皆さま、おばんです！
今日は３年前に訪れました
久大本線・豊後国分（ぶんごこくぶ）駅の訪問記です。
豊後国分駅は久大本線がJRに移行して間もない
平成元年に開業した駅でしたが、この駅の面白い点は
わずか100メートルですけど移転歴があること。
実はこのこと、Wikipediaを見て知ったのですけど…
今でも旧駅跡が見れるのではないかとワクワクしながら
駅を眺めてきました。
まずは駅の全景からチェックを開始。
駅の東側に踏切があり、ここから構内に入ることが出来ます。
踏切からホームまでは長い通路で結ばれてました。
通路を進むと２本のホームが見えてきますよ。
元々は単式ホームが１本あるだけの
棒線構造で開業した豊後国分駅でしたが、
４年後の平成５年に行き違い設備が増設されたために移転されたらしく。
Wikipediaによれば「大分側に移転」とあるから
それ以前は奥側（熊本駅側）に駅があったってことですよね。
通路を渡り切れば駅の出入口に到着～！
豊後国分駅は無人駅ですが、
混雑する通勤時間帯のみ駅員さんが対応されるようで。
そのための出札窓口が上り線ホーム側に設けられてました。
豊後国分駅のホームです。
構内に行き違いの設備が設けられたために
平成５年に相対式ホーム２面２線構造に改められた模様。
こちらは久大本線名物「ゆふ高原線」仕様のマスコット入り駅名標です。
キハ31のマスコットが付いてますけど、
この形式は確か、今年３月のダイヤ改正で
全車が定期運用から退いたんでしたっけ。
それと、起点の熊本駅から131キロを記すキロポストもありますけど…
間違いなくコイツがホームにありましたよ。
建物のマスコットは、駅名の由来にもなった豊後国分寺かな？
駅から南東方向300メートルの場所にあり
徒歩３分で着けるみたいですね。
さてさて、冒頭に書いた豊後国分寺駅の移転歴の件です。
Wikipediaの記載によれば、
開業当時の豊後国分駅は100メートル熊本駅寄りにあったとのこと。
となると昔はこのホームの奥に駅があったはずなのですが…
それらしい遺構はまったく確認出来ず。
そもそも豊後国分駅の西側はカーブになっていて、
とてもこの位置に駅があったとは思えなかったのですよ。
そこでいつものように国土地理院のサイトで古い航空写真をチェック。
豊後国分駅が開業して間もない平成２年に撮影された写真があり、
ホームの位置を確認してみたところ…
踏切のすぐそばにホームがあるじゃないですか！
豊後国分駅に行き違い設備を増設するにあたり
分岐器が踏切に干渉してしまうことから、
駅全体を熊本寄りに移設したのが真相のようで。
Wikipediaに表記されてた「大分駅側に移転」は
「熊本駅側に移転」の間違いだったみたいです。
…ということは、先ほど通って来た通路がホーム跡だったってことか。
元々、簡素な造りのホームだったために
移設の際、旧ホームは完全に取り払われたようです。
これらの施設も旧ホーム跡に設けられてた訳ですね。
ホーム上に設置されてた名所案内に
「大分市歴史資料館まで0.1キロ」とありましたが、
駅の出入口ににある踏切まで既に0.1キロあるとか
思わんといてください。
明日は修学旅行の撮影の仕事で会津に行きます。
昨日まで天気予報を見たら雨模様だったのに、
今見たら明日は曇りで午後から晴れ間が見られるようです。
良かった～
子供たちにとっては思い出に残る学校行事ですので
自分の雨男パワーが息を潜めていることを願ってますぜ☆
訪問駅リスト（JR線）
久大本線（ゆふ高原線）
↑（久留米駅方面）
豊後国分駅（平成28年９月28日）
↓（大分駅方面）
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