
ここ二ヶ月間の総括と今後の話をしよう ~幻のエンドコンテンツはₙC₅~
はじめに
本記事は下掲リンクカード記事と対になるものです。副題のやや不自然な日本語表現はこれに倣っているからと補足します。
目下関連を意識して欲しいのは「空白」ではなく「二ヶ月」のほうで、ちょうど二ヶ月前の6月5日にアップした当該記事内で宣言したのは、とある数値目標達成のために「今日の一曲!」を連続更新するというものでした。結局何がしたかったのかは明かさないままにまずは係る報告をします。
結果発表
結論から言うと「惜しくも目標達成ならず」で、自分ではコントロール不能の数字があと1足りませんでした。この記事で中間発表をした際に述べた通り実は6月中にはその必要数を満たせていたのですが、7月4日に発生した必要数-1イベントのマイナスを今日までに取り戻せなかったのが決定的な敗因です。その後8月1日に-4、同4日に-3がそれぞれ畳み掛けてきたので、当座の目標達成は困難となりました。
従ってひとまずは残念を表明しておくものの、今後約四ヶ月以内(大体今年中)に上記の-7を取り戻せばまだチャンスはありますし、事実前回の+7は短期間に得た数字なので「いくときはいく」ものと捉えています。自分でコントロール可能な数字との兼ね合いもあるのでタイミングが重要とはいえ、此度の怒涛の更新によってこちらは今後あまり負担にならなくなったため、寧ろこれからが肝要かもしれないとの結論です。
更新記事一覧
ともあれ二ヶ月間に亘るペースの早い更新というプランはきちんと完遂出来ましたので、選曲に何の制限も設けない「今日の一曲!」Ver.3.0に基くがゆえに一つ所にまとめる意義に乏しい点には目を瞑って、本項では裏話を交えつつ全30曲分の軌跡を振り返ろうと思います。以下、三つの留意点。
a. カバー画像を設定したものはリンクカードで、それ以外は記事タイトルへのリンクで表示します。タイトル横の【yyyy.m.d】は更新年月日です。
b. 適宜挿入されるアクセス解析の画像(と文字サイズ小の解説文)は自己満というか自分用の振り返りですが、これがないとリンクカードの少なくなる記事後半のUXが単調になるため賑やかしないしアイキャッチでもあります。
c. 「n年ぶり」を強調する文章が何度も登場するのは、今後の更新プランの説明に利用したいからです。
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1. 今日の一曲!しぐれうい「ういこうせん」 【2025.6.6】
冒頭にリンクした空白説明記事の「サインはV」に込めた5つのVのひとつにVTuberがあり、せっかくならタイムリーな言及にしようとMVが公開されて間もない楽曲にフォーカスする選曲でした。単にそれだけだったのですが、こちらの想定以上にニーズにピンズドだったらしく、今般の連続更新に於いて最も多くのアクセスを得た記事が最初の一本であったのは予想外の結果です。
上掲画像は7月22日のSSで、過去30日間に検索経由で見られている記事のインプレッションを示しています(左がクリック数で右が表示数)。クリック数はイコールでアクセス数ではありませんし、AmebaとGoogleが提供する数字にはズレがあるため実際にはもっと多くのアクセスがあると前置きまして(参考までに同記事へのアクセス数は6月が280で7月が197です)、着目に価するのは他記事と比較して桁違いの表示数です。
しぐれういさんの高い人気、MV公開による注目度の急上昇、曲名の解説的側面(ういこうせん:うい工船・蟹工船|うい光線・ういビーム)が噛み合って検索上位に食い込めたものと分析します。駄目押しで「CHURA MIKU STREET」のレポとグッズ紹介も押し上げ要因かも。
2. 今日の一曲!BIGMAMA「誰が為のレクイエム」 【2025.6.8】
二次元趣味からとそれ以外からの選曲を交互に行うと決めて最初の後者です。とはいえ書き出しは『SHOW BY ROCK!!』関連のワークスからですし、選曲プロセスもしぐれうい「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」(2022) → Giuseppe F.F. Verdi「レクイエム - 怒りの日」(1874)からの連想ゲームと明かしています。1.から文学要素も引き継いで『風立ちぬ』にふれたり、同バンドの魅力はクラシックありきじゃないことを力説するフォローパートも設けたりのプチ特集記事です。
