ガリレオの苦悩 / 東野圭吾

昔風にいえば湯治か

その日は、明日から仕事だったし、だから一日はリフレッシュをと、近くに新しく出来たスーパー銭湯的な？湯場へ

一冊携えて、、

「そりゃあもちろん──」そういった後、

　湯川は咳払いをし、首を振った。

「いや、聞かないでおこう。

　人がどう思おうと僕は自分の信じる道を進むだけだ」

　ガリレオの苦悩 / 東野圭吾

湯舟につかる合間合間に、ガリレオシリーズ第4弾を

そもそも主人公は佐野史郎さんをイメージされていたとか

今は福山雅治さんのイメージが強いかな

東野さんは、文章文体で読ませるというより、ストーリー (筋あるいは展開) で読ませる方という印象、だから、映像化向きなのかもしれない (ﾟ-ﾟ)？

また、

ドラマ化される前は佐野さんと書かれても特に意識はしていなかったのに、ドラマ化された当初は少々戸惑いも💦

でも、

逆にいえば福山さんが、湯川というキャラクタを自分のほうへとぐっと引き寄せたっていう感じか

　Love the way you walk.

　僕は僕の道を行くだけ

　M.ボラン

お昼からその夜の帳が降りる頃合いまで、しばし、ゆるりゆるりと、、

以下、当時の日記から抜粋

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"探偵ガリレオ" が何とTVドラマ化されるという。

探偵役のモデルは、佐野史郎さんなのだが主演は別の人。

中中良質の短編が多いが、僕が一番好きなのは、ニ作目の短編集にある "予知夢" に材をとったもの。

他の作家で同傾向のものに、麻耶雄嵩さんの短編集「メルカトルと美袋のための殺人」に収録の "遠くで瑠璃鳥の声が聞こえる" がある。いずれも、人間の脳って不思議だよなぁ　と。

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ここまで

自分を信じる訳ではないけれど、人を羨む感覚はとうになく、そもそもにして、人を羨むとはどういうことだろうか？とも思う

比べても一向に差し支えはない、ただそこに、優劣のベクトルを無思慮に加えなければよいだけのこと

優劣は多分に主観的でその基準は個々人に由来し、だから当然曖昧だ、そのような他人の基準で都度思い煩うのもどうしたものかと思うし、僕は僕の道を行くだけのこと

とはいえ、ただ、、

唯一羨ましいと思うのは管長さんかなぁ、、、

あぁ僕にもこういう生き方というのもあったのだなと、過去を振り返りたくなる

ひょっとして、

僕にも他に選べた道があったかもしれないとも思う、、

早々に夢を諦め、親を安心させるためにかとりわけ固めの道を選んだ自分を、もう一度、アダムが林檎をかじるその以前においてみたくなる、どんな世の中を見たのだろうかと想いを馳せる

まあ...

莫妄想だけどね、、

さてさて

今月も少なからずお参りさせていただいた、その記録などをささやかながら、、まとめておこう◎

intermezzo

外宮、八坂神社、、また、番外ながらも浅草寺のことなどもその当時を思い出しながら、、

■関連ブログ■

読書遍歴：ひとはなぜ物語を読むのか？　2018-11-28
・特に好きな日本の作家さん
・無人島に持っていく五冊
・そして死ぬまでに、XXX を読み終えたい、、
・2018年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ物語を読むのか？ (2018年のまとめ) )　2019-01-08
・2019年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ物語を読むのか？ (2019年のまとめ) )　2020-01-18

・2020年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ物語を読むのか？ (2020年のまとめ) )　2021-01-06
・** あなたにとって読書とはなんですか？ **

　死ねば大好きだったこの大切な本のページはめくれず、
　読み終えたかったという願いは叶わない。
　二都物語 / C.ディケンズ

※2021年に読んだ文庫本など

・本陣殺人事件 / 横溝正史　再読

・黄色い部屋の謎［新訳］ / ガストン･ルルー　再読

・黒猫の三角 / 森博嗣　再読

・フォックス家の殺人［新訳］/ E.クイーン　再読

・モロー博士の島 / H.G.ウェルズ

・斜陽 / 太宰治
・砂漠の惑星 / スタニスワフ･レム
・鳥居の密室 / 島田荘司