「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

という本を読みながら、

エイブラハムという霊的なグループが伝えてくる、

「引き寄せの法則」と呼ばれるものについて、まとめて書いています。

 

鵜呑みにしないで検証しましょう

宇宙の法則の定義(エイブラハム)

引き寄せの法則とは何か?(エイブラハム)

思考と引き寄せの法則の関係(エイブラハム)

思考と現実の関係(エイブラハム)

という記事の続きです。

 

人生の軌道修正(エイブラハム)と言う記事で、

下記をご紹介しました。

 

ジェリー それでは「許容し可能にする」状態とは、
あるレベルでは
自分の周囲でネガティブなこと
(あるいはわたしたちの視点から
ネガティブに感じること)を目にし、認識しても、
それでも楽しいままでいようとする、
ということなのですか?

それともネガティブなことは
ぜんぜん見えないんでしょうか?

あるいはネガティブとは見ないのですか?

エイブラハム そのすべてだ。
あなたが自分にとって重要なことに焦点を定めていたときには、
テレビを見ないし、新聞を読まなかった。

自分のすることを楽しんでいたわけだ。

自分にとって重要なことに関心を向け、
「引き寄せの法則」によって、
それがますます力を持ち、
明晰になっていった。

ほかのことは成長し望みを達成しようという
あなたの意図と一致せず、
あなたの経験には引き寄せられてはこなかった。

自分が欲することがはっきりわかっていれば、
自分を無理やりに軌道に乗せる必要はない。

「引き寄せの法則」によって自然にそうなる。

また「許容し可能にする者」でいることも
難しくない。

簡単にそうなる。

なぜなら、自分にとって大切なことは
無関係なほかのすべてに関心がなくなるから。

テレビは価値ある情報を
たくさん提供しているかもしれないが、
それよりもはるかに多くの、
あなたがたが体験したいこととは
ほとんど無関係な情報を送ってくる。

あなたがたの多くは、ただテレビがあるから、
ほかのことを決意していないから、
座って見ている。

だからテレビを見るというのは普通、
意図的な行動というよりも惰性の行動なのだ。

そのようなはっきりした意図のない、
決意のない状態では、
やってくるものの影響に無防備に身をさらしてしまう。

自分が何について考えたいか
というはっきりした意識を持たずに、
自分が欲していない周りの世界の出来事の思考という刺激に
文字どおり爆撃されていると、
自分が選択しなかったものをたくさんの経験のなかに
取り込んでしまう。

これが惰性によって創造する、
ということだ。

はっきりした意図もなしに
何かに思考を向け……それについて考え、
したがって、それを─欲していてもいなくても─
引き寄せてしまうのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

惰性によって創造してしまうことで、

選択していない様なものが、

経験の中に取り込まれてしまうことがあります。

 

あなたがたは素晴らしい時に生きている。

技術が高度に進歩した社会では、
思考は世界中の刺激にアクセスできる。

この情報へのアクセスは成長、拡大のチャンスを
与えてくれるから、
あなたがたにとって大きな利益だ。

しかし同時に、
とんでもない混乱の原因にもなり得る。

狭い範囲に焦点を絞る力によって
物事はより明確になるが、
一時に多数のことに焦点を定める力は
往々にして混乱をもたらす。

あなたがたには受容力がある。

あなたがの思考のプロセスは非常に速く、
一つのことだけを考えれば
「引き寄せの法則」によってますます
その思考が明確になり、
やがては文字どおり思いがすべて
かなうようになる。

だが、あなたがたの社会には
思考への刺激が満ち満ちているので、
はるか遠くまで前進するのに
十分なほど長い時間、
一つのことに焦点を定め続けられる人は
ごく少ない。

あなたがたのほとんどは気が散りすぎて、
どんな思考もそれなりに偉大なレベルにまで
発展する機会がない。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
 

ツイッターのアカウントを作った時、

TLに流れて来る情報の騒々しさに、

眩暈がしてくるようでした。

欲しくもない情報が垂れ流されるし、

順番に追うのも面倒だし、

瞬間瞬間、反射的に反応し続ける、

時間を無駄に使う為のツールだと感じました。

 