3. 今日の一曲!瀬戸海月(CV:シスター・クレア)「ペトリコールを渡って」 【2025.6.10】
関東の梅雨入り宣言で急遽「雨」をテーマに選曲しました。この時点でも依然
1.との関連性が継続していまして、本曲の作編曲者は1.と同じくAiobahnさんですし変則的ながらVTuber関連楽曲と言えなくもないからです。コミックスを基に付焼刃の『電音部』知識を披露したのも特装盤や限定盤の所持をアピールしたのも、現物で蒐集したい性分ゆえとご寛恕ください。
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上掲画像は6月11日のSSで、1.の反響の大きさか更新再開の効果か直近7日間の平均アクセス数が200になりました。以降は今日までこのラインがニューアベレージとなっています。
4. 今日の一曲!Mr.Children「ALIVE」 【2025.6.12】
冒頭説明記事内で匂わせていた「一昔前の雑誌や書籍をソースとした音楽レビュー」です。実際は一昔前どころか三昔前ぐらいの『月刊カドカワ』を出典にミスチルの楽曲を約3年ぶりに単独でレビューしました。単独と付したのは2023年の旅行記にも言及があるからで、そちらを基準にするなら約1年半ぶりです。従前よりプレゼンス不足な気はすれどやはり根強い人気を感じさせ、ミスチルの楽曲はいつ何を取り立ててもコンスタントなアクセスがあります。
5. 今日の一曲!トゲナシトゲアリ「気鬱、白濁す」 【2025.6.14】
1.および3.と異なりIP単位でブログテーマを立てないアニソン枠としては約3年半ぶり;【ブログテーマ:(格好良い系)】に限定するなら約4年半ぶりの更新です。このブランクは種々の理由による結果的なものなので「この間何も刺さる曲がなかった!」的な他意はないのですが、生じてしまった沈黙を破る作品として『ガールズバンドクライ』は相応しいだけのエネルギーを有していると言えます。
6. 今日の一曲!フレデリック「ふしだらフラミンゴ」(+「YOU RAY」) 【2025.6.16】
フレの単独レビュー記事は約6年ぶりでした。長らくレビュー欲のあった楽曲なので書き終えてすっきりした次第です。プラスの一曲は4.と同じく2023年の旅行記内に言及していたもので、興味を抱き易い方の目にふれる機会を少しでも増やそうと序でにセルフ転載するスタイルを採りました。今後にも登場する(+「曲名」)は全てこの類です。
7. 今日の一曲!白石沙季(CV:宮沢小春)「風になっていく」 【2025.6.18】
3.と同様にIP単位の新規ブログテーマを充実させようとして『IDOLY PRIDE』にフォーカスしました。とはいえこの選曲は昨年のₙC₅が布石となっていたので、満を持してのレビューです。次の8.も「風」で重なってしまったのは後になってから気付きました。
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上掲画像は6月18日の/下掲画像は6月19日のSSで、ブログがアクティブになると新記事も過去記事も共に公式ハッシュタグ記事ランキングで上位に食い込んでくるという経験則に合致しています。
8. 今日の一曲!岡崎体育「潮風」~超個人的レキシコグラフィーを副えて~(+「私生活」) 【2025.6.21】
今般の連続更新に於いて最も力を入れた記事だとの自負があります。ここで初めて隔日ペースが崩れたのもそれだけ執筆に時間を要したからです。ドラマ版の『舟を編む』が地上波で放送される機に乗じてアニメ版の主題歌にスポットを当てようとの選曲理由でしたが、それ自体よりもおまけの読み物として企画した「超個人的レキシコグラフィー 辞典・事典・女性ファッション誌に見ることば」の執筆が楽しくてメインとサブの比重が逆転してしまいました。
それだけだと岡崎さんに失礼なので読み物のほうにも岡崎さんの楽曲を多く紹介し、他に「Explain」「家族構成」「普通の日」「おっさん」「Horoscope」「私生活」への言及がある半ば特集記事と化した次第です。加えて、1.と7.に関連性を持たせた選曲もあります。
9. 今日の一曲!Le☆S☆Ca「Room Light」~約5年半ぶりのナナシス記事~ 【2025.6.23】
