「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

という本を読みながら、

エイブラハムという霊的なグループが伝えてくる、

「引き寄せの法則」と呼ばれるものについて、まとめて書いています。

 

鵜呑みにしないで検証しましょう

宇宙の法則の定義(エイブラハム)

引き寄せの法則とは何か?(エイブラハム)

思考と引き寄せの法則の関係(エイブラハム)

思考と現実の関係(エイブラハム)

道を敷く(エイブラハム) 

欲求の優先順位(エイブラハム)

許容し可能にする人間関係(エイブラハム)

暴力的な場面に遭遇しない方法(エイブラハム)

世界の望まない出来事(エイブラハム)

考え方や習慣を変える(エイブラハム)

望まなくなり成長が止まる時(エイブラハム

最善の行動とは?(エイブラハム)

間違った創造をしない域(エイブラハム)

量子的飛躍は出来るのか?(エイブラハム)

60日ですべてを達成する(エイブラハム)

 

引き寄せの法則まとめ1(エイブラハム)

 

という記事の続きです。

 

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

という本を読み返して、勉強し直すついでに、

ブログ記事でシェアしてきました。

 
宇宙法則には、下記の、
 
(一)意識想念の法則

現在意識的な想念がなければ何も創造されない。

すべてのものは、宇宙心か宇宙心の単位である
人の心かの意識的想念によって顕現されているのである。

凡ての主観的創造は、意識単位(人)か全体心(宇宙)かの
いずれかの思考の結果なのである。
 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より

 

という法則があります。
現実として現れているものは、
人か宇宙(神)の思考の結果ですとのことですが、
宇宙法則などのこの世界の仕組みを知れば知るほど、
人智を超えた存在が完璧に創っているのを、

理解出来るようになります。

 
「もどってきたアミ」(エンリケ・バリオス著)から、
下記の説明をご紹介しました。
 
「すべての物やひとにコード番号と名前が
つけられているのを知ったからといって、
べつに問題はないだろう…」
 
ビンカはおどろいて言った。
「一人ひとりすべてのひとに!?」
 
「前に話した銀河系の中心にある
”スーパーコンピューター”にだよ」
とアミ。

「それに”スーパーコンピューター”は、
なんでも知っているって言ってたよね」
ぼくはアミが以前に話してくれたことを思い出して言った。
 
「うん。そして”親交世界”が未開世界をたえず監視している、
もうひとつ別の大きな理由というのは、
”スーパーコンピューター”にデータを送ることなんだよ」
 
「じゃ、みんな”リスト”にのっているの?」
 
「”きみたちのかみの毛の数まで数えられているよ”
と言っても、警察のように監視しているということじゃなくて、
保護のためなんだ。
ちょうどお兄さんやお姉さんが
弟や妹を見守っているような感じだよ」

「わたし、そうしたことは
みんな神がするのかと思っていたわ」
とビンカが言った。
 
「神はなにもしないよ」
アミのお父さんが、きっぱりと言い切った。
 
まるで異端者から
話を聞いているような錯覚におちいった。
 
アミはぼくたちの反応を見て少し笑ったあとで、
こう言った。
「もし、豊かな収穫を望む農民が、
畑にまったく種もまかなければ水も肥料もあたえず、
ただ神に祈ることだけに専念したとする。
いくら祈ったにせよ、
これでなんらかの収穫が得られると思う?」
 
「ううん。そのばあいはなにも……。
でも、もし種をまいて、
神のたすけを待ったとしたら……」
 
「もし、石を頭の上に投げたとしたら、
石はかならず頭の上に落ちてくるよ。
たとえ、どんなに神に祈ろうとね」
こんどはスクリーンのアミのお父さんが言った。
 
「花の種をまけば花が手に入る。
いばらを植えればいばらが手に入る」
 
「じゃ、神はなにをするの?」とぼくは聞いた。
 
「神はこの宇宙のすべての遊びを、
宇宙を支配する法でもってデザインし、
すべての物や魂に、
基本的なエネルギーである
神の愛の精神をそそぎこんだんだよ。
でも、そのあとのことは、
神ではなくわれわれじしんがしなくちゃならないんだよ」
とアミは説明してくれた。
 
