「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)
という本を読みながら、
エイブラハムという霊的なグループが伝えてくる、
「引き寄せの法則」と呼ばれるものについて、まとめて書いています。
…という様なことを繰り返しお伝えしましたので、
引き寄せの法則
愛少女ポリアンナ物語
ルサンチマン
正常性バイアス
すっぱい葡萄
阿Q正伝”
負の側面から目を逸らすことにより、
現実逃避的な自己満足に陥る心的症状のことである。
別の言い方で表すと、
楽天主義の負の側面を表す、
現実逃避の一種だと言い換えることもできる。”
”主な特徴として
「題の良い部分だけを見て自己満足してしまう」
「現状より悪い状況を考え、
今そうなっていないことに満足しようとする」
ことが挙げられる。”
否定的(悲観的、後向き)な言辞よりも
肯定的(楽観的、前向き)な言辞の方が大きな影響を及ぼすという効果である。
1964年にアメリカ合衆国の心理学者チャールズ・E・オスグッドが提唱した語。
パレアナ効果ともいう。”
”否定的(悲観的、後向き)な言辞よりも
あなたがたの感情は、
「内なる存在」とあなたがたとの関係を示す
物質世界での指標である。
言い換えれば、
ある対象に思考の焦点を定め、
それについて具体的な見方、
具体的な見解を持ったとき、
「内なる存在」もそれに焦点を定め、
ある見方、ある見解をとる。
そのときにあなたが何を感じるかで、
両者の見方が一致しているかどうかがわかる。
例えば何かが起こり、
あなたはもっとうまくやれたはずだとか、
自分は愚かだった、
自分はダメな人間だと考えたとする。
しかし、あなたは立派にやっている、
あなたは賢明だし、
永遠に価値ある存在だというのが
「内なる存在」の見方だから、
あなたとあなたの「内なる存在」の見方には
決定的な不一致が生じる。
それであなたはその不一致を
「ネガティブな暗い感情」という形で感じ取る。
一方、あなたがプライドを持ち、
自分自身や誰かを愛しているとき、
あなたの見方は
「内なる存在」のそれにずっと近くなるから、
誇りや愛情や感謝という「明るい前向きの感情」を抱く。
あなたの「内なる存在」あるいは
「ソースエネルギー」は、
いつもあなたにとっていちばんためになる見方をするし、
あなたの見方がそれに一致すれば
肯定的な引き寄せの力が働く。
言い換えれば、
あなたの気分がよければそれだけ
あなたの「引き寄せの作用点」もいいし、
いいことが起こる。
あなたの見方と「内なる存在」の見方の
波動の相対的な関係。
これがいつでも利用できる素晴らしい「指針」なのだ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
あなたの時間の大半は
データを集めるのに使われるだろう。
自分の欲求はなんなのかを決めるためのデータだ。
あなたの本当の仕事は、
自分が望むものは何かを決め、
次にそれに焦点を定めること。
望むものに焦点を定めることで、
その対象を引き寄せるのだから。
それが創造というプロセスだ。
望むものに思考を向けなさい。
多くの思考、曇りのない思考を向けて、
あなたの『内なる存在』が
明るい前向きの感情を
与えてくれるようにしなさい。
その感情と思考を向ければ、
あなたはどんな磁石よりも強力な磁石になれる。
そのプロセスを通じて、
あなたは望むものを自分の経験のなかへ
引き寄せるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
望むものというのは、
私たちの本当の望みではないのです。
それぞれのものを肯定して愛して、
自由に創造するのが、私たちの望みです。
感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
「今の自分の現実」と感じるものに
左右されずに自分が選ぶ状況を実現し、
宇宙の力にアクセスして
望む対象を引き寄せるプロセスを、
あなたがたに教えてあげよう。
わたしたちの見るところ、
あなたがたの現状
─あなたがたの自分の「現実」とよぶもの─
と、
あなたがたの本当の現実には非常に大きな隔たりがある。
たとえあなたが健康でない身体や、
自分が選びたくない大きさや形や活力の身体に
宿っているとしても、
また楽しくないライフスタイルで暮らしていても、
恥ずかしいと思う自動車を運転していても、
楽しくない人たちと交際していても……
それがあなたの現状に見えていても、
本当はそれと違っていていい、
ということをわからせてあげたい。
あなたの現状とは、ある時点での
自分自身についての感じ方なのだ。
強い感情を引き起こさない思考には、
大きな磁力はない。
言い換えれば、
あなたの思考のすべてには
潜在的な創造力というか
可能性を引き寄せる磁力があるが、
強い感情と組み合わさった思考が
いちばん強力だということだ。
すると、あなたの思考の大半は
あまり大きな力を持っていないことになる。
多かれ少なかれ、既に引き寄せたものを
維持しているだけだろう。
そこで自分が望む状況や出来事を
人生経験に引き寄せるために、
毎日10分か15分、
偉大で力強くて情熱的で前向きな感情が
わき起こる力強いことを
意識的に考えるとしたら、
その実践にどんな価値があるかわかるだろうか?