本記事に関しては単に5年半ぶりの更新というより、アップするまでに5年半の歳月が必要だったとするのが正鵠を得ているかもしれません。『The Sound of Sister's Step』(2025)の発売に合わせたのは本当にただの口実です。核心をぼかしているので心の底からすっきりとはしていないけれど、胸の痞が幾分は下りたのと長年のスルーによるばつの悪さは解消されてフラットな心持ちになれました。
10. 今日の一曲!椎名林檎「月に負け犬」 【2025.6.25】
『芒に月』(2025)の発売日に同じく「月」をモチーフとした椎名林檎さんの楽曲を取り立てようとの選曲理由です。そして4.以来再びの「一昔前の雑誌や書籍をソースとした音楽レビュー」を念頭に置くも実態は三昔前の雑誌を出典としている記事でもあります。収録先アルバムで対となる「闇に降る雨」(2000)を過去にレビューしているためこれで据りが好くなりました。椎名さんの楽曲も4.と同様いつ何を取り立ててもコンスタントなアクセスがあります。
11. 今日の一曲!P丸様。「ちきゅう大爆発」 【2025.6.27】
同月内二度目の【ブログテーマ:VTuber】での更新です。1.もそうですがまずはソロで完結しているタイプというか本質がクリエイターの人選を優先して外堀を埋めています。本記事を以て改めてMVの素晴らしさに気付いてしまった影響で、MV紹介記事のVTuberセクションを丸々書き換えることとなり直近の更新に響きました。この力の入れ様は寧ろ本丸が同記事内にあることと無関係でありません。あとは偶然ながら10.の月とで対比が出来ています。
12. 今日の一曲!BURNOUT SYNDROMES「BABEL」 【2025.6.29】
約4年半前に筆を執った同バンドの特集記事はアップしたタイミングが良く(ある意味では悪く)、4thアルバムの発売一ヶ月前だったせいで「この間特集したばかりだしな…」の心理が働いて長いこと新譜レビューの機会を逸していました。そうこうしているうちに5thもリリースされてしまったので、そちらをメインにしつつも密かに4thの嗜好も明かせるプレイリストの全開示を行った次第です。
13. アイドルマスターシリーズのSC「クレイジー・クレイジー」「瞳の中のシリウス」ほか 【2025.7.1】
今般の連続更新に於いて初めて「今日の一曲!」ではなく、過去記事を利用した急場凌ぎの新記事を作成しました。SCとはSelf-Curationの略で、本来はₙC₅に先駆けるものとして用意したフォーマットですが【別作品での例:SC → ₙC₅】、際しては時間的猶予がなくSC単独での立ち上げです。とはいえアイマスに関しては当ブログ内で最も言及が複数記事に散逸している作品であったため、手ずからキュレーションするだけでもそれなりに大変でした。一言コメントの形で新規のパートも書き足していますしね。
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上掲リンクカードはアメーバスタッフブログのもので、急場の理由のひとつにも挙げていた「検索表示タイトルの設定をしたい」に関連するものです。この新機能を折を見て活用した成果は後のアクセス数増に如実に表れています。
14. 今日の一曲!group_inou「LAMP」 【2025.7.3】
グループイノウの単独レビュー記事は約5年ぶりです。『ごきげんよう』の気付きは予てからずっとシェアしたかったので、遣り残していた宿題の提出をやっと済ませた気分になりました。
15. 今日の一曲!喜多日菜子(CV:深川芹亜)「世界滅亡 or KISS」 【2025.7.5】
狭義の終末予言があった日に合わせて「世界滅亡」をテーマにした選曲です。13.でSCに対応するₙC₅は書かない旨を表明していたものの、SCをアップしたことでアイマス楽曲に対するレビュー欲が高まってしまい、アイマスのₙC₅を執筆するなら確実に5曲のうちに入れるであろう選曲にもなっています。結果として凄くボリューミーな「今日の一曲!」に仕上がったことから、ₙC₅の中に紙幅を割かなくて良かったと思いました。
16. 今日の一曲!電気グルーヴ「半分人間だもの」 【2025.7.7】