情報はある程度、取捨選択できますけれども、

その情報のほとんどが、

どうしても必要で、取得しなければならない、

という様なものではなく、

一方的に与えられて、

自分の隙間を埋められていきます。

 

でも、それに慣れてしまい、

ツイッターを触らず、見ず、離れてみると、

刺激が不足して、退屈に感じるのです。

 

離れて見ると、如何に情報過多で、

刺激にさらされていたなと分かるのですが、

物足りなく感じるのです。

 

退屈だわ、なんだかやることないわと。

それで、手っ取り早く、ツイッターを開きます。

 

私の場合は、

ツイッターは一方的に発信するだけなので、

そこまでツイッターが大事には感じないのですが、

2chで遊んでいた時期、

まとめサイトの記事を延々と読んでいた時期は、

やめなきゃと思うのにやめられないみたいな、

刺激に依存していて、流されていたなと感じます。

 

情報量が多いのに、

その刺激に慣れてしまうと、

手放せなくなってしまうんだよね。

テレビをつけっぱなしにしていた時代と、

何も変わりがない訳です。

 

あなたがたは思考への刺激が多い社会に
暮らしているから、
その刺激をオープンに受け入れていると、
ますます多くの思考を引き寄せることになる。

あなたがたが対処する時間もなく、
また対処したいとも思わないほど
たくさんの状況や出来事や
人々が襲来するだろう。

メディアに1時間触れているだけで
とんでもない刺激を受ける。

すっかり圧倒されてしまい、
完全にメディアから自分を切り離し、
すべてに対して
自分を閉ざしてしまう人がいるのも不思議ではない。

あまりに多くの刺激が短時間にやってくるからだ。

そこで「節目ごとの意図確認プロセス」が
問題の解決策になる。

ここで書かれている言葉を読んでいるうちに、
混乱は消えて絶対的な明晰さが現れるだろう。

コントロール不能だという気持ちはなくなり、
コントロール可能だと思えるだろう。

そして多くの人にとっては、
よどんだ停滞した気分がなくなって、
生き生きと輝かしく前進しているという感覚が
生まれるだろう。

混乱が起こるのは一時にあまりに多くのことを
考えるからで、
一つの思考に絞れば明晰でいられる。

そしてどの思考にも
「引き寄せの法則」が作用する。

一つの思考を提示すれば、
「引き寄せの法則」が直ちに働いて、
その思考にさらに多くの刺激が与えられる。

思考から思考へ、思考から思考へと
飛び移れば、「引き寄せの法則」によって、
それぞれの思考にまずます多くの思考が
与えられる。

だから、あなたがたは圧倒されてしまう。

「引き寄せの法則」によって
とんでもなく大量の情報が集まってくるからだ。

情報はあなたがたの過去からやってくることも多いし、
近しい人たちからやってくることも多い。

結果はいつでも同じだ。

あなたがたはあまりに多くのことを考えて、
どの方向にも進めない
─もちろん、結果として苛立ちや混乱に襲われる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

昨日、私の上着に沢山、くっつき虫がついていることに気付いて、

コロコロで取ろうとしました。

丁度、息子が帰ってきたので、一緒に笑おうと思って、

見せたのね。

そうしたら、「あーくっつき虫さ、俺もこの前、

いっぱいついちゃったから、ネットで調べたら、

ウエットティッシュで簡単に取れるんだよ」

と教えてくれました。

 

インターネットのお陰で、

有用な情報がすぐ手に入る様になりましたよね。

早速試したら、簡単に取ることが出来ました。

 

ちなみに引き寄せ的には、

こういうのがいい流れですよね。

丁度、取ろうと思っていたタイミングで、

息子が帰ってきて、教えてもらえた。

息子は自分の為に調べたことだけれども、

私が喜んで助かった!と言うのを聞いて、

役に立って良かったと、嬉しそうでした。

 

