「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

という本を読みながら、

エイブラハムという霊的なグループが伝えてくる、

「引き寄せの法則」と呼ばれるものについて、まとめて書いています。

 

鵜呑みにしないで検証しましょう

宇宙の法則の定義(エイブラハム)

引き寄せの法則とは何か?(エイブラハム)

思考と引き寄せの法則の関係(エイブラハム)

思考と現実の関係(エイブラハム)

道を敷く(エイブラハム) 

欲求の優先順位(エイブラハム)

許容し可能にする人間関係(エイブラハム)

暴力的な場面に遭遇しない方法(エイブラハム)

世界の望まない出来事(エイブラハム)

考え方や習慣を変える(エイブラハム)

望まなくなり成長が止まる時(エイブラハム

最善の行動とは?(エイブラハム)

間違った創造をしない域(エイブラハム)

量子的飛躍は出来るのか?(エイブラハム)

60日ですべてを達成する(エイブラハム)

 

引き寄せの法則まとめ1(エイブラハム)

引き寄せの法則まとめ2(エイブラハム) 

 

という記事の続きです。

 

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

という本を読み返して、勉強し直すついでに、

ブログ記事でシェアしてきました。

 

「引き寄せの法則」は
常にあなたの波動に作用しているから、
あなたが望むものを創造するプロセスにあるか、
それとも望まないものを創造しているかは、
感情に気をつければわかる。

このことを知っていると、
とても役に立つ。

物質世界にいるあなたがたは、
強力な「引き寄せの法則」を学び、
自分が思考の対象を引き寄せていることを
理解し始めると、
自分の思考をいちいち監視したり
警戒したりするかもしれない。

しかし人はいろいろなことを考えるものだし、
「引き寄せの法則」は
ますます多くの思考を引き寄せるから、
思考は監視しきれるものではない。

思考を監視しようとするよりも、
自分の感情に関心を向けたほうがよろしい。

あなたのなかでも広やかで古くて賢明で
愛情あふれる「内なる存在」、
その部分の見方と調和しないことを考えると、
あなたは違和感を覚えるだろう。

だからすぐに思考を
別のもっと心地よい、したがって、
自分に役立つものへと振り向けることができる。

あなたがたは
この物質世界の身体に宿ろうと決めたとき、
「感情という素晴らしいナビゲーションシステム」を
利用できることを知っていた。

感情という指針を使えば、
いつも存在する素晴らしい感情を通じて、
自分がより広い知恵の方向から外れているか、
それとも一致しているかがすぐわかる。

望む対象のほうへ思考を向けていれば、
明るい前向きの感情を覚える。

望まない対象のほうへ思考を向けていると、
ネガティブな暗い感情になる。

あなたがたは、
なんであれ自分が思考を向ける対象を引き寄せる。

そのとき自分がどう感じるかに関心を向けてさえいれば、
自分という強力な磁力を持った「存在」が
どんな方向から対象を引き寄せているか、
いつでも簡単にわかる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

と言う箇所では、

思考を監視するより、

感情に関心を向けましょうとのことでした。

エイブラハムたちは、「宇宙を貫く永遠の法則」を

理解している人達というのは、

思考が引き起こす自分の感情に敏感に気付いていると、

説明しています。

 

自分の感情がどうなのかを意識せずにいると、

惰性で創造しているので、望まないことも起こっています。

 

 

テレビは価値ある情報を
たくさん提供しているかもしれないが、
それよりもはるかに多くの、
あなたがたが体験したいこととは
ほとんど無関係な情報を送ってくる。

あなたがたの多くは、ただテレビがあるから、
ほかのことを決意していないから、
座って見ている。

だからテレビを見るというのは普通、
意図的な行動というよりも惰性の行動なのだ。

そのようなはっきりした意図のない、
決意のない状態では、
やってくるものの影響に無防備に身をさらしてしまう。

自分が何について考えたいか
というはっきりした意識を持たずに、
自分が欲していない周りの世界の出来事の思考という刺激に
文字どおり爆撃されていると、
自分が選択しなかったものをたくさんの経験のなかに
取り込んでしまう。

これが惰性によって創造する、
ということだ。

はっきりした意図もなしに
何かに思考を向け……それについて考え、
したがって、それを─欲していてもいなくても─
引き寄せてしまうのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