(わたしたちはとても大きな価値があると思う)
ここで、毎日少し時間を割いて、
健康で豊かで前向きな活力ある生き方
─あなたが考える完璧な人生経験のすべて─を、
人生経験のなかに意図的に引き寄せるやり方を
教えてあげよう。
そうすれば、物事も友人たちも
変わるだろう。
あなたが意識的に受け取る気になれば、
自分が創造したものの果実を
受け取るだけでなく、
新たな視点も手に入れることになり、
そこでまたあなたの意図が変わるだろう。
それが進化ということであり、
成長ということなのだ。そのプロセスとはこういうことだ。
あなたは毎日一種の
「創造のワークショップ」に参加するのだ。
長時間ではなく、15分からせいぜい20分でいい。
ワークショップは毎日同じ場所で行う必要はないが、
気が散ったり邪魔が入ったりしない場所がいいだろう。
これは意識を変性させるものでもなければ、
瞑想状態に入るものでもない。
ただあなたの「内なる存在」が
感情によって確認してくれるとおりに、
望む対象に曇りのない思考を向ければいい。
このプロセスを始める前に重要なのは、
「幸せな気持ちでいる」ということ。
不幸な気持ちでいたり、
何の感情も覚えないでいたのでは
引き寄せの力は働かないから、
ワークショップはあまり意味がなくなる。
わたしたちが「幸せな気持ち」というのは、
うれしくて跳んだり跳ねたりするような
状態のことではない。
高揚した軽やかな気持ち、
すべてが順調だという気分のことを指している。
そこで、なんでもいいからそういう幸せな気持ちに
なれることをすればいい。
どうすれば幸せな気持ちになれるかは
人によって違う。
エスターなら、高揚した楽しい気分になるには
音楽を聞くのがいちばんの早道だ。
だが音楽ならなんでもいいわけではないし、
毎回同じ音楽が効果があるというのでもない。
あなたがたのなかには動物と遊んだり、
流れる水のそばにいたりするのがいい、
という人もいるだろう。
とにかく幸せな気持ちなれたら、
静かに腰を下ろしなさい。
これから、いよいよワークショップを始めるのだ。
このワークショップでのあなたの仕事は、
人とのつきあいやさまざまな物理的な環境を通じて、
実生活の経験から集めたデータを吸収し、
同化することだ。
ここであなたは集めたデータを基に、
あなたが満足できる楽しい自画像を作り上げる
作業をする。
ワークショップの外側にある人生経験には、
とても大きな価値がある。
あなたが何をしているにせよ
─仕事に行き、うちで家事やいろいろなことをし、
配偶者や友人や子どもたちや両親とつきあい─
日々動き回っているとき、
自分のワークショップで使うデータや見方を
集めようという意識さえ持っていれば、
毎日がおもしろいと気づくだろう。
あなたはポケットにお金を入れて、
何か買いたいものがないかなと
ショッピングに出かけたことはあるだろうか?