エイブラハムたちは、引き寄せの法則と括っていますが、

スピリチュアル的な学びをしている人は、

みんなこういうのは、

当たり前の様に経験して理解していることだと思います。

シンクロニシティとかいいますよね。

また、自己犠牲でない相手への奉仕が、

自分の喜びにも繋がる生き方で、

他者への奉仕になります。

 

ある方のサイトの記事をご紹介しますね。

 

宇宙には

「必要なもの、望んだものは、時を違えずに必ず与えられる」

というスピリチュアルな法則があります。

 

この法則は、宇宙を信頼して生きている人だけが実感できるものです。

そして、この法則こそシンクロニシティと呼ばれるものです。
 
これは、人との出会いも同じです。

 

私たちは自分に必要な人と、

どんぴしゃりなタイミングで必ず出会うことになっています。

自分の歩むべき道をしっかりと歩いていれば、

必ずその道の途中で、

魂レベルでつながっている人々と出会うことができます。

それは、出会うことで相互にインスパイアし合い、

共に人生のステージを上がっていくことができるような、

素晴らしい相乗効果がもたらされる出会いです。
 
「そんなこと、ありえない」

「世の中そんなに甘くない」と思いますか? 
 そう思っていると、

“思っている通り”の現実を生きることになってしまうから、

気をつけてください。
 

それもまた、この宇宙の法則です。

 

「宇宙への信頼」も、観念レベルではダメです。

「すべてはうまくいっている!」と実感できるような体験がともなうと、

どんどん信頼が深まり、信頼が深まるほどに、

シンクロニシティが次々に起こってきます。

 

宇宙を信頼している心は、ベストの状態にあって、とっても軽い。

だから、軽やかに前へ進むことができるのです。
 
宇宙を信頼するとは、自分を信頼することです。

 

プラットフォームに着いたら電車が来た。

信号に差しかかったら青信号になった。

こうしたシンクロニシティも充分、流れに乗っている証拠です。

 

どんなに小さなことでも望んだこと、

必要なものが与えられたときには、

宇宙に「ありがとう」と言ってください。

 

では逆に、赤信号や間の悪いことが続いて、

何だか動きにくいときは?

 

それもまた、「違うよ」と教えてくれるシンクロニシティですから、

大事なヒントです。
 
つまづきは単に、物事を見直すチャンスなんです。

 

かといって、タンスの角に頭をぶつけるたびに

「これは何のメッセージ?」「何が違うの?」と

深刻に考え込まないでください。

 

すべては進むべき道への手掛かりであって、

大前提として、

宇宙が常に私をサポートしてくれている…という信頼が大切です。
 
それから、これは言うまでもないことですが、

宇宙を信頼していても、ただ待っているだけでは何も起こりません。

 

「自分はこの人生で何をしていきたいのか?」と内なる自分に尋ね、

心の奥底の声を聞いてビジョンを描き、

自分なりに行動していきましょう。

 

それがわからないときには?

 

わからないときに考えても、悶々としてしまいます。

その状態は言わば、自分の中が詰まって流れていない状態です。

ハートも閉じていて、情報がきても聞き逃したり、

見逃したりしてしまいます。

 

そんなときは考えるのをやめて、まずはリラックス。

それから、身の回りで起こっていることを見ていきましょう。

ポイントは宇宙を信頼し、ハートをオープンにしておくこと。

そうすれば、必要なヒントや情報がぴったりのタイミングでやってきます。
 
こういう目で物事を見ていくと、

意識が変わって、

これまで見逃していた色々なことに気づくようになるでしょう。

 

そして気づけば気づくほど、

さらにシンクロニシティが起こりやすくなって、

たまたま喫茶店で隣に座った人から、

パッと開いた本から、

必要な情報がやってくるようになります。

 

きっとあなたの人生も、宇宙の流れに乗って、

望んでいた方向へ展開していくことでしょう。
 
それは言わば、あなたの個性・才能を活かして、

本人だけでなく、周りをも幸せにする方向です。

 