「じゃ、どうして神は戦争や不正を許しているの?」
とビンカが聞いた。
 
「神が許しているんじゃない」とアミは言った。
 
「じゃ、だれなの?」
 
「戦争や不正を生み出し、
そして、それを許しているのは神ではなく、
きみたちじしんだよ」
アミは答えた。
 
なんとか、アミの言ったことへの反論をこころみようとしたが、
まったくできなかった。
 
アミの言うとおりだと思った。
 
ぼくの世界でなんどもなんども
くりかえして聞かされていることの疑問。
 
多くのひとが”天罰”とか”神のくだした罰”とかを言う。
でも、ぼくには、
アミの説明のほうがずっと信じられる気がした。
 
とくに、”神はなにもしない、
なにかしなくてはならないのはぼくたちのほうだ”
ということは、とてもはっきりと理解できた。
 
”神はこの宇宙のすべての遊びを、
宇宙を支配する法でもってデザインし、
すべての物や魂に、
基本的なエネルギーである
神の愛の精神をそそぎこんだんだよ”
とあります。
 
この宇宙法則という基本設定があって、
それをどのように活用させるのかは、
自由意志に任されています。
 
あなたは自分が考えていることと
実際に経験することの
正確な対応関係に気づくだろう。

どんなことをでも、いきなり経験のなかに
現れることはない。

あなたがそれを─そのすべてを─引き寄せている。
例外はいっさいない。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)
 
自分を観察し始めると、
自分の経験と自分の内面が関係していることに、
気付くようになります。
 
思考と現実が関係あるわけない!という人は、
まだ自分を観察するということが分かっておらず、
他人や外側を観察して、
あーだこーだ言っている状態です。
(それはそれでよいのです)
 
外側が自分の内側の反映だと気付いた時に、
じゃあ、逆に、内側を変えることで、
外側に影響を与えられるのでは?という様に、
考え始めます。
それが中々上手くいかない訳ですが…。
その方法論をエイブラハムたちは教えてくれています。
 

あなたの思考には
「引き寄せの法則」が常に働いているのだから、
あなたが、
「自分自身の現実を創造している」といっていい。

あなたの経験はすべて、あなたが提示する思考に
「引き寄せの法則」が働いた結果として引き寄せられてくる。

過去の何かを思い出していても、
今何かを観察していても、
あるいは未来の何かを想像していても、
今という強力な時点であなたが焦点を定めた思考は、
あなたのなかにある波動を引き起こす。

そしてたった今、
その波動に「引き寄せの法則」が作用する。

望まない経験をしているとき、
人はよく言う。

「こんなことは絶対に自分のせいじゃない」と。

「自分でこんなことを引き起こすはずがない!」と叫ぶ。

確かにあなたはその望まないことを
経験しようというつもりはなかったかもしれない。

しかしそれでも、原因を作った者はあなた以外にはいない、
というしかない。

あなたの身にそういうことを引き寄せる力は、
ほかの誰にもありはしないからだ。

望まないこと、
あるいはそのエッセンスに思考を集中させることで、
あなたは「たくまずして」それを引き起こしてしまった。

「宇宙の法則」を理解していなかったから、
つまり「ゲームのルール」がわかっていなかったから、
そちらに関心を向けることで
望まない経験を引き寄せてしまったのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

 

自分が経験していることは、
自分が招いたことなのだという説明について、
「そんな馬鹿な訳があるか!」
と怒る人もいるでしょう。
私はこういう場合、
詳しく説明したり、
その仕組みを理解させることよりも、
何故、わざわざ腹を立てる為に、
こういうったスピリチュアルな情報を漁るのか?
ということに注目した方がよいと思います。

その内側には何があると思いますか?