電気の単独レビュー記事は約3年ぶりで、14.の流れを継いでフロウで聴かせるタイプのトラックを紹介したい熱が高まっての選曲です。こういう系譜のレビューは今般の詞曲編を分けるフォーマットと相性が良く短時間でも書き上げられると14.で分かっていたため、ブログ執筆の時間をあまり多く確保出来そうにない場合に助かるとの裏事情もあります。と言いつつ元ネタのEinstürzende Neubautenの音楽にもきちんとふれて充実を図りました。
17. 『90年代アニメ&声優ソングガイド』から自分史に於いてエポックメイキングな20曲を紹介! 【2025.7.9】
13.以来二度目となる過去記事利用の新記事です。急場に順当な理由があった13.の時と異なりこの時は体調不良が原因だったので軽く済ませたかったのですが、体裁を整えた上で過去記事との繋がりを意識して一言コメントを新たに付すというのを20曲分行うのは普通に一記事分の負担でした。ですがその甲斐あって改めて各曲の魅力を簡潔に提示出来たと思います。
18. 今日の一曲!Underworld「Hilo Sky」『Strawberry Hotel』プチ語り 【2025.7.11】
アンダーワールドの単独レビュー記事は4年ぶりでした。言及量に斑こそあれ8thアルバム以降は毎度ディスク評をアップしてきているので、11thも取り立てるべきだろうということで成る丈全般的な記述に努めました。
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上掲画像は7月11日のSSで、検索表示タイトル設定様様で直近7日間の平均アクセス数が250を超えてきました。
19. 今日の一曲!冨田恵一「SANA SAMBA」~『こどものおもちゃ サウンドトラック』より~ 【2025.7.14】
ここで再び隔日ペースが崩れて中二日空いてしまったけれど、8.のように執筆に手が掛かったからではなくリアルが多忙ゆえの小休止でした。ここでまた過去記事の再利用をするのは流石に気が引けたので、短いインストナンバーをメインに据えれば短時間でも記事を書けるはずと目論んでの選曲です。【ブログテーマ:アニソン(サウンドトラック)】での更新は何と7年半ぶりでした。余談ですがこの『宝石の国』の記事は以前にも名前を出したことのある韓国のサイトnamu.wikiの当該項目からリンクされていてそれなりのアクセスがあります。
20. 今日の一曲!夢みるアドレセンス「大人やらせてよ」~ハイポテンシャルなベスト盤『5』プチレビュー~ 【2025.7.16】
夢アドの単独レビューは約6年ぶりです。普通以上に日にちが空いたのに軽めの文章量だった19.を反省して、冨田さんプロデュースの楽曲を中軸にレビューしつつベストアルバムにもそこそこ深くふれることで読み応えを担保しました。
21. 今日の一曲!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ「Yup! Yup! Yup!」~ₙC₅解体-1~ 【2025.7.18】
この時点で残り14日以内に10記事分の更新をしなくてはならず疾うに隔日ペースでは間に合わなくなっていたため、そうなった場合に備えて従前より考えていた意図的な(=13.と17.のような急場凌ぎではない)過去記事の連日再利用に着手した第一弾です。ₙC₅の中で最も検索サイトからの流入が芳しくないこの記事を解体して5曲分の「今日の一曲!」に起こし直せば、5記事分が埋まる上に各記事への流入機会が改めて得られると踏みました。事実これは後のアクセス解析の結果から功を奏したと言えます。
元記事からコピペしただけを許さず新規パートを設けるのは13.と17.でも見せたせめてものポリシーなのでₙC₅解体でもそれを遵守しまして、本記事については公式ファンブックからの引用と収録先アルバムのプチレビューを新たに行いました。ちなみにこの日には関東の梅雨明け発表があり、梅雨入りを理由に執筆した3.がある以上何か関連性を持たせられないかと考えていたため、『夏めきペイン』の名前を出せたのは僥倖です。元来「夏めく」は初夏の頃を指す言葉である点は扨置いてください。
22. 今日の一曲!Liella!「POP TALKING」~ₙC₅解体-2~ 【2025.7.19】
ₙC₅解体の第二弾です。新規パートはミーム楽曲の流れで「愛♡スクリ~ム!」(2025)の紹介、クリエイターつながりで『異次元フェス アイドルマスター☆♥︎ラブライブ!歌合戦』への言及、収録先シングルの表題曲に対するプチレビューと多岐に亘ります。