努力が不要なわけではありませんが、

努力すること自体が幸せなので、苦にならない方向です。

 

ただし、ビジョンが大事といっても、

しがみついて重たくなったらスムーズに前へ進めません。

 

宇宙を信頼するとは、自分自身を信頼することと同じです。

 

自分と宇宙を信頼して、軽やかな心で、

気づきながら、手放しながら、受け取りながら、

人生に起こってくることの中に手掛かりを見つけながら、

進んでいってください。

 

 

印刷して何度も何度も読み返した記事ですが…。

同じようなことをエイブラハムたちも伝えていると思います。

 

引き寄せ界隈の人の多くは、

こういった場合、

くっつき虫がついちゃったの~(チラッ

どうしよう?

ってやって、

じゃあ、ちょっとネットで調べてみるねとか、

取って上げるよ!みたいなのを、

期待して誘導してやらせて、

引き寄せた!とか言いますよね。

 

これは自己への奉仕の在り方で、

(別に間違いとか悪いではないですけど)

相手より上に立つことで、

自分に奉仕させるという方法です。

 

いちばん優先して考えたい事柄を選べば、
「法則」つまり「宇宙」がその特定の思考に関する
思考や情報をさらにたくさん与えてくれる。

あちこちから
─対立したりぶつかりあったりする方向からも─
やたらに思考がやってくるのではなく、
最初に提示した思考に調和した
思考や出来事が訪れるだろう。

だから明晰で曇りのない気持ちになれるし、
もっと大事なことに、
自分の創造が前進していることが理解できる。

同時にたくさんのことを考えていると、
焦点の定めどころも力も拡散してしまう。

だが、その瞬間に最も重要なことに
焦点を定めれていれば、
力強く前進できる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

先日、冷蔵庫のドアを開けたら、

卵が落ちてしまいました。

(9個)

その瞬間、「もう!誰よ!」と怒ってしまいました。

(私です)

そして、娘が「ママー、あのさ」と話しかけてきたのに、

「ママ、今、ちょっとお話したくない!」と、

八つ当たりをしました。

 

その様子を自分でも眺めていたのだけど、

咄嗟に受け入れたくない事が起こると、

どうしても自分のせいではなくて誰かのせいにしたいし、

何かや誰かが傍にいれば、八つ当たりをして、

怒りを発散させたいと言う風に思ってしまいます。

 

スピリチュアルの学びの初期だと、

自分は完璧でいつもニコニコ穏やかで優しくあらねばと思うので、

こういう突発的な事が起きて、怒ってしまうと、

何てダメなんだ!と、ものすごく落ち込んでしまいます。

完璧でないからです。

 

でも、慣れてくると、その時、怒りが湧いて、

ドカンと爆発して、すぐ切り替えられる様になります。

私はムカっときたことを、自分に許しているので、

怒ったとしてもダメだとは思わないのです。

ああ、やりきれないよね、せっかく買った卵を、

落しちゃったんだものね、と認めました。

 

一番困るのはお弁当のおかずの卵なので、

どうしようと考えました。

2個は割れて中身が飛び出して、

救出不可能な状態でした。

残りも全滅かも…と思いながら、

取り敢えず落ちた卵を拭き取って、

1つずつ確認すると、2個無事でした。

残り5個はひびが入っているだけだったので、

すぐゆで卵にしました。

 

それから、ゆで卵をどうやって食べるかを、

考えました。

 

お弁当用にも残したいため、

煮卵を作り、残りは夕飯のグラタンに乗せて食べました。

 

どうして落ちたのよ!とか、

2個損しちゃった!とか、

ツイてないとか、

悪い引き寄せをしてしまった!とか、

ネガティブな思考に囚われていると、

多分落ち込んでしまいますが、

すぐに切り替えて、

解決策を考える様にしたので、

気分は暗くなくなり、

結果的に2個はダメになりましたけど、

美味しく食べたので、よかったかなと思いました。

 

