
賑やかな印象の駅前風景でしたよ。
竣工したばかりの駅舎は、
豊後中川駅からも近い高塚愛宕地蔵尊(高塚さん)の
御堂を模したモノだそう。
豊後中川駅は開業時から
高塚さんを訪れる参拝客で賑わってる駅なんですって。
ちなみにこちらは高塚さんの御堂の写真。
高塚さんのHPからお借りしちゃいました。
うん、確かに似ている。
ホームにも高塚さんの案内看板があるのですが、ここで疑問が発生。
駅から高塚さんまで4,8キロの距離があるのはわかるとして、
バスで25分もかかるところを徒歩1時間で着けるのかっていうこと。
単純に考えて、バスの約半分の速度で歩かなければ
この時間で到達できません。
このことがすごく気になってたのですよね。
ひょっとしたら、徒歩専用の秘密の抜け道か
どこでもドアがあるのかと思い地図を見たのですけど、
どうもそうではなさそう。
よくよく調べてみたら、車で移動すると10分かからずに着けるみたいです。
本当にバスは25分もかかっちゃうのかしら?
成田空港のターミナル連絡バスじゃあるまいし。
駅舎の中に入ります。
さすが完成直後の新駅舎、木の香りがすっごく気持ち良かったです!
加工したばかりの木材と新品タイヤ、それと新品の靴の底、
思わずクンカクンカしちゃうのは自分だけ?
お次は階段を伝ってホームにイン。
豊後中川駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
駅構内の両端辺り、線路の先を見ると
両開き分岐器の遺構らしいカーブが残ってましたよ。
かつての豊後中川駅は、列車の行き違いが可能な
相対式ホーム2面2線構造だったのかもしれません。
だとすると、植樹されてる付近の盛土はホーム跡なのかも。
昭和50年代には既に棒線駅化されてたみたいですね。
最後は日田駅に向かう普通列車を見送って駅を後にしました。
キハ125の黄色い車体が樹々の緑に映えていい!
そうそう、豊後中川駅のすぐ隣(Aコープの跡地)に
小さなお店さんがあるのですけど、
お弁当が安くて美味しくて、訪れた際は絶対におススメですよ。
余談ですが、九州の旅中はヒライのお弁当にお世話になりっぱなしでした。
赤いJRマークよりもヒライの看板を見た方が
九州に来た実感が湧いてくるのですけど…
そんな方、自分以外にいらっしゃいませんかね?
訪問駅リスト(JR線)
久大本線(ゆふ高原線)
↑(久留米駅方面)
豊後中川駅(平成27年7月28日)
↓(大分駅方面)
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