23. 今日の一曲!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「繚乱!ビクトリーロード」~ₙC₅解体-3~ 【2025.7.20】
ₙC₅解体の第三弾です。新規パートは22.とほぼ同じで、『異次元フェス アイドルマスター☆♥︎ラブライブ!歌合戦』への言及と、収録先シングルの表題曲に対するプチレビューとなっています。
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上掲画像は7月20日のSS(PC表示)で、参加中の公式ジャンルの中で上位100位以内にランクイン出来るようになってきました。スマホアプリの解析からだと別に特別感はありませんが、パソコンのブラウザからだと画像のように赤文字が付いたりフォローフィード上に順位が表示されたりの演出があります。ちなみに過去最高の13位は、おそらく公式ジャンル機能が実装されて間もない頃のものなので個人的にはノーカンです。下掲画像も同日のSSで、対応するように公式ハッシュタグ記事ランキングも好調となっています。
24. 今日の一曲!Aqours「少女以上の恋がしたい」~ₙC₅解体-4~ 【2025.7.21】
ₙC₅解体の第四弾です。メロディの区分に関する記述を表示の上で解り易く手直ししたほか、新規パートとして収録先シングルの表題曲および別のc/w曲のプチレビューがあります。
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上掲画像は7月21日のSSで、前日より更に順位が上がって驚きました。
25. 今日の一曲!μ's「もぎゅっと"love"で接近中!」~ₙC₅解体-5~ 【2025.7.22】
ₙC₅解体の第五弾です。新規パートは収録先シングルのc/w曲のプチレビュー。
26. 今日の一曲!B'z「YOU & I -Mixture mix-」(+「さまよえる蒼い弾丸」) 【2025.7.23】
20.まで守っていた「二次元趣味からとそれ以外からの選曲を交互に行う」のパターンが21.~25.で二次元側に偏ったので、ここからは5記事連続でそれ以外の方向へと傾けるバランス調整を図りました。その第一弾は約6年ぶりの単独レビュー記事となるビーズに委ねて、更に6.と8.に同じく2023年の旅行記からのセルフ転載でプラスの一曲もサルベージです。
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上掲画像は7月23日のSSで、隔日から連日へと上がった更新ペースの影響かやはり公式ハッシュタグ記事ランキングの景気が良くなっています。
27. 今日の一曲!相対性理論「YOU & IDOL」~シングルバージョンも紹介!~ 【2025.7.25】
26.の曲名から連想して第二弾はSTSRの楽曲にフォーカスしました。単独レビューは約3年ぶりです。26.も然りですが以前よりレビュー欲を抱えていた楽曲の良さやニッチなポイントを語れて満足しています。
28. 今日の一曲!ゆらゆら帝国「アイドル」 【2025.7.26】
曲名連想ゲームを続けて第三弾は当ブログではほぼ初めての言及に等しいゆら帝の単独記事です。今般の連続更新の終わりが見えてきて心理的負担が軽減されたからか、純然たる新記事でもここからは連日ペースを維持出来ました。
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上掲画像は7月26日のSSで、3.と18.に画像で示した通りニューアベレージは直近7日間どころか30日間を超えてもこの水準に落ち着いています。
29. 今日の一曲!BEAT CRUSADERS「LET'S ESCAPE TOGETHER」 【2025.7.27】
28.からの裏テーマとして「2010年に解散・休止に至ったバンド」に着眼して第四弾はビークルです。単独のブログテーマを立てていないため記事単位での比較をご容赦願いまして、「BANG! BANG!」(2005)をレビューして以来約5年半ぶりの登場となります。
30. 今日の一曲!キャプテンストライダム「ブギーナイト・フィーバー」 【2025.7.28】