ある意味ではチャンスなんですよね。
何故なら、本当に興味もなければ、
そういった情報を気に留めることはないし、
目にも入らないからです。
 

 

エイブラハムたちは、

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)の中で、

「法則」を意図的に利用することで、

”あなたがたは自分の人生経験を

創造的にコントロールできることに気づいて

大いに楽しむだろう。”

と伝えています。

 

引き寄せの法則で商売している人の多くは、
法則ではないものを法則として広めていたり、
あちこちのブログや動画を漁って、
都合のよい部分だけを繋ぎ合わせて、
こうすれば願いが叶う!という形で、
売り出している人が沢山いますよね。
そもそも、引き寄せの法則自体は、
単に法則なので、別に願いを叶える法則ではないのです。
 
手に持っていたコップを離したら、
下に落ちるといったことも法則ですよね。
引き寄せの法則を万有引力の法則と翻訳する場合もあります。

万有引力の法則を願いが叶う法則!と言う人がいるでしょうか?

法則は私でもあなたでも猫でも、
法則を知っていても知らなくても、
同じ様に働くものですよね。
 
エイブラハムたちが伝えているのは、
宇宙法則の働き方を理解して、
意図的に利用して、自分の人生経験を、
コントロールしていきましょうということです。
これは闇雲に、アファメーションを唱えたり、
自分に暗示を掛けることではなく、
誰かのやり方を鵜呑みにすることではなく、
実践して理解しながら、
何度も練習して身に付けていくことです。
また、
自分自身の、意識、感情、思考をコントロールして、
進みたい方向を設定して、
意図的に創造していきましょうという手法で、
何かを手に入れるとか、恋愛が上手く行くとかではなくて、
もっと本質的な幸せとは何かを、
それぞれが追求していきましょうといった、
自分自身の内側と向き合っていくものです。
 
引き寄せ界隈の暗部というのかな?

本当に法則を理解した人が、

お金儲けをする為に、真実を隠して、

自分の都合の良い方に誘導していて、

誘導された人は、

正しく法則を働かせることが出来ずに、

上手くいったり、いかなかったりの、

ギャンブルの様な状態になって、

引き寄せジプシーになっていくのでは?と感じています。

そっちの方が儲かりますから。
 

例えば、引き寄せの法則のカウンセリングやコーチングの、

継続利用など、

ぼったくりもいいところですよね?

基本的な教えというのは、とても単純で、

難しいものではないのです。

それを実際に行うのかどうか、

習慣になるほど、繰り返し、繰り返し、

実践し続けるのかどうか、

といったところで違いが生じるだけで、

継続利用をさせること自体、

最初っから、正しく伝える気などないのが、

よく分かりますよね。

 

何でもそうかもしれませんけれども、

とくに霊的な学びというのは、

本人次第であって、誰かが導いてあげる、

といったものではないです。

また、どんなに素晴らしいカウンセラーでも、

お客さんはカウンセラーにとって、

自分の鏡でしかありません。

お客さんの問題と感じているものは、

カウンセラー自身の問題です。

お客さんにとってもそうで、

自分が自分にしてあげたいことを、

お金を払ってカウンセラーに求めていませんか?

そこに善悪はありませんが、
共依存的な関係から脱しない限り、

双方の成長には繋がりません。

 

 

引き寄せ界隈の発信者には、
望まない状況にNOを突きつけましょう!と、
言うようなことがありますが、
法則から考えると、疑問に感じます。

 

「引き寄せの法則」の力を理解すればするほど、
意図的に思考を方向づけようと思うだろう。

望むか望まないかにかかわらず、
考えていることが実現するのだから。

あなたは考えを向ける対象を
経験のなかに招き寄せ始める。

例外はない。

望む何かについて少し考えると、
「引き寄せの法則」によって
その考えはだんだん大きくなり、
ますます力強くなる。

望まない何かについて考えると、
「引き寄せの法則」によって
その考えもまただんだん大きくなる。

考えが大きくなれば、
それだけ大きな力を引き寄せるようになり、
やがては確実にそれを経験することになるだろう。

何かを見て、それを経験したいと思い、
「うん、あれが欲しい」と考えると、
あなたは向けた「関心」を通じて、
その対象を経験のなかに招き寄せる。

だが何かを見て、それは経験したくないと思い、
「ああ、とんでもない、あんなのは嫌だ!」
と思っても、向けた「関心」を通じて、
対象を経験のなかに招き寄せてしまう。

