「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)
という本を読みながら、
エイブラハムという霊的なグループが伝えてくる、
「引き寄せの法則」と呼ばれるものについて、まとめて書いています。
という記事の続きです。
ジェリー 今していることより
少し余分に実行し、
少し豊かになるというふうに、
現状から少し前に進むのは簡単ですが、
「量子的飛躍」というのはどうでしょうか?
言い換えれば、
それまで見たこともないようなことを
実現するってことです。
そんなことを創造するには、
どうすればいいですか?
エイブラハム なるほど。
要点がわかったようだね。
少しだけ前進するほうが簡単なのは、
今持っている信念を認めて
ちょっとだけ先へ進めるほうが
簡単だからだ。
それなら信念をまったく入れ替えるのではなく、
少し拡大するだけだ。
「量子的飛躍」とは、
ほとんどの場合、現在の信念を完全に捨てて、
まったく新しい信念を採用することを意味する。
量子的飛躍は、創造の方程式の
信念の部分を強化するだけでは達成されない。
量子的飛躍は欲求の部分を強化することで
達成される。
前に話した、子どもを押しつぶしそうになった
自動車を持ち上げた母親は、
「量子的飛躍」をしたと思うだろう?
それがジムでのことだったら、
それほど重いものが持ち上がると
信じさせるには、非常に長い時間をかけて
少しずつ信念を変えていかなくてはならないだろう。
だが、欲求が非常に強力だったから、
その瞬間に「量子的飛躍」が起こった。
わたしたちは「量子的飛躍」をあまり勧めない。
欲求のほうを過激に推し進めて
驚異的な結果を生み出すには、
きわめて極端でおおげさなコントラストが必要だからだ。
だが、ほとんど例外なく
結果は一時的なもので終わる。
信念とのバランスで、
結局は元の位置に戻ってしまうためだ。
それよりも徐々に望む方向に
信念の橋を架けていくやり方のほうが、
もっと満足できる結果になる。
ジェリー もう一つだけ、教えてください。
欲求を盛りたてるにはどうすればいいですか?
どうすればもともっと望むことができますか?
エイブラハム 自分が欲しいと信じることに
思考を向けること。
そうすれば「引き寄せの法則」に従って
創造に用いるべき多くの情報やデータ、
状況がさらに集まってくる。
わかるだろうが、自分が欲しいと思うものを
目にしたら力強い前向きな気持ちになるのが
自然だ。
だから、欲しいものに
思考を向け続けることが大切だ。
できれば欲しいものがある場所へ行き、
素晴らしい気持ちになれる場所に意識して
自分を置いてみる。
そうやって心地よい気分になっていれば、
いい(とあなたが思う)ものはすべて、
あなたの経験のなかに引き寄せられてくるだろう。
何かに思考の焦点を定めれば、
あとは「引き寄せの法則」が
「盛りたてて」くれる。
だから、欲求を盛りたてて
前向きの気持ちを強めるのに
大きな努力がいるように見えるとしたら、
それは欲しいもののことを考えたと思ったら
次には逆のことを考えるというように、
着実な前進ができていないからだ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
素晴らしい世界にパッと変わるのだ、
善悪二元論というのは、
善いか悪いかで判断している状態です。
wikiには、 ”ありのままの自分を愛することができず、
”患者はたいてい自分が問題であるとは認識していないため、
他人軸の人というのは、
この外側の混乱に巻き込まれて自滅していく人です。
ビンカがそれに異議を唱えた。
「でも、テリはほんとうに非難されるべきよ。
わたしたちスワマはただ平和に暮らすことだけを
望んでいるっていうのに、
彼らの野心やエゴや暴力や不正のせいで、
キアは破滅寸前だわ。
どうしてそれを非難することがいけないことなの?
