つづけて 葉村晶シリーズ を
そもそもS.ホームズを鼻祖とする探偵小説ならば、なにも殺人事件によらずともよいのだし、むしろその方が自然だし、なにせ昨今は、人があまりに死に過ぎる
まぁそれはそれとしても
探偵役の一人称ってのは、どこまでさかのぼれるんだろうか (゚-゚)?
ホームズ譜にも二編 (三編だったか?) あるけれど、この葉村晶シリーズの一人称は絶妙で、テンポがいい、語呂がいい、おまけに、ニヤリとさせる一文がいい◎
四十歳をすぎると怪我の治りは遅くなる。
なにもしなければ体力は戻らない。
走り込めば膝を傷め、腹筋すれば腹がつる。
とかくこの世は生きづらい。
静かな炎天 / 若竹七海
さらに続けて 葉村晶シリーズ を
葉村晶シリーズ
・暗い越流 / 若竹七海 短編集、そのうちの2編が✨
つづく
■関連ブログ■
読書遍歴:ひとはなぜ 物語 を読むのか? 2018-11-28
・特に好きな日本の作家さん
・無人島に持っていく五冊
・そして死ぬまでに、XXX を読み終えたい、、
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・** あなたにとって読書とはなんですか? **
死ねば大好きだったこの大切な本のページはめくれず、
読み終えたかったという願いは叶わない。
二都物語 / C.ディケンズ
※2021年に読んだ文庫本など
・斜陽 / 太宰治
・砂漠の惑星 / スタニスワフ・レム
・鳥居の密室 / 島田荘司
・鹿の王 水底の橋 / 上橋菜穂子
・静かな炎天 / 若竹七海
・錆びた滑車 / 若竹七海
・不穏な眠り / 若竹七海
・書楼弔堂炎昼 / 京極夏彦
・ウィチャリー家の女 / R.マクドナルド
・髑髏検校 / 横溝正史 再読
・宇宙の戦士 [新訳] / R.A.ハインライン
・斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 / 島田荘司 再読
・ガリレオの苦悩 / 東野圭吾
・獣眼 / 大沢在昌
・予告殺人 / A.クリスティ
・エクソシスト / W.P.ブラッティ 再読
・象は忘れない / A.クリスティ
・アンチノイズ / 辻仁成
「アラユルモノノウチニ安ラギヲ求メタガ、ドコニモ見出セナカッタ。
タダ片隅デ書物ト共ニイルトキヲ除イテハ」
薔薇の名前 上 / U.エーコ