裏テーマを引き継いだままで第五弾はキャプストです。29.と同じく単独のブログテーマを立てておらずしかし記事単位での比較も出来ませんで、とはいえ全く過去に言及がないわけでもない中途半端な状態から実に15年越しで記事化を果たせました。最初は「マウンテン・ア・ゴーゴー」(2003)をレビュー対象にしようかと考えていたのですが、歌詞改変バージョンの「〃・ツー」(2004)がアニソンなのでパターンのルール上今回は見送った次第です。
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以上、全30記事分の振り返りでした。「今日の一曲!」の中でも選曲の自由度が高いというか無制限のVer.3.0だからこそ逆に選曲に迷う場面もありましたが、連想ゲームや新しいリリースへの便乗やn年ぶりを解消したい使命感等々で都度適当にレビュー対象を定めていくのは楽しかったです。
この先の更新プラン
冒頭にリンクした説明記事でも述べている通り、今般の連続更新は約二ヶ月間の期間限定を想定していました。その動機付けとなっていた数値目標の達成は惜しくも叶わなかったけれど、音楽レビューを執筆する楽しさを思い出せたという立脚地からは意義深い水無月文月だったと結べます。
この感覚を忘れてしまうほうこそが本当に惜しいので、数値や期日に縛られなくなった今後はより柔軟に「今日の一曲!」Ver.3.0に基く更新をマイペースに続けていく所存です。まずは今般の連続更新に於いて僕の脳内でレビュー候補に挙がるも種々の理由で記事化を見送ってしまった楽曲について、このままお蔵入りでもどかしい気持ちを抱えたままにしないためにもそれらを優先してレビューしたいと思います。
例えば二次元趣味からとそれ以外からの選曲を交互に行うというパターンすら決めていなかった1.の時点ではVTuber楽曲を連続して取り立てる算段もあって、話を繋げやすいように同記事内のグッズ写真を次曲のヒントになるものを密かに映り込ませる匂わせ構図で撮ることまでしたのに結局活かしていませんし、体調不良で急場を凌いだ17.のテーマが90年代アニソンである背景に本来は別の90年代アニソンをフォーカスする予定があったのも一例です。
これが済んだ後のプランは変に自由度を下げたくないので話半分に表明しておくと、個人的に圧倒された楽曲を中心にピックアップしたい気持ちがあります。レビューのし甲斐がある楽曲と換言しても好く、筆の乗りが上昇基調の今だからこそ臨みやすいであろうとの兼ね合いと、音楽レビューブログとしての質を底上げしたい意欲が高まっているからです。
実はₙC₅もその狙いには上記の両方が含まれているのですが、アーティスト・作品単位でそれを実現しようとしていたₙC₅に対して、楽曲単位でそうしたくなったとの変節を起こしたと見れば必要なステップを踏んでいると言えます。曾てのまとめ記事では「実質エンドコンテンツにしたい」と表明していたₙC₅だけれど、どうやらまだエンドを見据える段階ではなかったようです。この気付きを不自然な日本語による副題「~幻のエンドコンテンツはₙC₅~」に込めました。
加えてもっと単純な理由として、元々は気軽なフォーマットとして誕生したはずのₙC₅が肥大化したせいで執筆に時間を要するようになっていたのが顕在化したデメリットだったので、久々に「今日の一曲!」に戻ったら書き易いことこの上なくₙC₅に戻し難くなってしまった本末転倒の向きもあることを挙げておきます。
要するに今後は「レビュー対象・内容で質を、早めの更新ペースで量を担保したい」のです。両者は矛盾し得るので両立は簡単ではないでしょうけど、上手く折り合いを付けられたらなと思っています。というのも更新記事一覧の留意点c.にも述べた通り、あまりにも「n年ぶり」の言及が多くてここ5年程の自分のサボりっぷりをいちいち突き付けられた二ヶ月間だったので、少しでもnを小さくする努力をしようという気にさせられました。というかせめて広範に「nヶ月ぶり」を目指すべきですね。
おわりに
さて、非常に長くなりましたがここ二ヶ月間の総括と今後のお話でした。明確な数値目標と余裕のない期日設定はプレッシャーであるのと同時に、パーフェクショニズムに囚われない良い意味での妥協を促すものであったので、それがなくなることによる悪影響が筆を鈍くする気がしないでもないけれど、ぼちぼち挑みたいと思います。