ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2018のまとめ) | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

 <それを、≪私≫の最後の物語にしましょう>
 旅に出たいと言ったのは本気だった。決して実現しないとわかっていた。
 かなわないと知っても、こころには願いが浮かぶ。だから、人は物語を読むのだ。

 あなたのための物語 / 長谷敏司


読書の供、それは寝落ち

いつの間にか泳いできて、いつのまにか夢の島へ誘われ、、
浮世に目覚めては、さて、どこまで読んだのだろうか?とそのページを探してる自分がいる


2018年は、こんな本を読んだ

早瀬耕さんにはまった一年だった、そして、サリンジャーって面白いなぁとその良さがわかって✨フォーサイスももっと読みたい
一方、大好きな森さんの Wシリーズ は完結してしまい楽しみがひとつなくなり、、また、機龍警察 は早く次作が文庫化されないかなと... そして、 はいつその姿を見せるのか??
今年も引き続き クイーンの国名シリーズ に、クリスティの マープル物 を✨

明暗 / 夏目漱石 再読
虞美人草 / 夏目漱石 再読
・ミツハの一族 / 乾ルカ
霊性の哲学 / 若松英輔
未必のマクベス / 早瀬耕
・渚にて / N.シュート
一九八四年[新訳版] / G.オーウェル
・孔子 / 井上靖
・五匹の子豚 / A.クリスティ
・血か、死か、無か / 森博嗣
・闇の左手 / A.ル・グィン
・プラネタリウムの外側 / 早瀬耕
・牧師館の殺人 / A.クリスティ
・白と黒 / 横溝正史 再読?
・鮫島の貌 (新宿鮫短編集) / 大沢在昌
・書斎の死体 / A.クリスティ
・絡新婦の理 / 京極夏彦 再読
・グリフォンズ・ガーデン / 早瀬耕
・影の中の影 / 月村了衛
・すえずえ / 畠中恵
・占星術殺人事件 [改訂完全版] / 島田荘司 再読
・動く指 / A.クリスティ
・小公女 / F.H.バーネット
・ジャッカルの日 / F.フォーサイス
・沈まぬ太陽 (全五巻) / 山崎豊子
・天空の矢はどこへ? / 森博嗣
シャーロック・ホームズの思い出 / A.C.ドイル
バーニング・ワイヤー / J.ディーヴァー
フラニーとゾーイー / J.D.サリンジャー
・エジプト十字架の謎 [新訳版] / E.クイーン 再読
・機龍警察 火宅 / 月村了衛
・侏儒の言葉 / 芥川龍之介
言葉の贈り物 / 若松英輔
・夜の黒豹 / 横溝正史
・BEATLESS / 長谷敏司
武士道ジェネレーション / 誉田哲也
ツバキ文具店 / 小川糸
エラリー・クイーンの冒険[新訳] / E.クイーン 再読
・アンの青春 / 坂木司
・不死蝶 / 横溝正史
禅とジブリ / 鈴木敏夫
人間のように泣いたのか? / 森博嗣
・靖国神社 正しく理解するために / 監修 三浦朱門
・なりたい / 畠中恵
・隻眼の少女 / 麻耶雄嵩
・砂の狩人 / 大沢在昌
・ゴースト・スナイパー / J.ディーヴァー
・魔女の封印 / 大沢在昌

 「はい。社会性をもてばもつほど、周囲との協調が必要であると人は感じます。
 たとえそれが上べのものであろうと、他者も自分も傷つけない生き方を選択する。
 高度な社会体系の中では、強い協調性が求められ、
 それに対する反作用がインターネットなどでの匿名の活動に表われる。
 上べの協調性をもたない者は、嘲笑や排撃の対象となり社会体系からしめだされます。
 そうならないために自分の能力を隠すのです。自覚した個体はそこに不満を感じるでしょう。
 劣っていてそれを隠すのならしかたがないが、優れているのに隠すのは不自然だ、と」
 「でもそれを明らかにすればしめだされるのでしょう」

 魔女の封印 / 大沢在昌

インターネットを誹謗中傷に使うことは全くもってないけれど、そういうことをする人が数多くいるのも確かのようで、何がそうさせるのか、、冊子 「円覚」 正月号 (324号) を読みながらあらためて考えさせられた年末だった

 
 
そして、2019年は、ここから、、
 
  九州地方中部、熊本県はY**群の山深い森の中に、その奇妙な館は建つ。
  熊本市内からだと、まず列車とバスを乗り継いで三時間余り──バスの定期便は

 一日に二、三本しかない──。そうして辿りついたI**という山村の中心部から、
 歩くことさらに数時間、車を使っても優に一時間以上かかるというのだから、
 平成の現代日本にあって、これは相当以上に辺鄙な場所であると云えよう。
 
暗黒館の殺人 (一) [冒頭] / 綾辻行人

新元号になればまた、こういった元号の記載のある小説が出てくるんだなぁ、、長らく積読状態だったけど、平成 の最後の年に読むのもよいかなと、つうか、平成のうちに読み終えたい✨


読書遍歴@特に好きな日本の作家さん
夏目漱石、京極夏彦、島田荘司、笠井潔、五味康祐、上橋菜穂子、絲山秋子、森博嗣、大沢在昌、月村了衛、坂木司、上田早夕里、伊藤計畫、早瀬耕、横溝正史、、、順不同にて

そもそもは国内外の探偵小説が好きで読書にはまった、それは今でも基本だ

わりと最近読んで感動した文庫本
砂漠、ハーモニー、海の仙人、闇の旅人、サクリファイス、あなたのための物語、武士道シリーズ、機龍警察/自爆条項、華竜の宮/深紅の碑文、ヴォイド・シェイパ 、青白く輝く月を見たか?、風と共に去りぬ 、火星年代記、蠅の王

無人島に持っていく五冊
・シャーロック・ホームズの冒険
・トム・ソーヤの冒険
・モンテ・クリスト伯
・草枕
・春琴抄

大好きな現在進行形のシリーズ
・L.ライム
・しゃばけ
・機龍警察
・新宿鮫、魔女、、
そして、
・百鬼夜行とその界隈

そしてそして、死ぬまでに、、

・戦争と平和
・谷崎潤一郎訳源氏物語
・月長石
・薔薇の名前
・鵺の碑

を読み終えたい、、


 死ねば大好きだったこの大切な本のページはめくれず、読み終えたかったという願いは叶わない。
 二都物語 / C.ディケンズ




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