万有引力を基盤としたこの宇宙では、例外はない。

関心を向けると、対象があなたの波動に取り込まれる。

関心や認識が長期間持続すると、
対象が「引き寄せの法則」によって
あなたの経験のなかに取り込まれる。

「ノー」はあり得ない。

もっとはっきり言うなら、あなたが何かを見て
「ノー、そんな経験はしたくない、消えてくれ!」
と思ったとしても、
実際にはあなたはそれを自分の経験のなかに
呼び込んでいる。

万有引力を基盤としたこの宇宙では、「ノー」はないのだ。

関心を向けるのは、
「イエス、望まないことよ、わたしのほうへおいで!」
と言っているのと同じことなのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

ジェリー つきあう人たちが
(望むと望まざるとにかかわらず)
引き寄せることは、
どの程度わたしたちとかかわってくるのでしょうか?

言い換えれば、つきあう人たちが引き寄せることは
─わたしたちが望むことでも望まないことでも─
どのくらいわたしたちの人生に持ち込まれるのでしょうか?

エイブラハム あなたの関心が向けられない限り、
何もあなたの人生には持ち込まれない。

だが、ほとんどの人たちは、
自分がつきあう人のどの部分に関心を寄せるかを意識して
選んでいない。

言い換えれば、他人のすべての部分に注意を向ければ、
そのすべてを自分の経験のなかに
招き入れることになる。

いちばん好きなところにだけ関心を向ければ、
その部分だけを自分の経験に招き入れることができる。

人生で出会う人は、あなたが引き寄せたものだ。

信じられない場合もあるかもしれないが、
その人たちとともにする経験も、
すべてあなたが引き寄せている。

人生経験はすべて、
あなたが自分で引き寄せなければ
起こらないのだから。

ジェリー するとネガティブなものを
はねつける必要はないってことですか?
ただ、望むものを引き寄せればいいということ?

エイブラハム あなたが望まないものを
押しのけることは不可能だ。

なぜなら、押しのけようとすれば
逆に対象の波動を活性化し、
引き寄せることになるからだ。

この宇宙のすべての基本は引き寄せの力だ。

言い換えれば、排除ということはない。

望まないものに「ノー!」と叫んでも、
実はその望まないものを自分の経験に
招き寄せてしまう。

望むものに「イエス!」と言えば、
その望むものを自分の経験に招き寄せるのだ。

ジェリー 聖書にある「悪に抵抗してはいけない」
というのは、
そういう意味なのかもしれませんね。

エイブラハム 何かに抵抗すれば、
そこに焦点を定めて押しのけようとすることで、
対象の波動を活性化する。

したがって、その対象を引き寄せてしまう。

だから、望まないからといって、
抵抗したり押しのけたりしないほうがいいのだ。

それに「悪に抵抗してはいけない」と
言った人は、
人間が「悪」とよぶものは存在していないことを
理解している賢者だったのだろうね。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

”「ノー」はあり得ない。
もっとはっきり言うなら、あなたが何かを見て
「ノー、そんな経験はしたくない、消えてくれ!」
と思ったとしても、
実際にはあなたはそれを自分の経験のなかに
呼び込んでいる。”

 

”この宇宙のすべての基本は引き寄せの力だ。
言い換えれば、排除ということはない。
望まないものに「ノー!」と叫んでも、
実はその望まないものを自分の経験に
招き寄せてしまう。”

 

といったことは、

スピリチュアルな教えでは、

基本中の基本ではないかな?と思うのですが、

引き寄せ界隈の人は、

望まない状況にNOを突きつけましょう!とか、
教える訳ですよね。
そして継続利用へと繋げるのです。
汚い商売の仕方をしていると思います。
永遠に真理には辿り着かないのです。
 

 

 
宇宙法則には、

(四)積極消極の法則

積極・消極(プラスマイナス)の二極がないと
何物も存在することは出来ない。

あらゆるものに二極があることが創造構成の基本法則である。

 
「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より

 

というあらゆるものには二極あるという法則がありますが、

全てのものごとには肯定的に捉えられる見方と、

否定的に捉えられる見方両方が必ずあります。

 

人間だと、男性(積極)と女性(消極)という二極があり、

一人の人の中に、右(積極)と左(消極)という二極がある、

という風に、様々なものの中から二極を見つけることが出来ます。

磁石だとS極とN極セットで磁石になりますよね。

 