上記はテレビを例に説明されていますが、
”自分が何について考えたいか
というはっきりした意識を持たずに、
自分が欲していない周りの世界の出来事の思考という刺激に
文字どおり爆撃されていると、
自分が選択しなかったものをたくさんの経験のなかに
取り込んでしまう。
これが惰性によって創造する、
ということだ。”
とあります様に、インターネット、ツイッターなどのSNSも、
同じ様に自分が欲していない情報も取得しています。
 
集合意識というのは、私たち地表上で生きている人々の、
意識の集まりです。
 
(一)意識想念の法則

現在意識的な想念がなければ何も創造されない。

すべてのものは、宇宙心か宇宙心の単位である
人の心かの意識的想念によって顕現されているのである。

凡ての主観的創造は、意識単位(人)か全体心(宇宙)かの
いずれかの思考の結果なのである。
 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より

 

という法則がありますが、

現実として現れているものは、

人か宇宙(神)の思考の結果なので、
集合意識の結果が地表上で起きていることです。
一人一人の行動の結果が地表上で起きていることではなくて、
一人一人の意識の結果なのです。
 
支配者層というのは、この法則をよく分かっていて、
上手に活用しているので、
支配者層の思惑通りのことが地表上に起きて来るのです。
 
例えばコロナだったら、
散々情報を流せば、
沢山の人が恐怖心を持ち、不安になり、または怒り、
その情報によって、惰性によって個々の創造が行なわれ、
結果的に地表上の混乱に繋がります。
ただ、その種を情報という形でばら撒けば、
外側にすぐ反応する人達が、
自分の畑に勝手に蒔いて育てるのです。
 
 
未来に何か望むことを考えているとき、
あなたは未来に望むことのエッセンスを
引き寄せ始めている。

だがまだ準備ができていないから、
今は実現しないだろう。

しかし、前進の動きは始まる。

そしてあなたが未来に向かって進むにつれて、
あなたが思考を向けた出来事や状況も
未来に向かって進んでいく。

これは「道を敷く」とわたしたちが言う
プロセスだ。

現在にいるあなたが未来に思考を向ければ、
あなたがその未来に達したとき、
未来には既に道が敷かれている。

あるいは自分のための準備が整っている。

だから、あなたが今日経験することの多くは、
昨日あるいは一昨日あるいは1年前、
さらにはその前……にあなたが
今日について考えた結果だということになる。

未来に望むことに向けられた思考はすべて、
あなたにとって大きなプラスになる。

未来に望まないことに向けられた思考は全て、
あなたにとって大きなマイナスになる。

「節目ごとの意図確認」は、
今のあなたについて考えていても、
未来のあなたについて考えていても役に立つ。

どちらの場合もあなたは意識して
創造を行うだろう。

それが「節目ごとの意図確認プロセス」の要点だ。

この瞬間に特に何をしようとか
言おうという意図であっても、
あるいは未来への道を敷くのであっても、
目的意識を持って行うところに大きな価値がある。

自動車に乗るとき、
安全なドライブという意図を確認すれば、
文字どおり安全なドライブができる状況を
引き寄せるだろう。

もちろん、これまでもドライブのたびに
安全運転の意図を確認していれば
─過去に未来を思って安全を望み、
期待していれば、これまでに提示されたその意図が
あなたの未来への道を敷いているから、
今の「節目ごとの意図確認」が加わって─
意図はさらに強化される。

未来への道を敷かず、
今の節目の意図確認もせずにいれば、
惰性のままで生きることになり、
混乱してわけがわからなくなったり、
誰かの意図に左右されたりする可能性がある。

別の自動車に乗っている二人が
同じ時刻に同じ地点を通りかかり、
衝突事故を体験する。

その二人は安全という意図を持っていなかった。

彼らは惰性で生きており、
混乱のままにお互いを引き寄せあったのだ。
わかるかな。

自分はこれを望むと意識し、
その対象を受け取ることを期待すれば、
そのとおりになるだろう。

だがきちんと時間をとって
欲求を確認しなければ、
他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響によって
あらゆることを引き寄せるし、
そのなかには望むことも望まないこともある。

確かに
偶然あるいは惰性で引き寄せたことのなかにも、
好ましくないことがあるのと同様に
好ましいこともあるだろうが、
しかし、惰性によって引き寄せても、
たいした満足は感じないはずだ。