お店には買いたいと思わないものが
たくさんあるだろうが、
あなたはお金を出しても欲しいと思うものを
探すはずだ。
そんなふうに、毎日の人生経験を
見回しなさい。
ポケットには、
収集したいデータと交換するための
何かが入っているという気持ちで。
例えば、
楽しい性格の誰かと出会うかもしれない。
あとでワークショップで使うために
そのデータを収集しよう。
誰かが運転している自動車が
いいなあと思うかもしれない。
そのデータも収集しよう。
楽しそうだと思う職業があるかもしれない。
なんであれ、「いいな、楽しそうだな」と思ったら、
それを覚えておく(書き留めておいてもいい)。
自分の人生経験にもあったらいいなと思うことがあれば、
自分の記憶の貯金箱にそのデータを
集めておく。
そしてワークショップでそのデータを
吸収同化してあなたの自画像を作るのだ。
すると、その自画像を出発点として、
いいなと思ったもののエッセンスが
経験に引き寄せられてくる。
あなたの本当の仕事は
─ほかのどんな活動をしても─
ワークショップで使うことを意識して、
欲しいものをさがすことであり、
そしてそのデータを使って
自分に関するビジョンを創造し、
それを通して欲しいものを引き寄せることだ。
それがしっかり理解できれば、
あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられることがわかるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
完璧な状況を思い浮かべて、法則と働きが完璧にするのだといった内容でした。
目で見て確認することは出来ないので、
外側を見た時に感じる気持ちや考えで、
自分の内側を知ることが出来ます。
自分を創って来たのだけれども、
もっと表現したい自分らしさというのが、
内側に燻っています。
それは内側にあってまだ自分で気付いていないとか、
表出しきれていないものなので、
それを意識すると、引っ張り上げることが出来ますよね。
欲しいものといった表現を見ると、
物質的な何か、あのバッグ、あの車、あの家、
みたいなものしか思い浮かばない人が多く、
それが引き寄せ界隈の中心になっている様に見えるのですが、
自分らしくそれぞれ個性を表出して、
活き活きと生きて行きましょうみたいなことを、
エイブラハムは伝えている様に私は感じます。
ポリアンナによると”「よかった探し」は、
どんなことが起きてもその中からよかったと思えることを探し出して
明るく振る舞うためのゲームである。
加えて見つけるのが難しければ難しいほど面白く、
「よかった」を見つけた時の喜びも大きいとされる。”
とwikiにあります。
生活のなかでいいなと思うものに目を向けて、
さて、あなたは幸せな気分でどこかに腰を下ろし、
ワークショップを始める。
例えば、こんなふうに。
わたしはここにいるのが好きだ。
この時間の価値と力を認識している。
わたしはここにいて、とてもいい気分だ。
わたしは自分を総合的なパッケージのようなもの
だと思う。
わたしが自分で選んで
創り出す自分自身のパッケージだ。
そのわたしはエネルギーに満ちている。
疲れを知らず、なんの障害もなく
軽やかに人生を生きていく。
軽やかに自動車に乗り降りし、
建物や部屋に出入りし、
会話に加わっては離れ、
人生経験の場面を出入りする自分が見える。
なんの苦労もなく、快適で幸せに生きている
自分が見える。
わたしには、
今の自分の意図に調和した人たちだけを
引き寄せる自分が見える。
そして一瞬ごとに、
自分が何を望んでいるかがますます明確になる。
自動車に乗ってどこかに移動するとき、
生き生きと健康で時間どおりに到着する
自分が見えるし、
そこでしようとすることについても
十分に準備を整えている自分が見える。
完璧に自分が選んだとおりの服装をしている
自分が見える。
ほかの人が何を選ぼうと、
またほかの人がわたしの選択をどう考えようと、
