お立ち寄りくださりありがとうございます。
こちらのブログは、商業アニメの制作過程において得た知識を元に書いてます。
アナログ(セル画)時代の仕上げ作業を経験した後、主にサンライズ、東京ムービー、東映動画系の下請けスタジオを転々としつつ動画の仕事を続けてきました。(たまに仕上げの仕事も)
その後は長いことスタジオジブリの仕事に関わっていました。
その間に、セル画からデジタル仕上げになり、ジブリ制作部解散後は、また、多くのスタジオの仕事に関わらせていただくことになりました。
ジブリとは使ってる仕上げ用ソフトも違うので、ガラパゴス状態。
多くのスタジオが使っているRETAS Studioにも少しずつ慣れ、新しい作品に関わるごとに、改めて動画注意事項を読むわけですが、作品特有の注意事項というより、動画の基本のようなことが何枚も書かれていて、それを読むだけで1時間以上も掛かってしまう。
今までも動画検査のお手伝いをする事はありましたが、最近はメインで請け負うこともあり、とりあえず、自分が請け負う仕事だけでも、基本的な事はブログにまとめ、注意事項は作品固有の事と、守られない事が多い事だけを1枚にまとめることにしました。
まずは、紙動画の作業者向けに書いた「注意事項」的なものですが、アナログデジタル関係なく、「動画作業」全般について書いてます。
ほとんどが新人時代に教わることばかりなので、出来てる人は読む必要がないものばかりですが、「こんな事も教えてもらえてないの?」という事案が多かったため、思いついたことから書いてみました。
一度作っておけば、リテイクを出す時も、該当ページをプリントすればいいだけなので。
また、アナログからデジタル仕上げとなり、仕上げ以降の工程が分かりにくくなってるため、アナログ脳の動画マン向けの手引きとなれば、と書いた記事もあります。
逆に、アナログ時代を知らない動画&原画マンも増えてるようなので、セル画時代のことも参考程度に書いてます。
その後、2022年6月頃からはClip Studio Paint EX(クリスタ)を使ったデジタル動画作業についての手順について書いてます。
お役に立つのであれば、こちらのブログ内容はコピーやプリントアウト等して利用していただいて構いません。
金銭が絡むと面倒なので、無償配布のみ。
ただ、このブログはまだ未完成ですので、途中の文章などを変えたり、追加したりする事もあります。
私自身まだ勉強中ですので、個人の責任において利用してください。
以下、目次的なもの。
その1「シートや動画番号の書き方」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750548.html
「原トレ(原画清書)について(追記)」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750604.html
その3「ヌリ分け(色分け)について」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750551.html
その7「手分け作業について」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750582.html
「線合成と面合成 その2」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750651.html
「線合成と面合成 その3」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12500750669.html
「仕上げ(RETAS)での合成の仕方」 https://ameblo.jp/lapislazuli2019/entry-12655665553.html
ここからはClip Studio Paint EXを使った動画作業(ざっくり編)
おまけ
ここからはClip Studio Paint EX 応用編
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大きな更新があった時は、背景画を変えますので、参考にしてください。