人生の真の喜びは
「意図的な創造」にある。

そこで「意図的な創造」の鍵は
こういうことだ。

自分はどの時点でも
自分が感じているとおりのことを
引き寄せる磁石だと考えなさい。

すっきりしていて
きちんとコントロールできていると感じていれば、
すっきりした環境を引き寄せる。

幸せだと感じていれば、
幸せな環境を引き寄せる。

健康だと感じていれば、
健康な環境を引き寄せる。

豊かだと感じていれば、
豊かな環境を引き寄せる。

愛されていると感じていれば、
愛情豊かな環境を引き寄せる。

文字どおり感じ方が
「引き寄せの作用点」になる。

だから「節目ごとの意図確認」の価値は、
一日のうちに何度も立ち止まり、
この人生の節目に
自分が望むのはこういうことだ、
と明らかにするところにある。

わたしはこれを望み、期待する、
と明確にする。

こうして力強い言葉として提示するとき、
あなたは「選択的な軌道修正」をして、
自分が望むことを経験のなかに
引き寄せるだろう。

宇宙には─あなたが生きているこの世界には─
あらゆる物事が満ちあふれていて、
あなたにとって
とての好ましいものもあれば、
あまり好ましくないものもある。

だが、あなたが経験するすべては
思考を通じてあなたが招き寄せている。

だから一日のうちに何度も時間をとって、
自分が望むことを確認し、
欲求と期待を言葉にして提示すれば、
磁石のように自分の経験を
コントロールできるだろう。

もう「被害者(本当はそんなものはない)」では
なくなるし、
経験をいい加減に引き寄せたり、
惰性で引き寄せたりはしなくなるだろう。

一日を節目に分けて
何度も自分の欲求を確認すれば、
あなたは「意図的に経験を引き寄せる」ことになる。

それは楽しい体験だ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
 
 
”だがきちんと時間をとって
欲求を確認しなければ、
他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響によって
あらゆることを引き寄せるし、
そのなかには望むことも望まないこともある。
確かに
偶然あるいは惰性で引き寄せたことのなかにも、
好ましくないことがあるのと同様に
好ましいこともあるだろうが、
しかし、惰性によって引き寄せても、
たいした満足は感じないはずだ。
人生の真の喜びは
「意図的な創造」にある。”
とあります。

宇宙法則には、下記の、
 

(十六)否定消極の法則

人間そのものは、否定的力によって
自己が断続的奴隷状態にある責任をとる、
唯一の表現物である。

否定消極は、否定消極の上に育ち成長する。

だから人間の否定的想念が
自分自身の中に否定消極を育て成長させ、
それに応じて自己を強く、より強く束縛する。

この問題を解決するには、
自分のこころをいつも積極的調和的思念で
充満しておくことである。 

 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より

 

というものがあり、
いつも意識的に肯定的、積極的、ポジティブな思考を、
維持しようとしていないと、
否定的、消極的、ネガティブな思考に陥ってしまいます。
 
初期設定が否定的、ネガティブなんだと思って、
いつも意識して、肯定的、ポジティブに転換するのです。
 
その思考の方向は、自分の感情を観察すれば分かります。
いい気分なのか?いい気分でないのか?
をいつも確認して、
いい気分でない時には、思考を転換する、
いい気分になる様な考え方に変えます。
そうしないと、引き寄せの法則が働くので、
どんどん、いい気分でない思考が引き寄せられて、
結果的に惰性で創造する、望まない結果を受け取ることになります。
 
自分が目にするもの、取得する情報も選択すること、
ただ漠然と眺めるのではなくて、
自分の意図を確認すること、
何が望みなのかを意識する事が大事になります。
 
集合意識の結果が地表上に現れてきますので、

一人一人が、外側の情報に振り回されず、

自分が何を望むのかに関心を向けて、

他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響から脱するようにします。

 

集合意識は一人一人の意識の集まりで、

地表上に起こることは共同創造になりますが、

連帯責任ではありません。

 

