重々しく轟くのもあれば、浮ついた音、軽量級に正統派、
音色には個性があった。線香の煙の立ち込める真夜中の境内に
善男善女が列を作り、各々が綱を握り、鐘に向かって突き棒を
繰り出している様子を、わたしは思い描いた。
この場所は中野だから、梅照院さんの鐘かな (゚-゚)? でも少し離れすぎかも (・ω・)??
閑話休題
いやー、何とも贅沢な短編集だなぁ、、
各編のオチ?も面白いし、ラストの本作名を冠する「不穏な眠り」などは、それだけでも一編の長編になりうる、金田一さんか京極堂が出てきてもおかしくないポテンシャルがある✨
が、しかし、これが、
葉村晶シリーズの最終刊 (今のところの... )
そして、読了、、(T_T) しばしのお暇、、、
出会いは別れの始まりだというけれど、別れもまた出会うための第一歩、読み切ることはちと寂しいが、、こういう寂しさこそを、次作で再会するときのその喜びのための置き土産としよう◎
三が日のうちに深大寺に初詣に出かけ、
いまさらながらそばを手繰った以外は寝正月を決め込み、
四日の朝ベッドから這い出した。
不穏な眠り / 若竹七海
深大寺に初詣? ん? ひょっとしてニアミスしてた?
((((゜д゜;))))💦
葉村晶シリーズ
・暗い越流 / 若竹七海 短編集、そのうちの2編が✨
■関連ブログ■
読書遍歴:ひとはなぜ 物語 を読むのか? 2018-11-28
・特に好きな日本の作家さん
・無人島に持っていく五冊
・そして死ぬまでに、XXX を読み終えたい、、
・2018年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2018年のまとめ) ) 2019-01-08
・2019年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2019年のまとめ) ) 2020-01-18
・2020年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2020年のまとめ) ) 2021-01-06
・** あなたにとって読書とはなんですか? **
死ねば大好きだったこの大切な本のページはめくれず、
読み終えたかったという願いは叶わない。
二都物語 / C.ディケンズ
※2021年に読んだ文庫本など
・斜陽 / 太宰治
・砂漠の惑星 / スタニスワフ・レム
・鳥居の密室 / 島田荘司
・鹿の王 水底の橋 / 上橋菜穂子
・不穏な眠り / 若竹七海
・書楼弔堂炎昼 / 京極夏彦
・ウィチャリー家の女 / R.マクドナルド
・髑髏検校 / 横溝正史 再読
・宇宙の戦士 [新訳] / R.A.ハインライン
・斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 / 島田荘司 再読
・ガリレオの苦悩 / 東野圭吾
・獣眼 / 大沢在昌
・予告殺人 / A.クリスティ
・エクソシスト / W.P.ブラッティ 再読
・象は忘れない / A.クリスティ
・アンチノイズ / 辻仁成
・合唱 (コーラス) 岬洋介の帰還 / 中山七里
「アラユルモノノウチニ安ラギヲ求メタガ、ドコニモ見出セナカッタ。
タダ片隅デ書物ト共ニイルトキヲ除イテハ」
薔薇の名前 上 / U.エーコ