「今日の一曲!」Ver. 2.0(2017年9月23日~11月18日)の説明&まとめの記事
記事作成日:2020.12.30 ※ 投稿日時を変更して過去に表示しています。
■ 趣旨説明
2年半以上も間が空いているので本当に物凄く今更ですが、当ブログに於ける更新スタイルのひとつ「今日の一曲!」について解説します。本記事で取り立てるのはタイトル通りそのVer. 2.0(2017年9月23日~11月18日)で、記事作成日の時点で既に終了している過去のバージョンです。従って、実際にどのような更新が行われたかについてのまとめも併せて掲載します。
■ 「今日の一曲!」Ver. 2.0とは?
上掲リンクカード記事で説明した「自作のプレイリスト」と十面サイコロ×4の出目を組み合わせて、「偶然に選ばれた一曲を紹介する」という更新方法です。例えば、サイコロを4つ同時に振って出目が【1, 6, 2, 10】であれば(順番はアプリが自動的に決定したもの)、プレイリストでの対応位置【「1st」の[627番]】に記載している楽曲がレビューの対象となります。以下、細かいプロセスです。
まず、【出目】は「最初の数字」と[残りの数字]に分けて考えます。前者はプレイリストの列に対応しており、「1, 4, 7, 10」なら「1st」/「2, 5, 8」なら「2nd」/「3, 6, 9」なら「3rd」を参照せよとのマーカーです(確率的に「1st」が優位なのは仕様)。後者はプレイリストの行に対応しており、Excelに於ける表記上の都合で数字を7つ進める必要があるので、[6, 2, 10]なら[627番]([10]は[0]と見做す)を指し示します。従って、【1, 6, 2, 10】の出目は【「1st」の[627番]】となるのです。
参考までに現在(2020年12月末時点)のプレイリストで例示しますと、【1, 6, 2, 10】は電気グルーヴの「P」(2013)でした。同様に【7, 2, 10, 9】(=【「1st」の[216番]】)はKOTOKOの「Lupe」(2003)、【5, 10. 10, 10】(=「2nd」の[7番])は80KIDZの「Black Party」(2011)、【3, 8, 9, 9】(=「3rd」の[906番])はPELICAN FANCLUB
の「三原色」(2019)となります。
■ 更新済み記事のまとめ
1. 今日の一曲!ALI PROJECT「コッペリアの柩 (Noir Ver.)」
2. 今日の一曲!日高のり子・島津冴子・小桜エツ子・井上喜久子・鷹森淑乃「御旗のもとに」
3. 今日の一曲!フジファブリック「Surfer King」
4. 今日の一曲!Daft Punk「Digital Love」
6. 今日の一曲!BUMP OF CHICKEN「(please) forgive」
11. 今日の一曲!School Food Punishment「egoist」
12. 今日の一曲!BOOM BOOM SATELLITES「DRIFTER」
13. 今日の一曲!The QUEEN of PURPLE「Fire and Rose」
14. 今日の一曲!BUD VIRGIN LOGIC「断罪のソリテュード」
15. 今日の一曲!Mr.Children「ポケット カスタネット」
17. 今日の一曲!Justice「TThhEe PPaARRtTYY」
18. 今日の一曲!capsule「FRUITS CLiPPER」
19. 今日の一曲!坂本真綾「30minutes night flight」
20. 今日の一曲!B'z「GOLD」
21. 今日の一曲!Underworld「Confusion the Waitress」
24. 今日の一曲!プラズマジカ「青春はNon-Stop!」
以上、全26本です。狙ってこの総本数にしたわけではなく、26本目の記事をアップした後には「今日の一曲!」以外のスタイルに基く更新が三ヶ月以上継続し、その間に考え方が変わってVer. 3.0を思い付いてしまったがゆえの事後報告的な終了でした。
■ なぜVer. 2.0は終了したのか?
理由の一は、「選曲にもっと高い自由度を求めた」と同時に「お題の必要性をそこまで感じなくなった」からです。一と言いつつ二つあるじゃないかとのツッコミはごもっともですが、これはVer. 1.0から2.0への移行を考えた際に模索した条件『「選曲の自由度が高く」しかし「お題はあってほしい」の両方を満たすような更新方法』に由来しています。この条件をクリアしていたのが即ちVer. 2.0のことなので、これを終了する背景には前項への更なる肯定と後項へのやんわりとした否定があるということです。この点はVer. 3.0がどういうものかを説明しないと腑に落ちないでしょうから、以降の「Ver 3.0への移行」をご覧ください。
理由の二は、「選曲に使っていたサイコロアプリが使用不可になった」からです。iOSのアップデートにアプリ側が対応してくれませんでした。代替のアプリを探せばいいだけの話なので理由としては些末であるものの、これがダメ押しになった面は否めません。
Ver. 2.0の最大のメリットは「書き溜めが出来る」ところにあり、「今日中」に縛られていたVer. 1.0に比べたら書き手の負担はかなり軽減されていました。他にも時短に資するファクターは多く、「今日は何の日?」内の設問に答えなくてよくなったこと、「自作のプレイリスト」からの選曲は筆が乗りやすいこと、無駄に記事内容を発展させる必要がなくなったことなども実利的な改善と言えます。
三点目は次のような視点に言及したもので、Ver. 1.0でありがちだった思考パターン「今日は偶々このアーティストのこの曲を紹介出来たけど次はいつになるか見当もつかない…」からの「ならばこの機会になるべく広く浅く他の好きな曲も紹介しておこう!」が、Ver. 2.0では選曲の範囲がお気に入りの楽曲のみに予め絞られているため、「このアーティストの他の楽曲もいつかはランダムに選ばれるはずだ」の安心感が『ならば今回は当座の「今日の一曲!」に集中しよう!』に繋がり、ひとつの記事を未練がましくなく切り上げられるようになったという変遷です。
■ Ver. 3.0への移行
Ver. 2.0を経て、次は「より高い選曲の自由度」を旗印に「お題はなくてもいい」と方針を180度変え、当然「書き溜めが出来る」部分は活かせるような更新方法を模索し始めました。その結果で辿り着いたVer. 3.0の方針は説明に別記事を用意するまでもないシンプルな内容で、「選曲は気分次第でその都度決める」というこの上なく自由なスタンスに改めたのです。また、「お題はなくてもいい」とわざわざ'も'を挿入したのは、お題の存在を完全に否定したいわけではないことの表れで、「特定のお題の下に選曲を行う」ことも許可されます。
例えば、2018年3月5日~3月21日までは【テーマ:卒業/別離】の下に連続で更新を行い、そのまとめの記事を3月25日にアップしました。このように特定のお題が存在するタイプには、「まとめ(+補遺)」の記事を総括として用意しています。勿論都度の選曲で散発的に更新したタイプもあり、そのケースでは各記事を結び付ける共通項も必要性もないため特に総括はしていません。Ver. 3.0は2018年3月5日~現在(2020年末)まで継続していて、今後も変わらずに続いていく公算が大きいので、二つの記事に跨った「今日の一曲!」の説明は以上で完了とします。
【追記:2022.3.1】 紆余曲折を経て2022年3月からはVer. 4.0へと移行しました。詳細はリンク先をご覧ください。