そんなことはどうでもいいと知っているのは、
とても快適だ。
重要なのは
自分が自分に満足していることで、
わたしは自分自身を眺めて確かに満足している。
わたしは人生のすべての面で
自分にはなんの制約もないことを認識している。
貯金残高による制約はないし、
人生を生きるうえでの選択にも
経済的な制約はないと知るのは、
実に気分がいい。
重要なのは、「わたしがその経験をしたいかどうか」
ですべてを決断することだ。
「その経験をする余裕があるかどうか」で
決断するのではない。
なぜなら、自分は磁石で、
いつでも自分が選ぶとおりの豊かさ、健康、
人間関係を引き寄せられることを
知っているから。
わたしは絶対的かつ持続的な豊かさを選ぶ。
宇宙の豊かさには限りがないことを
知っているし、
わたしが豊かさを引き寄せたからといって、
ほかの人の豊かさを制約することには
ならないと知っている。
すべての人にとって十分な豊かさがあるのだ。
大事なのはわたしたち一人ひとりがそれを知って、
望むこと。
そうすれば、みんなが豊かさを引き寄せるだろう。
だからわたしは「無限」の豊かさを
選択したが、
だからといって財産を大事にしまっておく
必要はない。
いかなるものを望んでも、
望むものを引き寄せる力が自分にあることを
知っているからだ。
別のものを欲すれば、
またお金は簡単にわたしの元へ流れてくる。
豊かさと繁栄は無限なのだ。
わたしの人生はすべての面において豊かだ。
わたしは自分と同じように
成長を望む人に囲まれている。
その人たちが望むままに、なんになり、
何をし、何を手に入れようとも、
わたしにはそれを受け入れる意志があるから、
その人たちはわたしの元へ引き寄せられる。
もしその人たちの選択が気に入らなければ、
それをわたしの人生経験に
引き寄せる必要はない。
わたしはほかの人たちと交流する。
話し、笑い、その人たちの完璧さを楽しみ、
その人たちはわたしの完璧さを楽しむ。
わたしたちはみなお互いを尊重し、
自分が好まないからといって
批判したり文句を言ったりしない。
わたしは完璧な健康体の自分を見る。
絶対的に繁栄している自分を見る。
活力にあふれ、物質世界の存在になろうと
決めたときに
強く望んだ人生経験を大切に楽しんでいる
自分を見る。
物質世界での存在としてここにいること、
物質的な脳を使い、
「引き寄せの法則」を通して
宇宙の力にアクセスして
決断を下すことは、輝かしい体験だ。
この素晴らしい状態から、
わたしはさらに同じように
素晴らしい多くのことを引き寄せる。
これはとてもいいことだ。これはとても楽しいことだ。わたしはこのプロセスが大好きだ。
では、このワークショップを終えて、
これから
─今日の残った時間に─
もっとたくさん好きなことを探そう。
豊かだけれども病んでいる人を見ても、
うれしいことに
その全体をワークショップに持ち込む必要はなく、
好ましい部分だけを収集すればいい。
だからわたしは豊かさの実例を収集し、
病気のほうは放っておく。
さあ、今日のワークショップの作業は終了だ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
他の人が創っているもので、
自分にとっては、内側を確認する鏡になっています。
ネガティブだと感じるものごとを、
別の視点から捉えることが出来るので、
誰かを見てネガティブに感じたことがあるなら、
それは自分が欲していないものだから、
別の見方をしてみます。
病気は嫌だなと思えばネガティブな気持ちになるし、
健康になりたいなとか、健康な状態は幸せだなと思えば、
ポジティブな気持ちになります。
自分の内側の状態が分かるのだ、
と言う風に理解すると、
自分が欲しいもの、望むものに関心を向けようと、
切り換えることが出来ると思います。
ジェリー エイブラハム、
想像(イマジネーション)という言葉を
どう説明なさいますか?
この言葉はあなたがたには、
どういう意味があるのでしょう?