「この様な世界情勢の中で、特に我々の敵に対して、

我々はどの様な態度をとるべきか」

と問われた時には、わたしはいつも、

次の様に答えているのは、上述の様なこともその理由の一つなのである。

「我々は、冷静で、

心的均衡の内に自分がなさねばならない不愉快な任務(戦争従軍等)を

果さねばならないことを認めねばならない。

しかし、その任務の遂行に当っては、

いかなる憎しみも怒りの意識も持たずに果さねばならない。

もし、我々が心の中に怒りや憎しみの心を持って従事したなら、

我々は、自分自身をネガテブ状におくことになり、

それと同様なネガテブの状が自己の肉体に、

自己の心に、自己の環境に受ける様になるのである」

だから、次の言葉よりも真実はないのである。

”誰も、自分が最初に肥沃な地に、

それが自分自身におこる様に創造し、

物事が自分自身におこらない前に同様な状況を心的につくらない限りは、

自分の人生に何も表われることがないのである”。

このことは、我々の想念において、

我々の人生行動において本当に真実なのである。

 

「療法の真義」(M・ドーリル博士著)より

 

”誰も、自分が最初に肥沃な地に、

それが自分自身におこる様に創造し、

物事が自分自身におこらない前に同様な状況を心的につくらない限りは、

自分の人生に何も表われることがないのである”。

とありますように、

その種を蒔くか、蒔かないかというのは、

自分自身の選択によります。

周囲がどういう状況であっても、

全ての人が皆、平等に同じ経験をする訳ではありません。

宇宙法則は公平に働いているのです。

 

例えば平等だと、大人も子どもも同じ様に、
おにぎり一個ずつ配りますが、
公平だと、大人は二個、子どもは一個ずつ配ります、
という違いがありますよね。
宇宙法則は自分がしたことに対して働きます。
でも、
”きちんと時間をとって
欲求を確認しなければ、
他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響によって
あらゆることを引き寄せるし、
そのなかには望むことも望まないこともある”
ので、自分で意図的に選択しないと、
望んでいないものまで惰性で引き寄せてしまい、
他人の影響や、ニュースやテレビ、ネットの情報が、
自分の経験に反映されるのです。

外側にコントロールされて、
惰性で自分の人生を創造していくのか?
それとも、
意図的に自分の人生を創造していくのか?
惰性で創造した結果が、
地表上に現れていることなので、
もしそれが望まないのであれば、
ではどうしたいのか?と自分に問いかけて、
望みに関心を向ける様にします。

 

ネガティブな感情がわいたと思ったら、
経験したいと思うことへ穏やかに思考を向けるといい。

そうすれば、考え方の習慣が
少しずつ変わっていく。

「これは望まないことだ」とはっきりすれば、
それでは望むのは何かということもわかるはず。

そういうことを繰り返していくと、
自分にとって重要なすべてのことについて、
思考のパターンが望ましいほうへ変化する。

言い換えると、望ましくないことを
信じている今の考え方から、
望ましいことを信じる考え方へと
少しずつ橋を架けることができるのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

問題があると思って、
その問題について考え続けるのなら、
それを自分の経験に引き込むことになります。
もし、感情に注目して、いい気分がしないのなら、
思考を転換する様にして、
これは望まないことだと、
解決策へと思考を向ける様にします。

 

常に望むことを意識していようと思うなら、
「感情というナビゲーションシステム」がとても役に立つ。

「ワークショップ」で完璧な健康を
意識したとしよう。

あなたは健康で元気いっぱいの自分を描いた。

さて、日常生活のなかで
女友達とランチをとっていたら、
相手は自分の病気の話を始めた。

彼女が病気のことを話しているのを聞きながら、
あなたはとても不安で落ち着かない気分になる。

それはあなたの「感情というナビゲーションシステム」が働いて、
今聞いていることや考えていること
─友達が話題にしていること─
が自分の意図と調和していないと教えているのだ。

そこであなたは話題を変えようという
はっきりした意志を持つ。

そして別のことを話そうとするが、
友達はすっかり興奮して話に熱中していて、
病気の話題から離れようとしない。

するとまたも、
あなたの「感情というナビゲーションシステム」が
警告のベルを鳴らす。

暗いネガティブな感情がわく理由は、
友達があなたの欲しないことを
話しているからだけではない。

ネガティブな感情は、あなた自身が
自分の欲求とは逆のことを信じているしるしなのだ。

友達との会話は、
元気でいたいという欲求と矛盾するあなたの信念を
活性化したにすぎない。

だから、友達と離れたり会話を打ち切ったりしても、
あなたの信念は変化しない。

あなたは、
ネガティブな信念を抱いているたった今からスタートして、
元気でいたいという欲求に調和する信念に向けて、
さっき話した「橋」を徐々に架けなくてはならないのだ。

