ざっくりとクリスタでの動画の手順を書きましたが、ここからはちょっと便利な使い方を交え、私の作業工程を追っていこうと思います。

 

デジタル動画といっても、道具がデジタル化しただけで、やることはかなりアナログ。

タイムシートも、ほとんどの会社は紙のシートに書くか、スキャンしたタイムシートの画像に書くかがほとんどです。

タイムシートの動画欄に書いてからスキャンすることもありますが、書き直したらまたスキャンし直さなくてはならないので、画像データに記入する方が楽でしょう。

 

1枚だけなら、画像データに直接書くのもいいですが、複数枚ある場合、タイムシート用のclipデータを作ってしまった方が楽なこともあります。

1枚ずつをアニメーションフォルダに登録して、提出時にはそれをセル出力すればいいのです。

 

私はこのようなタイムシート用のテンプレートを作って利用してます。

あらかじめ黒でしか描けないベクターレイヤーを作っておいて(ベクターの方が直線などを消すのが楽なので)、その下にシートの画像を登録します。

作品によってタイムシートのファイル名は違うので、作品ごとにテンプレートを作ってもいいでしょう。

書き出した後に直してもいいですが。

こうしておくと、罫線を消すことなく書き直すことも出来ますし、もう一枚上にレイヤーを作って、進捗状況を色分けして記入してます。

 

前述の「設計図」ほど複雑ではないけど、全体の進捗状況がわかるようにしておきたい時に便利な使い方です。

例えば、こんな感じ。

黒は、リピートで新規作画不要部分。

ピンクは6/1の作業分、薄緑は6/2の作業分。

提出時にはこのレイヤーは非表示にして書き出せばいいので。

間違えて動画番号のレイヤーに色を塗らないように、動画欄記入後は動画番号のレイヤーには鍵をかけておくのがいいでしょう。

 

 

リピートからの中割りとか、タイムシート上で数字が飛んだり、合成が多いカット内容の時、このような設計図を作ることをお勧めします。

 

全体の動きの流れを把握しやすくなりますし、進捗状況も一目瞭然です。