エイブラハム 想像(イマジネーション)とは、
思考を混ぜ合わせたり擦り合わせたりして
いろいろな組み合わせを作ることだ。
ある状況を観察することに似ている。
だが想像のなかでは、
今ある現実を観察するというより、
イメージを作り出すのだ。
ビジュアル化という言葉を使う人もいるが、
わたしたちはこの二つを多少区別したい。
ビジュアル化はかつて実際に観察した
何かの記憶であることが多い。
わたしたちが「想像」という場合、
心のなかで望ましい要素を組み合わせて
望ましいシナリオを作ることを指す。
言い換えると、前向きな明るい感情を
わき立たせることに意図的に焦点を
定めることだ。
わたしたちが想像という言葉を使うときには、
実はあなたがた自身の現実を
「意図的に創造」することを指している。
ジェリー でも、例えば望ましいパートナーや、
生まれてほしい子ども、就いたことがない天職のように、
まだ見たことがないものを
どうやってビジュアル化したり
想像したりできるんでしょうか?
エイブラハム 周りの世界を観察して、
魅力的だと思う人生経験を収集し、
考えてみることだ。
微笑みかけてくれた誰かの美しい微笑や、
誰かが住まう美しい家に目を向けること。
自分の世界で楽しいと思うことを
頭のなかや用紙にメモし、
心のなかでそれらの要素を混ぜ合わせて
自分が望む人生のシナリオ、バ―ションを
創造する。
完璧なモデルを探そうとしてはいけない。
人はそれぞれユニークなのだし、
自分自身のユニークな現実の創造者なのだから。
やがて、この想像という方法を使うと
いろいろ楽しいことが経験できるだけでなく、
想像そのものが楽しくておもしろいことを
発見する、というか、思い出すだろう。
まず「自分が何を欲しているか知りたい」と
宣言すれば、
「法則」によっていろいろな事例が引き寄せられてくる。
引き寄せられたデータを収集しつつ、
さらに欲しい物を探すぞという意識をもって
毎日を過ごす。
周囲を見回せば、パートナーや仕事仲間に
望ましい資質や性格が見つかるだろう。
だが、どんなことであれ、
あなたにとって完璧なモデルは存在しない。
あなたの完璧なモデルの創造者は
あなた自身だから。
ときどき、こんな言葉を聞く。
「わたしは金持ちになりたかった。
でも、わたしが出会った金持ちは病気がちで、
結婚に失敗していた。
だから金持ちというと病気や結婚の失敗と
結び付いてしまうので、
もう金持ちになりたいとは思わない」。
そこで、わたしたちは言う。
「望むなら金持ちというデータを
収集しなさい。
そして病気だとか結婚の失敗という部分は
放っておきなさい」と。
ジェリー すると望ましい性格をいろいろ寄せ集めて、
自分が欲しいと思うパートナーや
子どもや仕事をビジュアル化すればいい、
ということですか?
エイブラハム そうだ。それをするのが
「ワークショップ」だよ。
ワークショップをするときには、
なんにも邪魔されずにただ望ましい姿を
心に描くことができる。
ジェリー それじゃ、既に存在することでなくて
いいわけですね。
自分が経験したいと感じること、
それだけでいいんですね。
エイブラハム 「ワークショップ」を実行すると、
ほとんどの場合、
すぐに望ましい姿が描けるわけではないことが
わかるだろう。
はっきりした姿が描ければ
興奮してワクワクするからわかるよ。
何かのプロジェクトに携わり、
一生懸命それについて考えていて、
ふいに「いいことを思いついたぞ!」と
叫んだ経験はないか?
その「いいことを思いついたぞ!」という気持ち、
それが創造のスタート地点だ。
言い換えれば、
心のなかで考えに考えているうちに
具体的な姿が見えてきて、
思考の完璧な組み合わせにぶつかる。
すると
「内なる存在」が「そうだ、それだ!やったぞ!」
という感情を送ってくれる。
だから「ワークショップ」で大事なのは、
「いいことを思いついた!」と感じられるまで、
ありとあらゆることを考えてみることだ。
ジェリー ビジュアル化した強い思考が
なかなか現実化しないとき、
共通する大きな理由があるとすれば、
どんなことですか?