暗いネガティブな感情がわいたら、
立ち止まって
「いったい自分は何を考えていたのだろう」と
振り返るといい。

ネガティブな感情がわくのは、
きっと重要なことを考えていて、
しかも本当の欲求とは
正反対の考え方をしているときだ。

だから「このネガティブな感情がわいたとき、
自分は何を考えていただろう」とか
「これについて、自分は何を望むだろう」と
考えることは、
自分が経験に引き寄せたいと思うのと
反対のことに思考を集中していたと
気づくきっかけになる。

例えばこんな具合だ。

「このネガティブな感情がわいたとき、
自分は何を考えていただろう?

インフルエンザの季節になったなと考え、
以前インフルエンザにかかってとても
具合が悪くなったときのことを思い出していた。

仕事に行けなかっただけでなく、
ほかにもいろいろやりたいことが
できなかったし、
何日も本当に惨めな気分だった。

それでは、
今自分が望んでいるのはなんだろう?

今年のインフルエンザシーズンを
健康に乗り切りたい、それが望みだ」

だが、こういう状況のときには、
単に「健康でいたい」というだけでは
十分ではない。

インフルエンザの記憶と、
インフルエンザにかかるかもしれないという
思いのほうが、
元気でいたいという欲求よりも強烈だからだ。

そこで、こんなふうに橋を架けたらどうだろう。

「今ごろの季節はインフルエンザにかかりやすい」

「今年はインフルエンザにかかりたくない」

「みんな、インフルエンザにかからないことを望む」

「みんな、インフルエンザにかかるようだ」

「いや、それはおおげさだ。
全員がインフルエンザにかかるわけじゃない」

「それどころか、わたしだって
インフルエンザにかからないで済んだことが
何度もある」

「必ずインフルエンザにかかるわけではない」

「今がインフルエンザの季節でも、
わたしがかからないで済む可能性はいくらでもある」

「わたしは健康でいたいし、そのほうが気分がいい」

「過去にインフルエンザにかかったときは、
まだ自分で経験をコントロールできることを
知らなかった」

「今は自分の思考のパワーを理解している。
だから状況は変わった」

「今は『引き寄せの法則』のパワーを理解している。
だから状況は変わった」

「今年、インフルエンザを経験しなければならない
必然性はない」

「自分が望まない経験をしなければならない
必然性はない」

「経験したいことのほうへ思考を向けることは可能だ」

「望む経験をするほうへ人生を動かしていこう。
そう考えるほうが気分がいい」

これで、あなたは違う信念へと橋を架けた。

ネガティブな考え方が戻ってきたら
─しばらくは戻ってくるだろうが─
意識して思考を別の方向に向ければいい。

続けていれば、そのうちネガティブな考え方は
起こらなくなる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

上記の様な形で、

橋を架けて行き、思考を転換する癖をつけるのです。

今までの習慣を変える様にすることで、

意図的に創造する、自分の経験をコントロールできる様になります。

 

「自分を愛して!」(リズ・ブルボー著)には、
伝染病やインフルエンザについて、下記の様な説明があります。
 
人類史が始まって以来、
何度も何度も伝染病が流行し、
多くの人々の命が失われてきました。

メタフィジックに見た場合、
伝染病は、人々に共通の思い込みがあるせいで流行する、
と言うことができます。

伝染病にかかった人は、
自分が、他の人たちと同じ考えをすることによって、
自分に害を与えている、
ということを自覚する必要があります。

特に、ほんの短いあいだに
─つまり、数週間とか数カ月のあいだに─、
何千人もの人たちが伝染病にかかる場合には、
そのことが言えるのです。

現代では、伝染病と見なしうる病気は
数多くあります。

癌、エイズ、糖尿病、筋ジストロフィー、心臓病、
喘息などがそうです。

というのも、毎年、何万人、何十万人もの
人たちがそうした病気にかかり、
しかもその数は、医学的、科学的な発見が
たくさんなされているにもかかわらず、
年を追うごとに増え続けているからです。