今、自分がネガティブな考え方をしていたとしても、

ポジティブな考え方に変えることも出来る、

という、ものごとの捉え方を変えるというのが、

大事なポイントになります。

これは私たちの目標である、

二元性の克服ということでもあり、

別の考え方はないかな?と、

繰り返し練習することで、統合意識を構築していきます。

 
「宇宙の羅針盤・下」(辻麻里子著)では、
下記のような説明があります。
 
試練や苦しみは人間が作り出したものです。
 
試練や苦しみはなく、ただ現象が起きた時に、
これは試練だとか苦しみだという観念を
人間が作り出したのです。
 
たとえば、転んだ時、倒れたという経験をしただけで、
歩くことと、転ぶことに、たいした違いはありません。
 
悲しみから人を救うのではなく、
これは悲しいことではないかもしれない、
という知恵をもたらし、
とらわれや固定観念から人々を解放することです。
 
物事を反転させた時に、
そこに気づきと喜びがあるのです。
 
この星の人は、ひっくり返っていることに気づいていません。
 
人は、気づきを気づきとして理解できません。
 
光は光として……そのままの状態で……
通すことができる光の図形を夢のなかで授けたのです。
 
今、地上にいる人たちは、
霊的な進化のレベルにおいて、さほど違いはありません。
 
ただ、途中で詰まっている、曇っているだけなのです。
 
知性のゆがみ、感性のゆがみによって、
地球人類はバランスを崩しているのです。
 
知性と感性の二本の柱が支えになって、
その真ん中に魂の柱が天上に向かって伸びあがり、
この二つが両輪になって魂は進化してゆくのです……。
 
”物事を反転させた時に、
そこに気づきと喜びがあるのです”
とありますが、
ひっくり返すことが出来る様になると、
”とらわれや固定観念から”解放される様になります。
 
考え方、捉え方次第で、
全く違ったものに変化するのです。

その考え方や捉え方というのは、

人それぞれ違いますよね。
個々の創造性を発揮できます。
誰かのカウンセリングやコーチングを受けても、
誰かのコピーを量産するだけなのです。
自分の中の経験から引っ張り出してきて、
これだという考え方、捉え方を探さないと、
意図的な創造は出来ません。

 

望むと望まざるとにかかわらず、
自分が考えることのエッセンスが
自分の身に起こる。

こういわれると最初は不安かもしれないが、
そのうちきっと、
この強力な「引き寄せの法則」の公正さと一貫性、
絶対的な作用をありがたいと思うだろう。

わたしたちはそう願っている。

この「法則」を理解し、
何に関心を向けるかに関心を持つようになれば、
自分自身の経験をコントロールする力を取り戻せる。

人生経験をコントロールできれば、
望むことはなんでも達成できるし、
望まないことはなんでも経験から排除できることも
思い出すだろう。

 

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

 

 

自分の思考が現実に経験することに影響を与えている、
ということが分かると、
思考を監視しようとしてしまいます。
自分の思考を観察すると、
絶えず、色々なことを考えていると思いませんか?
例えば今、この記事を書いている時に、
文章を考えつつ、家事の段取りを考えたり、
外で車が止まった音がしたので、
何かな?と考えたり、
色々なことを考えています。
忙しない…と思います。
 

 

「引き寄せの法則」は
常にあなたの波動に作用しているから、
あなたが望むものを創造するプロセスにあるか、
それとも望まないものを創造しているかは、
感情に気をつければわかる。

このことを知っていると、
とても役に立つ。

物質世界にいるあなたがたは、
強力な「引き寄せの法則」を学び、
自分が思考の対象を引き寄せていることを
理解し始めると、
自分の思考をいちいち監視したり
警戒したりするかもしれない。