それともほめてやれとでも言うの?」
「テリや精神的虚栄心をもっているひとは、
完成の過程において、
上のほうにも下のほうにも多く見かけられる。
われわれはみな、人生という名の学校の生徒だ。
もし新しい世界をつくりたいなら、
過去のあやまちを罰することをしていないで、
新しいよりよい解決法を提出して、
実現のために戦うべきなんだ。
こうやって救済された世界がすべて
”親交世界”に入ってこられる。
でも、たぶんビンカにとっては、
テリをキアから消してしまったほうが
ずっとなっとくできることなんだと思うけどね、
そうだろう?ビンカ」とアミは笑って聞いた。
ビンカはアミに自分の考えていた本音を
見すかされて赤面した。
「また別の”目には目を”だ」
とアミが笑って言った。
ビンカは抗議して言った。
「でもテリがいるかぎり、平和な世界はつくれないわ。
彼らがそんなことを許さないし、
不正なひとがたくさんいるかぎり、
正当さを土台にした社会なんかつくれっこない」
ビンカのはげしさは逆にアミの笑いを誘った。
ぼくは彼女のたくさましさに感心した。
こうやって少しおこっているビンカもまた、
かわいいと思った……。
「キアは地球とおなじくちょうど第三から第四の進化水準に
うつり変わる時期にある」
とアミ。
彼のお父さんが話をつづけた。
「第一水準の世界というのはまだ生命がたんじょうしていない。
第二水準はもう生命はたんじょうしているけど、
人類はまだいない。
第三水準になって、人類があらわれる。
この水準がいま、きみたちのいる世界だ」
「じゃ、第四水準ってどんななの?」
とぼくは聞いた。
「その世界では、人類は統一されて
ひとつの大きな家族をつくり、
宇宙の原理にそってみんなで生きていく。
でも、すべての世界がここにいたる試練を、
うまくくぐりぬけられるわけじゃない。
それをこころみるとちゅうで自滅してしまう世界も
少なくないんだ」
「なんの試練?」
「第四水準に入るために、それぞれの世界の人類が
乗りこえなければならない試練だよ。
あるひとたちは、その試練を
くぐりぬけることができるけど、
別のひとたちには、くぐりぬけられないように
できている。
それはひとつの選択であり、淘汰なんだよ」
「それとテリみたいな
不正なひとたちといっしょに、
平和な世界をつくることは
不可能だってことと、
どういう関係があるっていうの?」
「ひとつの惑星が、
ある段階からその上の段階にうつろうと
こころみるたびに、それ以前には
まったく知られていなかった
現象がひき起こされるんだよ」
とアミが話しはじめた。
「それはちょうど世界全体をゆさぶるような、
あくびをして伸びをするような感じだ。
それが新しい、よりせんさいで高いエネルギーと振動を生み、これらの放射がさらに二重の効果を生む。
ひとつはあるひとたちを狂気におとしいれる。
低い進歩過程にいるひとたちは
最終的にいのち取りになるようなミスを犯す。
ネガティブなひとたちは、こうして自滅していくんだ。
また、一方ではこの新しいネエルギーは
上の水準へのぼることを可能にしてくれる。
それは、自分の進化にそぐわなくなった、
有益でなくなった自分の子どもたちを
惑星が手ばなすようなものだよ。
あの巨大な恐竜や食肉植物が
どうやって世界から消えていったのかわかる?
それはまさに人類があらわれたそのとき、
つまり第二水準から第三水準に
うつり変わるときだった。
理論的にはもっとつよいものが
生きのびることになっている。
たしかに恐竜はいちばんつよかった。
にもかかわらず、全滅してしまった……」
アミの説明には、とても興味がそそられた。
「でも、どうして全滅してしまったの?
いちばんつよかったのに……」
「うん。つめや牙や筋肉はつよかった。
でも、知性のほうがそれよりもすぐれているからね。
人類は肉体的にはずっと弱かったけど、
知性においてずっと勝っていた。
つよいほうが生きのびたんだ。
いま、また同じ過程がくりかえされるよ。
こんどは、筋肉よりも、知性よりも
つよいものが生きのびるよ」
「えっ、それって、なに?」
「精神の力(霊力)さ。愛だよ。
それ以外はみな恐竜とおなじような
運命をたどる。
平和を求める力が一体となったとき、
それはきみたちの世界でもっとも堅固な力となるんだ。
これはたんに、きみたちの文明を
絶滅から防ぎうる力がほかにないからにすぎない。
ビンカ、あまり悲観的にならないで。
愛はからなず勝利を手に入れるよ。
だって愛は宇宙最大の力なんだからね」「もどってきたアミ」(エンリケ・バリオス著) より
うつり変わる時期にある”というのが、
(ドランヴァロ・メルキゼデク著)では、
この銀河にある惑星は普通、
まず地球の磁場が弱体化して
不安定になります。
そして惑星の文明は衰退しはじめ、
最終的な段階に突入します。
最終段階は通常2年以内ですが、
最低でも3ヵ月は続きます。
この段階で文明の崩壊が始まり、
生存するだけで
相当な危険がつきまとうようになります。
文明を維持してきたシステムは
すべて解体し、
混沌が支配するでしょう。
文明が崩壊するという時代の変わり目にいて、
混沌が支配するというものなのです。
「フラワー・オブ・ライフ」第1巻 (ドランヴァロ・メルキゼデク著)には、
下記の様な説明があります。
地上の問題に対する展望
もし私たちが多次元的存在ではなく、
肉体だけの存在として
地球と結びついており、
他に行くところがないのだとしたら、
たいへん深刻な状況にいることになります。
しかし私たちが
私たちであるがゆえに、
地球に起ころうとしていることは、
非常にすばらしい
成長の媒体になることが可能です。
憶えているでしょうが、
人生は学校なのです。
マーヤー(幻影)は
マーヤーなのです!