引き寄せ界隈の人は、

自分がどんなに凄い引き寄せをしたのかという、

マウント合戦に熱心になりますから、

こういうちょっとした、”悪い事”が起こると、

一気に落ち込むと思います。

でも、物事には善いも悪いもなく、

人によって解釈が違うだけなのです。

 

私はこの経験で、

人のせいにしてしまうって気持ちや、

切り替えを出来るだけ早くする重要さ、

解決策に思考を向けると、

気持ちがどんどん明るくなることなどを、

順を追って理解しました。

だからよかったなと思いますし、

卵を割ったことが恥ずかしいみたいな気持ちより、

これもネタに出来ると前向きに捉えることが出来る、

自分の思考の方向も確認できました。

 

ほとんどの人が惰性で人生を創造しているのは、
「法則」を理解していないからだ。

その人たちは選択肢が与えられていることが
わかっていない。

運命だの宿命だのを信じている。

「これが現実だ。しかたがないのだ」と言う。

自分が思考を通じて経験をコントロールしていることが
わかっていない。

ルールを知らないでゲームをしているようなもので、
だからすぐゲームに飽きてしまう。

自分が特に望むことに意識的に関心を向ける、
これはとても大切なことだ。

そうでないと、
周りの影響に振り回される可能性がある。

思考の刺激という爆撃にさらされるのだ。

それに自分にとって重要な思考を
しっかり定めていないと、
自分にとって重要か重要でないかわからない
他人の思考に刺激されてしまう。

自分が何を望んでいるのかわからなかったら、
その意図を確認すればいい。

「わたしは自分が何を望んでいるのかを知りたい」と。

その欲求をしっかりと確認すれば、
データが集まり始める。

チャンスが引き寄せられてくる。

選択すべき
さまざまなことが引き寄せられてくる。

そうやって絶え間なくやってくる
思考の流れのなかから、
自分が特に望むよりよい思考を
選び出すことができるだろう。

常に「引き寄せの法則」が働いているから、
異なる思考を選ぶより
目の前のことをただ眺めているほうが簡単だ。

そして目の前のことをただ眺めていると、
「引き寄せの法則」によって
さらに同じことが引き寄せられてきて、
やがては自分にはコントロールできないと
思い込む。

多くの人たちは「自分には選べない」
「選べるほど自分には価値がない」
「自分には適切な選択ができない」
と教えられている。

だが慣れてくれば、
自分の感じ方で適切な選択かどうかが
判断できることがわかるだろう。

広い視野に合致した
思考の方向を選んだときには
喜びがわいて、
適切な思考だということを確認してくれるから。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

 

カウンセリングを受けた話を何度か書いていますが、

私もそうでしたが、

相手の感情や思考が読めると思っている時、

こちらの言動に対する反応、

返事や顔色を見ながら、

「こうだろう」という風に考えることが、

読めると思っている内容です。

 

つまり、自分だったらこうする、

こうしてきたという様な、

経験したことを当てはめて、

相手もこうだろうと考えるのです。

 

実際には、エスパーの様に、

相手の感情や考えを詳細に読んでいる訳では、

ありません。

これを投影している、鏡にしていると、

書いています。

 

全くの無反応、

褒めても、けなしても、同じ対応、

相手から積極的なコミュニケーションがない時、

相手の感情や思考は読めません。

何も手掛かりがなく、想像が出来ません。

その時、自分はどうするか、

どうしたいのかということと、

向き合う様になります。

 

そこで初めて、

自分の気持ちや考えよりも、

相手の反応を見ながら、

自分がどうするかを決めて来たり、

相手の反応によって、
自分の感情が左右されたりしていることに、

気付きました。

 

その先にあるのは、

相手が〇〇したから私はこうしたのだ、

私のせいではない、という、

責任転嫁です。

 