これでは、医学的、科学的な努力のほかに、
何かすべきことがあるとしか
考えられません。

そして、この別の何かとは、
「本当に許すことを通して自分を愛する」、
ということ以外にありえないのです。

「自分を愛して!」(リズ・ブルボー著)より
 
●インフルエンザ

・肉体的なレベル

インフルエンザは、呼吸器系に関わる
ウイルス性の病気で、次のような症状を示します。

つまり、深い虚脱感、節々の痛み、
「熱」、発作的な「咳」、「頭痛」などです。

ほとんどの場合、
インフルエンザにかかった人は、
数日のあいだベッドの中にとどまることになります。


・感情的なレベル

インフルエンザにかかっている時、
からだはこう言っています。

「すべてがうまくいっていない」

インフルエンザにかかりやすいのは、
自分の欲求や要求を口に出すことができない人です。

また、ある状況から逃げ出すために
インフルエンザにかかる人もいます。

たとえば、自分の上司ともうこれ以上、
一緒に仕事をすることができない、と感じた秘書が、
数日のあいだ家で休むために
インフルエンザにかかることがあります。

この秘書は、本当は働きたいと思っています。

しかし、別の心構えで働く必要があるのです。

インフルエンザにかかるのは、
他の人との人間関係がうまくいっていない人
だと言えるでしょう。


・精神的なレベル

インフルエンザが重症であれば
あるほど、それは、あなたの心構えがまずいために
自分自身をより深く損なっている、
ということを表わしています。

ある状況またはある人から逃げ出すためには、
インフルエンザにかかるしかない、
と思い込むのはやめましょう。

自分の態度をよく点検して、
心構えを直すことのほうがはるかにあなたの役に立ちます。

ほとんどの場合、自分は犠牲者であると
考えているはずです。

でも、状況を悪化させているのは
あなた自身なのです。

ある状況またはある人に対して
嫌悪感をいだくのではなく、
こだわりを手放して、あなたがやるべきことを
喜びをもって行なってください。

そのために必要なものを、
すべて、あなたは、すでに持っているのです。

そのことに気づいてください。

「自分を愛して!」(リズ・ブルボー著)より
 
支配者層が集合意識をコントロールする為に、
恐怖や不安を煽る情報を広めますが、
それについて怒るのもまた、
支配者層の思惑通りにコントロールされてます。

何故、コントロールされてしまうのか?
ということを内観してみると、
それも自ら選択していたのが分かると思います。
でも、もうそういう惰性で創造するのはうんざりだ!と思うなら、
意図的に創造する道を選択する必要がありますよね。

”ほとんどの場合、自分は犠牲者であると
考えているはずです。”
とありますが、
私が怒りや不満を感じている時、
犠牲者である様な気持ちになっています。
全く酷いわ!とか、全然上手くいかない!とか、
そう思って、例えばそれについて誰かに愚痴って、
慰められたとして、
そこから創造される現実は何だろうか?
と考えてみると、
望むものを経験出来るとは思えません。
何かを否定して嫌な気分になっているからです。
この繰り返しで幸せなのか?と自問自答した時、
もうここから抜け出したい!と思うなら、
違う思考を選択し始めないといけないのです。

嫌なことだわ!と思うのではなくて、
こうしたいのよ!これが望みなのよ!と、
解決策の方に思考を向ける、
というのを何度も何度も繰り返す様にします。

否定的に捉えてしまうというのが法則なので、
意識して変えて行こうと決める必要があります。

こういったことを書くとよく、
「スピめ~!」と怒る人、恨む、呪う人がいます。
たとえ間違ったことを伝えている様に感じる人がいても、
腹が立っても、消し去りたくても、
その情報を取得して、そのことについて考えて、
関心を向けたのは自分自身です。
これは望まないと思うのなら、
望むものは何か?と自分に問いかけて、
思考を転換しないと、
怒り、恨み、呪いが自分の人生に、
引き込まれてしまうのです。
どんなに間違っている!と感じる人でも、
その人自身の人生にはその人が選択したことしか、
起こりません。

嫌いだと思う人のことについて考えて、
その結果を受け取る人生を歩みたいのか、
嫌いだと思う人は自分に必要がないと、
経験には引き込まないのか。
望む選択をして下さい。