もし私たちが今みずからの置かれた
非常に危険な状態を認識したなら、
私たち自身を
目覚めさせられるかもしれません。
私がこんなことを秘密にしておかないで
語る唯一の理由は、
私たちは沈み行く船に
乗っているようなものだからです。
船には大きな穴があいて、
水がどんどん流れ込んでいます。
もうそこに座ってゲームをしたり、
いつも通りの行動や考え方に
照らし合わせているような
時ではないのです。
もし環境についての真実を
知らなければ、
みなさんは今まで通り
そのまま続けてしまい、
行動に移さないで
終わってしまうかもしれません。
環境保護のために行動を起こすことを
勧めているわけではありませんが、
それもいいでしょう。
ただ、もっと大切だと思われるのは、
内的な行為である瞑想、
あなたを意識的に
全域の生命すべてと
再結合させてくれる瞑想です。
道教ではこう言います、
「何かをなそうと思ったら、
そのものとなってみよ」と。
外的に行動するのは
まったく間違ってはいませんが、
ここに求められる
もう1つの行動が存在していると
私は信じています。
そこで要求されるのは、
私たちが状況に目覚め、
真剣に受けとめて、
いくらかでも自分の意識に
真の変化をもたらせるよう
何らかの方法ではたらきかける
という精神のあり方です。
自分が目を向けて
理解しなければならない
内的な事柄は、
続けていくうちにゆっくりと
姿を現します。
高次意識が
3次元の世界に入ってきた時は、
たとえ3次元の視点からは
生命の終焉に見えたとしても、
生命のコインの裏側を理解する人はみな、
本当の問題はこうした環境問題に
あるのではないことを悟るでしょう。
”生命の終焉に見えたとしても、
生命のコインの裏側を理解する人はみな、
本当の問題はこうした環境問題に
あるのではないことを悟るでしょう。”
とある様に、
物質的な次元から見る状況と、
霊的な次元から見る状況は、
全く違うのです。
思考が先でそれが、現実として現れるので、
新しい時代がやってきて、
新しい考え方になり、みんなが幸せになるのではなく、
新しい考え方を採用し始めて、
どんな現実でも祝福を見出して幸せに生きることが出来ると、
その人に、新しい時代がやってくるようになります。
実際は、地球さんが幅広く周波数帯を保持していますから、
自分がどこの領域に軸を置いているかによって、
現実の現れ方が違って来ます。
同じ地表上でも天国を生きる人と、
地獄を生きる人に分れるのです。
新しい時代がやって来るのを、
待っている人には、
実際にはやって来ません。
待っている現実が続きます。
この混沌とした時代をやっつけよう!とやっても、
この混沌はそういう設定のものなので、
やっつけることはできません。
答えは内側にあるのです。
アミ風に言うなら、
”第四水準に入る”ということでも、
この第三水準の世界は善くはならないし、
変わりません。
第三水準の世界というのは、そういうものなのです。
第四水準に入るのは、
自ら選択して、自分自身をその水準にまで、
高める必要があります。
エイブラハム風に言うと、
惰性で創造する人は、
周囲の状況に流されて、第三水準のままを維持しますが、
意図的に創造する人は、
地球さんと一緒に第四水準に入って行きます。
今のこの混沌の時代を、
これはおかしい、間違っている!と、
否定し続けるのか、
肯定して、自分の欲求は何かを知ることが出来る、
絶好の機会だと見るのか?
”地球に起ころうとしていることは、
非常にすばらしい
成長の媒体になることが可能です。
憶えているでしょうが、
人生は学校なのです。
マーヤー(幻影)は
マーヤーなのです!
もし私たちが今みずからの置かれた
非常に危険な状態を認識したなら、
私たち自身を
目覚めさせられるかもしれません。”
という箇所は、
物質的な次元でしか、