先生の方針は、

カウンセリングを受けること自体も、

あなたが決めなさいというものでした。

でも私は、先生の言われた通りに通院するつもりだったし、

もしそうなっていても、何の疑問も持たなかったと思います。

”「自分には適切な選択ができない」”と思い込んでいたからです。
 
相手の言われた通りに行動するとか、
相手の反応を見ながら、自分の言動を決めるというのは、
つまり他人軸です。
自分の責任を放棄した状態なのね。
 
これをひっくり返して、自分に責任がある、
相手や外側の状況ではなくて、
自分がどうしたいかを決めるというのは、
初めはとても不安で、苦しく感じます。
 
誰かや何かのせいにすることが出来ないから、
逃げ場がなくなるからです。
 
でも、自分から始まっている、
自分のことは自分に主導権がある、
ということを本当に理解しないと、
法則を上手に活用することは出来ません。
 
引き寄せ界隈のカウンセリングやコーチングを、
行なっている人というのは、
その基本的なことを理解していない人が、
多い様に感じます。
お互いがお互いを鏡にして、
操作しようとしている状態で、
共依存関係に陥っています。
(お客さんは依存することで、
カウンセラーに支配させようとするのね)
 
じゃあ、突き放して、
自立を促す形で商売が成り立つのか?といったら、
ほとんど成り立たないと思います。
ボランティアとか、おまけ的な感じなら出来ても、

それを収入のメインにすると、難しいですよね。
 

エイブラハムたちから見ると、
全ての人は、
調和や発展を望んでいるという風に、
捉えていると思います。
 
この全てという部分は、
今の地表上の生活では、そこまで至らなくても、
最終的には向かうよね…くらいの、
かなり幅広い期間を見ているでしょう。
 
引き寄せの法則を、
多くの人達が上手に活用する様になれば、
自然と調和や発展に向かったと思います。
けれども、
商売にしたり、夢中になって情報収集する人の多くは、
自分だけが得することを考えて、
その為に他者から奪うという方へ、
法則を働かせようとしています。
 

くっつき虫がついちゃったの~(チラッ

という人達が熱心にやっているよね。

 

そういう在り方も、エイブラハムたちは、

否定しないのだけれども、

宇宙の流れから見ると、

自然に調和や発展に向かう方向には、

行きません。

 

引き寄せの法則で言うと、

どんどん加速していきますので、

最終的には、停滞し崩壊していきます。

(そういう人いますよね?)

 

シンクロニシティで言えば、

そっちじゃないよ!というサインは、

沢山出ていると思います。

 

物質主従の捉え方をしていると、

喜びに感じることも、

霊的な側面から、本当の自分の望みから捉えると、

喜びではないことは沢山あると思います。

世間から、親からそれが喜びだよと刷り込まれている、

でも本当にそうは思ってはいなかった、

ということがあるのです。

 

”広い視野に合致した
思考の方向を選んだときには
喜びがわいて、
適切な思考だということを確認してくれるから。”

とありましたが、

霊的に成長していくと、視野が広くなり、

”私”の範囲が広くなり、本当の喜びが分かるのです。

 

上手くいかないと感じることがあったり、

 

足踏みする様な状況になったりという時、

そこで上手に転換すると、

流れに乗って行けるのですが、

傲慢さを克服せず、

また、自己顕示欲が強い人は、

SNS等で大袈裟に発信しますから、

後に引けなくなる為、

突き進んでしまいます。

 

柔軟性や素直さが鍵だと、

よくお伝えしていますけれども、

もし、自分を高い位置に置いて、

誰よりも凄くありたいといった欲がなければ、

間違いでした、ごめんなさいと、

素直に認められると思います。

 

こういうことも、やっぱり、

他者からの反応を気にしているという時点で、

他人軸の生き方なんですね。

自分軸であれば、間違いを素直に認めて、

より自分が望むことに集中できる様になります。

 

自分が間違えてもそうでなくても、

他者には関係のないことだと分かるからです。

誰かにそれを馬鹿にされても笑われても、

自分には関係のないことが分かるからです。

 

自分軸である、自分と他者の境界線を引く、

ということで、

自分らしく生きるのが楽になると思います。

そして他人の思考に刺激されることもなくなるでしょう。