しかし人はいろいろなことを考えるものだし、
「引き寄せの法則」は
ますます多くの思考を引き寄せるから、
思考は監視しきれるものではない。

思考を監視しようとするよりも、
自分の感情に関心を向けたほうがよろしい。

あなたのなかでも広やかで古くて賢明で
愛情あふれる「内なる存在」、
その部分の見方と調和しないことを考えると、
あなたは違和感を覚えるだろう。

だからすぐに思考を
別のもっと心地よい、したがって、
自分に役立つものへと振り向けることができる。

あなたがたは
この物質世界の身体に宿ろうと決めたとき、
「感情という素晴らしいナビゲーションシステム」を
利用できることを知っていた。

感情という指針を使えば、
いつも存在する素晴らしい感情を通じて、
自分がより広い知恵の方向から外れているか、
それとも一致しているかがすぐわかる。

望む対象のほうへ思考を向けていれば、
明るい前向きの感情を覚える。

望まない対象のほうへ思考を向けていると、
ネガティブな暗い感情になる。

あなたがたは、
なんであれ自分が思考を向ける対象を引き寄せる。

そのとき自分がどう感じるかに関心を向けてさえいれば、
自分という強力な磁力を持った「存在」が
どんな方向から対象を引き寄せているか、
いつでも簡単にわかる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

”思考は監視しきれるものではない。
思考を監視しようとするよりも、
自分の感情に関心を向けたほうがよろしい”
とありますが、
自分が今、どんな感じかな?ということであれば、
いい感じがする、明るい気分だ、
胸の辺りが軽い、楽しいといったポジティブなものと、
いい感じがしない、暗い気分だ、
胸の辺りが重い、苦しいといったネガティブなもの、
二種類しかないのが分かると思います。
思考ほど複雑ではないので、分かりやすいのです。
 
例えば、全くしょうがない人だな!と思っている場合でも、
微笑ましく感じているなら、明るい気分だし、
憎たらしく感じているなら、暗い気分です。
思考だけだと、その思考はどっちの方向かな?
というのが分かりにくいですよね。
 
”望む対象のほうへ思考を向けていれば、
明るい前向きの感情を覚える。
望まない対象のほうへ思考を向けていると、
ネガティブな暗い感情になる。”
とあります。
 
自分が進みたい方向、望みの方向へ向いた思考なのか、
そうでないのか?というのを、
感情を観察することで分るのです。
 
それを”感情というナビゲーションシステム”という言葉で、
エイブラハムたちは伝えています。
感情が指針になっている、ということです。

”そのとき自分がどう感じるかに関心を向けてさえいれば、
自分という強力な磁力を持った「存在」が
どんな方向から対象を引き寄せているか、
いつでも簡単にわかる”
ということで、
ポジティブな感情の時には、
望みを引き寄せているし、
ネガティブな感情の時には、
望まないものと引き寄せています。
 
望まないものをノーと言っても、
経験の中に呼び込んでしまうので、
望むものに転換しないといけないですよね。
宇宙には排除というものがないので、
肯定してイエスと思える様な考え方を探せば、
望む経験を自分の人生に引き寄せることが出来ます。
 
つまり、ひっくり返す訳です。
全てのものごとは、表裏一体であり、
肯定的な面と否定的な面の二極がある、
両面があるのが基本です。
暗いネガティブな感情の時には、
否定的に捉えている状態なので、
そのことについて、
肯定的に捉える見方を探すと、
明るいポジティブな感情になり、
望みを引き寄せるようになります。
 
この様に、
自分の思考や感情をコントロールすることが、
人生経験をコントロールすることになります。
 
感情を見て、ネガティブなら、
思考をひっくり返して、ポジティブな感情にする、
というのが流れです。
 
ある方のブログ記事に、
国之常立神様からのメッセージとして、
下記がありました。
 
“心に 怖れと不安があるうちは
平和を唱える資格なし

争いや災いは あなたの怖れと不安から
発信されてゆくもの

それを止めなければ 世界は変わらず
巡り巡って 自分自身に返って来る

そのことが 結果として 自分自身を滅ぼし
外界に 破滅の光景を映し出す

心に 静寂さを保つのであれば
外界で 如何なる事態が起きて来ようとも
その対処法を察知し 行動に移すことを可能とする

心に 静寂さを保つのであれば
あなたには 何万何千という守護霊団が取り巻き
無敵の艦隊を築きあげる

あなたは 自分自身という存在のすべてを制御せよ

自分自身の感情を 思考を 意識を 制御せよ

あなたの中に 乱れが生じると
その乱れの流れが 外界に映し出される

あなたの中に 喜びが生じると
その喜びの流れが 外界に映し出される

よって あらゆるすべての発信地は
自分自身の内にあり

これを 意識せずとも
感覚によって発動されるまで 窮めよ”
 