エイブラハム 純粋に思考をビジュアル化していれば、
必ず、それも迅速に望みはかなう。
「純粋なビジュアル化」というところが鍵で、
「純粋な」というのは
望む方向にだけ思考を向けるという意味だ。
「これが欲しい、でも……」と「でも」を
付け加えたら、
せっかく生まれかけてきたものが
押しつぶされて、台無しになる。
あなたがたはたいてい、これが欲しいという
欲求にについて考えると同じくらい、
いやそれ以上に、
まだ欲求が実現していないということも
考えてしまう。
もし望むことがなかなか実現しないとしたら、
理由は一つしかない。
欲しい物を考える以上に、
それが実現していないということを
考えているからだ。
何が欲しいかがはっきりとわかり、
次にそれが実現するまで、
意図的にそのことだけを考えていれば、
欲しいと思うことすべてのエッセンスは
たちまちあなたのものになるろう。
目の前の現実に関心を向けるのではなく、
欲しいものだけを
純粋にビジュアル化していれば、
現実ではなくて欲しいものが
どんどん引き寄せられてく。
大切なのはあなたの磁力の作用点を
変更することだ。
目も言葉も思考も、
目の前の現実に向けるのではなく、
ひたすら欲しいもののほうへ向けなさい。
欲しいもののことを考えて
口にすればするほど、
望みが迅速に実現するだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
誰かを見て、
意識が向いてしまうことがありますが、
そこに関心を向ければ、
善い循環が始まります。
思考を混ぜ合わせたり擦り合わせたりして
いろいろな組み合わせを作ること”
イメージを作り出す”
望ましいシナリオを作ることを指す。
言い換えると、前向きな明るい感情を
わき立たせることに意図的に焦点を
定めることだ。”
といった説明がありました。
多くの人々は、
瞑想のことを集中だと誤解しているが、
実際には、
瞑想と集中とは
裏と表ほどの極端な違いがあるのである。
瞑想とは自分の肉体をリラックスし、
瞑想する何か特定のもの(または考え)を選ぶ。
そのもの(考え)を心に画いて
何回も何十回もくり返しくり返し、
そのものをあらゆる角度から眺め考え、
そのもののあらゆる結びつきを考える。
これが瞑想であるが、
精神集中とは大違いなのである。「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より
それであなたがたが
「エイブラハムどうしたらいいのですか?」
と言う。
「そうだな、困ったね」
とわたしたちは言う。
この例では、完璧な選択肢はなさそうだ。
過去に道をきちんと敷いてこなかったために、
この瞬間、
あなたはいろいろなことをしなければならないのだ。
以前から、安全や調和を、
そして安全に仲良く暮らしたいと思い合った人との
交流を意図して暮らしてきたとすれば、
今のようなどうしようもない位置に
立たされることは決してなかった、
と、わたしたちは断言する。
だからいまは、
とにかく自分が選んだ方法で
対処するしかないが、
将来に望むことに思考を向けようと
今日から決意すれば、
将来はどっちに転んでも
まずいという不快な状況に
遭遇することはなくなるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
ジェリー エイブラハム、
わたしの周りには、たぶん当人の目から見ても
苦痛を体験している人や、
わたしから見たらネガティブだと思う
体験をしている人がたくさんいます。
それがわかっていても、
自分はその「許容し可能にする」状態になりたい、
その状態に到達して
そのままでいたいと思たら、
どうすればいいのか、教えてください。
エイブラハム わたしたちが勧めるのは、
ある決断をすることだ。
「今日自分が何をしようとも、
誰とつきあおうとも、
どこに行こうとも、
自分は自分が見たいと思うことを探して見るぞ」という
何もにも負けない意志を持つ、と言う決断だ。
そのような強い意志を持てば、
「引き寄せの法則」によって
あなたがたが引き寄せたいと思うものだけが
引き寄せられてくるし、
見たいと思うものだけを見ることになるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より