”あなたは 自分自身という存在のすべてを制御せよ
自分自身の感情を 思考を 意識を 制御せよ”
という箇所が、
初めて読んだ時は、ちょっとよく分かりませんでした。
でも、とても心に響くものがあったので、
書き写したメモや、印刷したものを持ち歩いて、
何度も何度も読み返しました。
苦しい時、悲しい時、繰り返し、
”自分自身の感情を 思考を 意識を 制御せよ”
と自分に言い聞かせました。
泣きながらでしたが、とても難しかったのを、

覚えています。

 

一日二日で達成できるもの、

マスター出来るものではないです。

 

“心に 怖れと不安があるうちは
平和を唱える資格なし
争いや災いは あなたの怖れと不安から
発信されてゆくもの
それを止めなければ 世界は変わらず
巡り巡って 自分自身に返って来る”
という箇所ですが、
本気で平和を求めるのなら、
他人を責めるのをやめて、
まず、自分から平和を創りましょう。
 
あいつが悪い、こいつが悪い、
社会が、政治が、支配者層が…。
これを言い続けても、変わりません。
”「イエス、望まないことよ、わたしのほうへおいで!」”
と引き寄せ続けているだけなのです。
世界が一向に変わらないのは、
自分にも責任があります。
 
スピリチュアルな学びを始めた頃は、
あいつが悪い!と言い切って、
これが善い!と教えてくれる人の話を、
鵜呑みにしていました。
はっきり道を示してくれる人が、
信頼出来る気がしたのです。
 
今、共鳴している方々の教えやメッセージは、
当時は、曖昧ではっきりしなくて、
イライラすると思った事もありました。
はっきりさせてよ、どっちなの?と。
私自身の状態も、正しさを証明する為に、
誰かを説得しようとしたり、
悪と戦おうと思っていました。
 
過ぎてみると、まだ二元性に留まっていて、
内なる闇を外側に投影していたのだなと、
眺めることが出来るのですが。
渦中にいたときは、そういう自分の姿が、
見えませんでした。
 
何度かご紹介している、
下記の銀河ネットワークさんの過去のブログ記事では、
 

自身の進化の過程において、

自発的に次世代領域への移行を意図(可視行為)する前提には、
全て(陰・陽)の事象を受容する意識・感情(不可視行為)が

自身の内に確立されていることが必須条件になります。

現在の自分の覚醒状況を把握するには、

三次元地球領域に事象化している

全ての現象(直接的・間接的)(外的・内的)に対して、
自分はどのような意識・感情を持っているかを洞察することが必要で、
陰的現象に対して、

排除・逃避意識(不可視行為)が存在している場合は

覚醒状況には近づいていないという理解が必要です。

日常において陽的ポジティブエネルギー(表)を

扱えるスキル(光エネルギーの発信)(ポジティブな行動)だけでは

達成することは出来ません。

 

日常において陰的ネガティブ的(裏)な

出来事(内面に隠れているエネルギー)を

排除・逃避しないで受容し変換するスキル (闇エネルギーの変換)を実行して

波動を反転させることが最重要ポイントで

これは銀河系公認の錬金術です

 

表裏一体=静動一体=統合

 

”陰的現象に対して、

排除・逃避意識(不可視行為)が存在している場合は

覚醒状況には近づいていないという理解が必要です”

とあります。
自称、目覚めた人たちに多い行動ですよね。
戦おうとする意識では、所謂、”覚醒”という状態には、
至っていません。
引き寄せの法則でも、思考を転換することがポイントになりますが、
これが”銀河系公認の錬金術”でもあります。
現実的に、目で確認出来ますので、
思考を転換することに挑戦してみてください。
現実が変わる、ということが起こります。
全ては自分次第なのだというのも、
完璧な神の仕組みで愛だと思います。